BLEACH Can't Fear Your Own World

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&font(#6495ED){登録日}:2017/12/29(金) 00:00:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- *概要 漫画『[[BLEACH]]』完結記念のラストノベライズ第二弾として執筆された小説。既刊1巻。 作者は『[[BLEACH Spirits Are Forever With You]]』の[[成田良悟]]。 最終章の千年血戦篇で不遇な扱いのまま出番が終了してしまった檜佐木修兵を中心に据えた群像劇。 戦争終結から半年後に発生した騒動について描かれる。 前作同様、原作ではあまり触れられず謎のままだった事柄について多く言及されている。 スマホアプリ『少年ジャンプ+』『BLEACH 公式連載アプリ』で隔週先行公開中。 *あらすじ 尸魂界と[[ユーハバッハ]]率いる滅却師の軍勢との戦争「霊王護神大戦」の終結直後、霊王宮・鳳凰殿に封印されていた[[斬魄刀]]「已己巳己巴」が何者かに強奪された。 蘇った鳳凰殿の主・二枚屋王悦は現場に残された刀傷から下手人が四大貴族の関係者だと確信する。 大戦終結から半年後、檜佐木修兵は瀞霊廷通信の編集長として、大戦の回顧録作成のため取材に追われていた。 そんな折、護廷十三隊総隊長・京楽春水から四大貴族「&ruby(つなやしろ){綱彌代}」の新当主就任を祝う号外作成の依頼が舞い込んでくる。 件の新当主・綱彌代時灘は先代の九番隊隊長・東仙要の親友・歌匡の夫であり、彼女を斬り殺した当人だった。 一方、流魂街をぶらついていた銀城空吾は妙な噂を耳にする。 最近現世で話題の宗教団体があり、その名前が「XCUTION」だと言うのだ。 大戦の傷が癒えない中、現世・尸魂界・虚圏の三界を再び巻き込む大事件が始まる。 *主な登場人物 ・檜佐木修兵 本作の主人公。九番隊副隊長。瀞霊廷通信編集長。 大戦で[[リジェ・バロ]]の「万物貫通」に貫かれたが、その力があまりに鋭過ぎたために体組織の損傷が少なく九死に一生を得た。 元上司の怨敵である時灘の記事作成を引き受け、取材のため方々を走り回ることになる。 今回は瀞霊廷通信の仕事であると同時に京楽からの依頼でもある。 元々青臭くて感情的な気質だが、副隊長且つ編集長として物事をなるべく客観視しようと努力している。 編集長という立場だが、複数の立場の関係者に直接取材しようと、自らの足で忙しく取材して回っている。 ・綱彌代時灘 本作の黒幕。現在最も強い権力を持つと言われる四大貴族・綱彌代家の新当主。 元は分家の末裔だったが、謀略により本家の者を皆殺しにし、怪しかったものの確たる証拠もなかったために当主に就いた。 東仙の親友・歌匡の夫で、純然たる悪意で以て彼女を殺害した張本人。 「妻と親友に裏切られた夫」を演じて無罪になろうと画策するも、同期の京楽に見抜かれ蛆虫の巣にぶち込まれた過去を持つ。 過去に何かあったわけでもなく生来からの気質らしく、他者を虐げることに至上の喜びを感じる真性のサイコパス。 特に東仙に対する仕打ちは正しく外道の極みである。 頭が良くて捕まらないようにと隠蔽工作も一応しているが、趣味嗜好も目的も悪意というせいでそこから足がついている形。 その危険性から、当初はルキア処刑の黒幕なのではと京楽から疑われていた。 本来なら非道の限りを尽くしているものの、悪辣貴族の範疇で終わるはずだったが、先祖の罪を知ったことでその悪意に指向性が生まれてしまう。 &bold(){斬魄刀&ruby(くてんきょうこく){「九天鏡谷」}} 解号は&bold(){「奉れ(たてまつれ)~」} 伊勢家の八鏡剣と同じく、綱彌代家に代々伝わる斬魄刀。 時灘自身の斬魄刀も存在するが、追放処分になった時に没収されている。 ・産絹彦禰 時灘の忠実な部下。 幼い少年とも少女とも見える容姿をしており、言動・性格共に容姿と同じく幼い。 死神・虚・滅却師の特徴が混じり合った隊長格に匹敵する霊圧を持ち、鋼皮・静血装を使用できるばかりか、異常な成長性も備える。 戦闘力も凄まじく、元十刃3名&元星十字騎士団2名&その他複数の破面をまとめて相手にできる程。 おまけにズタボロにされても痛みを感じている様子がなく、清之介の回道を少し受けただけで歩けるまでになる等回復力も高い。 これらの特徴から、相対した者は皆[[黒崎一護]]を連想した。 時灘は彦禰を「意思を持つ霊王」にすることで五大貴族による三界の統治を目論んでいる模様。 &bold(){斬魄刀&ruby(いこみきどもえ){「已己巳己巴」}} 解号は&bold(){「星を巡れ(ほしをめぐれ)~」}⇒&bold(){「葬送り記せ(おくりしるせ)~」} 鳳凰殿の海底の刀櫓で厳重に封印されていた斬魄刀。白い光に塗りつぶされた様な刀身が特徴。 刀自体の意思で黒腔を開く等謎に包まれた力を持ち、虚としての霊圧を発している。 解放後の能力は「巨大な腕に変化する」という単純かつ強力なものだったが、後に「黒縄天譴明王を超えるサイズの中級大虚のような怪物に変化する」能力に進化した。 具象化している訳でもないのに言葉を喋る、虚を同胞と呼ぶ、バラガンを知っている様子、刀身の状態等から白筆一文字で封じられた最上級大虚の可能性が高い。 王悦曰く、「雑魚に握れる刀じゃない」 ・道羽根アウラ 現世で話題の宗教法人「XCUTION」の代表(教祖)。 なかなかに美人でナイスバディのお姉さん。 本当に奇跡を起こせる、という触れ込みで急速に勢力を拡大している。 本作におけるチート能力者の一人であり、完現術者としての固有能力を持たない代わりに基礎能力である「物質の魂の掌握」を極限まで高めている。 己の細胞・血液を分子レベルで自在に操作してあらゆる攻撃を擦り抜けることが可能。 ・銀城空吾 初代死神代行。現在は流魂街の住人。 尸魂界に反逆した理由が「死神達に仲間の完現術者達を殺されたため」だったと判明。 更に事件後に代行証の監視機能に気付き、黒幕として浮竹十四郎を疑っていたが、真相を確かめられないまま死に別れてしまった((この件の真相は享楽も知っている模様なので、闇の中に消えたわけではない))。 現世で宗教法人「XCUTION」が活動していると知り、情報収集を始める。 ・[[京楽春水]] 護廷十三隊総隊長。 かつて時灘の追放処分に関わったため、彼から「敵」として見定められている。 五大貴族の始祖達が犯した原罪についても知っている。 ・山田清之介 真央施薬院総代。山田花太郎の兄であり、百年前の四番隊副隊長。 ずば抜けた回道の腕を買われて数十年前に現在の職場に引き抜かれた。その腕前は現在の花太郎をも上回る。 患者の命を助けるためならあらゆる手段を用意しないと気が済まないという医者の鑑のような人物。 しかし患者の治療以外の事柄に関しては倫理観のネジが飛んでいると花太郎からも評され、表面上は当時の上司・[[卯ノ花烈]]とよく揉めていた。 時灘の企みをある程度知っており自身のポリシーとも相まって務めているが、一方で陰謀に花太郎が巻き込まれないよう休隊を提案する。 ・[[涅マユリ]] 十二番隊隊長。技術開発局局長。 破面、滅却師の研究が終了したため、次の研究テーマに完現術者を指定。 おあつらえ向きに尸魂界に居て、曲りなりにも反逆者でもある銀城達を実験体にしようと目論む。 破面のゾンビ化に続いて滅却師をもゾンビ化しており、私兵として使役する。 ・[[朽木白哉]] 六番隊隊長。四大貴族・朽木家の現当主。 時灘から招集を受け、彼の目的を教えられる。 霊王の正体を知らないので、今の所四大貴族の中で情報面では最も不利な立場の模様。 ・[[四楓院夜一]] 四大貴族・四楓院家の先代当主。 白哉と共に時灘に呼び出される。 今回の件については現在白哉と大して差はない立場だが、大戦時に霊王の正体を見知ったという違いがある。 自身の斬魄刀について言及し、「素手の方が強い」「拗ねる刀を宥めるのが日課」と述べた。 ・[[藍染惣右介]] 尸魂界史上最悪の反逆者。 大戦終結に伴い、無間に再収監される。 収監前に詰め寄る檜佐木に対して、東仙を殺した理由は「私なりの慈悲」「最も忠実な部下が絶望で心朽ち果てるのは忍びなかった」と述べた。 ・[[東仙要]] 先代九番隊隊長。 東仙が世界に絶望した理由と、藍染の部下になった経緯が語られる。 あんなことをされれば誰だって復讐に走る。 ・雪緒・ハンス・フォラルルベルナ 完現術者。ワイハンス・エンタープライズ社長。 飛ぶ鳥を落とす勢いで急速に事業を拡大させている。 宗教法人「XCUTION」代表を名乗る道羽根アウラから直接接触を受ける。 ・[[ティア・ハリベル]] 事実上の虚圏の女王。元第3十刃。 大戦終結後にネル達に救出され、虚圏に帰還。 救出された直後に京楽と[[兵主部一兵衛]]に遭遇したが、 魂魄バランスが乱れた状態で十刃クラスが死亡すると世界に致命的な影響が出るため、むしろネル達共々虚圏に送迎する待遇で見逃された。 ユーハバッハがハリベルを生かしておいた理由については不明のまま。 ・[[グリムジョー・ジャガージャック]] 元第6十刃。 ハリベルらと行動を共にしている。 ・[[ネリエル・トゥ・オーデルシュヴァンク>ネル・トゥ]] 元第3十刃。 暴走しがちなグリムジョーのストッパー役。 ・ルドボーン・チェルート 葬討部隊隊長を務めていた破面。 藍染敗北後の虚圏の覇権争いに参加していたが、理知的なハリベルの帰還に伴い恭順する。 ・[[ロカ・パラミア]] 『Spirits Are Forever With You』のヒロインだった破面。 よく現世に遊びに出かけており、ルドボーンに愚痴られている。 彦禰との戦闘で負傷した破面達を治療した。 ・[[リルトット・ランパード]] 元[[星十字騎士団>星十字騎士団(BLEACH)]]の滅却師。 ユーハバッハに敗北後、敗北を予知した[[ユーグラム・ハッシュヴァルト>ユーグラム・ハッシュヴァルト]]の命令を受けていた彼の側近に治療され一命を取り留めた。 虚圏に潜伏している独立部隊と合流し、十二番隊に囚われたキャンディスと[[ミニーニャ>ミニーニャ・マカロン]]の身柄奪還を目標としている。 ・[[ジゼル・ジュエル]] 元星十字騎士団の滅却師。 リルと同様の経緯で命を拾い、行動を共にしている。 ゾンビ化した[[バンビエッタ・バスターバイン]]を連れたまま。 ・[[キャンディス・キャットニップ]] ・[[ミニーニャ・マカロン]] ・[[ナナナ・ナジャークープ]] 元星十字騎士団の滅却師達。 涅にゾンビに改造され、銀城達を急襲する。 ・ハッシュヴァルトの側近 聖兵の女性滅却師。 星十字騎士団クラスの実力者だったが、ハッシュヴァルトに付き従うために騎士団入りを辞退した。 「全知全能」で未来を見たハッシュヴァルトから一人でも多くの滅却師を救うよう命令を受け、リルとジジを治療した。 ・零番隊 ユーハバッハの親衛隊に全滅させられたが、本編で言及していた通り全員復活。 零番離殿の霊脈と零番隊の霊力が融合しているため、離殿が全滅しない限り和尚の力で復活できるとのこと。 *用語 既存用語については新たに判明した事柄を記述する。 -四大貴族(五大貴族) 襲撃等で全員を一度に喪う事態を防ぐため、五大貴族だった頃から同じ場所に全員が集まることが許されていない。 「五家が揃い、霊王の正式な許諾を得た場合に限り五大貴族は霊王宮と同格の立場を持ち、中央四十六室を超える瀞霊廷の意思決定機関となる」という法が存在する。 五大貴族の始祖達が犯した「原罪」により今の世界が形作られた模様。 -志波家 没落理由が「分家の志波一心が尸魂界を出奔したため」だと判明。 没落前から志波家は冷遇されていたらしく、この件が決定打になった模様。 しかし冷遇されていた状況を良しとして流魂街に本家屋敷を構えていたなど、元々フリーダムな気質だった模様でもある。 -綱彌代家 本作初登場。四大貴族筆頭と言われる程の絶大な権力を持つ。 尸魂界の「過去」を管理する役割を持ち、大霊書回廊の創設前は全ての歴史を記録する番人だった。 現在でも映像庁の業務を裏から取り仕切っている。 -XCUTION 現世で話題の宗教法人。完現術者の組織とは別物。 教義として尸魂界の存在を教えており、「新たな王と世界が訪れる」と説いている。 千年血戦編で現世で生じた異常な地震なども利用することで勢力拡大している。 -真央施薬院 貴族専用の病院。総代は山田清之介。 貴族向けなので一番隊舎より豪華な造りで、技術開発局に似た雰囲気の施設。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 「尸」魂界じゃね? -- 名無しさん (2017-12-29 10:05:38) - ようやく記事が完成か…待ち遠しかった -- 名無しさん (2018-01-18 14:45:31) - 10年平和ちゃうかったんかい -- 名無しさん (2018-02-02 14:14:12) - ↑もしかしたらこの出来事は秘密裏で処分されていた可能性がある? -- 名無しさん (2018-02-06 21:47:09) - もう外伝ってレベルじゃねぇよな。完全に続編だわ -- 名無しさん (2018-02-27 11:33:06) - 月島さんの御陰で時の神の生贄に -- 名無しさん (2018-02-27 14:00:16) - 今までの小説編の集大成みたい -- 名無しさん (2018-06-18 18:54:23) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2017/12/29(金) 00:00:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- *概要 漫画『[[BLEACH]]』完結記念のラストノベライズ第二弾として執筆された小説。既刊1巻。 作者は『[[BLEACH Spirits Are Forever With You]]』の[[成田良悟]]。 最終章の千年血戦篇で不遇な扱いのまま出番が終了してしまった檜佐木修兵を中心に据えた群像劇。 戦争終結から半年後に発生した騒動について描かれる。 前作同様、原作ではあまり触れられず謎のままだった事柄について多く言及されている。 スマホアプリ『少年ジャンプ+』『BLEACH 公式連載アプリ』で隔週先行公開中。 *あらすじ 尸魂界と[[ユーハバッハ]]率いる滅却師の軍勢との戦争「霊王護神大戦」の終結直後、霊王宮・鳳凰殿に封印されていた[[斬魄刀]]「已己巳己巴」が何者かに強奪された。 蘇った鳳凰殿の主・二枚屋王悦は現場に残された刀傷から下手人が四大貴族の関係者だと確信する。 大戦終結から半年後、檜佐木修兵は瀞霊廷通信の編集長として、大戦の回顧録作成のため取材に追われていた。 そんな折、護廷十三隊総隊長・京楽春水から四大貴族「&ruby(つなやしろ){綱彌代}」の新当主就任を祝う号外作成の依頼が舞い込んでくる。 件の新当主・綱彌代時灘は先代の九番隊隊長・東仙要の親友・歌匡の夫であり、彼女を斬り殺した当人だった。 一方、流魂街をぶらついていた銀城空吾は妙な噂を耳にする。 最近現世で話題の宗教団体があり、その名前が「XCUTION」だと言うのだ。 大戦の傷が癒えない中、現世・尸魂界・虚圏の三界を再び巻き込む大事件が始まる。 *主な登場人物 ・檜佐木修兵 本作の主人公。九番隊副隊長。瀞霊廷通信編集長。 大戦で[[リジェ・バロ]]の「万物貫通」に貫かれたが、その力があまりに鋭過ぎたために体組織の損傷が少なく九死に一生を得た。 元上司の怨敵である時灘の記事作成を引き受け、取材のため方々を走り回ることになる。 今回は瀞霊廷通信の仕事であると同時に京楽からの依頼でもある。 元々青臭くて感情的な気質だが、副隊長且つ編集長として物事をなるべく客観視しようと努力している。 編集長という立場だが、複数の立場の関係者に直接取材しようと、自らの足で忙しく取材して回っている。 ・綱彌代時灘 本作の黒幕。現在最も強い権力を持つと言われる四大貴族・綱彌代家の新当主。 元は分家の末裔だったが、謀略により本家の者を皆殺しにし、怪しかったものの確たる証拠もなかったために当主に就いた。 東仙の親友・歌匡の夫で、純然たる悪意で以て彼女を殺害した張本人。 「妻と親友に裏切られた夫」を演じて無罪になろうと画策するも、同期の京楽に見抜かれ蛆虫の巣にぶち込まれた過去を持つ。 過去に何かあったわけでもなく生来からの気質らしく、他者を虐げることに至上の喜びを感じる真性のサイコパス。 特に東仙に対する仕打ちは正しく外道の極みである。 頭が良くて捕まらないようにと隠蔽工作も一応しているが、趣味嗜好も目的も悪意というせいでそこから足がついている形。 