LAST RESORT(ゲーム)

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&font(#6495ED){登録日}:2009/06/11(木) 07:57:49 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 西暦2XX0年、人類は宇宙移民開始と共に宇宙世紀に移行した。 既に地球上の総人口は900億を突破し、しかも地球は 大気汚染と化石燃料の長年にわたる消費によって砂漠化が進行していた。 これを防止するために、21世紀後半からスペースコロニー(宇宙植民地)の建設が開始され、人口天体の建造、また銀河系の多くの惑星にも恒久都市が築かれた。 そんなある日、それらの中枢系統をつかさどっていたメインコントローラーに、 緊急信号が入った。 “SOS!SOS!……” 第3コロニーのメインコンピューターに発生したコンピューターウイルスが 意志を持ち始め、人類に反撃を始めた。 ウイルス菌に侵されていく人々……。 かつてのスペースヒーロー達も次々とウイルス菌によって、機械生命体となっていく。 蝕まれていく意識の中で、正義の心が叫ぶ。 “SOS!SOS!……” 彼らを救う最後の作戦。 その名は“LAST RESORT” 緊急発令!   SNKが1992年に販売した横画面横スクロール[[シューティングゲーム]]。 システム基板はMVS(ネオジオ) 8方向レバーで自機の操作およびユニットの回転 ショットボタンは連打でショット、押し続けて離すことでユニットシュートが出来る ユニットボタンはユニットの固定、移動モードの切り替え役割を持つ。 途中現れるアイテムを取得することによって自機の強化をはかれる。 ・スピードアップ 自機の移動速度が速くなる。 ・スピードダウン 自機の移動速度が遅くなる。 速くなりすぎた自機を遅くするために取得するものだが、道中で出る数が少ない。 以下のアイテムを取得すると、後述のユニットが自動装着される。 続けて取ることで攻撃が強化される。 ・レーザー 直線的なレーザーを放つ。 最高の攻撃力と貫通性を持ち、弾速が速めなため連射もそれなりに効く。 使い勝手がよく、強化するとリングレーザーが付いて縦が広がる。 ・ホーミングミサイル 自機から敵をサーチして直線的に飛行するミサイルを放つ。 狙う敵は前方のみだが、威力は高く、弾が消えやすいため連射が効く。 強化する同時発射数が増える。   ・グレネード 自機から上下一対のミサイルを放つ。 天井・地表に向かって放たれ、敵か地形に接触すると爆発し、ナパームのように一定範囲を焼き尽くす。 強化すると爆撃範囲が広がる。 ユニットシュートに手が回らないところで威力を発揮する。 ユニットは[[R-TYPE]]のフォースと似た役割を持つ。 敵弾を防ぎ、攻撃の強化を受け持つ。 R-TYPEと決定的に違う点は、ユニットシュートの存在である。 まず、ユニットシュートには2タイプありユニットアイテムを取得する際に決まる。 ユニットアイテムは青と赤の2つの色があり、流れてくる最中に時間で変わる。 青を取っている場合、ユニットシュートで放たれたユニットは障害物や敵に接触すると、反射のようにバウンドして帰ってくる。 これに対し赤は、放たれた先に地形がある場合、一定距離を這って帰ってくる。 ユニットシュートを有効に使うことで、入り込んだ地形に潜む敵や耐久力のある敵を素早く倒すことができるため、このゲームにおける重要なアクションとなっている。   また、ユニットはレバー操作で回転させることが出来る。 ユニットボタンが固定モードのときにレバーを入れると、その方向を向きショットボタンに連動してショットを放つ。 ユニットボタンが移動モードのときにレバーを入れると、反対の向きに自機を回り好きな位置にユニットを固定することが出来る。 この場合、ユニットシュートは固定した方向に向かって飛ぶ。 R-TYPEでは、フォースの位置が前か後ろの2方向に限られていたが こちらでは斜めや真下、真上にも付けることができ 防御システムに深みが出ている。   R-TYPEの影響を深く受けた横スクロールシューティングゲーム。 グラフィッカー・ドッターにアイレムのスタッフが起用されており、プレイすればアイレムが持つ独特のフィールが味わえる。 美しく細部まで書き込まれたグラフィック ステージの情景にマッチさせたハイセンスなBGMとSE そして、R-TYPEとイメージファイトから受け継がれ、より斬新に熟成されたユニットシステム 全てが高いバランスでまとまったシューティングであったが、出回りはあまりよくはなかった。 MVSというメジャーでコストパフォーマンスの良い基板を使用しながら知名度はあまり得られず、マイナー路線だったが、高すぎない難易度と巧妙なテクニカルさを併せ持ち、美しいグラフィックとサウンドに支えられ、その評価は高い。 ネオジオの数少ないシューティングの中では非常に作り込まれた作品であり、現在から見てもその完成度の高さには光るものがある。 追記・修正お願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - PSPのSNK アーケードクラシックス Vol.1に収録されている。 -- 名無しさん (2013-05-18 20:34:34) - ジオン水泳部のハイゴッグが登場したり今なら発売できなかっただろう -- 名無しさん (2013-05-19 01:30:14) #comment #areaedit(end) }
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