きあいだま

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&font(#6495ED){登録日}:2018/03/24 (土曜日) 02:58:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- きあいだまとは、ポケットモンスターに登場する技の一つである。 きあいだま タイプ:[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]] 分類:特殊(非接触) [[威力>威力(ポケモン)]] :120 命中率:&font(#0000ff){70} PP:5 範囲:単体 追加効果:10%の確率で相手の特防を一段階下げる 備考:特性「ぼうだん」のポケモンには無効化される *◆概要 [[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]にて初登場したと同時に、技システムの物理特殊の細分化によって生まれた初の特殊格闘技。 技説明では「気合いを高めてありったけの力を放出する」とあり、その名前や説明に違わず、威力は120と非常に高い。 しかも[[悪タイプ>あくタイプ(ポケモン)]]や[[鋼タイプ>はがねタイプ(ポケモン)]]に抜群なのはとても大きく、 これまでこれらのタイプに悩まされてきた[[エスパータイプ>エスパータイプ(ポケモン)]]や[[ゴーストタイプ>ゴーストタイプ(ポケモン)]]のポケモンにとってはまさしく救いの手となった。 また、特殊攻撃に滅法強い[[バンギラス]]や[[ナットレイ]]への数少ない有効手段になることから、現在では特殊アタッカー全体にとって、サブウェポンとして需要が高い技となっている。 しかし、ポケモンはそんな強力な技がそんなホイホイと使えるほど甘いゲームではない。 上記の強力なメリットの代償なのか、命中率は70とポケモンの攻撃技にしてはかなり低く、不安定。 例えば気合い玉を二連続で撃つとなると、どちらも当たる確率は&font(#0000ff){約五割ほどしかない}ので、連発するにはかなり勇気がいる。 地味にPPも5(ポイントマックス込みでも8)と少なめで、相手がその気になってPP枯らしを仕掛けてくるとかなりキツい。 こんな不安定さから付いた%%蔑%%別称が「&font(#ff7800){''ワロス玉''}」 ポケモンプレイヤーが技の命中率を話題にするとき、同じく命中不安定なことから「ワロスエッジ」とか言われる「ストーンエッジ」や、命中30という色んな意味で心臓に悪い[[一撃必殺技>一撃必殺技(ポケモン)]]と大体一緒にネタにされる。 ポケモンは1ターンを無駄にすると相手に莫大なアドバンテージを与えてしまうゲームであり、 このようなハイリスクハイリターンの塊のような技は基本的に忌避される傾向にあるが、何故そんな気合い玉が使われるのかというと、''全く替えが利かないから''。 気合い玉以外の特殊格闘技を挙げると、 -威力40の特殊[[先制技>先制技(ポケモン)]]だが使用者がほぼいない「しんくうは」 -威力80かつ必中、安定性の高さを誇るが使用者が極僅かな「はどうだん」 -格闘タイプ版「[[サイコショック>サイコショック/サイコブレイク(ポケモン)]]」の[[ケルディオ]]専用技「しんぴのつるぎ」 -威力60で全然物足りない「[[めざめるパワー]]」 …これだけ。 [[特殊岩技>パワージェム(ポケモン)]]よりかはマシではあるが層があまりに薄いので、大抵のポケモンが特殊格闘技を使うとなると気合い玉しか選択肢がないのである。 こんな事情により、今日のポケモン対戦はどこかしらで気合い玉が飛び交い、虚しく外れる%%そして発狂する%%光景が見られる。 [[SM>ポケットモンスター サン・ムーン]]で新システムの[[Zワザ]]が登場。 一度しか使えないが、気合い玉をZワザ化すれば、威力が190に上昇、''必ず当たるようになる''という凄まじい強化を受け、命中率の不安定さはかなり改善された。 因みに気合い玉の技ムービーはDPから現在まで一貫して「頭上に巨大なエネルギー弾を作り、相手に向かって低速で飛ばす」というものである。 同じような技の波導弾と比べると明らかにスピードが遅い…そりゃ当たらんわな *◆主な使用者 前述の通りサブウェポン需要が高いが、 メインウェポンとして使用する格闘ポケモンはとても少ない。 