宮沢熹恵

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宮沢熹恵 - (2020/01/27 (月) 02:29:29) の1つ前との変更点

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&font(#6495ED){登録日}:2020/01/27 (月曜日) 02:10:00 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#0000ff){「私は君に育ててもらってるような気がする、ちゃんとした母親になれるようにってね」}} *○概要 宮沢熹恵とは超人気漫画[[タフ・シリーズ>タフシリーズ(猿渡哲也)]]に登場するキャラクター。 主人公である宮沢熹一(キー坊)の母親であり故人。 第1部高校鉄拳伝の段階で既に亡くなっているため、度々キー坊や夫の[[静虎>宮沢静虎]]が仏壇で熹恵に祈っているシーンがある。 本格的に出番があるのは第二部『TOUGH』の回想。 &font(l){顔が遺影と違うんスけどいいんスかこれ} マネモブ(タフ信者及び猿渡哲也漫画スレの住人のこと)からの愛称は『メスブタを超えたメスブタ』。このあんまりなあだ名の理由に関しては後述する。 ちなみに呼称の元ネタは同作品に登場する静虎の兄、[[宮沢鬼龍]]の異名『怪物を超えた怪物』と、作中で女性によく使う蔑称の掛け合わせ。 *○活躍 ***・まだ普通だった頃 第1部の高校鉄拳伝タフの頃は、上記の通り故人な為遺影でのみの登場。 地味に第一話から出てきている。 基本的に物語には絡まず、静虎からちょくちょく語られるのみだった。 第2部のTOUGHにおいて回想で本格的に登場し始める……&font(#0000ff,u){&font(#ffffff){ここからが後付を超えた後付の始まりっス}} 格闘トーナメント『ハイパー・バトル』準決勝において静虎vsキー坊の対戦前に、静虎の&bold(){哀しき思い出}で死んだ時の事を思い出される。 &font(#ff0000){&bold(){「熹恵さん…あなたを幸せにすると誓った…なのに…!!」}} 熹恵はかつて、静虎のために彼の好物である牛乳を買いに行った帰りに酔っ払い運転に轢かれて亡くなった そしてその時に腹の中に居た僅か1000g程の未熟児として産まれたのが宮沢熹一…キー坊である。 &font(#ff0000){&bold(){「熹恵さんが生命に代えて守った命…私は熹恵さんを…そして熹一を愛してます!!」}} 静虎から心底愛され、そしてお腹の子を守って死んでいった優しき女性であった。 ……と、当時のマネモブは思ったと考えられる。 ぶっちゃけここまではかなりまともだし普通に心優しく薄命な悲劇の女性と言えるだろう。 &font(l){それにしても未熟児の状態からキー坊があの恵体に育つとか、日下部の血は凄いっスね。忌憚ない意見ってやつっス。} ***・雲行きが怪しくなり始める頃 引き続きハイパーバトルの準決勝中、死力を尽くして戦うキー坊と静虎の激闘を観戦していた鬼龍から衝撃の一言が放たれた。 &bold(){「どうせ、お前達は親子であっても血の繋がりはないのだから……!!」} そして対戦中に&bold(){哀しき過去}に突入。 &font(#ff0000){&bold(){(熹恵さん…あの頃のあなたも愛する男に裏切られ深く傷ついていましたね…)}} &font(#f09199){&bold(){「私が自殺するんじゃないかと思って尾けてたんでしょ…私は強くはないけど…それほど弱い女でもないよ…」}} &font(#ff0000){&bold(){「あなたの悩み、苦しみ、悲しみを私にも分けてください。一人で泣かないでください。私はあなたを愛してるんですから」}} &font(#f09199){&bold(){「だから私にはおなかに…」}} &font(#ff0000){&bold(){「おなかの子も愛しています。あなたを幸せにすることが私の幸せです」}} &font(#f09199){&bold(){「まいったなぁ…私はひとりでこの子を育て生きていこうと決心したばかりなんだよ…」}} そう、実は熹恵が身ごもっていた赤子は静虎の子ではなかったのだ。 愛する男に裏切られ、深く傷ついてた熹恵を放っておけず支えようと決意する静虎とくっついた経緯が明かされた。 鬼龍からは&bold(){「相変わらず弱ってる女を落とすのが上手いな 静虎」}と嫌味を言われたが。 更に試合そっちのけでキー坊と静虎の過去は続き、幼年期のキー坊と養父である静虎の絆が描かれた。 この際&font(l){時系列上しかたないとはいえ、アイアン木場がゲスイまま登場したっス} ***・メスブタの片鱗 そして時は再びハイパー・バトル準決勝へと戻る。 実の父ではないとは言え無償の愛を注いでくれた静虎を、キー坊は感謝を込めて渾身の当身技『幻突』でKOした。 その直後、鬼龍が狙撃され死亡。&font(l){まあ生きてたんやけどなブヘヘヘ} それを見殺しにした理由を問われた宮沢兄弟長兄の[[尊鷹>宮沢尊鷹]]は、&bold(){「許せなかった…熹一の本当の父親が鬼龍だなんて……!!」}と口走る… …なんだかとんでもないことになってきたっスね 後日のハイパー・バトル決勝でジェットとキー坊の戦いの最中再び回想に突入。熹恵が過去にパリで鬼龍と会っていた事が判明。 &font(#f09199){&bold(){「あなた…日本人ですか?モデルになっていただけませんか?」}} &bold(){「なぜ俺なんだ」} &font(#f09199){&bold(){「あなたのその佇まい…肉体から発散される異様な妖気というか…人間のものとは思えないんです」}} &bold(){「面白い女だな」} やはりキー坊の父親は鬼龍なのか…? しかし静虎に問い詰められた鬼龍からは、「その頃は別の女と暮らしていたからその事実は無い。俺の息子はジェットだ」と断言される。 &font(l){俺が付き合うのは自立した女相手だから子供を作っても放置、情交が無いのに生まれたのは子供とは認めないと最低な発言を繰り返したんやけどなブヘヘヘ} そしてハイパー・バトル決勝戦が終わるも、一体キー坊の父親は誰なのか謎のままだった。 ***・メスブタそのもの キー坊達が日本に帰ってからはキー坊が鯱山やヤクザ空手と戦ったり、鬼龍が[[ラーメン・ジョー>金城健史]](こいつもキー坊の実父疑惑があった)に半殺しにされたりと幾つかの事件があったが、 ようやくキー坊の親父が判明、何と日下部覚吾というぽっと出のキャラだった。日下部覚吾の&font(l){半端な所で回想を打ち切って別の回想やりだす}回想の中でまた登場。 パリからプラハに絵の勉強をしに来たと本人は言っていた。 &font(#f09199){&bold(){「鬼龍さん…あっ、ご…ごめんなさい人違いでした!」}} &font(l){……鬼龍コートっぽいコート着てる以外で似てる要素なかったんスけどね} &font(#f09199){&bold(){「先ほどはすみませんでした。余りにも日下部さんの佇まいが私の知り合いに似ていたもので」}} と、逆ナンをしつつデッサンのモデルに持ち込む事に成功する。 &font(#f09199){&bold(){「日下部さん安らぎが欲しいなら争いは避けなきゃダメですよ」}} &font(#f09199){&bold(){「君子は危うきに近寄らず。ってね。危険な所には近づかず、もし危険な目に逢ったら逃げちゃえばいいの」}} &font(#f09199){&bold(){「平和を守るために戦争をする。なんて言う人がいるけど、それって平和や正義のためなら殺戮してもいいってことでしょう、そんなのありえない」}} &font(#f09199){&bold(){「だいたい殺伐とした世界に自分から飛び込んでおいて、安らぎが欲しいなんて虫が良すぎます」}} などと日下部覚悟をデッサンしながら持論を披露し、日下部の心を癒したり愚弄したりした。 &font(l){年代から考えて、当時のチェコは冷戦真っ只中。共産党政権下の危険な国に女一人で来るとか頭大丈夫なんスかね} 宿に帰るも女衒のライリーという男に捕まり、闇のオークションとかいう所で売られそうになるが日下部に助けられる。 &font(l){この時に日下部は建物を爆破、ガス栓と電子レンジの組み合わせではあり得ない爆発を起こす。おそらく幽玄真影流の奥義も併用したと考えられる} 安全を確保し去ろうとする日下部だったが、恐怖に震える熹恵はそれを拒否。 &font(#f09199){&bold(){「お…お願いです。もう…しばらく一緒にいてもらえませんか」}} この時に[[夕べはお楽しみでしたね>ローラ姫]]をしたと日下部の発言がある。 &font(l){幽玄真影流の奥義の命中率は凄いっスね} ***・メスブタを超えたメスブタ 次の出番は二部の総決算、父:日下部覚悟と子:宮沢熹一のラストバトルの回想。 &font(l){話を唐突にまとめだした感が半端無い状況であった。おそらく鬼喰島辺りで編集から打ち切り拳をくらったと考えられる。まあ単純に猿先生が最終回までの話の配分間違えてただけな気もするけどなブヘヘヘ} &font(#f09199){&bold(){「お久しぶりです覚吾さん」}} &font(#0000ff){「熹恵さん、よくここがわかりましたね」} &font(#f09199){&bold(){「は…はい、お声が聞きたくて」}} &font(#0000ff){(インド中の安宿を片っ端から電話して探したらしい)} &font(#008000){インドに幾つあるかも分からん安宿から覚吾を見つけ出す恐ろしい執念を見せる}。&font(l){おそらくCIAを超える調査力を持っていると考えられる} 熹一を身篭ったのでそれを話したい熹恵だったが、土壇場でヘタレて電話を切る事となった。 実は&font(#008000){覚吾は事情に気づいていたが、認知したくなかったのでそれをスルーしていた}&font(l){キー坊と静虎はこいつを殴り殺しても許されると考えられる} 覚吾に伝えられなかった上に、ガンが見つかってしまったという二重苦で生きる希望を見失った熹恵だが、自殺寸前で静虎に助けられ付き合う事となった。 なお、その時に、 &font(#f09199){&bold(){「去年、母を亡くし、それを追うように父も逝き……」}} と発言しているのだが…… いやちょっと待て #center(){&color(#ff0000){&bold(){&sizex(7){こいつの母親は生きてるんスけど}}}} #center(){&color(#ff0000){&bold(){&sizex(8){(TOUGH19巻、熹恵の墓参りをする静虎と幼キー坊の回想時に存命を確認できる)}}}} 割と洒落にならん嘘かまして静虎を誑かしてないっスかね…ガンにかかったというのも嘘に見えるんスけど。 この後に、実は生きていた熹恵の母親と会った静虎はどんな顔をしたのだろうか… 無理やり好意的に解釈すると義母とかの可能性も…ないっスね。 最後の出番は、砂浜で海を見ながら未だ産まれぬ熹一に優しく語り掛ける場面。 &font(#f09199){&bold(){「熹一くん、君はいつもお腹を蹴って元気だよって答えてくれるね」}} &font(#f09199){&bold(){「私は君に育ててもらってるような気がする、ちゃんとした母親になれるようにってね」}} &font(#f09199){&bold(){「熹一くん、私にはね君が強くて逞しい子に育つのはわかってるんだ」}} &font(#f09199){&bold(){「優しい子になるのもわかってる」}} &font(#f09199){&bold(){「武道家という宿命を受け入れ…あらゆる試練を乗り越えて未来を切り拓いていくこともわかってる」}} &font(#f09199){&bold(){「だって、あなたの父親もそんな人だから」}} &font(l){その父親は、キー坊が産まれるのを望まなかったと言ってて、幽玄は自分の代で潰すと言ったくせに鬼喰島で天狗してる奴なんスけど} …以上の大活躍により宮沢一族と覚吾を自覚なく引っ掻き回し、読者も大混乱に陥れたそのハチャメチャっぷりから、『メスブタを超えたメスブタ』と称されるようになったのである。 結局尊鷹の見立ては誤りだった上に、なぜ許せなかったのか不明な為「実は熹恵は尊鷹もたぶらかしていたのでは?」と邪推されることもある。 一応公式上では覚吾以外とは特に関係を持っていないはずなのだが、作者の突発性イイカゲン病が炸裂したことにより虚言癖持ちの淫乱サイコストーカー女と化してしまった… 当然ながら回想でやることやりきった上に、既に亡くなった人物なので第三部の龍を告ぐ男では出番は無い。 しかし、もしも回想で出てきたら更なる矛盾や後付けが発生しそうではあるっス、やっぱ怖いっスね猿先生は。 全くの余談だが仮に覚吾が憙恵の子供を認知していた場合、彼に育てられ幽玄神影流を身につけたキー坊の活躍が描かれていたのかもしれない… まあその場合今度は後付けで静虎の子だったことになりそうだけどなブヘヘヘ 去年、追記を亡くし、それを追うように修正も逝き…色んな事が次から次へと起こってパニックになってしまって…… #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
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