&font(#6495ED){登録日}:2025/07/16 Wed 19:01:55 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 1103環境とは、[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]の変則レギュレーションである。 公式に厳密な定義がされているわけではなく、主に有志のプレイヤーによる遊び方である。 *【概要】 2011年3月の禁止・制限カード((リミットレギュレーションは、当時は「禁止・制限カード」という名称であった。))の規定で行うデュエル。使用できるカードは2011年8月31日まで((この次の禁止・制限カードが適用される2011年9月1日の前日まで。))に登場したものである。 時期にすると[[第7期>第7期パック(遊戯王)]]の中盤辺り、[[遊戯王5D's]]が終わり[[遊戯王ZEXAL]]が始まって間もない頃である。 [[ゲーム>遊戯王のコンピューターゲーム]]だと[[遊☆戯☆王タッグフォース6>遊☆戯☆王タッグフォース]]の環境に近い。((2011年7月発売の「PHOTON SHOCKWAVE」までの収録の為、その後に出た[[ザ・ヴァリュアブル・ブック14>ザ・ヴァリュアブル・ブック(遊戯王)]]等のカードが少し無いだけである。)) 特に年長者向けの環境である((2025年現在、メインターゲットである当時10代の少年少女達は20代半ば~30代になっている。))ために「遊戯王&bold(){ゲートボール}」なんて言われてたりもする。&s(){これ以前のレギュレーションは蹴鞠だとか。} このレギュレーションが流行り始めたのは2021年頃。 複雑化した現代遊戯王から少し離れたいデュエリスト(特に展開ルートを覚えるだけで一苦労になりつつある高齢者)がプレイし、じわじわとブームになっている。 以降、環境当時から15年近く経過した2025年現在でも多くの有識者、研究者がいる。 これらはあくまでも登場したカードの&bold(){種類}(カードプール)の制限であり、再録、レアリティ・イラスト違いなどで2011年9月以降に発売されたカードでも、名前が同じであれば使用可能である((厳密に言えば、2011年8月以前に入手可能なカードが対象であり、それ以降に発売された《忘却の都 レミューリア》(ルール上《海》として扱うカード)や通常モンスター版の《カオス・ソルジャー》などは使用不可である。))。 なおカードプール以外の部分についての規定は、環境当時を再現する場合と現代に合わせる場合の両方が有り得る。 使用ルールは有志では「マスタールール2」の場合が多いが、公式主催のイベントでは現行の「マスタールール(2020年4月1日改訂版)」が使用される。 エラッタされたカードについては「当時の記載に従う」ものと「現在の記載に従う」ものの両方が混じっている。公式イベントは基本的に後者。 これにより一部カードの使い勝手が大きく変わるので、大会やイベントに参加する前に確認しておきたい。 1枚ないし一種類だけ現行カードを使用可能という変則ルールもある。 //難しい説明になるので追記、修正願います…。 *【公式?非公式?】 前節で「有志のルールなのに公式イベント…?」と混乱した読者も多いことだろう。 結論から言うと、1103環境のレギュレーションについては「&bold(){非公式。}ただし似たものを公式で一時使用したことがある。」というのが正確な表現。 先に有志がやっていたところに、後から公式が似たような特別ルールの大会を実施し、それらのルールが統一されることなく併存したため、語ろうとすると混同されややこしいことになってしまうのである。 前述のようにこの環境での遊びは、元々デュエリスト間で自然発生して広まったものである。 当時の環境をルールや裁定まで再現した状態で遊ぶのが目的であり、そのためのレギュレーションは自ずと決まるものである。 今でも1103環境のレギュレーションというとこの自然発生したものを指すことが多く、話題もどちらかというと有志が行っている、公式は関わっていない私的なイベントのものが主体である。 それが流行している最中、2024年度の公式主催のショップイベントにおいて、メインの店舗大会とは異なるレギュレーションで戦う「リミテッドデュエル」というイベントが開催されていた。 この10月から12月のレギュレーションが「2011年3月1日の禁止制限を適用」「2011年8月までに登場したカードを使用」という、ちょうどこの1103環境に近しいものだったのである。((公式ではこのレギュレーションに対し、特に名称は付けられていない。強いて言うならば「リミテッドデュエルの2024年10月~12月のレギュレーション」という事務的な名前である。)) これを指して「1103環境は公式でも採用された」と表現されることがある。 ただしこの公式イベントで採用する対戦ルールは2020年4月のマスタールールであり、テキストや裁定はエラッタ後のものを採用している。 公式イベントとして裁定を揃える必要があるためのものと思われ、有志ルールによる1103環境レギュレーションとは異なる点が多い。 またこれはあくまでもこの大会限定の特別ルールとしての採用であり、恒久的なレギュレーションやプレイ環境は公式では制定されていない。 たまたま同様の公式イベントが開催されている時期でない限り、1103環境でプレイしたいならば、個人的に付き合ってくれる友人を探すか、有志による非公式なイベント・大会を頼るしかないのである。 有志の手によるイベント・大会における一般的な1103環境レギュレーションは、この公式のリミテッドデュエルよりも以前から使用されており、厳密な制定に公式が関与しているわけではない点は留意願いたい。 前述のようにエラッタなどの扱いについての一種のハウスルールも多い。 そのため&bold(){公式に質問をしても、1103環境レギュレーションに即した2011年当時の裁定を貰うことはできないため注意が必要}。 *【現行ルールとの違い】 基本的に当時のルールである「マスタールール2」が適用される。 現行ルールとの違いとしては大雑把に纏めると以下の通り。 ・先行ドローあり。 ・ペンデュラムゾーンとペンデュラムモンスター、EXゾーンとリンクモンスターが存在しない。 ・フィールド魔法は&bold(){互いに}1枚しか存在できず、新しいフィールド魔法を発動した場合古い方は&bold(){破壊}される((「ルールによる破壊」という扱いで、自身で上書きした場合も同様の扱いとなる。破壊をトリガーとする効果を発動することも可能であり、裏側表示で自分のフィールドゾーン(当時:フィールドカードゾーン)を新しいフィールド魔法カードで上書きした場合は任意効果のタイミングを逃さないため、任意効果である《歯車街》などでは重要なテクニックとして用いられた。))。 ・デッキ、エクストラデッキに裏側で戻ったカードの効果は発動する((例を挙げるとフィールドを離れた時に発動する効果を持つ《E・HERO アブソルートZero》の効果を発動することができた。またペンデュラムモンスターの規定がないため「エクストラデッキに表側で戻る」という状況は存在しない。))。 ・ダメージステップの流れが異なる。 なお「召喚成功時の起動効果の優先権による行使」は旧マスタールールの頃のものであり、マスタールール2からは現行ルール同様の形に変更されできなくなっているため注意。 他にも細かい部分が違うので、当時のルールブックを参照したり、ゲームをプレイするなどでチェックしよう。 とはいえこれもテキストのエラッタと同じく、大会などによってどこまで当時のように扱いどこからが現行ルールになっているのか違うので、都度確認しよう。 非公式であるものの、遊戯王Wikiにも詳細なマスタールール2の解説が掲載されており、「マスタールール3」以降のルールとの比較もしやすい。 ちなみに当時の禁止・制限カードは公式サイトでも確認できる。 *【1103環境の魅力】 元々遊戯王自体が25年以上続く長寿TCGであり、プレイヤーの世代によって楽しかった時期が違う為、こういった過去のレギュレーション大会は頻繁に行われており、公式大会や[[遊戯王マスターデュエル]]でもそういったイベントは積極的に実施されている。 その中でもこの1103環境はかなりの人気を誇っている。 というのもこの時代は1枚ずつコツコツとアドバンテージを稼げる最後の時代であり、《[[サンダー・ボルト>サンダー・ボルト(遊戯王OCG)]]》、《[[ハーピィの羽根帚]]》と言った大量破壊カードが軒並み規制されている((どちらも禁止カード))。 なのでいわゆる「[[エンドサイク>サイクロン(遊戯王OCG)]]」全盛期。《[[魔導戦士 ブレイカー]]》もまだまだ強い。 その為原作やアニメのようにモンスターを出してビートダウン、もしくは罠カードで処理するという、互いに腰を据えての戦いが可能なのである。 高いステータスのモンスター1体を召喚し、後は罠を伏せてエンドという事もあり得た。 モンスターが切り札を出すための素材ではなく、一体一体が重要な戦力なのも特徴であり、下級モンスターを守るために罠を切るなんてことも要求される。 下級モンスターによる戦闘もまだ頻発する時代であり、モンスターのステータスが重視されるのはこの環境ならでは。 有効な手札誘発が《[[エフェクト・ヴェーラー]]》くらいしか無い上に、&bold(){最悪ヴェーラーで止めなくても何とかなる}効果のモンスターばかりであり、いわゆる空中戦は起こりにくいと言える。 また、当時は多種多様の環境デッキが入り乱れていた時期でもあり、一戦ごとに違うデッキと戦えると言っても過言ではなかった。 もう一つ魅力的なのが、2025年7月現在ではこの時の主力カードが&bold(){軒並み安い}という事もある。 当時は高額カードの代名詞であった《[[氷結界の龍 トリシューラ]]》や、手に入りにくい為に海外版を使わざるを得なかった((当時の日本語版は1枚数千円で取引されていたが、韓国語版はかなり安価に入手できたため、そちらを愛用するデュエリストも少なくなかった))《[[レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン]]》や《[[ドラグニティ-ファランクス>ドラグニティ-ファランクス(遊戯王)]]》も今では安価で揃えられる。 つまりこのレギュレーション用のデッキをいくつも組んで、友達やOCGを引退した元プレイヤーと遊ぶなんてことも可能である。 