「デュオ・マックスウェル」の編集履歴（バックアップ）一覧はこちら
デュオ・マックスウェル - (2016/04/30 (土) 01:02:22) の１つ前との変更点
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&font(#6495ED){所要時間}：約 7 分で読めます
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#center(){死ぬぜぇ、俺の姿を見た者はみんな死んじまうぞ！}
「[[新機動戦記ガンダムW]]」の登場人物。
年齢：15歳
身長：156cm
体重：43kg
人種：アメリカ系
乗機：
[[ガンダムデスサイズ>ガンダムデスサイズ／デスサイズヘル]]
[[ガンダムデスサイズヘル>ガンダムデスサイズ／デスサイズヘル]]
[[リーオー>リーオー(新機動戦記ガンダムW)]]
[[ウイングガンダムゼロ]]
声優：関俊彦
オペレーション・メテオで地球に降下したガンダムパイロットのひとり。
名前の由来はイタリア語の二重奏（デュオ）。
「逃げも隠れもするが嘘は吐かない」がモットー。
戦災孤児で、[[ヒイロ>ヒイロ・ユイ]]、[[トロワ>トロワ・バートン]]と同じく本名は不明。
デュオという名は、とある事件で出会ったソロという浮浪児の「&font(blue){死んでもずっと一緒にいる}」という遺言から自身で名付けたものである。
人名としてはあまり見慣れない名前のため、ネットではよく&bold(){[[ディオ>ディオ・ブランドー]]・マックスウェルと間違えられる。}
名字の「マックスウェル」は、自分を保護してくれた教会の神父様の名字から取ったもの。
トレードマークの三つ編みは、自分を可愛がってくれたシスター達の趣味。
彼が常に纏っている牧師服（を改造したもの）も、教会に対する哀悼の意から来ている。
神は信じていないが死神はいると思っている。
理由は本人曰く、「奇跡は見た事がないが、死体は沢山見てきたから」。
自ら「死神」を名乗り始めたのは、マックスウェル教会が連合とゲリラの戦いに巻き込まれて焼き払われた時から。
その後スイーパーグループの船に侵入し、[[プロフェッサーG>ガンダム開発者(新機動戦記ガンダムW)]]と出会った。
生まれついて天才的な技能を持っており、特に潜入などの工作に力を発揮する。ステルス技術の権威であったプロフェッサーの船にあっさり侵入した事からも、その技量が伺える。
またパイロットとしても高いセンスを持っており、ヒイロとトロワのデータを入力されたモビルドールを単機で打ち破っている。
陽気で人懐っこく、ガンダムパイロットの中では[[カトル>カトル・ラバーバ・ウィナー]]に並んで社交性が高い。
時折行うギャグじみたコミカルな言動も、全体的にシリアスな本作品の緩衝剤として機能している。
特にヒイロとの駆け引きは漫才じみており、なんだかんだと文句を言いながらも良い凸凹コンビである。
しかし前述したような悲しい過去も抱えており、本質的にはヒイロと同質の精神の持ち主でもある。
そして、彼を語る上で欠かせないのがその不幸体質である。
とにかく貧乏くじを引く事が多く、
・ヒイロに銃口を向けられて殺されそうな[[リリーナ>リリーナ・ドーリアン]]を助けたが逆に悪者扱いされた
・[[ウイング>ウイングガンダム]]を引き上げたらヒイロにデスサイズごと魚雷で沈められた
・ヒイロにデスサイズのパーツを勝手に使われた
・自分だけ相棒のガンダムを敵に破壊された。しかも潜入していた元仲間に
・捕まっていた牢の空気を抜かれた
・拳法の達人である老師Oに殴られた
・歴戦の傭兵であるトロワに殴（ry
・人間兵器のヒイロに（ry
etc.……
と、中々悲惨な目にあっている。
しかも他のパイロットに比べて精神構造がまともな為、尚更ダメージが大きい。おさげの子かわいそう。
しかしそれでもめげないコイツはある意味大物なのかもしれない。
第２次スパロボＺでは同じく貧乏クジ体質である主人公の[[クロウ・ブルースト]]、[[機動戦士ガンダム00]]の[[ロックオン・ストラトス]]兄弟、地球防衛企業ダイ・ガードの青山と貧乏クジ同盟を結成。
そのコントじみたクロスオーバーはプレイヤーからも割りと好評。
OZの志願兵であるヒルデ・シュバイカーと出会い、ガンダムパイロットの中では一番まっとうなお付き合いをしている。
長い三つ編みに牧師服という、ガンダムのキャラクターとしてはやや変わった出で立ちだが（東方先生も三つ編みだけどね）、その性格や面倒見のよさ、ハンサムと美少年の中間的なビジュアルも作用し、本作品でも随一の人気を誇る。
当時のアニメ誌では、コイツが他のWキャラをぶっちぎっての一位であった（主役のヒイロは二位）。
その人気たるや、コミックボンボンで連載されていた「がんばれ！ドモンくん」では主人公4人（ドモン・ヒイロ・ガロード・アディン）差し置いて3回連続1位という快挙だった。
……もっとも、その人気の割を食ったのが相手役のヒルデだった訳だが。
脚本の隅沢氏曰く、モチーフは「家なき子」のマチヤ。
余談だが、声優の関俊彦氏は最初[[ゼクス>ゼクス・マーキス]]役のオーディションを受けていた。
ガンダムの仮面キャラクターを演じたかったらしいが、その願いは後の機動戦士ガンダムSEEDにおける[[ラウ・ル・クルーゼ]]で叶っている。
更に余談だが、キャラクター性やジャンク屋という職業からか、GvsGnextではガロードに対して「気が合いそうだ」と呟いている。
□劇中の活躍
オペレーション・メテオで地球に降下し、その神出鬼没さで連合・OZのMSを多数撃破。
「&font(blue){ガンダムを見た者は生きて帰れない}」というジンクスを作り上げた。
プロフェッサーの伝手で[[トールギス]]の開発者のひとり、ハワードの元に身を寄せ、そのサルベージ船を拠点に活動していく。
海底でウイングを発見、デスサイズの予備パーツとして戴こうとしたのがヒイロとの長い腐れ縁の始まりである。
地球上で追い詰められた後は他のガンダムパイロットと同じく宇宙に上がるが、宇宙戦を想定していないデスサイズを抱えて上がった為、[[トーラス>トーラス(新機動戦記ガンダムW)]]部隊にあえなく囚われてしまい、乗機は見せしめとして破壊されてしまう。
月面基地に潜入する際にヒルデと出会い、彼女の助けによって月面基地潜入に成功、そこで破壊されたはずのデスサイズがパワーアップされている事を知る。
それ以降は今までの鬱憤を晴らすかのようにデスサイズヘルで活躍し、リーブラ戦ではガンダム開発者達をピースミリオンに導き、間接的にだがリーブラに大ダメージを与えた。
□Endless Waltz
マリーメイアの蜂起を知り、ヒイロと共に敵地に乗り込む。
相変わらずの凸凹コンビで、強行突破の際は「少しは頭を使ったらどうだ？」「お前もな」というやり取りをしている。
ヒイロ、トロワと共にコロニー落下を阻止するが、ヒイロの策によってまたも捕らわれ、しかも自力で脱出する羽目になる。
カトル、トロワと共に地球に降下した後は、デスサイズヘルで[[サーペント>サーペント(新機動戦記ガンダムW)]]部隊と大立ち回りを演じた。
最後は相棒であるデスサイズに別れを告げ、自ら爆破している。
EDでは、ヒルデと共にジャンク屋を営む姿が見られる。
・余談
放送終了から現在まで、長い時間が流れる中、未だに根強い人気を誇るキャラクターである。ガンダム作品と言えばアンチが付き物だがデュオに関しては極端にアンチが少ない(いるにはいるらしいがあまり見かけない)。
・パイロット能力/生身の能力/容姿/性格、Wの五人の例に漏れず完璧超人なスペック持ちだが前述の通り貧乏くじ引きまくり故のプラマイ効果か、はたまた嫌みのないキャラクター性故にかは謎だが希少価値と言える。‥訂正、ガンダム作品で考えると奇跡といえなくもない。
デュオをプレイアブルキャラとして使えるゲームではその人気を確認でき、大体の場合使用率が上位に食い込む。
クロスオーバー作品でもその性格から他作品のキャラクター達とは良好な関係を築き、違和感なく溶け込んでいる。爺さん連中と絡みが多い？気にするな。
特に[[スーパーロボット大戦W]]では主人公[[カズマ・アーディガン]]と版権キャラクター内では最も付き合いの長い親友同士になっており、
前々作にあたるスーパーロボット大戦Dにおけるジョシュア・ラドクリフとギュネイ・ガスのコンビと並んでバンプレストオリジナルキャラクターと版権キャラクターの友情の好例として挙げられる事も多い。
キャラとして使いやすいのか、大体クロス作品では主役(といっても五人全員主役級なのだが)のヒイロより他作品キャラとの絡みやテキスト上の出番が多い辺り、ライターも助かっているのもしれない。
‥‥‥ツッコミ役が多かったり、他キャラからも貧乏くじ押し付けられる機会も目立つ？それも気にしてはならない。
「死にたい気持ちは分かるけどな。あれで死ねないんじゃ、もうちょっとマシな死に方考えた方がいいぜ」
「あーやだやだ、無口で無愛想で無鉄砲で！俺がお前なら、その暗い性格呪ってとっくに死んでるぜ！」
「コロニーからじゃ、月は見えすぎて墓場みたいだった……」
「でも俺、男の子なんでね……」
「スカッとしない死に方！あーあ、俺ってカッコ悪ぃ……」
「けどな、どんなに良く出来てても所詮はお人形さんなんだよ！人形に負けて、ガンダムのパイロットが務まるかッ！」
「どけどけぇ！死神と疫病神のお通りだ！」
「へいへい、ぞっこんって奴ね……」
「ったく、少しは頭を使ったらどうなんだ？」
「どうだい？俺の腕も大したもんだろ！」
「撤退するくらいならとっくに逃げてるぜ。流石にこれ以上はキツいけどな……！」
「今度こそ最後だな、相棒」
「斬って、斬って、斬りまくるぜぇ！」
「地獄への道連れは…ここにある兵器と戦争だけにしようぜ！」
「俺を本気で怒らせるなよ…長生きしたかったらなぁ！」
「俺はデュオ。デュオ・マックスウェル。逃げも隠れもするが嘘はつかない」
「珍しいな～頼み事のオンパレードじゃないか」
こう見えても追記・修正は得意でね！
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- 「どけどけぇ！死神と疫病神のお通りだ！」放送当時このセリフで吹いた。 -- 名無し (2013-06-05 20:07:05)
- この項目を見てやはり続編のファザーに納得いかん俺がいる -- 名無しさん (2013-06-06 11:54:00)
- 放送から10年程たった時の某雑誌の死神特集でイラストの1/3が彼だったこともあるという…人気根強すぎ -- 名無しさん (2013-06-06 15:34:02)
- リリーナを助けたのに非難された時点で気の毒だった。録音兄さんのハロにどれだけビンボークジビンボークジ言われるか試してみたい。 -- 名無し (2013-08-28 00:09:11)
- 続編の事は…触れないでおこう、正直デュオがああなるってのは受け入れられんファンのが多いだろう -- 名無しさん (2013-08-28 05:06:58)
- 続編てなんだ？EW以外に何かあるのか？ -- 名無しさん (2013-08-28 13:48:40)
- ↑黒歴史らしいな、とうとう洒落にならない貧乏クジ引いたかってとこかな？ -- 名無し (2013-08-28 16:55:19)
- 脚本家による小説「Frozen Teardrop」のことかな ヒルデに対する扱いが酷い -- 名無しさん (2013-08-28 17:00:46)
- 平和な世界になったあと酒浸りになってヒルダから捨てられる→テラフォーミングの終わった火星に移住、バイクで旅をするも事故って死にかけ、トロワたちに助けられる→治療費をヒルダに払ってもらったあげくマンションに転がりこんで結婚、だが新しいバイクが組み上がると逃げるようにまた旅へ、等々ちなみにまだいろいろ有るから好きな人ほどFrozen Teardrop読まない方がいい -- 名無しさん (2013-08-28 17:38:29)
- そしてヒルデとは現在画に描いた様な腐れ縁化。そして色々そっくりな実子…と思わせといて孤児…なんだがやっぱり実子の疑いのある息子「デュオ＝マックスウェル」がいると。 -- 名無しさん (2013-08-28 18:12:33)
- 某スレでは生前の罪で死神やりながらあんなの俺じゃねえ！と嘆いてた。 -- 名無し (2013-08-29 15:41:38)
- 当たりくじ引くデュオなんてデュオじゃないと思ってしまう…… -- 名無しさん (2013-08-30 16:01:26)
- ↑だからってここまで酷いのはいくらなんでも・・・ -- 名無しさん (2013-08-30 17:02:52)
- 放送当時に五人組だったこともあり悪夢と言うにも生易しい格好を揃ってさせられてたなあ -- 名無し (2013-08-30 21:22:44)
- ↑↑俺テロリストで死神だけど駄目親父にされることしてないハズだよな？と流石に泣いてそう -- 名無し (2013-09-06 20:45:04)
- デュオだけでなく軒並みキャラが劣化してるし見るに堪えなくてさっさと捨てたわFT。デュオの姿はEWまででいい -- 名無しさん (2014-01-23 00:31:41)
- ↑つうかＷキャラに恨みある面子の陰謀じゃねえか？ -- 名無し (2014-03-01 23:38:58)
- 腐女子「デュオとくっつくなんてヒルデ許さん！カミソリ送り付けてやる！」 脚本家「そこまで言うのなら仕方がない。ほれ、ヒルデと別れさせたぞ？」 腐女子「」 -- 名無しさん (2014-03-02 01:34:45)
- 恐らく別の時空では忍者学校の教師でもやってんだろうな -- 名無しさん (2014-03-02 01:36:47)
- ↑余命少ない事に絶望して世界滅ぼすんだろうよ -- 名無しさん (2014-03-02 01:40:03)
- ↑赤鬼になるんだろ -- 名無しさん (2014-03-02 01:40:29)
- ばっかお前、冥王様で無双に気まってんだろ -- 名無しさん (2014-04-12 13:45:25)
- 過去を「切り捨てる」ヒイロにたいして -- 名無しさん (2014-05-06 20:34:37)
- ↑ミス デュオは過去を「背負い込む」ってどこかに書いてあったような気がするんだけど、どこだか知ってる人いる？ -- 名無しさん (2014-05-06 20:37:41)
- ↑エンドレスワルツの小説版に書いてあったと思う -- 名無しさん (2014-05-15 01:11:47)
- 俺はFTはFTでいいと思うが... -- 名無しのピエロ (2014-08-18 16:28:02)
- デュオ主役の『右手に鎌を左手に君を』については書いてないんだな。今思うとあれもデュオの不幸体質が如実にあらわれた作品だった -- 名無しさん (2014-08-28 06:25:46)
- ↑ 「何でこんなものを右手に持ってたんだ」って、慟哭がやるせない。「右鎌左君」は愛故の擦れ違いと、人間の弱さが積み重なった結果の悲劇で、その主人公に据えられる辺り、ビンボークジだよなぁ。 -- 名無しさん (2015-08-04 16:58:27)
- 08小隊のサンダース軍曹と組ませてはいけない。 -- 名無しさん (2015-08-20 20:02:26)
- まさか火星圏の大統領になるとは誰が予想したか（汗）ミリアルドは妻と2人の子供と放牧業を営んでるし -- 名無しさん (2015-12-28 11:05:07)
- 最後までヒイロを友人と考えていたあたり、こいつの懐の広さは凄い -- 名無しさん (2016-03-30 23:06:08)
- 姓にあたるマックスウェルの元ネタは、やはりあの『マクスウェルの悪魔』だろうか？ -- 名無しさん (2016-04-07 12:57:15)
- スパロボLではお世話になったなあ -- 名無しさん (2016-04-07 13:19:21)
- 右手に鎌を左手に君をって デュオ好きなら買ったほうがいい？ -- 名無しさん (2016-04-07 13:22:21)
- ↑3 プロフェッサーGとの初対面で「マクスウェルの悪魔か」って言われてるから多分そうだろうね。本人は「悪魔じゃなくて死神さ」と言ってたが -- 名無しさん (2016-04-07 13:28:02)
- ↑14 いやいや。遥かな星に向かう船で反乱を起こすんだろうｗ -- 名無しさん (2016-04-07 14:50:10)
#comment
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#center(){死ぬぜぇ、俺の姿を見た者はみんな死んじまうぞ！}
「[[新機動戦記ガンダムW]]」の登場人物。
年齢：15歳
身長：156cm
体重：43kg
人種：アメリカ系
乗機：
[[ガンダムデスサイズ>ガンダムデスサイズ／デスサイズヘル]]
[[ガンダムデスサイズヘル>ガンダムデスサイズ／デスサイズヘル]]
[[リーオー>リーオー(新機動戦記ガンダムW)]]
[[ウイングガンダムゼロ]]
声優：関俊彦
オペレーション・メテオで地球に降下したガンダムパイロットのひとり。
名前の由来はイタリア語の二重奏（デュオ）。
「逃げも隠れもするが嘘は吐かない」がモットー。
戦災孤児で、[[ヒイロ>ヒイロ・ユイ]]、[[トロワ>トロワ・バートン]]と同じく本名は不明。
デュオという名は、とある事件で出会ったソロという浮浪児の「&font(blue){死んでもずっと一緒にいる}」という遺言から自身で名付けたものである。
人名としてはあまり見慣れない名前のため、ネットではよく&bold(){[[ディオ>ディオ・ブランドー]]・マックスウェルと間違えられる。}
名字の「マックスウェル」は、自分を保護してくれた教会の神父様の名字から取ったもの。
トレードマークの三つ編みは、自分を可愛がってくれたシスター達の趣味。
彼が常に纏っている牧師服（を改造したもの）も、教会に対する哀悼の意から来ている。
神は信じていないが死神はいると思っている。
理由は本人曰く、「奇跡は見た事がないが、死体は沢山見てきたから」。
自ら「死神」を名乗り始めたのは、マックスウェル教会が連合とゲリラの戦いに巻き込まれて焼き払われた時から。
その後スイーパーグループの船に侵入し、[[プロフェッサーG>ガンダム開発者(新機動戦記ガンダムW)]]と出会った。
生まれついて天才的な技能を持っており、特に潜入などの工作に力を発揮する。ステルス技術の権威であったプロフェッサーの船にあっさり侵入した事からも、その技量が伺える。
またパイロットとしても高いセンスを持っており、ヒイロとトロワのデータを入力されたモビルドールを単機で打ち破っている。
陽気で人懐っこく、ガンダムパイロットの中では[[カトル>カトル・ラバーバ・ウィナー]]に並んで社交性が高い。
時折行うギャグじみたコミカルな言動も、全体的にシリアスな本作品の緩衝剤として機能している。
特にヒイロとの駆け引きは漫才じみており、なんだかんだと文句を言いながらも良い凸凹コンビである。
しかし前述したような悲しい過去も抱えており、本質的にはヒイロと同質の精神の持ち主でもある。
そして、彼を語る上で欠かせないのがその不幸体質である。
とにかく貧乏くじを引く事が多く、
・ヒイロに銃口を向けられて殺されそうな[[リリーナ>リリーナ・ドーリアン]]を助けたが逆に悪者扱いされた
・[[ウイング>ウイングガンダム]]を引き上げたらヒイロにデスサイズごと魚雷で沈められた
・ヒイロにデスサイズのパーツを勝手に使われた
・自分だけ相棒のガンダムを敵に破壊された。しかも潜入していた元仲間に
・捕まっていた牢の空気を抜かれた
・拳法の達人である老師Oに殴られた
・歴戦の傭兵であるトロワに殴（ry
・人間兵器のヒイロに（ry
etc.……
と、中々悲惨な目にあっている。
しかも他のパイロットに比べて精神構造がまともな為、尚更ダメージが大きい。おさげの子かわいそう。
しかしそれでもめげないコイツはある意味大物なのかもしれない。
第２次スパロボＺでは同じく貧乏クジ体質である主人公の[[クロウ・ブルースト]]、[[機動戦士ガンダム00]]の[[ロックオン・ストラトス]]兄弟、地球防衛企業ダイ・ガードの青山と貧乏クジ同盟を結成。
そのコントじみたクロスオーバーはプレイヤーからも割りと好評。
OZの志願兵であるヒルデ・シュバイカーと出会い、ガンダムパイロットの中では一番まっとうなお付き合いをしている。
長い三つ編みに牧師服という、ガンダムのキャラクターとしてはやや変わった出で立ちだが（東方先生も三つ編みだけどね）、その性格や面倒見のよさ、ハンサムと美少年の中間的なビジュアルも作用し、本作品でも随一の人気を誇る。
当時のアニメ誌では、コイツが他のWキャラをぶっちぎっての一位であった（主役のヒイロは二位）。
その人気たるや、コミックボンボンで連載されていた「がんばれ！ドモンくん」では主人公4人（ドモン・ヒイロ・ガロード・アディン）差し置いて3回連続1位という快挙だった。
……もっとも、その人気の割を食ったのが相手役のヒルデだった訳だが。
脚本の隅沢氏曰く、モチーフは「家なき子」のマチヤ。
余談だが、声優の関俊彦氏は最初[[ゼクス>ゼクス・マーキス]]役のオーディションを受けていた。
ガンダムの仮面キャラクターを演じたかったらしいが、その願いは後の機動戦士ガンダムSEEDにおける[[ラウ・ル・クルーゼ]]で叶っている。
更に余談だが、キャラクター性やジャンク屋という職業からか、GvsGnextではガロードに対して「気が合いそうだ」と呟いている。
□劇中の活躍
オペレーション・メテオで地球に降下し、その神出鬼没さで連合・OZのMSを多数撃破。
「&font(blue){ガンダムを見た者は生きて帰れない}」というジンクスを作り上げた。
プロフェッサーの伝手で[[トールギス]]の開発者のひとり、ハワードの元に身を寄せ、そのサルベージ船を拠点に活動していく。
海底でウイングを発見、デスサイズの予備パーツとして戴こうとしたのがヒイロとの長い腐れ縁の始まりである。
地球上で追い詰められた後は他のガンダムパイロットと同じく宇宙に上がるが、宇宙戦を想定していないデスサイズを抱えて上がった為、[[トーラス>トーラス(新機動戦記ガンダムW)]]部隊にあえなく囚われてしまい、乗機は見せしめとして破壊されてしまう。
月面基地に潜入する際にヒルデと出会い、彼女の助けによって月面基地潜入に成功、そこで破壊されたはずのデスサイズがパワーアップされている事を知る。
それ以降は今までの鬱憤を晴らすかのようにデスサイズヘルで活躍し、リーブラ戦ではガンダム開発者達をピースミリオンに導き、間接的にだがリーブラに大ダメージを与えた。
□Endless Waltz
マリーメイアの蜂起を知り、ヒイロと共に敵地に乗り込む。
相変わらずの凸凹コンビで、強行突破の際は「少しは頭を使ったらどうだ？」「お前もな」というやり取りをしている。
ヒイロ、トロワと共にコロニー落下を阻止するが、ヒイロの策によってまたも捕らわれ、しかも自力で脱出する羽目になる。
カトル、トロワと共に地球に降下した後は、デスサイズヘルで[[サーペント>サーペント(新機動戦記ガンダムW)]]部隊と大立ち回りを演じた。
最後は相棒であるデスサイズに別れを告げ、自ら爆破している。
EDでは、ヒルデと共にジャンク屋を営む姿が見られる。
・余談
放送終了から現在まで、長い時間が流れる中、未だに根強い人気を誇るキャラクターである。ガンダム作品と言えばアンチが付き物だがデュオに関しては極端にアンチが少ない(いるにはいるらしいがあまり見かけない)。
・パイロット能力/生身の能力/容姿/性格、Wの五人の例に漏れず完璧超人なスペック持ちだが前述の通り貧乏くじ引きまくり故のプラマイ効果か、はたまた嫌みのないキャラクター性故にかは謎だが希少価値と言える。‥訂正、ガンダム作品で考えると奇跡といえなくもない。
デュオをプレイアブルキャラとして使えるゲームではその人気を確認でき、大体の場合使用率が上位に食い込む。
クロスオーバー作品でもその性格から他作品のキャラクター達とは良好な関係を築き、違和感なく溶け込んでいる。爺さん連中と絡みが多い？気にするな。
特に[[スーパーロボット大戦W]]では主人公[[カズマ・アーディガン]]と版権キャラクター内では最も付き合いの長い親友同士になっており、
前々作にあたるスーパーロボット大戦Dにおけるジョシュア・ラドクリフとギュネイ・ガスのコンビと並んでバンプレストオリジナルキャラクターと版権キャラクターの友情の好例として挙げられる事も多い。
キャラとして使いやすいのか、大体クロス作品では主役(といっても五人全員主役級なのだが)のヒイロより他作品キャラとの絡みやテキスト上の出番が多い辺り、ライターも助かっているのもしれない。
‥‥‥ツッコミ役が多かったり、他キャラからも貧乏くじ押し付けられる機会も目立つ？それも気にしてはならない。
「死にたい気持ちは分かるけどな。あれで死ねないんじゃ、もうちょっとマシな死に方考えた方がいいぜ」
「あーやだやだ、無口で無愛想で無鉄砲で！俺がお前なら、その暗い性格呪ってとっくに死んでるぜ！」
「コロニーからじゃ、月は見えすぎて墓場みたいだった……」
「でも俺、男の子なんでね……」
「スカッとしない死に方！あーあ、俺ってカッコ悪ぃ……」
「けどな、どんなに良く出来てても所詮はお人形さんなんだよ！人形に負けて、ガンダムのパイロットが務まるかッ！」
「どけどけぇ！死神と疫病神のお通りだ！」
「へいへい、ぞっこんって奴ね……」
「ったく、少しは頭を使ったらどうなんだ？」
「どうだい？俺の腕も大したもんだろ！」
「撤退するくらいならとっくに逃げてるぜ。流石にこれ以上はキツいけどな……！」
「今度こそ最後だな、相棒」
「斬って、斬って、斬りまくるぜぇ！」
「地獄への道連れは…ここにある兵器と戦争だけにしようぜ！」
「俺を本気で怒らせるなよ…長生きしたかったらなぁ！」
「俺はデュオ。デュオ・マックスウェル。逃げも隠れもするが嘘はつかない」
「珍しいな～頼み事のオンパレードじゃないか」
こう見えても追記・修正は得意でね！
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- 「どけどけぇ！死神と疫病神のお通りだ！」放送当時このセリフで吹いた。 -- 名無し (2013-06-05 20:07:05)
- この項目を見てやはり続編のファザーに納得いかん俺がいる -- 名無しさん (2013-06-06 11:54:00)
- 放送から10年程たった時の某雑誌の死神特集でイラストの1/3が彼だったこともあるという…人気根強すぎ -- 名無しさん (2013-06-06 15:34:02)
- リリーナを助けたのに非難された時点で気の毒だった。録音兄さんのハロにどれだけビンボークジビンボークジ言われるか試してみたい。 -- 名無し (2013-08-28 00:09:11)
- 続編の事は…触れないでおこう、正直デュオがああなるってのは受け入れられんファンのが多いだろう -- 名無しさん (2013-08-28 05:06:58)
- 続編てなんだ？EW以外に何かあるのか？ -- 名無しさん (2013-08-28 13:48:40)
- ↑黒歴史らしいな、とうとう洒落にならない貧乏クジ引いたかってとこかな？ -- 名無し (2013-08-28 16:55:19)
- 脚本家による小説「Frozen Teardrop」のことかな ヒルデに対する扱いが酷い -- 名無しさん (2013-08-28 17:00:46)
- 平和な世界になったあと酒浸りになってヒルダから捨てられる→テラフォーミングの終わった火星に移住、バイクで旅をするも事故って死にかけ、トロワたちに助けられる→治療費をヒルダに払ってもらったあげくマンションに転がりこんで結婚、だが新しいバイクが組み上がると逃げるようにまた旅へ、等々ちなみにまだいろいろ有るから好きな人ほどFrozen Teardrop読まない方がいい -- 名無しさん (2013-08-28 17:38:29)
- そしてヒルデとは現在画に描いた様な腐れ縁化。そして色々そっくりな実子…と思わせといて孤児…なんだがやっぱり実子の疑いのある息子「デュオ＝マックスウェル」がいると。 -- 名無しさん (2013-08-28 18:12:33)
- 某スレでは生前の罪で死神やりながらあんなの俺じゃねえ！と嘆いてた。 -- 名無し (2013-08-29 15:41:38)
- 当たりくじ引くデュオなんてデュオじゃないと思ってしまう…… -- 名無しさん (2013-08-30 16:01:26)
- ↑だからってここまで酷いのはいくらなんでも・・・ -- 名無しさん (2013-08-30 17:02:52)
- 放送当時に五人組だったこともあり悪夢と言うにも生易しい格好を揃ってさせられてたなあ -- 名無し (2013-08-30 21:22:44)
- ↑↑俺テロリストで死神だけど駄目親父にされることしてないハズだよな？と流石に泣いてそう -- 名無し (2013-09-06 20:45:04)
- デュオだけでなく軒並みキャラが劣化してるし見るに堪えなくてさっさと捨てたわFT。デュオの姿はEWまででいい -- 名無しさん (2014-01-23 00:31:41)
- ↑つうかＷキャラに恨みある面子の陰謀じゃねえか？ -- 名無し (2014-03-01 23:38:58)
- 腐女子「デュオとくっつくなんてヒルデ許さん！カミソリ送り付けてやる！」 脚本家「そこまで言うのなら仕方がない。ほれ、ヒルデと別れさせたぞ？」 腐女子「」 -- 名無しさん (2014-03-02 01:34:45)
- 恐らく別の時空では忍者学校の教師でもやってんだろうな -- 名無しさん (2014-03-02 01:36:47)
- ↑余命少ない事に絶望して世界滅ぼすんだろうよ -- 名無しさん (2014-03-02 01:40:03)
- ↑赤鬼になるんだろ -- 名無しさん (2014-03-02 01:40:29)
- ばっかお前、冥王様で無双に気まってんだろ -- 名無しさん (2014-04-12 13:45:25)
- 過去を「切り捨てる」ヒイロにたいして -- 名無しさん (2014-05-06 20:34:37)
- ↑ミス デュオは過去を「背負い込む」ってどこかに書いてあったような気がするんだけど、どこだか知ってる人いる？ -- 名無しさん (2014-05-06 20:37:41)
- ↑エンドレスワルツの小説版に書いてあったと思う -- 名無しさん (2014-05-15 01:11:47)
- 俺はFTはFTでいいと思うが... -- 名無しのピエロ (2014-08-18 16:28:02)
- デュオ主役の『右手に鎌を左手に君を』については書いてないんだな。今思うとあれもデュオの不幸体質が如実にあらわれた作品だった -- 名無しさん (2014-08-28 06:25:46)
- ↑ 「何でこんなものを右手に持ってたんだ」って、慟哭がやるせない。「右鎌左君」は愛故の擦れ違いと、人間の弱さが積み重なった結果の悲劇で、その主人公に据えられる辺り、ビンボークジだよなぁ。 -- 名無しさん (2015-08-04 16:58:27)
- 08小隊のサンダース軍曹と組ませてはいけない。 -- 名無しさん (2015-08-20 20:02:26)
- まさか火星圏の大統領になるとは誰が予想したか（汗）ミリアルドは妻と2人の子供と放牧業を営んでるし -- 名無しさん (2015-12-28 11:05:07)
- 最後までヒイロを友人と考えていたあたり、こいつの懐の広さは凄い -- 名無しさん (2016-03-30 23:06:08)
- 姓にあたるマックスウェルの元ネタは、やはりあの『マクスウェルの悪魔』だろうか？ -- 名無しさん (2016-04-07 12:57:15)
- スパロボLではお世話になったなあ -- 名無しさん (2016-04-07 13:19:21)
- 右手に鎌を左手に君をって デュオ好きなら買ったほうがいい？ -- 名無しさん (2016-04-07 13:22:21)
- ↑3 プロフェッサーGとの初対面で「マクスウェルの悪魔か」って言われてるから多分そうだろうね。本人は「悪魔じゃなくて死神さ」と言ってたが -- 名無しさん (2016-04-07 13:28:02)
- ↑14 いやいや。遥かな星に向かう船で反乱を起こすんだろうｗ -- 名無しさん (2016-04-07 14:50:10)
- ↑2コメにある通りの作品だけど面白いよ。他のキャラも立ってたし、最後はデュオらしくてよかった -- 名無しさん (2016-04-30 01:02:22)
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