二次元ドリームノベルズ

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&font(#6495ED){登録日}:2012/07/05(木) 23:30:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 株式会社キルタイムコミュニケーション(旧・マイクロマガジン。以下、KTC)より発売されている、新書サイズのエロ[[ライトノベル]]レーベル。 価格は一律890円(税別)。 創刊は1999年と古く、あの[[美少女文庫]]やMF文庫Jを上回る歴史の長さを持つ。 ファンからはドリノベ、ゲドノベなどの略称で呼ばれる。 「健全な鬼畜青少年を育てる」という当初の煽り文句が示す通り、官能小説のなかでも特にハードな作風が前面に押し出されている。 コンセプトは「戦うヒロインが陵辱される」。 初期にはギャグテイストの作品も存在したが次第に減少していき、今ではほとんど皆無となっている。 *★レーベルの特徴  **●主人公は全て「戦う女性」 メインヒロイン(主人公)は[[魔法少女]]、変身ヒロイン、退魔師、刑事、義賊など様々。 中には「こいつコスプレしてるだけじゃね」と言いたくなるイタい連中もたまにいるが、まあ気にするな。 そういった戦う女性が、ありとあらゆる手段で屈服させられていくのが最大の売り。 **●内容は陵辱オンリー 本レーベルでのHシーンは、基本的には「嫌がる女性を無理やり」である。 そのうち悔しいビクンビクンとなるのはお約束だけど。 純愛好きな皆さんはおとなしく回れ右しよう。 逆に和姦、純愛要素が出てきたら、裏切りやNTRなどの悲劇フラグだと疑ってかかってもいい。 **●現実にはありえないシチュエーション レーベル名の通り、二次元でしか起こりえない非日常的なシチュエーションの作品が少なくない。 舞台も中世モチーフだったり、架空の世界だったり。現代が舞台でも触手や怪物が登場したり、異能力者の組織が出てきたり。 そういう点は割とラノベっぽい。 もちろんHシーンも一般的な官能小説とは一線を画している。 [[触手]]や[[異種姦]]などはもちろん、それぞれの作品独自の設定や魔術による多彩な責めが展開される。 ただグロはまずないので安心(?)しよう。スカトロはたまにあるが。 中にはエロいというより笑えてくるようなぶっ飛んだシーンやシチュエーションも存在する。 ***【例】 ・現代日本を舞台に、令嬢とそれに仕えるくの一が宇宙から飛来したエイリアンに襲われる。 ・座席に穴が開いたジェットコースターに乗り、股間をレールに擦りつけられながら進む。 ・五十メートルの高さがある煙突の上から地上に向けて排泄。 ・男たちが射精した精液が魔術で腸内に転移することにより数時間も便の排泄が続き、絶頂しながら五十メートルの長さの便をひり出す。 などなど。 まあこんなんばっかりなわけではなく、真面目にエロいのがほとんどなので安心して夜のお供にしよう。   **●堕落エンドと二次元エンド 物語の結末は、大きく分けて二つのパターンに分類できる。 一つは主人公が性的な快楽から逃れることができず、そのまま堕落してしまうパターン。 いわゆる完堕ちである。 そしてもう一つが、主人公が正気を取り戻し、逆転勝利するというオチ。こちらは俗に『&bold(){二次元エンド}』と呼ばれる。 この二次元エンドにも色々な終わり方が存在し、序盤から綿密な伏線を張っているものもあれば、 [[某ギャグ漫画>ソードマスターヤマト]]ばりの急展開でラスト3ページからいきなり大逆転を決める作品も。 悪く言えば超展開であることがしばしばで、好きじゃないという人も存在するが、 ファンの中にはどういった強引な理屈で逆転するのかが楽しみな人もいるとかいないとか。 なお、この二次元エンドという呼称はKTCの公式HPでも使われている、ほぼ公認の用語。 新刊のオチが二次元エンドであることを、公式ブログでほとんどネタバレしてしまったということまであった。 当然ではあるが、堕落エンド・二次元エンド以外にもオチはあるので、油断してるとビックリするくらい鬱なエンディングが待ち受けてることも。   **●その他の特徴 文体はハートマークの多用や独特な喘ぎ声など、作者によってはかなり人を選ぶことがある。 作品によっては抜くのに集中できない、なんて場合もある。 絵師も有名な原画家やイラストレーターが参加しているものの、特に昔の作品ではいわゆる表紙詐欺がちらほら。 表紙から明らかに地雷臭が漂っているものもちらほら……。 買う際には軽く立ち読みなどして内容をチェックすると地雷を踏むのを減らせるだろう。 同じエロライトノベルである美少女文庫などと比べるとメディアミックスが盛んで、 [[魔法少女アイ]]、[[超昂閃忍ハルカ]]、[[対魔忍アサギ]]、[[淫妖蟲]]などといった陵辱系エロゲをオリジナルストーリーでノベライズしている。 逆に本レーベルの小説を原作としたエロゲやアダルトアニメもいくつか制作されている。 2009年には、このレーベルでの人気作品を元にしたカプセルトイまで発売されたほど。   ちなみにこの二次元ドリームノベルズ、当然ながら18禁小説だし、表紙イラストはかなりきわどい……というより完全にアウトなものだったのだが、 なんと2007年度までは18禁マークや「成年向け」の文字が&font(#ff0000){表紙になかった。} マークが付き始めたのは2008年春の作品から。 この影響によるものなのか、以前より存在していた姉妹レーベルの「二次元ドリーム文庫」に加えて、 マークの付き始めと前後して「リアルドリーム文庫」や「あとみっく文庫」などのレーベルが創設。 ドリームノベルズ自体の刊行ペースは落ち始め、それまでは1ヶ月に2~3冊だったのが、1~2ヶ月で1~2冊ほどになっている。 点数で美少女文庫に追い越されるのも時間の問題らしい。 また、いかに10年以上の歴史を持つレーベルとはいえ、エロライトノベルだけあって書店ではあんまり見かけない。 大手書店でも店頭に置いてあるのは最新刊だけ、なんてことも少なくない。 古い作品を手に入れたければ、ネットで買うか古本屋を気長に探すしかない。   *★主な作品 ・聖天使ユミエル ・魔が堕ちる夜 ・魔法少女沙枝 ・淫堕の姫騎士ジャンヌ ・奴隷聖徒会長ヒカル いずれも他媒体へのメディアミックスが行われている看板作品。 特に「聖天使ユミエル」は一冊完結がほとんどのドリームノベルズにおいて全4巻とかなりの長さを誇る人気作。 絵師の交代&作者による推敲がなされた新装版が最近発売されており、初心者にもオススメのシリーズとなっている。 それでなくとも様々なジャンルや属性、シチュエーションの作品が揃っているため。 気になる作品を見つけたら思い切って手を出してみるのも一興。 きっと新しいエロの世界が拓けることだろう。 追記・修正は書店員さんに堂々と表紙を見せて買ってからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 伝説のリョナゲーの雷の戦士ライディは勃起しながら大爆笑して読んだ覚えがあるw -- 名無しさん (2014-06-18 14:46:19) - で、魔が堕ちる夜の4巻は何時でるの? -- 名無しさん (2014-06-18 14:56:02) - 俺もずっと待ってるわ・・・・・>4巻 -- 名無しさん (2015-07-09 23:14:02) - 自分は堕落エンドの方が好みだなぁ -- 名無しさん (2016-07-06 11:17:31) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/07/05(木) 23:30:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 株式会社キルタイムコミュニケーション(旧・マイクロマガジン。以下、KTC)より発売されている、新書サイズのエロ[[ライトノベル]]レーベル。 価格は一律890円(税別)。 創刊は1999年と古く、あの[[美少女文庫]]やMF文庫Jを上回る歴史の長さを持つ。 ファンからはドリノベ、ゲドノベなどの略称で呼ばれる。 「健全な鬼畜青少年を育てる」という当初の煽り文句が示す通り、官能小説のなかでも特にハードな作風が前面に押し出されている。 コンセプトは「戦うヒロインが陵辱される」。 初期にはギャグテイストの作品も存在したが次第に減少していき、今ではほとんど皆無となっている。 *★レーベルの特徴  **●主人公は全て「戦う女性」 メインヒロイン(主人公)は[[魔法少女]]、変身ヒロイン、退魔師、刑事、義賊など様々。 中には「こいつコスプレしてるだけじゃね」と言いたくなるイタい連中もたまにいるが、まあ気にするな。 そういった戦う女性が、ありとあらゆる手段で屈服させられていくのが最大の売り。 **●内容は陵辱オンリー 本レーベルでのHシーンは、基本的には「嫌がる女性を無理やり」である。 そのうち悔しいビクンビクンとなるのはお約束だけど。 純愛好きな皆さんはおとなしく回れ右しよう。 逆に和姦、純愛要素が出てきたら、裏切りやNTRなどの悲劇フラグだと疑ってかかってもいい。 **●現実にはありえないシチュエーション レーベル名の通り、二次元でしか起こりえない非日常的なシチュエーションの作品が少なくない。 舞台も中世モチーフだったり、架空の世界だったり。現代が舞台でも触手や怪物が登場したり、異能力者の組織が出てきたり。 そういう点は割とラノベっぽい。 もちろんHシーンも一般的な官能小説とは一線を画している。 [[触手]]や[[異種姦]]などはもちろん、それぞれの作品独自の設定や魔術による多彩な責めが展開される。 ただグロはまずないので安心(?)しよう。スカトロはたまにあるが。 中にはエロいというより笑えてくるようなぶっ飛んだシーンやシチュエーションも存在する。 ***【例】 ・現代日本を舞台に、令嬢とそれに仕えるくの一が宇宙から飛来したエイリアンに襲われる。 ・座席に穴が開いたジェットコースターに乗り、股間をレールに擦りつけられながら進む。 ・五十メートルの高さがある煙突の上から地上に向けて排泄。 ・男たちが射精した精液が魔術で腸内に転移することにより数時間も便の排泄が続き、絶頂しながら五十メートルの長さの便をひり出す。 などなど。 まあこんなんばっかりなわけではなく、真面目にエロいのがほとんどなので安心して夜のお供にしよう。   **●堕落エンドと二次元エンド 物語の結末は、大きく分けて二つのパターンに分類できる。 一つは主人公が性的な快楽から逃れることができず、そのまま堕落してしまうパターン。 いわゆる完堕ちである。 そしてもう一つが、主人公が正気を取り戻し、逆転勝利するというオチ。こちらは俗に『&bold(){二次元エンド}』と呼ばれる。 この二次元エンドにも色々な終わり方が存在し、序盤から綿密な伏線を張っているものもあれば、 [[某ギャグ漫画>ソードマスターヤマト]]ばりの急展開でラスト3ページからいきなり大逆転を決める作品も。 悪く言えば超展開であることがしばしばで、好きじゃないという人も存在するが、 ファンの中にはどういった強引な理屈で逆転するのかが楽しみな人もいるとかいないとか。 なお、この二次元エンドという呼称はKTCの公式HPでも使われている、ほぼ公認の用語。 新刊のオチが二次元エンドであることを、公式ブログでほとんどネタバレしてしまったということまであった。 当然ではあるが、堕落エンド・二次元エンド以外にもオチはあるので、油断してるとビックリするくらい鬱なエンディングが待ち受けてることも。   **●その他の特徴 文体はハートマークの多用や独特な喘ぎ声など、作者によってはかなり人を選ぶことがある。 作品によっては抜くのに集中できない、なんて場合もある。 絵師も有名な原画家やイラストレーターが参加しているものの、特に昔の作品ではいわゆる表紙詐欺がちらほら。 表紙から明らかに地雷臭が漂っているものもちらほら……。 買う際には軽く立ち読みなどして内容をチェックすると地雷を踏むのを減らせるだろう。 同じエロライトノベルである美少女文庫などと比べるとメディアミックスが盛んで、 [[魔法少女アイ]]、[[超昂閃忍ハルカ]]、[[対魔忍アサギ]]、[[淫妖蟲]]などといった陵辱系エロゲをオリジナルストーリーでノベライズしている。 逆に本レーベルの小説を原作としたエロゲやアダルトアニメもいくつか制作されている。 2009年には、このレーベルでの人気作品を元にしたカプセルトイまで発売されたほど。   ちなみにこの二次元ドリームノベルズ、当然ながら18禁小説だし、表紙イラストはかなりきわどい……というより完全にアウトなものだったのだが、 なんと2007年度までは18禁マークや「成年向け」の文字が&font(#ff0000){表紙になかった。} マークが付き始めたのは2008年春の作品から。 この影響によるものなのか、以前より存在していた姉妹レーベルの「二次元ドリーム文庫」に加えて、 マークの付き始めと前後して「リアルドリーム文庫」や「あとみっく文庫」などのレーベルが創設。 ドリームノベルズ自体の刊行ペースは落ち始め、それまでは1ヶ月に2~3冊だったのが、1~2ヶ月で1~2冊ほどになっている。 点数で美少女文庫に追い越されるのも時間の問題らしい。 また、いかに10年以上の歴史を持つレーベルとはいえ、エロライトノベルだけあって書店ではあんまり見かけない。 大手書店でも店頭に置いてあるのは最新刊だけ、なんてことも少なくない。 古い作品を手に入れたければ、ネットで買うか古本屋を気長に探すしかない。   *★主な作品 ・聖天使ユミエル ・魔が堕ちる夜 ・魔法少女沙枝 ・淫堕の姫騎士ジャンヌ ・奴隷聖徒会長ヒカル いずれも他媒体へのメディアミックスが行われている看板作品。 特に「聖天使ユミエル」は一冊完結がほとんどのドリームノベルズにおいて全4巻とかなりの長さを誇る人気作。 絵師の交代&作者による推敲がなされた新装版が最近発売されており、初心者にもオススメのシリーズとなっている。 それでなくとも様々なジャンルや属性、シチュエーションの作品が揃っているため。 気になる作品を見つけたら思い切って手を出してみるのも一興。 きっと新しいエロの世界が拓けることだろう。 追記・修正は書店員さんに堂々と表紙を見せて買ってからお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 伝説のリョナゲーの雷の戦士ライディは勃起しながら大爆笑して読んだ覚えがあるw -- 名無しさん (2014-06-18 14:46:19) - で、魔が堕ちる夜の4巻は何時でるの? -- 名無しさん (2014-06-18 14:56:02) - 俺もずっと待ってるわ・・・・・>4巻 -- 名無しさん (2015-07-09 23:14:02) - 自分は堕落エンドの方が好みだなぁ -- 名無しさん (2016-07-06 11:17:31) #comment #areaedit(end) }

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