おかけでカードショップのストレージが宝の山に見えるデュエリストもいるとか。 とはいえ全てのカードが手に入りやすいわけではなく、[[DUEL TERMINAL]]関係は登場以降再録されていないカードも多いため、その辺りは入手難易度が高い。 更に&bold(){ゲートボールを遊ぶデュエリストが増えてきた影響で、ゲートボール向けのカードが高騰するという現象も起こっている}((また、当時とは別のコンボに使用されて高騰しているカードもしばしばある。))。 特に絶版しているカードや再録経験の少ないカードでは顕著であり、《[[インヴェルズ・ローチ>インヴェルズ・ローチ(遊戯王OCG)]]》や《[[イビリチュア・メロウガイスト>イビリチュア・メロウガイスト(遊戯王OCG)]]》など、当時と大差ない価格で取引されているカードも存在する。 また、『遊戯王OCG(TCG)』が「世界で最も販売枚数の多いトレーディングカードゲーム」としてギネス記録に載るほどプレイヤー数が多かった時期((当時は『遊戯王OCG』を一切取り扱わないカードショップは非常に少なく、都市部の大会では多くの人が集まっていた。))であり、単純に思い入れが深いプレイヤーが多いことも人気の要因として挙げられるだろうか。 当時のカードが残っているプレイヤーが気軽に参入しやすいことも魅力といえる。 ただし、遊戯王の歴史においてこの辺りからいわゆる「[[ソリティア>ソリティア(TCG)]]」と揶揄されるほどの長い展開が生まれだす頃であり、連続[[シンクロ召喚>シンクロ召喚(遊戯王OCG)]]で1ターンが長くなり、いざ相手にターンを渡したら相手がそれを返す事が出来ず一方的なゲーム展開になってしまう事も多々ある((後攻捲り札が多く規制されていたことも制圧の有効性に拍車をかけた))。 また生まれたてのエクシーズに関しても後の時代に大暴れし禁止送りになった《[[No.16 色の支配者ショック・ルーラー]]》などが現役で、いわゆる[[先行制圧>制圧(遊戯王OCG)]]の黎明期とも言える。 制限カードでありながらそれを止める役割を求められた《王宮の弾圧》もまた制圧カードでありながら最後の輝きを発揮している。 互いにカードの応酬を楽しむか、それともあの頃のようなガチでいくかは、デュエリスト次第と言えるだろう。 *【1103の主なカード】 //様々なカード、思い出があると思われるので、是非とも好きなカードを追記していってください! -《[[冥府の使者ゴーズ]]》《[[トラゴエディア]]》 &font(red,b){どちらも当時制限カード}。 この時代においては「低攻撃力のモンスターから攻撃する」というのが常識であり、その理由はコイツらにある。 というのもダイレクトアタックを受けた際に相手フィールドががら空きの場合コイツらが手札から登場し、ゴーズは更に受けた戦闘ダメージと同じ攻撃力、守備力となる「冥府の使者カイエントークン」まで出してくる。無論本人のステータスも高い。 書籍付録という比較的入手しやすい経路だった事もあり、数々のデュエリストの敗北を防いできたいぶし銀のモンスターたちと言えよう。 -《[[ダーク・アームド・ドラゴン]]》 &font(red,b){当時制限カード}。 墓地に闇属性モンスターが3体いる時「のみ」特殊召喚出来るモンスター。 高いステータスに名称ターン1制限の無い破壊効果を持つ暴君であり「ボチヤミサンタイ(墓地闇3体)」という呪文を生み出したモンスター。 2011年当時は闇属性が主体の[[BF>BF(遊戯王OCG)]]が猛威を振るっていた頃であり、コイツはその最後の一押しとして大活躍していた。 -《[[ライオウ>ライオウ(遊戯王OCG)]]》 【メタビート】のエースとして知られる下級モンスターで、1900打点に加え特殊召喚を無効にする効果はシンクロ・エクシーズどちらにも対応している。 互いのサーチを封じる効果はこの時代まだオマケに過ぎなかった。 書籍付属で手に入れやすいことも魅力であり、実は2025年の現在でも生産(重版)されているのだが、ゲートボール需要の高まりで再び売り切れが続いている。 -《[[魂を削る死霊>魂を削る死霊(遊戯王OCG)]]》 準制限カード。戦闘破壊されない下級モンスターの大古参。ハンデスもできます。 対象をとる効果に滅法弱い弱点を負わされているが、お手軽で場持ちが良く(というかトリシュや裁きの龍相手なら他の壁も大差ない)ビートダウン1ショットキル妨害に根強い人気だった。 闇属性やアンデット族サポートカードを積むデッキなら彼を一考してみて損はない、そんな時代の最後に属する。 -《ヒーローアライブ》 自分フィールドにモンスターが存在しないときにライフ半分を払ってE・HEROをリクルートする通常魔法。 漫画GX関連カードのOCG化に伴い徐々に強化されてきたHEROを環境レベルに押し上げた功労者。 リクルート先は《[[E・HERO エアーマン>E・HERO エアーマン]]》(当時制限カード)か《[[E・HERO プリズマー>E・HERO プリズマー(遊戯王OCG)]]》が鉄板。 &s(){というかエアーマンは何年前線貼ってんだ…。} なおこのカードの展開力を頼りに属性融合と戦士族エクシーズの両面で攻める、所謂&b(){【アライブHERO】}が本格的に台頭し始めるのは《機甲忍者ブレード・ハート》や《H-C エクスカリバー》などが現れた2012年頃からなので1103環境は言わばその「前夜」といったところ。 -《[[カオス・ソーサラー]]》 ご存知、墓地の光と闇を1体ずつ除外して特殊召喚するカオスモンスター。 攻撃権を放棄して相手モンスターを除外する効果を持つ。シンクロ素材としての選択肢も狭くない☆6なので、攻撃権の件もさほど支障ない。 同名カード縛りも一切無く、特殊召喚して除外する→シンクロ素材にする→墓地に落ちたのをコストの1つに別の《カオス・ソーサラー》を出す→除外する、シンクロする…なんて動きもよくある。 &b(){丁度制限解除されたばかり}のタイミングで、当時はコイツをピン刺しするだけで「カオス」デッキ扱いされたほど。 「他にもカオス居ただろ」と思ったデュエリストも居るだろうが、実は1103環境では《[[カオス・ソルジャー -開闢の使者->カオス・ソルジャー(遊戯王OCG)]]》は禁止カードなのである。 要するに安易な特殊召喚条件と除去効果を持つ&bold(){だけ}で1103環境では非常に強力であった。 -《[[エフェクト・ヴェーラー]]》 ある意味、現代遊戯王における「空中戦」の開祖ともいえる手札誘発モンスター。 相手のメインフェイズ中にしか投げられないものの、モンスター効果による展開を止めることができる「抑止力」として猛威を振るった。 …尤も強力なテーマが台頭するたびに「ヴェーラー(手札誘発)握ってない方が悪い」というスラングを生み出してしまった功罪両極端なカードでもある。 -《[[オネスト]]》 &font(red,b){当時制限カード}。 同じく手札から飛び出す奇襲系カードにして、自分モンスターを強化し相手モンスターを返り討ちにさせる系モンスターの先駆け的存在。 自分の光属性モンスターの攻撃力を相手モンスターの攻撃力分だけ強化する能力を持ち、光属性主体のデッキはこのカードが採用できる事自体がメリットと言え、また光属性のモンスターを相手にする時はこれによる返り討ちの可能性に戦々恐々とすることも多かった。 上の「ボチヤミサンタイ」と同様、こいつが飛び出す前兆に等しい&b(){「ダメステ良いっすか?」}がトラウマになったデュエリストも居ることだろう。 -《[[氷結界の龍 トリシューラ]]》 &font(red,b){当時制限カード}。 2011年当時、デュエリストの誰もが憧れた終焉を呼ぶ氷龍。 その出しにくさと出した後の強力な効果は誰をも魅了し、絶望させ、希望を生み出した。 …そんなカードも環境と共に姿を消し、幾多もの再録によりとても手に入りやすくなったのだが、2025年現在でも通ずる強さは1103環境では計り知れないパワーである。 あの時手が出ず使う事が出来なかった「切り札」を存分に振るってみるのも悪くない。 -《[[エヴォルカイザー・ラギア>エヴォルカイザー・ラギア(遊戯王OCG)]]》 エクシーズ素材を取り除くことで実質的にライフ消費のない《[[神の宣告]]》を放てるエクシーズモンスター。 2025年現在でも強いこのカード、2011年はまさしくオーパーツとも言えるモンスターであり、《[[レスキューラビット>レスキューラビット(遊戯王OCG)]]》から恐竜族通常モンスターを呼び出してコイツを出すことにリソースを注ぐデッキ【兎ラギア】((通常モンスターの恐竜族モンスターを引いてしまうなどの手札事故も頻繁に起こる。))ですら環境クラスであった。 勿論余裕があれば更に素材を追加して《No.16 色の支配者ショック・ルーラー》なんかも狙える。 -《[[強欲で謙虚な壺>強欲で謙虚な壺(遊戯王OCG)]]》 当時3積みできた貴重な手札交換カード(便宜上ドローソースとされることもある)。 特殊召喚が行えなくなるデメリットは大きいが、それでも当時のゲームスピードでは手札の質を高められるメリットの方が遙かに上回っていた。 登場当時はあらゆるデッキで3積みしたいカードにも関わらず、1枚3千円ほどで取引されていたのだが、現在では100円前後で入手できるようになった。&s(){一枚数千円を下らない時代に40枚集めて&b(){裏スリにする}ブルジョアもいた} 現代でも特殊召喚が少ないor絡まないデッキで多く使われる。 -《王宮の弾圧》 &font(red,b){当時制限カード}。 お互いにライフを800払えば特殊召喚を(含むカードの効果を)止められるという永続罠。 制限カードではあったがこの時代の【メタビート】は未だこのカードありきで成り立っていた。 しかし次の制限改訂で[[禁止カード>禁止カード(遊戯王OCG)]]となり、【メタビート】には冬の時代が訪れ大量展開の時代が幕を開けていくこととなる。 *【1103の主なデッキ】 本環境の魅力はなんといっても非常に多彩に分布したデッキの数々だろう。 下記にそんな環境を彩った主要デッキを残す。 -【爆風ロケット】【爆風ライザー】 1900打点とサーチ・サルベージを兼ねている革新的なモンスター《[[ヴォルカニック・ロケット>ヴォルカニック(遊戯王OCG)]]》を基軸に、バウンスしつつデッキトップを固定できる《鳳翼の爆風》などの手札コストはかかるが強力な罠を備えた罠メタビート。 登場当初は《[[ジェネクス・ウンディーネ]]》&《ジェネクス・コントローラー》が中心だったが、この頃になると下級モンスターは《ライオウ》《炎帝近衛兵》らが中心を占めている。 