きあいだま

「きあいだま」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

きあいだま - (2021/10/12 (火) 08:31:49) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2018/03/24 (土曜日) 02:58:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「きあいだま」とは、[[ポケットモンスター]]に登場する技の一つである。 きあいだま タイプ:[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]] 分類:特殊(非接触) [[威力>威力(ポケモン)]] :120 命中率:&font(#0000ff){70} PP:5 範囲:単体 追加効果:10%の確率で相手の特防を一段階下げる 備考:[[特性>特性(ポケモン)]]「ぼうだん」の[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]には無効化される *◆概要 [[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]にて初登場したと同時に、技システムの物理特殊の細分化によって生まれた初の特殊格闘技。 技説明では「気合いを高めてありったけの力を放出する」とあり、その名前や説明に違わず、威力は120と非常に高く、特殊技のほとんどが威力ダウンされた第6世代でも威力据え置き。 しかも[[あくタイプ>あくタイプ(ポケモン)]]や[[はがねタイプ>はがねタイプ(ポケモン)]]に抜群なのはとても大きく、 これまでこれらのタイプに悩まされてきた[[エスパータイプ>エスパータイプ(ポケモン)]]や[[ゴーストタイプ>ゴーストタイプ(ポケモン)]]のポケモンにとってはまさしく救いの手となった。 また、特殊攻撃に滅法強い[[バンギラス]]や[[ナットレイ]]への数少ない有効手段になることから、現在では特殊アタッカー全体にとって、[[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]として需要が高い技となっている。 しかし、ポケモンはそんな強力な技がそんなホイホイと使えるほど甘いゲームではない。 上記の強力なメリットの代償なのか、命中率は70と低めで不安定。 例えば「きあいだま」を二連続で撃つとなると、二回とも当たる確率は&font(#0000ff){約五割ほどしかない}((70%×70%=49%))ので、連発するにはかなり勇気がいる。 地味にPPも5(ポイントマックス込みでも8)と少なめで、相手がその気になってPP枯らしを仕掛けてくるとかなりキツい。 こんな不安定さから付いた%%蔑%%別称が「&font(#ff7800){''ワロス玉''}」 ポケモンプレイヤーが技の命中率を話題にするとき、同じく命中不安定なことから「ワロスエッジ」とか言われる「ストーンエッジ」や、命中30という色んな意味で心臓に悪い[[一撃必殺技>一撃必殺技(ポケモン)]]と大体一緒にネタにされる。 ポケモンは1ターンを無駄にすると相手に莫大なアドバンテージを与えてしまうゲームであり、 このようなハイリスクハイリターンの塊のような技は基本的に忌避される傾向にあるが、何故そんな「きあいだま」が使われるのかというと、''全く替えが利かないから''。 「きあいだま」以外の特殊格闘技を挙げると、 -威力40の特殊[[先制技>先制技(ポケモン)]]だが使用者がほぼいない「しんくうは」 -威力80かつ必中、安定性の高さを誇るが使用者が極僅かな「はどうだん」 -格闘タイプ版「[[サイコショック>サイコショック/サイコブレイク(ポケモン)]]」の[[ケルディオ]][[専用技>専用わざ(ポケモン)]]「しんぴのつるぎ」 -威力60しかない「[[めざめるパワー]]」(第五世代までは威力31~70の変動制だったが、第六世代で60に統一された) …これだけ。((「いのちがけ」も特殊格闘技の分類だが、自分の残りHP分のダメージを与える代わりにひんしする自爆技の一種なのでここでは取り上げない。)) [[特殊岩技>パワージェム(ポケモン)]]や[[物理電気技>ワイルドボルト]]よりはマシだが層があまりに薄いので、大抵のポケモンが特殊格闘技を使うとなると「きあいだま」しか選択肢がないのである。 こんな事情により、今日のポケモン対戦はどこかしらで「きあいだま」が飛び交い、虚しく外れる%%そして発狂する%%光景が見られる。 また1割の確率で相手の特防を下げるという追加効果を持つが、「きあいだま」自体の命中率が低く、当たったとしても大抵一撃で相手を沈めるので発動する機会はほぼない。 恐らく全ての技の中で最も空気な追加効果だろう。 しかし[[ちからずく>ちからずく(ポケモン)]]の恩恵を受けられるので存在意義は十分あるといえる。 [[SM>ポケットモンスター サン・ムーン]]で新システムの[[Zワザ]]が登場。 一度しか使えないが、「きあいだま」をZワザ化すれば、威力が190に上昇、''必ず当たるようになる''という凄まじい強化を受け、命中率の不安定さはかなり改善された。 格闘タイプが重くのしかかりそうなパーティと対戦する時は何処からかぶっ飛んでくる可能性を危惧したほうがいいかもしれない。 [[剣盾>ポケットモンスター ソード・シールド]]では[[ダイマックス]]システムによりとくこう依存の「ダイナックル」にすることが可能。 これにより最大3ターンの間命中難を解消…できるものの、威力は120→95に下がり、追加効果も「こうげき一段階上昇」であり、単純な強化とは言えなくなってしまった。 因みに「きあいだま」の技ムービーはDPから現在まで一貫して「頭上に巨大なエネルギー弾を作り、相手に向かって低速で飛ばす」というものである。 同じような技の波導弾と比べると明らかにスピードが遅い…そりゃ当たらんわな。 *◆主な使用者 前肢を用いるかくとうタイプの技には珍しく、器用な手を持たずとも両腕を掲げられるポケモンなら殆どが習得する事が可能。 [[進化>しんか(ポケモン)]]前や[[バンバドロ]]などの一部の四足のポケモンも覚えるが、前肢が完全に翼のポケモンは覚えられない。 前述の通りサブウェポン需要が高いが、 メインウェポンとして使用するかくとうポケモンはとても少ない。 特攻が攻撃を上回っている格闘ポケモン自体が極僅かなうえ、物理格闘技は高威力高命中の強技が豊富だからである。 ・[[メガルカリオ>ルカリオ]] 「はどうだん」を差し置いて特殊積みアタッカー型でよく採用される。%%はどうポケモンなのに…%% 特攻140から放たれる、特性「てきおうりょく」により強化された驚異の威力&font(#ff0000){''240''}の火力は魅力的。 命中安定のインファイトを気軽に撃てる物理型と比べるとやはり安定しないが、「いかく」や[[やけど>やけど(ポケモン)]]の影響を受けないのであちらより受けを崩しやすいという独自の利点がある。 ・[[ボルトロス]] みんな大好き雷神おっさん。 ナットレイやバンギを呼びやすく、主力の電気技と相性がいいので採用されやすい。 SM以降では[[いたずらごころ>いたずらごころ(ポケモン)]]弱体化によりアタッカーでの採用例が急増したので尚のことである。 安定性重視でカクトウZを持つことも多い。 ・[[サザンドラ]] [[キングギドラ]]のような3頭竜。 ある意味ではサザンドラのサブウェポンの代名詞のような存在で、第5世代ではだいもんじと一致技とこれで全ポケモンに威力200以上の攻撃が可能な非常に広い攻撃範囲を誇った。 現在はフェアリーの登場でだいもんじとの同時搭載は少なくなり、どちらか一方を覚えさせてもう片方をとんぼがえりなどの枠にすることも多いが、結局どちらを覚えているかは当たるまでわからず、更には物理格闘技のばかぢからも覚えるので、そちらと合わせて迂闊な特殊受けとしてカビゴンやバンギラスを出させない抑止力になっている。 ・[[フェローチェ]] 美脚のゴキブリ。 両刀型が主流だが、強力な積み技「ちょうのまい」があるので「きあいだま」を主力に据えた特殊型も強力。 ・[[ジャラランガ]] 弱い訳がない鎧竜。 [[USUM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]で「インファイト」を習得するまで、物理格闘技があまりに貧弱だったことから特殊型が主流だった。 現在でも専用Zワザを使った後の瞬間火力を重視して採用されることがある。 ・[[フーディン]] 古参のエスパータイプ。 ダイパの頃に物理技になった三色パンチとお別れした際に、代わるサブウェポンとして「きあいだま」が「シャドーボール」共々採用されていた。 命中は不安だが、エスパー技と相性がよく技自体の威力も他の攻撃技に比べて高い。 ・[[レジアイス]] 攻撃技に恵まれない種族が多い特殊型の[[氷タイプ>こおりタイプ(ポケモン)]]としては異質な存在。 特殊耐久の高さが有名だが特攻も最低限はあり、これと「れいとうビーム」「10まんボルト」の組み合わせで攻撃範囲も広い。 *◆アニメでのきあいだま 飛び道具技で見映えがいいからか、シャドーボールや[[はかいこうせん]]のように様々なポケモンに使用されている。 しかし使用ポケモンは[[ゴーリキー>カイリキー]]や[[リングマ]]など特攻が低く、物理格闘技が豊富なポケモンばかりである。 まぁ遠距離攻撃が出来るという意味では理に適った技の選択ではあるが。 技の放ち方は[[両手を合わせて>かめはめ波]][[作り出したエネルギー弾>波動拳]]を相手に発射するというものである。 *◆余談 登場以来、[[わざマシン52>わざマシン/ひでんマシン]]の中身は長らく「きあいだま」だったが、剣盾で「とびはねる」になった。「きあいだま」はわざレコード64に移動。 多くのポケモンが覚える「きあいだま」だが、そのほとんどがわざマシンでしか習得できず、マシン以外で「きあいだま」を覚えられるのは[[イベルタル]](レベルアップ)のみ。 また[[XY>ポケットモンスター X・Y]]では高威力の特殊技の威力が軒並み低下したが、「きあいだま」は数少ない威力据え置きの特殊技となった。 命中率の低さと、「かみなり」や「[[ふぶき>ふぶき(ポケモン)]]」のように天候で必中化できないことが理由か。 追記・修正は、きあいだまを三連続で当てた人のみお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 敵のきあいだま程当たるものはなく、自分のきあいだま程外すものはない -- 名無しさん (2018-03-24 03:03:03) - どうしても使わざるを得ないのが問題点ってのはすごい共感できる。肝心な時に限って当たらねぇ! -- 名無しさん (2018-03-24 03:17:47) - きあいだまは外す物。それを当てにしなければならない状況に追い込まれた時点で負けである -- 名無しさん (2018-03-24 04:47:27) - 当たれば天国、外れれば地獄、一撃技も同じだけど覚えるポケモンの数はこっちの方が多いからな。Z技である程度改善されたけど、この技の威力低下と引き換えに命中率が上がった技が出ても、今度は「火力が足りねえ」になる -- 名無しさん (2018-03-24 06:26:50) - フーディンに覚えさせてたな -- 名無しさん (2018-03-24 09:00:29) - 頭上にエネルギーを貯めて放つ攻撃というモロ元気玉なモーションは有名。名前からして意識しているとしか思えない。勿論ゴウカザルも習得可能。 -- 名無しさん (2018-03-25 11:20:14) - 強化されたはずなのにZ気合い玉を使っているメジャー所がボルトロスくらいしかいない悲しみ -- 名無しさん (2018-05-24 13:06:04) - >1割の確率で相手の特防を下げるという追加効果を持つが、気合い玉自体の命中率が低く、当たったとしても大抵一撃で相手を沈めるので発動する機会はほぼない。 違うぞ。半減で受け出しして次の一致技も耐えれると思ったら、追加効果引いて次の技耐えられなくなってよく発狂するぞ -- 名無しさん (2018-09-15 15:11:19) - つい先日、マキシマム仮面のカッパに5連続でこれをぶち当てられた私が通りますよ あん時は割と本気でキレようかと思った -- 名無しさん (2018-11-10 10:14:02) - この命中率で常に採用が考慮される技って気合玉くらいだろ。俺はあまりこれに頼りたくないから、火炎放射とか大地の力も覚えるポケモンだったらそっち優先させるけど(サザンドラとか)。 -- 名無しさん (2019-04-11 08:46:53) - というか格闘の仮想敵考えるなら特殊技ってだけで優秀。ましてそれが威力120とかね、命中70じゃなきゃやってられん -- 名無しさん (2019-04-11 11:42:49) - GOではタイプ不一致なのにミュウツーのメインウェポン -- 名無しさん (2019-09-09 02:44:30) - ここら先はきあいボーラーの宴ですよ、神・・・・ -- 名無しさん (2019-09-09 09:41:04) - これ当たって勝っても「運ゲーに勝った」としか思えないからできるだけ採用したくない… -- 名無しさん (2019-09-09 11:56:57) - 7割の確率で当たれば勝てる勝負を運ゲーとは呼ばないと思うが。70%は低いように見えるけど、勝ち筋が7割なら普通は勝負に行く数字。むしろ行かないほうがおかしい。それを言い出すなら急所がある時点で常に運ゲーだわ -- 名無しさん (2019-09-09 12:00:45) - ノーチャンスの安定技かワンチャンスの博打技のどっちを採用するなら当然後者だよな。ルカリオの波動弾の採用率の低さがまんまそれだし、気合い玉は役割破壊の手段としては唯一無二だから替えが利くはずがない。この技を運ゲー呼ばわりってZワザの存在を考慮してないとしか思えないね -- 名無しさん (2019-09-09 12:26:17) - Z技化した後に打つ、受け構築以外に打つ、というのが頻発するなら構築を組み直したくなるレベルの命中。 -- 名無しさん (2019-11-06 11:48:55) - アニメでも、割と当たり辛いけど当たると強い扱いになってるね -- 名無しさん (2019-12-03 10:23:23) - 気合玉の命中が85とかなら壊れもいいところだな。特殊格闘ってだけでも受けずらいのに -- 名無しさん (2019-12-23 14:38:49) - ダイマ利用でグンと使いやすくなった -- 名無しさん (2020-01-27 10:24:58) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2018/03/24 (土曜日) 02:58:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 「きあいだま」とは、[[ポケットモンスター]]に登場する技の一つである。 きあいだま タイプ:[[かくとう>かくとうタイプ(ポケモン)]] 分類:特殊(非接触) [[威力>威力(ポケモン)]] :120 命中率:&font(#0000ff){70} PP:5 範囲:単体 追加効果:10%の確率で相手の特防を一段階下げる 備考:[[特性>特性(ポケモン)]]「ぼうだん」の[[ポケモン>ポケモン(ポケットモンスター)]]には無効化される *◆概要 [[ポケットモンスター ダイヤモンド・パール]]にて初登場したと同時に、技システムの物理特殊の細分化によって生まれた初の特殊格闘技。 技説明では「気合いを高めてありったけの力を放出する」とあり、その名前や説明に違わず、威力は120と非常に高く、特殊技のほとんどが威力ダウンされた第6世代でも威力据え置き。 しかも[[あくタイプ>あくタイプ(ポケモン)]]や[[はがねタイプ>はがねタイプ(ポケモン)]]に抜群なのはとても大きく、 これまでこれらのタイプに悩まされてきた[[エスパータイプ>エスパータイプ(ポケモン)]]や[[ゴーストタイプ>ゴーストタイプ(ポケモン)]]のポケモンにとってはまさしく救いの手となった。 また、特殊攻撃に滅法強い[[バンギラス]]や[[ナットレイ]]への数少ない有効手段になることから、現在では特殊アタッカー全体にとって、[[サブウェポン>サブウェポン(ポケモン)]]として需要が高い技となっている。 しかし、ポケモンはそんな強力な技がそんなホイホイと使えるほど甘いゲームではない。 上記の強力なメリットの代償なのか、命中率は70と低めで不安定。 例えば「きあいだま」を二連続で撃つとなると、二回とも当たる確率は&font(#0000ff){約五割ほどしかない}((70%×70%=49%))ので、連発するにはかなり勇気がいる。 地味にPPも5(ポイントマックス込みでも8)と少なめで、相手がその気になってPP枯らしを仕掛けてくるとかなりキツい。 こんな不安定さから付いた%%蔑%%別称が「&font(#ff7800){''ワロス玉''}」 ポケモンプレイヤーが技の命中率を話題にするとき、同じく命中不安定なことから「ワロスエッジ」とか言われる「ストーンエッジ」や、命中30という色んな意味で心臓に悪い[[一撃必殺技>一撃必殺技(ポケモン)]]と大体一緒にネタにされる。 ポケモンは1ターンを無駄にすると相手に莫大なアドバンテージを与えてしまうゲームであり、 このようなハイリスクハイリターンの塊のような技は基本的に忌避される傾向にあるが、何故そんな「きあいだま」が使われるのかというと、''全く替えが利かないから''。 「きあいだま」以外の特殊格闘技を挙げると、 -威力40の特殊[[先制技>先制技(ポケモン)]]だが使用者がほぼいない「しんくうは」 -威力80かつ必中、安定性の高さを誇るが使用者が極僅かな「はどうだん」 -格闘タイプ版「[[サイコショック>サイコショック/サイコブレイク(ポケモン)]]」の[[ケルディオ]][[専用技>専用わざ(ポケモン)]]「しんぴのつるぎ」 -威力60しかない「[[めざめるパワー]]」(第五世代までは威力31~70の変動制だったが、第六世代で60に統一された) …これだけ。((「いのちがけ」も特殊格闘技の分類だが、自分の残りHP分のダメージを与える代わりにひんしする自爆技の一種なのでここでは取り上げない。)) [[特殊岩技>パワージェム(ポケモン)]]や[[物理電気技>ワイルドボルト]]よりはマシだが層があまりに薄いので、大抵のポケモンが特殊格闘技を使うとなると「きあいだま」しか選択肢がないのである。 こんな事情により、今日のポケモン対戦はどこかしらで「きあいだま」が飛び交い、虚しく外れる%%そして発狂する%%光景が見られる。 また1割の確率で相手の特防を下げるという追加効果を持つが、「きあいだま」自体の命中率が低く、当たったとしても大抵一撃で相手を沈めるので発動する機会はほぼない。 恐らく全ての技の中で最も空気な追加効果だろう。 しかし[[ちからずく>ちからずく(ポケモン)]]の恩恵を受けられるので存在意義は十分あるといえる。 [[SM>ポケットモンスター サン・ムーン]]で新システムの[[Zワザ]]が登場。 一度しか使えないが、「きあいだま」をZワザ化すれば、威力が190に上昇、''必ず当たるようになる''という凄まじい強化を受け、命中率の不安定さはかなり改善された。 格闘タイプが重くのしかかりそうなパーティと対戦する時は何処からかぶっ飛んでくる可能性を危惧したほうがいいかもしれない。 [[剣盾>ポケットモンスター ソード・シールド]]では[[ダイマックス]]システムによりとくこう依存の「ダイナックル」にすることが可能。 これにより最大3ターンの間命中難を解消…できるものの、威力は120→95に下がり、追加効果も「こうげき一段階上昇」であり、単純な強化とは言えなくなってしまった。 因みに「きあいだま」の技ムービーはDPから現在まで一貫して「頭上に巨大なエネルギー弾を作り、相手に向かって低速で飛ばす」というものである。 同じような技の波導弾と比べると明らかにスピードが遅い…そりゃ当たらんわな。 *◆主な使用者 前肢を用いるかくとうタイプの技には珍しく、器用な手を持たずとも両腕を掲げられるポケモンなら殆どが習得する事が可能。 [[進化>しんか(ポケモン)]]前や[[バンバドロ]]などの一部の四足のポケモンも覚えるが、前肢が完全に翼のポケモンは覚えられない。 前述の通りサブウェポン需要が高いが、 メインウェポンとして使用するかくとうポケモンはとても少ない。 特攻が攻撃を上回っている格闘ポケモン自体が極僅かなうえ、物理格闘技は高威力高命中の強技が豊富だからである。 ・[[メガルカリオ>ルカリオ]] 「はどうだん」を差し置いて特殊積みアタッカー型でよく採用される。%%はどうポケモンなのに…%% 特攻140から放たれる、特性「てきおうりょく」により強化された驚異の威力&font(#ff0000){''240''}の火力は魅力的。 命中安定のインファイトを気軽に撃てる物理型と比べるとやはり安定しないが、「いかく」や[[やけど>やけど(ポケモン)]]の影響を受けないのであちらより受けを崩しやすいという独自の利点がある。 ・[[ボルトロス]] みんな大好き雷神おっさん。 ナットレイやバンギを呼びやすく、主力の電気技と相性がいいので採用されやすい。 SM以降では[[いたずらごころ>いたずらごころ(ポケモン)]]弱体化によりアタッカーでの採用例が急増したので尚のことである。 安定性重視でカクトウZを持つことも多い。 ・[[サザンドラ]] [[キングギドラ]]のような3頭竜。 ある意味ではサザンドラのサブウェポンの代名詞のような存在で、第5世代ではだいもんじと一致技とこれで全ポケモンに威力200以上の攻撃が可能な非常に広い攻撃範囲を誇った。 現在はフェアリーの登場でだいもんじとの同時搭載は少なくなり、どちらか一方を覚えさせてもう片方をとんぼがえりなどの枠にすることも多いが、結局どちらを覚えているかは当たるまでわからず、更には物理格闘技のばかぢからも覚えるので、そちらと合わせて迂闊な特殊受けとしてカビゴンやバンギラスを出させない抑止力になっている。 ・[[フェローチェ]] 美脚のゴキブリ。 両刀型が主流だが、強力な積み技「ちょうのまい」があるので「きあいだま」を主力に据えた特殊型も強力。 ・[[ジャラランガ]] 弱い訳がない鎧竜。 [[USUM>ポケットモンスター ウルトラサン・ウルトラムーン]]で「インファイト」を習得するまで、物理格闘技があまりに貧弱だったことから特殊型が主流だった。 現在でも専用Zワザを使った後の瞬間火力を重視して採用されることがある。 ・[[フーディン]] 古参のエスパータイプ。 ダイパの頃に物理技になった三色パンチとお別れした際に、代わるサブウェポンとして「きあいだま」が「シャドーボール」共々採用されていた。 命中は不安だが、エスパー技と相性がよく技自体の威力も他の攻撃技に比べて高い。 ・[[レジアイス]] 攻撃技に恵まれない種族が多い特殊型の[[氷タイプ>こおりタイプ(ポケモン)]]としては異質な存在。 特殊耐久の高さが有名だが特攻も最低限はあり、これと「れいとうビーム」「10まんボルト」の組み合わせで攻撃範囲も広い。 *◆アニメでのきあいだま 飛び道具技で見映えがいいからか、シャドーボールや[[はかいこうせん]]のように様々なポケモンに使用されている。 しかし使用ポケモンは[[ゴーリキー>カイリキー]]や[[リングマ]]など特攻が低く、物理格闘技が豊富なポケモンばかりである。 まぁ遠距離攻撃が出来るという意味では理に適った技の選択ではあるが。 技の放ち方は[[両手を合わせて>かめはめ波]][[作り出したエネルギー弾>波動拳]]を相手に発射するというものである。 *◆余談 登場以来、[[わざマシン52>わざマシン/ひでんマシン]]の中身は長らく「きあいだま」だったが、剣盾で「とびはねる」になった。「きあいだま」はわざレコード64に移動。 多くのポケモンが覚える「きあいだま」だが、そのほとんどがわざマシンでしか習得できず、マシン以外で「きあいだま」を覚えられるのは[[イベルタル]](レベルアップ)のみ。 また[[XY>ポケットモンスター X・Y]]では高威力の特殊技の威力が軒並み低下したが、「きあいだま」は数少ない威力据え置きの特殊技となった。 命中率の低さと、「かみなり」や「[[ふぶき>ふぶき(ポケモン)]]」のように天候で必中化できないことが理由か。 追記・修正は、きあいだまを三連続で当てた人のみお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,6) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 敵のきあいだま程当たるものはなく、自分のきあいだま程外すものはない -- 名無しさん (2018-03-24 03:03:03) - どうしても使わざるを得ないのが問題点ってのはすごい共感できる。肝心な時に限って当たらねぇ! -- 名無しさん (2018-03-24 03:17:47) - きあいだまは外す物。それを当てにしなければならない状況に追い込まれた時点で負けである -- 名無しさん (2018-03-24 04:47:27) - 当たれば天国、外れれば地獄、一撃技も同じだけど覚えるポケモンの数はこっちの方が多いからな。Z技である程度改善されたけど、この技の威力低下と引き換えに命中率が上がった技が出ても、今度は「火力が足りねえ」になる -- 名無しさん (2018-03-24 06:26:50) - フーディンに覚えさせてたな -- 名無しさん (2018-03-24 09:00:29) - 頭上にエネルギーを貯めて放つ攻撃というモロ元気玉なモーションは有名。名前からして意識しているとしか思えない。勿論ゴウカザルも習得可能。 -- 名無しさん (2018-03-25 11:20:14) - 強化されたはずなのにZ気合い玉を使っているメジャー所がボルトロスくらいしかいない悲しみ -- 名無しさん (2018-05-24 13:06:04) - >1割の確率で相手の特防を下げるという追加効果を持つが、気合い玉自体の命中率が低く、当たったとしても大抵一撃で相手を沈めるので発動する機会はほぼない。 違うぞ。半減で受け出しして次の一致技も耐えれると思ったら、追加効果引いて次の技耐えられなくなってよく発狂するぞ -- 名無しさん (2018-09-15 15:11:19) - つい先日、マキシマム仮面のカッパに5連続でこれをぶち当てられた私が通りますよ あん時は割と本気でキレようかと思った -- 名無しさん (2018-11-10 10:14:02) - この命中率で常に採用が考慮される技って気合玉くらいだろ。俺はあまりこれに頼りたくないから、火炎放射とか大地の力も覚えるポケモンだったらそっち優先させるけど(サザンドラとか)。 -- 名無しさん (2019-04-11 08:46:53) - というか格闘の仮想敵考えるなら特殊技ってだけで優秀。ましてそれが威力120とかね、命中70じゃなきゃやってられん -- 名無しさん (2019-04-11 11:42:49) - GOではタイプ不一致なのにミュウツーのメインウェポン -- 名無しさん (2019-09-09 02:44:30) - ここら先はきあいボーラーの宴ですよ、神・・・・ -- 名無しさん (2019-09-09 09:41:04) - これ当たって勝っても「運ゲーに勝った」としか思えないからできるだけ採用したくない… -- 名無しさん (2019-09-09 11:56:57) - 7割の確率で当たれば勝てる勝負を運ゲーとは呼ばないと思うが。70%は低いように見えるけど、勝ち筋が7割なら普通は勝負に行く数字。むしろ行かないほうがおかしい。それを言い出すなら急所がある時点で常に運ゲーだわ -- 名無しさん (2019-09-09 12:00:45) - ノーチャンスの安定技かワンチャンスの博打技のどっちを採用するなら当然後者だよな。ルカリオの波動弾の採用率の低さがまんまそれだし、気合い玉は役割破壊の手段としては唯一無二だから替えが利くはずがない。この技を運ゲー呼ばわりってZワザの存在を考慮してないとしか思えないね -- 名無しさん (2019-09-09 12:26:17) - Z技化した後に打つ、受け構築以外に打つ、というのが頻発するなら構築を組み直したくなるレベルの命中。 -- 名無しさん (2019-11-06 11:48:55) - アニメでも、割と当たり辛いけど当たると強い扱いになってるね -- 名無しさん (2019-12-03 10:23:23) - 気合玉の命中が85とかなら壊れもいいところだな。特殊格闘ってだけでも受けずらいのに -- 名無しさん (2019-12-23 14:38:49) - ダイマ利用でグンと使いやすくなった -- 名無しさん (2020-01-27 10:24:58) - 剣盾で波動弾がある程度はばら撒かれたけど、既に威力80に落ちてたから悩ましいよなぁ サブウェポンにはできるけどメインウェポンにはしたくない技 -- 名無しさん (2021-10-12 08:31:49) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: