SCP-074-KO

「SCP-074-KO」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

SCP-074-KO - (2017/08/05 (土) 20:47:40) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2017/06/14 (水曜日) 22:46:21 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center{&font(b,15px){このオブジェクト解説は、ログインユーザーでないと一部表現が伝えることが難しい項目があります。}} #center{&font(b,15px){中盤部分はアカウントを持っている方のみしか正しく表示されていませんので、非ログインの方は下方の「非ログインの方向け解説」をご覧ください。}} #center{&font(b,15px){本家記事の再現に伴い、このような形を取らせていただきました。申し訳ありません。}} *財団記録情報管理局による通達  このSCiPの詳細な事項は、Level3以上のセキュリティクリアランスレベルを持つ職員のみ参照できます。 貴方がLevel2以下のクリアランスしか持たない場合、非常に多い数の編集を受けた形式の記事でしか閲覧できない事を念頭に置いてください。 再確認のため、ご自身のログインIDを入力してください。 >#loginform(USERNAME) ご自身のパスコードを入力してください。 >&online() ユーザー確認中……… ログインに成功しました。 &link_anchor(ジャンプ完了){SCP-074-KOの解説を閲覧する} ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) &aname(ジャンプ完了,option=nolink){} #center(){&font(b,red,25px){どうして人間になることが出来ないと言えようか!}}  SCP-074-KOは、共同創作サイト「[[The SCP Foundation]]」で生み出された[[オブジェクト>オブジェクト(The SCP Foundation)]]。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(The SCP Foundation)]]はEuclid。 *概要  SCP-074-KOは20代前半のような外見を持つ、アジア系の男性である。身長1.8m、体重約80kgで、黒髪に茶色の目と、割と細かい身体データもある。 074-KOは現在、人型実体用の隔離室に収容されており、ベッド一つ、机一つの簡素な部屋で、一日三食食事を支給され生きている。 そして気になるのがここから。 #loginform( SCP-074-KOと「USERNAME」という財団職員は、)&bold(){"決して会ってはならない"}とされている。というより、接触、研究、面談のあらゆる行為が禁止されているのである。 #loginform(もしUSERNAMEと074-KOが会ってしまった場合、両者を即時に切り離し、)&bold(){074-KOの方にAクラス記憶処理がされることとなっている}。  この決して会ってはならないというプロトコルは、後述するコイツの異常性にも関係してくる。 *異常性  コイツの異常性は主に3つある。 ・一つは、&font(b,red){年を取らない事}。  財団が調査した所、074-KOは収容前も、そして収容以後5年間に渡り、&bold(){全く老化の兆候が無かった}。 財団に収容されたきっかけもどうやらコレのようであった。 ・もう一つは、&font(b,red){074-KOが自分をある人物と思い込んでいること}。 #loginform( その人物こそ、先程話題に上がった「USERNAME」である。SCP-074-KOは、自らをUSERNAMEである、と思い込み、それを財団側に主張し続けているが、) #loginform(実際に財団がDNA鑑定をしても、USERNAMEとは全く異なる体であったようだった。)  それでも074-KOは主張し続け、 >回答者: SCP-074-KO > >質問者: ███博士 > >前書: SCP-074-KO隔離直後、一回目の面談。 > >███博士: さて、SCP-074-KO。今君がどこにいるか分かるか? > >SCP-074-KO: 分からない方が変でしょう、███博士?ここは財団ではないでしょうか、私の職場の! > >#loginform(███博士: 何回も言うが、お前はUSERNAME職員ではないだろう。) > > >#loginform(SCP-074-KO: なんてことを言うのですか、博士!私はUSERNAMEです!この前、実験にも参加したでしょう!) > > >#loginform(███博士: やめろ。怒っても君がUSERNAME職員でないということに変わりはないんだ。) > > >SCP-074-KO:話にならないですね、博士。 > >███博士: 面談はここで中止する。少し考えを整理しなさい。 > >&u(){[███博士がドアを開け、部屋を出る]} > > >SCP-074-KO: ███博士!███博士! > >後書: 面談以後, SCP-074-KOは 30分間面談室で声を荒げ続け、対象は面談室内部に撒布された沈静ガスによって気を失った。 >#loginform(この面談を通じて, 対象は自分がUSERNAME職員であると強く信じているということが確認された。) #loginform( という風に、自らをUSERNAMEと固く信じて疑わなかった。) ・最後の一つは、&font(b,red){財団に入る前の"彼"と、074-KOの記憶が全く同じであったこと}。 #loginform( つまり、USERNAME本人が財団に入る前の記憶と、074-KOの収容以前の記憶が) &bold(){完全一致していたのだ}。この事は074-KO本人も「自分なんだから当たり前だろー!」と(恐らく)言っているため、 未だに理由が判明していない。  財団韓国支部は、以上の観点からこのオブジェクトをSCP認定。一旦は収容したのだが――― *本人との対面  財団は収容した直後、何回かの面接を行っていた。 #loginform(その中では、074-KOとUSERNAMEのご対面という面談もあったのだ。) >回答者: SCP-074-KO > >#loginform(質問者: USERNAME職員) > >前書: SCP-074-KOが隔離されてから 5番目の面談。 今度は対象が主張する当事者と面談をさせた。 >それぞれ、お互いの詳細について知らせない状態で面談は実行された。 > > >#loginform(USERNAME職員: えー、えーっと・・・SCP-074-KO、だよな?) > > >SCP-074-KO: …… > >#loginform(USERNAME職員: 収容される前の事は、覚えてるか?) > > >SCP-074-KO: …… > >#loginform(USERNAME職員: 本名は?) > > >SCP-074-KO: …… > > >#loginform([USERNAME職員が約10分間、質問用紙に書かれた質問をしたが, 対象は 10分始終何も言わず, 職員の顔を見続けていた]) > > > >#loginform(USERNAME職員:(ガラス窓の向こうにいる███博士に顔を向けて)何も言わないですよ。もうこのまま面談を終わ…) > > >#loginform(SCP-074-KO: USERNAME…USERNAME…) > > >#loginform(USERNAME職員: (マイクを対象に近づけて)何?もう一度言ってくれるか。) > > >SCP-074-KO:&font(b,red){ (荒々しく立ち上がって)お前は違う!私だ!} > ><記録終了> > >#loginform(後書: SCP-074-KOはUSERNAME職員へ突然に飛び掛かり、激しい取っ組み合いが起こった。███博士は迅速に他の職員を進入させ、両者を隔離。対象にはAクラス記憶処理が施された。何故SCP-077-KOがUSERNAME職員を知り得たのかについては目下調査中である。) という有様であった。  この後財団はプロトコルに「074-KOとその"対象"を出会わせてはいけない」というルールを追加し、もし出会った場合、074-KOにはAクラス記憶処理がされることとした。 #loginform( 追記・修正はUSERNAMEと074-KOを出会わせないようにお願いします。) ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) #center(){誰かを模倣したいなら、三つのものを真似ればいい。} #center(){一個目は行動、二個目は姿。なら、} #center(){三個目はその本質、だな。}  驚かせてしまったならすまない。  君が自分のユーザー名が解説になっていることに驚いたのか、はたまたログイン勧誘まみれの解説になっていることに驚いたのかは分からないがな。 別に悪意のあることはしていないので安心してほしい。 *報告書のギミック  SCP-074-KOは、確かに「身長・体重が平均的で、自分のことを財団職員と思い込んでいるSCiP」でしか無いのだが、 その部分を説明する報告書自体に大きなギミックが仕掛けられている。  それは、&bold(){自分の名前(ユーザー名)が報告書に反映される=}&font(b,red){自分のドッペルゲンガーがSCPとなって出現する}ということなのである。 つまり、&bold(){見る人が見て、初めて完成するオブジェクト}なのである。 &del(){そこ、上の説明を見返して「自分は財団職員でも無ければ博士号も無い」とか言わない。} ---- #region(非ログインの方向けの解説。名前は便宜上「*」としている。)  SCP-074-KOは、共同創作サイト「[[The SCP Foundation]]」で生み出された[[オブジェクト>オブジェクト(The SCP Foundation)]]。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(The SCP Foundation)]]はEuclid。 *概要  SCP-074-KOは20代前半のような外見を持つ、アジア系の男性である。身長1.8m、体重約80kgで、黒髪に茶色の目と、割と細かい身体データもある。 074-KOは現在、人型実体用の隔離室に収容されており、ベッド一つ、机一つの簡素な部屋で、一日三食食事を支給され生きている。  そして気になるのがここから。  SCP-074-KOと「*」という財団職員は、&bold(){"決して会ってはならない"}とされている。 もし「*」と074-KOが会ってしまった場合、両者を即時に切り離し、&bold(){074-KOの方にAクラス記憶処理がされることとなっている。  この決して会ってはならないというプロトコルは、後述するコイツの異常性にも関係してくる。 *異常性  コイツの異常性は主に3つある。 ・一つは、&font(b,red){年を取らない事}。  財団が調査した所、074-KOは収容前も、そして収容以後5年間に渡り、&bold(){全く老化の兆候が無かった}。 財団に収容されたきっかけもどうやらコレのようであった。 ・もう一つは、&font(b,red){074-KOが自分をある人物と思い込んでいること}。  その人物こそ、先程話題に上がった「*」である。SCP-074-KOは、自らを「*」である、と思い込み、それを財団側に主張し続けているが、 実際に財団がDNA鑑定をしても、「*」とは全く異なる体であったようだった。  それでも074-KOは主張し続け、 >回答者: SCP-074-KO > >質問者: ███博士 > >前書: SCP-074-KO隔離直後、一回目の面談。 > >███博士: さて、SCP-074-KO。今君がどこにいるか分かるか? > >SCP-074-KO: 分からない方が変でしょう、███博士?ここは財団ではないでしょうか、私の職場の! > >███博士: 何回も言うが、お前は「*」職員ではないだろう。 > >SCP-074-KO: なんてことを言うのですか、博士!私は「*」です!この前、実験にも参加したでしょう! > >███博士: やめろ。怒っても君が「*」職員でないということに変わりはないんだ。 > >SCP-074-KO:話にならないですね、博士。 > >███博士: 面談はここで中止する。少し考えを整理しなさい。 > >&u(){[███博士がドアを開け、部屋を出る]} > >SCP-074-KO: ███博士!███博士! > >後書: 面談以後, SCP-074-KOは 30分間面談室で声を荒げ続け、対象は面談室内部に撒布された沈静ガスによって気を失った。 >この面談を通じて, 対象は自分が「*」職員であると強く信じているということが確認された。  という風に、自らを「*」と固く信じて疑わなかった。 ・最後の一つは、&font(b,red){財団に入る前の「*」と、074-KOの記憶が全く同じであったこと}。  つまり、「*」E本人が財団に入る前の記憶と、074-KOの収容以前の記憶が&bold(){完全一致していたのだ}。 この事は074-KO本人も「自分なんだから当たり前だろー!」と(恐らく)言っているため、 未だに理由が判明していない。  財団韓国支部は、以上の観点からこのオブジェクトをSCP認定。一旦は収容したのだが――― *本人との対面  財団は収容した直後、何回かの面接を行っていた。 その中では、074-KOと「*」のご対面という面談もあったのだ。 >回答者: SCP-074-KO > >質問者: 「*」職員 > >前書: SCP-074-KOが隔離されてから 5番目の面談。 今度は対象が主張する当事者と面談をさせた。 >それぞれ、お互いの詳細について知らせない状態で面談は実行された。 > > >「*」職員: えー、えーっと・・・SCP-074-KO、だよな? > >SCP-074-KO: …… > >「*」職員: 収容される前の事は、覚えてるか? > >SCP-074-KO: …… > >「*」職員: 本名は? > >SCP-074-KO: …… > > >&u(){[「*」職員が約10分間、質問用紙に書かれた質問をしたが, 対象は 10分始終何も言わず, 職員の顔を見続けていた]} > > >「*」職員: (ガラス窓の向こうにいる███博士に顔を向けて)何も言わないですよ。もうこのまま面談を終わ… > >SCP-074-KO: 「*」…「*」… > >「*」職員: (マイクを対象に近づけて)何?もう一度言ってくれるか。 > >SCP-074-KO:&font(b,red){ (荒々しく立ち上がって)お前は違う!私だ!} > ><記録終了> > >後書: SCP-074-KOは「*」職員へ突然に飛び掛かり、激しい取っ組み合いが起こった。███博士は迅速に他の職員を進入させ、両者を隔離。対象にはAクラス記憶処理が施された。何故SCP-077-KOが「*」職員を知り得たのかについては目下調査中である。) という有様であった。  この後財団はプロトコルに「074-KOと「*」を出会わせてはいけない」というルールを追加し、もし出会った場合、074-KOにはAクラス記憶処理がされることとした。 #endregion ----  ここからは軽い余談だが、「報告書」を見るためには上記の通りワンステップ踏んで見る必要がある。