上級モンスターは同じくバウンス&デッキトップ固定効果を持つ《風帝ライザー》にお呼びがかかる。 -【光デュアル】 《[[E・HERO アナザー・ネオス]]》を軸に、脇を上記の《ライオウ》などの優秀な下級モンスターや《E・HERO アナザー・ネオス》とサポートを共有できる下級戦士族やデュアルモンスターなどで固めたグッドスタッフ系除去メタビート。《王宮の弾圧》も当然投入している。 《デュアルスパーク》を筆頭に大量の除去札を投入でき、HERO絡みなのでいざとなれば《超融合》も使える。 光属性が中心なので当然ながら《[[オネスト]]》も採用可能であり、下級モンスター中心ながら戦闘にも隙はない。必須カードが《E・HERO アナザー・ネオス》と《デュアルスパーク》くらいなのでカスタマイズ性も非常に高い。 この時代のサイドデッキによく《スノーマンイーター》が採用されていたのは、このデッキ対策と言っても過言ではないだろう。 -【[[剣闘獣>剣闘獣(遊戯王OCG)]]】 安くて強い、といえばこのデッキ。当時《剣闘獣ベストロウリィ》は制限カード。 切り札の《剣闘獣ガイザレス》のレアリティがノーマル、挙げ句出しやすい上に出てくるだけで相手フィールドのカードを2枚破壊するという破格の効果を持っている。 さらに《剣闘獣の戦車》による手軽な効果対策が打てたのもこのデッキならではの強み。《ブラック・ローズ・ドラゴン》の全体除去で巻き返しを図ろうとしたら無効化されて…と言うのは当時よくあったシチュエーション。 前述の通りビートダウンを行う環境だったこともあり、その戦闘の極致である剣闘獣の強さは計り知れないと言える。 上記の《ヒーローアライブ》の恩恵も受けており、この頃の剣闘獣は【アライブ剣闘獣】とも呼ばれる。 -【[[ライトロード>ライトロード(遊戯王)]]】 こちらも安くて強いと言える。当時《光の援軍》は制限、《裁きの龍》は準制限カード。 だが当時の感覚としては墓地肥やしというよりかは単純に下級モンスターの質が非常に良く、スタッツで押し切るのが主流。 それでいて切り札の《裁きの龍》の豪快な効果で相手フィールドを焼け野原にする効果も持ち、如何にしてコイツの効果を通すかが問われた。 ライロ使いの&b(){「おもむろに墓地を確認」}は語り草である。 彼らのメタとして【デッキ破壊】が真剣に取り上げられるほどである。 1103環境では多数のカードが墓地に落ちる関係上、闇属性モンスターも採用し、上記の《ダーク・アームド・ドラゴン》や《カオス・ソーサラー》、更には《ネクロ・ガードナー》を入れた【カオスライトロード】というデッキも流行している。 タッグフォースでは[[早乙女レイ>早乙女レイ(遊戯王GX)]]が使用していた。がお陰で彼女が[[ダークネス>ダークネス(遊戯王GX)]]に負けた際には「ライロでどうやって負けるんだ」等と冗談半分で言われた事もある。 他[[大庭ナオミ]]も使用するが、このデッキ使っといてピンチになると「[[インチキだわ!>インチキ効果もいい加減にしろ!]]」と言い出す為にネタになっていた。 -【[[真六武衆>六武衆(遊戯王OCG)]]】 新登場の真六武衆によってほぼ別物に生まれ変わった六武衆の後継テーマ。当時《六武の門》は制限カード。 フィールドに六武衆がいると特殊召喚できる上に比較的容易な条件で攻撃力が2100にもなる《[[真六武衆-キザン>真六武衆-キザン(遊戯王OCG)]]》を筆頭に大量展開を行い、そこからシンクロや除去を繰り返す破格のテーマである。 旧六武衆でもセットされた魔法罠破壊効果を持つ《六武衆-ヤイチ》や高いステータスを持つ上に戦闘したモンスターを破壊する《六武衆-ザンジ》、モンスター破壊効果を持つ上に自己展開可能な《六武衆の露払い》なども良く見られた。 &s(){[[ヤリザ殿>六武衆-ヤリザ(遊戯王OCG)]]はこの頃からネタだったが、コイツのダイレクトアタックで勝負を決めて歓声があがったこともあるとか。} タッグフォースシリーズでは元々六武衆使いだった[[ツァン・ディレ>ツァン・ディレ(遊戯王TFシリーズ)]]が6で大強化。カード自体も初期にあるパックから出てくるということで、ゲーム、実際問わず六武衆使いが多かったという。 -【&ruby(ブラックフェザー){[[BF>BF(遊戯王OCG)]]}】 シンクロ草創期を語る上では決して欠かせない[[クロウ・ホーガン]]愛用のテーマ。 1103環境の少し前の時期にあまりに暴れ過ぎたことで《BF-疾風のゲイル》《BF-月影のカルート》《黒い旋風》《王宮の弾圧》が制限、《ゴッドバードアタック》が準制限カードと大きく弱体化させられていたが、 《黒い旋風》で後続を確保し続ける【旋風BF】にはかなり厳しい時代だったものの、《BF-大旆のヴァーユ》 を主力とし、丁度準制限に緩和された《カードガンナー》などで墓地を肥やし「墓地シンクロ」で高攻撃力のモンスターを展開する【墓地BF】はまだまだ戦えた。 プレイングの難しさや当時高価なカードが多かったため、操作・構築共に使用難度が高かったテーマ。 -【[[インフェルニティ]]】 アニメで[[鬼柳京介]]が使用したカテゴリ。当時《インフェルニティガン》は制限カード。ついでに《氷結界の龍 ブリューナク》《氷結界の龍 トリシューラ》も制限カード。 