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#center(){俺にこんな手は通用しな&font(#ff0000){ぐおおッ!!}}
『ネプトゥーンモン』は[[デジタルモンスター]]の一種。
育成ゲーム初登場は『デジモンアクセル ネイチャーゲノム』。
[[オリンポス十二神]]という特別な立場の究極体でありながら、アニメ『[[デジモンクロスウォーズ]]』に登場した際のあまりの劣化ぶりから一気に知名度を上げたデジモンである。
【ネプトゥーンモン】
レベル:究極体
属 性:Va種
タイプ:神人型
《必殺技》
◆ボルテックスペネトレート:思念を持つ大振りの槍『キングスバイト』を打ち出す。
◆ウェーブオブデプス:巨大な津波を発生させて全てを飲み込む。
《得意技》
◆ゲートオブアトランティス
◆テリブルバイト
デジタルワールドの自然の力を操る中立的存在『オリンポス十二神』の一体。
全ての海生デジモンを操る“深海の王”であり、スピードに優れるブルーデジゾイドで作られた鎧『スケイルメイル』を纏っているため、海中の移動速度ははかつて『海中でのスピードは最速』と謳われたメタルシードラモンを凌ぐほどである。
意思を持つ巨大な槍『キングスバイト』を武器としている。
普段はネット海の超深海に建設された『深海神殿(アビスサンクチュアリ)』に住んでいるが、超深海の圧倒的な水圧のため、並デジモンがそこにたどり着くのは不可能に近い。
【アニメでの悲劇】
『[[デジモンクロスウォーズ]]』にてアニメ初登場を果たした。……が、そのあまりにも無惨な死に方からネタにされる。
作中での立場は、主人公たちの敵側であるバグラ軍所属のデジモンであり、海のゾーン『アイランドゾーン』に侵攻中の部隊の総指揮官だった。オリンポス十二神の設定はなく、普通のデジモンである。
デザインも変更されており、特に頭部はオリンポス十二神のルールであった「動物を模したマスクを被った人の頭部」からただの魚面になっている。
まあアポロモンやディアナモンもマスクではなかったが。
敵味方問わず怒った時は相手に「愚か者め!!」という特徴がある。ちょっと使いどころがあってない時もあるような……。
部下を叱責する場面も多く、厳しめの指揮官。攻撃命令にも躊躇いがない。しかし、&font(#ff0000){いつの間にか捕まえていた}アーケロモンからコードクラウンの在処を聞き出す時には、アーケロモンの要望にこたえて酒を飲ませるという持て成しをしてみせた。
視聴者の反応
「いや、力ずくで聞き出せば?」
「ネプトゥーンモン様優しいww」
また「いくらなんでも、このエビドラモンには敵うまい」と、部下のエビドラモンに異様な期待を寄せていた。クロスウォーズでは進化レベルを含めた基本的な設定さえないとは言え、従来のデジモンを知っているファンからすれば“特殊な究極体であるネプトゥーンモンが、本来雑魚のエビドラモンに異様な期待を寄せている”という光景は奇妙に映った。
そして死に際。
必殺技『ボルテックスペネトレート』でキングスバイトを放ち、あとは自らの意思で執拗に襲いかかるキングスバイトが×4を仕留めるのを待てばよかったのだが、タイキの作戦により×4に後ろから羽交い締めにされ、×4を狙ったキングスバイトに自分が襲われるという事態に陥った。
ここでやられていれば「主人公の機転によって負けた」で済むのだが、彼は向かってきたキングスバイトを受け止めてしまった。
×4「なに!?」
ネプ「無駄だ」
驚く[[シャウトモン]]×4。得意気なネプトゥーンモン。しかし、その直後悲劇は起こった。
ネプ「俺にこんな手は通用しな&font(#ff0000){赤}グオオッ!!」
受け止めたはずのキングスバイトがネプトゥーンモンの支えを押し切って、主の身体を貫いたのである。
視聴者は思った。
“上司に見限られて、抹殺された(槍がパワーアップさせられた)のか……”と。
しかし、現実は斜め下を行っていた。
ネプ「さ、さすがはキングスバイト……ッ!」
#center(){&font(#ff0000){力負けかよ!!}}
彼は自分の武器の思っていた以上の強さに散った。
本来の設定では特別な立場の究極体デジモンが、そんな“自分の武器の力さえまともに把握してなかった”ようなダメっぷりで散ったことから、彼はネタと哀れみの混ざった視線を浴びることになる。
ちなみに、死に際に「このネプトゥーンモン……ただでは死なん!!」ともう一つの必殺技『ウェーブオブデプス』を放ったが、キングホエーモンが万能っぷりを発揮してあっさり乗りきってしまった。
自滅しながら「ただでは死なん!!」と踏ん張る姿のなんと滑稽なことか……。
というか、海中で戦ってナンボのデジモンなのにわざわざ陸地で戦ってるあたりマヌケにも程がある。
さらに、彼に当たった攻撃は致命傷であるキングスバイトのみで、初登場だったシャウトモン×4が一撃も与えないうちに自滅したため“主人公側主力デジモンの引き立て役にすらなれず自分の間抜けぶりを晒しただけ”という悲惨な結果に終わってしまった。
ところが、アニメ第29話で一瞬とはいえ&font(#ff0000){まさかの再登場}。
タイキ達が手に入れたコードクラウンにより、善いデジモンとして復活した。
ちなみに、Vジャンプに連載中のクロスウォーズでも一応登場した。
…なぜ一応かって?
それは彼は1コマでセリフもなく倒されてるシーンのみだからさ。
漫画版では天野ネネ率いるトワイライトに
軍共々壊滅させられた。
しかもスパロウモン単体に。
その時のスパロウモンの台詞は
「だぁぁぁってあいつら軟らかくってすぐ壊れちゃうんだもん!!(≧ω≦)」
「つまんないから早めにきりあげてきちゃった!(≧ω≦)」
漫画版では自分の武器による自爆ではないことを、彼の名誉のために付け加えておこう。いや、デジクロスしていないデジモンに負けてることで不名誉なことなのだが。しかも、全然てごたえの無い相手だったと馬鹿にされている。
このシーンはおそらく中島が「漫画版はアニメとは展開が違うんだよ!」「スパロウモンは強いんだよ!」という二つのことをアピールするために設けられたのだろうが、ネプトゥーンモンがとことんネタキャラにしたてあげられる結果ともなった。
ちなみに誤植が多いことでも有名であり、ネプ&font(#ff0000){チュ}ーンモンとかネプ&font(#ff0000){テュ}ーンモンとかよくなまを間違われる。
ネプトゥーンモン「私、深海の王なんだが……」
「まぁアニメでの設定改変はよくあることだし」
ネプトゥーンモン「いや、それにしてもあれは……」
「キングスバイト強かったからいいじゃん。元気だせよ」
ネプトゥーンモン「……」
ミネルヴァモン「オリンポス12神の中でアニメ未登場でゲーム主人公でもないアタシがいるって事、忘れないでよね…」
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