いにしえの超人

「いにしえの超人」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

いにしえの超人 - (2021/08/23 (月) 01:17:09) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2021/04/28 Wed 20:15:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,green,30px){「誰でもいいから奴を止めろ!バロム様の御前に辿り着かすでないぞ!」&br()&br()――暗黒の騎士ザガーン}} 《&ruby(エンシェント・ジャイアント){いにしえの超人}》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。 #openclose(show=▷ 目次){ #contents() } *概要 DM-04 第4弾「闇騎士団の逆襲」で登場した[[ジャイアント>ジャイアント(デュエル・マスターズ)]]。 >&ruby(エンシェント・ジャイアント){いにしえの超人} R 自然文明 (8) >クリーチャー:ジャイアント 9000 >W・ブレイカー >このクリーチャーは、闇のクリーチャーにブロックされない。 闇文明のクリーチャーにブロックされないというメリット能力を持つファッティ。 DM-04のテーマは光と闇の戦争であり、自然と火は互いに片方へのサポートと、もう片方へのメタを役割として持たされている。 自然は光に味方し、闇を攻撃した(まあ[[フィオナの森>フィオナの森(デュエル・マスターズ)]]を襲撃されればそうもなるだろう)。 初期のジャイアントとしては非常に使いやすい1枚。 黎明期はジャイアントという種族自体コストの割に高パワー、代わりにデメリットを持つという方向性でデザインされていた……が、《&ruby(ドーン・ジャイアント){夜明けの超人}》や《&ruby(エアリアル・ジャイアント){天空の超人}》、《&ruby(アメージング・ジャイアント){驚天の超人}》など、 明らかに性能な割にデメリットがデカ過ぎるクリーチャーが多かった(一応《神秘の超人》や《金剛の超人》等性能の割にデメリットが緩めの奴らもいるのはいたが)。 その中では、闇メタという範囲の狭さ故に逆にデメリットを与えられなかったのは旨味がある。 ……しかしながら、DM-04の頃には、既に【進化速攻】こそが強いとされ((特にDM-04はあのアストラル・リーフが収録された弾である。))、 マナを貯めてわざわざ闇にしか強く出れないこいつを出すことはなかった。 《大勇者「&ruby(ガイア・スマッシャー){大地の猛攻}」》や《大勇者「&ruby(デュアル・ファング){ふたつ牙}」》などのほうが好まれたわけである。 DMWikiでは《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》に妨害されないことを強みとしてフォローされているが、 そもそも現代は《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》の採用率がそもそも低くなっている。 【ジャイアント】も、基本的には軽量ジャイアントから《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》につなぐ【ダヴィンチビート】か、 シノビとリソースを抱えながら展開を続ける【シノビドルゲーザ】が主流であり、 これらに《いにしえの超人》が採用され得るスペースは残念ながらない。 それこそ、「闇」の「クリーチャー」に「ブロックされない」だけで、 闇であっても呪文には無力だし、ブロックではなくスレイヤーなどにはやられるし、素で相手がパワーが高ければバトルでは負ける。 つまり他文明の力を借りるまでもなく、闇だけでいくらでも煮るなり焼くなりできる。 ザガーン様は何を焦っているんですかね……? 環境に《[[暗黒の騎士ザガーン]]》が流行してきたら採用を考慮してみてもいいかもしれない。 *関連カード #center(){&font(b,purple){「つまらん。やつを戦場に出したら、一方的に勝つに決まっている。」――覇王ブラックモナーク}} >[[暗黒の騎士ザガーン]] SR 闇文明 (6) >クリーチャー:[[デーモン・コマンド>デーモン・コマンド(デュエル・マスターズ)]] 7000 >W・ブレイカー DM-01 第1弾で登場したデーモン・コマンド。 《[[覇王ブラックモナーク]]》に認められた実力者のようだが、 《いにしえの超人》相手には明らかに焦っており、情けない姿を見せてしまっている。 実際のゲームでは、《暗黒の騎士ザガーン》に一方的に勝つに決まっている。 しかし、《暗黒の騎士ザガーン》は2019年にリメイクされてツインパクトになっている。 >暗黒の騎士ザガーン P 闇文明 (6) >クリーチャー:デーモン・コマンド 7000 >W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) >---- >「一方的に勝つに決まっている」 P 闇文明 (7) >呪文 >相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手の墓地にクリーチャーが20体以上あれば、自分はゲームに勝つ。 >この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにこのカードをバトルゾーンに出す。 《いにしえの超人》はあくまで闇のクリーチャーにブロックされないだけで、 闇の呪文にはあっさり息を止められてしまう。 しかも(あまりないことだが)墓地に味方が溜まっていれば、そのままザガーン様は一方的に勝ってしまう。 ちなみに[[デュエル・マスターズ七英雄]]として称されるザガーン様だが、 登場した当時のみ、まだファッティや打点が少なかったため、 DMのゲーム性がまだ不透明だったこともあり一部の強豪プレイヤー以外にはそれなりに人気はあったとされる。 一方で《いにしえの超人》にはそんな時期は特にはなかった。 #center(){&font(b,purple){絶望が現世を呑み込み―――悪魔神が、顕現する。}} >悪魔神バロム SR 闇文明 (8) >進化クリーチャー:デーモン・コマンド 12000 >進化:自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。 >W・ブレイカー >このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。 御前にたどり着かせてはいけない存在。 ……のはずだが、そもそもバロム様の効果で《いにしえの超人》はあっさり破壊されるし、 パワーも《いにしえの超人》なんかでは遠く及ばない。ザガーン様は何を心配してたんですかね……。 #center(){&font(b,purple){つまらん。余が戦場に出たら、圧倒的に勝つに決まっている。 ---覇王ブラック・モナーク}} >覇王ブラックモナーク SR 闇文明 (10) >進化クリーチャー:デーモン・コマンド/ダークロード 17000 >進化:自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。 >T・ブレイカー >このクリーチャーが攻撃する時、闇の進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。その後、闇のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。 ザガーン様を見出したことで後世にまでネタにされてしまう我らが覇王、ブラックモナーク様。 言うまでもなく、《いにしえの超人》に圧倒的に勝ってしまう。 「誰でもいいから奴を止めろ!バロム様の記事を追記・修正させるでないぞ!」――Wiki篭りの騎士ザガーン #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) 長らく《暗黒の騎士ザガーン》の話題でちょっと出てきた程度だった《いにしえの超人》であったが、 [[王来篇>王来篇(デュエル・マスターズ)]]では過去のクリーチャーをオマージュした[[レクスターズ>レクスターズ(デュエル・マスターズ)]]や、 過去のクリーチャーをディスペクトした[[ディスペクター>ディスペクター(デュエル・マスターズ)]]の登場もあってか、 [[十王篇>十王篇(デュエル・マスターズ)]]では登場しなかった過去カードパロディが復活。 それにともない、《いにしえの超人》もめでたくパロディされた。 しかしそのクリーチャーは、とてもパロディで終わらせられる枠埋め程度の存在ではなかった。 *&size(24){&font(b,blue){とこしえの超人}} &font(#6495ED){登録日}:2021/04/28 Wed 20:15:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 《&ruby(プライマル・ジャイアント){とこしえの超人}》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。 #openclose(show=▷ 目次){ #contents() } *概要 DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」で登場した[[ジャイアント>ジャイアント(デュエル・マスターズ)]]。 >&ruby(プライマル・ジャイアント){とこしえの超人} UC 自然文明 (1) >クリーチャー:ジャイアント 4000 >G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) >このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。 >相手が自身の手札以外からカードを出す時、かわりにマナゾーンに置く。 《いにしえの超人》のパロディで、「いにしえ」に対する「とこしえ」となっている。 ただしあちらが「いにしえ」と書いて「エンシェント」と読む普通のカードなのに、 こちらは「とこしえ」といいつつ、別に[[フォーエバー>永遠のリュウセイ・カイザー]]とかエバーラストではなく「プライマル(原初)」。 おそらく、「エン」シェントに対するプライ「マル」なのだろう。 わずか1コストのクリーチャーにして、攻撃できないという重いデメリットこそあれ、 それと引き換えに得たG・ストライクと、手札以外から場に出すことに対するメタ能力によって 《いにしえの超人》とは比べ物にならないくらいのメジャーカードになってしまっている。 G・ストライクはシールドから手札に加える際に、相手のクリーチャーを選択してフリーズさせられる能力。 これのおかげでシールドをブレイクされても追撃を止められるため、延命が可能になっている。 そして「手札以外のゾーンからクリーチャーを出す」ことを防ぐため サイキックやドラグハート、GR、果ては墓地やマナからの召喚や踏み倒し、革命0トリガー、ギャラクシールドが軒並み死ぬ。 フシギバースも墓地からの召喚なので死ぬし、マジボンバーやムゲンクライムにも制限をかけられる。 [[鬼札王国>鬼札王国(デュエル・マスターズ)]]もリアニメイトばっかりやっているので詰む。 おまけにこの効果は置換効果なためcipを発動する事も許さない。 この2種類の効果でテンポ・アドバンテージを稼ぐことが可能となっているのだ。&font(b){わずか1コストで}。 類似カードの《検問の守り 輝羅》と異なり、効果範囲が相手にしか及ばないのも利点。 要は自分はGR召喚しようが革命0トリガーしようがヒビキちゃんにバトライ刃持たせてゲンムエンペラーを出そうが自由なのである。 とはいえ、弱点もそれなりに多い。 というのも、まずひとつに「手札から出す踏み倒しには制限がない」というのがある。 《[[轟く侵略 レッドゾーン]]》らの侵略や、《[[蒼き団長 ドギラゴン剣]]》らの革命チェンジには効かない。 もっとも、レッドゾーンデッキでは超次元やマジボンバーが使われるし、 ドギラゴン剣デッキでもマナからの踏み倒しをすることもあるから全く刺さらないわけではないが。 また、封印も「山札から場に出る」カードなので、こいつを採用していると相手を封印できなくなり、 それどころか相手にマナブーストを許してしまう。 相手が《Black Lotus》なんて使った日には、相手にコスト軽減こそ許さない((《Black Lotus》は「最後の封印が外れたあとのタイミング」でコスト軽減ができるため、「そもそも封印が置かれない」場合はただ墓地に置かれるだけである))が、 冷静に考えて「出して4ターン目に1回のみ3コスト軽減」より「0マナで3マナブースト」のほうがいいに決まっているので相手は躊躇なく出してくるだろう。 そして何より大問題なのが、パワーが4000しかない(1マナにしては破格なのは事実ではあるが)ため、 &font(b,red){《暗黒の騎士ザガーン》に一方的に負けてしまう}。 攻撃できないこいつは、したがってタップ状態になることも少ないのであまり気になりにくい問題点ではあるが、 強制バトル効果で退却させられてしまうのは重要な問題点ではある。 登場以来【5cコン】、【4cヴァイカー】、【アナカラーシャコガイル】、【アナカラーデッドダムド】と自然絡みのデッキには入っており、 自分自身が手札以外から出すデッキで、相手の手札以外から出すことをメタるためのいわゆる同系メタとして使われている。 アドバンスだけでなく、超次元とGRのないオリジナルでもメタクリーチャーとして一端の活躍を見せている。 《灰燼と天門の儀式》(&font(b){6コストの呪文})でリアニメイトされることさえある。 *関連カード >デスマッチ・ビートル R 自然文明 (2) >クリーチャー:ジャイアント・インセクト 13000 >ガードマン >このクリーチャーは攻撃できない。 >相手のターン中に、相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーとそのクリーチャーをバトルさせてもよい。 こちらは《[[デスブレード・ビートル]]》のパロディクリーチャー。新章DMで登場しており、《とこしえの超人》の先輩に当たる。 やはりパロディでは終わらない踏み倒しメタの優秀なクリーチャー。 なおこちらは踏み倒されて出てきた《暗黒の騎士ザガーン》に一方的に勝つことができる。 &font(l){踏み倒されて出てくるのは《ZEROの侵略 ブラックアウト》のほうだろとか言わない。} こちらは侵略と革命チェンジを防げる((ただし《轟く侵略 レッドゾーン》には無力であり、《蒼き団長 ドギラゴン剣》とも相打ちになってしまう。))が、GRには無力(GR召喚はコストを支払った扱いになる)。 同じ「ジャイアント」同士協力して苦手分野をカバーしよう。 なおこちらも、《デスブレード・ビートル》のほうは環境入りしたことがない。 パロディカードばかり《[[宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ]]》や《[[剛撃戦攻ドルゲーザ]]》に愛されるのもどうなんだろう。 >検問の守り 輝羅 UC 光文明 (2) >クリーチャー:メタリカ 2000 >G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) >誰も、手札以外からカードを出せない。 《とこしえの超人》と同弾で出てきた類似カード。こちらは光で2マナ。 効果範囲が自分にも及ぶためユーティリティはやや欠けるが、攻撃可能な点で差別化したい。 因みにこいつがいる状態でギャラクシールドを行うとシールドとしては置けるがバトルゾーンには出せなくなる。 *余談 [[ジャイアント・インセクト>ジャイアント・インセクト(デュエル・マスターズ)]]を除けば、 これまでのジャイアント最軽量は3コストの《戊辰の超人》だったが、それを更新した。 【ジャイアント】では、《[[スナイプ・モスキート]]》と一緒に軽量枠を張ってくれるであろう。 フレーバーテキストは《とこしえの超人》とは無関係の、《ボルシャック・ドラゴン》VS《王来英雄 モモキングRX》の話である。 「誰でもいいから奴を止めろ!ドルファディロム様の記事を追記・修正させるでないぞ!」――Wiki篭り接続 ウルガーン #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - とこしえの超人の何がおかしいってこのスペックでアンコモンなことだ。箱買いすれば簡単に2枚は揃う -- 名無しさん (2021-04-28 20:40:16) - ザガーンが焦ってるのはバロムの身が危ないからとかじゃなくて「いにしえの超人は闇のクリーチャーにブロックされない」=「侵攻を止められない」的な感じでバロムの前までたどり着かせてしまうという醜態を晒したくないからじゃないの -- 名無しさん (2021-04-28 23:45:07) - 1マナのGストライク持ちメタクリはラインを超えてる、ただアンタッチャブル持ってないから除去しようとすればできるけど -- 名無しさん (2021-04-29 01:26:17) - シールドに落ちても受けになるのが強すぎる -- 名無しさん (2021-04-29 01:31:38) - たった1コストのクリーチャー相手に除去撃たされてる時点でテンポロスなんで最低限の仕事はしてるんだよね -- 名無しさん (2021-04-29 01:32:49) - とこしえがいる状態で相手を無限に封印し、LOするループもあるらしい。……ぶっちゃけループしてくださいと言わんばかりの性能なのでこれは仕方ないけど -- 名無しさん (2021-04-29 12:07:20) - ザガーン様でも今となってはいにしえ相手に「一方的に勝つに決まっている」で楽に止めることが可能という -- 名無しさん (2021-04-29 15:35:42) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2021/04/28 Wed 20:15:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(b,green,30px){「誰でもいいから奴を止めろ!バロム様の御前に辿り着かすでないぞ!」&br()&br()――暗黒の騎士ザガーン}} 《&ruby(エンシェント・ジャイアント){いにしえの超人}》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。 #openclose(show=▷ 目次){ #contents() } *概要 DM-04 第4弾「闇騎士団の逆襲」で登場した[[ジャイアント>ジャイアント(デュエル・マスターズ)]]。 >&ruby(エンシェント・ジャイアント){いにしえの超人} R 自然文明 (8) >クリーチャー:ジャイアント 9000 >W・ブレイカー >このクリーチャーは、闇のクリーチャーにブロックされない。 闇文明のクリーチャーにブロックされないというメリット能力を持つファッティ。 DM-04のテーマは光と闇の戦争であり、自然と火は互いに片方へのサポートと、もう片方へのメタを役割として持たされている。 自然は光に味方し、闇を攻撃した(まあ[[フィオナの森>フィオナの森(デュエル・マスターズ)]]を襲撃されればそうもなるだろう)。 初期のジャイアントとしては非常に使いやすい1枚。 黎明期はジャイアントという種族自体コストの割に高パワー、代わりにデメリットを持つという方向性でデザインされていた……が、《&ruby(ドーン・ジャイアント){夜明けの超人}》や《&ruby(エアリアル・ジャイアント){天空の超人}》、《&ruby(アメージング・ジャイアント){驚天の超人}》など、 明らかに性能な割にデメリットがデカ過ぎるクリーチャーが多かった(一応《神秘の超人》や《金剛の超人》等性能の割にデメリットが緩めの奴らもいるのはいたが)。 その中では、闇メタという範囲の狭さ故に逆にデメリットを与えられなかったのは旨味がある。 ……しかしながら、DM-04の頃には、既に【進化速攻】こそが強いとされ((特にDM-04はあのアストラル・リーフが収録された弾である。))、 マナを貯めてわざわざ闇にしか強く出れないこいつを出すことはなかった。 《大勇者「&ruby(ガイア・スマッシャー){大地の猛攻}」》や《大勇者「&ruby(デュアル・ファング){ふたつ牙}」》などのほうが好まれたわけである。 DMWikiでは《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》に妨害されないことを強みとしてフォローされているが、 そもそも現代は《魔光騎聖ブラッディ・シャドウ》の採用率がそもそも低くなっている。 【ジャイアント】も、基本的には軽量ジャイアントから《宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ》につなぐ【ダヴィンチビート】か、 シノビとリソースを抱えながら展開を続ける【シノビドルゲーザ】が主流であり、 これらに《いにしえの超人》が採用され得るスペースは残念ながらない。 それこそ、「闇」の「クリーチャー」に「ブロックされない」だけで、 闇であっても呪文には無力だし、ブロックではなくスレイヤーなどにはやられるし、素で相手がパワーが高ければバトルでは負ける。 つまり他文明の力を借りるまでもなく、闇だけでいくらでも煮るなり焼くなりできる。 ザガーン様は何を焦っているんですかね……? 環境に《[[暗黒の騎士ザガーン]]》が流行してきたら採用を考慮してみてもいいかもしれない。 *関連カード #center(){&font(b,purple){「つまらん。やつを戦場に出したら、一方的に勝つに決まっている。」――覇王ブラックモナーク}} >[[暗黒の騎士ザガーン]] SR 闇文明 (6) >クリーチャー:[[デーモン・コマンド>デーモン・コマンド(デュエル・マスターズ)]] 7000 >W・ブレイカー DM-01 第1弾で登場したデーモン・コマンド。 《[[覇王ブラックモナーク]]》に認められた実力者のようだが、 《いにしえの超人》相手には明らかに焦っており、情けない姿を見せてしまっている。 実際のゲームでは、《暗黒の騎士ザガーン》に一方的に勝つに決まっている。 しかし、《暗黒の騎士ザガーン》は2019年にリメイクされてツインパクトになっている。 >暗黒の騎士ザガーン P 闇文明 (6) >クリーチャー:デーモン・コマンド 7000 >W・ブレイカー(このクリーチャーはシールドを2つブレイクする) >---- >「一方的に勝つに決まっている」 P 闇文明 (7) >呪文 >相手のクリーチャーを1体破壊する。その後、相手の墓地にクリーチャーが20体以上あれば、自分はゲームに勝つ。 >この呪文を唱えた後、墓地に置くかわりにこのカードをバトルゾーンに出す。 《いにしえの超人》はあくまで闇のクリーチャーにブロックされないだけで、 闇の呪文にはあっさり息を止められてしまう。 しかも(あまりないことだが)墓地に味方が溜まっていれば、そのままザガーン様は一方的に勝ってしまう。 ちなみに[[デュエル・マスターズ七英雄]]として称されるザガーン様だが、 登場した当時のみ、まだファッティや打点が少なかったため、 DMのゲーム性がまだ不透明だったこともあり一部の強豪プレイヤー以外にはそれなりに人気はあったとされる。 一方で《いにしえの超人》にはそんな時期は特にはなかった。 #center(){&font(b,purple){絶望が現世を呑み込み―――悪魔神が、顕現する。}} >悪魔神バロム SR 闇文明 (8) >進化クリーチャー:デーモン・コマンド 12000 >進化:自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。 >W・ブレイカー >このクリーチャーをバトルゾーンに出した時、闇以外のクリーチャーをすべて破壊する。 御前にたどり着かせてはいけない存在。 ……のはずだが、そもそもバロム様の効果で《いにしえの超人》はあっさり破壊されるし、 パワーも《いにしえの超人》なんかでは遠く及ばない。ザガーン様は何を心配してたんですかね……。 #center(){&font(b,purple){つまらん。余が戦場に出たら、圧倒的に勝つに決まっている。 ---覇王ブラック・モナーク}} >覇王ブラックモナーク SR 闇文明 (10) >進化クリーチャー:デーモン・コマンド/ダークロード 17000 >進化:自分のデーモン・コマンド1体の上に置く。 >T・ブレイカー >このクリーチャーが攻撃する時、闇の進化ではないクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出す。その後、闇のクリーチャーを1体、自分の墓地からバトルゾーンに出してもよい。 ザガーン様を見出したことで後世にまでネタにされてしまう我らが覇王、ブラックモナーク様。 言うまでもなく、《いにしえの超人》に圧倒的に勝ってしまう。 「誰でもいいから奴を止めろ!バロム様の記事を追記・修正させるでないぞ!」――Wiki篭りの騎士ザガーン #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) 長らく《暗黒の騎士ザガーン》の話題でちょっと出てきた程度だった《いにしえの超人》であったが、 [[王来篇>王来篇(デュエル・マスターズ)]]では過去のクリーチャーをオマージュした[[レクスターズ>レクスターズ(デュエル・マスターズ)]]や、 過去のクリーチャーをディスペクトした[[ディスペクター>ディスペクター(デュエル・マスターズ)]]の登場もあってか、 [[十王篇>十王篇(デュエル・マスターズ)]]では登場しなかった過去カードパロディが復活。 それにともない、《いにしえの超人》もめでたくパロディされた。 しかしそのクリーチャーは、とてもパロディで終わらせられる枠埋め程度の存在ではなかった。 *&size(24){&font(b,blue){とこしえの超人}} &font(#6495ED){登録日}:2021/04/28 Wed 20:15:57 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- 《&ruby(プライマル・ジャイアント){とこしえの超人}》はデュエル・マスターズのクリーチャーである。 #openclose(show=▷ 目次){ #contents() } *概要 DMRP-17 「王来篇 第1弾 王星伝説超動」で登場した[[ジャイアント>ジャイアント(デュエル・マスターズ)]]。 >&ruby(プライマル・ジャイアント){とこしえの超人} UC 自然文明 (1) >クリーチャー:ジャイアント 4000 >G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) >このクリーチャーは、相手プレイヤーを攻撃できない。 >相手が自身の手札以外からカードを出す時、かわりにマナゾーンに置く。 《いにしえの超人》のパロディで、「いにしえ」に対する「とこしえ」となっている。 ただしあちらが「いにしえ」と書いて「エンシェント」と読む普通のカードなのに、 こちらは「とこしえ」といいつつ、別に[[フォーエバー>永遠のリュウセイ・カイザー]]とかエバーラストではなく「プライマル(原初)」。 おそらく、「エン」シェントに対するプライ「マル」なのだろう。 わずか1コストのクリーチャーにして、攻撃できないという重いデメリットこそあれ、 それと引き換えに得たG・ストライクと、手札以外から場に出すことに対するメタ能力によって 《いにしえの超人》とは比べ物にならないくらいのメジャーカードになってしまっている。 G・ストライクはシールドから手札に加える際に、相手のクリーチャーを選択してフリーズさせられる能力。 これのおかげでシールドをブレイクされても追撃を止められるため、延命が可能になっている。 そして「手札以外のゾーンからクリーチャーを出す」ことを防ぐため サイキックやドラグハート、GR、果ては墓地やマナからの召喚や踏み倒し、革命0トリガー、ギャラクシールドが軒並み死ぬ。 フシギバースも墓地からの召喚なので死ぬし、マジボンバーやムゲンクライムにも制限をかけられる。 [[鬼札王国>鬼札王国(デュエル・マスターズ)]]もリアニメイトばっかりやっているので詰む。 おまけにこの効果は置換効果なためcipを発動する事も許さない。 この2種類の効果でテンポ・アドバンテージを稼ぐことが可能となっているのだ。&font(b){わずか1コストで}。 類似カードの《検問の守り 輝羅》と異なり、効果範囲が相手にしか及ばないのも利点。 要は自分はGR召喚しようが革命0トリガーしようがヒビキちゃんにバトライ刃持たせてゲンムエンペラーを出そうが自由なのである。 とはいえ、弱点もそれなりに多い。 というのも、まずひとつに「手札から出す踏み倒しには制限がない」というのがある。 《[[轟く侵略 レッドゾーン]]》らの侵略や、《[[蒼き団長 ドギラゴン剣]]》らの革命チェンジには効かない。 もっとも、レッドゾーンデッキでは超次元やマジボンバーが使われるし、 ドギラゴン剣デッキでもマナからの踏み倒しをすることもあるから全く刺さらないわけではないが。 また、封印も「山札から場に出る」カードなので、こいつを採用していると相手を封印できなくなり、 それどころか相手にマナブーストを許してしまう。 相手が《Black Lotus》なんて使った日には、相手にコスト軽減こそ許さない((《Black Lotus》は「最後の封印が外れたあとのタイミング」でコスト軽減ができるため、「そもそも封印が置かれない」場合はただ墓地に置かれるだけである))が、 冷静に考えて「出して4ターン目に1回のみ3コスト軽減」より「0マナで3マナブースト」のほうがいいに決まっているので相手は躊躇なく出してくるだろう。 そして何より大問題なのが、パワーが4000しかない(1マナにしては破格なのは事実ではあるが)ため、 &font(b,red){《暗黒の騎士ザガーン》に一方的に負けてしまう}。 攻撃できないこいつは、したがってタップ状態になることも少ないのであまり気になりにくい問題点ではあるが、 強制バトル効果で退却させられてしまうのは重要な問題点ではある。 登場以来【5cコン】、【4cヴァイカー】、【アナカラーシャコガイル】、【アナカラーデッドダムド】と自然絡みのデッキには入っており、 自分自身が手札以外から出すデッキで、相手の手札以外から出すことをメタるためのいわゆる同系メタとして使われている。 アドバンスだけでなく、超次元とGRのないオリジナルでもメタクリーチャーとして一端の活躍を見せている。 《灰燼と天門の儀式》(&font(b){6コストの呪文})でリアニメイトされることさえある。 *関連カード >デスマッチ・ビートル R 自然文明 (2) >クリーチャー:ジャイアント・インセクト 13000 >ガードマン >このクリーチャーは攻撃できない。 >相手のターン中に、相手がコストを支払わずにクリーチャーをバトルゾーンに出した時、このクリーチャーとそのクリーチャーをバトルさせてもよい。 こちらは《[[デスブレード・ビートル]]》のパロディクリーチャー。新章DMで登場しており、《とこしえの超人》の先輩に当たる。 やはりパロディでは終わらない踏み倒しメタの優秀なクリーチャー。 なおこちらは踏み倒されて出てきた《暗黒の騎士ザガーン》に一方的に勝つことができる。 &font(l){踏み倒されて出てくるのは《ZEROの侵略 ブラックアウト》のほうだろとか言わない。} こちらは侵略と革命チェンジを防げる((ただし《轟く侵略 レッドゾーン》には無力であり、《蒼き団長 ドギラゴン剣》とも相打ちになってしまう。))が、GRには無力(GR召喚はコストを支払った扱いになる)。 同じ「ジャイアント」同士協力して苦手分野をカバーしよう。 なおこちらも、《デスブレード・ビートル》のほうは環境入りしたことがない。 パロディカードばかり《[[宇宙巨匠ゼノン・ダヴィンチ]]》や《[[剛撃戦攻ドルゲーザ]]》に愛されるのもどうなんだろう。 >検問の守り 輝羅 UC 光文明 (2) >クリーチャー:メタリカ 2000 >G・ストライク(このクリーチャーを自分のシールドゾーンから手札に加える時、相手に見せ、相手のクリーチャーを1体選んでもよい。このターン、そのクリーチャーは攻撃できない) >誰も、手札以外からカードを出せない。 《とこしえの超人》と同弾で出てきた類似カード。こちらは光で2マナ。 効果範囲が自分にも及ぶためユーティリティはやや欠けるが、攻撃可能な点で差別化したい。 因みにこいつがいる状態でギャラクシールドを行うとシールドとしては置けるがバトルゾーンには出せなくなる。 *余談 [[ジャイアント・インセクト>ジャイアント・インセクト(デュエル・マスターズ)]]を除けば、 これまでのジャイアント最軽量は3コストの《戊辰の超人》だったが、それを更新した。 【ジャイアント】では、《[[スナイプ・モスキート]]》と一緒に軽量枠を張ってくれるであろう。 フレーバーテキストは《とこしえの超人》とは無関係の、《ボルシャック・ドラゴン》VS《王来英雄 モモキングRX》の話である。 「誰でもいいから奴を止めろ!ドルファディロム様の記事を追記・修正させるでないぞ!」――Wiki篭り接続 ウルガーン #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - とこしえの超人の何がおかしいってこのスペックでアンコモンなことだ。箱買いすれば簡単に2枚は揃う -- 名無しさん (2021-04-28 20:40:16) - ザガーンが焦ってるのはバロムの身が危ないからとかじゃなくて「いにしえの超人は闇のクリーチャーにブロックされない」=「侵攻を止められない」的な感じでバロムの前までたどり着かせてしまうという醜態を晒したくないからじゃないの -- 名無しさん (2021-04-28 23:45:07) - 1マナのGストライク持ちメタクリはラインを超えてる、ただアンタッチャブル持ってないから除去しようとすればできるけど -- 名無しさん (2021-04-29 01:26:17) - シールドに落ちても受けになるのが強すぎる -- 名無しさん (2021-04-29 01:31:38) - たった1コストのクリーチャー相手に除去撃たされてる時点でテンポロスなんで最低限の仕事はしてるんだよね -- 名無しさん (2021-04-29 01:32:49) - とこしえがいる状態で相手を無限に封印し、LOするループもあるらしい。……ぶっちゃけループしてくださいと言わんばかりの性能なのでこれは仕方ないけど -- 名無しさん (2021-04-29 12:07:20) - ザガーン様でも今となってはいにしえ相手に「一方的に勝つに決まっている」で楽に止めることが可能という -- 名無しさん (2021-04-29 15:35:42) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: