超星艦隊セイザーX

「超星艦隊セイザーX」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

超星艦隊セイザーX - (2023/08/18 (金) 13:20:15) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2011/05/11 Wed 02:36:58 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){「&font(#ff7800){過去}」と「&font(#ff0000){現在}」と「&font(#0000ff){未来}」を繋ぐ 壮大な物語が幕を開ける!} #openclose(show=●目次){ #contents() } *【概要】 『超星艦隊セイザーX』とは、2005年10月から2006年6月にかけてテレビ東京系にて放送された東宝制作の特撮ドラマ。 超星神シリーズ第3弾にして最終作。 *【ストーリー】 #center(){&font(#0000ff){始まりは現代}} 西暦2005年、集める事でどんな願いを叶える事も出来る宝「コスモカプセル」を宇宙海賊が手に入れた事から始まった。 #center(){&font(#ff0000){500年後の未来}} 宇宙は宇宙海賊に支配され、海賊達の子孫〈ネオデスカル〉による暗黒の時代となっていた。 悪道を繰り返すネオデスカルにシャーク隊長率いる反乱軍は抵抗するも絶大な力を持つ海賊の前には無力であった。 絶望的な戦いの中、反乱軍は逆転を賭け一つの作戦を決断する。 それは、500年前の地球へとタイムスリップし宇宙海賊のコスモカプセル入手を阻止するという物だった。 #center(){&font(#ff7800){再び現代}} 2005年。 主人公・安藤拓人はF1レーサーになる夢を叶えるため、日夜アルバイトに勤しんでいた。 そんなある日、地球に襲来した宇宙海賊を目撃。 祖父から宇宙海賊の事を聞かされていた拓人は宇宙海賊を追跡する。 追跡の末、拓人は未来からやってきた反乱軍の戦士〈セイザーX〉と遭遇。 祖父がかつて交わした約束から拓人はセイザーXの一員として戦う使命を課せられるのだった。 宇宙の未来を賭けたコスモカプセルの争奪戦が始まる。 *【内容】 超星神シリーズの例に漏れず、本作は1クール毎にシリーズ化されている。 ・&font(#ff7800){第1部} セイザーXと宇宙海賊がコスモカプセルを巡って激突! ・&font(#ff0000){第2部} ネオデスカルの刺客が現代に侵入していた! セイザーXに絶体絶命の危機が訪れる。 ・&font(#0000ff){第3部} ネオデスカル本隊が来訪。 最終決戦が近づく。 *【解説】 今作は前2作より1クール短い全38話となっているが、これは打ち切りではなく、シリーズ第4弾となるはずだった『超星騎士ライフセイザー』の7月放送を見越してのものであり、テレビ東京に無理を言って編成を変えて貰った結果だという。((ホビージャパン『超星神コンプリーション』P102より)) 前2作は操縦するロボットの名称をタイトルにしていたが、本作は操縦するロボットの「[[流星神]]」をタイトルにしていない。統括プロデューサーの釜秀樹氏はこれについて、新規の客層を取り込むためにタイトルからもテイストを変えていく意識があり、強い言葉でフックを作りたいという狙いで『超星艦隊』と付けたと証言している。 特撮パートでは重厚感溢れる月面での戦いなど、テレビ特撮の限界に挑んだ表現づくりがなされた。何気にシリーズでは唯一の月面セットを使った特撮を見ることができたりする。 男性3人のみのチーム(『[[太陽戦隊サンバルカン]])』、一人の現代人と未来人の仲間『[[未来戦隊タイムレンジャー]]』、敵が宇宙海賊(『[[星獣戦隊ギンガマン]]』)など[[スーパー戦隊シリーズ]]のオマージュもある。 放送フォーマットも一部改革され、前作まではキャラクター紹介だった次回予告後のミニコーナーが『今日の一言』に変更。これは視聴者に教訓を身につける一言を送るという内容になっている。 3クールとなった影響により、当初予定されていた最強ロボの案が流れたため、第2クール中盤から目立ったパワーアップが行われなかった。 そのためか終盤ではコアブレイバー3体の連携やパトラの登場など商業的な影響が少なさそうな展開を熱気を込めてプッシュする放送予告が多かった。 しかし、売上不振という現実の壁には敵わず((釜氏は前作よりは持ち直したものの、スポンサーの決断を覆す程の結果は得られず、プロジェクトとして最後まで厳しい状態だったと述べている。))、本作を以て超星神シリーズは幕を下ろし、前述の『超星騎士ライフセイザー』も幻に終わってしまった。 *【設定】 メインとなるヒーローは前作同様の3人。 しかし、前作では関係者を極限まで絞った事や数々の設定変更などによりドラマが膨らみにくかったのを反省してか、それぞれの戦士に個性的なサポート要員を設定しており、それらを含めて〈セイザーX〉というチームを構成する。 また、セイザーXと宇宙海賊の戦士には&font(#ff0000){炎}、&font(#008000){風}、&font(#ffdc00){雷}、&font(#0000ff){水}の属性が設定されている。 属性には相互関係があり戦闘における重要な要素となっている。 &font(#ff0000){炎}←&font(#0000ff){水} ↓ ↑ &font(#ffdc00){雷}→&font(#008000){風} &font(#800080){各属性は矢印を指している相手に強い} またシリーズでは唯一、女性戦士がいない((一応、デザイン初期の段階では白鳥モチーフの女性戦士のラフスケッチも描かれていたが、最終的には採用されなかった。))。 **【シリーズ間の繋がり】 シリーズの一体感を持たせる一貫として、『[[超星神グランセイザー]]』に登場したギグファイターやガダル星人、『[[幻星神ジャスティライザー]]』に登場したメカ巨獣メガリオンが本編に出演したが、劇場版以外で明確に繋がっていると思われる描写が無い。 また、第1話に登場した雷海賊ライデッグはラフ段階ではインパクター・ルシアに似ていたため、同じインパクター星人として出す案もあったが、造形段階でうまく伝わらなかったため没になった。 *【作風】 超古代文明が発端だった前2作と反対に未来を題材にしたSFチックな世界観と非常にシリアスな背景を持つ。 #center(){&font(#ff0000){が}} 本編の内容は信じられないほどコメディチックである。 敵である宇宙海賊の3将軍は非常に憎めないキャラをしており、セイザーX側も戦いの知識が疎い拓人の存在柄、いまいち締まらない。 戦闘時はシリアスで徹底されていた前2作と違う最大のポイントである。 また、ドラマにおいても話のスケールがデカい割には殆どが安藤家の茶の間で行われており、異様にシュール。 重要な場面ではシリアスさを出しながらも基本的にストーリーはコメディチックに展開され、時々の家族や仲間に対する人情ドラマや未来に関する謎が魅力。 一方で本作の根幹はタイムパラドックスによる出会いと別れであり、それぞれの未来へと歩みだすクライマックスへと繋がっていく最終章は今なお評価が高い。 シリーズ構成は『YAT安心!宇宙旅行』を手掛けた林民夫が担当。 シリーズのメインデザイナーである西川伸司氏は同作の原案者でもあり、林氏との意外な再会に驚いたという。 監督陣は平成モスラ3部作の米田興弘や、後に『[[ウルトラマンタイガ]]』を手掛ける市野龍一ら4名がメガホンを取った。 *【主な登場人物】 &bold(){●安藤拓人/&font(#ff7800){ライオセイザー}} 演:高橋良輔 ◇&bold(){アド / &font(#ff0000){イーグルセイザー}} 演:進藤学 ◇&bold(){ケイン・ルカーノ / &font(#0000ff){ビートルセイザー}} 演:三浦涼介 ◇&bold(){シャーク隊長 / &font(#4c6cb3){シャークセイザー}} 演:松永博史 セイザーXに変身する宇宙戦艦の艦長たち。 彼らの詳細やサポートメンバーについては[[当該項目>セイザーX(登場キャラクター)]]を参照。 &bold(){●安藤宗次郎} 演:宗方勝巳、高橋良輔(青年期) 世界的に有名な天才メカニック。 拓人にとっては大好きなお祖父ちゃんであり、それ故に自分を一人前だと認めさせたい存在。 若者だった時代に事故でやってきたシャークと遭遇し、親友となった。 一度はシャークと共に全てのコスモカプセルを集めるも、どうしても未来に帰らなくてはいけなくなったシャークのためにコスモカプセルを使用。 2005年に再びコスモカプセルを集めに来るセイザーXをサポートする事を約束した。 &bold(){●安藤俊作} 演:田中優樹 拓人の父。イギリスでF1のメカニックをしている。宗二郎に怒られて育ったため自分は子供を怒らないようにしている。 &bold(){●安藤春子} 演:森川由加里 拓人の母。セイザーXの居候を快く受け入れた。 &bold(){●安藤由衣} 演:枚田菜々子 拓人の妹。兄の事をバカにしているが努力は認めている。 *【敵組織】 **宇宙海賊デスカル 第1部の敵。コスモカプセルを手に入れるためにやってきた宇宙人の軍団。 宇宙恐獣という巨大生物を戦力に持つ。 簡単にコスモカプセルを手に入れられるはずが、セイザーXに邪魔され多数の配下を失い、3体いた恐獣も全滅させられ、挙げ句に母船を失うなど散々な目に会う。 &bold(){●バーダー船長} 宇宙海賊のトップ。 戦艦バルガレオンの中から3将軍に指示を出す。 親を知らないブレアードからは実の親以上の存在として慕われていた。 実はロボットでありバルガレオンに落ちた落雷が原因で機能停止した。 ●[[3将軍>3将軍(セイザーX)]] 幹部にして&bold(){&font(#ff0000){愛すべきバカ}}。 詳しくは別項にて。 **ネオデスカル 未来の宇宙を支配する宇宙海賊の子孫達。 彼らが繰り出す恐獣は手ごわく、流星神は何度も危機に陥った。 ●&bold(){グローザ} 演:石川美津穂 第1部終盤から暗躍していたネオデスカルの刺客。 &font(#808080){偉大なるガレイド様}を抑える役目を負う鉄の女。 冷徹な頭脳と生身でもセイザーXと渡り合うほどの強さを持つ。何気に&font(#808080){偉大なるガレイド様}に料理をふるまう役目も。 実は雷将軍サンダーラの子孫であり、彼女がブレア―ドと結ばれなくなった事で未来が改変。 この世に生まれない事になる=&bold(){歴史から存在そのものが消滅する}という、ある意味死より悲惨な末路を辿った。 ●&color(red,silver){&bold(){ガレイド}} 声:二又一成 第2部から登場したネオデスカル幹部。またの名を「&font(#808080){偉大なるガレイド様}」。 3将軍の子孫で、非常に短気かつ、おだてに弱い自信家。 ブレアード達の事が気に入らないがグローザの「先祖ですから」で良く止められる。 間抜けそうに見えるが、そこは第2部メインの敵。これまでの宇宙海賊の比ではない高い戦闘能力を持つ。 何度戦ってもセイザーXを仕留めきれず、さらにはサンダーラにノーマークだった事が仇となり、結果グローザを含むネオデスカル構成員が多数消滅するという大失態を犯す。 首領からの最後通告を突きつけられ、未来暴艦ガレオキングを用いて最終作戦に乗り出すもアクアルの横槍によって失敗に終わり、自暴自棄になって彼女を殺そうとするが最期は首領によって制裁された。 ●&color(purple,silver){&bold(){ジャッカル}} 演:小島邦裕 第2部から登場。シャーク隊長を追い未来からやってきたネオデスカルの一員。 シャーク隊長と互角に戦える装備を自身で作り執拗に狙った。 人間型の宇宙人だが「&font(#808080){装着!}」の掛け声で名前の如くジャッカルが意匠のアーマーを装着、二振りの剣・&color(purple,silver){&bold(){ファングソー}}でシャークに襲い掛かる。 このアーマーには全ての属性のデータが入っておりあらゆる攻撃に対応出来る。 元々はシャーク隊長の相棒であり、共にネオデスカルで活躍していた。 ジャッカルが隊長の命を狙うのは隊長が自分に相談も無くネオデスカルを脱退し反乱軍に加入したためである。 &font(#800080){とんだツンデレだぜ……} 第2部終盤。 飽くまでもシャーク隊長を狙い続けた結果、シャークリーガーの攻撃を受け瀕死の重傷を負う。 傷は深く、ブレアードにドリルアングラーの操縦を任せた後に永眠した。 今作のライバルキャラだがロギアやデモンナイトと違い主人公とライバル関係ではなく共闘も一切無し、登場期間も短い、最終的には死亡するなど異色尽くめのキャラクターとなった。 モチーフは[[ジェットジャガー]]ではないかといわれていたが、頭部デザインを手掛けた品田冬樹氏は全く意識しておらず、 人間の口のディテールがあるセイザーXの対比になるように[[狼>オオカミ]]の骨のような口にしたところ、偶然似てしまったというだけである。 ●&color(black,goldenrod){&bold(){ネオデスカル}} 声:津田英三 ネオデスカル首領。 超巨大戦艦ネオデアークに乗って現代の地球にやって来た。 状況によっては部下を平気で切り捨てる冷酷な性格。 彼の目的は全宇宙を闇でひとつにすることで戦いの歴史を終わらせ、真の平和を築くこと。 そのために必要な闇の浸食装置ダークアルマーをセイザーXに気づかれないように建造していた。 サイクリードの直系の子孫。だが催眠装置でいいように操るなど、敬意は皆無に等しい。 #openclose(show=最終決戦では…){ ●&color(red,black){&bold(){ブラックライオ}} 本作の真のラスボス。 暗黒恐獣ダークゲランと一体化したことで肉体を失い、闇のエネルギーと化したネオデスカルがコスモカプセル『ライオン1』を取り込んで変化した姿。 ライオセイザーの「ライオブレイカー」の色違いとなる「ブラックライオブレイカー」で戦う。 ダークゲランの内部に侵入したセイザーXとブレアードによってライオン1を奪い返され、ライオファイヤーを受けて消滅したが、この姿も仮初めにすぎないためネオデスカルの意識は健在であったが… 黄色いライオセイザーを黒くした姿だが、造形担当の品田氏によればスーツはリペイントではなく新しく作ったとのこと。((ホビージャパン『超星神コンプリーション』P124より)) } ●&bold(){バレーダ} 演:佐藤麻紗 ネオデスカルの片腕である&s(){棒読み}セクシー女幹部。 ●&color(darkviolet,dimgray){&bold(){暗黒恐獣ダークゲラン}} 本作のラスボス怪獣。 ネオデアークから射出された恐獣バレルから出現した最強最後の恐獣。 月面のダークアルマーが発生させた闇を地球に到達させる役目を持ち、その体は闇のエネルギーで覆われている。 最強の恐獣なだけあってその力は凄まじく、シャークリーガーのソードプレッシャーを[[腹部の口で捕食>ベムスター]]する事で必殺技のハイドロールスラッシュを完封し、そのまま闇で浸食して機能停止に追い込んだ。 さらに敵の攻撃をブラックホールを発生させて飲み込むなど無敵の防御力も誇る。 しかしドリルアングラーのドリル攻撃で弱り始めたところをウインドイーグルとマグナビートの同時攻撃に耐えきれず遂に倒された。 #openclose(show=ところが…){ 残された残骸にネオデスカルが融合したことで&bold(){流星神の数倍の大きさにまで再生・巨大化}した。 それにより1度止まっていた闇が再び地球に向けて動き出す最悪の事態に発展した。 元々強かった戦闘力はさらに上昇し、巨大な口と両腕の鎌でグレートライオ以外の流星神とドリルアングラーを機能停止に追い込んだ。 体内と外からの同時攻撃でなら倒せるかもしれないと踏んだアドたちの乗り込んだコアブレイバーに腹部の口から侵入されてしまい、最期は体内からのセイザーXとブレアードの必殺技、そして外からのグレートライオのハウリング・クラッシュによる同時攻撃を食らい、ネオデスカルの意識諸共完全に倒され、同時に闇も全て消滅した。 #center(){&bold(){&sizex(35){&color(red,black){世界を、世界を一つにィィィィィィィ!!!}}}} } *【主なメカ】 ●[[流星神]] セイザーの操縦するロボット。 個別項目を参照。 ●&color(red,gray){&bold(){ドリルアングラー}} ジャッカル専用のアンコウ型宇宙船。 シャークリーガーに対抗して作られロボット形態に変形可能。 手持ち武器を持たず、ロボットモードでは腕のカッターと胸のドリルを駆使した格闘戦がメイン。 必殺技はドリルで特攻する荒技&color(red,gray){&bold(){「ドリルブローション」}} ジャッカルの死後はブレアードが操縦を引継ぎ、最終決戦まで流星神をサポートした。 ●&color(yellow,silver){&bold(){未来暴艦ガレオキング}} グローザの遺した超過密圧縮装置によって戦艦ガレオローグがサイズダウンし、変形したロボット恐獣。 窮地に立たされたガレイドが装置を手に&bold(){マニュアルを読みながら}操縦する。 3体揃った流星神とも互角に渡り合える戦闘力を発揮したが、ガレイドがアクアルに不意打ちを食らったことでガレオローグに戻ったところを3体の流星神の同時攻撃で撃墜された。 **○[[コスモカプセル]] 宇宙に伝わる伝説の宝。集めるとどんな願いも叶えられる。 *【劇場版】 &big(){&bold(){『劇場版 超星艦隊セイザーX 戦え!星の戦士たち』}} 2005年12月17日公開 同時上映は『[[劇場版 甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道]]』。 [[前年>ゴジラ FINAL WARS]]に一時終了した[[ゴジラシリーズ]]に変わる正月映画として制作された。 監督は『[[ゴジラVSビオランテ]]』で[[川北紘一]]特技監督とコンビを組んだ大森一樹が担当。 ボスキートの関連種ニューボスキートを相手に、グランセイザー、ジャスティライザーの力を借りたセイザーXが戦いを挑んだ。 シリーズ総計18人のヒーローが出演したが、グランセイザー側は役者の関係で変身後のみ。 ジャスティライザーは喪失した変身能力を終盤で取り戻す最終回の設定を踏まえている。 その他前年に引き続き轟天号が登場し、活躍シーンでは『[[海底軍艦]]』のBGMが使用されるなど往年の東宝特撮ファンにはたまらないファンサービスも。 *【主題歌】 ◆OP&bold(){「超星艦隊セイザーX」} 作詞:山田ひろし / 作曲:浅田直 / 編曲:矢野立美 / 歌:高橋洋樹 最終回ではエンドロールでも使用された。 ◆ED&bold(){「ジャンプだ! 僕らのセイザーX!!」} 作詞:山田ひろし / 作曲:小杉保夫 / 編曲:矢野立美 / 歌:高橋洋樹 前作までのタイアップソングとは打って変わってダンスを全面的に推した映像が見所。 主題歌を歌ったのはアニメ版『[[ドラゴンボール>ドラゴンボール(DRAGON BALL)]]』のOPテーマ『魔訶不思議アドベンチャー!』で有名な高橋洋樹。 *【余談】 - 超星神シリーズでは唯一カラオケ(JOYSOUND)に専用の映像が搭載されている。OPやアイキャッチ、そして最終決戦のシーンなどを元に編集されており、担当者の作品愛が感じられる出来である。セイザーXファンがカラオケに行った際は是非主題歌を歌ってみてほしい。しかし2015年頃に当時の新しい機種がリリースした時期に映像が[[他の特撮の前期OP>魔弾戦記リュウケンドー]]共々削除されてしまっており、現在は視聴困難な状況である。 -本作の放送終了後、土曜9時台前半は再びアニメの放送枠となった(後番組は『[[おとぎ銃士赤ずきん]]』)が、2016年4月より『[[新ウルトラマン列伝>ウルトラマン列伝]]』が本枠に移動して以降は毎年[[新作ウルトラマン>ニュージェネレーションヒーローズ]]が放送されるようになった。 今日の一言 「素敵な項目を作るときは、追記・修正をきちんとしようね!」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - EDのダンスが好きだった。あとは最後のコントのような道徳のお勉強。 -- 名無しさん (2013-10-04 22:30:06) - セイザーエックスジャンプだー♪うちゅうの果てまでー♪ -- 名無しさん (2013-10-16 15:26:07) - 話は良かったんだがスーツデザインが趣味じゃなかった。特にライオセイザーとか凄い悪役ヅラだし… -- 名無しさん (2014-03-03 12:13:17) - ロボはシリーズ中最も格好良かった希ガス。 -- 名無しさん (2014-03-03 12:15:43) - 超星艦隊これくしょん~艦これ~ -- 名無しさん (2014-04-02 21:17:54) - 灼熱の火を放て!エェェェェェェェックス!! -- 名無しさん (2014-08-07 12:56:27) - ↑4スーツよか玩具の出来がずさん。とくにソフビ -- 名無しさん (2014-08-07 13:07:22) - 前2作はメインヒロイン以外の女性キャラが物語のキーパーソン的存在になってたのが個人的に不満だったので、本作ではレミーがちゃんとキーパーソンとしての役割も与えられていて良かった。(代償として変身ヒロインではなくなっちゃったけど) -- 名無しさん (2015-01-23 21:33:48) - 実況スレが面白かった記憶 -- 名無しさん (2016-07-05 08:24:22) - 宇宙と時間を股にかける壮大なお話なのに、視聴するとなぜか白米の印象ばかりが残る… -- 名無しさん (2016-12-26 13:06:03) - 超星神シリーズじゃなくても、構わんので求む!新作東宝特撮テレビドラマシリーズ! -- 名無しさん (2019-01-02 17:44:17) - ライフセイザー、やってたらやっぱ女性戦士入れましょうかってことになってたんだろうなあ… -- 名無しさん (2023-03-28 19:26:22) - ゼンカイ脳やドンブラ中毒のさきがけみたいな作品 -- 名無しさん (2023-04-12 17:53:36) - ↑6ジャスティライザーは、寧ろ澪さんの方がメインヒロインだった気がする…ユカはメインヒロインっていうより主人公の一人って描写な感じだったし… -- 名無しさん (2023-05-17 10:21:56) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/05/11 Wed 02:36:58 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){「&font(#ff7800){過去}」と「&font(#ff0000){現在}」と「&font(#0000ff){未来}」を繋ぐ 壮大な物語が幕を開ける!} #openclose(show=●目次){ #contents() } *【概要】 『超星艦隊セイザーX』とは、2005年10月から2006年6月にかけてテレビ東京系にて放送された東宝制作の特撮ドラマ。 超星神シリーズ第3弾にして最終作。 *【ストーリー】 #center(){&font(#0000ff){始まりは現代}} 西暦2005年、集める事でどんな願いを叶える事も出来る宝「コスモカプセル」を宇宙海賊が手に入れた事から始まった。 #center(){&font(#ff0000){500年後の未来}} 宇宙は宇宙海賊に支配され、海賊達の子孫〈ネオデスカル〉による暗黒の時代となっていた。 悪道を繰り返すネオデスカルにシャーク隊長率いる反乱軍は抵抗するも絶大な力を持つ海賊の前には無力であった。 絶望的な戦いの中、反乱軍は逆転を賭け一つの作戦を決断する。 それは、500年前の地球へとタイムスリップし宇宙海賊のコスモカプセル入手を阻止するという物だった。 #center(){&font(#ff7800){再び現代}} 2005年。 主人公・安藤拓人はF1レーサーになる夢を叶えるため、日夜アルバイトに勤しんでいた。 そんなある日、地球に襲来した宇宙海賊を目撃。 祖父から宇宙海賊の事を聞かされていた拓人は宇宙海賊を追跡する。 追跡の末、拓人は未来からやってきた反乱軍の戦士〈セイザーX〉と遭遇。 祖父がかつて交わした約束から拓人はセイザーXの一員として戦う使命を課せられるのだった。 宇宙の未来を賭けたコスモカプセルの争奪戦が始まる。 *【内容】 超星神シリーズの例に漏れず、本作は1クール毎にシリーズ化されている。 ・&font(#ff7800){第1部} セイザーXと宇宙海賊がコスモカプセルを巡って激突! ・&font(#ff0000){第2部} ネオデスカルの刺客が現代に侵入していた! セイザーXに絶体絶命の危機が訪れる。 ・&font(#0000ff){第3部} ネオデスカル本隊が来訪。 最終決戦が近づく。 *【解説】 今作は前2作より1クール短い全38話となっているが、これは打ち切りではなく、シリーズ第4弾となるはずだった『超星騎士ライフセイザー』の7月放送を見越してのものであり、テレビ東京に無理を言って編成を変えて貰った結果だという。((ホビージャパン『超星神コンプリーション』P102より)) 前2作は操縦するロボットの名称をタイトルにしていたが、本作は操縦するロボットの「[[流星神]]」をタイトルにしていない。統括プロデューサーの釜秀樹氏はこれについて、新規の客層を取り込むためにタイトルからもテイストを変えていく意識があり、強い言葉でフックを作りたいという狙いで『超星艦隊』と付けたと証言している。 特撮パートでは重厚感溢れる月面での戦いなど、テレビ特撮の限界に挑んだ表現づくりがなされた。何気にシリーズでは唯一の月面セットを使った特撮を見ることができたりする。 男性3人のみのチーム(『[[太陽戦隊サンバルカン]])』、一人の現代人と未来人の仲間『[[未来戦隊タイムレンジャー]]』、敵が宇宙海賊(『[[星獣戦隊ギンガマン]]』)など[[スーパー戦隊シリーズ]]のオマージュもある。 放送フォーマットも一部改革され、前作まではキャラクター紹介だった次回予告後のミニコーナーが『今日の一言』に変更。これは視聴者に教訓を身につける一言を送るという内容になっている。 3クールとなった影響により、当初予定されていた最強ロボの案が流れたため、第2クール中盤から目立ったパワーアップが行われなかった。 そのためか終盤ではコアブレイバー3体の連携やパトラの登場など商業的な影響が少なさそうな展開を熱気を込めてプッシュする放送予告が多かった。 しかし、売上不振という現実の壁には敵わず((釜氏は前作よりは持ち直したものの、スポンサーの決断を覆す程の結果は得られず、プロジェクトとして最後まで厳しい状態だったと述べている。))、本作を以て超星神シリーズは幕を下ろし、前述の『超星騎士ライフセイザー』も幻に終わってしまった。 *【設定】 メインとなるヒーローは前作同様の3人。 しかし、前作では関係者を極限まで絞った事や数々の設定変更などによりドラマが膨らみにくかったのを反省してか、それぞれの戦士に個性的なサポート要員を設定しており、それらを含めて〈セイザーX〉というチームを構成する。 また、セイザーXと宇宙海賊の戦士には&font(#ff0000){炎}、&font(#008000){風}、&font(#ffdc00){雷}、&font(#0000ff){水}の属性が設定されている。 属性には相互関係があり戦闘における重要な要素となっている。 &font(#ff0000){炎}←&font(#0000ff){水} ↓ ↑ &font(#ffdc00){雷}→&font(#008000){風} &font(#800080){各属性は矢印を指している相手に強い} またシリーズでは唯一、女性戦士がいない((一応、デザイン初期の段階では白鳥モチーフの女性戦士のラフスケッチも描かれていたが、最終的には採用されなかった。))。 **【シリーズ間の繋がり】 シリーズの一体感を持たせる一貫として、『[[超星神グランセイザー]]』に登場したギグファイターやガダル星人、『[[幻星神ジャスティライザー]]』に登場したメカ巨獣メガリオンが本編に出演したが、劇場版以外で明確に繋がっていると思われる描写が無い。 また、第1話に登場した雷海賊ライデッグはラフ段階ではインパクター・ルシアに似ていたため、同じインパクター星人として出す案もあったが、造形段階でうまく伝わらなかったため没になった。 *【作風】 超古代文明が発端だった前2作と反対に未来を題材にしたSFチックな世界観と非常にシリアスな背景を持つ。 #center(){&font(#ff0000){が}} 本編の内容は信じられないほどコメディチックである。 敵である宇宙海賊の3将軍は非常に憎めないキャラをしており、セイザーX側も戦いの知識が疎い拓人の存在柄、いまいち締まらない。 戦闘時はシリアスで徹底されていた前2作と違う最大のポイントである。 また、ドラマにおいても話のスケールがデカい割には殆どが安藤家の茶の間で行われており、異様にシュール。 重要な場面ではシリアスさを出しながらも基本的にストーリーはコメディチックに展開され、時々の家族や仲間に対する人情ドラマや未来に関する謎が魅力。 一方で本作の根幹はタイムパラドックスによる出会いと別れであり、それぞれの未来へと歩みだすクライマックスへと繋がっていく最終章は今なお評価が高い。 シリーズ構成は『YAT安心!宇宙旅行』を手掛けた林民夫が担当。 シリーズのメインデザイナーである西川伸司氏は同作の原案者でもあり、林氏との意外な再会に驚いたという。 監督陣は平成モスラ3部作の米田興弘や、後に『[[ウルトラマンタイガ]]』を手掛ける市野龍一ら4名がメガホンを取った。 *【主な登場人物】 &bold(){●安藤拓人/&font(#ff7800){ライオセイザー}} 演:高橋良輔 ◇&bold(){アド / &font(#ff0000){イーグルセイザー}} 演:進藤学 ◇&bold(){ケイン・ルカーノ / &font(#0000ff){ビートルセイザー}} 演:三浦涼介 ◇&bold(){シャーク隊長 / &font(#4c6cb3){シャークセイザー}} 演:松永博史 セイザーXに変身する宇宙戦艦の艦長たち。 彼らの詳細やサポートメンバーについては[[当該項目>セイザーX(登場キャラクター)]]を参照。 &bold(){●安藤宗次郎} 演:宗方勝巳、高橋良輔(青年期) 世界的に有名な天才メカニック。 拓人にとっては大好きなお祖父ちゃんであり、それ故に自分を一人前だと認めさせたい存在。 若者だった時代に事故でやってきたシャークと遭遇し、親友となった。 一度はシャークと共に全てのコスモカプセルを集めるも、どうしても未来に帰らなくてはいけなくなったシャークのためにコスモカプセルを使用。 2005年に再びコスモカプセルを集めに来るセイザーXをサポートする事を約束した。 &bold(){●安藤俊作} 演:田中優樹 拓人の父。イギリスでF1のメカニックをしている。宗二郎に怒られて育ったため自分は子供を怒らないようにしている。 &bold(){●安藤春子} 演:森川由加里 拓人の母。セイザーXの居候を快く受け入れた。 &bold(){●安藤由衣} 演:枚田菜々子 拓人の妹。兄の事をバカにしているが努力は認めている。 *【敵組織】 **宇宙海賊デスカル 第1部の敵。コスモカプセルを手に入れるためにやってきた宇宙人の軍団。 宇宙恐獣という巨大生物を戦力に持つ。 簡単にコスモカプセルを手に入れられるはずが、セイザーXに邪魔され多数の配下を失い、3体いた恐獣も全滅させられ、挙げ句に母船を失うなど散々な目に会う。 &bold(){●バーダー船長} 宇宙海賊のトップ。 戦艦バルガレオンの中から3将軍に指示を出す。 親を知らないブレアードからは実の親以上の存在として慕われていた。 実はロボットでありバルガレオンに落ちた落雷が原因で機能停止した。 ●[[3将軍>3将軍(セイザーX)]] 幹部にして&bold(){&font(#ff0000){愛すべきバカ}}。 詳しくは別項にて。 **ネオデスカル 未来の宇宙を支配する宇宙海賊の子孫達。 彼らが繰り出す恐獣は手ごわく、流星神は何度も危機に陥った。 ●&bold(){グローザ} 演:石川美津穂 第1部終盤から暗躍していたネオデスカルの刺客。 &font(#808080){偉大なるガレイド様}を抑える役目を負う鉄の女。 冷徹な頭脳と生身でもセイザーXと渡り合うほどの強さを持つ。何気に&font(#808080){偉大なるガレイド様}に料理をふるまう役目も。 実は雷将軍サンダーラの子孫であり、彼女がブレア―ドと結ばれなくなった事で未来が改変。 この世に生まれない事になる=&bold(){歴史から存在そのものが消滅する}という、ある意味死より悲惨な末路を辿った。 ●&color(red,silver){&bold(){ガレイド}} 声:二又一成 第2部から登場したネオデスカル幹部。またの名を「&font(#808080){偉大なるガレイド様}」。 3将軍の子孫で、非常に短気かつ、おだてに弱い自信家。 ブレアード達の事が気に入らないがグローザの「先祖ですから」で良く止められる。 間抜けそうに見えるが、そこは第2部メインの敵。これまでの宇宙海賊の比ではない高い戦闘能力を持つ。 何度戦ってもセイザーXを仕留めきれず、さらにはサンダーラにノーマークだった事が仇となり、結果グローザを含むネオデスカル構成員が多数消滅するという大失態を犯す。 首領からの最後通告を突きつけられ、未来暴艦ガレオキングを用いて最終作戦に乗り出すもアクアルの横槍によって失敗に終わり、自暴自棄になって彼女を殺そうとするが最期は首領によって制裁された。 ●&color(purple,silver){&bold(){ジャッカル}} 演:小島邦裕 第2部から登場。シャーク隊長を追い未来からやってきたネオデスカルの一員。 シャーク隊長と互角に戦える装備を自身で作り執拗に狙った。 人間型の宇宙人だが「&font(#808080){装着!}」の掛け声で名前の如くジャッカルが意匠のアーマーを装着、二振りの剣・&color(purple,silver){&bold(){ファングソー}}でシャークに襲い掛かる。 このアーマーには全ての属性のデータが入っておりあらゆる攻撃に対応出来る。 元々はシャーク隊長の相棒であり、共にネオデスカルで活躍していた。 ジャッカルが隊長の命を狙うのは隊長が自分に相談も無くネオデスカルを脱退し反乱軍に加入したためである。 &font(#800080){とんだツンデレだぜ……} 第2部終盤。 飽くまでもシャーク隊長を狙い続けた結果、シャークリーガーの攻撃を受け瀕死の重傷を負う。 傷は深く、ブレアードにドリルアングラーの操縦を任せた後に永眠した。 今作のライバルキャラだがロギアやデモンナイトと違い主人公とライバル関係ではなく共闘も一切無し、登場期間も短い、最終的には死亡するなど異色尽くめのキャラクターとなった。 モチーフは[[ジェットジャガー]]ではないかといわれていたが、頭部デザインを手掛けた品田冬樹氏は全く意識しておらず、 人間の口のディテールがあるセイザーXの対比になるように[[狼>オオカミ]]の骨のような口にしたところ、偶然似てしまったというだけである。 ●&color(black,goldenrod){&bold(){ネオデスカル}} 声:津田英三 ネオデスカル首領。 超巨大戦艦ネオデアークに乗って現代の地球にやって来た。 状況によっては部下を平気で切り捨てる冷酷な性格。 彼の目的は全宇宙を闇でひとつにすることで戦いの歴史を終わらせ、真の平和を築くこと。 そのために必要な闇の浸食装置ダークアルマーをセイザーXに気づかれないように建造していた。 サイクリードの直系の子孫。だが催眠装置でいいように操るなど、敬意は皆無に等しい。 #openclose(show=最終決戦では…){ ●&color(red,black){&bold(){ブラックライオ}} 本作の真のラスボス。 暗黒恐獣ダークゲランと一体化したことで肉体を失い、闇のエネルギーと化したネオデスカルがコスモカプセル『ライオン1』を取り込んで変化した姿。 ライオセイザーの「ライオブレイカー」の色違いとなる「ブラックライオブレイカー」で戦う。 ダークゲランの内部に侵入したセイザーXとブレアードによってライオン1を奪い返され、ライオファイヤーを受けて消滅したが、この姿も仮初めにすぎないためネオデスカルの意識は健在であったが… 黄色いライオセイザーを黒くした姿だが、造形担当の品田氏によればスーツはリペイントではなく新しく作ったとのこと。((ホビージャパン『超星神コンプリーション』P124より)) } ●&bold(){バレーダ} 演:佐藤麻紗 ネオデスカルの片腕である&s(){棒読み}セクシー女幹部。 ●&color(darkviolet,dimgray){&bold(){暗黒恐獣ダークゲラン}} 本作のラスボス怪獣。 ネオデアークから射出された恐獣バレルから出現した最強最後の恐獣。 月面のダークアルマーが発生させた闇を地球に到達させる役目を持ち、その体は闇のエネルギーで覆われている。 最強の恐獣なだけあってその力は凄まじく、シャークリーガーのソードプレッシャーを[[腹部の口で捕食>ベムスター]]する事で必殺技のハイドロールスラッシュを完封し、そのまま闇で浸食して機能停止に追い込んだ。 さらに敵の攻撃をブラックホールを発生させて飲み込むなど無敵の防御力も誇る。 しかしドリルアングラーのドリル攻撃で弱り始めたところをウインドイーグルとマグナビートの同時攻撃に耐えきれず遂に倒された。 #openclose(show=ところが…){ 残された残骸にネオデスカルが融合したことで&bold(){流星神の数倍の大きさにまで再生・巨大化}した。 それにより1度止まっていた闇が再び地球に向けて動き出す最悪の事態に発展した。 元々強かった戦闘力はさらに上昇し、巨大な口と両腕の鎌でグレートライオ以外の流星神とドリルアングラーを機能停止に追い込んだ。 体内と外からの同時攻撃でなら倒せるかもしれないと踏んだアドたちの乗り込んだコアブレイバーに腹部の口から侵入されてしまい、最期は体内からのセイザーXとブレアードの必殺技、そして外からのグレートライオのハウリング・クラッシュによる同時攻撃を食らい、ネオデスカルの意識諸共完全に倒され、同時に闇も全て消滅した。 #center(){&bold(){&sizex(35){&color(red,black){世界を、世界を一つにィィィィィィィ!!!}}}} } *【主なメカ】 ●[[流星神]] セイザーの操縦するロボット。 個別項目を参照。 ●&color(red,gray){&bold(){ドリルアングラー}} ジャッカル専用のアンコウ型宇宙船。 シャークリーガーに対抗して作られロボット形態に変形可能。 手持ち武器を持たず、ロボットモードでは腕のカッターと胸のドリルを駆使した格闘戦がメイン。 必殺技はドリルで特攻する荒技&color(red,gray){&bold(){「ドリルブローション」}} ジャッカルの死後はブレアードが操縦を引継ぎ、最終決戦まで流星神をサポートした。 ●&color(yellow,silver){&bold(){未来暴艦ガレオキング}} グローザの遺した超過密圧縮装置によって戦艦ガレオローグがサイズダウンし、変形したロボット恐獣。 窮地に立たされたガレイドが装置を手に&bold(){マニュアルを読みながら}操縦する。 3体揃った流星神とも互角に渡り合える戦闘力を発揮したが、ガレイドがアクアルに不意打ちを食らったことでガレオローグに戻ったところを3体の流星神の同時攻撃で撃墜された。 **○[[コスモカプセル]] 宇宙に伝わる伝説の宝。集めるとどんな願いも叶えられる。 *【劇場版】 &big(){&bold(){『劇場版 超星艦隊セイザーX 戦え!星の戦士たち』}} 2005年12月17日公開 同時上映は『[[劇場版 甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道]]』。 [[前年>ゴジラ FINAL WARS]]に一時終了した[[ゴジラシリーズ]]に変わる正月映画として制作された。 監督は『[[ゴジラVSビオランテ]]』で[[川北紘一]]特技監督とコンビを組んだ大森一樹が担当。 ボスキートの関連種ニューボスキートを相手に、グランセイザー、ジャスティライザーの力を借りたセイザーXが戦いを挑んだ。 シリーズ総計18人のヒーローが出演したが、グランセイザー側は役者の関係で変身後のみ。 ジャスティライザーは喪失した変身能力を終盤で取り戻す最終回の設定を踏まえている。 その他前年に引き続き轟天号が登場し、活躍シーンでは『[[海底軍艦]]』のBGMが使用されるなど往年の東宝特撮ファンにはたまらないファンサービスも。 *【主題歌】 ◆OP&bold(){「超星艦隊セイザーX」} 作詞:山田ひろし / 作曲:浅田直 / 編曲:矢野立美 / 歌:高橋洋樹 最終回ではエンドロールでも使用された。 ◆ED&bold(){「ジャンプだ! 僕らのセイザーX!!」} 作詞:山田ひろし / 作曲:小杉保夫 / 編曲:矢野立美 / 歌:高橋洋樹 前作までのタイアップソングとは打って変わってダンスを全面的に推した映像が見所。 主題歌を歌ったのはアニメ版『[[ドラゴンボール>ドラゴンボール(DRAGON BALL)]]』のOPテーマ『魔訶不思議アドベンチャー!』で有名な高橋洋樹。 *【余談】 - 超星神シリーズでは唯一カラオケ(JOYSOUND)に専用の映像が搭載されている。OPやアイキャッチ、そして最終決戦のシーンなどを元に編集されており、担当者の作品愛が感じられる出来である。セイザーXファンがカラオケに行った際は是非主題歌を歌ってみてほしい。しかし2015年頃に当時の新しい機種がリリースした時期に映像が[[他の特撮の前期OP>魔弾戦記リュウケンドー]]共々削除されてしまっており、現在は視聴困難な状況である。 -本作の放送終了後、土曜9時台前半は再びアニメの放送枠となった(後番組は『[[おとぎ銃士赤ずきん]]』)が、2016年4月より『[[新ウルトラマン列伝>ウルトラマン列伝]]』が本枠に移動して以降は毎年[[新作ウルトラマン>ニュージェネレーションヒーローズ]]が放送されるようになった。 今日の一言 「素敵な項目を作るときは、追記・修正をきちんとしようね!」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - EDのダンスが好きだった。あとは最後のコントのような道徳のお勉強。 -- 名無しさん (2013-10-04 22:30:06) - セイザーエックスジャンプだー♪うちゅうの果てまでー♪ -- 名無しさん (2013-10-16 15:26:07) - 話は良かったんだがスーツデザインが趣味じゃなかった。特にライオセイザーとか凄い悪役ヅラだし… -- 名無しさん (2014-03-03 12:13:17) - ロボはシリーズ中最も格好良かった希ガス。 -- 名無しさん (2014-03-03 12:15:43) - 超星艦隊これくしょん~艦これ~ -- 名無しさん (2014-04-02 21:17:54) - 灼熱の火を放て!エェェェェェェェックス!! -- 名無しさん (2014-08-07 12:56:27) - ↑4スーツよか玩具の出来がずさん。とくにソフビ -- 名無しさん (2014-08-07 13:07:22) - 前2作はメインヒロイン以外の女性キャラが物語のキーパーソン的存在になってたのが個人的に不満だったので、本作ではレミーがちゃんとキーパーソンとしての役割も与えられていて良かった。(代償として変身ヒロインではなくなっちゃったけど) -- 名無しさん (2015-01-23 21:33:48) - 実況スレが面白かった記憶 -- 名無しさん (2016-07-05 08:24:22) - 宇宙と時間を股にかける壮大なお話なのに、視聴するとなぜか白米の印象ばかりが残る… -- 名無しさん (2016-12-26 13:06:03) - 超星神シリーズじゃなくても、構わんので求む!新作東宝特撮テレビドラマシリーズ! -- 名無しさん (2019-01-02 17:44:17) - ライフセイザー、やってたらやっぱ女性戦士入れましょうかってことになってたんだろうなあ… -- 名無しさん (2023-03-28 19:26:22) - ゼンカイ脳やドンブラ中毒のさきがけみたいな作品 -- 名無しさん (2023-04-12 17:53:36) - ↑6ジャスティライザーは、寧ろ澪さんの方がメインヒロインだった気がする…ユカはメインヒロインっていうより主人公の一人って描写な感じだったし… -- 名無しさん (2023-05-17 10:21:56) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: