ハピナス

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&font(#6495ED){登録日}:2010/08/04(水) 00:25:46 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[ポケットモンスター]]シリーズに[[金・銀>ポケットモンスター 金・銀・クリスタル]]から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *◆データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.242 分類:しあわせポケモン 英語名:Blissey 高さ:1.5m 重さ:46.8kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:妖精 性別比率:♂0♀100 タイプ:[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:しぜんかいふく(状態異常が引っ込むと治る)   /てんのめぐみ(技の追加効果発生率が2倍) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:いやしのこころ(ターン終了時、1/3の確率で味方の状態異常が治る) [[種族値]] HP:&bold(){&font(#ff0000){255}} 攻撃:10 防御:10 特攻:75 特防:&bold(){&font(#ff0000){135}} 素早さ:55 合計:540 [[努力値]]:HP+2→HP+3([[DPt>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]から) *◆概要 ---- 腹に卵を抱えた卵型の[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 その卵は、どんなに卵が嫌いな人でも一口でペロリと食べてしまうほど美味しいらしい。 怪我をした人を見かけると、つきっきりで看病するなど優しいポケモンである。 見た目も設定もタマゴグループも全てがフェアリータイプっぽいが、実際はノーマル単色で第六世代移行時にフェアリーは追加されていない。 多分、コイツがかくとうを半減するフェアリータイプを持つと、威力100以上の物理技がほとんどない鋼と毒でしか弱点を突けなくなり、凶悪っぷりが大幅に跳ね上がることを懸念されたためと思われる。 *◆アニメでのハピナス ---- [[進化>しんか(ポケモン)]]前のラッキーと共に、[[ポケモンセンター]]の象徴的なポケモン。[[ナース姿>ナース(属性)]]をしたものが多い。 また[[ロケット団>ロケット団(ポケモン)]]の[[ムサシ>ムサシ(ポケモン)]]は昔、彼女らに混じって看護師の勉強をしていた経歴がある。 ちなみに、[[無印>アニメ ポケットモンスター(無印)]]の「ハピナスのハッピーナース」で登場したハピナスは大変なおっちょこちょいで落ち着きがなく、 サトシ達をサービスしようとはりきるが夕食をまとめて重ねて持ってきて倒してしまったり、 わざとではないがサトシを二度も痛い目にあわせてしまったりと裏目に出てしまう。 [[DP編>ポケットモンスター ダイヤモンド&パール]]では進化前のピンプクが[[タケシ>タケシ(ポケモン)]]の手持ちとして通常のピンプクより遥かに強い力を持つピンプクとして活躍した。 声優は伊東みやこ。 その力は尋常ではなく、[[ハガネール>イワーク/ハガネール]]すらぶん廻せそうな勢いな程。 &bold(){ロケット団のメカを一撃で破壊したり、湖の水を丸ごと凍らせた後、氷塊をぶん投げる}等止まる域を知らない。 最終回目前でラッキーに進化した。 劇場版『[[みんなの物語>劇場版ポケットモンスター みんなの物語]]』では、ラッキーがトリトのパートナーとして登場。 *◆ゲームでのハピナス ---- [[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]から存在するラッキーの進化形として金銀から登場。ラッキーをなつかせてからレベルアップすると進化する。 またDPtからは「こううんのおこう」を持たせて卵を孵化させるとベイビィポケモンのピンプクが生まれ、「[[まんまるいし>進化アイテム(ポケモン)]]」を持たせて朝か昼(4時~20時)にレベルアップさせることでラッキーになる。 「意味あるのか?」と思った貴方は後述のピンプクについて読むと良い。 二度進化するポケモンの中でも、&bold(){&font(#ff0000){「すべての形態に戦術的価値がある」}}という珍しい系統。 [[コイル>コイル(ポケモン)]][[系列>ジバコイル]]や[[ウリムー>マンムー]]系列もこれに当てはまるが、この2系統は初期形態がほぼ初見殺しに特化していて対策も立てやすい。 なお、ダイパではヨスガシティで旅のおじさんからピンプクのタマゴが[[貰える>シナリオ中に人から貰うポケモン]]が、プラチナではこのイベントがなく代わりに[[シロナ>シロナ(ポケモン)]]から[[トゲピー]]のタマゴが貰える。 耐久型の種族値やレベル技が貧弱なことから旅パには不向き。やたら捕獲値が低いこともあり、クリア後でも捕まえる事は難しい。 だが対戦においては種族値にしてHP&bold(){&font(#ff0000){255}}に加え&bold(){&font(#ff0000){135}}もの特防を誇る、&bold(){ポケモン界最強の特殊受け}である。ラッキーの時点でも大概だったのに。 その特殊耐久はあの物理耐久で名高い[[レジロック]]や[[ハガネール>イワーク/ハガネール]]等と比べ物にならないほど高く、 なんと特防特化すると「[[こだわりメガネ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]」持ち控えめ特攻特化[[カイオーガ]]の雨下「ハイドロポンプ」が耐性がないにも関わらず&font(#ff0000){確 定 3 発} 。 最高[[威力>威力(ポケモン)]]の雨下「しおふき」でようやく&font(#ff0000){確定2発。} また同じく眼鏡持ち控えめ特攻特化[[カプ・テテフ]]の「[[サイコフィールド>○○フィールド(ポケモンのわざ)]]」下「サイコキネシス」も同じく等倍にも関わらず&font(#ff0000){乱 数 3 発} 。 もはやバグの領域である。 そんな特殊耐久力からついた二つ名は&bold(){&font(#f09199){ピンクの悪魔}}。[[カービィ]]ェ... どんな特殊アタッカーだろうが彼女の前では役に立たないのだ。&bold(){ハピで止まります} では物理耐久はどうかというと、 防御種族値はなんとたったの&bold(){&font(#ff0000){10}}。 最終形態ではぶっちぎりの防御種族値ワースト1である。 やはり物理[[格闘>かくとうタイプ(ポケモン)]]技を受けるとコロッと逝ってしまうだろう……   &bold(){&font(#ff0000){…と思うとそうでもなく}}、体力の関係上努力値などでも防御特化させたハピナスは中堅~強ポケ並にまで堅くなる。 具体的には無補正道具無し[[ゴウカザル]]程度の「インファイト」なら一発は耐えきれるぐらい。ナニコレェ [[エアームド]]や[[ツボツボ]]のように、体力が低い事がいかに無駄な配分かを思い知らせてくれるポケモンである。 またHPが高いせいで下手に「すてみタックル」などの反動技で倒そうとすると逆に攻めた側が自滅しかねない。   さらに恐ろしいのは、物理技対策まで豊富な所。 その体力故に一撃必殺に近い「カウンター」 物理ダメージを半減できる「あまえる」 ただの「まるくなる」でもコイツが使うと恐ろしい事に。 さらに再生回復の「タマゴうみ」で回復までできる。 その耐久力故に「うたう」を連打しやすく交代読みから「でんじは」も蒔きやすい。 「[[どくどく>どくどく(ポケモン)]]」をかけてじわじわ削ろうにも、特性が「しぜんかいふく」なら引っ込めて終了である。 さらにハピナス自身も「どくどく」を使える上に「アロマセラピー」まで習得可能。 ならば「ちょうはつ」をしたいところだが、「てんのめぐみ」を生かした特殊アタッカーでした……なんてこともあるから笑えない。 4割混乱の「みずのはどう」 当たれば6割[[麻痺>まひ(ポケモン)]]の「かみなり」 2割凍結の「れいとうビーム」……耐久だけでなくアタッカーまでこなせるハピナスちゃんまじ悪魔。 レートでは使えないが、VC版限定技にも優秀な技が多く、2割(天の恵みでは4割)麻痺・こおり・[[火傷>やけど(ポケモン)]]の一致技「トライアタック」、物理技対策の「リフレクター」、ランダムに固定ダメージを与える「サイコウェーブ」などがある。 …とまぁここまで散々書いたのだが、結局のところポケモンなので技は4つまでしか持てない。 型がわかれば対策は十分可能である。 上記のアタッカー型も説明では強そうだが、素の特攻が微妙過ぎるため実際はあまり怖くない事が多かったりする。 また、いくら物理耐久が意外に高いと言っても飽くまで&font(#ff0000){特殊受けにしては高いだけ}で別段物理に有利という程でもないため過信は禁物である。 最近は火力がインフレしてる事もあり、「[[こだわりハチマキ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]」を装備した意外なポケモンに落とされる事も多いため注意したい。 当然ではあるが、[[一撃必殺技>一撃必殺技(ポケモン)]]が当たったら即死するため、一撃必殺技持ち(顕著な例としては[[ラプラス>ラプラス(ポケモン)]]の「ぜったいれいど」)にも要注意。 特殊アタッカーだけが生き残った状況下でコイツを出されると、絶望するしかない。 物理アタッカーはきちんと入れておこう!「カウンター」されても泣かない。 一番簡単な対策は、死に出しまたは後攻「とんぼがえり」で「[[きあいのタスキ]]」を持った[[格闘タイプ>かくとうタイプ(ポケモン)]]をぶつける事。 もしくは、とりあえず「[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]」を張るのもいい。 プラチナで叩き売りされた「がむしゃら」との相性も抜群である。 ちなみに「ばかぢから」では不一致ならば全て&font(#ff0000){確定2発}以下である。 ある程度削っておくこと。 その後第八世代では「カウンター」や「どくどく」、「チャージビーム」といった技が没収されてしまったが、強力な特殊技や「ちきゅうなげ」は相変わらず使える為、全く困りはしなかった。 むしろハピナスを倒す手段が減ってしまい、より厄介になったとの声も。 それどころか実質的な新技として「トライアタック」を再習得し、ランクバトルで使えるようになったため妨害・詰ませ性能が上がった可能性すらある。 流石はハピナス。 *◆ポケモンGOでのハピナス ---- ゲームシステムに愛されまくったピンクの悪魔。 ジム戦をやるなら目にしない日はないだろうほどの使用率を誇る。 最大の理由は、ポケモンGO独自の種族値算出方法により、「攻撃と特攻」「防御と特防」のうち、高い方のステータスが反映されやすいこと。 つまり、ゲーム本編では物理耐久はさほどでもなかったが、GOでは&bold(){物理耐久と特殊耐久が同じ}という狂った耐久力を誇る。 もちろんHPもおぞましく高いため、とにかく落としにくくジムの番人としては最強クラスの強さを誇る。 その耐久力のヤバさを端的に表すと、CP2600もあれば[[カイリキー]]のばくれつパンチを直撃させても&bold(){三割も減らない}レベル。弱点を突いてもこれなので等倍かつ生半可な火力だとまず時間切れになる。 そして、スペシャルアタックとして高確率でマジカルシャインかサイコキネシスを搭載しているため、かくとうタイプで挑んでも高確率で返り討ちに遭う。 また進化前のラッキーも防衛で置かれやすい。 火力こそハピナスに劣るものの、耐久力はほぼ同等で主力技も全く同じであり第二のハピナスとして運用できる。 ハピナスと違い、CPが非常に低いお陰で時間経過による能力値減少の影響を受けにくいという差別化要素もあるので、人気のない(長時間にわたって防衛することになる)ジムではハピナスよりもラッキーが優先されることも。 その代償として、出現率がものすごく低くゲットするのはとてつもなく大変。だが、ゲットできれば間違いなく一線級である。最近ではイベントで度々ラッキーが出現しやすくなっていることや、7kmタマゴからピンプクが産まれる場合があるなど若干入手難易度が下がってきている。 *◆進化前 ラッキー ---- 全国図鑑No.113 分類:しあわせポケモン 英語名:Chansey 高さ:1.1m 重さ:34.6kg 特性:しぜんかいふく(状態異常が引っ込むと治る)   /てんのめぐみ(技の追加効果発生率が2倍) 隠れ特性:いやしのこころ(ターン終了時、1/3の確率で味方の状態異常が治る) 種族値 HP:&bold(){&font(#ff0000){250}} 攻撃:5 防御:5 特攻:35(初代のみ105) 特防:105 素早さ:50 合計:450 努力値:HP+2 ハピナスの進化前であり、初代から登場する。 栄養満点の卵を毎日産み、傷ついた人やポケモンに分け与えてくれる優しいポケモン。 初代では特攻と特防が「特殊」で一纏めだったため、現在のハピナス以上の火力を誇る。 同タイプでは最高の特殊火力であり、耐久型のみならずアタッカーとしても優秀だった。 現環境においても、あるアイテムを持たせることでハピナスとは違った活躍が可能。 