ソーマ・ピーリス/マリー・パーファシー

「ソーマ・ピーリス/マリー・パーファシー」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ソーマ・ピーリス/マリー・パーファシー - (2016/12/21 (水) 00:26:08) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2010/12/10(金) 22:28:43 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff4500,b){それに…もう決めたから。} &font(#ff4500,b){私は何があっても、アレルヤから離れないと……。} } 『[[機動戦士ガンダム00]]』に登場する乙女。 CV:小笠原亜里沙 性別:女 誕生日:5月21日 年齢:18歳(1st)→23歳(2nd)→25歳(劇場版) 身長:156㎝(1st)→166㎝(2nd以降) 体重:46㎏(1st)→43㎏(2nd以降) 血液型:B型 所属:人類革新連盟→[[地球連邦平和維持軍→独立治安維持部隊アロウズ>地球連邦平和維持軍]]→[[私設武装組織 ソレスタルビーイング]] 階級:少尉(1st)→中尉(2nd) 本名:マリー・パーファシー 搭乗機 ・MSJ06U-SP [[ティエレンタオツー>ティエレンタオツー/ティエレン全領域対応型]] ・GNX-603T [[GN-X]](初期生産ロット20番機) ・GNX-704T/SP [[アヘッド脳子波対応型“スマルトロン”>アヘッド]] ・GNR-101A [[GNアーチャー>ガンダムアルテミー/GNアーチャー]] ・GN-011 [[ガンダムハルート]] 華奢な体躯と長い&font(#bcbace){銀髪}を持ち、前髪は真ん中分けにしている。 人革連の超人機関で超兵としての遺伝子操作を施されて誕生したデザインベイビー。その為、肉親は存在しない。 生まれた当初は五感が存在せず、脳量子波を用いたテレパシーでしか他者とコミュニケーションが出来ない事から失敗作として扱われていた。 施設で[[アレルヤ・ハプティズム]]と出会い、唯一自分の『&font(#ff4500,b){声}』に気付いてくれた彼に名前を与えた。 研究施設のベッドから動けなかった彼女は、彼と過ごす時間が数少ない楽しみだった。 その後五感を取り戻す為に「&font(#ff4500,b){ソーマ・ピーリス}」としての人格を上書きされ、「&font(#ff4500,b){超兵1号}」として軍に送り出される。 【1stシーズン】 ガンダムの出現で[[セルゲイ・スミルノフ]]率いる特務部隊「頂武」に配属され、専用MS[[ティエレンタオツー>ティエレンタオツー/ティエレン全領域対応型]]を受領。 機体テスト時にアレルヤの脳量子波に干渉され、暴走して天柱低軌道ステーションの重力ブロックを攻撃し、分離させてしまう。 この事からも分かる通り、実はピーリスは脳量子波の制御能力や「反射と思考の融合」といった超兵としての要求スペックには達しておらず、 超兵機関が成果を誤魔化す為に人革連に引き渡したに過ぎない。 事故後はパイロットスーツに脳量子波遮断処置を施し、ガンダム鹵獲作戦にて初の実戦を経験。 [[ガンダムキュリオス]]の鹵獲に成功するが、[[ガンダムヴァーチェ]]が[[ガンダムナドレ]]を発現させた事で撤退。 キュリオスも逃がしてしまう。 次の戦いは三国家群合同軍事演習。 脳量子波によって行動不能となったキュリオスを踏み付け、滑腔砲を至近距離で撃つという非常に恐ろしい手段で鹵獲を成功させる。 しかし、[[ガンダムスローネツヴァイ>ガンダムスローネ]]の介入により、又してもキュリオスを取り逃がしてしまう。 [[アレハンドロ・コーナー]]から[[擬似太陽炉>GN粒子(機動戦士ガンダム00)]]が提供されてからは[[GN-X]]の20番機を受領し、国連軍に参加。   スローネが広州軍事基地を攻撃した際に出撃し、見事スローネたちを撤退させる。 その際、機体のあまりの高性能さに「&font(#ff4500,b){無純粋な乙女}」の表情で感激し、この戦いで初めて「&font(#ff4500,b){勝利の美酒}」を味わった。 そして掃討作戦「フォーリンエンジェルス」に参加。 キュリオスを追い詰めるも、真の超兵に覚醒したアレルヤとハレルヤの前に形勢を逆転されてしまう。 しかし、セルゲイの捨て身の拘束でキュリオスが動けなくなり、そこにGNビームライフルの連弾を浴びせて勝利を掴んだ。 彼女は漂流していくキュリオスを見逃し、セルゲイを救助。GN-X隊の数少ない生き残りとなる。 【2ndシーズン】 「フォーリンエンジェルス」後にセルゲイと同居し、人間らしい生活を送った事で性格が丸くなり、彼の娘となる誘いを受けていた。 しかし、西暦2312年にガンダムが再び現れた事で[[アロウズ>地球連邦平和維持軍]]へ転属。 戦闘では超兵用にカスタマイズされた[[アヘッド スマルトロン>アヘッド]]を駆る。 捕虜となったアレルヤと収監施設で再会し、彼が必死に訴える「&font(#ff4500,b){マリー・パーファシー}」と言う名前に頭痛と共に覚えのない光景が脳裏に浮かぶようになる。 カタロン中東第支部への攻撃では、オートマトンによる殺戮を目の当たりにし、超兵として造られた自分も同じ兵器であると認識。 「&font(#ff4500,b){幸せになってはいけない}」とセルゲイの養子になる誘いを断る。 アリオスとの二度目の戦闘では撃破寸前まで追い詰めるも、組み付かれて2機とも無人島に墜落してしまう。 近付いてきたアレルヤを組み伏せるも、アレルヤの必死の呼び掛けと脳量子波に影響され、激しい頭痛に苦しんだ末、マリーとしての人格が復活する。 マリーはアレルヤとこれまでの事を語り合い、ソーマがハレルヤを殺してしまった事を謝罪する共にアレルヤと再会し、五感を持って彼と接せる事を神に感謝した。 そこにソーマの探索をしていたセルゲイが現れ、彼女を取り返そうとするが、 マリーの為に自らの命を懸ける覚悟のアレルヤとそんな彼を庇ったマリーの行動で2人の関係を察し、見逃す。 この際、マリーはソーマの「&b(){&color(orangered){あなたの娘に、なりたかった}}」という本音を伝え、セルゲイと最後の抱擁を交わし、帰投する彼を人革連形式の敬礼で見送った。 ソーマとセルゲイの回想シーンがTV本編では挿入歌『Unlimited Sky』、 スペシャルエディションⅡ「エンド・オブ・ワールド」では2ndシーズンの後期ED曲『[[trust you>trust you(伊藤由奈)]]』と共に流れる演出も相俟って、『00』屈指の名シーンと名高い。 その後はアレルヤと共に[[プトレマイオス2>プトレマイオス(機動戦士ガンダム00)]]に乗船し、アレルヤの恋人として周囲に認知される。 [[ミレイナ>ミレイナ・ヴァスティ]]「&font(#f8b500){つかぬ事を聞くです!2人は恋人なのですか?}」 アレルヤ&マリー「(赤面しながら)&font(#00a497){ッ!?}」 ミレイナ「&font(#f8b500){おおーッ!乙女の感が当たったですぅ!}」 アレルヤの意思を尊重する[[刹那・F・セイエイ]]達1stシーズンからの[[クルー>チームプトレマイオス]]や、2ndシーズンまでの間に加入した[[ライル・ディランディ>ロックオン・ストラトス]]や[[ミレイナ・ヴァスティ]]は普通に受け入れたが、 [[フェルト・グレイス]]には仲間(家族)を殺した軍隊の人間という事で警戒されてしまう。 しかし、フェルト自身がその行動を反省し、マリーと改めて会話した事で蟠りは解消され、トレミーのクルーとして受け入れられた。 アレルヤの「&font(#ff8c00,b){マリーを戦場に立たせたくない}」という思いから戦闘には参加しなかったが、メメントモリ攻略戦では、脳量子波の力でレーザーの回避タイミングを指示。 作戦の重要な役割を担ったが、アレルヤはマリーが戦場に出る事に嫌悪感を示していた。 [[ブレイク・ピラー事件>ブレイク・ピラー]]では多くの一般市民が巻き込まれる危険性を危惧し、自らの意思で[[GNアーチャー>ガンダムアルテミー/GNアーチャー]]で出撃。破片撃墜作業に参加する。 作業自体は何とか完了するが、セルゲイが[[アンドレイ・スミルノフ]]に殺される現場に居合わせた事で、絶望と怒りのあまり人格が再び入れ替わり、ソーマが主人格となってしまう。 自らを「&font(#ff4500,b){マリー}」と呼ばれる事に憤慨し、戦場にも積極的に参加。「&font(#ff4500,b){ソーマ・ピーリス}」としてセルゲイの仇討ちに闘志を燃やす。 しかし、同時にマリーとしての自分を慮るアレルヤの気持ちを理解したのか、最終決戦前にはアレルヤに「&font(#ff4500,b){“マリー”でいい}」とちょっとデレた。   最終決戦のヴェーダ奪還作戦では、[[アリオスガンダム]]と共にプトレマイオス2の防衛に当たるが、[[ガガ]]の特攻を受けて機体は戦闘不能になるも、命に別状は無かった。 直後に刹那が起こしたトランザムバーストの意識共有領域内にて、マリーの人格でアンドレイと対話し、和解した。 これ以降はソーマの人格は基本的に鳴りを潜め、主人格はマリーに殆ど固定される。 戦後はアレルヤと共に[[ソレスタルビーイング>私設武装組織 ソレスタルビーイング]]を離れ、地球に降りてバックパッカーとして巡礼の旅に出た。 【[[劇場版>劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-]]】 前述の通り、巡礼の旅を続けていたが、2314年に送電施設で[[ELS>ELS(機動戦士ガンダム00)]]と接触。ロックオンの救助を受け、ソレスタルビーイングに合流する。 戦闘では[[ガンダムハルート]]の前部座席で武装管制等を行う。 ソーマの方が攻撃的な人格である為、戦闘時には彼女が出てきたりもする(ハレルヤのような感じ)。 或いは「&font(#ff8c00,b){マリーを戦場に立たせたくない}」というアレルヤの想いをソーマが汲み取っているのかもしれない。 ELSの性質上狙われる事が多く、最終的にハルートは大破するも、2人は無事に生還した。 ガンダムシリーズには「&font(#ff0000,b){女性の強化人間はほぼ死ぬ}」というジンクスがあるが、[[ルイス・ハレヴィ]]同様、生き残って幸せになった数少ない強化人間の一人である。 とはいえ、多重人格以外は精神的な問題が見られないので、あまり「[[強化人間>強化人間(宇宙世紀)]]」という気がしない。   【台詞集1】 #openclose(show=クリックにて展開){ 「失礼します。超人機関技術研究所より派遣されました超兵1号、ソーマ・ピーリス少尉です」 「本日付で、中佐の専任部隊へ着任する事になりました。宜しくお願いします」 「&color(midnightblue){そういえば、少尉が超人機関に志願した理由を聞いていなかったな}」 「&color(orangered){志願はしていません。私は…超兵計画の為に生み出された、デザインベイビーです}」 「ティエレンタオツー、私のモビルスーツ……」 「ッ…!何、この感じ…?」 「&font(#ff8c00){な、何だ?ッ…頭が…!}」 「&color(orangered){ッ、痛い……!}」 「ちゅ、中佐…!何かが…私の頭を…刺激して……!」 「あなたは誰?」 「&color(midnightblue){ピーリス少尉、全感覚投影システムの具合はどうか?}」 「&color(orangered){問題ありません、中佐。オールグリーンです}」 「&color(midnightblue){少尉にとってこれが初めての実戦になる。この前の様な事は御免被る}」 「&color(orangered){承知しています、中佐}」 「&color(midnightblue){ピーリス少尉としては、物足りぬ初陣となったな}」 「&color(orangered){私にその様な気持ちはありません。作戦を完遂させる事が…私の全てです}」 「邪魔はさせない!!」 「至近距離なら…弾を弾かれても!」 「よくも……私のタオツーを!!」 「何?遊んでるの?」 「ピーリス少尉。次の作戦でミン中尉の、いえ…同志達の仇を…!」 「&color(orangered){作戦完遂に全力を尽くします。私は…その為だけに存在を許されているのですから……}」 「&color(orangered){今度こそ、任務を忠実に実行します!}」 「&color(midnightblue){気負うなよ}」 「&color(orangered){了解!}」 「&color(orangered){今度こそ……今度こそ任務を完遂させる……。超兵として…!}」 『&font(#ee7800){おい、名前は?}』 「&color(orangered){通信?}」 『&font(#ee7800){教えろよ…}』 「&color(orangered){超兵1号、ソーマ・ピーリス少尉だ!}」 「このガンダムが…超人機関の施設を攻撃し、私の同胞を殺した……。何故なの?あなただって……!」 「ッ!何?このプレッシャーは……!」 「&color(orangered){中佐、私を新型のパイロットに!}」 「&color(midnightblue){少尉…}」 「&font(#7a99cf){勿論やってもらう}」 「&color(midnightblue){司令…}」 「&font(#7a99cf){少尉の放つ脳量子波が、羽付きガンダムのパイロットに影響を及ぼす事は聞いている。その利点…使わない手は無い}」 「&color(orangered){全力で臨みます!}」 「&font(#7a99cf){そうでなくては困る}」 「&color(orangered){ハッ!}」 「お前の相手は、この私だ!!」 「機体が私の反応速度について来る……これが、ガンダムの力!」 「これは…どうして?あれだけの被害を受けたというのに……」 「再び…勝利の美酒を……!」 「今度は逃がさない、ガンダム……」 「そんな稚拙な攻撃が…当たるものか!!」 「超兵の実力を!覚悟!!」 「被験体E-57!」 「落ちろ!!ガンダムゥゥゥゥゥッッッ!!!」 「羽付きの、ガンダム……。私の脳量子波の影響を受けていなかった…。遮断処置を施したのか?それとも……。  どちらにせよ、次の戦いで決着をつける!私は完全体の超兵…!出来損ないの…被験体E-57に負けるわけにはいかない!」 「何故だ…!? 私は完璧な超兵の筈だッ!!」 「&color(midnightblue){何をしている!?私に構うな!戦え、少尉!!}」 「&color(orangered){出来ません!}」 「&color(midnightblue){ッ!}」 「&color(orangered){…中佐がいなくなったら…私は1人になってしまう……!}」 「&color(midnightblue){少尉……!}」 } 【台詞集2】 #openclose(show=クリックにて展開){ 「&color(orangered){マネキン大佐からですか?}」 「&color(midnightblue){んん…?ああ、そうだ}」 「&color(orangered){どの様な用件で?}」 「&color(midnightblue){……それより、例の件については考えて貰えたかな?}」 「&color(orangered){あっ……。いえ、その……}」 「&color(midnightblue){……何、急ぎはしない。ゆっくり考えると良い}」 「&color(midnightblue){ア、アンドレイ…。何時アロウズに?}」 「&font(#006948){あなたにお答えする義務はありません。父さん、いや…“セルゲイ・スミルノフ大佐”}」 「&color(orangered){“父…さん”……?}」 「&font(#67b5b7){ピーリス中尉?!貴官もアロウズに?}」 「&color(orangered){はい。招集がかかり、昨日着任しました}」 「&font(#67b5b7){スミルノフ大佐がよく許したものだ……}」 「起きろ!被験体E-57!」 「私の脳量子波の干渉を受けていない……。報告には、頭部に受けた傷が原因とあったが……」 「&font(#ff8c00){マリー……!ようやく出逢えた……。やっぱり、生きていたんだね…マリー……}」 「&color(orangered){“マリー”…?}」 「&font(#ff8c00){僕だよ!ホームでずっと君と話していた…!アレルヤだ!}」 「&color(orangered){私は、“マリー”などという名前ではない!}」 「大佐。超人機関関係資料の中に、“マリー”という名前はありませんでしたか?」 「そこまでだ。被験体E-57!」 「&font(#ff8c00){マリー……}」 「&color(orangered){動くな!}」 「&font(#ff8c00){マリー!}」 「&color(orangered){私はそんな名前ではない!}」 「&font(#ff8c00){……いいや、これが君の本当の名前なんだ。マリー…“マリー・パーファシー”……}」 「&color(orangered){ッ…!マリー…パーファシー……?}」 「な、何だ…?今のビジョンは……!?」 「&color(orangered){(誰か…?誰か…?聞こえる?誰か……)}」 「&font(#ff8c00){……頭の中に…声が響く……?}」 「&color(orangered){(ここよ…。私はここにいる……!)}」 「&font(#ff8c00){ここ……}」 「&color(orangered){(誰か…私の声を……!)}」 「&font(#ff8c00){君が…僕に言ってるの?}」 「&color(orangered){(ッ…!私の声が聞こえるの!?どこ?どこにいるの?)}」 「&font(#ff8c00){ッ…君の目の前にいるじゃないか}」 「&color(orangered){(ごめんね、分からないの…)}」 「&font(#ff8c00){えっ?}」 「&color(orangered){(でも、お話し出来て嬉しいわ。ずっと…独りぼっちだったから……。ここまで来てくれてありがとう)}」 「&font(#ff8c00){君は?}」 「&color(orangered){(マリー)}」 「&font(#ff8c00){マリー…}」 「&color(orangered){(あなたは?)}」 「&font(#ff8c00){……分かんない。思い出せないんだ。僕が誰だったか…。何故、ここにいるのか…。名前さえ…思い出せない……}」 「&color(orangered){(……だったら、私が名前を付けてあげる!)}」 「&font(#ff8c00){えっ?}」 「&color(orangered){(そうね、あなたの名前は…“アレルヤ”が良いわ!)}」 「&font(#ff8c00){“アレルヤ”…?}」 「&color(orangered){(神様への感謝の言葉よ)}」 「&font(#ff8c00){……“感謝”?何に感謝するの?}」 「&color(orangered){(決まっているじゃない!生きている事によ!)}」 「&color(orangered){GNドライヴ搭載型のモビルアーマーまで開発しているとは…}」 「&font(#006948){噂では、多額の寄付をした女性がいるそうですが……}」 「&color(orangered){物好きな者がいる……}」 「その機体…被験体E-57!」 「落ちろガンダムゥゥゥゥゥッッッ!!」 「&color(orangered){……大佐、あの件…お受けしようかと思います}」 「&color(midnightblue){“あの件”}」 「&color(orangered){大佐の…養子にさせて頂く件です}」 「&color(midnightblue){本当かね?}」 「&color(orangered){詳しくはお会いした時に。では}」 「私は幸せ者だ……」 「この様な作戦を……!大佐がこの転属に反対していた理由が…ようやく分かった……」 「あんな旧型のモビルスーツで……」 「敵基地の掃討作戦に移行する!オートマトン、射出!」 「了解!」 「&color(orangered){ッ、そんな!}」 「オートマトン、射出!」 「&color(orangered){ッ…待って!!}」 「……私は超兵…。戦う為の存在……。そんな私が、人並みの幸せを得ようとした……!これはその罰なのですか?大佐……!」 「あれが…いいえ、あれこそが本当の戦場……」 「謝罪?ハッ…!大佐が入手した情報で、あの掃討作戦が実行された…!?そんな…大佐自身も辛い筈なのに、私をこれ程まで気遣って……!」 「&color(orangered){私を…養子にですか?}」 「&color(midnightblue){無論…君が良ければの話だが}」 「&color(orangered){わ、私は…}」 「&color(midnightblue){流石に“ソーマ・スミルノフ”という名前は、語呂が悪いか…}」 「&color(orangered){そんな事……!でも……“ピーリス”という名が無くなるのは、少し寂しく思います}」 「&color(midnightblue){気に入っていたのかね?}」 「&color(orangered){……その名で呼ばれていた事を、忘れたくないのです……}」 「ありがとうございます、大佐。大佐のおかげで私は…自分が超人特務機関の超兵1号である事を再認識しました!  私は兵器です。人を殺す為の道具です!幸せを、手に入れようなど……!」 「&color(orangered){私は超兵……。どんな任務でも忠実に実行する……。その為に生み出された存在……。ん?}」 「&font(#ffdc00){お邪魔してしまいましたか?}」 「&color(orangered){いえ…}」 「&font(#ffdc00){ッ…失礼しました……}」 「&color(orangered){あなたは?}」 「&font(#ffdc00){補充要員として着任した、ルイス・ハレヴィ准尉です!}」 「&color(orangered){モビルスーツ部隊所属の、ソーマ・ピーリス中尉です}」 「&font(#ffdc00){ッ…!申し訳ありません、中尉殿!軽々しく口を利いてしまい……}」 「&color(orangered){構わない。……あなた無理をしている}」 「&font(#ffdc00){えっ…?}」 「&color(orangered){私の脳量子波がそう感じる……。あなたは心で泣いている……}」 「&font(#ffdc00){そんな事は……}」 「&color(orangered){誰かをずっと想っている……}」 「私は…超兵だ!!」 「モビルスーツが無くとも!…出来損ないの貴様などに!」 「&color(orangered){アレ…ルヤ…}」 「&color(darkorange){マリー…!僕の事が?}」 「&color(orangered){アレ…ルヤ……}」 「&color(darkorange){ハッ…!マリー!マリー!!マリー・パーファシー!!!}」 「アレルヤ…?アレルヤ…!アレルヤぁあああああッッッ!!!」 「&color(darkorange){マリー…。目が…覚めたんだね……}」 「&color(orangered){……ええ、アレルヤ}」 「&font(#ff8c00){聞いていいかな?何故…君がソーマ・ピーリスだったのか……}」 「&color(orangered){恐らく……違う人格を植え付け、失っていた五感を復元させたんだと思う。}  &color(orangered){超人機関は、私を超兵として軍に送り出す事で、組織の存続を図ろうとしたのよ……}」 「&font(#ff8c00){何て卑劣な…!}」 「&color(orangered){でも……そのおかげで、あなたの顔を始めて見る事が出来た。あなただってすぐに分かった。}  &color(orangered){脳量子波のおかげかしら?}」 「&font(#ff8c00){……僕も、君と言葉を交わせるようになるなんて、思ってもいなかったよ……}」 「&color(orangered){……ねえ、私にも聞かせて?どうしてたの?超人機関を脱出してから……}」 「&color(orangered){知っていたわ…。あなたの中に、もう1つの人格があった事は…}」 「&font(#ff8c00){言い訳になんか出来ない。ハレルヤは僕だ}」 「&color(orangered){でも…!}」 「&font(#ff8c00){唯一生き残った僕は、運命を呪った…。超人機関を、この世界を…。}  &font(#ff8c00){だから、世界を変えようとガンダムマイスターになる事を受け入れたんだ。超兵に出来る事は、戦う事しかないから……。}  &font(#ff8c00){マリー、ソーマ・ピーリスの時の記憶は?}」 「&color(orangered){…あるわ。彼女の人格も}」 「&font(#ff8c00){だったら分かるだろ?僕のした事……。僕は……殺したんだ。仲間を、同胞をこの手で……。}  &font(#ff8c00){皆の命を2度も奪ったんだ……!}」 「&color(orangered){……私だって同じ。私は、あなたを1度殺してる……。あの時の攻撃で、私はもう1人のあなたを……ハレルヤを……。}  &color(orangered){この傷を付けたのも…}」 「&font(#ff8c00){違う!それはソーマ・ピーリスが……!}」 「&color(orangered){あなたと同じで…ピーリスは私なの。だから…ご免なさい。私、如何したら良いか……}」 「&font(#ff8c00){僕だってそうだよ。ソーマ・ピーリスがマリーだと知って、僕は君の事ばかり考えていた。救いたいと思った!}  &font(#ff8c00){でも、それが叶った今、何をすればいいのか…。こんな僕が…君にしてあげられる事なんて……}」 「&color(orangered){……いてくれるだけで、嬉しいの}」 「&font(#ff8c00){マリー…}」 「&color(orangered){だって、あなたに出逢えたのよ?五感が無く、脳量子波で叫ぶしかない私に反応してくれたのはあなただけ…!}  &color(orangered){あなたのおかげで、私は生きている事に感謝出来たの…!そんなあなたを、この目で見詰める事が出来る。話す事も、触れる事だって…!}  &color(orangered){こんな時が訪れるなんて…}」 「&font(#ff8c00){マリー……}」 「&color(orangered){神よ、感謝します。アレルヤ……}」 「&color(midnightblue){人格を上から書き換えただと?}」 「&color(orangered){そうです。今の私はソーマ・ピーリスではありません!マリー…マリー・パーファシーです!}」   「&color(midnightblue){私は君の…いや、君達の馬鹿げた行いによって、多くの同胞や部下を失っている。その恨み…忘れた訳ではない!}」 「&color(orangered){止めて下さい、大佐!}」 「&color(orangered){スミルノフ大佐!ソーマ・ピーリスを対ガンダム戦だけに徴用し、他の作戦に参加させなかった事…感謝しています!}」 「&color(midnightblue){その言い方…本当に私の知っている中尉ではないのだな?}」 「&color(orangered){それから……私の中のソーマ・ピーリスがこう言っています。『あなたの娘に、なりたかった』と……}」 「&color(midnightblue){……そうか?その言葉だけで十分だ……}」 「&color(orangered){大佐!!}」 「今迄ありがとうございました、大佐……!」 「&color(darkorange){マリー……。ありがとう、生きていてくれて。ありがとう、こんな僕に…生き甲斐をくれて……}」 「&color(orangered){アレルヤ……}」 「&color(orangered){フェルトさん…}」 「&font(#ff3399){この前はご免なさい。感情的になってしまって…}」 「&color(orangered){いいえ、そんな……}」 「&font(#ff3399){……じゃあ}」 「&color(orangered){あの…!皆さんの事…大切に想っているんですね}」 「&font(#ff3399){……私の…家族ですから……}」 「&color(orangered){ハッ…!来る…!}」 「&color(darkorange){どうしたんだい、マリー?}」 「&color(orangered){うぅ…ッ}」 「&color(darkorange){マリー!}」 「&color(orangered){来るわ……!危険な…何かが……!}」 「&color(orangered){どうかしました?}」 「&color(dodgerblue){ッ…。どうして良いか分からないんです。僕の所為で、多くの人が命を落とした…!その償いはしなきゃいけない…。}  &color(dodgerblue){でも、戦う事なんて…人を殺す事なんて……!僕にはとても……}」 「&color(orangered){出来ないのが当たり前です}」 「&color(dodgerblue){でも……!何かしないと……。自分に出来る事を、何か……。あの、聞いていいですか?}」 「&color(orangered){何をです?}」 「&color(dodgerblue){あなたは、これからも彼らと一緒にいるつもりですか?}」 「&color(orangered){ええ。アレルヤがここにいる限りは}」 「&color(dodgerblue){戦いに巻き込まれても?}」 「&color(orangered){……私は軍人でしたし、そういう覚悟も出来ているつもりです。それに…もう決めたから。}  &color(orangered){私は何があっても、アレルヤから離れないと……}」 「大佐!逃げて下さい、大佐!大佐ぁぁぁぁぁッッッ!!!」 「どうして…?私、大佐の事を……」 「脳量子波?何処から…。私にじゃない…誰?」 「&font(#393f4c){何てこった…。こんな時に、敵さんに襲われでもしたら……。んっ?}」 「&color(orangered){皆さん。食事をお持ちしました}」 「&font(#f8b500){わ〜いですぅ!!}」 「&font(#393f4c){呑気だろ、それ!!}」 「&color(orangered){私に行かせて下さい!}」 「&font(#8b008b){でも!}」 「&color(dodgerblue){あのモビルスーツは…!}」 「&color(orangered){あっ…!私の…機体……?}」 「これは戦いじゃないわ……命を護る為の!!」 「&color(midnightblue){協力を感謝する}」 「&color(orangered){やはりスミルノフ大佐!}」 「&color(midnightblue){ピーリスか!?何故モビルスーツに?}」 「&color(orangered){来ます!}」 「&color(orangered){た、大佐……}」 「&font(#ff8c00){ッ…!スミルノフ大佐?}」 「&color(orangered){……ッ、あ、あぁ……!大佐あぁぁぁぁぁぁぁッッッッッ!!!!!}  &color(orangered){何故だ…!?何故、大佐が死ななければならない……!?}」 「&color(orangered){あのGN-X、アンドレイ少尉…。殺したというの?肉親を…実の父親を……!}」 「&font(#ff8c00){どうした、マリー?}」 「&color(orangered){ッ!黙れ!!私はソーマ…ソーマ・ピーリスだ!!}」 「&color(orangered){何か?}」 「&color(dodgerblue){あ…。いいえ……}」 「&font(#ff8c00){マリー!}」 「&color(orangered){その名で呼ぶなと何度言えば分かる!?私はソーマ・ピーリス…超人機関の超兵1号だ!!}」 「私が欲しくても手に入れられないもの…何故そう簡単に捨てられるの?どうして……!」 「&font(#ff8c00){行くのかい?}」 「&color(orangered){無論だ}」 「&font(#ff8c00){準備はいいかい?}」 「&color(orangered){何時でもいい。やってくれ}」 「&font(#ff8c00){分かった。……君を守るよ、マリー……}」 「大佐……」 「&font(#ff8c00){ミサイルで弾幕を張る!マリー!}」 「&color(orangered){ソーマ・ピーリスだ!!}」 「何処にいる?何処にいる!?アンドレイ少尉!!」 「そこにいたかぁッ!!アンドレイ少尉!!」 「&color(orangered){何故だ?何故大佐を殺した!?}」 「&font(#006948){ピーリス中尉?何故生きて?!}」 「&color(orangered){答えろ!}」 「&font(#006948){……あなたも…裏切り者かぁッ!!}」 「&color(orangered){貴様が言う台詞かぁッ?!}」 「&font(#ff8c00){もう止すんだ、マリー!}」 「&color(orangered){邪魔をするな!私は、大佐の仇を―――!}」 「&color(orangered){ここから先には行かせん!}」 「&font(#f8b500){ピーリスさん…!}」 「&color(mediumpurple){何故ここが…!?}」 「&color(orangered){脳量子波が使えるのが…自分だけだと思うな!}」 「全ての元凶はお前達だ…!大佐の仇を……!」 「&color(orangered){私に艦の操舵をやれだと!?}」 「&font(#ff8c00){ラッセが負傷している。誰かがトレミーを守らないといけないんだ}」 「&color(orangered){私を戦場に出させない気か!?}」 「&font(#ff8c00){スミルノフ大佐と…約束したんだ。お願いだ、僕の言う事を――}」 「&color(orangered){聞ける筈が無い!!}」 「&font(#ff8c00){ソーマ・ピーリス!そんな戦いを続ければ、何時か君も……!}」 「&color(orangered){私も参加させて貰う}」 「&font(#ff8c00){ソーマ・ピーリス…}」 「&color(orangered){私にも…そうするだけの理由がある}」 「&font(#ff8c00){準備はいいか?ソーマ・ピーリス}」 「&color(orangered){“マリー”でいい}」 「&font(#ff8c00){えっ?}」 「&color(orangered){そう呼びたければそれでいい。しかし、私は……}」 「&font(#ff8c00){分かってるよ……}」 「&color(orangered){あっ…。アレルヤ?…声?これは、アンドレイ少尉……}」 「&font(#006948){また声?ピーリス中尉か?}」 「&color(orangered){……私はあなたが許せない。でも、あなたを憎み続けて、恨みを晴らしたとしても…きっと大佐は喜ばない…}」 「&font(#006948){黙れ!この裏切り者が!}」 「&color(orangered){……あなたはどうして…実の親である大佐を?}」 「&font(#006948){あの男も軍を裏切った!報いを受けて当然の事をした!!恒久和平を乱す行為だ!}」 「&color(orangered){……大佐はそんな事をする人じゃないわ…}」 「&font(#006948){違う!!アイツは母さんを見殺しにする様な奴だ!信じられるか!?}」 「&color(orangered){……どうして、分かり合おうとしなかったの?}」 「&font(#006948){……アイツは…あの男は何も言ってくれなかった!言い訳も!謝罪も!僕の気持ちなんて知ろうともしなかった!}  &font(#006948){だから殺したんだ!!この手で!!}」 「&color(orangered){…自分の事を分かって欲しいなら、何故大佐の事を分かってあげようとしなかったの?}」 「&font(#006948){ッ……!}」 「&color(orangered){きっと大佐は……あなたの事を想ってくれてた筈よ……}」 「&font(#006948){ッ……!ならどうしてあの時何も言ってくれなかったんだ……!?言ってくれなきゃ……!何も分からないじゃないか!!言ってくれなきゃ……!}  &font(#006948){ウウウゥゥゥゥゥゥゥッ…アアアアアァァァァァァァ……ッッッ!!!!!}」 「&color(orangered){大佐……}」 「&font(#ff8c00){大丈夫かい?マリー!}」 「&color(orangered){大丈夫…。もう大丈夫よ}」 「&font(#ff8c00){えっ?}」 「&color(orangered){ありがとう、アレルヤ……}」 } 【台詞集3】 #openclose(show=クリックにて展開){ 「&font(#ff8c00){太陽光受信基地からの送電停止…。それがそんなにも気になるのかい?マリー…}」 「&color(orangered){ええ、何だか妙な胸騒ぎがして……。ご免なさい、私の我儘に付き合わせて……}」 「&font(#ff8c00){いいさ。偶には寄り道も悪くない}」 「&font(#f8b500){ハプティズムさん、ピーリスさん!お久しぶりです!}」 「&font(#ff8c00){随分雰囲気が変わったね、ミレイナ}」 「&color(orangered){その髪型、とても似合ってるわ}」 「&font(#f8b500){大人の女に脱皮中です!}」 「&font(#ff8c00){済まない、マリー}」 「&color(orangered){いいのよ。さっきの話が本当なら、私も異性体に狙われる。船の人達に迷惑を掛ける訳にはいかないわ……}」 「&font(#ff8c00){マリー……}」 「&font(#008000){現実に起こっちまったんだ。戦うしかねえだろ…!}」 「&font(#302833){俺もその意見に賛成だ。現にこっちは被害を受けてる}」 「&color(orangered){その考えは迂闊過ぎます!}」 「&color(darkorange){そうだよ。ELSが僕等の事を分かってないから起きた事かもしれない}」 『&font(#ee7800){ピーリス!!}』 「&color(orangered){了解!}」 『&font(#ee7800){いいかぁ!?反射と思考の融合だァ!}』 「&color(darkorange){分かってる!}」 「&color(orangered){了解!}」 『&font(#ee7800){行くぜえェェェェェェェェェェッ!!!!}』 「&color(darkorange){切り拓くんだ!!}」 「&color(orangered){未来を!!}」 「&color(darkorange){明日を!!!!}」 } 【ゲームでの活躍】 ・スーパーロボット大戦シリーズ ☆Zシリーズ 第2次Z破界篇から初登場。搭乗機はティエレンタオツー→GNーX。 基本的に敵でアレルヤの脳量子波を引っ掻き回すが、とあるステージではセルゲイと共に、[[ぶるぅぁぁぁあ!>獣装機攻ダンクーガノヴァ]]の差し金で危機に陥ったこちらを助けに来てくれる。 再世篇では原作通りだが、セルゲイの死後はEDまでマリーの人格に戻らないという展開に。更に残念ながらGNアーチャーは武器扱いとなっている。 第3次Z時獄編では原作通りハルートに同乗。 二人分の精神コマンドが使える上に「&font(#ff4500,b){信頼}」や「&font(#ff4500,b){愛}」を持っているのと、ハルートの攻撃の性質から雑魚の掃除にも強敵への削り要員にも使えるのでなかなか便利。 しかし決定力に欠ける為、本格的に暴れさせるのは次回に持ち越しになった。 ☆UX 劇場版の設定で参戦。 ハルートのサブパイロットとして使用可能になったが、マリーの人格が出ている時もピーリス名義なので、かなりややこしい事になっている。 特に何も知らないプレイヤーからしたら何故当然のようにアレルヤがピーリスと名前が出ているキャラクターをマリーと呼ぶのか[[訳が分からないだろう。>キュゥべえ]] 更に中断メッセージではアレルヤとハレルヤ、マリーとソーマの同じ顔、同じ声のそれぞれ2人が別人格で喋りだすのでもう…。 シナリオでは自分と似た境遇の[[カノン>カノン・メンフィス]]を何かと気に掛けており、彼女がフェンリルで自爆しようとした所を[[シン>シン・アスカ]]達と共に説得する。 #center(){ &color(orangered){追記・修正に全力を尽くします。} &color(orangered){私は…その為だけに存在を許されているのですから……。} } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 文章中にもあるが、個人的にはガンダムシリーズ最凶の死亡フラグをへし折った凄い娘。(コーラはネタキャラだから死なないと確信してたし)本編放送中はいつ死んじゃうんだろうかとずっとハラハラしながら観てた。そして無事生存。良かったねアレルヤ -- 名無しさん (2013-07-07 10:56:53) - 彼女とアレルヤは磁石のようなもの、ひきつけあうと思えば反発しあうし「アレ×マリー」「ハレ×マリー」は相性が良いけど「ハレ×ソーマ」だと最悪だと思う。 -- 名無しさん (2013-08-26 21:46:48) - ↑再世篇の中断メッセージでは漫才って感じだったけどな。ハレとソーマは -- 名無しさん (2013-08-26 21:55:24) - アレとソーマなら通常のカップルなんだろうが「ソーマのカカァ天下」になることは言うまでもない。 -- 名無しさん (2013-08-27 14:07:19) - ↑×4 2部開始時点では死ぬ予定だった。けど 「再会と離別と」のあと心変わりしたんだよね -- 名無しさん (2014-01-17 23:39:41) - マリーもルイスも、最初は死ぬ予定だったそうだけど、2人とも生存して本当に良かったよ -- 名無しさん (2014-04-03 21:48:01) - マリーとソーマは二人とも大好きなので姉妹という設定にして欲しかったな。 -- 名無しさん (2014-04-03 21:55:10) - デザインベイビーなんだから普通よりも強化人間だと思うんだが -- 名無しさん (2014-04-03 22:57:26) - ↑宇宙世紀でいえばプルに近いな。 -- 名無しさん (2014-04-03 23:00:34) - ↑8ハレ「いいかァ!思考と反射の融合だァ!」ソーマ「了解!」むしろ映画では仲良さそうに見えたが -- 名無しさん (2014-07-08 01:33:15) - セルゲイさんと別れるときはソーマは本当は「あなたの嫁になりたかった」といいたかったんじゃないだろうか?(マリーは父親とおもっていたかもしれないが) -- 名無しさん (2014-09-24 09:35:48) - ↑2あの場合は自体が自体なので軍人としてキッチリ割り切っているのかもしれない。 -- 名無しさん (2014-09-24 09:37:07) - 生き残ったけど、その次のAGEでは、またあの(恒例の)悲劇が・・・(涙 おのれサンライズ! -- 名無しさん (2014-11-26 09:49:38) - あの愚か者のアンドレイを「赦す」と涙ながらに言ったマリー(ソーマ)はマジで聖女だった。 -- 名無しさん (2014-11-26 11:28:40) - アレルヤ(ハレルヤ)との間に子供が生まれたらその子も二つの人格が出来るのだろうか? -- 名無しさん (2014-11-26 11:31:14) - 確かにセルゲイさんと行動していたときの彼女は「乙女」だった。しかしELS時代のアレといた時の彼女は? -- 名無しさん (2014-11-26 21:17:41) - ↑2 ハレルヤもピーリスも、あくまで人工的な処置のもとに生まれた人格(偶発的か人為的かの差はあるが)。子供にそれが遺伝する可能性はほぼないかと。脳量子波の才能くらいは受け継ぐかもしれんが… -- 名無しさん (2014-11-26 21:38:17) - 二人の子か・・・。穏やかで優しいお父さんと聖母的な包容力があるお母さんと、口は悪いけど義理人情な父ちゃんに厳しくも優しいオカン・・・な4人を同時に『親』に持つわけで・・・。めっちゃ強そうな子になりそうだw -- 名無しさん (2014-11-26 23:03:08) - ↑『オー!ファーザー!』の息子くんみたいな強かな奴になりそうだな -- 名無しさん (2014-11-26 23:06:47) - ↑2親が4人とか複雑極まりない家庭だな -- 名無しさん (2014-11-27 10:06:27) - ↑17じゃあハレ×マリーなら、ハレルヤの亭主関白だな -- 名無しさん (2015-02-12 17:45:00) - ピーリスが無事だった分、その分の強化人間枠がアニューさんにいっちゃったような気が……。いや、ピーリスを責めてるわけじゃないけどさ。おや、どこからかGNドライブの音が…… -- 名無しさん (2015-08-09 19:26:23) - 無かった五感が人格を書き換えたら出来るってどんな原理だってばよ? -- 名無しさん (2015-08-18 19:09:09) - ↑一部脳移植とかしたんじゃね?そうしたらマリー人格の復活がめちゃくちゃ奇跡になるけど -- 名無しさん (2016-01-19 09:35:02) - ウルトラマンXのEDを聞くと、違うと分かっていてもアレルヤとマリーが歌っているように聞こえてしまう -- 名無しさん (2016-03-17 20:40:18) - 個人的には二重人格じゃなくて「ハンドルを握ると性格が変わる」の延長線のような印象。自己暗示が強いというか -- 名無しさん (2016-05-23 21:08:42) - 記憶喪失の人が記憶思い出して記憶喪失前と記憶喪失中の自己の同一性に齟齬が少しあるだけでアレハレみたいなマジモンの多重人格じゃないと思う。その齟齬も劇場版時代には無くなって統合して二面性が強い程度になってると思う -- 名無しさん (2016-06-09 01:33:26) - アレルヤとのセリフだけみたらまるでメインヒロインだな -- 名無しさん (2016-07-13 19:45:15) - ↑2~3辺りが正しいんだろうけどアレハレみたいに分かれてても面白いなとも思う(でも明確に意識とか分かれてないだろうな)基本マリーだけど気分的にソーマになる日とかもあって、アレルヤやハレルヤと接する時があるとか考えると面白いし。そういやトレーニングとかしてるのかなこの人 -- 名無しさん (2016-09-17 20:50:26) - 「アレ×マリー」だと円満夫婦、「ハレ×マリー」だと亭主関白、「アレ×ソーマ」だとカカア天下、「ハレ×ソーマ」だとケンカップルになりそうだな -- 名無しさん (2016-10-15 17:08:08) - ↑でもなんやかんやでハレルヤもマリーには頭が上がらなそうな印象。 -- 名無しさん (2016-12-04 20:11:12) - マリーの代わりにアニューが犠牲になりました、というのは言ってはいけないことなんだろうか(汗 -- 名無しさん (2016-12-04 20:15:50) - 中の人つながりでブリーフとパンティでこっちもくっついているのが笑ってしまう。 -- 名無しさん (2016-12-04 20:28:07) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2010/12/10(金) 22:28:43 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 11 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff4500,b){それに…もう決めたから。} &font(#ff4500,b){私は何があっても、アレルヤから離れないと……。} } 『[[機動戦士ガンダム00]]』に登場する乙女。 CV:小笠原亜里沙 性別:女 誕生日:5月21日 年齢:18歳(1st)→23歳(2nd)→25歳(劇場版) 身長:156㎝(1st)→166㎝(2nd以降) 体重:46㎏(1st)→43㎏(2nd以降) 血液型:B型 所属:人類革新連盟→[[地球連邦平和維持軍→独立治安維持部隊アロウズ>地球連邦平和維持軍]]→[[私設武装組織 ソレスタルビーイング]] 階級:少尉(1st)→中尉(2nd) 本名:マリー・パーファシー 搭乗機 ・MSJ06U-SP [[ティエレンタオツー>ティエレンタオツー/ティエレン全領域対応型]] ・GNX-603T [[GN-X]](初期生産ロット20番機) ・GNX-704T/SP [[アヘッド脳子波対応型“スマルトロン”>アヘッド]] ・GNR-101A [[GNアーチャー>ガンダムアルテミー/GNアーチャー]] ・GN-011 [[ガンダムハルート]] 華奢な体躯と長い&font(#bcbace){銀髪}を持ち、前髪は真ん中分けにしている。 人革連の超人機関で超兵としての遺伝子操作を施されて誕生したデザインベイビー。その為、肉親は存在しない。 生まれた当初は五感が存在せず、脳量子波を用いたテレパシーでしか他者とコミュニケーションが出来ない事から失敗作として扱われていた。 施設で[[アレルヤ・ハプティズム]]と出会い、唯一自分の『&font(#ff4500,b){声}』に気付いてくれた彼に名前を与えた。 研究施設のベッドから動けなかった彼女は、彼と過ごす時間が数少ない楽しみだった。 その後五感を取り戻す為に「&font(#ff4500,b){ソーマ・ピーリス}」としての人格を上書きされ、「&font(#ff4500,b){超兵1号}」として軍に送り出される。 【1stシーズン】 ガンダムの出現で[[セルゲイ・スミルノフ]]率いる特務部隊「頂武」に配属され、専用MS[[ティエレンタオツー>ティエレンタオツー/ティエレン全領域対応型]]を受領。 機体テスト時にアレルヤの脳量子波に干渉され、暴走して天柱低軌道ステーションの重力ブロックを攻撃し、分離させてしまう。 この事からも分かる通り、実はピーリスは脳量子波の制御能力や「反射と思考の融合」といった超兵としての要求スペックには達しておらず、 超兵機関が成果を誤魔化す為に人革連に引き渡したに過ぎない。 事故後はパイロットスーツに脳量子波遮断処置を施し、ガンダム鹵獲作戦にて初の実戦を経験。 [[ガンダムキュリオス]]の鹵獲に成功するが、[[ガンダムヴァーチェ]]が[[ガンダムナドレ]]を発現させた事で撤退。 キュリオスも逃がしてしまう。 次の戦いは三国家群合同軍事演習。 脳量子波によって行動不能となったキュリオスを踏み付け、滑腔砲を至近距離で撃つという非常に恐ろしい手段で鹵獲を成功させる。 しかし、[[ガンダムスローネツヴァイ>ガンダムスローネ]]の介入により、又してもキュリオスを取り逃がしてしまう。 [[アレハンドロ・コーナー]]から[[擬似太陽炉>GN粒子(機動戦士ガンダム00)]]が提供されてからは[[GN-X]]の20番機を受領し、国連軍に参加。   スローネが広州軍事基地を攻撃した際に出撃し、見事スローネたちを撤退させる。 その際、機体のあまりの高性能さに「&font(#ff4500,b){無純粋な乙女}」の表情で感激し、この戦いで初めて「&font(#ff4500,b){勝利の美酒}」を味わった。 そして掃討作戦「フォーリンエンジェルス」に参加。 キュリオスを追い詰めるも、真の超兵に覚醒したアレルヤとハレルヤの前に形勢を逆転されてしまう。 しかし、セルゲイの捨て身の拘束でキュリオスが動けなくなり、そこにGNビームライフルの連弾を浴びせて勝利を掴んだ。 彼女は漂流していくキュリオスを見逃し、セルゲイを救助。GN-X隊の数少ない生き残りとなる。 【2ndシーズン】 「フォーリンエンジェルス」後にセルゲイと同居し、人間らしい生活を送った事で性格が丸くなり、彼の娘となる誘いを受けていた。 しかし、西暦2312年にガンダムが再び現れた事で[[アロウズ>地球連邦平和維持軍]]へ転属。 戦闘では超兵用にカスタマイズされた[[アヘッド スマルトロン>アヘッド]]を駆る。 捕虜となったアレルヤと収監施設で再会し、彼が必死に訴える「&font(#ff4500,b){マリー・パーファシー}」と言う名前に頭痛と共に覚えのない光景が脳裏に浮かぶようになる。 カタロン中東第支部への攻撃では、オートマトンによる殺戮を目の当たりにし、超兵として造られた自分も同じ兵器であると認識。 「&font(#ff4500,b){幸せになってはいけない}」とセルゲイの養子になる誘いを断る。 アリオスとの二度目の戦闘では撃破寸前まで追い詰めるも、組み付かれて2機とも無人島に墜落してしまう。 近付いてきたアレルヤを組み伏せるも、アレルヤの必死の呼び掛けと脳量子波に影響され、激しい頭痛に苦しんだ末、マリーとしての人格が復活する。 マリーはアレルヤとこれまでの事を語り合い、ソーマがハレルヤを殺してしまった事を謝罪する共にアレルヤと再会し、五感を持って彼と接せる事を神に感謝した。 そこにソーマの探索をしていたセルゲイが現れ、彼女を取り返そうとするが、 マリーの為に自らの命を懸ける覚悟のアレルヤとそんな彼を庇ったマリーの行動で2人の関係を察し、見逃す。 この際、マリーはソーマの「&b(){&color(orangered){あなたの娘に、なりたかった}}」という本音を伝え、セルゲイと最後の抱擁を交わし、帰投する彼を人革連形式の敬礼で見送った。 ソーマとセルゲイの回想シーンがTV本編では挿入歌『Unlimited Sky』、 スペシャルエディションⅡ「エンド・オブ・ワールド」では2ndシーズンの後期ED曲『[[trust you>trust you(伊藤由奈)]]』と共に流れる演出も相俟って、『00』屈指の名シーンと名高い。 その後はアレルヤと共に[[プトレマイオス2>プトレマイオス(機動戦士ガンダム00)]]に乗船し、アレルヤの恋人として周囲に認知される。 [[ミレイナ>ミレイナ・ヴァスティ]]「&font(#f8b500){つかぬ事を聞くです!2人は恋人なのですか?}」 アレルヤ&マリー「(赤面しながら)&font(#00a497){ッ!?}」 ミレイナ「&font(#f8b500){おおーッ!乙女の感が当たったですぅ!}」 アレルヤの意思を尊重する[[刹那・F・セイエイ]]達1stシーズンからの[[クルー>チームプトレマイオス]]や、2ndシーズンまでの間に加入した[[ライル・ディランディ>ロックオン・ストラトス]]や[[ミレイナ・ヴァスティ]]は普通に受け入れたが、 [[フェルト・グレイス]]には仲間(家族)を殺した軍隊の人間という事で警戒されてしまう。 しかし、フェルト自身がその行動を反省し、マリーと改めて会話した事で蟠りは解消され、トレミーのクルーとして受け入れられた。 アレルヤの「&font(#ff8c00,b){マリーを戦場に立たせたくない}」という思いから戦闘には参加しなかったが、メメントモリ攻略戦では、脳量子波の力でレーザーの回避タイミングを指示。 作戦の重要な役割を担ったが、アレルヤはマリーが戦場に出る事に嫌悪感を示していた。 [[ブレイク・ピラー事件>ブレイク・ピラー]]では多くの一般市民が巻き込まれる危険性を危惧し、自らの意思で[[GNアーチャー>ガンダムアルテミー/GNアーチャー]]で出撃。破片撃墜作業に参加する。 作業自体は何とか完了するが、セルゲイが[[アンドレイ・スミルノフ]]に殺される現場に居合わせた事で、絶望と怒りのあまり人格が再び入れ替わり、ソーマが主人格となってしまう。 自らを「&font(#ff4500,b){マリー}」と呼ばれる事に憤慨し、戦場にも積極的に参加。「&font(#ff4500,b){ソーマ・ピーリス}」としてセルゲイの仇討ちに闘志を燃やす。 しかし、同時にマリーとしての自分を慮るアレルヤの気持ちを理解したのか、最終決戦前にはアレルヤに「&font(#ff4500,b){“マリー”でいい}」とちょっとデレた。   最終決戦のヴェーダ奪還作戦では、[[アリオスガンダム]]と共にプトレマイオス2の防衛に当たるが、[[ガガ]]の特攻を受けて機体は戦闘不能になるも、命に別状は無かった。 直後に刹那が起こしたトランザムバーストの意識共有領域内にて、マリーの人格でアンドレイと対話し、和解した。 これ以降はソーマの人格は基本的に鳴りを潜め、主人格はマリーに殆ど固定される。 戦後はアレルヤと共に[[ソレスタルビーイング>私設武装組織 ソレスタルビーイング]]を離れ、地球に降りてバックパッカーとして巡礼の旅に出た。 【[[劇場版>劇場版 機動戦士ガンダム00-A wakening of the Trailblazer-]]】 前述の通り、巡礼の旅を続けていたが、2314年に送電施設で[[ELS>ELS(機動戦士ガンダム00)]]と接触。ロックオンの救助を受け、ソレスタルビーイングに合流する。 戦闘では[[ガンダムハルート]]の前部座席で武装管制等を行う。 ソーマの方が攻撃的な人格である為、戦闘時には彼女が出てきたりもする(ハレルヤのような感じ)。 或いは「&font(#ff8c00,b){マリーを戦場に立たせたくない}」というアレルヤの想いをソーマが汲み取っているのかもしれない。 ELSの性質上狙われる事が多く、最終的にハルートは大破するも、2人は無事に生還した。 ガンダムシリーズには「&font(#ff0000,b){女性の強化人間はほぼ死ぬ}」というジンクスがあるが、[[ルイス・ハレヴィ]]同様、生き残って幸せになった数少ない強化人間の一人である。 とはいえ、多重人格以外は精神的な問題が見られないので、あまり「[[強化人間>強化人間(宇宙世紀)]]」という気がしない。   【台詞集1】 #openclose(show=クリックにて展開){ 「失礼します。超人機関技術研究所より派遣されました超兵1号、ソーマ・ピーリス少尉です」 「本日付で、中佐の専任部隊へ着任する事になりました。宜しくお願いします」 「&color(midnightblue){そういえば、少尉が超人機関に志願した理由を聞いていなかったな}」 「&color(orangered){志願はしていません。私は…超兵計画の為に生み出された、デザインベイビーです}」 「ティエレンタオツー、私のモビルスーツ……」 「ッ…!何、この感じ…?」 「&font(#ff8c00){な、何だ?ッ…頭が…!}」 「&color(orangered){ッ、痛い……!}」 「ちゅ、中佐…!何かが…私の頭を…刺激して……!」 「あなたは誰?」 「&color(midnightblue){ピーリス少尉、全感覚投影システムの具合はどうか?}」 「&color(orangered){問題ありません、中佐。オールグリーンです}」 「&color(midnightblue){少尉にとってこれが初めての実戦になる。この前の様な事は御免被る}」 「&color(orangered){承知しています、中佐}」 「&color(midnightblue){ピーリス少尉としては、物足りぬ初陣となったな}」 「&color(orangered){私にその様な気持ちはありません。作戦を完遂させる事が…私の全てです}」 「邪魔はさせない!!」 「至近距離なら…弾を弾かれても!」 「よくも……私のタオツーを!!」 「何?遊んでるの?」 「ピーリス少尉。次の作戦でミン中尉の、いえ…同志達の仇を…!」 「&color(orangered){作戦完遂に全力を尽くします。私は…その為だけに存在を許されているのですから……}」 「&color(orangered){今度こそ、任務を忠実に実行します!}」 「&color(midnightblue){気負うなよ}」 「&color(orangered){了解!