これは「セキュリティクリアランスレベルが2以下は検閲しまくるよ!」という意味らしいが、 ここで1つ引っかかるのが、074-KOに対する&bold(){「本物」が報告書を閲覧しようとしている点}だ。  &del(){わざわざ自分がボコされてる実験記録なんか見たくもないだろうし}、そもそも見たところで自分は一切接触ができないのだ。  さらに言えば、074-KOは本物と接触した時点で記憶処理される=本人と出会った記憶がなく、何らかの形で参照する他知るすべは無い。  という事は、あくまでも一説に過ぎないが、 #center(){ &font(b,red){SCP-074-KOの報告書を閲覧した「貴方」こそ、} &font(b,40px){SCP-074-KO - お前は私じゃない} &font(b,red){SCP-074-KOなのかもしれない。} } 追記・修正は、自らのSCP-074-KOと出会ってからお願いします。 ---- #right(){ SCP-074-KO - 너는 내가 아니야(お前は私じゃない) by Cubic72 http://ko.scp-wiki.net/security-clearance-recheck http://scpjapan.wiki.fc2.com/wiki/SCP-074-KO(翻訳) by south-compass この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 現在進行形の収容違反……ということか? -- 名無しさん (2017-06-15 08:56:00) - 俺は財団職員だ 誰が何を言おうと財団職員なんだ -- 名無しさん (2017-06-15 09:33:52) - 入れ替わってるのか? -- 名無しさん (2017-06-15 21:13:44) - いい記事だけどバグがある。このページでログイン出来ない。俺だけかもしんないし、仕様かもしんない -- 名無しさん (2017-06-16 12:04:40) - ↑一旦他のページでログインしてから来るといいのかもしれません -- 名無しさん (2017-06-18 10:52:14) - 本家職員の&quot;Communism Will Win&quot;氏が見たら【SCP-074-KO: 「*」…「*」…】の部分が完全に目つきのヤバイ共産主義者と化すのかと思って笑ってしまった -- 名無しさん (2017-07-13 17:06:43) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2017/06/14 (水曜日) 22:46:21 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center{&font(b,15px){このオブジェクト解説は、ログインユーザーでないと一部表現が伝えることが難しい項目があります。}} #center{&font(b,15px){中盤部分はアカウントを持っている方のみしか正しく表示されていませんので、非ログインの方は下方の「非ログインの方向け解説」をご覧ください。}} #center{&font(b,15px){本家記事の再現に伴い、このような形を取らせていただきました。申し訳ありません。}} *財団記録情報管理局による通達  このSCiPの詳細な事項は、Level3以上のセキュリティクリアランスレベルを持つ職員のみ参照できます。 貴方がLevel2以下のクリアランスしか持たない場合、非常に多い数の編集を受けた形式の記事でしか閲覧できない事を念頭に置いてください。 再確認のため、ご自身のログインIDを入力してください。 >#loginform(USERNAME) ご自身のパスコードを入力してください。 >&online() ユーザー確認中……… ログインに成功しました。 &link_anchor(ジャンプ完了){SCP-074-KOの解説を閲覧する} ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) &aname(ジャンプ完了,option=nolink){} #center(){&font(b,red,25px){どうして人間になることが出来ないと言えようか!}}  SCP-074-KOは、共同創作サイト「[[The SCP Foundation]]」で生み出された[[オブジェクト>オブジェクト(The SCP Foundation)]]。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(The SCP Foundation)]]はEuclid。 *概要  SCP-074-KOは20代前半のような外見を持つ、アジア系の男性である。身長1.8m、体重約80kgで、黒髪に茶色の目と、割と細かい身体データもある。 074-KOは現在、人型実体用の隔離室に収容されており、ベッド一つ、机一つの簡素な部屋で、一日三食食事を支給され生きている。 そして気になるのがここから。 #loginform( SCP-074-KOと「USERNAME」という財団職員は、)&bold(){"決して会ってはならない"}とされている。というより、接触、研究、面談のあらゆる行為が禁止されているのである。 #loginform(もしUSERNAMEと074-KOが会ってしまった場合、両者を即時に切り離し、)&bold(){074-KOの方にAクラス記憶処理がされることとなっている}。  この決して会ってはならないというプロトコルは、後述するコイツの異常性にも関係してくる。 *異常性  コイツの異常性は主に3つある。 ・一つは、&font(b,red){年を取らない事}。  財団が調査した所、074-KOは収容前も、そして収容以後5年間に渡り、&bold(){全く老化の兆候が無かった}。 財団に収容されたきっかけもどうやらコレのようであった。 ・もう一つは、&font(b,red){074-KOが自分をある人物と思い込んでいること}。 #loginform( その人物こそ、先程話題に上がった「USERNAME」である。SCP-074-KOは、自らをUSERNAMEである、と思い込み、それを財団側に主張し続けているが、) #loginform(実際に財団がDNA鑑定をしても、USERNAMEとは全く異なる体であったようだった。)  それでも074-KOは主張し続け、 >回答者: SCP-074-KO > >質問者: ███博士 > >前書: SCP-074-KO隔離直後、一回目の面談。 > >███博士: さて、SCP-074-KO。今君がどこにいるか分かるか? > >SCP-074-KO: 分からない方が変でしょう、███博士?ここは財団ではないでしょうか、私の職場の! > >#loginform(███博士: 何回も言うが、お前はUSERNAME職員ではないだろう。) > > >#loginform(SCP-074-KO: なんてことを言うのですか、博士!私はUSERNAMEです!この前、実験にも参加したでしょう!) > > >#loginform(███博士: やめろ。怒っても君がUSERNAME職員でないということに変わりはないんだ。) > > >SCP-074-KO:話にならないですね、博士。 > >███博士: 面談はここで中止する。少し考えを整理しなさい。 > >&u(){[███博士がドアを開け、部屋を出る]} > > >SCP-074-KO: ███博士!███博士! > >後書: 面談以後, SCP-074-KOは 30分間面談室で声を荒げ続け、対象は面談室内部に撒布された沈静ガスによって気を失った。 >#loginform(この面談を通じて, 対象は自分がUSERNAME職員であると強く信じているということが確認された。) #loginform( という風に、自らをUSERNAMEと固く信じて疑わなかった。) ・最後の一つは、&font(b,red){財団に入る前の"彼"と、074-KOの記憶が全く同じであったこと}。 #loginform( つまり、USERNAME本人が財団に入る前の記憶と、074-KOの収容以前の記憶が) &bold(){完全一致していたのだ}。この事は074-KO本人も「自分なんだから当たり前だろー!」と(恐らく)言っているため、 未だに理由が判明していない。  財団韓国支部は、以上の観点からこのオブジェクトをSCP認定。一旦は収容したのだが――― *本人との対面  財団は収容した直後、何回かの面接を行っていた。 #loginform(その中では、074-KOとUSERNAMEのご対面という面談もあったのだ。) >回答者: SCP-074-KO > >#loginform(質問者: USERNAME職員) > >前書: SCP-074-KOが隔離されてから 5番目の面談。 今度は対象が主張する当事者と面談をさせた。 >それぞれ、お互いの詳細について知らせない状態で面談は実行された。 > > >#loginform(USERNAME職員: えー、えーっと・・・SCP-074-KO、だよな?) > > >SCP-074-KO: …… > >#loginform(USERNAME職員: 収容される前の事は、覚えてるか?) > > >SCP-074-KO: …… > >#loginform(USERNAME職員: 本名は?) > > >SCP-074-KO: …… > > >#loginform([USERNAME職員が約10分間、質問用紙に書かれた質問をしたが, 対象は 10分始終何も言わず, 職員の顔を見続けていた]) > > > >#loginform(USERNAME職員:(ガラス窓の向こうにいる███博士に顔を向けて)何も言わないですよ。もうこのまま面談を終わ…) > > >#loginform(SCP-074-KO: USERNAME…USERNAME…) > > >#loginform(USERNAME職員: (マイクを対象に近づけて)何?もう一度言ってくれるか。) > > >SCP-074-KO:&font(b,red){ (荒々しく立ち上がって)お前は違う!私だ!} > ><記録終了> > >#loginform(後書: SCP-074-KOはUSERNAME職員へ突然に飛び掛かり、激しい取っ組み合いが起こった。███博士は迅速に他の職員を進入させ、両者を隔離。対象にはAクラス記憶処理が施された。何故SCP-077-KOがUSERNAME職員を知り得たのかについては目下調査中である。) という有様であった。  この後財団はプロトコルに「074-KOとその"対象"を出会わせてはいけない」というルールを追加し、もし出会った場合、074-KOにはAクラス記憶処理がされることとした。 #loginform( 追記・修正はUSERNAMEと074-KOを出会わせないようにお願いします。) ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) #center(){誰かを模倣したいなら、三つのものを真似ればいい。} #center(){一個目は行動、二個目は姿。なら、} #center(){三個目はその本質、だな。}  驚かせてしまったならすまない。  君が自分のユーザー名が解説になっていることに驚いたのか、はたまたログイン勧誘まみれの解説になっていることに驚いたのかは分からないがな。 別に悪意のあることはしていないので安心してほしい。 *報告書のギミック  SCP-074-KOは、確かに「身長・体重が平均的で、自分のことを財団職員と思い込んでいるSCiP」でしか無いのだが、 その部分を説明する報告書自体に大きなギミックが仕掛けられている。  それは、&bold(){自分の名前(ユーザー名)が報告書に反映される=}&font(b,red){自分のドッペルゲンガーがSCPとなって出現する}ということなのである。 つまり、&bold(){見る人が見て、初めて完成するオブジェクト}なのである。 &del(){そこ、上の説明を見返して「自分は財団職員でも無ければ博士号も無い」とか言わない。} ---- #region(非ログインの方向けの解説。名前は便宜上「*」としている。)  SCP-074-KOは、共同創作サイト「[[The SCP Foundation]]」で生み出された[[オブジェクト>オブジェクト(The SCP Foundation)]]。 [[オブジェクトクラス>オブジェクトクラス(The SCP Foundation)]]はEuclid。 *概要  SCP-074-KOは20代前半のような外見を持つ、アジア系の男性である。身長1.8m、体重約80kgで、黒髪に茶色の目と、割と細かい身体データもある。 074-KOは現在、人型実体用の隔離室に収容されており、ベッド一つ、机一つの簡素な部屋で、一日三食食事を支給され生きている。  そして気になるのがここから。  SCP-074-KOと「*」という財団職員は、&bold(){"決して会ってはならない"}とされている。 もし「*」と074-KOが会ってしまった場合、両者を即時に切り離し、&bold(){074-KOの方にAクラス記憶処理がされることとなっている。  この決して会ってはならないというプロトコルは、後述するコイツの異常性にも関係してくる。 *異常性  コイツの異常性は主に3つある。 ・一つは、&font(b,red){年を取らない事}。  財団が調査した所、074-KOは収容前も、そして収容以後5年間に渡り、&bold(){全く老化の兆候が無かった}。 財団に収容されたきっかけもどうやらコレのようであった。 ・もう一つは、&font(b,red){074-KOが自分をある人物と思い込んでいること}。  その人物こそ、先程話題に上がった「*」である。SCP-074-KOは、自らを「*」である、と思い込み、それを財団側に主張し続けているが、 実際に財団がDNA鑑定をしても、「*」とは全く異なる体であったようだった。  それでも074-KOは主張し続け、 >回答者: SCP-074-KO > >質問者: ███博士 > >前書: SCP-074-KO隔離直後、一回目の面談。 > >███博士: さて、SCP-074-KO。今君がどこにいるか分かるか? > >SCP-074-KO: 分からない方が変でしょう、███博士?ここは財団ではないでしょうか、私の職場の! > >███博士: 何回も言うが、お前は「*」職員ではないだろう。 > >SCP-074-KO: なんてことを言うのですか、博士!私は「*」です!この前、実験にも参加したでしょう! > >███博士: やめろ。怒っても君が「*」職員でないということに変わりはないんだ。 > >SCP-074-KO:話にならないですね、博士。 > >███博士: 面談はここで中止する。少し考えを整理しなさい。 > >&u(){[███博士がドアを開け、部屋を出る]} > >SCP-074-KO: ███博士!███博士! > >後書: 面談以後, SCP-074-KOは 30分間面談室で声を荒げ続け、対象は面談室内部に撒布された沈静ガスによって気を失った。 >この面談を通じて, 対象は自分が「*」職員であると強く信じているということが確認された。  という風に、自らを「*」と固く信じて疑わなかった。 ・最後の一つは、&font(b,red){財団に入る前の「*」と、074-KOの記憶が全く同じであったこと}。  つまり、「*」E本人が財団に入る前の記憶と、074-KOの収容以前の記憶が&bold(){完全一致していたのだ}。 この事は074-KO本人も「自分なんだから当たり前だろー!」と(恐らく)言っているため、 未だに理由が判明していない。  財団韓国支部は、以上の観点からこのオブジェクトをSCP認定。一旦は収容したのだが――― *本人との対面  財団は収容した直後、何回かの面接を行っていた。 その中では、074-KOと「*」のご対面という面談もあったのだ。 >回答者: SCP-074-KO > >質問者: 「*」職員 > >前書: SCP-074-KOが隔離されてから 5番目の面談。 今度は対象が主張する当事者と面談をさせた。 >それぞれ、お互いの詳細について知らせない状態で面談は実行された。 > > >「*」職員: えー、えーっと・・・SCP-074-KO、だよな? > >SCP-074-KO: …… > >「*」職員: 収容される前の事は、覚えてるか? > >SCP-074-KO: …… > >「*」職員: 本名は? > >SCP-074-KO: …… > > >&u(){[「*」職員が約10分間、質問用紙に書かれた質問をしたが, 対象は 10分始終何も言わず, 職員の顔を見続けていた]} > > >「*」職員: (ガラス窓の向こうにいる███博士に顔を向けて)何も言わないですよ。もうこのまま面談を終わ… > >SCP-074-KO: 「*」…「*」… > >「*」職員: (マイクを対象に近づけて)何?もう一度言ってくれるか。 > >SCP-074-KO:&font(b,red){ (荒々しく立ち上がって)お前は違う!私だ!} > ><記録終了> > >後書: SCP-074-KOは「*」職員へ突然に飛び掛かり、激しい取っ組み合いが起こった。███博士は迅速に他の職員を進入させ、両者を隔離。対象にはAクラス記憶処理が施された。何故SCP-077-KOが「*」職員を知り得たのかについては目下調査中である。) という有様であった。  この後財団はプロトコルに「074-KOと「*」を出会わせてはいけない」というルールを追加し、もし出会った場合、074-KOにはAクラス記憶処理がされることとした。 #endregion ----  ここからは軽い余談だが、「報告書」を見るためには上記の通りワンステップ踏んで見る必要がある。これは「セキュリティクリアランスレベルが2以下は検閲しまくるよ!」という意味らしいが、 ここで1つ引っかかるのが、074-KOに対する&bold(){「本物」が報告書を閲覧しようとしている点}だ。  &del(){わざわざ自分がボコされてる実験記録なんか見たくもないだろうし}、そもそも見たところで自分は一切接触ができないのだ。  さらに言えば、074-KOは本物と接触した時点で記憶処理される=本人と出会った記憶がなく、何らかの形で参照する他知るすべは無い。  という事は、あくまでも一説に過ぎないが、 #center(){ &font(b,red){SCP-074-KOの報告書を閲覧した「貴方」こそ、} &font(b,40px){SCP-074-KO - お前は私じゃない} &font(b,red){SCP-074-KOなのかもしれない。} } 追記・修正は、自らのSCP-074-KOと出会ってからお願いします。 ---- #right(){ SCP-074-KO - 너는 내가 아니야(お前は私じゃない) by Cubic72 http://ko.scp-wiki.net/security-clearance-recheck http://ja.sco-wiki.net/security-clearance-recheck(翻訳) by south-compass この項目の内容は『[[クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承3.0ライセンス>https://creativecommons.org/licenses/by-sa/3.0/deed.ja]]』に従います。 } #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,4) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 現在進行形の収容違反……ということか? -- 名無しさん (2017-06-15 08:56:00) - 俺は財団職員だ 誰が何を言おうと財団職員なんだ -- 名無しさん (2017-06-15 09:33:52) - 入れ替わってるのか? -- 名無しさん (2017-06-15 21:13:44) - いい記事だけどバグがある。このページでログイン出来ない。俺だけかもしんないし、仕様かもしんない -- 名無しさん (2017-06-16 12:04:40) - ↑一旦他のページでログインしてから来るといいのかもしれません -- 名無しさん (2017-06-18 10:52:14) - 本家職員の&quot;Communism Will Win&quot;氏が見たら【SCP-074-KO: 「*」…「*」…】の部分が完全に目つきのヤバイ共産主義者と化すのかと思って笑ってしまった -- 名無しさん (2017-07-13 17:06:43) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: