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上遠野浩平の作品「ブギーポップは笑わない」シリーズに登場する存在(作者曰く主人公とはちょっと違うらしい)。
タイトル通り滅多に笑わず、特徴的な左右非対称の表情をする。
現在、明確に笑ったのは「歪曲王」でのワンシーンのみである。これは、当時「歪曲王」をブギーポップシリーズの最終巻にする予定だった為。
小説(原作)では宮下藤花、漫画版では秋月の中から、「世界の敵」を察知すると自動的に、不気味な泡のように湧き上がってくる存在。
黒い筒のような帽子、足元を覆い隠し地面と同化しそうなマント、黒いルージュが特徴的。
なお、帽子は途中からチェーンが巻き付くようになったが作中は特に説明なし。
マントの中は四次元ポケット状態であり、冗談じゃなく宇宙。
目視できるだけでも、宮下藤花のスポルティングのバッグ(ブギーの恰好は普段はこの中に入っている)が引っ付いている。
その他にもスケッチブック等、色々出てくる。
マントから出ている帯のようなものも特徴であり、原作では一本だが、漫画版では二本。
某教育冊子の国語の学習に「ブギーポップは笑わない」の一節が引用された時、挿し絵は漫画版の二本だった。
因みにこの挿し絵のブギーポップ、ものすごくいい笑顔であった。(資料見つかったら写メ貼ります)
ブギーポップのレイヤーさんは帽子と帯を立たせることに根性を注ぎ込むらしい。
性格は、敵に対して無慈悲と言って間違いないが、お茶目さんな一面もある。おそらく本人は無自覚。
また、アニメ版のスタッフは「彼は優しい人なのです」とシナリオ集で綴っている。
武器は鋼鉄の極細ワイヤー。人間をバラバラに出来る程の素早さで操る。どこでこんなもんを調達したのかは謎。
自動的で「自分」という姿を持たない存在であるが為、個人の精神を浸食するタイプの攻撃の影響を受けない。ぶっちゃけチート。
っていうか公式の「電撃文庫のキャラクターで最強だと思うキャラは誰?」という読者アンケートで一位になったことがある。
電撃文庫RPGにもしっかり登場している。あまり活躍はしないが。ドット絵ブギー可愛い。
ブギーポップ登場後に入手できる「ブギーポップは笑わない」と「ヴァルプルギスの後悔」の組み合わせで、最強「フォルテッシモ」のカードが作成できる。
絶対ヒーロー改造計画にもコスチュームが登場。
なんと「頭以外の装備が不可能」になるという恐るべき特殊性能を持っている為実用性は皆無。どうしてこうなった。
追記・修正お願いします。