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地球連邦平和維持軍 - (2016/05/06 (金) 15:41:53) の1つ前との変更点
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『[[機動戦士ガンダム00]]』に登場する組織。
旧三大国家群のユニオン、AEU、人類革新連盟が統合されて誕生した地球連邦政府の所有する軍隊。
[[アレハンドロ・コーナー]]の策略で結成された国連軍の発展的解散という形で西暦2312年に正式に発足された。
[[GN-X]]によって得られた[[擬似太陽炉>GN粒子(機動戦士ガンダム00)]]の技術を独占しており、4年間で技術の解析は進み、様々な実験機、試作機を開発している。
なお、旧式の擬似太陽炉の問題点として指摘されていた圧縮粒子の毒性は解消され、2312時点で旧式は全て破棄されている。
恒久平和の実現という名目で独立治安維持部隊「アロウズ」を組織し、かつてのテロ組織等が寄り集まって形成された反政府勢力「カタロン」の掃討にかかる。
かつて先進国や[[軌道エレベータ]]所有地等で数十件程抱えていた武力紛争の件数は圧倒的に減少し、平和と言える環境が整った。
が、その実態は、中東を中心の超巨大スラムを構築して武力弾圧と情報統制を敢行することで、スラムの外側限定の安定を維持させている、仮初の平和というべき状態だった。
2312年時点でも、テロ鎮圧という名目で、
&bold(){中東限定でGN粒子を大量に散布し続ける巨大装置を設置し、意図的に通信妨害を起こすことで経済麻痺状態に陥れる手法で、&br()反政府勢力の隠れ蓑にもなり易い治安が不安定な掃き溜め状態を維持する}
等、やることがぶっ飛んでいる。
中でも、報道官がニュースで
「紛争が根絶されない中東地域の住民を中心に&bold(){強制的にコロニーに移住させて不穏分子を一掃}」
というとんでもないダストシュート政策を発表してもいたが、特に興味が無い先進国の一般市民が完全にスルーしている情勢も暴挙同然の弾圧に拍車をかけていた。
流石に反感を覚える連邦政府関係者もいたが、大抵は圧殺される等して事実上の黙認を決め込み、
実質的にアロウズ主導でコトが進み、それに追従する様相を呈する。
しかし、内外に疑念の残った[[ブレイク・ピラー]]とそれに伴った[[セルゲイ・スミルノフ]]の死を契機に少なからず離反者が出る。
そして、一部の反アロウズ派とソレスタルビーイングこと[[チームプトレマイオス]]の共闘という事態まで招いてしまう。
結果として裏で糸を引いていた[[イノベイターを名乗るイノベイド勢力>イノベイター(機動戦士ガンダム00)]]が敗北し、大量虐殺等全ての悪事が明るみに出る。
その後、ソレスタルビーイングの協力を得て、独断で暴走を始めたアロウズを粛清に着手した(という名目になっている)地球連邦の穏健・反弾圧派勢力に世論は傾き、
アロウズは解体される。
2年後軍は再編され、新政府の融和政策の下で軍縮が進んでいた。
新たに純粋種のイノベイターが出現し、イオリア計画が彼の理想に近い形で進行する中、地球外生命体[[ELS>ELS(機動戦士ガンダム00)]]の来襲という未曾有の危機が訪れる。
市民の命を守るため、彼らは自身の命を懸けて戦う。
【平和維持軍/正規軍】
◆[[セルゲイ・スミルノフ]]
旧人革連領出身。
通称“ロシアの荒熊”
階級は大佐。
先の大戦で武功を挙げ英雄視されていた上でアロウズ反対派だったこともあり、その存在を危険視されていた。
一介の兵士でありながら軍と人類の未来を考え続け、その生きざまは少なからず残された人々に影響を与えた。
◆[[カティ・マネキン]]
旧AEU領出身の戦術予報士。
当初の階級は大佐。
対ガンダム戦の実力を見込まれてアロウズへの転属を指示され、当人もその実態を見極める為に指令を受入れる。