その危険性から、当初はルキア処刑の黒幕なのではと京楽から疑われていた。 本来なら非道の限りを尽くしているものの、悪辣貴族の範疇で終わるはずだったが、先祖の罪を知ったことでその悪意に指向性が生まれてしまう。 &bold(){斬魄刀&ruby(くてんきょうこく){「九天鏡谷」}} 解号は&bold(){「奉れ(たてまつれ)~」} 伊勢家の八鏡剣と同じく、綱彌代家に代々伝わる斬魄刀。 時灘自身の斬魄刀も存在するが、追放処分になった時に没収されている。 ・産絹彦禰 時灘の忠実な部下。 幼い少年とも少女とも見える容姿をしており、言動・性格共に容姿と同じく幼い。 死神・虚・滅却師の特徴が混じり合った隊長格に匹敵する霊圧を持ち、鋼皮・静血装を使用できるばかりか、異常な成長性も備える。 戦闘力も凄まじく、元十刃3名&元星十字騎士団2名&その他複数の破面をまとめて相手にできる程。 おまけにズタボロにされても痛みを感じている様子がなく、清之介の回道を少し受けただけで歩けるまでになる等回復力も高い。 これらの特徴から、相対した者は皆[[黒崎一護]]を連想した。 時灘は彦禰を「意思を持つ霊王」にすることで五大貴族による三界の統治を目論んでいる模様。 &bold(){斬魄刀&ruby(いこみきどもえ){「已己巳己巴」}} 解号は&bold(){「星を巡れ(ほしをめぐれ)~」}⇒&bold(){「葬送り記せ(おくりしるせ)~」} 鳳凰殿の海底の刀櫓で厳重に封印されていた斬魄刀。白い光に塗りつぶされた様な刀身が特徴。 刀自体の意思で黒腔を開く等謎に包まれた力を持ち、虚としての霊圧を発している。 解放後の能力は「巨大な腕に変化する」という単純かつ強力なものだったが、後に「黒縄天譴明王を超えるサイズの中級大虚のような怪物に変化する」能力に進化した。 具象化している訳でもないのに言葉を喋る、虚を同胞と呼ぶ、バラガンを知っている様子、刀身の状態等から白筆一文字で封じられた最上級大虚の可能性が高い。 王悦曰く、「雑魚に握れる刀じゃない」 ・道羽根アウラ 現世で話題の宗教法人「XCUTION」の代表(教祖)。 なかなかに美人でナイスバディのお姉さん。 本当に奇跡を起こせる、という触れ込みで急速に勢力を拡大している。 本作におけるチート能力者の一人であり、完現術者としての固有能力を持たない代わりに基礎能力である「物質の魂の掌握」を極限まで高めている。 己の細胞・血液を分子レベルで自在に操作してあらゆる攻撃を擦り抜けることが可能。 ・銀城空吾 初代死神代行。現在は流魂街の住人。 尸魂界に反逆した理由が「死神達に仲間の完現術者達を殺されたため」だったと判明。 更に事件後に代行証の監視機能に気付き、黒幕として浮竹十四郎を疑っていたが、真相を確かめられないまま死に別れてしまった((この件の真相は享楽も知っている模様なので、闇の中に消えたわけではない))。 現世で宗教法人「XCUTION」が活動していると知り、情報収集を始める。 ・[[京楽春水]] 護廷十三隊総隊長。 かつて時灘の追放処分に関わったため、彼から「敵」として見定められている。 五大貴族の始祖達が犯した原罪についても知っている。 ・山田清之介 真央施薬院総代。山田花太郎の兄であり、百年前の四番隊副隊長。 ずば抜けた回道の腕を買われて数十年前に現在の職場に引き抜かれた。その腕前は現在の花太郎をも上回る。 患者の命を助けるためならあらゆる手段を用意しないと気が済まないという医者の鑑のような人物。 しかし患者の治療以外の事柄に関しては倫理観のネジが飛んでいると花太郎からも評され、表面上は当時の上司・[[卯ノ花烈]]とよく揉めていた。 時灘の企みをある程度知っており自身のポリシーとも相まって務めているが、一方で陰謀に花太郎が巻き込まれないよう休隊を提案する。 ・[[涅マユリ]] 十二番隊隊長。技術開発局局長。 破面、滅却師の研究が終了したため、次の研究テーマに完現術者を指定。 おあつらえ向きに尸魂界に居て、曲りなりにも反逆者でもある銀城達を実験体にしようと目論む。 破面のゾンビ化に続いて滅却師をもゾンビ化しており、私兵として使役する。 ・[[朽木白哉]] 六番隊隊長。四大貴族・朽木家の現当主。 時灘から招集を受け、彼の目的を教えられる。 霊王の正体を知らないので、今の所四大貴族の中で情報面では最も不利な立場の模様。 ・[[四楓院夜一]] 四大貴族・四楓院家の先代当主。 白哉と共に時灘に呼び出される。 今回の件については現在白哉と大して差はない立場だが、大戦時に霊王の正体を見知ったという違いがある。 自身の斬魄刀について言及し、「素手の方が強い」「拗ねる刀を宥めるのが日課」と述べた。 ・[[藍染惣右介]] 尸魂界史上最悪の反逆者。 大戦終結に伴い、無間に再収監される。 収監前に詰め寄る檜佐木に対して、東仙を殺した理由は「私なりの慈悲」「最も忠実な部下が絶望で心朽ち果てるのは忍びなかった」と述べた。 ・[[東仙要]] 先代九番隊隊長。 東仙が世界に絶望した理由と、藍染の部下になった経緯が語られる。 あんなことをされれば誰だって復讐に走る。 ・雪緒・ハンス・フォラルルベルナ 完現術者。ワイハンス・エンタープライズ社長。 飛ぶ鳥を落とす勢いで急速に事業を拡大させている。 宗教法人「XCUTION」代表を名乗る道羽根アウラから直接接触を受ける。 ・[[ティア・ハリベル]] 事実上の虚圏の女王。元第3十刃。 大戦終結後にネル達に救出され、虚圏に帰還。 救出された直後に京楽と[[兵主部一兵衛]]に遭遇したが、 魂魄バランスが乱れた状態で十刃クラスが死亡すると世界に致命的な影響が出るため、むしろネル達共々虚圏に送迎する待遇で見逃された。 ユーハバッハがハリベルを生かしておいた理由については不明のまま。 ・[[グリムジョー・ジャガージャック]] 元第6十刃。 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「五家が揃い、霊王の正式な許諾を得た場合に限り五大貴族は霊王宮と同格の立場を持ち、中央四十六室を超える瀞霊廷の意思決定機関となる」という法が存在する。 五大貴族の始祖達が犯した「原罪」により今の世界が形作られた模様。 -志波家 没落理由が「分家の志波一心が尸魂界を出奔したため」だと判明。 没落前から志波家は冷遇されていたらしく、この件が決定打になった模様。 しかし冷遇されていた状況を良しとして流魂街に本家屋敷を構えていたなど、元々フリーダムな気質だった模様でもある。 -綱彌代家 本作初登場。四大貴族筆頭と言われる程の絶大な権力を持つ。 尸魂界の「過去」を管理する役割を持ち、大霊書回廊の創設前は全ての歴史を記録する番人だった。 現在でも映像庁の業務を裏から取り仕切っている。 -XCUTION 現世で話題の宗教法人。完現術者の組織とは別物。 教義として尸魂界の存在を教えており、「新たな王と世界が訪れる」と説いている。 千年血戦編で現世で生じた異常な地震なども利用することで勢力拡大している。 -真央施薬院 貴族専用の病院。総代は山田清之介。 貴族向けなので一番隊舎より豪華な造りで、技術開発局に似た雰囲気の施設。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 「尸」魂界じゃね? -- 名無しさん (2017-12-29 10:05:38) - ようやく記事が完成か…待ち遠しかった -- 名無しさん (2018-01-18 14:45:31) - 10年平和ちゃうかったんかい -- 名無しさん (2018-02-02 14:14:12) - ↑もしかしたらこの出来事は秘密裏で処分されていた可能性がある? -- 名無しさん (2018-02-06 21:47:09) - もう外伝ってレベルじゃねぇよな。完全に続編だわ -- 名無しさん (2018-02-27 11:33:06) - 月島さんの御陰で時の神の生贄に -- 名無しさん (2018-02-27 14:00:16) - 今までの小説編の集大成みたい -- 名無しさん (2018-06-18 18:54:23) - 今回で滅茶苦茶明かされた情報量多くない? アウラの過去とか材料になってたアイツとか -- 名無しさん (2018-09-29 09:24:49) #comment #areaedit(end) }

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