特攻が攻撃を上回っている格闘ポケモン自体が極僅かなうえ、物理格闘技は高威力高命中の強技が豊富だからである。 ・[[メガルカリオ>ルカリオ]] 「はどうだん」を差し置いて特殊積みアタッカー型でよく採用される。%%はどうポケモンなのに…%% 特攻140から放たれる、特性「てきおうりょく」により強化された驚異の威力&font(#ff0000){''240''}の火力は魅力的。 命中安定のインファイトを気軽に撃てる物理型と比べるとやはり安定しないが、威嚇や火傷の影響を受けないのであちらより受けを崩しやすいという独自の利点がある。 ・[[ボルトロス]] みんな大好き雷神おっさん。 ナットレイやバンギを呼びやすく、主力の電気技と相性がいいので採用されやすい。 安定性重視でカクトウZを持つことも多い。 ・[[フェローチェ]] 美脚のゴキブリ。 両刀型が主流だが、強力な積み技「ちょうのまい」があるので気合い玉を主力に据えた特殊型も強力。 ・[[ジャラランガ]] 弱い訳がない鎧竜。 [[USUM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]で「インファイト」を習得するまで、物理格闘技があまりに貧弱だったことから特殊型が主流だった。 現在でも専用Zワザを使った後の瞬間火力を重視して採用されることがある。 *◆アニメでのきあいだま 飛び道具技で見映えがいいからか、シャドーボールや[[はかいこうせん]]のように様々なポケモンに使用されている。 しかし使用ポケモンは[[ゴーリキー>カイリキー]]や[[リングマ]]など特攻が低く、物理格闘技が豊富なポケモンばかりである。 技の放ち方は[[両手を合わせて>かめはめ波]][[作り出したエネルギー弾>波動拳]]を相手に発射するというものである。 *◆余談 登場以来、[[わざマシン52>わざマシン]]の中身は現在まで気合い玉のままである。 多くのポケモンが覚える気合い玉だが、何故かそのほとんどがわざマシンでしか習得できず、マシン以外で気合い玉を覚えられるのは[[イベルタル]](レベルアップ)のみ。 追記・修正は、きあいだまを三連続で当てた人のみお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2018/03/24 (土曜日) 02:58:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- きあいだまとは、ポケットモンスターに登場する技の一つである。 きあいだま タイプ:[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]] 分類:特殊(非接触) [[威力>威力(ポケモン)]] :120 命中率:&font(#0000ff){70} PP:5 範囲:単体 追加効果:10%の確率で相手の特防を一段階下げる 備考:特性「ぼうだん」のポケモンには無効化される *◆概要 [[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]にて初登場したと同時に、技システムの物理特殊の細分化によって生まれた初の特殊格闘技。 技説明では「気合いを高めてありったけの力を放出する」とあり、その名前や説明に違わず、威力は120と非常に高い。 しかも[[悪タイプ>あくタイプ(ポケモン)]]や[[鋼タイプ>はがねタイプ(ポケモン)]]に抜群なのはとても大きく、 これまでこれらのタイプに悩まされてきた[[エスパータイプ>エスパータイプ(ポケモン)]]や[[ゴーストタイプ>ゴーストタイプ(ポケモン)]]のポケモンにとってはまさしく救いの手となった。 また、特殊攻撃に滅法強い[[バンギラス]]や[[ナットレイ]]への数少ない有効手段になることから、現在では特殊アタッカー全体にとって、サブウェポンとして需要が高い技となっている。 しかし、ポケモンはそんな強力な技がそんなホイホイと使えるほど甘いゲームではない。 上記の強力なメリットの代償なのか、命中率は70とポケモンの攻撃技にしてはかなり低く、不安定。 例えば気合い玉を二連続で撃つとなると、どちらも当たる確率は&font(#0000ff){約五割ほどしかない}ので、連発するにはかなり勇気がいる。 地味にPPも5(ポイントマックス込みでも8)と少なめで、相手がその気になってPP枯らしを仕掛けてくるとかなりキツい。 こんな不安定さから付いた%%蔑%%別称が「&font(#ff7800){''ワロス玉''}」 ポケモンプレイヤーが技の命中率を話題にするとき、同じく命中不安定なことから「ワロスエッジ」とか言われる「ストーンエッジ」や、命中30という色んな意味で心臓に悪い[[一撃必殺技>一撃必殺技(ポケモン)]]と大体一緒にネタにされる。 ポケモンは1ターンを無駄にすると相手に莫大なアドバンテージを与えてしまうゲームであり、 このようなハイリスクハイリターンの塊のような技は基本的に忌避される傾向にあるが、何故そんな気合い玉が使われるのかというと、''全く替えが利かないから''。 気合い玉以外の特殊格闘技を挙げると、 -威力40の特殊[[先制技>先制技(ポケモン)]]だが使用者がほぼいない「しんくうは」 -威力80かつ必中、安定性の高さを誇るが使用者が極僅かな「はどうだん」 -格闘タイプ版「[[サイコショック>サイコショック/サイコブレイク(ポケモン)]]」の[[ケルディオ]]専用技「しんぴのつるぎ」 -威力60で全然物足りない「[[めざめるパワー]]」 …これだけ。 [[特殊岩技>パワージェム(ポケモン)]]よりかはマシではあるが層があまりに薄いので、大抵のポケモンが特殊格闘技を使うとなると気合い玉しか選択肢がないのである。 こんな事情により、今日のポケモン対戦はどこかしらで気合い玉が飛び交い、虚しく外れる%%そして発狂する%%光景が見られる。 [[SM>ポケットモンスター サン・ムーン]]で新システムの[[Zワザ]]が登場。 一度しか使えないが、気合い玉をZワザ化すれば、威力が190に上昇、''必ず当たるようになる''という凄まじい強化を受け、命中率の不安定さはかなり改善された。 因みに気合い玉の技ムービーはDPから現在まで一貫して「頭上に巨大なエネルギー弾を作り、相手に向かって低速で飛ばす」というものである。 同じような技の波導弾と比べると明らかにスピードが遅い…そりゃ当たらんわな *◆主な使用者 前述の通りサブウェポン需要が高いが、 メインウェポンとして使用する格闘ポケモンはとても少ない。 特攻が攻撃を上回っている格闘ポケモン自体が極僅かなうえ、物理格闘技は高威力高命中の強技が豊富だからである。 ・[[メガルカリオ>ルカリオ]] 「はどうだん」を差し置いて特殊積みアタッカー型でよく採用される。%%はどうポケモンなのに…%% 特攻140から放たれる、特性「てきおうりょく」により強化された驚異の威力&font(#ff0000){''240''}の火力は魅力的。 命中安定のインファイトを気軽に撃てる物理型と比べるとやはり安定しないが、威嚇や火傷の影響を受けないのであちらより受けを崩しやすいという独自の利点がある。 ・[[ボルトロス]] みんな大好き雷神おっさん。 ナットレイやバンギを呼びやすく、主力の電気技と相性がいいので採用されやすい。 安定性重視でカクトウZを持つことも多い。 ・[[フェローチェ]] 美脚のゴキブリ。 両刀型が主流だが、強力な積み技「ちょうのまい」があるので気合い玉を主力に据えた特殊型も強力。 ・[[ジャラランガ]] 弱い訳がない鎧竜。 [[USUM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]で「インファイト」を習得するまで、物理格闘技があまりに貧弱だったことから特殊型が主流だった。 現在でも専用Zワザを使った後の瞬間火力を重視して採用されることがある。 *◆アニメでのきあいだま 飛び道具技で見映えがいいからか、シャドーボールや[[はかいこうせん]]のように様々なポケモンに使用されている。 しかし使用ポケモンは[[ゴーリキー>カイリキー]]や[[リングマ]]など特攻が低く、物理格闘技が豊富なポケモンばかりである。 技の放ち方は[[両手を合わせて>かめはめ波]][[作り出したエネルギー弾>波動拳]]を相手に発射するというものである。 *◆余談 登場以来、[[わざマシン52>わざマシン]]の中身は現在まで気合い玉のままである。 多くのポケモンが覚える気合い玉だが、何故かそのほとんどがわざマシンでしか習得できず、マシン以外で気合い玉を覚えられるのは[[イベルタル]](レベルアップ)のみ。 追記・修正は、きあいだまを三連続で当てた人のみお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }

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