完全に反アロウズとしての思想を固めた後は、密かに戦力を確保し、アロウズ打倒に打って出た。
&bold(){政府の指示で}アロウズの悪行を正した代表的人物という扱いになり昇進して准将に。
◆[[グラハム・エーカー]]
旧ユニオン領出身のトップガン。
階級は少佐。ブシドー?何だそれは
フラッグファイターであることに強い誇りを持ち、フラッグにこだわり続けた彼の信念は後にブレイヴという機体で実を結ぶことになる。
◆[[ビリー・カタギリ]]
旧ユニオン領出身の技術士官。
グラハムの親友で、常に彼の望む機体を造り上げる。
◆[[パトリック・コーラサワー]]
旧AEU領出身のスペシャルで2000回で模擬戦なエースパイロット。
先の対ガンダム戦で不死身のコーラサワーとして良くも悪くも有名になった生ける伝説。
頭にあるのはマネキンを守ることのみ。
卓越した腕を持ちながら降格するある意味奇跡の男。
◆[[アンドレイ・スミルノフ]]
旧人革連領出身。
セルゲイ大佐の実の息子。
アロウズ所属で階級は大尉。
父との確執を乗り越えた後は、アロウズ解体に伴い連邦軍に転属。
父と母の求めた軍人として生きるため、命を懸けて市民を守る。
◆[[デカルト・シャーマン]]
かつてアロウズに所属していたが、後に連邦軍に転属。
ヴェーダによって初めて確認された純粋種のイノベイター。
イノベイターとしての自身の能力に強い自信を持ち、旧人類を「劣等種」と見下している。
◆パング・ハーキュリー
旧人革連領出身。
階級は大佐。
セルゲイ・スミルノフとは士官学校時代からの親友。
アロウズの暴挙を全市民に知らしめるため、正規軍によるクーデターを引き起こした。
しかし、それが「[[ブレイク・ピラー]]事件」を引き起こす結果となり、自身の行いで多数の市民の命を奪ってしまう。
反乱分子として激昂したアンドレイに殺害される。
【独立治安維持部隊アロウズ】
治安維持を目的とした特殊部隊。
「人類の意思統一」の名の下に超法規的措置が許されており、日常的に非人道的な行いをしていた。
怪しいと思えば証拠抜きで民間人でも逮捕し、反政府勢力は裁判抜きで問答無用に虐殺。
参加した軍人の多くはかつて重ねられてきたテロの被害者や遺族であり、
「二度と以前のような戦争を起こさない」と確固たる意思を持ち、平和実現のためには暴虐的な行いが必要であると考えていた。
だが、所詮は単なる言い逃れに過ぎず、行き過ぎた行いが重なった後に反乱軍により敗北すると悪事が全て露見された。
◆ホーマー・カタギリ
アロウズ最高司令官。
旧ユニオン領出身であり、当時から司令を務めていた。
ビリーの叔父にあたる。
恒久平和実現のためにアロウズを組織し、全ての罪を背負う覚悟を持つ。
イノベイター勢力が敗北し、全ての悪事が露見すると切腹した。
また、[[ミスター・ブシドー]]が思想面で幾らか師事した相手でもあり、彼に武士道を教えた。
◆[[アーサー・グッドマン]]
アロウズ准将。だが実戦部隊の指揮官であり、実質的には対CBにおけるNo.2。
思想的にはカタギリ総司令と同じだが、彼より更に容赦はない。名前は良男実質悪男。
戦術面でもある程度能はあるが、自信過剰なきらいがある。
あの世で良いパン屋に転職した。
◆リー・ジェジャン
グッドマン准将の副官。
階級は中佐。
指揮官としてまずまず健闘したが、[[スメラギ・李・ノリエガ]]との戦術比べに敗れる形で死亡。
小説版では病床の妹想いの善人だった。
◆[[アーバ・リント]]
アロウズの少佐。
汚いジュドーこと、当て馬。
能力はまずまず高いが、致命的な豆腐メンタル。
◆バラック・ジニン
アンドレイとルイスの上官。階級は大尉。
カタロンのテロに巻き込まれ妻を失い、恒久平和実現の礎となるために自らアロウズに志願した。
虐殺行為は行うもののグッドマンやリントとは違い、恒久和平の為という彼なりの信念を持っていた。
当初は本当に戦闘員か怪しいフリスク中毒者の如き[[ルイス・ハレヴィ]]を厄介者として疎んじていたが、
部下として迎えてからは心身の状態を気に掛けてもいた常識人。
後に[[ダブルオーライザー>ダブルオーライザー/トランザムライザー]]との戦闘で戦死して中佐に昇進する。
ものすごいケツ顎。
◆[[ルイス・ハレヴィ]]
ガンダムへの強い憎しみをリボンズに利用され、家族の仇討ちのために参加した。
階級は准尉。
詳細は該当項参照。
◆[[ソーマ・ピーリス>ソーマ・ピーリス/マリー・パーファシー]]
旧人革連領の超兵機関出身。
階級は中尉。
ガンダムとの戦闘の末、(表向きには)保護者のセルゲイ大佐に看取られ名誉の殉死を遂げる。
詳細は該当項参照。
◆[[ミスター・ブシドー]]
鬼のような仮面で素顔を隠し、陣羽織風の改造制服を身に纏った謎の男(笑)。
司令部より独自の判断で行動することを許可する免許を与えられたライセンサー。
その地位を利用し、ガンダムとの戦いにのみ参加し、「二個付き」と呼ばれる機体を執拗に狙う。
【MS/MA/艦船】
擬似GNドライヴ搭載機のみならず、局地においては依然として旧世代機も運用されている。
◆[[GN-X]]
後に続く多くの機体の元になった機体。
◆[[アヘッド]]
旧人革連の技術者チームがGN-Xを発展させて完成させた高性能機。
完成を急いだため急造感は否めないが、ガンダムと互角に渡りあえる程の性能を有している。
アロウズの悪事が露見してからは後継機も含めて製造中止に。
◆トリロバイト
全長:62.2m
全幅:20.5m
全高:6.1m
動力機関:GNドライヴ[T]×3
武装
・クローアーム/リニアスピア
・チェーンマインワーム
・対艦対地ミサイル
・GN魚雷
・ケミカルジェリーボム
旧ユニオンの技術者チームが開発した水中用モビルアーマー。
モビルスーツの向かない環境である水中ではまだ発展の土壌が残されていたため、新たなモビルアーマーの形を模索し、開発された。
水中適性の高くない機体だらけな上に複数の疑似太陽炉搭載による[[セラヴィーガンダム]]以上のパワーで圧倒的戦闘力を発揮し得るが、
さしたる機動力も無いので実体武器には対応し切れない弱点も抱えている。
開発費用はハレヴィ家から提供された。
◆[[マスラオ/スサノオ]]
旧ユニオンの技術者チームが自国の威信を懸けて開発した次期主力量産機のテスト機。
アヘッドの製造中止に伴い量産機として再設計、ブレイヴとして完成される。
◆[[ティエレン全領域対応型>ティエレンタオツー/ティエレン全領域対応型]]
旧人革連の主力機ティエレンの改良型。
次期主力機として完成したが、GN-Xが配備されたため少数が生産されたのみであった。
アヘッドのベースとしてその設計が参考にされた。
◆[[ガガ]]
イノベイドが開発した特攻兵器。
ソレスタルビーイング船内に残されていたものを再利用し、軍に所属するイノベイド兵が搭乗した。
◆[[ブレイヴ>ブレイヴ(機動戦士ガンダム00)]]
旧ユニオンの技術者チームが主導でAEUの技術者も加わり完成した、新生地球連邦軍の次期主力候補機。
2314年時点では性能評価中でグラハム率いる試験飛行隊「ソルブレイヴス」でのみ運用されている。
◆[[ガデラーザ]]
旧人革連の技術者チームがイノベイドの技術を転用し、完成させた初のイノベイター専用機。
2314年時点ではブレイヴと同様に性能評価中。
◆[[コロニー型外宇宙航行母艦ソレスタルビーイング]]
◆外宇宙航行艦スメラギ
ELSとの地球圏最終防衛戦において彼らはトランザムを限界出力まで引き上げ、次々とELSを道連れに自爆していく。
彼らの命を堵した行動により地球圏にELSが飛来することはなく、無事市民の命は守られた。
西暦2364年には最新鋭の外宇宙航行艦「スメラギ」を建造する。
因みに、設定資料等によれば、当初の地球連邦の戦力は、疑似太陽炉搭載機が大体100機程。その多くがアロウズに配備された。
それから猛烈に増産を続け、アロウズ全盛期には、地球連邦全体では1000基以上の疑似太陽炉とそれに見合うだけの数の機体が生産されたという。
ELSとの最終決戦の際の連邦側の戦力は[[こちら>ELS(機動戦士ガンダム00)]]を参照。
追記・修正お願いします
#include(テンプレ2)
#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,3)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- ファーストの連邦軍の絶望的な物量を目の当たりにした世代からすると むしろ少なく見えるな -- 名無しさん (2014-01-11 12:10:59)
- ↑宇宙世紀と比べて真面目に世界の事を考えてた人は多い印象。ただ行きすぎた結果二期はああなってしまった感じ。 -- 名無しさん (2014-01-11 13:04:59)
- ↑アロウズはティターンズポジだからな。 -- 名無しさん (2014-03-13 18:22:04)
- 成功した連邦軍のイメージ。 -- 名無しさん (2014-04-06 20:59:16)
- 00世界は(黒歴史の事を頭から除外すれば)もっとも最終的に平和になったガンダム世界だからな。戦争が過去の物になったと公式で書かれているから。 -- 名無しさん (2014-08-09 09:02:29)
- 確実にアロウズにはソレスタルビーイングに戦友や両親、トリニティに家族を殺された人間も多く参加してるよね。そう思うと名無しで散っていったアロウズ兵に何とも言えない感情が…… -- 名無しさん (2014-10-24 13:01:27)
- ホーマーの最期は「全ての罪を背負う」ものであったとしても、法の裁きを受ける前に死に逃げたのが何とも・・・ -- 名無しさん (2016-03-01 00:29:22)
#comment
#areaedit(end)
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『[[機動戦士ガンダム00]]』に登場する組織。
旧三大国家群の[[ユニオン>ユニオン(機動戦士ガンダム00)]]、AEU、人類革新連盟が統合されて誕生した地球連邦政府の所有する軍隊。
[[アレハンドロ・コーナー]]の策略で結成された国連軍の発展的解散という形で西暦2312年に正式に発足された。
[[GN-X]]によって得られた[[擬似太陽炉>GN粒子(機動戦士ガンダム00)]]の技術を独占しており、4年間で技術の解析は進み、様々な実験機、試作機を開発している。
なお、旧式の擬似太陽炉の問題点として指摘されていた圧縮粒子の毒性は解消され、2312時点で旧式は全て破棄されている。
恒久平和の実現という名目で独立治安維持部隊「アロウズ」を組織し、かつてのテロ組織等が寄り集まって形成された反政府勢力「カタロン」の掃討にかかる。
かつて先進国や[[軌道エレベータ]]所有地等で数十件程抱えていた武力紛争の件数は圧倒的に減少し、平和と言える環境が整った。
が、その実態は、中東を中心の超巨大スラムを構築して武力弾圧と情報統制を敢行することで、スラムの外側限定の安定を維持させている、仮初の平和というべき状態だった。
2312年時点でも、テロ鎮圧という名目で、
&bold(){中東限定でGN粒子を大量に散布し続ける巨大装置を設置し、意図的に通信妨害を起こすことで経済麻痺状態に陥れる手法で、&br()反政府勢力の隠れ蓑にもなり易い治安が不安定な掃き溜め状態を維持する}
等、やることがぶっ飛んでいる。
中でも、報道官がニュースで
「紛争が根絶されない中東地域の住民を中心に&bold(){強制的にコロニーに移住させて不穏分子を一掃}」
というとんでもないダストシュート政策を発表してもいたが、特に興味が無い先進国の一般市民が完全にスルーしている情勢も暴挙同然の弾圧に拍車をかけていた。
流石に反感を覚える連邦政府関係者もいたが、大抵は圧殺される等して事実上の黙認を決め込み、
実質的にアロウズ主導でコトが進み、それに追従する様相を呈する。
しかし、内外に疑念の残った[[ブレイク・ピラー]]とそれに伴った[[セルゲイ・スミルノフ]]の死を契機に少なからず離反者が出る。
そして、一部の反アロウズ派と[[ソレスタルビーイング>私設武装組織 ソレスタルビーイング]]こと[[チームプトレマイオス]]の共闘という事態まで招いてしまう。
結果として裏で糸を引いていた[[イノベイターを名乗るイノベイド勢力>イノベイター(機動戦士ガンダム00)]]が敗北し、大量虐殺等全ての悪事が明るみに出る。
その後、ソレスタルビーイングの協力を得て、独断で暴走を始めたアロウズを粛清に着手した(という名目になっている)地球連邦の穏健・反弾圧派勢力に世論は傾き、
アロウズは解体される。
2年後軍は再編され、新政府の融和政策の下で軍縮が進んでいた。
新たに純粋種のイノベイターが出現し、イオリア計画が彼の理想に近い形で進行する中、地球外生命体[[ELS>ELS(機動戦士ガンダム00)]]の来襲という未曾有の危機が訪れる。
市民の命を守るため、彼らは自身の命を懸けて戦う。
【平和維持軍/正規軍】
◆[[セルゲイ・スミルノフ]]
旧人革連領出身。
通称“ロシアの荒熊”
階級は大佐。
先の大戦で武功を挙げ英雄視されていた上でアロウズ反対派だったこともあり、その存在を危険視されていた。
一介の兵士でありながら軍と人類の未来を考え続け、その生きざまは少なからず残された人々に影響を与えた。
◆[[カティ・マネキン]]
旧AEU領出身の戦術予報士。
当初の階級は大佐。
対ガンダム戦の実力を見込まれてアロウズへの転属を指示され、当人もその実態を見極める為に指令を受入れる。
完全に反アロウズとしての思想を固めた後は、密かに戦力を確保し、アロウズ打倒に打って出た。
&bold(){政府の指示で}アロウズの悪行を正した代表的人物という扱いになり昇進して准将に。
◆[[グラハム・エーカー]]
旧ユニオン領出身のトップガン。
階級は少佐。[[ブシドー>ミスター・ブシドー]]?何だそれは
フラッグファイターであることに強い誇りを持ち、[[フラッグ>ユニオンリアルド/ユニオンフラッグ/ユニオンブラスト]]にこだわり続けた彼の信念は後に[[ブレイヴ>ブレイヴ(機動戦士ガンダム00)]]という機体で実を結ぶことになる。
◆[[ビリー・カタギリ]]
旧ユニオン領出身の技術士官。
グラハムの親友で、常に彼の望む機体を造り上げる。
◆[[パトリック・コーラサワー]]
旧AEU領出身のスペシャルで2000回で模擬戦なエースパイロット。
先の対ガンダム戦で不死身のコーラサワーとして良くも悪くも有名になった生ける伝説。
頭にあるのはカティを守ることのみ。
卓越した腕を持ちながら降格するある意味奇跡の男。
◆[[アンドレイ・スミルノフ]]
旧人革連領出身。
セルゲイ大佐の実の息子。
アロウズ所属で階級は大尉。
父との確執を乗り越えた後は、アロウズ解体に伴い連邦軍に転属。
父と母の求めた軍人として生きるため、命を懸けて市民を守る。
◆[[デカルト・シャーマン]]
かつてアロウズに所属していたが、後に連邦軍に転属。
ヴェーダによって初めて確認された純粋種のイノベイター。
イノベイターとしての自身の能力に強い自信を持ち、旧人類を「劣等種」と見下している。
◆パング・ハーキュリー
旧人革連領出身。
階級は大佐。
セルゲイ・スミルノフとは士官学校時代からの親友。
アロウズの暴挙を全市民に知らしめるため、正規軍によるクーデターを引き起こした。
しかし、それが「[[ブレイク・ピラー事件>ブレイク・ピラー]]」を引き起こす結果となり、自身の行いで多数の市民の命を奪ってしまう。
反乱分子として激昂したアンドレイに殺害される。
【独立治安維持部隊アロウズ】
治安維持を目的とした特殊部隊。
「人類の意思統一」の名の下に超法規的措置が許されており、日常的に非人道的な行いをしていた。
怪しいと思えば証拠抜きで民間人でも逮捕し、反政府勢力は裁判抜きで問答無用に虐殺。
参加した軍人の多くはかつて重ねられてきたテロの被害者や遺族であり、
「二度と以前のような戦争を起こさない」と確固たる意思を持ち、平和実現のためには暴虐的な行いが必要であると考えていた。
だが、所詮は単なる言い逃れに過ぎず、行き過ぎた行いが重なった後に反乱軍により敗北すると悪事が全て露見された。
◆ホーマー・カタギリ
アロウズ最高司令官。
旧ユニオン領出身であり、当時から司令を務めていた。
ビリーの叔父にあたる。
恒久平和実現のためにアロウズを組織し、全ての罪を背負う覚悟を持つ。
イノベイター勢力が敗北し、全ての悪事が露見すると切腹した。
また、[[ミスター・ブシドー]]が思想面で幾らか師事した相手でもあり、彼に武士道を教えた。
◆[[アーサー・グッドマン]]
アロウズ准将。だが実戦部隊の指揮官であり、実質的には対CBにおけるNo.2。
思想的にはカタギリ総司令と同じだが、彼より更に容赦はない。名前は良男実質悪男。
戦術面でもある程度能はあるが、自信過剰なきらいがある。
あの世で良いパン屋に転職した。
◆リー・ジェジャン
グッドマン准将の副官。
階級は中佐。
指揮官としてまずまず健闘したが、[[スメラギ・李・ノリエガ]]との戦術比べに敗れる形で死亡。
小説版では病床の妹想いの善人だった。
◆[[アーバ・リント]]
アロウズの少佐。
汚いジュドーこと、当て馬。
能力はまずまず高いが、致命的な豆腐メンタル。
◆バラック・ジニン
アンドレイとルイスの上官。階級は大尉。
カタロンのテロに巻き込まれ妻を失い、恒久平和実現の礎となるために自らアロウズに志願した。
虐殺行為は行うもののグッドマンやリントとは違い、恒久和平の為という彼なりの信念を持っていた。
当初は本当に戦闘員か怪しいフリスク中毒者の如き[[ルイス・ハレヴィ]]を厄介者として疎んじていたが、
部下として迎えてからは心身の状態を気に掛けてもいた常識人。
後に[[ダブルオーライザー>ダブルオーライザー/トランザムライザー]]との戦闘で戦死して中佐に昇進する。
ものすごいケツ顎。
◆[[ルイス・ハレヴィ]]
ガンダムへの強い憎しみをリボンズに利用され、家族の仇討ちのために参加した。
階級は准尉。
詳細は該当項参照。
◆[[ソーマ・ピーリス>ソーマ・ピーリス/マリー・パーファシー]]
旧人革連領の超兵機関出身。
階級は中尉。
ガンダムとの戦闘の末、(表向きには)保護者のセルゲイ大佐に看取られ名誉の殉死を遂げる。
詳細は該当項参照。
◆[[ミスター・ブシドー]]
鬼のような仮面で素顔を隠し、陣羽織風の改造制服を身に纏った謎の男(笑)。
司令部より独自の判断で行動することを許可する免許を与えられたライセンサー。
その地位を利用し、ガンダムとの戦いにのみ参加し、「二個付き」と呼ばれる機体を執拗に狙う。
【MS/MA/艦船】
擬似GNドライヴ搭載機のみならず、局地においては依然として旧世代機も運用されている。
◆[[GN-X]]
後に続く多くの機体の元になった機体。
◆[[アヘッド]]
旧人革連の技術者チームがGN-Xを発展させて完成させた高性能機。
完成を急いだため急造感は否めないが、ガンダムと互角に渡りあえる程の性能を有している。
アロウズの悪事が露見してからは後継機も含めて製造中止に。
◆トリロバイト
全長:62.2m
全幅:20.5m
全高:6.1m
動力機関:GNドライヴ[T]×3
武装
・クローアーム/リニアスピア
・チェーンマインワーム
・対艦対地ミサイル
・GN魚雷
・ケミカルジェリーボム
旧ユニオンの技術者チームが開発した水中用モビルアーマー。
モビルスーツの向かない環境である水中ではまだ発展の土壌が残されていたため、新たなモビルアーマーの形を模索し、開発された。
水中適性の高くない機体だらけな上に複数の疑似太陽炉搭載による[[セラヴィーガンダム]]以上のパワーで圧倒的戦闘力を発揮し得るが、
さしたる機動力も無いので実体武器には対応し切れない弱点も抱えている。
開発費用はハレヴィ家から提供された。
◆[[マスラオ/スサノオ]]
旧ユニオンの技術者チームが自国の威信を懸けて開発した次期主力量産機のテスト機。
アヘッドの製造中止に伴い量産機として再設計、ブレイヴとして完成される。
◆[[ティエレン全領域対応型>ティエレンタオツー/ティエレン全領域対応型]]
旧人革連の主力機[[ティエレン]]の改良型。
次期主力機として完成したが、GN-Xが配備されたため少数が生産されたのみであった。
アヘッドのベースとしてその設計が参考にされた。
◆[[ガガ]]
イノベイドが開発した特攻兵器。
[[ソレスタルビーイング船内>コロニー型外宇宙航行母艦ソレスタルビーイング]]に残されていたものを再利用し、軍に所属するイノベイド兵が搭乗した。
◆[[ブレイヴ>ブレイヴ(機動戦士ガンダム00)]]
旧ユニオンの技術者チームが主導でAEUの技術者も加わり完成した、新生地球連邦軍の次期主力候補機。
2314年時点では性能評価中でグラハム率いる試験飛行隊「ソルブレイヴス」でのみ運用されている。
◆[[ガデラーザ]]
旧人革連の技術者チームがイノベイドの技術を転用し、完成させた初のイノベイター専用機。
2314年時点ではブレイヴと同様に性能評価中。
◆[[コロニー型外宇宙航行母艦ソレスタルビーイング]]
◆外宇宙航行艦スメラギ
[[ELS>ELS(機動戦士ガンダム00)]]との地球圏最終防衛戦において彼らはトランザムを限界出力まで引き上げ、次々とELSを道連れに自爆していく。
彼らの命を堵した行動により地球圏にELSが飛来することはなく、無事市民の命は守られた。
西暦2364年には最新鋭の外宇宙航行艦「スメラギ」を建造する。
因みに、設定資料等によれば、当初の地球連邦の戦力は、疑似太陽炉搭載機が大体100機程。その多くがアロウズに配備された。
それから猛烈に増産を続け、アロウズ全盛期には、地球連邦全体では1000基以上の疑似太陽炉とそれに見合うだけの数の機体が生産されたという。
ELSとの最終決戦の際の連邦側の戦力は[[こちら>ELS(機動戦士ガンダム00)]]を参照。
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- ファーストの連邦軍の絶望的な物量を目の当たりにした世代からすると むしろ少なく見えるな -- 名無しさん (2014-01-11 12:10:59)
- ↑宇宙世紀と比べて真面目に世界の事を考えてた人は多い印象。ただ行きすぎた結果二期はああなってしまった感じ。 -- 名無しさん (2014-01-11 13:04:59)
- ↑アロウズはティターンズポジだからな。 -- 名無しさん (2014-03-13 18:22:04)
- 成功した連邦軍のイメージ。 -- 名無しさん (2014-04-06 20:59:16)
- 00世界は(黒歴史の事を頭から除外すれば)もっとも最終的に平和になったガンダム世界だからな。戦争が過去の物になったと公式で書かれているから。 -- 名無しさん (2014-08-09 09:02:29)
- 確実にアロウズにはソレスタルビーイングに戦友や両親、トリニティに家族を殺された人間も多く参加してるよね。そう思うと名無しで散っていったアロウズ兵に何とも言えない感情が…… -- 名無しさん (2014-10-24 13:01:27)
- ホーマーの最期は「全ての罪を背負う」ものであったとしても、法の裁きを受ける前に死に逃げたのが何とも・・・ -- 名無しさん (2016-03-01 00:29:22)
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