}」 「&color(orangered){今度こそ……今度こそ任務を完遂させる……。超兵として…!}」 『&font(#ee7800){おい、名前は?}』 「&color(orangered){通信?}」 『&font(#ee7800){教えろよ…}』 「&color(orangered){超兵1号、ソーマ・ピーリス少尉だ!}」 「このガンダムが…超人機関の施設を攻撃し、私の同胞を殺した……。何故なの?あなただって……!」 「ッ!何?このプレッシャーは……!」 「&color(orangered){中佐、私を新型のパイロットに!}」 「&color(midnightblue){少尉…}」 「&font(#7a99cf){勿論やってもらう}」 「&color(midnightblue){司令…}」 「&font(#7a99cf){少尉の放つ脳量子波が、羽付きガンダムのパイロットに影響を及ぼす事は聞いている。その利点…使わない手は無い}」 「&color(orangered){全力で臨みます!}」 「&font(#7a99cf){そうでなくては困る}」 「&color(orangered){ハッ!}」 「お前の相手は、この私だ!!」 「機体が私の反応速度について来る……これが、ガンダムの力!」 「これは…どうして?あれだけの被害を受けたというのに……」 「再び…勝利の美酒を……!」 「今度は逃がさない、ガンダム……」 「そんな稚拙な攻撃が…当たるものか!!」 「超兵の実力を!覚悟!!」 「被験体E-57!」 「落ちろ!!ガンダムゥゥゥゥゥッッッ!!!」 「羽付きの、ガンダム……。私の脳量子波の影響を受けていなかった…。遮断処置を施したのか?それとも……。  どちらにせよ、次の戦いで決着をつける!私は完全体の超兵…!出来損ないの…被験体E-57に負けるわけにはいかない!」 「何故だ…!? 私は完璧な超兵の筈だッ!!」 「&color(midnightblue){何をしている!?私に構うな!戦え、少尉!!}」 「&color(orangered){出来ません!}」 「&color(midnightblue){ッ!}」 「&color(orangered){…中佐がいなくなったら…私は1人になってしまう……!}」 「&color(midnightblue){少尉……!}」 } 【台詞集2】 #openclose(show=クリックにて展開){ 「&color(orangered){マネキン大佐からですか?}」 「&color(midnightblue){んん…?ああ、そうだ}」 「&color(orangered){どの様な用件で?}」 「&color(midnightblue){……それより、例の件については考えて貰えたかな?}」 「&color(orangered){あっ……。いえ、その……}」 「&color(midnightblue){……何、急ぎはしない。ゆっくり考えると良い}」 「&color(midnightblue){ア、アンドレイ…。何時アロウズに?}」 「&font(#006948){あなたにお答えする義務はありません。父さん、いや…“セルゲイ・スミルノフ大佐”}」 「&color(orangered){“父…さん”……?}」 「&font(#67b5b7){ピーリス中尉?!貴官もアロウズに?}」 「&color(orangered){はい。招集がかかり、昨日着任しました}」 「&font(#67b5b7){スミルノフ大佐がよく許したものだ……}」 「起きろ!被験体E-57!」 「私の脳量子波の干渉を受けていない……。報告には、頭部に受けた傷が原因とあったが……」 「&font(#ff8c00){マリー……!ようやく出逢えた……。やっぱり、生きていたんだね…マリー……}」 「&color(orangered){“マリー”…?}」 「&font(#ff8c00){僕だよ!ホームでずっと君と話していた…!アレルヤだ!}」 「&color(orangered){私は、“マリー”などという名前ではない!}」 「大佐。超人機関関係資料の中に、“マリー”という名前はありませんでしたか?」 「そこまでだ。被験体E-57!」 「&font(#ff8c00){マリー……}」 「&color(orangered){動くな!}」 「&font(#ff8c00){マリー!}」 「&color(orangered){私はそんな名前ではない!}」 「&font(#ff8c00){……いいや、これが君の本当の名前なんだ。マリー…“マリー・パーファシー”……}」 「&color(orangered){ッ…!マリー…パーファシー……?}」 「な、何だ…?今のビジョンは……!?」 「&color(orangered){(誰か…?誰か…?聞こえる?誰か……)}」 「&font(#ff8c00){……頭の中に…声が響く……?}」 「&color(orangered){(ここよ…。私はここにいる……!)}」 「&font(#ff8c00){ここ……}」 「&color(orangered){(誰か…私の声を……!)}」 「&font(#ff8c00){君が…僕に言ってるの?}」 「&color(orangered){(ッ…!私の声が聞こえるの!?どこ?どこにいるの?)}」 「&font(#ff8c00){ッ…君の目の前にいるじゃないか}」 「&color(orangered){(ごめんね、分からないの…)}」 「&font(#ff8c00){えっ?}」 「&color(orangered){(でも、お話し出来て嬉しいわ。ずっと…独りぼっちだったから……。ここまで来てくれてありがとう)}」 「&font(#ff8c00){君は?}」 「&color(orangered){(マリー)}」 「&font(#ff8c00){マリー…}」 「&color(orangered){(あなたは?)}」 「&font(#ff8c00){……分かんない。思い出せないんだ。僕が誰だったか…。何故、ここにいるのか…。名前さえ…思い出せない……}」 「&color(orangered){(……だったら、私が名前を付けてあげる!)}」 「&font(#ff8c00){えっ?}」 「&color(orangered){(そうね、あなたの名前は…“アレルヤ”が良いわ!)}」 「&font(#ff8c00){“アレルヤ”…?}」 「&color(orangered){(神様への感謝の言葉よ)}」 「&font(#ff8c00){……“感謝”?何に感謝するの?}」 「&color(orangered){(決まっているじゃない!生きている事によ!)}」 「&color(orangered){GNドライヴ搭載型のモビルアーマーまで開発しているとは…}」 「&font(#006948){噂では、多額の寄付をした女性がいるそうですが……}」 「&color(orangered){物好きな者がいる……}」 「その機体…被験体E-57!」 「落ちろガンダムゥゥゥゥゥッッッ!!」 「&color(orangered){……大佐、あの件…お受けしようかと思います}」 「&color(midnightblue){“あの件”}」 「&color(orangered){大佐の…養子にさせて頂く件です}」 「&color(midnightblue){本当かね?}」 「&color(orangered){詳しくはお会いした時に。では}」 「私は幸せ者だ……」 「この様な作戦を……!大佐がこの転属に反対していた理由が…ようやく分かった……」 「あんな旧型のモビルスーツで……」 「敵基地の掃討作戦に移行する!オートマトン、射出!」 「了解!」 「&color(orangered){ッ、そんな!}」 「オートマトン、射出!」 「&color(orangered){ッ…待って!!}」 「……私は超兵…。戦う為の存在……。そんな私が、人並みの幸せを得ようとした……!これはその罰なのですか?大佐……!」 「あれが…いいえ、あれこそが本当の戦場……」 「謝罪?ハッ…!大佐が入手した情報で、あの掃討作戦が実行された…!?そんな…大佐自身も辛い筈なのに、私をこれ程まで気遣って……!」 「&color(orangered){私を…養子にですか?}」 「&color(midnightblue){無論…君が良ければの話だが}」 「&color(orangered){わ、私は…}」 「&color(midnightblue){流石に“ソーマ・スミルノフ”という名前は、語呂が悪いか…}」 「&color(orangered){そんな事……!でも……“ピーリス”という名が無くなるのは、少し寂しく思います}」 「&color(midnightblue){気に入っていたのかね?}」 「&color(orangered){……その名で呼ばれていた事を、忘れたくないのです……}」 「ありがとうございます、大佐。大佐のおかげで私は…自分が超人特務機関の超兵1号である事を再認識しました!  私は兵器です。人を殺す為の道具です!幸せを、手に入れようなど……!」 「&color(orangered){私は超兵……。どんな任務でも忠実に実行する……。その為に生み出された存在……。ん?}」 「&font(#ffdc00){お邪魔してしまいましたか?}」 「&color(orangered){いえ…}」 「&font(#ffdc00){ッ…失礼しました……}」 「&color(orangered){あなたは?}」 「&font(#ffdc00){補充要員として着任した、ルイス・ハレヴィ准尉です!}」 「&color(orangered){モビルスーツ部隊所属の、ソーマ・ピーリス中尉です}」 「&font(#ffdc00){ッ…!申し訳ありません、中尉殿!軽々しく口を利いてしまい……}」 「&color(orangered){構わない。……あなた無理をしている}」 「&font(#ffdc00){えっ…?}」 「&color(orangered){私の脳量子波がそう感じる……。あなたは心で泣いている……}」 「&font(#ffdc00){そんな事は……}」 「&color(orangered){誰かをずっと想っている……}」 「私は…超兵だ!!」 「モビルスーツが無くとも!…出来損ないの貴様などに!」 「&color(orangered){アレ…ルヤ…}」 「&color(darkorange){マリー…!僕の事が?}」 「&color(orangered){アレ…ルヤ……}」 「&color(darkorange){ハッ…!マリー!マリー!!マリー・パーファシー!!!}」 「アレルヤ…?アレルヤ…!アレルヤぁあああああッッッ!!!」 「&color(darkorange){マリー…。目が…覚めたんだね……}」 「&color(orangered){……ええ、アレルヤ}」 「&font(#ff8c00){聞いていいかな?何故…君がソーマ・ピーリスだったのか……}」 「&color(orangered){恐らく……違う人格を植え付け、失っていた五感を復元させたんだと思う。}  &color(orangered){超人機関は、私を超兵として軍に送り出す事で、組織の存続を図ろうとしたのよ……}」 「&font(#ff8c00){何て卑劣な…!}」 「&color(orangered){でも……そのおかげで、あなたの顔を始めて見る事が出来た。あなただってすぐに分かった。}  &color(orangered){脳量子波のおかげかしら?}」 「&font(#ff8c00){……僕も、君と言葉を交わせるようになるなんて、思ってもいなかったよ……}」 「&color(orangered){……ねえ、私にも聞かせて?どうしてたの?超人機関を脱出してから……}」 「&color(orangered){知っていたわ…。あなたの中に、もう1つの人格があった事は…}」 「&font(#ff8c00){言い訳になんか出来ない。ハレルヤは僕だ}」 「&color(orangered){でも…!}」 「&font(#ff8c00){唯一生き残った僕は、運命を呪った…。超人機関を、この世界を…。}  &font(#ff8c00){だから、世界を変えようとガンダムマイスターになる事を受け入れたんだ。超兵に出来る事は、戦う事しかないから……。}  &font(#ff8c00){マリー、ソーマ・ピーリスの時の記憶は?}」 「&color(orangered){…あるわ。彼女の人格も}」 「&font(#ff8c00){だったら分かるだろ?僕のした事……。僕は……殺したんだ。仲間を、同胞をこの手で……。}  &font(#ff8c00){皆の命を2度も奪ったんだ……!}」 「&color(orangered){……私だって同じ。私は、あなたを1度殺してる……。あの時の攻撃で、私はもう1人のあなたを……ハレルヤを……。}  &color(orangered){この傷を付けたのも…}」 「&font(#ff8c00){違う!それはソーマ・ピーリスが……!}」 「&color(orangered){あなたと同じで…ピーリスは私なの。だから…ご免なさい。私、如何したら良いか……}」 「&font(#ff8c00){僕だってそうだよ。ソーマ・ピーリスがマリーだと知って、僕は君の事ばかり考えていた。救いたいと思った!}  &font(#ff8c00){でも、それが叶った今、何をすればいいのか…。こんな僕が…君にしてあげられる事なんて……}」 「&color(orangered){……いてくれるだけで、嬉しいの}」 「&font(#ff8c00){マリー…}」 「&color(orangered){だって、あなたに出逢えたのよ?五感が無く、脳量子波で叫ぶしかない私に反応してくれたのはあなただけ…!}  &color(orangered){あなたのおかげで、私は生きている事に感謝出来たの…!そんなあなたを、この目で見詰める事が出来る。話す事も、触れる事だって…!}  &color(orangered){こんな時が訪れるなんて…}」 「&font(#ff8c00){マリー……}」 「&color(orangered){神よ、感謝します。アレルヤ……}」 「&color(midnightblue){人格を上から書き換えただと?}」 「&color(orangered){そうです。今の私はソーマ・ピーリスではありません!マリー…マリー・パーファシーです!}」   「&color(midnightblue){私は君の…いや、君達の馬鹿げた行いによって、多くの同胞や部下を失っている。その恨み…忘れた訳ではない!}」 「&color(orangered){止めて下さい、大佐!}」 「&color(orangered){スミルノフ大佐!ソーマ・ピーリスを対ガンダム戦だけに徴用し、他の作戦に参加させなかった事…感謝しています!}」 「&color(midnightblue){その言い方…本当に私の知っている中尉ではないのだな?}」 「&color(orangered){それから……私の中のソーマ・ピーリスがこう言っています。『あなたの娘に、なりたかった』と……}」 「&color(midnightblue){……そうか?その言葉だけで十分だ……}」 「&color(orangered){大佐!!}」 「今迄ありがとうございました、大佐……!」 「&color(darkorange){マリー……。ありがとう、生きていてくれて。ありがとう、こんな僕に…生き甲斐をくれて……}」 「&color(orangered){アレルヤ……}」 「&color(orangered){フェルトさん…}」 「&font(#ff3399){この前はご免なさい。感情的になってしまって…}」 「&color(orangered){いいえ、そんな……}」 「&font(#ff3399){……じゃあ}」 「&color(orangered){あの…!皆さんの事…大切に想っているんですね}」 「&font(#ff3399){……私の…家族ですから……}」 「&color(orangered){ハッ…!来る…!}」 「&color(darkorange){どうしたんだい、マリー?}」 「&color(orangered){うぅ…ッ}」 「&color(darkorange){マリー!}」 「&color(orangered){来るわ……!危険な…何かが……!}」 「&color(orangered){どうかしました?}」 「&color(dodgerblue){ッ…。どうして良いか分からないんです。僕の所為で、多くの人が命を落とした…!その償いはしなきゃいけない…。}  &color(dodgerblue){でも、戦う事なんて…人を殺す事なんて……!僕にはとても……}」 「&color(orangered){出来ないのが当たり前です}」 「&color(dodgerblue){でも……!何かしないと……。自分に出来る事を、何か……。あの、聞いていいですか?}」 「&color(orangered){何をです?}」 「&color(dodgerblue){あなたは、これからも彼らと一緒にいるつもりですか?}」 「&color(orangered){ええ。アレルヤがここにいる限りは}」 「&color(dodgerblue){戦いに巻き込まれても?}」 「&color(orangered){……私は軍人でしたし、そういう覚悟も出来ているつもりです。それに…もう決めたから。}  &color(orangered){私は何があっても、アレルヤから離れないと……}」 「大佐!逃げて下さい、大佐!大佐ぁぁぁぁぁッッッ!!!」 「どうして…?私、大佐の事を……」 「脳量子波?何処から…。私にじゃない…誰?」 「&font(#393f4c){何てこった…。こんな時に、敵さんに襲われでもしたら……。んっ?}」 「&color(orangered){皆さん。食事をお持ちしました}」 「&font(#f8b500){わ〜いですぅ!!}」 「&font(#393f4c){呑気だろ、それ!!}」 「&color(orangered){私に行かせて下さい!}」 「&font(#8b008b){でも!}」 「&color(dodgerblue){あのモビルスーツは…!}」 「&color(orangered){あっ…!私の…機体……?}」 「これは戦いじゃないわ……命を護る為の!!」 「&color(midnightblue){協力を感謝する}」 「&color(orangered){やはりスミルノフ大佐!}」 「&color(midnightblue){ピーリスか!?何故モビルスーツに?}」 「&color(orangered){来ます!}」 「&color(orangered){た、大佐……}」 「&font(#ff8c00){ッ…!スミルノフ大佐?}」 「&color(orangered){……ッ、あ、あぁ……!大佐あぁぁぁぁぁぁぁッッッッッ!!!!!}  &color(orangered){何故だ…!?何故、大佐が死ななければならない……!?}」 「&color(orangered){あのGN-X、アンドレイ少尉…。殺したというの?肉親を…実の父親を……!}」 「&font(#ff8c00){どうした、マリー?}」 「&color(orangered){ッ!黙れ!!私はソーマ…ソーマ・ピーリスだ!!}」 「&color(orangered){何か?}」 「&color(dodgerblue){あ…。いいえ……}」 「&font(#ff8c00){マリー!}」 「&color(orangered){その名で呼ぶなと何度言えば分かる!?私はソーマ・ピーリス…超人機関の超兵1号だ!!}」 「私が欲しくても手に入れられないもの…何故そう簡単に捨てられるの?どうして……!」 「&font(#ff8c00){行くのかい?}」 「&color(orangered){無論だ}」 「&font(#ff8c00){準備はいいかい?}」 「&color(orangered){何時でもいい。やってくれ}」 「&font(#ff8c00){分かった。……君を守るよ、マリー……}」 「大佐……」 「&font(#ff8c00){ミサイルで弾幕を張る!マリー!}」 「&color(orangered){ソーマ・ピーリスだ!!}」 「何処にいる?何処にいる!?アンドレイ少尉!!」 「そこにいたかぁッ!!アンドレイ少尉!!」 「&color(orangered){何故だ?何故大佐を殺した!?}」 「&font(#006948){ピーリス中尉?何故生きて?!}」 「&color(orangered){答えろ!}」 「&font(#006948){……あなたも…裏切り者かぁッ!!}」 「&color(orangered){貴様が言う台詞かぁッ?!}」 「&font(#ff8c00){もう止すんだ、マリー!}」 「&color(orangered){邪魔をするな!私は、大佐の仇を―――!}」 「&color(orangered){ここから先には行かせん!}」 「&font(#f8b500){ピーリスさん…!}」 「&color(mediumpurple){何故ここが…!?}」 「&color(orangered){脳量子波が使えるのが…自分だけだと思うな!}」 「全ての元凶はお前達だ…!大佐の仇を……!」 「&color(orangered){私に艦の操舵をやれだと!?}」 「&font(#ff8c00){ラッセが負傷している。誰かがトレミーを守らないといけないんだ}」 「&color(orangered){私を戦場に出させない気か!?}」 「&font(#ff8c00){スミルノフ大佐と…約束したんだ。お願いだ、僕の言う事を――}」 「&color(orangered){聞ける筈が無い!!}」 「&font(#ff8c00){ソーマ・ピーリス!そんな戦いを続ければ、何時か君も……!}」 「&color(orangered){私も参加させて貰う}」 「&font(#ff8c00){ソーマ・ピーリス…}」 「&color(orangered){私にも…そうするだけの理由がある}」 「&font(#ff8c00){準備はいいか?ソーマ・ピーリス}」 「&color(orangered){“マリー”でいい}」 「&font(#ff8c00){えっ?}」 「&color(orangered){そう呼びたければそれでいい。しかし、私は……}」 「&font(#ff8c00){分かってるよ……}」 「&color(orangered){あっ…。アレルヤ?…声?これは、アンドレイ少尉……}」 「&font(#006948){また声?ピーリス中尉か?}」 「&color(orangered){……私はあなたが許せない。でも、あなたを憎み続けて、恨みを晴らしたとしても…きっと大佐は喜ばない…}」 「&font(#006948){黙れ!この裏切り者が!}」 「&color(orangered){……あなたはどうして…実の親である大佐を?}」 「&font(#006948){あの男も軍を裏切った!報いを受けて当然の事をした!!恒久和平を乱す行為だ!}」 「&color(orangered){……大佐はそんな事をする人じゃないわ…}」 「&font(#006948){違う!!アイツは母さんを見殺しにする様な奴だ!信じられるか!?}」 「&color(orangered){……どうして、分かり合おうとしなかったの?}」 「&font(#006948){……アイツは…あの男は何も言ってくれなかった!言い訳も!謝罪も!僕の気持ちなんて知ろうともしなかった!}  &font(#006948){だから殺したんだ!!この手で!!}」 「&color(orangered){…自分の事を分かって欲しいなら、何故大佐の事を分かってあげようとしなかったの?}」 「&font(#006948){ッ……!}」 「&color(orangered){きっと大佐は……あなたの事を想ってくれてた筈よ……}」 「&font(#006948){ッ……!ならどうしてあの時何も言ってくれなかったんだ……!?言ってくれなきゃ……!何も分からないじゃないか!!言ってくれなきゃ……!}  &font(#006948){ウウウゥゥゥゥゥゥゥッ…アアアアアァァァァァァァ……ッッッ!!!!!}」 「&color(orangered){大佐……}」 「&font(#ff8c00){大丈夫かい?マリー!}」 「&color(orangered){大丈夫…。もう大丈夫よ}」 「&font(#ff8c00){えっ?}」 「&color(orangered){ありがとう、アレルヤ……}」 } 【台詞集3】 #openclose(show=クリックにて展開){ 「&font(#ff8c00){太陽光受信基地からの送電停止…。それがそんなにも気になるのかい?マリー…}」 「&color(orangered){ええ、何だか妙な胸騒ぎがして……。ご免なさい、私の我儘に付き合わせて……}」 「&font(#ff8c00){いいさ。偶には寄り道も悪くない}」 「&font(#f8b500){ハプティズムさん、ピーリスさん!お久しぶりです!}」 「&font(#ff8c00){随分雰囲気が変わったね、ミレイナ}」 「&color(orangered){その髪型、とても似合ってるわ}」 「&font(#f8b500){大人の女に脱皮中です!}」 「&font(#ff8c00){済まない、マリー}」 「&color(orangered){いいのよ。さっきの話が本当なら、私も異性体に狙われる。船の人達に迷惑を掛ける訳にはいかないわ……}」 「&font(#ff8c00){マリー……}」 「&font(#008000){現実に起こっちまったんだ。戦うしかねえだろ…!}」 「&font(#302833){俺もその意見に賛成だ。現にこっちは被害を受けてる}」 「&color(orangered){その考えは迂闊過ぎます!}」 「&color(darkorange){そうだよ。ELSが僕等の事を分かってないから起きた事かもしれない}」 『&font(#ee7800){ピーリス!!}』 「&color(orangered){了解!}」 『&font(#ee7800){いいかぁ!?反射と思考の融合だァ!}』 「&color(darkorange){分かってる!}」 「&color(orangered){了解!}」 『&font(#ee7800){行くぜえェェェェェェェェェェッ!!!!}』 「&color(darkorange){切り拓くんだ!!}」 「&color(orangered){未来を!!}」 「&color(darkorange){明日を!!!!}」 } 【ゲームでの活躍】 ・スーパーロボット大戦シリーズ ☆Zシリーズ 第2次Z破界篇から初登場。搭乗機はティエレンタオツー→GNーX。 基本的に敵でアレルヤの脳量子波を引っ掻き回すが、とあるステージではセルゲイと共に、[[ぶるぅぁぁぁあ!>獣装機攻ダンクーガノヴァ]]の差し金で危機に陥ったこちらを助けに来てくれる。 再世篇では原作通りだが、セルゲイの死後はEDまでマリーの人格に戻らないという展開に。更に残念ながらGNアーチャーは武器扱いとなっている。 なお、[[アニュー>アニュー・リターナー]]復帰時にはリボンズからの脳量子波からアニューを守るために人革連時代に使っていた脳量子波遮断技術を提供している。 &font(l){一パイロットに過ぎないピーリスが技術提供できるのはおかしいだろってツッコミはなしで。} また、EDまでマリーに戻らないので&font(b){原作におけるトランザムバースト時のアンドレイへの説得はピーリスが行う。} アロウズ時代にアンドレイと交流があったのはピーリスの人格なので、ある意味原作よりも違和感がない展開と言えなくもない。 第3次Z時獄編では原作通りハルートに同乗。 二人分の精神コマンドが使える上に「&font(#ff4500,b){信頼}」や「&font(#ff4500,b){愛}」を持っているのと、ハルートの攻撃の性質から雑魚の掃除にも強敵への削り要員にも使えるのでなかなか便利。 しかし決定力に欠ける為、本格的に暴れさせるのは次回に持ち越しになった。 ☆UX 劇場版の設定で参戦。 ハルートのサブパイロットとして使用可能になったが、マリーの人格が出ている時もピーリス名義なので、かなりややこしい事になっている。 特に何も知らないプレイヤーからしたら何故当然のようにアレルヤがピーリスと名前が出ているキャラクターをマリーと呼ぶのか[[訳が分からないだろう。>キュゥべえ]] 更に中断メッセージではアレルヤとハレルヤ、マリーとソーマの同じ顔、同じ声のそれぞれ2人が別人格で喋りだすのでもう…。 シナリオでは自分と似た境遇の[[カノン>カノン・メンフィス]]を何かと気に掛けており、彼女がフェンリルで自爆しようとした所を[[シン>シン・アスカ]]達と共に説得する。 #center(){ &color(orangered){追記・修正に全力を尽くします。} &color(orangered){私は…その為だけに存在を許されているのですから……。} } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,21) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 文章中にもあるが、個人的にはガンダムシリーズ最凶の死亡フラグをへし折った凄い娘。(コーラはネタキャラだから死なないと確信してたし)本編放送中はいつ死んじゃうんだろうかとずっとハラハラしながら観てた。そして無事生存。良かったねアレルヤ -- 名無しさん (2013-07-07 10:56:53) - 彼女とアレルヤは磁石のようなもの、ひきつけあうと思えば反発しあうし「アレ×マリー」「ハレ×マリー」は相性が良いけど「ハレ×ソーマ」だと最悪だと思う。 -- 名無しさん (2013-08-26 21:46:48) - ↑再世篇の中断メッセージでは漫才って感じだったけどな。ハレとソーマは -- 名無しさん (2013-08-26 21:55:24) - アレとソーマなら通常のカップルなんだろうが「ソーマのカカァ天下」になることは言うまでもない。 -- 名無しさん (2013-08-27 14:07:19) - ↑×4 2部開始時点では死ぬ予定だった。けど 「再会と離別と」のあと心変わりしたんだよね -- 名無しさん (2014-01-17 23:39:41) - マリーもルイスも、最初は死ぬ予定だったそうだけど、2人とも生存して本当に良かったよ -- 名無しさん (2014-04-03 21:48:01) - マリーとソーマは二人とも大好きなので姉妹という設定にして欲しかったな。 -- 名無しさん (2014-04-03 21:55:10) - デザインベイビーなんだから普通よりも強化人間だと思うんだが -- 名無しさん (2014-04-03 22:57:26) - ↑宇宙世紀でいえばプルに近いな。 -- 名無しさん (2014-04-03 23:00:34) - ↑8ハレ「いいかァ!思考と反射の融合だァ!」ソーマ「了解!」むしろ映画では仲良さそうに見えたが -- 名無しさん (2014-07-08 01:33:15) - セルゲイさんと別れるときはソーマは本当は「あなたの嫁になりたかった」といいたかったんじゃないだろうか?(マリーは父親とおもっていたかもしれないが) -- 名無しさん (2014-09-24 09:35:48) - ↑2あの場合は自体が自体なので軍人としてキッチリ割り切っているのかもしれない。 -- 名無しさん (2014-09-24 09:37:07) - 生き残ったけど、その次のAGEでは、またあの(恒例の)悲劇が・・・(涙 おのれサンライズ! -- 名無しさん (2014-11-26 09:49:38) - あの愚か者のアンドレイを「赦す」と涙ながらに言ったマリー(ソーマ)はマジで聖女だった。 -- 名無しさん (2014-11-26 11:28:40) - アレルヤ(ハレルヤ)との間に子供が生まれたらその子も二つの人格が出来るのだろうか? -- 名無しさん (2014-11-26 11:31:14) - 確かにセルゲイさんと行動していたときの彼女は「乙女」だった。しかしELS時代のアレといた時の彼女は? -- 名無しさん (2014-11-26 21:17:41) - ↑2 ハレルヤもピーリスも、あくまで人工的な処置のもとに生まれた人格(偶発的か人為的かの差はあるが)。子供にそれが遺伝する可能性はほぼないかと。脳量子波の才能くらいは受け継ぐかもしれんが… -- 名無しさん (2014-11-26 21:38:17) - 二人の子か・・・。穏やかで優しいお父さんと聖母的な包容力があるお母さんと、口は悪いけど義理人情な父ちゃんに厳しくも優しいオカン・・・な4人を同時に『親』に持つわけで・・・。めっちゃ強そうな子になりそうだw -- 名無しさん (2014-11-26 23:03:08) - ↑『オー!ファーザー!』の息子くんみたいな強かな奴になりそうだな -- 名無しさん (2014-11-26 23:06:47) - ↑2親が4人とか複雑極まりない家庭だな -- 名無しさん (2014-11-27 10:06:27) - ↑17じゃあハレ×マリーなら、ハレルヤの亭主関白だな -- 名無しさん (2015-02-12 17:45:00) - ピーリスが無事だった分、その分の強化人間枠がアニューさんにいっちゃったような気が……。いや、ピーリスを責めてるわけじゃないけどさ。おや、どこからかGNドライブの音が…… -- 名無しさん (2015-08-09 19:26:23) - 無かった五感が人格を書き換えたら出来るってどんな原理だってばよ? -- 名無しさん (2015-08-18 19:09:09) - ↑一部脳移植とかしたんじゃね?そうしたらマリー人格の復活がめちゃくちゃ奇跡になるけど -- 名無しさん (2016-01-19 09:35:02) - ウルトラマンXのEDを聞くと、違うと分かっていてもアレルヤとマリーが歌っているように聞こえてしまう -- 名無しさん (2016-03-17 20:40:18) - 個人的には二重人格じゃなくて「ハンドルを握ると性格が変わる」の延長線のような印象。自己暗示が強いというか -- 名無しさん (2016-05-23 21:08:42) - 記憶喪失の人が記憶思い出して記憶喪失前と記憶喪失中の自己の同一性に齟齬が少しあるだけでアレハレみたいなマジモンの多重人格じゃないと思う。その齟齬も劇場版時代には無くなって統合して二面性が強い程度になってると思う -- 名無しさん (2016-06-09 01:33:26) - アレルヤとのセリフだけみたらまるでメインヒロインだな -- 名無しさん (2016-07-13 19:45:15) - ↑2~3辺りが正しいんだろうけどアレハレみたいに分かれてても面白いなとも思う(でも明確に意識とか分かれてないだろうな)基本マリーだけど気分的にソーマになる日とかもあって、アレルヤやハレルヤと接する時があるとか考えると面白いし。そういやトレーニングとかしてるのかなこの人 -- 名無しさん (2016-09-17 20:50:26) - 「アレ×マリー」だと円満夫婦、「ハレ×マリー」だと亭主関白、「アレ×ソーマ」だとカカア天下、「ハレ×ソーマ」だとケンカップルになりそうだな -- 名無しさん (2016-10-15 17:08:08) - ↑でもなんやかんやでハレルヤもマリーには頭が上がらなそうな印象。 -- 名無しさん (2016-12-04 20:11:12) - マリーの代わりにアニューが犠牲になりました、というのは言ってはいけないことなんだろうか(汗 -- 名無しさん (2016-12-04 20:15:50) - 中の人つながりでブリーフとパンティでこっちもくっついているのが笑ってしまう。 -- 名無しさん (2016-12-04 20:28:07) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: