バドルゲス

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バドルゲス - (2025/07/14 (月) 22:36:34) のソース

&font(#6495ED){登録日}:2025/06/30 Mon 19:42:10
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 3 分で読めます

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#center(){&bold(){&sizex(4){ようこそジャスピオン、よくぞ我が巨獣帝国へおいでくださった!}}}

#center(){&bold(){&sizex(4){歓迎してやれ、バドルゲス!}}}


#center(){&blankimg(250630193358430.JPG,width=450,height=330)}
#center(){&blankimg(250630193734443.JPG,width=450,height=330)}
&sizex(2){出典:巨獣特捜ジャスピオン/東映/第44話「君は生き残れるか?出現した太古の魔境」/1986年3月10日放送}

『[[巨獣特捜ジャスピオン]]』の第44話「君は生き残れるか?出現した太古の魔境」に登場した巨獣。


*【概要】

頭の一本角や白い歯の並んだ大きく開いた口、ブタ鼻が特徴的な&font(l){ブサイクな}顔をした巨獣。
手足の短いずんぐりむっくりな体型をしており、[[ブルドッグ]]と[[ゴリラ>ゴリラ(動物)]]を合わせたような姿をしている。
『巨獣特捜ジャスピオン』に登場した最後の巨獣((新規に登場したもので。以前に登場した巨獣の同族である巨獣軍団は最終回にも登場している。))であり、同時に出現した巨獣軍団のリーダー格でもある。
ちなみに、最後に登場した巨獣ではあるが、&bold(){最強ではない。}

大サタンゴースの力で一夜にして太古の[[ジャングル>ジャングル/熱帯雨林]]と化した東京都心に出現し、ジャングルに入った人々に&bold(){エサにして食い殺すため}に襲いかかった。

武器は口から小型のロケット弾を発射するほか、猛烈な火炎を吐く事もできる。
巨大な口で噛み付いたり、地上の人間に対しては踏み潰そうとしたり捕まえようとして執拗に追い回す。
防御力に関しては、ガービンタンクの[[ドリル]]を足に受けたり、ビームスキャナーガンが頭に命中しただけで怯んでいたのであまり高くないのかもしれない。


*【活躍】

大サタンゴースによってジャングルと化した東京都心に出現。
ジャングルを調べに入ったテレビクルーに襲いかかり、救出に現れたジャスピオンを撤退させた。
その後、ジャングルが拡大して危機に陥る人々を見過ごせなくなって大サタンゴースを倒しに向かった「光に打たれし子供」達の前に巨獣軍団と共に現れて襲いかかる。

救出に駆け付けたジャスピオンはダイレオンを呼ぼうとするが、ジャングルは大サタンゴースが作り出した異世界「大サタンゴースゾーン」と化しておりダイレオンを呼び出せない。

ジャスピオンに対してロケット弾や火炎で攻撃し、圧倒的かと思われたが、ジャスピオンは秘策であるメタルテックスーツのホバー機能を最大にして放つ「コズミック電光ダッシュ」を繰り出す。
これを受けたバドルゲスはマヒして動けなくなってしまい、そこへ「コズミックハーレー流星斬り」を受けて頭から一刀両断にされて倒れ、爆散した。

*【デザインについて】
実はこのバドルゲス、デザイン経緯が他の巨獣とは一風変わっていることがコアなファンの間で語り草となっている。
デザイン担当の渡部昌彦(現・わたべまさひこ)氏によれば、『ジャスピオン』で雨宮慶太氏が初参加したことを受けて&bold(){「黒船((当時スーパー戦隊シリーズでメインデザイナーを務めていた出渕裕氏のこと。))の次はロシア軍艦か!時代は望まずとも変わっちゃうんだねぇ」}としみじみ思いながらもいつもとは違ったアプローチをと、とりあえず粘土を捏ねだして漸く1体完成した頃には既に番組のデザインワークスが終了してしまったという。
それでもせっかく作ったからということで打ち合わせでその粘土造形を持参したところ、吉川進プロデューサーやメインライターの[[上原正三]]氏からお墨付きを貰ったことで晴れて最後の巨獣として日の目を見る格好となったのである。
そんな渡部氏渾身のバドルゲスのデザイン造形がこちら

#center(){&blankimg(IMG_6399.jpeg,width=450,height=330)}
&sizex(2){出典:『メタルヒーロー怪人デザイン大鑑 奇怪千蛮』/ホビージャパン/2017年/P103}

因みにこれとは別にデザイン画も存在するが、それは他のデザイン画と合わせる形でスーツ完成後に依頼されて渡部氏が描いたものであり、&bold(){厳密にはデザイン画ではなく}版権イラストに近いものとなっている。
チャームポイントは目つき・鼻面・歯並びの合わせ技でブサカワを意識したとのこと。

そしてこのバドルゲスが、渡部氏の手掛けた最後の東映特撮怪人となった。((一応次回作『[[時空戦士スピルバン]]』にも戦闘機械人のデザインを提出していたそうだが一体も採用されず、それまでメインデザイナーを務めていた野口竜氏がシリーズから離れたことも重なり正式に離れることにしたとのこと。))


*【その他】
『ジャスピオン』に登場した巨獣の中で唯一、ジャスピオン本人に倒された巨獣である。

前述の通り、ダイレオンとは戦っていないが、ダイレオンと戦っているスチール写真は存在している。

『ジャスピオン』に登場する巨獣は頭が小さく、目付きの鋭いスマートな姿をしているものが多いが、それとは真逆で白目まであるバドルゲスは[[カベゴンタ]]や[[エビゾール]]とはまた違った印象的なデザインをしている。

放送当時のテレビマガジンには、何故か「ハンター」という名前で掲載されていた。

巨獣軍団はいずれも過去にジャスピオンに倒された巨獣の同族であり、アイガー(改造前)、ソドモン(飾り無し)、アクアロッキー、ゲルゴン(親)、マジン、ガスラーの6体が登場している。


追記・修正はダイレオン無しで巨獣を倒してからお願いします。

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- 異空間で巨大な敵を等身大の必殺技で倒すって、宇宙刑事ではたまにやってた事だけど、ジャスピオンで唯一それをやったのが、よりによって最後の巨獣だったとは  -- 名無しさん  (2025-07-01 15:35:38)
- 一瞬パキケドスの項目かと思った  -- 名無しさん  (2025-07-01 19:26:27)
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