溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム(遊戯王OCG)

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&font(#6495ED){登録日}:2012/01/29(日) 03:16:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){ウボァー}} #blockquote(){&font(#ff0000){溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム} 効果モンスター 特殊召喚・効果モンスター 星8/炎属性/悪魔族/攻3000/守2500 このカードは通常召喚できない。 相手フィールドのモンスター2体をリリースした場合に相手フィールドに特殊召喚できる。 このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。 (1):自分スタンバイフェイズに発動する。 自分は1000ダメージを受ける。} **【概要】 [[第3期>第三期パック(遊戯王)]]最初のパック「新たなる支配者」にて登場した最上級モンスター。 原作では[[闇マリク>マリク・イシュタール/闇マリク]]が使用した。 攻撃名は&font(#ff0000){城之内ファイヤー!}&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){ではなくゴーレム・ボルケーノ.}}} 通常召喚ができない、いわゆる「特殊召喚モンスター」なのだが、 なんとこいつは、&bold(){相手のモンスターをリリースし、相手のフィールドに特殊召喚される}という変わった性質を持っている。 毎ターン相手に1000ダメージを与えられるが、相手に攻撃力3000のモンスターを渡してしまうという、かなり大きなリスクも伴う。 攻撃力3000といえば、かの「[[青眼の白龍]]」と同等であり、下手な最上級では殴り倒されてしまう。 しかし、相手の攻撃封じ、ちくちくバーンダメージを与えていく[[ロックバーン>バーン(デッキ)]]デッキならば話は別。 攻撃を封じてしまえば、少しずつ相手のLPを削っていくことができる。 星8であるラヴァゴは[[シンクロ召喚>シンクロ召喚(遊戯王OCG)]]の素材にはしづらく、ランク8を使うデッキは限られているため、[[エクシーズ召喚>エクシーズ召喚(遊戯王OCG)]]の素材にもされにくい。 [[リンク召喚>リンク召喚(遊戯王OCG)]]や[[儀式召喚>儀式(遊戯王OCG)]]を除けば、素材としては除去されにくい。 //しかし、相手の墓地にレベル・スティーラーと効果未使用の[[グローアップ・バルブ>グローアップ・バルブ(遊戯王OCG)]]が居れば、&font(#0000ff){青きキチガイ龍}が飛び出してくるので油断は禁物。 そして、このカードの最も恐ろしいところは、相手モンスターを&font(#ff0000){リリースによって除去できる}という点である。 [[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]では相手のカードの「発動」に対してチェーンを組むことはできるが、 行動を行うための「コスト」を支払う段階ではチェーンを組むことはできず、コストとしてリリースする処理は止めることはできない。 よって、モンスターをリリース行為自体は[[カウンター>カウンター(カードゲーム用語)]]できず、ラヴァゴの召喚を「[[神の宣告]]」などで無効にされても、コストとして消費されたモンスターは戻ってこない。 さらに、あくまで「特殊召喚のためのリリース」であるため、&bold(){耐性を持ったモンスターも除去できる}。 耐性の例としては「[[対象にならない>ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン]]」「[[破壊されない>魔王龍 ベエルゼ(遊戯王OCG)]]」「[[効果を受けない>眠れる巨人 ズシン]]」などの種類があるが、ラヴァゴはいずれも無視することができる。 たとえ「[[毒蛇神>毒蛇神ヴェノミナーガ]]様」だろうが「[[光と闇の竜>光と闇の竜(遊戯王OCG)]]」だろうが「[[クェーサー>シューティング・クェーサー・ドラゴン(遊戯王5D's)]]」だろうが関係ない。 