そう、専用アイテム&bold(){&color(pink){「ラッキーパンチ」}}である。 これを持たせることで急所ランク+2となり、1/4の確率で攻撃が急所に当たる。 難点は、元々の攻撃が進化後よりもかなり見劣りしてしまうこと。 攻撃は言うに及ばず、特攻にしても種族値にして倍近く差がある。 だが、急所効果で相手の壁貼りや積み技による防御強化を無視できるのは利点。 これにより、実戦でも明確にハピナスと差別化した上で独自の活躍が期待できる #center{&bold(){&font(red){わけがない。}}} そもそもラッキーの特攻は特化しても無補正無振りハピナス程度でしかない。 それで運任せの急所狙い、しかも相手が積む時しか役に立たないのでは効率が悪すぎる。 ラッキーの本領は「[[しんかのきせき>しんかのきせき(ポケモン)]]」を持たせることで発揮される。 進化後と同様の特殊受けはおろか、並程度の物理アタッカーすら起点にできる。 特殊メインの[[サザンドラ]]が役割破壊として使う程度の「ばかぢから」では突破もできない。 汎用性では進化後を上回り、実際現在の対戦環境ではこちらの方がメジャーな存在である。 特殊アタッカーに後出しし、豊富な補助技でサイクルを回して行きたい。 「どくどく」「みがわり」は元より「ちいさくなる」「タマゴうみ」「でんじは」「[[ステルスロック>撒き技(ポケモン)]]」と芸達者。 [[グライオン]]、[[エアームド]]と組んだ「ラキグライムドー」は[[受けループ>受けループ(ポケモン)]]戦術の基本とされる。と言うか受けループの奇石枠は大体コイツ。 進化後に劣る点としては上述のように攻撃力が進化後よりも大きく劣ること。 火力が定数ダメージ頼りなので、「ちきゅうなげ」「どくどく」が効かない[[ゲンガー]]や[[ギルガルド]]にはほぼ完封されてしまう。 特にメガゲンガーが相手だと、「[[スキルスワップ>スキルスワップ(ポケモン)]]」で「かげふみ」を奪わない限り逃げることもできないので要注意。 また、輝石ポケの宿命として「[[トリック>>トリック/すりかえ(ポケモン)]]」「すりかえ」や「[[はたきおとす>はたきおとす(ポケモン)]]」にも弱い。 第8世代で「どくどく」や「カウンター」を失って割を喰ったのはこっち。 本当に決定打が「ちきゅうなげ」しかなくなってしまった。 *◆さらに進化前 ピンプク ---- 全国図鑑No.440 分類:ままごとポケモン 英語名:Happiny 高さ:0.6m 重さ:24.4kg 特性:しぜんかいふく(状態異常が引っ込むと治る)   /てんのめぐみ(技の追加効果発生率が2倍) 隠れ特性:&bold(){&font(#ff0000){フレンドガード}}([[ダブルバトル>ダブルバトル(ポケモン)]]・トリプルバトルの時、自分以外の味方が受けるダメージを25%減らす) 種族値 HP:100 攻撃:5 防御:5 特攻:15 特防:65 素早さ:30 合計:220 努力値:HP+1 DPtから追加された、ラッキーかハピナスに「こううんのおこう」を持たせて[[育て屋>育て屋(ポケモン)]]に預けると産まれる[[ベイビィポケモン]]。 ラッキーに進化させるには「まんまるいし」を持たせて朝か昼にレベルアップさせる必要がある。 小さいのでまだ卵を産むことができず、ラッキーの真似をして卵に似た丸い石を抱えている。 そのため、この時点では「タマゴうみ」は覚えない。 隠れ特性として進化形2種にはない特性「フレンドガード」を持つ。 種族値は[[ピッピ>ピクシー(ポケモン)]]や[[プリン>プリン(ポケモン)]]に劣る様に見えるが、極限まで攻撃と特攻が低い為にムダが少ない。むしろ特殊耐久なら同特性のポケモンでは最高レベル。 ベィビィポケモンだけあって技のレパートリーは少ないが、「こらえる」を使えるのが特徴。 「[[まもる>まもる/みきり(ポケモン)]]」は相手の「フェイント」で消滅させられるが「こらえる」はそうではない為である。 ただし、「まもる」と違って補助技等は防げない上、「まもる」「こらえる」を続けて使用すると失敗する可能性が高くなってしまう。 とは言え、相手や状況に応じて「まもる」と「こらえる」の使い分けが可能なのは他の「フレンドガード」持ちにはない利点と言える。 第六世代では同特性持ちに[[ビビヨン]]が登場。能力やタイプが全く違う事から、ビビヨンとの競合は起こらなかったが、プリンとピッピが[[フェアリータイプ(ポケモン)]]を獲得し、以降のピンプクは単ノーマルタイプである事を活かした採用が求められるようになった。 具体的には隣に[[くさタイプ(ポケモン)]]や[[フェアリータイプ(ポケモン)]]を用意しても同時に弱点を突かれにくい点で評価された。 第八世代では攻撃無振りでも安定したダメージを与える「ちきゅうなげ」を獲得し、「ちょうはつ」を打たれても機能停止しなくなった。2020年現在、安定したダメージ源を持つのはピンプクのみの利点。 現在では他のフレンドガードとは違った、独自のポジションを獲得しつつあると言えるか。 [[リトルバトル>リトルバトル(ポケモン)]]のシングル戦においては「タマゴうみ」のみならず幾つかの有用な特殊技を覚えないのがネック。 主なダメージ源は「カウンター」に頼ることになるが、「でんじは」「こごえるかぜ」「ひかりのかべ」等で後続サポートも可能。 *◆ハピナス道場 ---- [[ORAS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]では[[経験値稼ぎのカモ>タブンネ]]として重宝されている。 ハピナス自体が野生で出現することはないのだが、ハピナスLv.100×3体と言うひみつきちを大量に作ったプレイヤーがおり、 このひみつきちでハピナスをボコれば経験値を荒稼ぎ出来る。 ハピナス自体も技は「いやしのねがい」しかなく「どくどくだま」を持っているので[[コイキング]]Lv.1でも完封できる上に最大でも9ターン経てば勝手に3匹自滅する。 バトルの設定はシングルバトルでも良いがトリプルバトルにするとなお良い。一度に3匹出せそれらすべてを交換できるので手持ち全てのポケモンに経験値を振れる。 第五世代の揺れる草むらや『[[XY>ポケットモンスター X・Y]]』のバトルシャトーで明け暮れた[[タブンネ]]狩りを思い起こさせるが、あちらと違って攻撃手段が無くても勝手に倒れてくれるので経験値取得の楽さはそれ以上。 現在ネットで検索すればハピナス道場のひみつきちのQRコードが大量に出回っているので、簡単に自機への読み込みが可能。 ただしひみつきちの仕様上、戦えるのはQRコードを読み込んだ翌日からなので注意。 また戦う際のLv上限を撤廃するアイテムの入手時期の都合、道場が使えるのは殿堂入り後になる点にも注意。 [[USM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]ではポニの広野でラッキーがやや低確率で出現。 [[仲間呼び>乱入バトル(ポケモン)]]を繰り返すことでハピナスが出現するため、学習装置とけいけんポンの併用で経験値稼ぎがやりやすくなった。 またハピナスは稀にしあわせタマゴを持っていることがあるため、レベリングを兼て奪取を狙うプレイヤーも多発してるとか。 ハピナス「私もアニメでクビかあ…。ムサシはいいよなあ…。」 タブンネ「多分次回作で復帰出来ますよ!多分ね。」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,17) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - Yの194ブレイクにXの190一致格闘…… &br()メガミュウツーが鬼門か? -- 名無しさん (2013-10-22 00:19:54) - 俺の耐久&カウンター型ハピナスが聖剣ギルガルドに突破されて萎えた -- 名無しさん (2013-11-12 23:31:01) - メガじゃあなくてもM2は相手出来んよ -- 名無し (2013-11-13 15:44:30) - 意外と毒水母もキツいか? &br()特殊受けられながら酸爆弾とかで -- 名無しさん (2014-01-20 11:35:25) - キツいポケモンならいくらでもいるぞ。こいつが強いのは有利な相手は確実に止めてくれる、ってこと。断じて相手のポケモン全部を相手どって打ち勝てるようなポケモンじゃない -- 名無しさん (2014-01-20 11:54:07) - こいつ自体というか後ろに控えるムドーやグライもまとめて対策しないとならないから厄介。 -- 名無しさん (2014-01-20 15:48:48) - ヨノワール「お互い進化前と比較されて苦労するよね。」 -- 名無しさん (2014-04-26 23:58:15) - 種族値が極端に偏っているとはいえ種族値配分の無駄がなさすぎる・・・。その上技が特殊・変化共に充実しているしな。弱いはずがない。 -- 名無しさん (2014-06-26 20:36:18) - ORASにて…タブンネ「ようやく俺の跡を継げる奴が出て来た」 -- イキーダ (2014-11-25 07:46:26) - メガハピナスが来たらヤバそう。 -- 名無しさん (2015-04-30 22:04:03) - FRLGで何故ラッキーパンチ作った。 -- 名無しさん (2015-06-30 09:46:14) - ミュウツーがフリーザで、ギラティナがブロリーなら、こいつは魔人ブウだよね。 -- 名無しさん (2015-07-10 09:24:52) - ストーリーで敵が使ってくるやつは無補正無振りだから悲しいくらい防御が低い、ただのミミロップの不一致飛び蹴りで軽く即死するレベル。努力値の重要性がわかる -- 名無しさん (2015-10-13 19:54:50) - ダブル・トリプルバトルで回復役にするのはどうでしょうか? -- 名無しさん (2015-10-13 20:11:20) - HPと防御の差があまりにもアレだから、努力値を振るのと振らないのでは耐久指数が倍近く違う -- 名無しさん (2015-10-16 23:02:28) - 仮に、特攻、特防共に105だったらてんのめぐみを利用した特殊アタッカーが横行していただろうな・・・ -- 名無しさん (2016-03-12 07:35:28) - 輝石ラッキー最近見ない -- 名無しさん (2016-08-09 12:41:15) - 最近はポケモンGOで猛威を奮っている模様 -- 名無しさん (2017-02-21 13:14:20) - 物理アタッカーでも稀に止められるからタチ悪いよな -- 名無しさん (2017-03-20 11:29:41) - GOのハピも相変わらず硬い。CP2700超えると、軽くレイドバトルでもやってる気分になるわ。 -- 名無しさん (2017-07-06 21:20:22) - Zワザ追加されてからまたハピもちょくちょく見るようになった -- 名無しさん (2017-07-19 03:09:17) - GOにおいては、以前は硬すぎて時間切れになりかねないことからヘイトを稼いでいたが、レイド戦ではCP詐欺な火力の低さに加えて自動選出で優先的に選ばれるせいで、別のベクトルでもヘイトを稼ぐようになってしまったポケモン -- 名無しさん (2017-07-30 09:20:06) - GOの旧式ジムのハピナス連戦地獄は控えめに言って頭おかしい。そりゃ大幅な仕様変更しますわ -- 名無しさん (2017-11-09 10:09:15) - ウルトラサンムーンでも仲間呼びシステムによってハピナス道場が実現。ビビりだまの準備はいいか! -- 名無しさん (2017-12-16 14:35:00) - ハピームドとか考えたやつ出てこいッ!! -- 名無しさん (2018-12-04 20:07:45) - GOだと -- 名無しさん (2019-04-22 12:25:22) - GOだとラッキーも耐久力は大して変わらないし時間経過によるCPの減少も緩やかだからハピナスよりあまり人が来ないところの防衛に向いてる -- 名無しさん (2019-04-22 12:26:47) - ↑3種族値がH255-A80-B140-C70-D135-S55。特性が頑丈+自然回復… -- 名無しさん (2019-04-22 13:17:32) - バランス調整(害悪戦法根絶)のためにガラル地方出禁の可能性も…。キライじゃないんだけどなあ -- 名無しさん (2019-06-19 12:43:12) - ↑ある意味シンボル的な要素が多いデザインと性能だから、タブンネが出ないなら続投する可能性が高い。バランス調整考えるならラッキーやハピ自身より輝石のほうが問題 -- 名無しさん (2019-06-19 13:14:38) - DLCでラッキーとハピナスが剣盾に復帰するわけだが、過去作から持ってこないとかなり厳しい気がする。なぜなら、最も重要なダメージソースであるどくどくが技マシンと技レコードから削除されてしまったから。ただし、攻撃が壊滅的に低いのでガラルサニーゴに強い。 -- 名無しさん (2020-01-17 22:19:23) - ↑ツボツボとかバルジーナみたいにタマゴ技に移動する可能性あるけどね。だけど地球投げはもうあるからそれは欲張りすぎか -- 名無しさん (2020-01-29 12:19:48) - 結局ランクバトルだとエアームド共々どくどく使えなくなったからダメージソースが地球投げだけになっちゃったな。ハピナスはまだ特攻がギリギリマシレベルはあるからこっちが多数になりそう -- 名無しさん (2020-06-22 10:16:50) - どうやら、てんのめぐみとトライアタックの可能性を感じるトレーナーが多いようだ -- 名無しさん (2020-06-27 22:03:01) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/08/04(水) 00:25:46 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- [[ポケットモンスター]]シリーズに[[金・銀>ポケットモンスター 金・銀・クリスタル]]から登場する[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 *◆データ ---- 全国[[図鑑>ポケモン図鑑]]No.242 分類:しあわせポケモン 英語名:Blissey 高さ:1.5m 重さ:46.8kg [[タマゴ>タマゴ(ポケモン)]]グループ:妖精 性別比率:♂0♀100 タイプ:[[ノーマル>ノーマルタイプ(ポケモン)]] [[特性>特性(ポケモン)]]:しぜんかいふく(状態異常が引っ込むと治る)   /てんのめぐみ(技の追加効果発生率が2倍) [[隠れ特性>隠れ特性(ポケモン)]]:いやしのこころ(ターン終了時、1/3の確率で味方の状態異常が治る) [[種族値]] HP:&bold(){&font(#ff0000){255}} 攻撃:10 防御:10 特攻:75 特防:&bold(){&font(#ff0000){135}} 素早さ:55 合計:540 [[努力値]]:HP+2→HP+3([[DPt>ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]から) *◆概要 ---- 腹に卵を抱えた卵型の[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]。 その卵は、どんなに卵が嫌いな人でも一口でペロリと食べてしまうほど美味しいらしい。 怪我をした人を見かけると、つきっきりで看病するなど優しいポケモンである。 見た目も設定もタマゴグループも全てがフェアリータイプっぽいが、実際はノーマル単色で第六世代移行時にフェアリーは追加されていない。 多分、コイツがかくとうを半減するフェアリータイプを持つと、威力100以上の物理技がほとんどない鋼と毒でしか弱点を突けなくなり、凶悪っぷりが大幅に跳ね上がることを懸念されたためと思われる。 *◆アニメでのハピナス ---- [[進化>しんか(ポケモン)]]前のラッキーと共に、[[ポケモンセンター]]の象徴的なポケモン。[[ナース姿>ナース(属性)]]をしたものが多い。 また[[ロケット団>ロケット団(ポケモン)]]の[[ムサシ>ムサシ(ポケモン)]]は昔、彼女らに混じって看護師の勉強をしていた経歴がある。 ちなみに、[[無印>アニメ ポケットモンスター(無印)]]の「ハピナスのハッピーナース」で登場したハピナスは大変なおっちょこちょいで落ち着きがなく、 サトシ達をサービスしようとはりきるが夕食をまとめて重ねて持ってきて倒してしまったり、 わざとではないがサトシを二度も痛い目にあわせてしまったりと裏目に出てしまう。 [[DP編>ポケットモンスター ダイヤモンド&パール]]では進化前のピンプクが[[タケシ>タケシ(ポケモン)]]の手持ちとして通常のピンプクより遥かに強い力を持つピンプクとして活躍した。 声優は伊東みやこ。 その力は尋常ではなく、[[ハガネール>イワーク/ハガネール]]すらぶん廻せそうな勢いな程。 &bold(){ロケット団のメカを一撃で破壊したり、湖の水を丸ごと凍らせた後、氷塊をぶん投げる}等止まる域を知らない。 最終回目前でラッキーに進化した。 劇場版『[[みんなの物語>劇場版ポケットモンスター みんなの物語]]』では、ラッキーがトリトのパートナーとして登場。 *◆ゲームでのハピナス ---- [[初代>ポケットモンスター 赤・緑]]から存在するラッキーの進化形として金銀から登場。ラッキーをなつかせてからレベルアップすると進化する。 またDPtからは「こううんのおこう」を持たせて卵を孵化させるとベイビィポケモンのピンプクが生まれ、「[[まんまるいし>進化アイテム(ポケモン)]]」を持たせて朝か昼(4時~20時)にレベルアップさせることでラッキーになる。 「意味あるのか?」と思った貴方は後述のピンプクについて読むと良い。 二度進化するポケモンの中でも、&bold(){&font(#ff0000){「すべての形態に戦術的価値がある」}}という珍しい系統。 [[コイル>コイル(ポケモン)]][[系列>ジバコイル]]や[[ウリムー>マンムー]]系列もこれに当てはまるが、この2系統は初期形態がほぼ初見殺しに特化していて対策も立てやすい。 なお、ダイパではヨスガシティで旅のおじさんからピンプクのタマゴが[[貰える>シナリオ中に人から貰うポケモン]]が、プラチナではこのイベントがなく代わりに[[シロナ>シロナ(ポケモン)]]から[[トゲピー]]のタマゴが貰える。 耐久型の種族値やレベル技が貧弱なことから旅パには不向き。やたら捕獲値が低いこともあり、クリア後でも捕まえる事は難しい。 だが対戦においては種族値にしてHP&bold(){&font(#ff0000){255}}に加え&bold(){&font(#ff0000){135}}もの特防を誇る、&bold(){ポケモン界最強の特殊受け}である。ラッキーの時点でも大概だったのに。 その特殊耐久はあの物理耐久で名高い[[レジロック]]や[[ハガネール>イワーク/ハガネール]]等と比べ物にならないほど高く、 なんと特防特化すると「[[こだわりメガネ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]」持ち控えめ特攻特化[[カイオーガ]]の雨下「ハイドロポンプ」が耐性がないにも関わらず&font(#ff0000){確 定 3 発} 。 最高[[威力>威力(ポケモン)]]の雨下「しおふき」でようやく&font(#ff0000){確定2発。} また同じく眼鏡持ち控えめ特攻特化[[カプ・テテフ]]の「[[サイコフィールド>○○フィールド(ポケモンのわざ)]]」下「サイコキネシス」も同じく等倍にも関わらず&font(#ff0000){乱 数 3 発} 。 もはやバグの領域である。 そんな特殊耐久力からついた二つ名は&bold(){&font(#f09199){ピンクの悪魔}}。[[カービィ]]ェ... どんな特殊アタッカーだろうが彼女の前では役に立たないのだ。&bold(){ハピで止まります} では物理耐久はどうかというと、 防御種族値はなんとたったの&bold(){&font(#ff0000){10}}。 最終形態ではぶっちぎりの防御種族値ワースト1である。 やはり物理[[格闘>かくとうタイプ(ポケモン)]]技を受けるとコロッと逝ってしまうだろう……   &bold(){&font(#ff0000){…と思うとそうでもなく}}、体力の関係上努力値などでも防御特化させたハピナスは中堅~強ポケ並にまで堅くなる。 具体的には無補正道具無し[[ゴウカザル]]程度の「インファイト」なら一発は耐えきれるぐらい。ナニコレェ [[エアームド]]や[[ツボツボ]]のように、体力が低い事がいかに無駄な配分かを思い知らせてくれるポケモンである。 またHPが高いせいで下手に「すてみタックル」などの反動技で倒そうとすると逆に攻めた側が自滅しかねない。   さらに恐ろしいのは、物理技対策まで豊富な所。 その体力故に一撃必殺に近い「カウンター」 物理ダメージを半減できる「あまえる」 ただの「まるくなる」でもコイツが使うと恐ろしい事に。 さらに再生回復の「タマゴうみ」で回復までできる。 その耐久力故に「うたう」を連打しやすく交代読みから「でんじは」も蒔きやすい。 「[[どくどく>どくどく(ポケモン)]]」をかけてじわじわ削ろうにも、特性が「しぜんかいふく」なら引っ込めて終了である。 さらにハピナス自身も「どくどく」を使える上に「アロマセラピー」まで習得可能。 ならば「ちょうはつ」をしたいところだが、「てんのめぐみ」を生かした特殊アタッカーでした……なんてこともあるから笑えない。 4割混乱の「みずのはどう」 当たれば6割[[麻痺>まひ(ポケモン)]]の「かみなり」 2割凍結の「れいとうビーム」……耐久だけでなくアタッカーまでこなせるハピナスちゃんまじ悪魔。 レートでは使えないが、VC版限定技にも優秀な技が多く、2割(天の恵みでは4割)麻痺・こおり・[[火傷>やけど(ポケモン)]]の一致技「トライアタック」、物理技対策の「リフレクター」、ランダムに固定ダメージを与える「サイコウェーブ」などがある。 …とまぁここまで散々書いたのだが、結局のところポケモンなので技は4つまでしか持てない。 型がわかれば対策は十分可能である。 上記のアタッカー型も説明では強そうだが、素の特攻が微妙過ぎるため実際はあまり怖くない事が多かったりする。 また、いくら物理耐久が意外に高いと言っても飽くまで&font(#ff0000){特殊受けにしては高いだけ}で別段物理に有利という程でもないため過信は禁物である。 最近は火力がインフレしてる事もあり、「[[こだわりハチマキ>こだわり系アイテム(ポケモン)]]」を装備した意外なポケモンに落とされる事も多いため注意したい。 当然ではあるが、[[一撃必殺技>一撃必殺技(ポケモン)]]が当たったら即死するため、一撃必殺技持ち(顕著な例としては[[ラプラス>ラプラス(ポケモン)]]の「ぜったいれいど」)にも要注意。 特殊アタッカーだけが生き残った状況下でコイツを出されると、絶望するしかない。 物理アタッカーはきちんと入れておこう!「カウンター」されても泣かない。 一番簡単な対策は、死に出しまたは後攻「とんぼがえり」で「[[きあいのタスキ]]」を持った[[格闘タイプ>かくとうタイプ(ポケモン)]]をぶつける事。 もしくは、とりあえず「[[みがわり>みがわり(ポケモン)]]」を張るのもいい。 プラチナで叩き売りされた「がむしゃら」との相性も抜群である。 ちなみに「ばかぢから」では不一致ならば全て&font(#ff0000){確定2発}以下である。 ある程度削っておくこと。 その後第八世代では「カウンター」や「どくどく」、「チャージビーム」といった技が没収されてしまったが、強力な特殊技や「ちきゅうなげ」は相変わらず使える為、全く困りはしなかった。 むしろハピナスを倒す手段が減ってしまい、より厄介になったとの声も。 それどころか実質的な新技として「トライアタック」を再習得し、ランクバトルで使えるようになったため妨害・詰ませ性能が上がった可能性すらある。 流石はハピナス。 *◆ポケモンGOでのハピナス ---- ゲームシステムに愛されまくったピンクの悪魔。 ジム戦をやるなら目にしない日はないだろうほどの使用率を誇る。 最大の理由は、ポケモンGO独自の種族値算出方法により、「攻撃と特攻」「防御と特防」のうち、高い方のステータスが反映されやすいこと。 つまり、ゲーム本編では物理耐久はさほどでもなかったが、GOでは&bold(){物理耐久と特殊耐久が同じ}という狂った耐久力を誇る。 もちろんHPもおぞましく高いため、とにかく落としにくくジムの番人としては最強クラスの強さを誇る。 その耐久力のヤバさを端的に表すと、CP2600もあれば[[カイリキー]]のばくれつパンチを直撃させても&bold(){三割も減らない}レベル。弱点を突いてもこれなので等倍かつ生半可な火力だとまず時間切れになる。 そして、スペシャルアタックとして高確率でマジカルシャインかサイコキネシスを搭載しているため、かくとうタイプで挑んでも高確率で返り討ちに遭う。 また進化前のラッキーも防衛で置かれやすい。 火力こそハピナスに劣るものの、耐久力はほぼ同等で主力技も全く同じであり第二のハピナスとして運用できる。 ハピナスと違い、CPが非常に低いお陰で時間経過による能力値減少の影響を受けにくいという差別化要素もあるので、人気のない(長時間にわたって防衛することになる)ジムではハピナスよりもラッキーが優先されることも。 その代償として、出現率がものすごく低くゲットするのはとてつもなく大変。だが、ゲットできれば間違いなく一線級である。最近ではイベントで度々ラッキーが出現しやすくなっていることや、7kmタマゴからピンプクが産まれる場合があるなど若干入手難易度が下がってきている。 *◆進化前 ラッキー ---- 全国図鑑No.113 分類:しあわせポケモン 英語名:Chansey 高さ:1.1m 重さ:34.6kg 特性:しぜんかいふく(状態異常が引っ込むと治る)   /てんのめぐみ(技の追加効果発生率が2倍) 隠れ特性:いやしのこころ(ターン終了時、1/3の確率で味方の状態異常が治る) 種族値 HP:&bold(){&font(#ff0000){250}} 攻撃:5 防御:5 特攻:35(初代のみ105) 特防:105 素早さ:50 合計:450 努力値:HP+2 ハピナスの進化前であり、初代から登場する。 栄養満点の卵を毎日産み、傷ついた人やポケモンに分け与えてくれる優しいポケモン。 初代では特攻と特防が「特殊」で一纏めだったため、現在のハピナス以上の火力を誇る。 同タイプでは最高の特殊火力であり、耐久型のみならずアタッカーとしても優秀だった。 現環境においても、あるアイテムを持たせることでハピナスとは違った活躍が可能。 そう、専用アイテム&bold(){&color(pink){「ラッキーパンチ」}}である。 これを持たせることで急所ランク+2となり、1/4の確率で攻撃が急所に当たる。 難点は、元々の攻撃が進化後よりもかなり見劣りしてしまうこと。 攻撃は言うに及ばず、特攻にしても種族値にして倍近く差がある。 だが、急所効果で相手の壁貼りや積み技による防御強化を無視できるのは利点。 これにより、実戦でも明確にハピナスと差別化した上で独自の活躍が期待できる #center{&bold(){&font(red){わけがない。}}} そもそもラッキーの特攻は特化しても無補正無振りハピナス程度でしかない。 それで運任せの急所狙い、しかも相手が積む時しか役に立たないのでは効率が悪すぎる。 ラッキーの本領は「[[しんかのきせき>しんかのきせき(ポケモン)]]」を持たせることで発揮される。 進化後と同様の特殊受けはおろか、並程度の物理アタッカーすら起点にできる。 特殊メインの[[サザンドラ]]が役割破壊として使う程度の「ばかぢから」では突破もできない。 汎用性では進化後を上回り、実際現在の対戦環境ではこちらの方がメジャーな存在である。 特殊アタッカーに後出しし、豊富な補助技でサイクルを回して行きたい。 「どくどく」「みがわり」は元より「ちいさくなる」「タマゴうみ」「でんじは」「[[ステルスロック>撒き技(ポケモン)]]」と芸達者。 [[グライオン]]、[[エアームド]]と組んだ「ラキグライムドー」は[[受けループ>受けループ(ポケモン)]]戦術の基本とされる。と言うか受けループの奇石枠は大体コイツ。 進化後に劣る点としては上述のように攻撃力が進化後よりも大きく劣ること。 火力が定数ダメージ頼りなので、「ちきゅうなげ」「どくどく」が効かない[[ゲンガー]]や[[ギルガルド]]にはほぼ完封されてしまう。 特にメガゲンガーが相手だと、「[[スキルスワップ>スキルスワップ(ポケモン)]]」で「かげふみ」を奪わない限り逃げることもできないので要注意。 また、輝石ポケの宿命として「[[トリック>>トリック/すりかえ(ポケモン)]]」「すりかえ」や「[[はたきおとす>はたきおとす(ポケモン)]]」にも弱い。 第8世代で「どくどく」や「カウンター」を失って割を喰ったのはこっち。 本当に決定打が「ちきゅうなげ」しかなくなってしまった。 耐久力はあっても&bold(){相手に掛けられる圧力が全くない}為、最低限の圧力を掛けられる(というかトライアタックのせいで最低限かすら怪しい)ハピナスにシェアを奪い返されてしまった。 後述の通りピンプクまで独自の立場を得てしまい、ラッキーにとっては完全に冬の時代である…。 *◆さらに進化前 ピンプク ---- 全国図鑑No.440 分類:ままごとポケモン 英語名:Happiny 高さ:0.6m 重さ:24.4kg 特性:しぜんかいふく(状態異常が引っ込むと治る)   /てんのめぐみ(技の追加効果発生率が2倍) 隠れ特性:&bold(){&font(#ff0000){フレンドガード}}([[ダブルバトル>ダブルバトル(ポケモン)]]・トリプルバトルの時、自分以外の味方が受けるダメージを25%減らす) 種族値 HP:100 攻撃:5 防御:5 特攻:15 特防:65 素早さ:30 合計:220 努力値:HP+1 DPtから追加された、ラッキーかハピナスに「こううんのおこう」を持たせて[[育て屋>育て屋(ポケモン)]]に預けると産まれる[[ベイビィポケモン]]。 ラッキーに進化させるには「まんまるいし」を持たせて朝か昼にレベルアップさせる必要がある。 小さいのでまだ卵を産むことができず、ラッキーの真似をして卵に似た丸い石を抱えている。 そのため、この時点では「タマゴうみ」は覚えない。 隠れ特性として進化形2種にはない特性「フレンドガード」を持つ。 種族値は[[ピッピ>ピクシー(ポケモン)]]や[[プリン>プリン(ポケモン)]]に劣る様に見えるが、極限まで攻撃と特攻が低い為にムダが少ない。むしろ特殊耐久なら同特性のポケモンでは最高レベル。 ベィビィポケモンだけあって技のレパートリーは少ないが、「こらえる」を使えるのが特徴。 「[[まもる>まもる/みきり(ポケモン)]]」は相手の「フェイント」で消滅させられるが「こらえる」はそうではない為である。 ただし、「まもる」と違って補助技等は防げない上、「まもる」「こらえる」を続けて使用すると失敗する可能性が高くなってしまう。 とは言え、相手や状況に応じて「まもる」と「こらえる」の使い分けが可能なのは他の「フレンドガード」持ちにはない利点と言える。 第六世代では同特性持ちに[[ビビヨン]]が登場。能力やタイプが全く違う事から、ビビヨンとの競合は起こらなかったが、プリンとピッピが[[フェアリータイプ(ポケモン)]]を獲得し、以降のピンプクは単ノーマルタイプである事を活かした採用が求められるようになった。 具体的には隣に[[くさタイプ(ポケモン)]]や[[フェアリータイプ(ポケモン)]]を用意しても同時に弱点を突かれにくい点で評価された。 第八世代では攻撃無振りでも安定したダメージを与える「ちきゅうなげ」を獲得し、「ちょうはつ」を打たれても機能停止しなくなった。2020年現在、安定したダメージ源を持つのはピンプクのみの利点。 現在では他のフレンドガードとは違った、独自のポジションを獲得しつつあると言えるか。 [[リトルバトル>リトルバトル(ポケモン)]]のシングル戦においては「タマゴうみ」のみならず幾つかの有用な特殊技を覚えないのがネック。 主なダメージ源は「カウンター」に頼ることになるが、「でんじは」「こごえるかぜ」「ひかりのかべ」等で後続サポートも可能。 *◆ハピナス道場 ---- [[ORAS>ポケットモンスター オメガルビー・アルファサファイア]]では[[経験値稼ぎのカモ>タブンネ]]として重宝されている。 ハピナス自体が野生で出現することはないのだが、ハピナスLv.100×3体と言うひみつきちを大量に作ったプレイヤーがおり、 このひみつきちでハピナスをボコれば経験値を荒稼ぎ出来る。 ハピナス自体も技は「いやしのねがい」しかなく「どくどくだま」を持っているので[[コイキング]]Lv.1でも完封できる上に最大でも9ターン経てば勝手に3匹自滅する。 バトルの設定はシングルバトルでも良いがトリプルバトルにするとなお良い。一度に3匹出せそれらすべてを交換できるので手持ち全てのポケモンに経験値を振れる。 第五世代の揺れる草むらや『[[XY>ポケットモンスター X・Y]]』のバトルシャトーで明け暮れた[[タブンネ]]狩りを思い起こさせるが、あちらと違って攻撃手段が無くても勝手に倒れてくれるので経験値取得の楽さはそれ以上。 現在ネットで検索すればハピナス道場のひみつきちのQRコードが大量に出回っているので、簡単に自機への読み込みが可能。 ただしひみつきちの仕様上、戦えるのはQRコードを読み込んだ翌日からなので注意。 また戦う際のLv上限を撤廃するアイテムの入手時期の都合、道場が使えるのは殿堂入り後になる点にも注意。 [[USM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]ではポニの広野でラッキーがやや低確率で出現。 [[仲間呼び>乱入バトル(ポケモン)]]を繰り返すことでハピナスが出現するため、学習装置とけいけんポンの併用で経験値稼ぎがやりやすくなった。 またハピナスは稀にしあわせタマゴを持っていることがあるため、レベリングを兼て奪取を狙うプレイヤーも多発してるとか。 ハピナス「私もアニメでクビかあ…。ムサシはいいよなあ…。」 タブンネ「多分次回作で復帰出来ますよ!多分ね。」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,17) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - Yの194ブレイクにXの190一致格闘…… &br()メガミュウツーが鬼門か? -- 名無しさん (2013-10-22 00:19:54) - 俺の耐久&カウンター型ハピナスが聖剣ギルガルドに突破されて萎えた -- 名無しさん (2013-11-12 23:31:01) - メガじゃあなくてもM2は相手出来んよ -- 名無し (2013-11-13 15:44:30) - 意外と毒水母もキツいか? &br()特殊受けられながら酸爆弾とかで -- 名無しさん (2014-01-20 11:35:25) - キツいポケモンならいくらでもいるぞ。こいつが強いのは有利な相手は確実に止めてくれる、ってこと。断じて相手のポケモン全部を相手どって打ち勝てるようなポケモンじゃない -- 名無しさん (2014-01-20 11:54:07) - こいつ自体というか後ろに控えるムドーやグライもまとめて対策しないとならないから厄介。 -- 名無しさん (2014-01-20 15:48:48) - ヨノワール「お互い進化前と比較されて苦労するよね。」 -- 名無しさん (2014-04-26 23:58:15) - 種族値が極端に偏っているとはいえ種族値配分の無駄がなさすぎる・・・。その上技が特殊・変化共に充実しているしな。弱いはずがない。 -- 名無しさん (2014-06-26 20:36:18) - ORASにて…タブンネ「ようやく俺の跡を継げる奴が出て来た」 -- イキーダ (2014-11-25 07:46:26) - メガハピナスが来たらヤバそう。 -- 名無しさん (2015-04-30 22:04:03) - FRLGで何故ラッキーパンチ作った。 -- 名無しさん (2015-06-30 09:46:14) - ミュウツーがフリーザで、ギラティナがブロリーなら、こいつは魔人ブウだよね。 -- 名無しさん (2015-07-10 09:24:52) - ストーリーで敵が使ってくるやつは無補正無振りだから悲しいくらい防御が低い、ただのミミロップの不一致飛び蹴りで軽く即死するレベル。努力値の重要性がわかる -- 名無しさん (2015-10-13 19:54:50) - ダブル・トリプルバトルで回復役にするのはどうでしょうか? -- 名無しさん (2015-10-13 20:11:20) - HPと防御の差があまりにもアレだから、努力値を振るのと振らないのでは耐久指数が倍近く違う -- 名無しさん (2015-10-16 23:02:28) - 仮に、特攻、特防共に105だったらてんのめぐみを利用した特殊アタッカーが横行していただろうな・・・ -- 名無しさん (2016-03-12 07:35:28) - 輝石ラッキー最近見ない -- 名無しさん (2016-08-09 12:41:15) - 最近はポケモンGOで猛威を奮っている模様 -- 名無しさん (2017-02-21 13:14:20) - 物理アタッカーでも稀に止められるからタチ悪いよな -- 名無しさん (2017-03-20 11:29:41) - GOのハピも相変わらず硬い。CP2700超えると、軽くレイドバトルでもやってる気分になるわ。 -- 名無しさん (2017-07-06 21:20:22) - Zワザ追加されてからまたハピもちょくちょく見るようになった -- 名無しさん (2017-07-19 03:09:17) - GOにおいては、以前は硬すぎて時間切れになりかねないことからヘイトを稼いでいたが、レイド戦ではCP詐欺な火力の低さに加えて自動選出で優先的に選ばれるせいで、別のベクトルでもヘイトを稼ぐようになってしまったポケモン -- 名無しさん (2017-07-30 09:20:06) - GOの旧式ジムのハピナス連戦地獄は控えめに言って頭おかしい。そりゃ大幅な仕様変更しますわ -- 名無しさん (2017-11-09 10:09:15) - ウルトラサンムーンでも仲間呼びシステムによってハピナス道場が実現。ビビりだまの準備はいいか! -- 名無しさん (2017-12-16 14:35:00) - ハピームドとか考えたやつ出てこいッ!! -- 名無しさん (2018-12-04 20:07:45) - GOだと -- 名無しさん (2019-04-22 12:25:22) - GOだとラッキーも耐久力は大して変わらないし時間経過によるCPの減少も緩やかだからハピナスよりあまり人が来ないところの防衛に向いてる -- 名無しさん (2019-04-22 12:26:47) - ↑3種族値がH255-A80-B140-C70-D135-S55。特性が頑丈+自然回復… -- 名無しさん (2019-04-22 13:17:32) - バランス調整(害悪戦法根絶)のためにガラル地方出禁の可能性も…。キライじゃないんだけどなあ -- 名無しさん (2019-06-19 12:43:12) - ↑ある意味シンボル的な要素が多いデザインと性能だから、タブンネが出ないなら続投する可能性が高い。バランス調整考えるならラッキーやハピ自身より輝石のほうが問題 -- 名無しさん (2019-06-19 13:14:38) - DLCでラッキーとハピナスが剣盾に復帰するわけだが、過去作から持ってこないとかなり厳しい気がする。なぜなら、最も重要なダメージソースであるどくどくが技マシンと技レコードから削除されてしまったから。ただし、攻撃が壊滅的に低いのでガラルサニーゴに強い。 -- 名無しさん (2020-01-17 22:19:23) - ↑ツボツボとかバルジーナみたいにタマゴ技に移動する可能性あるけどね。だけど地球投げはもうあるからそれは欲張りすぎか -- 名無しさん (2020-01-29 12:19:48) - 結局ランクバトルだとエアームド共々どくどく使えなくなったからダメージソースが地球投げだけになっちゃったな。ハピナスはまだ特攻がギリギリマシレベルはあるからこっちが多数になりそう -- 名無しさん (2020-06-22 10:16:50) - どうやら、てんのめぐみとトライアタックの可能性を感じるトレーナーが多いようだ -- 名無しさん (2020-06-27 22:03:01) #comment #areaedit(end) }

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