SCP-231

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&font(#6495ED){登録日}:2016/12/26 Mon 00:31:39 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 13 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,i,red){昨日 俺は尊敬すべき男が撃たれて死ぬのを見た。与えられるべきではなかった傷でボロボロになった女の子に薔薇を残すためにそいつは死んだ。}} #center(){&font(b,i,gray){今日 その子はそのことを覚えていない。三つの防音室が閉まっても俺は彼女の悲鳴を聞くことができる。}} SCP-231はシェアード・ワールド[[SCP Foundation]]に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]](SCiP)。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]はKeter。 一応の収容はできているのだが、本質的な危険には対応できているとは言いがたい状況である。 *担当要件 項目名は「特別職員要件」となっている。 このオブジェクトはその特別収容プロトコルと概要の前に「オブジェクトを担当する職員の要件」が定められている。 このオブジェクトに携わる担当職員は複数の手段でサイト-19を出発して収容場所に搬送される。 この時目隠しをさせられ、外すことは即時の終了理由となる。つまり財団内ですら収容場所は機密事項。 また服従度検査で少なくとも72点を得点し、未婚であり、子を持たず、何よりも財団に対し完全な忠誠を示していなければいけない。 このせいで''「SCP-231担当にされるということは自分の忠誠度をテストされている」''という噂まで立っているがO5は(一応)否定している。 2ヶ月務め上げた後は1ヶ月心理カウンセリングを受けることになる。よほど精神的に堪えるんだろうか。 しかも情報を他者に漏らさないことが求められ、担当職員は公的に記録されず、人事ファイルに携わったことが記録されることもない。 どうやらSCP-231-7を直接取り扱うのはDクラス6名のようだが、その処置がどうにも一般職員からは 「SCP-231-7を救い出したい」と思わせるようなものらしい。救おうとした奴は即刻終了させられる。 *収容プロトコル 現在、SCP-231-7は病院用寝台に拘束され、給餌は栄養管を通して行われる。 そして24時間に1度、拘束を解かれ、何らかの''苦痛''を伴う処置''「110-モントーク」''をDクラス職員6名によって受ける。 ただし、この処置を含めたいかなる状況においても、催眠剤、麻酔剤、その他認可されていない薬物はSCP-231-7に投与されない。 そのため''悲痛な声''を上げるらしく、別室で監視するセキュリティクリアランス4の職員は、悲鳴に耐えられなければ音声をカットしてもよいとされる。 *概要 #center(){&bold(){殺せばいいならそうしたかったさ。}} ……で、SCP-231-7はなんなの? 生き物ってことくらいしかわからないよって? &font(b,red){SCP-231-7は人間の女性である。} 最初から話そう。 もともとSCP-231は、SCP-231-1からSCP-231-7までの年齢もバラバラな女性の総称である。 この7人の女性は「緋色の王の子ら」という宗教組織にとらえられており、その倉庫を警察が襲撃したことによって救出された。 しかし、メディアが組織を「セックスカルト」と報じたことを裏付けるように、彼女らは子供を身籠っていた。 そのうちSCP-231-1は、救出直後に出産。子供の父親をめぐって問題が噴出……''することはなかった。'' 出産にともない何らかの異変(██████████事案)が発生。恐らくは''3桁に及ぶ犠牲者を出す、大惨事に発展''したのである。 // ↑実は「化物を出産した」という記述はありません。ただの赤ん坊だが出産することで何らかのイベントを引き起こす、という読み方もできるのです。 どうやらカルトの連中はこの事案を封じ込めるために7人を拘束していたらしく、そのため警察が彼女たちを救出したことがかえってアダになってしまったようだ。ちなみに出産した胎児は不明だが、妊婦SCP-231-1はこの時点で亡くなっている。 残るSCP-231-2~SCP-231-7は財団に収容され、またカルトの残した文献をもとに処置110-モントークが制定された。彼女らについては以下に列挙する通り。 :SCP-231-2| 財団により胎児の摘出が実施された。 出産を経なければイベントを回避できるのか、それとも胎児の形で眠っている化物を殺そうとしたのかは不明。 しかし結果として摘出は失敗。何らかの原因によって母胎が死亡してしまい、それにともない事案が発生。死傷者を出した。 // ↑be killedは「殺害された」の他に「~が原因で死んだ」の意味がありますので、恐らく原文の誤訳です。 :SCP-231-3| 処置110-モントークに耐えかねて自己終了(自殺)した。 この場合もSCP-231-2と同様に、やはり大惨事を引き起こしたようだ。 :SCP-231-4| [[SCP-500]]『万能薬』を投与。 かの赤い錠剤は期待に見事応え、母胎に損傷も影響も残すことなく、その胎児を排出することに成功した&footnote(SCP-500はかなり柔軟な治療に対応してくれるものだが、胎児の治癒といった記述が見られないことから、この胎児は正常な母胎に宿るべき胎児ではなかったということか。)…… が、その残骸がやはり事案を発生させ、母胎含む多数の犠牲者を出してしまった。 :SCP-231-5| 処置110-モントークの失敗で出産。 死傷者のみならずサイトの崩壊まで引き起こした。母胎については書いていないが、おそらくここで死んだと思われる。 どうもDクラスがなにかやらかしやがったらしく、Dクラスの選定方法が定められた。 :SCP-231-6| 前述のように、処置110-モントークは並の精神では耐えかねる悲惨な処置らしく、それに心を痛めた''一人のエージェントが、SCP-231-6を連れて脱走。'' エージェントはその場で機動部隊に撃ち殺されたが、その際に逸れた弾丸によってSCP-231-6も死亡。 やはり1~3の前例と同じく、事案を発生させてしまった。 :SCP-231-7| 唯一、収容の継続に成功している例。 いかにして彼女を生存させ続けるか。処置110-モントークを継続して受けさせ、出産を先延ばしにするかというのが現在のSCP-231の要点である。 なお、それぞれの胎児については「SCP-██」と呼び表されている。別個のSCPナンバーが割り振られているあたり、恐らくは本来「産まれてきてはいけないもの」なのだと思われる。 ……さて、ここでSCP-231-7を振り返ろう。彼女は現在ただ唯一の生存者である。 財団の理念は「確保」「収容」「保護」であり、SCPオブジェクトを破壊することではない。ましてや、O5によれば事案は発生のたびに規模を拡大しており、カルトの残したノートによれば、7度目の事案の発生が[[XKクラスの世界崩壊シナリオを引き起こす>SCP-2317]]可能性が高い。 彼女を死なせてはならない。そしてどうやら処置110-モントークは非常に非道なものなのだろう。 自殺もさせてはいけない。となるともうやることは決まっている。 #center(){&font(b,i,red){彼女をガッチガチに拘束してしまうしかない。}} よって人権もなにも無視して彼女を拘束し、24時間に一度処置110-モントークを行い、彼女をひたすら苦痛に晒すことが収容プロトコルになっているのである。 エージェントが脱走を企てたり、担当の博士が自殺したりするわけである。 また、収容を継続するにつれて新たな問題が浮上してきた。 いくら非道な行為とはいえ、SCP-231-7が処置110-モントークに慣れてきてしまったのだ。 どうやらこの処置は手順そのものではなく、それに伴う恐怖などの感情が重要となるらしく、このままでは処置の効果消失が懸念された。 そこで博士が提案したのは…… +処置110-モントークよりもさらに大きな感情を引き起こす処置を開発する +''クラスA記憶処理を施し、毎回全てを忘れた状態で処置110-モントークを受けさせる'' ……採用された選択肢は、2.であった。 財団は冷酷だが、残酷ではない。暗闇から人類を守るためには、いかに人道から外れた行為だろうと甘んじて受け入れる必要があるのだ。 なお、後に再び博士から提案がなされている。 「毎回記憶を消去するのではなく、何回かの処置は、記憶があるままで実行すると以前より良い。  &font(red, b){何が行われるのか知っていることへの恐怖心が、情動反応を高めるようだ}」 財団は冷酷だが、残酷では……。 *SCP-231の謎 このオブジェクトはいくつかの謎を残している。 -結局何が生まれてくるの? わからない。人型なのか、あるいはそうでないのかすら分かっていない。 あるいは[[SCP-682]]が産まれてくるのかもしれない。 生まれてきた赤子が何かするのか、それとも出産することをキーとして何らかの災害が起こるのかも不明。 ただお母さんが死のうが事案は発生してしまうらしく、お母さんを生かして押しとどめるしかないようだ。 -処置110-モントークってなんなの? >ド素人が代役やってるロッキー・ホラー・ショー >SCP-231に乾燥したチョコチップクッキーを1皿分与えるのです - それもミルク無しで。 >封じ込め処理に必要な残りの人員すべては彼女を見て笑います。 >えーと、まあ、最初にゾウがトランペット吹き始めるまで[編集済]してください、そんで生きたコブラの上へ彼女を仰向けに寝かしつけたまま激しく[編集済]、そこで[編集済]なんですが、全長17フィート越えの[編集済]バーブラ・ストライサンドの"Greatest Hits"が3[編集済]以上でないことを確認してください、でも慌てる状況じゃありません、だってホッチキスの針取り器はフェザーボアが黒くて暗い青色でない事に対して万全を期して[編集済]、他にもあなたはあえて[編集済]してみた後に[編集済]までプルトニウムの原子分離へと続きます。それでおしまい、ほんとに。 AdminBright氏([[ブライト博士>ブライト博士(SCP Foundation)]]の中の人)はFAQでこのように述べている。 SCP-231はもともとDrClef氏([[クレフ博士>クレフ博士(SCP Foundation)]]の中の人)が書いたのだが、彼は多くのメンバーが「処置110-モントークってなんなの?」って尋ねて来るのを見て笑っていたという。 処置110-モントークが行われている様子を見なくてはいけなくなった男のTale『ひとりっきりで怯えてろ』では、実際には「SCP-231-7(作中ではキャサリン)が絵本を読んでもらって寝る」という、処置110-モントークの平和な実態を目撃し困惑するという様子が描かれる。 「処置110-モントークで怯えるべきなのはキャサリンではなく、報告書を読んだお前のほうだ」というオチである。((皮肉めいて書かれたTaleだが、一応このTale世界内では正しい収容法として確立されている)) //[[SCP-2950]]の対極のような感じがする。 // ↑よくわからない記述で、削除が妥当だと判断しました。 #center(){&font(i,red){覚えておくことは、彼女に起こっているとあなたが思っていることは、あなたが彼女にしたことの一つなのです。&br()あなたが頭の中で考えたようなことをね。あなたは哀れな少女を痛めつけるゲス野郎です。&br()それこそがこの記録の重要な本質なのです。}} つまるところ、''「あなたが『女性にやってはいけない非道なこと』としてイメージしたそれ」''こそが『処置110-モントーク』である。 Dクラスによるレイプをイメージしたのなら、それがあなたの[[ヘッドカノン>ヘッドカノン(SCP Foundation)]]に置ける処置110-モントークであろう。 // 一応、Dクラスは「暴力的な性向の者は彼女を殺しかねないため除外」されているとのことで、肉体的圧迫ではないようだ。 // ↑暴力的 [編集済] ともありますし、レイプが暴力的でないという表現も有り得ませんので、あくまで「行為が殺害にまでエスカレートしないような者を選ぶ」という意味だと思われます。 // …って言いたいんだけど一方でO5は暴力的ななにかを示唆している。どっちなんだよ。 // しかし、読者の多くにレイプを想起させたであろう「セックスカルト」という単語も、実はあくまで''新聞上の表現''であり、元の宗教組織に対する財団側の見解がそうだとは書かれていない。 「7人もの不自然に妊娠した女性」「メディアはセックスカルトと伝えた」「死刑囚6人による女性への非道な行為」という3つの要素から我々が勝手に想像しているだけで、''事実そうであるという根拠は記事のどこにも存在しない''のだ。 読者の悪意を浮き彫りにする叙述トリック、それこそがSCP-231という作品の本質といえよう。 -SCP-231の年齢層は? 伏せ字になっているため上はわからないが、下はひとけたなので「10歳に満たない少女がいる」ことはわかる。 SCP-231-7が少女だった場合、そしてAdminBright氏が指摘したあなたの心の闇の内容如何によっては、 「Dクラスの男どもによって幼女がレイプされる」なんていうシナリオになってしまう。 *余談 実はこのオブジェクトの報告書のページにはソースにある詩が隠されている。 #openclose(show=▷ 詩を見る){ >お前はここへ隠されたメッセージを探しにやってきた、そうだっただろう?それはお前を惹きつけた、そうだろう?誘惑。陰謀。神秘。お前は答えを探し続ける。お前が見ているのは間違った場所だ。 >7つの印、7つの指輪。緋色の王のための7人の花嫁 >愚者と賢者が分娩台の周りに集まる。彼等は未だ産まれぬ子に脅え、その子の声は天に届くほどであろう。 >信者は王の到来を待ち森を見張る。その手のランタンには明かりが灯り、王が齎すであろう新たな世界を夜通し待つ。 >竜は物陰に息を潜め、その吐息は大地を焦がすだろう。城では英雄が剣を抜き立ち上がる。 >幽閉された姫君は遥か彼方に隠される。しかし空の下の何者も花婿を入り江に留めることはできない。 >ルカによる福音書23章34節 >魂無き者と死者が厭らしい笑みを浮かべ周りに集まる。彼女の魂は寛いでいたけれど、最も冷酷な者達が彼女を分娩台に留めるだろう。 >陶工は弟子に彼のため7つの瓶を用意するように言った。彼は品と技を備えた6つを作り、その手は最後の1つを損なった。 >愚かな月はもはや吠え哮らず、自ら喪の黒に服した。彼等の夢の中でその顔は獲物を求め彷徨うようで、彼等を連れ戻しにやって来る。 >王は礼服の内に、花嫁達は寝所の内に。胎内の王子達は眠りの内にその鋭い頭を擡げることを待つ。 >六つは彼等の束縛で割れ、六つはもはや歌わぬであろう。七つ目の寛ぎきる時が来て、全ての鐘が鳴るだろう。 >最初の花嫁が子を産んだ時、すべての鳥達が歌った。彼女が王を呼ぶにつれ、泣き叫ぶ声は天を揺るがした。 >博士のメスによって2番目の花嫁はこの世に別れを告げた。静かな月の下には若い雌鶏、王の赤い旗が翻った。 >彼の花嫁、三番目は聞かれないまま、助けを求める叫びは届かない。彼女はメスで命を絶ち、それを我らが主に捧げた。 >4番目の花嫁、短剣を用意し彼女の心臓へ突き立てる。 完璧な癒しは王が取っておいたものを純潔にすることなどできなかった。 >5番目の花嫁、狐共に迫られる。部屋を激しい雷が襲い、アポカリプスが始まる。 >6人目の日、壁は崩れ、海は灰と化す。彼女の出産は王に地面を鞭で打ち、大地を揺らすという仕事をもたらした。 >7人目の花嫁は季節の巡りを打ち壊し、月は二度と輝くことはないだろう。彼女が死をもたらす時はそう遠くない。 >博士は本当に必要なのがどちらなのか決して教えはしない。その代わり彼は自らの姿を隠し、そして静かに泣くのだ。 >箴言第1章32節 >神の声が彼らの言葉で選択を迫る。「恐怖と痛みを彼女に刻むのだ、第三の花嫁のように。」 >エゼキエル書6章14節 >神の声が医者の耳元まで迫ったとき、彼の銃が彼の鼓動を止めた。彼女は穢れた哀れな子供、彼は彼女に恐怖を与えた。 >ヨハネの黙示録18章21節-24節 >彼女の記憶は気まぐれなものだ。最も強烈なものは覚えている。彼女が泣くことに躊躇いが起こり始めたなら、彼らの薬は彼女の心を純粋にするだろう。 } どうやら編集済だらけで判明していない部分を詩の形で隠喩的に表現しているようだ。 &font(b,red){――財団は何をしようとしているのだろう?} #center(){&font(b,i){彼らが彼女を助けようとしているなどという言葉を信じるな。何を悩む必要がある?彼らにとってはあるべきものがあるべき場所にあるんだぞ。} &font(b,i,blue){俺が望んでいることのすべては、短い時間でもいいからあの子に知ってもらいたいということだ……だれかが人としての彼女を気にかけていると。}} #region(その他もろもろ) SCP-231-7が身籠っている怪物とは[[SCP-2317]]のことである、とする説が散見される。 オブジェクトナンバーが完璧な一致を見せ、なおかつどちらも世界を滅ぼす強さを持った怪物だという点で共通点は非常に多い。 …のだが、記事の執筆者は両者は別物である、としている。 果たして真相はいかに。 また、SCP-231-7と[[SCP-999-JP-J]]をクロステストさせた結果… #endregion ---- #openclose(show=▷ CC BY-SA 3.0に基づく表記){ #right(){ SCP-231 - Special Personnel Requirements by DrClef http://www.scp-wiki.net/scp-231 http://ja.scp-wiki.net/scp-231 FAQ by AdminBright http://www.scp-wiki.net/faq http://ja.scp-wiki.net/faq-en Fear Alone by Djkaktus http://www.scp-wiki.net/fear-alone http://ja.scp-wiki.net/fear-alone black white black white black white black white black white gray by tunedtoadeadchannel http://www.scp-wiki.net/black-white-black-white-black-white-black-white-black-white http://ja.scp-wiki.net/black-white-black-white-black-white-black-white-black-white Decency by Gargus http://www.scp-wiki.net/decency http://ja.scp-wiki.net/decency この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,26) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - エゼキエル書6章14節:わたしはまた手を彼らの上に伸べて、その地を荒し、すべて彼らの住む所を、荒野からリブラまで荒れ地とする。これによって彼らはわたしが主であることを知るようになる」。 なんか地球の支配者が代わりそう・・・。 -- 名無しさん (2016-12-26 17:05:00) - おしりペンペンでした・・・ -- 名無しさん (2016-12-26 21:18:55) - ぜひ本家記事で見て見たいが、このscpの画像ってどんな感じなんだ?ホラーやグロ系が苦手なビビリですまない・・・ -- 名無しさん (2016-12-26 22:17:02) - 本家見てきたが「Image removed by order of O5-██」だったわ...元からないのか、後から消されたのか... -- 名無しさん (2016-12-26 23:53:21) - 確かこのSCPに画像は無いよ -- 名無しさん (2016-12-27 03:07:59) - 元は画像があったが消されたって体なだけで最初から画像はない。しかし、カルト宗教が実は世界を曲がりなりにも守ってたってのは考察で見た事あるけど実際はどうだったかってどこかで語られてる? -- 名無しさん (2016-12-28 00:38:05) - ↑詩を見たところだと「むしろバケモノを産ませようとしていた」可能性もある ただ、一方でカルトが収容手順をちゃんと記録していたところを見ると、「時期が来るまでは封じ込めていた」可能性があって、それを警察の介入で早めちゃったのかもしれない -- 名無しさん (2016-12-30 23:52:04) - >>「暴力的な性向の者は彼女を殺しかねないため除外」されているとのことで、肉体的圧迫ではないようだ。 ってあるけどそういう要素を含むからこそ暴力的な性向の者を除外してるって解釈もできないか?「やりすぎにならないように」的な -- 名無しさん (2017-01-30 18:10:29) - そういう情報をきっちり揃えたうえですっとぼけてんだよ -- 名無しさん (2017-04-21 15:24:30) - こいつの近くに051置くとどうなるんだろう -- 名無しさん (2017-05-08 18:50:42) - 某Taleで、『博士』が財団のことを乾燥したチョコチップクッキーを食わせる悪いやつらみたいに言ってたな これとの関係は知らんが -- 名無しさん (2017-05-08 20:42:24) - これで最終的に出てきたのが「楽しかっただろ?Are We Cool yet?」なんてメッセージだったら -- 名無しさん (2017-10-05 10:19:17) - 2317は関係しているのかもと思わせてまったく無関係ってことでは -- 名無しさん (2018-01-16 18:38:04) - ↑↑ -- 名無しさん (2018-04-17 04:34:20) - でも女性にやっちゃいけない非道な事なんて逆にレイープ以外何があるのさ -- 名無し (2018-05-30 20:25:01) - ↑『女性』を「性別」としてみるか「現在拘束している個人」として見るか -- 名無しさん (2018-05-30 21:07:41) - 実際創造の選択肢は与えられてるようで与えられてねぇよなコレ -- 名無しさん (2018-08-08 00:11:53) - 終わらない夏休みのアレ最終日までこなしたのち時間遡行 復元系scpで1日目からやりなおし -- 名無し (2018-09-30 17:57:29) - >>類似の、しかし関連のないオカルト実体への参照を含むこと。 でないの2317との関係は -- 名無しさん (2018-12-11 05:35:56) - 和訳が意訳の『淫王』から直訳『緋色の王』に変更されてるね、他との絡みもあって -- 名無しさん (2018-12-25 18:18:55) - 素人のホラーショーとかお口の中がパッサパサ!とか処置110ってなんなのなの…? -- 名無しさん (2018-12-27 10:33:08) - 「どうやら処置110-モントークはすごく耐えかねる悲惨な処置らしく(もとがセックスカルトだから儀式だろうか) 」 後の見解かくと読み手の考えがそっちに偏るからないほうがいいんじゃないの -- 名無しさん (2019-05-18 13:46:22) - 実は財団側の見解として「セックスカルト」と呼んだことは一度もない。読者の悪意を浮き彫りにする叙述トリック。 -- 名無しさん (2019-05-18 20:32:51) - 指摘前までは「儀式=そっち方面」って露骨に誘導する記載っぽかったけど、だいぶ良くなった あざす -- 名無しさん (2019-05-25 21:08:27) - まあまず最初に「悲鳴」について記述しているこの記事は思考の誘導を行っているよな -- 名無しさん (2019-05-25 21:28:50) - ↑ どうなんだろな…「悲痛な悲鳴を上げるぞ、無視しろよ」って試しのような気もする、あくまで「それが出来る職員が処置に当たる」って話だし(だからtaleの「絵本読んで寝かせる」とも矛盾はしない、とか) -- 名無しさん (2019-05-25 21:59:53) - 耐えかねて自殺する者がいるぐらいなんだから処置110-モントークは拷問や強姦としか思えないのだが 実は肩透かしで何想像しちゃってんのってオチは無理があるんじゃ -- 名無しさん (2019-08-12 17:02:50) - 元々のカルト、実はSCPと同じような目的で彼女たちを封じ込めてたんじゃ。状況と封印するための措置からそういうカルトと推測されてしまったとか。 -- 名無しさん (2019-08-14 16:26:42) - おとり捜査みたいで嫌だなぁ わなの抗弁いいっすか? -- 名無しさん (2020-03-14 19:31:25) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/12/26 Mon 00:31:39 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 13 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,i,red){昨日 俺は尊敬すべき男が撃たれて死ぬのを見た。与えられるべきではなかった傷でボロボロになった女の子に薔薇を残すためにそいつは死んだ。}} #center(){&font(b,i,gray){今日 その子はそのことを覚えていない。三つの防音室が閉まっても俺は彼女の悲鳴を聞くことができる。}} SCP-231はシェアード・ワールド[[SCP Foundation]]に登場する[[オブジェクト>オブジェクト(SCP Foundation)]](SCiP)。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(SCP Foundation)]]はKeter。 一応の収容はできているのだが、本質的な危険には対応できているとは言いがたい状況である。 *担当要件 項目名は「特別職員要件」となっている。 このオブジェクトはその特別収容プロトコルと概要の前に「オブジェクトを担当する職員の要件」が定められている。 このオブジェクトに携わる担当職員は複数の手段でサイト-19を出発して収容場所に搬送される。 この時目隠しをさせられ、外すことは即時の終了理由となる。つまり財団内ですら収容場所は機密事項。 また服従度検査で少なくとも72点を得点し、未婚であり、子を持たず、何よりも財団に対し完全な忠誠を示していなければいけない。 このせいで''「SCP-231担当にされるということは自分の忠誠度をテストされている」''という噂まで立っているがO5は(一応)否定している。 2ヶ月務め上げた後は1ヶ月心理カウンセリングを受けることになる。よほど精神的に堪えるんだろうか。 しかも情報を他者に漏らさないことが求められ、担当職員は公的に記録されず、人事ファイルに携わったことが記録されることもない。 どうやらSCP-231-7を直接取り扱うのはDクラス6名のようだが、その処置がどうにも一般職員からは 「SCP-231-7を救い出したい」と思わせるようなものらしい。救おうとした奴は即刻終了させられる。 *収容プロトコル 現在、SCP-231-7は病院用寝台に拘束され、給餌は栄養管を通して行われる。 そして24時間に1度、拘束を解かれ、何らかの''苦痛''を伴う処置''「110-モントーク」''をDクラス職員6名によって受ける。 ただし、この処置を含めたいかなる状況においても、催眠剤、麻酔剤、その他認可されていない薬物はSCP-231-7に投与されない。 そのため''悲痛な声''を上げるらしく、別室で監視するセキュリティクリアランス4の職員は、悲鳴に耐えられなければ音声をカットしてもよいとされる。 *概要 #center(){&bold(){殺せばいいならそうしたかったさ。}} ……で、SCP-231-7はなんなの? 生き物ってことくらいしかわからないよって? &font(b,red){SCP-231-7は人間の女性である。} 最初から話そう。 もともとSCP-231は、SCP-231-1からSCP-231-7までの年齢もバラバラな女性の総称である。 この7人の女性は「緋色の王の子ら」という宗教組織にとらえられており、その倉庫を警察が襲撃したことによって救出された。 しかし、メディアが組織を「セックスカルト」と報じたことを裏付けるように、彼女らは子供を身籠っていた。 そのうちSCP-231-1は、救出直後に出産。子供の父親をめぐって問題が噴出……''することはなかった。'' 出産にともない何らかの異変(██████████事案)が発生。恐らくは''3桁に及ぶ犠牲者を出す、大惨事に発展''したのである。 // ↑実は「化物を出産した」という記述はありません。ただの赤ん坊だが出産することで何らかのイベントを引き起こす、という読み方もできるのです。 どうやらカルトの連中はこの事案を封じ込めるために7人を拘束していたらしく、そのため警察が彼女たちを救出したことがかえってアダになってしまったようだ。ちなみに出産した胎児は不明だが、妊婦SCP-231-1はこの時点で亡くなっている。 残るSCP-231-2~SCP-231-7は財団に収容され、またカルトの残した文献をもとに処置110-モントークが制定された。彼女らについては以下に列挙する通り。 :SCP-231-2| 財団により胎児の摘出が実施された。 出産を経なければイベントを回避できるのか、それとも胎児の形で眠っている化物を殺そうとしたのかは不明。 しかし結果として摘出は失敗。何らかの原因によって母胎が死亡してしまい、それにともない事案が発生。死傷者を出した。 // ↑be killedは「殺害された」の他に「~が原因で死んだ」の意味がありますので、恐らく原文の誤訳です。 :SCP-231-3| 処置110-モントークに耐えかねて自己終了(自殺)した。 この場合もSCP-231-2と同様に、やはり大惨事を引き起こしたようだ。 :SCP-231-4| [[SCP-500]]『万能薬』を投与。 かの赤い錠剤は期待に見事応え、母胎に損傷も影響も残すことなく、その胎児を排出することに成功した&footnote(SCP-500はかなり柔軟な治療に対応してくれるものだが、胎児の治癒といった記述が見られないことから、この胎児は正常な母胎に宿るべき胎児ではなかったということか。)…… が、その残骸がやはり事案を発生させ、母胎含む多数の犠牲者を出してしまった。 :SCP-231-5| 処置110-モントークの失敗で出産。 死傷者のみならずサイトの崩壊まで引き起こした。母胎については書いていないが、おそらくここで死んだと思われる。 どうもDクラスがなにかやらかしやがったらしく、Dクラスの選定方法が定められた。 :SCP-231-6| 前述のように、処置110-モントークは並の精神では耐えかねる悲惨な処置らしく、それに心を痛めた''一人のエージェントが、SCP-231-6を連れて脱走。'' エージェントはその場で機動部隊に撃ち殺されたが、その際に逸れた弾丸によってSCP-231-6も死亡。 やはり1~3の前例と同じく、事案を発生させてしまった。 :SCP-231-7| 唯一、収容の継続に成功している例。 いかにして彼女を生存させ続けるか。処置110-モントークを継続して受けさせ、出産を先延ばしにするかというのが現在のSCP-231の要点である。 なお、それぞれの胎児については「SCP-██」と呼び表されている。別個のSCPナンバーが割り振られているあたり、恐らくは本来「産まれてきてはいけないもの」なのだと思われる。 ……さて、ここでSCP-231-7を振り返ろう。彼女は現在ただ唯一の生存者である。 財団の理念は「確保」「収容」「保護」であり、SCPオブジェクトを破壊することではない。ましてや、O5によれば事案は発生のたびに規模を拡大しており、カルトの残したノートによれば、7度目の事案の発生が[[XKクラスの世界崩壊シナリオを引き起こす>SCP-2317]]可能性が高い。 彼女を死なせてはならない。そしてどうやら処置110-モントークは非常に非道なものなのだろう。 自殺もさせてはいけない。となるともうやることは決まっている。 #center(){&font(b,i,red){彼女をガッチガチに拘束してしまうしかない。}} よって人権もなにも無視して彼女を拘束し、24時間に一度処置110-モントークを行い、彼女をひたすら苦痛に晒すことが収容プロトコルになっているのである。 エージェントが脱走を企てたり、担当の博士が自殺したりするわけである。 また、収容を継続するにつれて新たな問題が浮上してきた。 いくら非道な行為とはいえ、SCP-231-7が処置110-モントークに慣れてきてしまったのだ。 どうやらこの処置は手順そのものではなく、それに伴う恐怖などの感情が重要となるらしく、このままでは処置の効果消失が懸念された。 そこで博士が提案したのは…… +処置110-モントークよりもさらに大きな感情を引き起こす処置を開発する +''クラスA記憶処理を施し、毎回全てを忘れた状態で処置110-モントークを受けさせる'' ……採用された選択肢は、2.であった。 財団は冷酷だが、残酷ではない。暗闇から人類を守るためには、いかに人道から外れた行為だろうと甘んじて受け入れる必要があるのだ。 なお、後に再び博士から提案がなされている。 「毎回記憶を消去するのではなく、何回かの処置は、記憶があるままで実行すると以前より良い。  &font(red, b){何が行われるのか知っていることへの恐怖心が、情動反応を高めるようだ}」 財団は冷酷だが、残酷では……。 *SCP-231の謎 このオブジェクトはいくつかの謎を残している。 -結局何が生まれてくるの? わからない。人型なのか、あるいはそうでないのかすら分かっていない。 あるいは[[SCP-682]]が産まれてくるのかもしれない。 生まれてきた赤子が何かするのか、それとも出産することをキーとして何らかの災害が起こるのかも不明。 ただお母さんが死のうが事案は発生してしまうらしく、お母さんを生かして押しとどめるしかないようだ。 -処置110-モントークってなんなの? >ド素人が代役やってるロッキー・ホラー・ショー >SCP-231に乾燥したチョコチップクッキーを1皿分与えるのです - それもミルク無しで。 >封じ込め処理に必要な残りの人員すべては彼女を見て笑います。 >えーと、まあ、最初にゾウがトランペット吹き始めるまで[編集済]してください、そんで生きたコブラの上へ彼女を仰向けに寝かしつけたまま激しく[編集済]、そこで[編集済]なんですが、全長17フィート越えの[編集済]バーブラ・ストライサンドの"Greatest Hits"が3[編集済]以上でないことを確認してください、でも慌てる状況じゃありません、だってホッチキスの針取り器はフェザーボアが黒くて暗い青色でない事に対して万全を期して[編集済]、他にもあなたはあえて[編集済]してみた後に[編集済]までプルトニウムの原子分離へと続きます。それでおしまい、ほんとに。 AdminBright氏([[ブライト博士>ブライト博士(SCP Foundation)]]の中の人)はFAQでこのように述べている。 SCP-231はもともとDrClef氏([[クレフ博士>クレフ博士(SCP Foundation)]]の中の人)が書いたのだが、彼は多くのメンバーが「処置110-モントークってなんなの?」って尋ねて来るのを見て笑っていたという。 処置110-モントークが行われている様子を見なくてはいけなくなった男のTale『ひとりっきりで怯えてろ』では、実際には「SCP-231-7(作中ではキャサリン)が絵本を読んでもらって寝る」という、処置110-モントークの平和な実態を目撃し困惑するという様子が描かれる。 「処置110-モントークで怯えるべきなのはキャサリンではなく、報告書を読んだお前のほうだ」というオチである。((皮肉めいて書かれたTaleだが、一応このTale世界内では正しい収容法として確立されている)) //[[SCP-2950]]の対極のような感じがする。 // ↑よくわからない記述で、削除が妥当だと判断しました。 #center(){&font(i,red){覚えておくことは、彼女に起こっているとあなたが思っていることは、あなたが彼女にしたことの一つなのです。&br()あなたが頭の中で考えたようなことをね。あなたは哀れな少女を痛めつけるゲス野郎です。&br()それこそがこの記録の重要な本質なのです。}} つまるところ、''「あなたが『女性にやってはいけない非道なこと』としてイメージしたそれ」''こそが『処置110-モントーク』である。 Dクラスによるレイプをイメージしたのなら、それがあなたの[[ヘッドカノン>ヘッドカノン(SCP Foundation)]]に置ける処置110-モントークであろう。 // 一応、Dクラスは「暴力的な性向の者は彼女を殺しかねないため除外」されているとのことで、肉体的圧迫ではないようだ。 // ↑暴力的 [編集済] ともありますし、レイプが暴力的でないという表現も有り得ませんので、あくまで「行為が殺害にまでエスカレートしないような者を選ぶ」という意味だと思われます。 // …って言いたいんだけど一方でO5は暴力的ななにかを示唆している。どっちなんだよ。 // しかし、読者の多くにレイプを想起させたであろう「セックスカルト」という単語も、実はあくまで''新聞上の表現''であり、元の宗教組織に対する財団側の見解がそうだとは書かれていない。 「7人もの不自然に妊娠した女性」「メディアはセックスカルトと伝えた」「死刑囚6人による女性への非道な行為」という3つの要素から我々が勝手に想像しているだけで、''事実そうであるという根拠は記事のどこにも存在しない''のだ。 読者の悪意を浮き彫りにする叙述トリック、それこそがSCP-231という作品の本質といえよう。 -SCP-231の年齢層は? 伏せ字になっているため上はわからないが、下はひとけたなので「10歳に満たない少女がいる」ことはわかる。 SCP-231-7が少女だった場合、そしてAdminBright氏が指摘したあなたの心の闇の内容如何によっては、 「Dクラスの男どもによって幼女がレイプされる」なんていうシナリオになってしまう。 *余談 実はこのオブジェクトの報告書のページにはソースにある詩が隠されている。 #openclose(show=▷ 詩を見る){ >お前はここへ隠されたメッセージを探しにやってきた、そうだっただろう?それはお前を惹きつけた、そうだろう?誘惑。陰謀。神秘。お前は答えを探し続ける。お前が見ているのは間違った場所だ。 >7つの印、7つの指輪。緋色の王のための7人の花嫁 >愚者と賢者が分娩台の周りに集まる。彼等は未だ産まれぬ子に脅え、その子の声は天に届くほどであろう。 >信者は王の到来を待ち森を見張る。その手のランタンには明かりが灯り、王が齎すであろう新たな世界を夜通し待つ。 >竜は物陰に息を潜め、その吐息は大地を焦がすだろう。城では英雄が剣を抜き立ち上がる。 >幽閉された姫君は遥か彼方に隠される。しかし空の下の何者も花婿を入り江に留めることはできない。 >ルカによる福音書23章34節 >魂無き者と死者が厭らしい笑みを浮かべ周りに集まる。彼女の魂は寛いでいたけれど、最も冷酷な者達が彼女を分娩台に留めるだろう。 >陶工は弟子に彼のため7つの瓶を用意するように言った。彼は品と技を備えた6つを作り、その手は最後の1つを損なった。 >愚かな月はもはや吠え哮らず、自ら喪の黒に服した。彼等の夢の中でその顔は獲物を求め彷徨うようで、彼等を連れ戻しにやって来る。 >王は礼服の内に、花嫁達は寝所の内に。胎内の王子達は眠りの内にその鋭い頭を擡げることを待つ。 >六つは彼等の束縛で割れ、六つはもはや歌わぬであろう。七つ目の寛ぎきる時が来て、全ての鐘が鳴るだろう。 >最初の花嫁が子を産んだ時、すべての鳥達が歌った。彼女が王を呼ぶにつれ、泣き叫ぶ声は天を揺るがした。 >博士のメスによって2番目の花嫁はこの世に別れを告げた。静かな月の下には若い雌鶏、王の赤い旗が翻った。 >彼の花嫁、三番目は聞かれないまま、助けを求める叫びは届かない。彼女はメスで命を絶ち、それを我らが主に捧げた。 >4番目の花嫁、短剣を用意し彼女の心臓へ突き立てる。 完璧な癒しは王が取っておいたものを純潔にすることなどできなかった。 >5番目の花嫁、狐共に迫られる。部屋を激しい雷が襲い、アポカリプスが始まる。 >6人目の日、壁は崩れ、海は灰と化す。彼女の出産は王に地面を鞭で打ち、大地を揺らすという仕事をもたらした。 >7人目の花嫁は季節の巡りを打ち壊し、月は二度と輝くことはないだろう。彼女が死をもたらす時はそう遠くない。 >博士は本当に必要なのがどちらなのか決して教えはしない。その代わり彼は自らの姿を隠し、そして静かに泣くのだ。 >箴言第1章32節 >神の声が彼らの言葉で選択を迫る。「恐怖と痛みを彼女に刻むのだ、第三の花嫁のように。」 >エゼキエル書6章14節 >神の声が医者の耳元まで迫ったとき、彼の銃が彼の鼓動を止めた。彼女は穢れた哀れな子供、彼は彼女に恐怖を与えた。 >ヨハネの黙示録18章21節-24節 >彼女の記憶は気まぐれなものだ。最も強烈なものは覚えている。彼女が泣くことに躊躇いが起こり始めたなら、彼らの薬は彼女の心を純粋にするだろう。 } どうやら編集済だらけで判明していない部分を詩の形で隠喩的に表現しているようだ。 &font(b,red){――財団は何をしようとしているのだろう?} #center(){&font(b,i){彼らが彼女を助けようとしているなどという言葉を信じるな。何を悩む必要がある?彼らにとってはあるべきものがあるべき場所にあるんだぞ。} &font(b,i,blue){俺が望んでいることのすべては、短い時間でもいいからあの子に知ってもらいたいということだ……だれかが人としての彼女を気にかけていると。}} #region(その他もろもろ) SCP-231-7が身籠っている怪物とは[[SCP-2317]]のことである、とする説が散見される。 オブジェクトナンバーが完璧な一致を見せ、なおかつどちらも世界を滅ぼす強さを持った怪物だという点で共通点は非常に多い。 …のだが、記事の執筆者は両者は別物である、としている。 果たして真相はいかに。 また、SCP-231-7と[[SCP-999-JP-J]]をクロステストさせた結果… #endregion ---- #openclose(show=▷ CC BY-SA 3.0に基づく表記){ #right(){ SCP-231 - Special Personnel Requirements by DrClef http://www.scp-wiki.net/scp-231 http://ja.scp-wiki.net/scp-231 FAQ by AdminBright http://www.scp-wiki.net/faq http://ja.scp-wiki.net/faq-en Fear Alone by Djkaktus http://www.scp-wiki.net/fear-alone http://ja.scp-wiki.net/fear-alone black white black white black white black white black white gray by tunedtoadeadchannel http://www.scp-wiki.net/black-white-black-white-black-white-black-white-black-white http://ja.scp-wiki.net/black-white-black-white-black-white-black-white-black-white Decency by Gargus http://www.scp-wiki.net/decency http://ja.scp-wiki.net/decency この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,27) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - エゼキエル書6章14節:わたしはまた手を彼らの上に伸べて、その地を荒し、すべて彼らの住む所を、荒野からリブラまで荒れ地とする。これによって彼らはわたしが主であることを知るようになる」。 なんか地球の支配者が代わりそう・・・。 -- 名無しさん (2016-12-26 17:05:00) - おしりペンペンでした・・・ -- 名無しさん (2016-12-26 21:18:55) - ぜひ本家記事で見て見たいが、このscpの画像ってどんな感じなんだ?ホラーやグロ系が苦手なビビリですまない・・・ -- 名無しさん (2016-12-26 22:17:02) - 本家見てきたが「Image removed by order of O5-██」だったわ...元からないのか、後から消されたのか... -- 名無しさん (2016-12-26 23:53:21) - 確かこのSCPに画像は無いよ -- 名無しさん (2016-12-27 03:07:59) - 元は画像があったが消されたって体なだけで最初から画像はない。しかし、カルト宗教が実は世界を曲がりなりにも守ってたってのは考察で見た事あるけど実際はどうだったかってどこかで語られてる? -- 名無しさん (2016-12-28 00:38:05) - ↑詩を見たところだと「むしろバケモノを産ませようとしていた」可能性もある ただ、一方でカルトが収容手順をちゃんと記録していたところを見ると、「時期が来るまでは封じ込めていた」可能性があって、それを警察の介入で早めちゃったのかもしれない -- 名無しさん (2016-12-30 23:52:04) - >>「暴力的な性向の者は彼女を殺しかねないため除外」されているとのことで、肉体的圧迫ではないようだ。 ってあるけどそういう要素を含むからこそ暴力的な性向の者を除外してるって解釈もできないか?「やりすぎにならないように」的な -- 名無しさん (2017-01-30 18:10:29) - そういう情報をきっちり揃えたうえですっとぼけてんだよ -- 名無しさん (2017-04-21 15:24:30) - こいつの近くに051置くとどうなるんだろう -- 名無しさん (2017-05-08 18:50:42) - 某Taleで、『博士』が財団のことを乾燥したチョコチップクッキーを食わせる悪いやつらみたいに言ってたな これとの関係は知らんが -- 名無しさん (2017-05-08 20:42:24) - これで最終的に出てきたのが「楽しかっただろ?Are We Cool yet?」なんてメッセージだったら -- 名無しさん (2017-10-05 10:19:17) - 2317は関係しているのかもと思わせてまったく無関係ってことでは -- 名無しさん (2018-01-16 18:38:04) - ↑↑ -- 名無しさん (2018-04-17 04:34:20) - でも女性にやっちゃいけない非道な事なんて逆にレイープ以外何があるのさ -- 名無し (2018-05-30 20:25:01) - ↑『女性』を「性別」としてみるか「現在拘束している個人」として見るか -- 名無しさん (2018-05-30 21:07:41) - 実際創造の選択肢は与えられてるようで与えられてねぇよなコレ -- 名無しさん (2018-08-08 00:11:53) - 終わらない夏休みのアレ最終日までこなしたのち時間遡行 復元系scpで1日目からやりなおし -- 名無し (2018-09-30 17:57:29) - >>類似の、しかし関連のないオカルト実体への参照を含むこと。 でないの2317との関係は -- 名無しさん (2018-12-11 05:35:56) - 和訳が意訳の『淫王』から直訳『緋色の王』に変更されてるね、他との絡みもあって -- 名無しさん (2018-12-25 18:18:55) - 素人のホラーショーとかお口の中がパッサパサ!とか処置110ってなんなのなの…? -- 名無しさん (2018-12-27 10:33:08) - 「どうやら処置110-モントークはすごく耐えかねる悲惨な処置らしく(もとがセックスカルトだから儀式だろうか) 」 後の見解かくと読み手の考えがそっちに偏るからないほうがいいんじゃないの -- 名無しさん (2019-05-18 13:46:22) - 実は財団側の見解として「セックスカルト」と呼んだことは一度もない。読者の悪意を浮き彫りにする叙述トリック。 -- 名無しさん (2019-05-18 20:32:51) - 指摘前までは「儀式=そっち方面」って露骨に誘導する記載っぽかったけど、だいぶ良くなった あざす -- 名無しさん (2019-05-25 21:08:27) - まあまず最初に「悲鳴」について記述しているこの記事は思考の誘導を行っているよな -- 名無しさん (2019-05-25 21:28:50) - ↑ どうなんだろな…「悲痛な悲鳴を上げるぞ、無視しろよ」って試しのような気もする、あくまで「それが出来る職員が処置に当たる」って話だし(だからtaleの「絵本読んで寝かせる」とも矛盾はしない、とか) -- 名無しさん (2019-05-25 21:59:53) - 耐えかねて自殺する者がいるぐらいなんだから処置110-モントークは拷問や強姦としか思えないのだが 実は肩透かしで何想像しちゃってんのってオチは無理があるんじゃ -- 名無しさん (2019-08-12 17:02:50) - 元々のカルト、実はSCPと同じような目的で彼女たちを封じ込めてたんじゃ。状況と封印するための措置からそういうカルトと推測されてしまったとか。 -- 名無しさん (2019-08-14 16:26:42) - おとり捜査みたいで嫌だなぁ わなの抗弁いいっすか? -- 名無しさん (2020-03-14 19:31:25) #comment #areaedit(end) }

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