「[[スタバ>スターダスト・ドラゴン/バスター]]」や「CiNo.1000 夢幻虚光神ヌメロニアス・ヌメロニア」ですらも問答無用で除去できる。 フリーチェーンの除去を行う「ABC-ドラゴン・バスター」や「マスターP」、 厄介な[[カウンター>カウンター(カードゲーム用語)]]効果を持つ「[[クリスタルウィング>クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン]]」「[[インフィニティ>サイバー・ドラゴン・ノヴァ/サイバー・ドラゴン・インフィニティ(遊戯王OCG)]]」すら、触れることなく消し去れる。 さらに言えば、リリースによる除去にはもう一つの利点がある。 リリースした後に「ラヴァ・ゴーレムを特殊召喚する」という処理が入るため、「時の任意効果」は&bold(){タイミングを逃す}。 コストとして除去したモンスターが墓地に送られたり、フィールドから離れた際に発動する任意効果がタイミングを逃して使えないのだ。 つまり、相手の場の「[[クェーサー>シューティング・クェーサー・ドラゴン(遊戯王5D's)]]」2体をリリースして「ラヴァゴ」を出したとしても、「シューティングスター」を特殊召喚する効果が使用できない。 「突破されてもシューティングスター2体出てくるから…」というような相手の目論見は一瞬にして崩れ去る事になる。 この除去性能は「[[壊獣>壊獣(遊戯王OCG)]]」「サタンクロース」「[[ラーの翼神竜-球体形>ラーの翼神竜]]」「[[帝王の烈旋>帝モンスター(遊戯王OCG)]]」らと並んで[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]でもトップクラス。 もはやバーンダメージを与えるというよりも、&bold(){除去として使われる方が圧倒的に多い}。 ちなみにこのカード、相手に攻撃力3000のモンスターを与えているが、 その段階で相手モンスター2体を除去しているため、よーく考えてみると&font(#ff0000){カード・アドバンテージでは損していない}のだ。 (相手:2体失って1体もらった=アド-1、自分:1体あげた=アド-1) もちろん戦闘破壊が難しいモンスターを与えるため一概には言えないが、 大型モンスターへの呪いの言葉&font(#ff0000){「はいはい地砕き地砕き」}で即除去してしまえば2:2交換が簡単に成立する。 ……何故生け贄召喚が生け贄召喚(笑)だったのか分かる気がする・・・。 このカードの対策としては、リリースや特殊召喚を事前に規制するしかない。 リリースを封じる手段としては「霧の王」や「生贄封じの仮面」、 特殊召喚を止めるには「[[虚無魔人>虚無魔人(遊戯王OCG)]]」「フォッシル・ダイナ パキケファロ」「[[大天使クリスティア]]」「虚無空間」など。 (しかも大体の環境でこれらのいずれかを挿すデッキが中堅以上に居たりする) 召喚した後に「[[スキルドレイン>スキルドレイン(遊戯王OCG)]]」を発動されたり「マテリアルドラゴン」を出されたりしたら静かに泣こう。 **【相性の良いカード】 ・各種ロックカード 「平和の使者」「グラヴィティバインド」や「&font(#f09199){びーちく}」などで「ラヴァゴ」の攻撃を封じ、相手にダメージを与えていこう。 「[[魔法の筒]]」や「[[ディメンションウォール]]」で攻撃を防ぎながら相手に大ダメージを与えるのも有り。 ・[[強制脱出装置>強制脱出装置(遊戯王OCG)]] というか各種バウンスカード。召喚したラヴァゴを回収し、リリースによる除去を再び行うことができる。 これにより、相手は2体以上モンスターを展開させづらくなり、[[ボード・アドバンテージ>アドバンテージ(TCG)]]も稼ぎやすくなる。 ただし、手札にいることがバレバレなので、[[マインドクラッシュ>マインドクラッシュ(遊戯王OCG)]]には注意。 //&font(#0000ff){[[青きバウンス龍ブリューナク>氷結界の龍 ブリューナク]]}とのコンボは鬼畜。   ・拷問車輪 魔界の足枷でも可。ラヴァゴの攻撃を封じ、小さいながらもダメージを与えていく。悪夢の拷問部屋があればターンを折り返すごとに合計2100のダメージを与える。拷問車輪も闇マリクが使用したカードなので&font(#ff0000){「出た!マリクさんのサディスティックコンボだ!」}、とファンは歓喜したとかしないとか。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){どう考えてもこちらの方が先です。.}}} ・ウォーター・ドラゴン まだ影が薄くなかったころの[[三沢>三沢大地]]の切り札。ラヴァゴの攻撃力を0にしてビートダメージを狙う。 しかし、ロックバーンデッキとの相性が悪くウォーター・ドラゴンを出すこと自体が容易ではないので彼のファンデッキ(あるのか?)ぐらいでしか使えない。 [[サクリファイス>サクリファイス(遊戯王OCG)]] 相手フィールド上に出したラヴァゴを効果で吸収すれば相手のモンスターを2体除去した上にサクリファイスは攻撃力3000のモンスターと化す。 サクリファイスは星1なのでグラヴィティバインドやびーちくの弱点である[[エクシーズ>エクシーズ召喚(遊戯王OCG)]]モンスターをロックをすり抜け戦闘破壊することができる。   ・[[火霊使いヒータ>火霊使いヒータ(遊戯王OCG)]] みんな大好きヒータたん。ヒータたんの項目にもあるように、ラヴァゴのコントロールを得て憑依装着に繋げたり火霊術でぶん投げたりして[[満足>満足(遊戯王)]]しよう。特に浅すぎた墓穴と太陽の書でヒータたんの効果を使うコンボは、相手フィールドに1体しかモンスターが居なくてもラヴァゴの召喚ができるので相性が良い。「洗脳解除でよくね?」とか言うリアリストは帰れ。 ちなみにラヴァゴや、トーチ・ゴーレム、ヴォルカニック・クイーンなどのコントロールを洗脳解除で奪い返す【ゴーレム】というデッキも存在する。 ・ライバル登場! ラヴァゴが星8である事を利用して、相手のフィールドにラヴァゴを出すと同時に自分も星8モンスターカードを呼び出す事が可能。 その後は洗脳解除や所有者の刻印でラヴァゴを自分の元に戻し、ランク8エクシーズ召喚を狙うも良し。 破壊効果を持つモンスターを呼び出してラヴァゴを葬り去るのも良しと、使い方次第で色々なコンボが狙えるだろう。 ・破滅竜ガンドラX 劇場版限定カードによる徹底的な相手フィールドの破壊&排除。 破壊耐性を持つ相手のモンスターをラヴァゴで排除しておき、続けざまにガンドラXを出してラヴァゴ諸共破壊為尽せば、相手フィールドは完全な不毛の大地と化す。 更にガンドラXは、&bold(){破壊したモンスターカードの内1番高いモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与え、その数値分と同じ攻撃力を持つ}効果を持っている。 即ち、条件が整えば&bold(){相手ライフに3000のダメージを問答無用で叩き込んだ上で攻撃力3000のガンドラXが降臨するのだ。}  攻撃が通れば合計6000のダメージという、成立すればワンターンキルも状況次第で可能な恐るべき高火力。 かつての破壊輪→地獄の扉越し銃を髣髴とさせる鬼畜コンボである。 ガンドラXは竜族なので特殊召喚するカードも比較的多く、コンボの難易度はそこまで高くないのもポイント。 ただしガンドラXにはエンドフェイズ時に自分のLPが半分になるデメリットがあるので、決め所を見誤れば逆に窮地に陥る可能性があるので注意が必要にもなる。   //「カードの効果では破壊されない」、「カードの効果を受けない」などの耐性を持つモンスターを簡単に排除することができる。それはカードの効果や破壊ではなくリリースするというプレイヤーがルール上にそって行う行動であるから。魔法カードでいう痛み分けと同じである。ただし、リリースできないモンスター(サモプリなど)は排除することができないので万能とは言えない。 //耐性を持つモンスターだけではなく、破壊によって効果を発揮するモンスターも排除したい。墓地に送られることによって効果を発揮するモンスターには注意が必要。蘇生制限を満たせば墓地や除外ゾーンからの蘇生も可能だが、自身の効果以外での特殊召喚でも通常召喚できなくなる誓約はつくので注意。 破壊輪が現役だった当時は相手のフィールド上に召喚→破壊輪→地獄の扉越し銃の3枚を使用し、相手のモンスター2体を排除し、6000ポイントのダメージを与える鬼畜コンボが流行っていた。 闇マリク「俺のペットの必殺技は『ゴーレム・ボルケーノ』だ!Wiki篭り!高らかに攻撃宣言しな!」 Wiki篭り「ケッ、技の名前は俺で決めるZE!ラヴァ・ゴーレムの攻撃!&font(#ff0000){『追記・修正ファイヤー!』}」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 技名って最初から決まってるのかな?それとも自己申告? -- 名無しさん (2013-09-13 19:51:45) - ↑ノリだろ。 -- 名無しさん (2013-09-13 20:14:24) - タッグフォースではズシンにも勝てる最強モンスター -- 名無しさん (2014-03-07 09:29:46) - すさまじい除去能力ではあるんだけど、最近は2体もモンスターが並んだらすぐワンショットしてくるデッキも多いから厳しいな。 -- 名無しさん (2015-03-09 11:14:33) - ただ今でも、切り札級のカードとかをあっさり除去される危険性は変わらないから恐ろしい。ジョーカー的な立ち位置よな。 -- 名無しさん (2015-03-15 14:54:53) - 墓地に送られて効果発動する奴がいるんだよなあ…… -- 名無しさん (2015-03-15 16:53:32) - ↑クェーサー然り、タイミングを逃す奴も少なくないから、やっぱり怖いカードだよ。破壊輪復活もあるし -- 名無しさん (2015-03-28 09:51:32) - あまり見ないけど、使われると凄くウザがられるカードの一つだと思う。こいつと強脱のコンボが地味ながら、結構エグいんだよな… -- 名無しさん (2015-05-01 19:05:46) - 今でも遊戯王最強クラスの耐性と蘇生力を持ってるヴェノミナーガを簡単に除去出来るというね -- 名無しさん (2015-09-10 17:06:53) - 破壊態勢持ちも問答無用にぶっ飛ばせるのが好き。 -- 名無しさん (2015-09-10 17:58:12) - 友人が作ったデッキで強制転移と合わせる事で、1体だけ出すと転移で奪われ、2体以上出すどゴーレムで処理されるというクソうざいデッキ作ってた。 -- 名無しさん (2015-10-18 06:52:33) - ガンドラXとの組み合わせが割とえげつないな。相手フィールドを殆ど更地にした上で3000のダメージか -- 名無しさん (2016-05-07 23:46:39) - ↑ガンドラX自体が攻撃力3000だから、通れば合計6000の鬼畜コンボが完成する。破壊輪と地獄の扉越し銃の再来じゃねぇかコレ -- 名無しさん (2016-05-10 12:19:54) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2012/01/29(日) 03:16:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &font(#6495ED){所要時間}:約 15 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#ff0000){ウボァー}} #blockquote(){&font(#ff0000){溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム} 効果モンスター 特殊召喚・効果モンスター 星8/炎属性/悪魔族/攻3000/守2500 このカードは通常召喚できない。 相手フィールドのモンスター2体をリリースした場合に相手フィールドに特殊召喚できる。 このカードを特殊召喚するターン、自分は通常召喚できない。 (1):自分スタンバイフェイズに発動する。 自分は1000ダメージを受ける。} **【概要】 [[第3期>第三期パック(遊戯王)]]最初のパック「新たなる支配者」にて登場した最上級モンスター。 原作では[[闇マリク>マリク・イシュタール/闇マリク]]が使用した。 攻撃名は&font(#ff0000){城之内ファイヤー!}&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){ではなくゴーレム・ボルケーノ.}}} 通常召喚ができない、いわゆる「特殊召喚モンスター」なのだが、 なんとこいつは、&bold(){相手のモンスターをリリースし、相手のフィールドに特殊召喚される}という変わった性質を持っている。 毎ターン相手に1000ダメージを与えられるが、相手に攻撃力3000のモンスターを渡してしまうという、かなり大きなリスクも伴う。 攻撃力3000といえば、かの「[[青眼の白龍]]」と同等であり、下手な最上級では殴り倒されてしまう。 しかし、相手の攻撃封じ、ちくちくバーンダメージを与えていく[[ロックバーン>バーン(デッキ)]]デッキならば話は別。 攻撃を封じてしまえば、少しずつ相手のLPを削っていくことができる。 星8であるラヴァゴは[[シンクロ召喚>シンクロ召喚(遊戯王OCG)]]の素材にはしづらく、ランク8を使うデッキは限られているため、[[エクシーズ召喚>エクシーズ召喚(遊戯王OCG)]]の素材にもされにくい。 [[リンク召喚>リンク召喚(遊戯王OCG)]]や[[儀式召喚>儀式(遊戯王OCG)]]を除けば、素材としては除去されにくい。 //しかし、相手の墓地にレベル・スティーラーと効果未使用の[[グローアップ・バルブ>グローアップ・バルブ(遊戯王OCG)]]が居れば、&font(#0000ff){青きキチガイ龍}が飛び出してくるので油断は禁物。 そして、このカードの最も恐ろしいところは、相手モンスターを&font(#ff0000){リリースによって除去できる}という点である。 [[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]では相手のカードの「発動」に対してチェーンを組むことはできるが、 行動を行うための「コスト」を支払う段階ではチェーンを組むことはできず、コストとしてリリースする処理は止めることはできない。 よって、モンスターをリリース行為自体は[[カウンター>カウンター(カードゲーム用語)]]できず、ラヴァゴの召喚を「[[神の宣告]]」などで無効にされても、コストとして消費されたモンスターは戻ってこない。 さらに、あくまで「特殊召喚のためのリリース」であるため、&bold(){耐性を持ったモンスターも除去できる}。 耐性の例としては「[[対象にならない>ブルーアイズ・カオス・MAX・ドラゴン]]」「[[破壊されない>魔王龍 ベエルゼ(遊戯王OCG)]]」「[[効果を受けない>眠れる巨人 ズシン]]」などの種類があるが、ラヴァゴはいずれも無視することができる。 たとえ「[[毒蛇神>毒蛇神ヴェノミナーガ]]様」だろうが「[[光と闇の竜>光と闇の竜(遊戯王OCG)]]」だろうが「[[クェーサー>シューティング・クェーサー・ドラゴン(遊戯王5D's)]]」だろうが関係ない。 「[[スタバ>スターダスト・ドラゴン/バスター]]」や「CiNo.1000 夢幻虚光神ヌメロニアス・ヌメロニア」ですらも問答無用で除去できる。 フリーチェーンの除去を行う「ABC-ドラゴン・バスター」や「マスターP」、 厄介な[[カウンター>カウンター(カードゲーム用語)]]効果を持つ「[[クリスタルウィング>クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン]]」「[[インフィニティ>サイバー・ドラゴン・ノヴァ/サイバー・ドラゴン・インフィニティ(遊戯王OCG)]]」すら、触れることなく消し去れる。 さらに言えば、リリースによる除去にはもう一つの利点がある。 リリースした後に「ラヴァ・ゴーレムを特殊召喚する」という処理が入るため、「時の任意効果」は&bold(){タイミングを逃す}。 コストとして除去したモンスターが墓地に送られたり、フィールドから離れた際に発動する任意効果がタイミングを逃して使えないのだ。 つまり、相手の場の「[[クェーサー>シューティング・クェーサー・ドラゴン(遊戯王5D's)]]」2体をリリースして「ラヴァゴ」を出したとしても、「シューティングスター」を特殊召喚する効果が使用できない。 「突破されてもシューティングスター2体出てくるから…」というような相手の目論見は一瞬にして崩れ去る事になる。 この除去性能は「[[壊獣>壊獣(遊戯王OCG)]]」「サタンクロース」「[[ラーの翼神竜-球体形>ラーの翼神竜]]」「[[帝王の烈旋>帝モンスター(遊戯王OCG)]]」らと並んで[[遊戯王OCG>遊戯王オフィシャルカードゲーム]]でもトップクラス。 もはやバーンダメージを与えるというよりも、&bold(){除去として使われる方が圧倒的に多い}。 ちなみにこのカード、相手に攻撃力3000のモンスターを与えているが、 その段階で相手モンスター2体を除去しているため、よーく考えてみると&font(#ff0000){カード・アドバンテージでは損していない}のだ。 (相手:2体失って1体もらった=アド-1、自分:1体あげた=アド-1) もちろん戦闘破壊が難しいモンスターを与えるため一概には言えないが、 大型モンスターへの呪いの言葉&font(#ff0000){「はいはい地砕き地砕き」}で即除去してしまえば2:2交換が簡単に成立する。 ……何故生け贄召喚が生け贄召喚(笑)だったのか分かる気がする・・・。 このカードの対策としては、リリースや特殊召喚を事前に規制するしかない。 リリースを封じる手段としては「霧の王」や「生贄封じの仮面」、 特殊召喚を止めるには「[[虚無魔人>虚無魔人(遊戯王OCG)]]」「フォッシル・ダイナ パキケファロ」「[[大天使クリスティア]]」「虚無空間」など。 (しかも大体の環境でこれらのいずれかを挿すデッキが中堅以上に居たりする) 召喚した後に「[[スキルドレイン>スキルドレイン(遊戯王OCG)]]」を発動されたり「マテリアルドラゴン」を出されたりしたら静かに泣こう。 **【相性の良いカード】 ・各種ロックカード 「平和の使者」「グラヴィティバインド」や「&font(#f09199){びーちく}」などで「ラヴァゴ」の攻撃を封じ、相手にダメージを与えていこう。 「[[魔法の筒]]」や「[[ディメンションウォール]]」で攻撃を防ぎながら相手に大ダメージを与えるのも有り。 ・[[強制脱出装置>強制脱出装置(遊戯王OCG)]] というか各種バウンスカード。召喚したラヴァゴを回収し、リリースによる除去を再び行うことができる。 これにより、相手は2体以上モンスターを展開させづらくなり、[[ボード・アドバンテージ>アドバンテージ(TCG)]]も稼ぎやすくなる。 ただし、手札にいることがバレバレなので、[[マインドクラッシュ>マインドクラッシュ(遊戯王OCG)]]には注意。 //&font(#0000ff){[[青きバウンス龍ブリューナク>氷結界の龍 ブリューナク]]}とのコンボは鬼畜。   ・拷問車輪 魔界の足枷でも可。ラヴァゴの攻撃を封じ、小さいながらもダメージを与えていく。悪夢の拷問部屋があればターンを折り返すごとに合計2100のダメージを与える。拷問車輪も闇マリクが使用したカードなので&font(#ff0000){「出た!マリクさんのサディスティックコンボだ!」}、とファンは歓喜したとかしないとか。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){どう考えてもこちらの方が先です。.}}} ・ウォーター・ドラゴン まだ影が薄くなかったころの[[三沢>三沢大地]]の切り札。ラヴァゴの攻撃力を0にしてビートダメージを狙う。 しかし、ロックバーンデッキとの相性が悪くウォーター・ドラゴンを出すこと自体が容易ではないので彼のファンデッキ(あるのか?)ぐらいでしか使えない。 [[サクリファイス>サクリファイス(遊戯王OCG)]] 相手フィールド上に出したラヴァゴを効果で吸収すれば相手のモンスターを2体除去した上にサクリファイスは攻撃力3000のモンスターと化す。 サクリファイスは星1なのでグラヴィティバインドやびーちくの弱点である[[エクシーズ>エクシーズ召喚(遊戯王OCG)]]モンスターをロックをすり抜け戦闘破壊することができる。   ・[[火霊使いヒータ>火霊使いヒータ(遊戯王OCG)]] みんな大好きヒータたん。ヒータたんの項目にもあるように、ラヴァゴのコントロールを得て憑依装着に繋げたり火霊術でぶん投げたりして[[満足>満足(遊戯王)]]しよう。特に浅すぎた墓穴と太陽の書でヒータたんの効果を使うコンボは、相手フィールドに1体しかモンスターが居なくてもラヴァゴの召喚ができるので相性が良い。「洗脳解除でよくね?」とか言うリアリストは帰れ。 ちなみにラヴァゴや、トーチ・ゴーレム、ヴォルカニック・クイーンなどのコントロールを洗脳解除で奪い返す【ゴーレム】というデッキも存在する。 ・ライバル登場! ラヴァゴが星8である事を利用して、相手のフィールドにラヴァゴを出すと同時に自分も星8モンスターカードを呼び出す事が可能。 その後は洗脳解除や所有者の刻印でラヴァゴを自分の元に戻し、ランク8エクシーズ召喚を狙うも良し。 破壊効果を持つモンスターを呼び出してラヴァゴを葬り去るのも良しと、使い方次第で色々なコンボが狙えるだろう。 ・破滅竜ガンドラX 劇場版限定カードによる徹底的な相手フィールドの破壊&排除。 破壊耐性を持つ相手のモンスターをラヴァゴで排除しておき、続けざまにガンドラXを出してラヴァゴ諸共破壊為尽せば、相手フィールドは完全な不毛の大地と化す。 更にガンドラXは、&bold(){破壊したモンスターカードの内1番高いモンスターの攻撃力分のダメージを相手に与え、その数値分と同じ攻撃力を持つ}効果を持っている。 即ち、条件が整えば&bold(){相手ライフに3000のダメージを問答無用で叩き込んだ上で攻撃力3000のガンドラXが降臨するのだ。}  攻撃が通れば合計6000のダメージという、成立すればワンターンキルも状況次第で可能な恐るべき高火力。 かつての破壊輪→地獄の扉越し銃を髣髴とさせる鬼畜コンボである。 ガンドラXは竜族なので特殊召喚するカードも比較的多く、コンボの難易度はそこまで高くないのもポイント。 ただしガンドラXにはエンドフェイズ時に自分のLPが半分になるデメリットがあるので、決め所を見誤れば逆に窮地に陥る可能性があるので注意が必要にもなる。   //「カードの効果では破壊されない」、「カードの効果を受けない」などの耐性を持つモンスターを簡単に排除することができる。それはカードの効果や破壊ではなくリリースするというプレイヤーがルール上にそって行う行動であるから。魔法カードでいう痛み分けと同じである。ただし、リリースできないモンスター(サモプリなど)は排除することができないので万能とは言えない。 //耐性を持つモンスターだけではなく、破壊によって効果を発揮するモンスターも排除したい。墓地に送られることによって効果を発揮するモンスターには注意が必要。蘇生制限を満たせば墓地や除外ゾーンからの蘇生も可能だが、自身の効果以外での特殊召喚でも通常召喚できなくなる誓約はつくので注意。 破壊輪が現役だった当時は相手のフィールド上に召喚→破壊輪→地獄の扉越し銃の3枚を使用し、相手のモンスター2体を排除し、6000ポイントのダメージを与える鬼畜コンボが流行っていた。 闇マリク「俺のペットの必殺技は『ゴーレム・ボルケーノ』だ!Wiki篭り!高らかに攻撃宣言しな!」 Wiki篭り「ケッ、技の名前は俺で決めるZE!ラヴァ・ゴーレムの攻撃!&font(#ff0000){『追記・修正ファイヤー!』}」 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,9) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 技名って最初から決まってるのかな?それとも自己申告? -- 名無しさん (2013-09-13 19:51:45) - ↑ノリだろ。 -- 名無しさん (2013-09-13 20:14:24) - タッグフォースではズシンにも勝てる最強モンスター -- 名無しさん (2014-03-07 09:29:46) - すさまじい除去能力ではあるんだけど、最近は2体もモンスターが並んだらすぐワンショットしてくるデッキも多いから厳しいな。 -- 名無しさん (2015-03-09 11:14:33) - ただ今でも、切り札級のカードとかをあっさり除去される危険性は変わらないから恐ろしい。ジョーカー的な立ち位置よな。 -- 名無しさん (2015-03-15 14:54:53) - 墓地に送られて効果発動する奴がいるんだよなあ…… -- 名無しさん (2015-03-15 16:53:32) - ↑クェーサー然り、タイミングを逃す奴も少なくないから、やっぱり怖いカードだよ。破壊輪復活もあるし -- 名無しさん (2015-03-28 09:51:32) - あまり見ないけど、使われると凄くウザがられるカードの一つだと思う。こいつと強脱のコンボが地味ながら、結構エグいんだよな… -- 名無しさん (2015-05-01 19:05:46) - 今でも遊戯王最強クラスの耐性と蘇生力を持ってるヴェノミナーガを簡単に除去出来るというね -- 名無しさん (2015-09-10 17:06:53) - 破壊態勢持ちも問答無用にぶっ飛ばせるのが好き。 -- 名無しさん (2015-09-10 17:58:12) - 友人が作ったデッキで強制転移と合わせる事で、1体だけ出すと転移で奪われ、2体以上出すどゴーレムで処理されるというクソうざいデッキ作ってた。 -- 名無しさん (2015-10-18 06:52:33) - ガンドラXとの組み合わせが割とえげつないな。相手フィールドを殆ど更地にした上で3000のダメージか -- 名無しさん (2016-05-07 23:46:39) - ↑ガンドラX自体が攻撃力3000だから、通れば合計6000の鬼畜コンボが完成する。破壊輪と地獄の扉越し銃の再来じゃねぇかコレ -- 名無しさん (2016-05-10 12:19:54) #comment #areaedit(end) }

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