手札が0枚のときに強力な効果を発揮できるというテーマだが、その「強力な効果」を何度も何度も発動させ様々な展開や連続シンクロ召喚を行うという、現在遊戯王にも引けを取らない複雑さと1個でも工程をミスると全てが終わるピーキーさ、そして決まった時の爽快感が半端ないテーマである。 このデッキの動きのそれはTCGではなく&bold(){数学とかの分別}であり、現代まで数々の奇跡を生み出してきた屈指のテーマ。 それらの事からインフェルニティ使いは敬意を込めて[[満足民>満足(遊戯王)]]等と呼ばれている。 -【[[代行天使>代行者(遊戯王OCG)]]】 ストラクチャーデッキ「ロスト・サンクチュアリ」で大幅な強化を受けたカテゴリ「代行者」を中心に据えた天使族デッキ。2011年の&bold(){世界大会優勝デッキ}でもあり、間違いなく今環境の覇者と呼べる存在の一角。 《神秘の代行者 アース》や《創造の代行者 ヴィーナス》でリソースを稼ぎながらランク2~3のエクシーズモンスターやシンクロモンスターを柔軟に展開、最終的に強力な除去能力を持つ《マスター・ヒュペリオン》や特殊召喚封じと一風変わった除去耐性を持つ《[[大天使クリスティア]]》といったフィニッシャーでゲームエンドを呼び寄せる戦術をとる。 また、自己展開可能な上にリソースの循環性があるレベル2~3のモンスターを擁する「[[TG>TG テックジーナス(遊戯王OCG)]]」の一部モンスターを取り込み、更に展開に柔軟性を与える派生も人気を博した。 -【[[マシンナーズ>マシンナーズ(遊戯王OCG)]]】 ストラクチャーデッキ「マシンナーズ・コマンド」で%%魔改造%%大幅な強化を受けたカテゴリデッキ。 自己蘇生効果を持つため何度でも展開可能な上に、被戦闘破壊時とモンスターから対象に取られた時にディスアドバンテージを相手に背負わせる最上級モンスター《[[マシンナーズ・フォートレス>マシンナーズ・フォートレス(遊戯王OCG)]]》とこれをサーチしてこれる上に攻撃力1800という優秀なスタッツを持つ《マシンナーズ・ギアフレーム》を中心に、質の高いビートダウンを繰り返すデッキ。 複雑な展開はなく、カスタマイズ性も高く、アドバンテージの概念を直感的に理解しやすい上に、パーツも集めやすい本デッキは当時の「遊戯王の教科書」として広く知られており、初心者から上級者まで幅広く愛用された名デッキでもある。 エクストラデッキがなくても十分強いのも魅力であり、それでいてエクストラデッキとの融和性自体は高いので集めれば集めるだけ強くなれる点もビギナーに握らせやすいポイント。 同じ機械族・地属性なのでサポートを共有可能で、リソース供給能力が極めて高い為《マシンナーズ・フォートレス》の展開も補助しやすい「[[ガジェット>ガジェット(遊戯王OCG)]]」と組み合わせた、【マシンガジェット】が主流にして当時の基本形であった。 レベル4モンスターを安定供給できることからエクシーズモンスターとの相性は極めて良好である。 その他、《ゲットライド!》を用いてユニオンのマシンナーズを展開しながらランク2、4のエクシーズ召喚に繋いでいく「ゲットライド軸」、下級が「[[ナチュル>ナチュル(遊戯王OCG)]]」シンクロモンスターの、《マシンナーズ・フォートレス》がレベル8シンクロモンスターの素材としてそれぞれ高い適性を持つことに目をつけ、「[[カラクリ>カラクリ(遊戯王OCG)]]」や「[[植物族>植物族(遊戯王OCG)]]」を採り入れて大量のシンクロモンスターを一挙に展開する【カラクリマシン植物】なども活躍した。 -【[[ジャンクドッペル>ジャンクドッペル(遊戯王OCG)]]】【デブリダンディ】 前者は《[[ジャンク・シンクロン>ジャンク・シンクロン(遊戯王OCG)]]》で《ドッペル・ウォリアー》を、後者は《[[デブリ・ドラゴン]]》で《[[ダンディライオン>ダンディライオン(遊戯王OCG)]]》をそれぞれ釣りあげてシンクロ召喚、シンクロ召喚と同時に展開されるトークンを利用して更なるシンクロ召喚を繰り返していく展開デッキ。どちらも類似ギミックな上、サポートカードも共有しやすい為複合したパターンも多々存在する。 スピードの中で進化したシンクロ召喚がたどり着いたひとつの答えとも言えるデッキであり、現在の「シンクロ召喚=大量展開」というイメージが完全に定着しきった背景には本デッキの存在は大きく関わっている。 展開デッキらしくメタには弱く、1枚1枚の単体バリューが圧倒的に高い訳でもない為、事故率も決して低くは無いのだが、ひとたび回った時の制圧力や盤面構築の瞬発力は当時としては類を見ない。 大量除去手段が一部罠カードにしかなかった当時では、展開を許せば押し返すのは不可能に近いと言える。 どちらもキーカードはアニメ「遊戯王5D's」の主人公、[[不動遊星]]が利用していたカードでもある為、ロールプレイデッキとしても人気の高いデッキであった。彼が最後にたどり着いたシンクロ召喚の極地にして高い制圧力を持つ《[[シューティング・クェーサー・ドラゴン>シューティング・クェーサー・ドラゴン(遊戯王5D's)]]》のシンクロ召喚も十分に現実的であった。 そういった意味では「制圧」の先駆けともいえるだろうか。 -【[[ガエル>ガエル(遊戯王)]]】 レベル2以下の水族モンスターで形成されたカテゴリ「ガエル」を用いたデッキ。この頃にはガエルを大量にデッキから墓地へ落とせる《イレカエル》こそ禁止になっていたものの、《黄泉ガエル》の規制が緩和された他、まだ《フィッシュボーグ-ガンナー》も現役であったため、シンクロ召喚、アドバンス召喚の両面で強力であった。 当時はその展開力を活かして帝モンスターを展開。更には《[[A・ジェネクス・バードマン> A・ジェネクス・バードマン(遊戯王OCG)]]》で帝モンスターの効果を再利用したり、高レベルのシンクロ召喚に繋げる型が流行。帝モンスターの盤面干渉力とそれを繰り返し利用出来る戦線継続力は非常に魅力的と言える。 -【[[ドラグニティ>ドラグニティ(遊戯王OCG)]]】 ドラゴン族と鳥獣族の混成カテゴリ「ドラグニティ」を中心としたデッキ。連続シンクロ召喚によるレベル6~8のシンクロモンスターで圧倒していくスタイルが持ち味。 ストラクチャーデッキ「ドラグニティ・ドライブ」こそ出たものの[[DUEL TERMINAL]]産の重要パーツである《[[ドラグニティ-ファランクス>ドラグニティ-ファランクス(遊戯王)]]》とVジャンプ応募者パックが初出の《ドラグニティナイト-ヴァジュランダ》の再録が行われなかったため&bold(){これらの値段が非常に高く当時はまず組むことが困難であった}。 とはいえ無制限の《竜の渓谷》など強力な要素はあり、組めれば決して無視できない存在ではあった。 韓国版のストラクチャーデッキには、《ドラグニティ-ファランクス》と《ドラグニティナイト-ヴァジュランダ》も付属していたため((あちらでは国内のプロモカードがストラクチャーデッキの特典カードとしてリリースされることが常))、そちらのカードにお世話になった人も少なくないだろう((当時はまだ多言語版を混ぜてプレイする事が出来た))。 -【&ruby(テックジーナス){[[TG>TG テックジーナス(遊戯王OCG)]]}】 アニメ[[5D's>遊戯王5D's]]で[[アンチノミー>ブルーノ(遊戯王5D's)]]が使用するカテゴリ「TG」で戦うデッキ。 ただし原作のようにシンクロモンスターを中心として戦うデッキではなく、下級TGが持つ被破壊時のサーチ効果を利用してアドバンテージを稼ぐことを主眼に置いたデッキである。 普通のシンクロ召喚デッキなら嫌がる《[[スキルドレイン>スキルドレイン(遊戯王OCG)]]》や《王宮の弾圧》を採用することも珍しくなく、その在り方はほぼメタビート。 なんなら下級TGと相性がよい《幻獣の角》を共用できる《[[神獣王バルバロス>神獣王バルバロス(遊戯王OCG)]]》まで入れて往年の【スキドレバルバ】に寄せた構成も存在する。 -【兎ラギア】 自身の代わりにデッキから★4以下の同名通常モンスター2体を呼び出す《レスキューラビット》を利用し、前項でも紹介されている当時最新鋭のエクシーズモンスター《エヴォルカイザー・ラギア》の素材を瞬時に供給、召喚することを目指すデッキ。 ラギアはステータスこそ★6相当くらいだが《神の宣告》を内蔵しており、その高いカウンター性や相手のカードを少なくとも1枚は無駄撃ちさせられる能力を持ちつつ低くないステータスを持つモンスターを比較的簡単に呼び出せるのは当時としては破格だった。 デッキとしてはバニラ恐竜族と《ヴェルズ・ヘリオロープ》を混合し、状況に応じてラギアと★5以上モンスターの展開を封じるエクシーズモンスター《ヴェルズ・オピオン》を使い分けまたは併用し更に制圧力を高めた&b(){【ヴェルズラギア】(または【兎ヴェルズ】)}という派生型もあるが、これらのモンスターの登場はこれよりも少し後のため、この環境では使用できない。 *【余談】 次のレギュレーションである1108環境からは【[[甲虫装機>甲虫装機(遊戯王OCG)]]】が登場し環境は更に高速化。 結果、罠カード全体が「遅いから扱いにくい」という評価になり、使用率が減っていってしまったのは有名な話である。 罠カードの復権は[[ここから>悪魔嬢(遊戯王OCG)]][[もう少し>蟲惑魔(遊戯王OCG)]][[だけ待つ>ラビュリンス(遊戯王OCG)]]事となる。 追記修正は04環境を遊んでからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - やはりこのくらいの時代の速度感がおもしろいと感じる遊戯王最初期を知るおじいちゃん並みの感想 -- 名無しさん (2025-07-16 20:08:05) - 遊戯王にもMTGみたいなレギュレーション制が取り入れられる時代なのか -- 名無しさん (2025-07-16 20:41:06) - 5D'sとClear Mindの興奮が冷めやらぬのか、この辺りの時代にニコ動で沢山架空デュエルが投稿されていたように思えたのは気のせいだろうか -- 名無しさん (2025-07-16 20:58:58) - ↑2一応実際にあった禁止制限リストを適用してるけどあくまで有志でやってるだけで公式からのサポートとかはなんもないすね。公式ルールでは今でもレギュレーション分けはされてないです。 -- 名無しさん (2025-07-16 21:56:15) - そのあたりの「ファンコミュニティから発生した独自レギュレーション」って事をもっと詳しく経緯も含めて説明すべきだとおもう 今の記事だと誤解を招くし説明不足 -- 名無しさん (2025-07-16 22:06:15) - この時期だけを特別に抜き出して記事にした理由は何なんだろう? -- 名無しさん (2025-07-16 22:08:21) - ヴィンテージみたいに公式のレギュレーションじゃないのか。ちょっと誤解しちゃうな。 -- 名無しさん (2025-07-16 22:11:16) - この時期の剣闘獣ってこんな特筆するほど強かったっけ?純構築だと展開力がなさ過ぎて「(ガイザレスは)出しやすい」は誇張気味だった気がするし、【アライブ剣闘獣】がかろうじで環境にいたかくらいじゃなかった?現代の視点で研究してる人たちの間じゃ違うのかな -- 名無しさん (2025-07-16 22:38:57) - TF6は殆どこれみたいなもんだぜ タイミング的にショックルーラーはいないけど -- 名無しさん (2025-07-16 22:46:01) - マスターデュエルでも投獄中の奴らわざわざ実装して短期イベでやったりするから、まあ半公式と言えなくもない -- 名無しさん (2025-07-16 23:34:26) - ジャンド、六武、HERO、あとストラクから組めるマシンガジェ、代行天使、暗黒界あたりが強かったのかな? -- 名無しさん (2025-07-17 00:03:17) - ↑ドラグニティなんかもチラホラいた DT産だから札束扱いだったけど -- 名無しさん (2025-07-17 00:51:48) - 後は忘れちゃいけないインフェルニティもここらあたりでブイブイ言わせてた感じ 満足民はこの頃からすでに満足民だったのだ -- 名無しさん (2025-07-17 00:54:15) - ドラグニティでひたすら先行スターダストしてたな -- 名無しさん (2025-07-17 05:01:05) - もしかしていつもの彼が建てた記事では? -- 名無しさん (2025-07-17 12:12:06) - 最初にこの環境を「ゲートボール」って評した奴はセンスあると思う -- 名無しさん (2025-07-17 12:14:03) - ↑懐古じゃなくて自嘲してるのが好感持てるよね -- 名無しさん (2025-07-17 19:50:10) - TF6にいないのがショックルーラーとビッグアイ、ゴールドラット -- 名無しさん (2025-07-17 19:52:14) - ↑ いたら困る、いたら困る、いなくてもいい、つまりTF6はゲートボーラーにとって誰もが最高に満足できるゲームってことじゃねえか! -- 名無しさん (2025-07-17 23:50:10) - なるほど、次の遊戯王移植ゲームはTFシリーズ確定だな! -- 名無しさん (2025-07-18 00:34:23) - マジで経緯とか詳細について追記してくれ 今のままじゃ誤解を招きすぎる -- 名無しさん (2025-07-18 02:02:15) - 俺もこの辺りが好きだな〜 -- 名無しさん (2025-07-18 18:48:35) - 結構群雄割拠してて好きな環境でもあるんだが、同時にルール周りの齟齬によるトラブルもまた多かった時代なんよな…。忘れがちだけどまだダストシュートが使えたんだぜ、この時代… -- 名無しさん (2025-07-18 19:04:53) - デュエルロワイヤルとこの辺と現代とだと、基礎ルールが同じなだけの別ゲー感あるな。どれが良いという話ではなく -- 名無しさん (2025-07-19 12:00:09) - 最初に「有志のプレイヤーによる遊び方」って書いてるのに概要は「公式もイベントを開く〜」って書いてるし結局公式なの非公式なのどっちなんだ -- 名無しさん (2025-07-19 14:21:38) - ↑2MtGのにちゃんダードとかその辺に近い遊びではあるよね -- 名無しさん (2025-07-21 11:43:43) - もし公式でも扱われてるなら、通称ではなく公式での名称にするべきだと思うけど -- 名無しさん (2025-07-21 11:46:38) - ↑それが公式での名称は特に存在しないんだよ…だから通称で呼ぶしかないの -- 名無しさん (2025-07-21 23:28:57) - この頃のBFってどうだったっけ?強いのは強いけどうちの周辺だと数減らしてた印象が強かったけど -- 名無しさん (2025-07-22 09:34:06) - 規制やジャンドの隆盛で減ってはいたはずだけど、剣闘獣やライロ書いてあるなら全然書けはする程度にはいたはず -- 名無しさん (2025-07-22 10:12:20) - 構築とプレイング次第で戦えはするけどそこまでするなら他のデッキ握った方が良いってぐらいの立ち位置だったと思う。tier2.5ぐらいな感じ。 -- 名無しさん (2025-07-22 10:28:03) - ヴェルズラギアはこの当時の環境では使えなかったはず -- 名無しさん (2025-07-30 00:23:36) - ヴェルズの登場はこの次の禁止制限の時期ですね…修正しました -- 名無しさん (2025-07-30 00:43:30) - スクラップはこの時期どうだったかな… -- 名無しさん (2025-07-30 02:00:34) #comment() #areaedit(end) }