鉄鍋のジャン!

「鉄鍋のジャン!」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

鉄鍋のジャン! - (2015/12/02 (水) 16:53:15) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2011/11/22(火) 12:55:27 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){――料理は&font(#ff0000){勝負}だ!――} 週刊少年チャンピオンに掲載されていた、西条真二の中華料理バトル漫画。料理関連の監修はおやまけいこ。全27巻。 また、後に続編『鉄鍋のジャン!R』も連載された。こちらは全10巻。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){正直、どっちも打ち切り臭が……}}} 料理大会などで料理人同士が戦う、というのは他の料理漫画でもよくある光景だが、“主人公の方がよほどタチが悪い”うえに“メインの敵キャラが料理を審査する評論家”という珍しい作品。 なお、ライバルである審査員の大谷などの意向で、テーマが「不老長寿」「オージービーフ」「未来」など妙に曖昧もしくは解釈しづらい内容が多いため、如何に合致しているかの解説フェイズが入る。 ~あらすじ~ 『中華の覇王』と呼ばれた秋山階一郎の孫にして、階一郎から中華料理のあらゆる技法、“秋山の魔法”を伝授された少年、秋山醤。 [[自爆]]した祖父の遺言に従い、祖父の盟友である五番町睦十の経営する『五番町飯店』にやってきた醤は【料理は勝負】という信条のもと、様々な料理人達と料理対決を繰り広げる……   ~人物~ ・[[秋山醤>秋山醤(鉄鍋のジャン)]] 【料理は&font(#ff0000){勝負}】 主人公。坊主刈りの頭に鋭い目つき、牙のように目立つ犬歯とあまり主人公らしくない容姿だが、&font(#ff0000){言動はもっと主人公らしくないので問題ない}。 なんというか…顔立ちといい極悪非道っぷりといい[[奴>蛭魔妖一]]にすっごく似てると思う…。(恐れられてるか嫌われてるかの違いこそあるが) 物心付く前から祖父と二人暮らしで料理修行に明け暮れていたため、ほぼ常に喧嘩腰だったりと対人関係のスキルは最低レベル(ただし、祖父の自殺で受けたショックで歪んだ可能性も高い)。 また、勝つためには手段を選ばない所があり、大会で初めて作ったのが“&font(#0000ff){幻覚作用のあるキノコスープ}”というなんとも言えない代物だっため、態度も相まって業界内では完全に嫌われている。 ……マガジンの中華料理漫画にいたら間違いなく[[敵>裏料理界]]になれる。 とはいえ、完成品は相手を驚かせる物が多いものの、基礎的な技法や知識を確実に踏まえて経験に裏打ちされた料理を得意とするなど、料理に対しては非常に真摯。 実際、負かした相手をほぼ毎回罵倒しているが、相手の作った料理自体は皮肉混じりながらも意外と褒めることが多い。 また、悪鬼外道な態度や行動も勝負で勝つことを最優先しているからであり、料理勝負さえ絡まなければそこまで性悪にはならない。 続編のRでも相変わらず【料理は勝負】を貫いているが、さりげなく相手を幸福に導く「心の料理」も習得している。   ・五番町霧子 【料理は&font(#f09199){心}】 五番町睦十の孫娘。正反対の信条を掲げるジャンとの相性は最悪で、何かにつけて衝突している最大のライバル兼ヒロイン。多分ヒロイン。 ジャン同様基本を重視するタイプの料理人だが、最大の違いは食べる相手が喜ぶ物を作ること。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){…だが初期はジャン並に傲慢な所があった。}}} 彼女に限った話ではないが、回を重ねるごとに胸が膨らんでいる。成長期にも限度があるだろ……。 Rではいつの間にか五番町飯店オーナーとなっていた。また、多少の理解を示したのか、ジャンに発破をかける姿も。 …お前ら中国で絶対何かあっただろ。 ・[[小此木タカオ>小此木タカオ(鉄鍋のジャン)]] 五番町飯店見習い。脳天気なお調子者でジャンの数少ない、というか唯一の友人である。 料理の腕は自他共に認めるほどいまいちだが、発想には光る物があるタイプ。というか15、6で達人芸披露する他の連中がおかしい。 ジャン共々、中々完成度の高い[[女装]]を披露したことも。 Rでは技術も伴い、一端以上の料理人に。   ・セレーヌ楊 【料理は&font(#ffb74c){コテコテ}】 父が香港出身、母がフランス人、本人は生まれてこの方神戸――とややこしい少女。 中華料理の大会で決勝を争ったジャンとキリコを気に入り、見聞を広めるのも兼ねて神戸の実家『シードラゴン』から五番町飯店にやってくる。 父譲りの新しい中華、ヌーベル・シノワを得意とし、上品かつ斬新な中華料理を作る……のだが終盤は解説役。 最後の黄蘭青との対決においては審査員全員に対し「味見」と言いながら皿山盛りの&font(#994c00){味噌}をふるまった。 Rでは神戸に帰ったから仕方ないとは言え、とうとう完全に解説役になり、しかも出番も少ない。 ・[[黄蘭青>陸一族(鉄鍋のジャン)]] 【料理は&font(#0000ff){半歩先}】 常に笑みを浮かべ、親父ギャグを連発する掴み所のない青年。材料だけで相手の料理を把握し、その先を行く料理を作るというとんでもない技量を誇る。 世界の中華料理界を裏で牛耳る陸一族の当主、百蘭王を襲名する予定だが、本人の目標はさらに大きく“世界の黄蘭青”。 今作最強クラスの料理人で終盤のライバルなのだが、微妙なライバル連中が登場するRには結局登場せず。   その他の料理人は[[こちら>鉄鍋のジャン!の料理人]]で。 ・[[大谷日堂>大谷日堂(鉄鍋のジャン)]] “神の舌”の異名を持つ料理評論家。舌は確かだが、金次第でどんな料理もほめちぎり、逆にどんな料理も粗や欠点を見抜いてボロクソに貶す。 ジャンとキリコに恥をかかされて以来ジャンを目の敵にしており、刺客の料理人を送り込む、全国中華料理人大会を開く、その大会の審査員として嫌がらせを行うなどして度々立ちはだかる異色のライバルキャラ。 が、ジャンの料理を無意識に完食していたり、低得点をつけようとして自分の舌と葛藤したりとどうも憎めない。 Rでは自身の名を冠した『大谷杯』でジャンを敗北させようと暗躍するが…… 前述通り、変なテーマを出す常習犯。「最悪、誰もまともな料理ができなければそれは自分に屈服したということ」と解釈しているので、改める気ゼロ。デザートとかエビ料理とか、中華では多様性に乏しいテーマも出す。   ・五番町弥一 キリコの叔父で五番町飯店総料理長。ジャンに反発する周囲を諫めたり突飛な料理を評価するなど、彼の数少ない理解者。 また、料理に関する知識も豊富であり、度々技法や食材について解説してくれる読者の味方。 ・李考英 五番町飯店で働く中国人料理人。弥一の右腕的存在であり、弥一同様ジャンに理解を示す。 また、&font(#ff0000){わりと基本的なことを含めて}他の従業員が口にした疑問にも優しく答えてくれる。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){……長くないぞこの店}}} 総料理長の弥一に次ぐ司厨長を勤め、新作の品評会でも睦十、弥一と共に審査する側だったことから腕は相当のものと思われる。 ・五番町飯店の料理人達 五番町飯店の厨房を任された面々……なのだが一回りほど歳下のジャンやキリコ、楊に技量で負けたり料理の知識が残念だったりと微妙な皆さん。 望月くらいしか目立たないが、一応全員のフルネームと役職が設定されている。 ・秋山階一郎 【料理は&font(#dc143c){魔法}】 ジャンの祖父。かつては“中華の覇王”として睦十と並び中華料理界では知らぬ者のない存在だったが、隠居して久しいためキリコら若い料理人にはあまり知られていない。 幼くして両親と死別したジャンに徹底した料理の英才教育を施した……が、息子夫婦(息子さんの名前は『爆』)との死別や長年患っていた癌でかなり焦っていたのか&font(#ff0000){背中一面に傷痕が残るほど杖で打ち据える}など、そのやり方は色々間違ってる感が強かった。 後に登場した妻も「子育ての才能はなかったみたい」とぼやいていたほど。 本編開始直後、かねてから患っていた癌により味覚を失い、ジャンに睦十の下へ向かうよう遺言を残し家諸共焼身自殺。骨も残さず灰となった&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){はずだった}}}。 なお、醤は焼け落ちる家(の中にいる階一郎)に向かって号泣と共に「負け犬」と罵声を飛ばしており、醤が彼を『ジジイ』呼ばわりする原因にもなっている。 ただ、それでも尊敬され続けており、彼の料理に対する情熱と真摯な態度はちゃんと醤に受け継がれている。 若い頃から攻撃的な面構えをしていたが、醤とは違ってむしろ陽気で人懐っこい性格をしていた。 ・五番町睦十 “中華大帝”と称されるキリコの祖父で五番町飯店のオーナー。基本的に店は弥一に任せているものの、老いてなおその腕前は超一流。 ジャン・キリコ・蘭青が作った渾身の一品を一人で苦もなく再現し、後日三人と戦うはずだった。 が、決戦のための無理が祟り当日に突然倒れそのまま死亡。親友であり最大のライバルだった階一郎の墓と並んで埋葬された。 ……単行本収録の真最終回では&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){墓に落雷を受けて(骨も残っていないはずの)階一郎と共に(何故か世紀末っぽくサイボーグ化して)復活していた。}}}なんなんだおまえら。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ジャンの料理は一見ぶっ飛んでるように見えるけど、結構ちゃんとしたものが多いよね -- 名無しさん (2014-02-20 19:57:28) - 作り手の負担がでかすぎるけどな・・・w -- 名無しさん (2014-02-20 19:59:23) - トップ連中と見習いが凄腕ぞろいなのにその間の一般従業員がダメダメ。これが五番町飯店クオリティ・・・・ホントに大丈夫かこの店?w -- 名無しさん (2014-04-27 12:42:01) - 五行編での観客とテレビ局がクズすぎワロタ なんとなくこの漫画のワカメ頭の野郎キャラってクズが多いよな -- 名無しさん (2014-08-13 10:14:57) - というかこの漫画、基本的に観客とテレビ局はロクでもないからなw -- 名無しさん (2014-08-13 10:16:45) - ↑それでも以降の第二回大会やRの時は少しまともだったから五行編の時は際立ってる…だいたい大谷のせいでもあるけど。 -- 名無しさん (2014-08-13 10:25:59) - これでドリアンを知ったが「トイレのアイスクリーム」って・・・。 -- 名無しさん (2014-08-13 11:02:55) - ↑5 一般従業員は一応技術力とかは高いんじゃないの?発想力とかそういうのが少し残念なだけで。 -- 名無しさん (2014-08-13 11:06:35) - 五番町睦十の教育方針は割とめずらしい -- 名無しさん (2014-09-05 12:20:14) - あのヤクザのオッサンを鼻血出すほど健康にした食材って本当にあるの? -- 名無しさん (2014-10-16 20:40:05) - ↑ホントだよ。「竜涎香(りゅうぜんこう。洋名アンバーグリス)」っていうのが正式名称。主に香料で使われてるけど、心臓の漢方薬としても効果がある。ジャンの不老長寿料理は一見ムチャクチャに見えるけどちゃんと理にかなってる。効能は流石に誇張されてるとは思うが。 -- 名無しさん (2014-10-28 16:58:30) - ↑6 五行篇はあのジャンをして「泥仕合」と言わしめるほどの狂気の祭典だったからなあw普段は正道を行くことでブレーキとなるキリコが不在なのも大きい。闇VS闇のつぶし合いだもんw -- 名無しさん (2014-10-28 17:09:49) - ↑不在というよりジャン本人が「料理人じゃない奴(五行)の相手は俺の方が得意」とキリコ止めてるからな。 -- 名無しさん (2014-10-28 18:01:58) - ↑ぶっちゃけキリコだったら確実に惨敗してた。 -- 名無しさん (2014-10-28 18:24:51) - 今からでもアニメ化してほしい あと、食戟のソーマとコラボしてほしい -- 名無しさん (2015-01-22 19:49:46) - 「衝撃の結末」は流石にパラレル扱いだろう・・・ドラマ化求む -- 名無しさん (2015-01-22 20:33:29) - Rは醬が丸くなってるのがちょっとな -- 名無しさん (2015-04-03 22:23:14) - 今度は麻雀にも手を出したらしい -- 名無しさん (2015-04-04 07:52:54) - 先出しした料理が勝つならまだしも、料理先出しを戦略として使った事がある珍しい料理漫画 -- 名無しさん (2015-08-29 10:58:54) - 真逆の信条で生み出された「将太の寿司」とのコラボが見たい。 -- 名無しさん (2015-08-29 11:21:28) - よく考えてみたら望月や大前考太ってジャンを悪者にしない為、悪者にされた犠牲者だな、考太の話なんて、完全に「将太の寿司」への、当てつけ見え見えだし。 -- 名無しさん (2015-08-29 11:25:21) - 一度目の打ち切りは本当のラスボスと戦えず、二度目の打ち切りは倒した再生怪人のような連中が最後の戦いになり、どうにも勢いだけで起承転結が出来ない作品である。だがそれが持ち味なのだ。 -- 名無しさん (2015-10-21 18:21:51) - ↑2、3 履歴見たところ同じ人のようだけど、どっから将太の寿司が出てきたんだ…? -- 名無しさん (2015-11-23 00:22:59) - この漫画は主人公が人間の心を持っていない外道で昔の思想を否定しているのに対し「将太の寿司」は主人公が良い子で昔の思想を正当化している。 -- 名無しさん (2015-11-23 09:45:38) - ついでに言うと大前考太は「短髪で父親思いの優等生の良い子で友達が多く、働いている店に東洋の聖獣の名が入っている」という点が「将太の寿司」の主人公・関口将太と共通している。 -- 名無しさん (2015-11-23 09:51:16) - その「将太の寿司」の悪役は「腕は良いけれど人間の心を持っていない」という点がジャンと共通している。 -- 名無しさん (2015-11-23 09:52:41) - どうでも良いがセレーヌ揚のふるまったのはトウモロコシの味噌な。一応普通の味噌じゃないから…オリジナルの調味料だから… -- 名無しさん (2015-12-02 16:48:21) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2011/11/22(火) 12:55:27 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){――料理は&font(#ff0000){勝負}だ!――} 週刊少年チャンピオンに掲載されていた、西条真二の中華料理バトル漫画。料理関連の監修はおやまけいこ。全27巻。 また、後に続編『鉄鍋のジャン!R』も連載された。こちらは全10巻。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){正直、どっちも打ち切り臭が……}}} 料理大会などで料理人同士が戦う、というのは他の料理漫画でもよくある光景だが、“主人公の方がよほどタチが悪い”うえに“メインの敵キャラが料理を審査する評論家”という珍しい作品。 なお、ライバルである審査員の大谷などの意向で、テーマが「不老長寿」「オージービーフ」「未来」など妙に曖昧もしくは解釈しづらい内容が多いため、如何に合致しているかの解説フェイズが入る。 ~あらすじ~ 『中華の覇王』と呼ばれた秋山階一郎の孫にして、階一郎から中華料理のあらゆる技法、“秋山の魔法”を伝授された少年、秋山醤。 [[自爆]]した祖父の遺言に従い、祖父の盟友である五番町睦十の経営する『五番町飯店』にやってきた醤は【料理は勝負】という信条のもと、様々な料理人達と料理対決を繰り広げる……   ~人物~ ・[[秋山醤>秋山醤(鉄鍋のジャン)]] 【料理は&font(#ff0000){勝負}】 主人公。坊主刈りの頭に鋭い目つき、牙のように目立つ犬歯とあまり主人公らしくない容姿だが、&font(#ff0000){言動はもっと主人公らしくないので問題ない}。 なんというか…顔立ちといい極悪非道っぷりといい[[奴>蛭魔妖一]]にすっごく似てると思う…。(恐れられてるか嫌われてるかの違いこそあるが) 物心付く前から祖父と二人暮らしで料理修行に明け暮れていたため、ほぼ常に喧嘩腰だったりと対人関係のスキルは最低レベル(ただし、祖父の自殺で受けたショックで歪んだ可能性も高い)。 また、勝つためには手段を選ばない所があり、大会で初めて作ったのが“&font(#0000ff){幻覚作用のあるキノコスープ}”というなんとも言えない代物だっため、態度も相まって業界内では完全に嫌われている。 ……マガジンの中華料理漫画にいたら間違いなく[[敵>裏料理界]]になれる。 とはいえ、完成品は相手を驚かせる物が多いものの、基礎的な技法や知識を確実に踏まえて経験に裏打ちされた料理を得意とするなど、料理に対しては非常に真摯。 実際、負かした相手をほぼ毎回罵倒しているが、相手の作った料理自体は皮肉混じりながらも意外と褒めることが多い。 また、悪鬼外道な態度や行動も勝負で勝つことを最優先しているからであり、料理勝負さえ絡まなければそこまで性悪にはならない。 続編のRでも相変わらず【料理は勝負】を貫いているが、さりげなく相手を幸福に導く「心の料理」も習得している。   ・五番町霧子 【料理は&font(#f09199){心}】 五番町睦十の孫娘。正反対の信条を掲げるジャンとの相性は最悪で、何かにつけて衝突している最大のライバル兼ヒロイン。多分ヒロイン。 ジャン同様基本を重視するタイプの料理人だが、最大の違いは食べる相手が喜ぶ物を作ること。 &font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){…だが初期はジャン並に傲慢な所があった。}}} 彼女に限った話ではないが、回を重ねるごとに胸が膨らんでいる。成長期にも限度があるだろ……。 Rではいつの間にか五番町飯店オーナーとなっていた。また、多少の理解を示したのか、ジャンに発破をかける姿も。 …お前ら中国で絶対何かあっただろ。 ・[[小此木タカオ>小此木タカオ(鉄鍋のジャン)]] 五番町飯店見習い。脳天気なお調子者でジャンの数少ない、というか唯一の友人である。 料理の腕は自他共に認めるほどいまいちだが、発想には光る物があるタイプ。というか15、6で達人芸披露する他の連中がおかしい。 ジャン共々、中々完成度の高い[[女装]]を披露したことも。 Rでは技術も伴い、一端以上の料理人に。   ・セレーヌ楊 【料理は&font(#ffb74c){コテコテ}】 父が香港出身、母がフランス人、本人は生まれてこの方神戸――とややこしい少女。 中華料理の大会で決勝を争ったジャンとキリコを気に入り、見聞を広めるのも兼ねて神戸の実家『シードラゴン』から五番町飯店にやってくる。 父譲りの新しい中華、ヌーベル・シノワを得意とし、上品かつ斬新な中華料理を作る……のだが終盤は解説役。 最後の黄蘭青との対決においては審査員全員に対し「味見」と言いながら皿山盛りの&font(#994c00){味噌}をふるまった。 Rでは神戸に帰ったから仕方ないとは言え、とうとう完全に解説役になり、しかも出番も少ない。 ・[[黄蘭青>陸一族(鉄鍋のジャン)]] 【料理は&font(#0000ff){半歩先}】 常に笑みを浮かべ、親父ギャグを連発する掴み所のない青年。材料だけで相手の料理を把握し、その先を行く料理を作るというとんでもない技量を誇る。 世界の中華料理界を裏で牛耳る陸一族の当主、百蘭王を襲名する予定だが、本人の目標はさらに大きく“世界の黄蘭青”。 今作最強クラスの料理人で終盤のライバルなのだが、微妙なライバル連中が登場するRには結局登場せず。   その他の料理人は[[こちら>鉄鍋のジャン!の料理人]]で。 ・[[大谷日堂>大谷日堂(鉄鍋のジャン)]] “神の舌”の異名を持つ料理評論家。舌は確かだが、金次第でどんな料理もほめちぎり、逆にどんな料理も粗や欠点を見抜いてボロクソに貶す。 ジャンとキリコに恥をかかされて以来ジャンを目の敵にしており、刺客の料理人を送り込む、全国中華料理人大会を開く、その大会の審査員として嫌がらせを行うなどして度々立ちはだかる異色のライバルキャラ。 が、ジャンの料理を無意識に完食していたり、低得点をつけようとして自分の舌と葛藤したりとどうも憎めない。 Rでは自身の名を冠した『大谷杯』でジャンを敗北させようと暗躍するが…… 前述通り、変なテーマを出す常習犯。「最悪、誰もまともな料理ができなければそれは自分に屈服したということ」と解釈しているので、改める気ゼロ。デザートとかエビ料理とか、中華では多様性に乏しいテーマも出す。   ・五番町弥一 キリコの叔父で五番町飯店総料理長。ジャンに反発する周囲を諫めたり突飛な料理を評価するなど、彼の数少ない理解者。 また、料理に関する知識も豊富であり、度々技法や食材について解説してくれる読者の味方。 ・李考英 五番町飯店で働く中国人料理人。弥一の右腕的存在であり、弥一同様ジャンに理解を示す。 また、&font(#ff0000){わりと基本的なことを含めて}他の従業員が口にした疑問にも優しく答えてくれる。&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){……長くないぞこの店}}} 総料理長の弥一に次ぐ司厨長を勤め、新作の品評会でも睦十、弥一と共に審査する側だったことから腕は相当のものと思われる。 ・五番町飯店の料理人達 五番町飯店の厨房を任された面々……なのだが一回りほど歳下のジャンやキリコ、楊に技量で負けたり料理の知識が残念だったりと微妙な皆さん。 望月くらいしか目立たないが、一応全員のフルネームと役職が設定されている。 ・秋山階一郎 【料理は&font(#dc143c){魔法}】 ジャンの祖父。かつては“中華の覇王”として睦十と並び中華料理界では知らぬ者のない存在だったが、隠居して久しいためキリコら若い料理人にはあまり知られていない。 幼くして両親と死別したジャンに徹底した料理の英才教育を施した……が、息子夫婦(息子さんの名前は『爆』)との死別や長年患っていた癌でかなり焦っていたのか&font(#ff0000){背中一面に傷痕が残るほど杖で打ち据える}など、そのやり方は色々間違ってる感が強かった。 後に登場した妻も「子育ての才能はなかったみたい」とぼやいていたほど。 本編開始直後、かねてから患っていた癌により味覚を失い、ジャンに睦十の下へ向かうよう遺言を残し家諸共焼身自殺。骨も残さず灰となった&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){はずだった}}}。 なお、醤は焼け落ちる家(の中にいる階一郎)に向かって号泣と共に「負け犬」と罵声を飛ばしており、醤が彼を『ジジイ』呼ばわりする原因にもなっている。 ただ、それでも尊敬され続けており、彼の料理に対する情熱と真摯な態度はちゃんと醤に受け継がれている。 若い頃から攻撃的な面構えをしていたが、醤とは違ってむしろ陽気で人懐っこい性格をしていた。 ・五番町睦十 “中華大帝”と称されるキリコの祖父で五番町飯店のオーナー。基本的に店は弥一に任せているものの、老いてなおその腕前は超一流。 ジャン・キリコ・蘭青が作った渾身の一品を一人で苦もなく再現し、後日三人と戦うはずだった。 が、決戦のための無理が祟り当日に突然倒れそのまま死亡。親友であり最大のライバルだった階一郎の墓と並んで埋葬された。 ……単行本収録の真最終回では&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){墓に落雷を受けて(骨も残っていないはずの)階一郎と共に(何故か世紀末っぽくサイボーグ化して)復活していた。}}}なんなんだおまえら。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,10) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - ジャンの料理は一見ぶっ飛んでるように見えるけど、結構ちゃんとしたものが多いよね -- 名無しさん (2014-02-20 19:57:28) - 作り手の負担がでかすぎるけどな・・・w -- 名無しさん (2014-02-20 19:59:23) - トップ連中と見習いが凄腕ぞろいなのにその間の一般従業員がダメダメ。これが五番町飯店クオリティ・・・・ホントに大丈夫かこの店?w -- 名無しさん (2014-04-27 12:42:01) - 五行編での観客とテレビ局がクズすぎワロタ なんとなくこの漫画のワカメ頭の野郎キャラってクズが多いよな -- 名無しさん (2014-08-13 10:14:57) - というかこの漫画、基本的に観客とテレビ局はロクでもないからなw -- 名無しさん (2014-08-13 10:16:45) - ↑それでも以降の第二回大会やRの時は少しまともだったから五行編の時は際立ってる…だいたい大谷のせいでもあるけど。 -- 名無しさん (2014-08-13 10:25:59) - これでドリアンを知ったが「トイレのアイスクリーム」って・・・。 -- 名無しさん (2014-08-13 11:02:55) - ↑5 一般従業員は一応技術力とかは高いんじゃないの?発想力とかそういうのが少し残念なだけで。 -- 名無しさん (2014-08-13 11:06:35) - 五番町睦十の教育方針は割とめずらしい -- 名無しさん (2014-09-05 12:20:14) - あのヤクザのオッサンを鼻血出すほど健康にした食材って本当にあるの? -- 名無しさん (2014-10-16 20:40:05) - ↑ホントだよ。「竜涎香(りゅうぜんこう。洋名アンバーグリス)」っていうのが正式名称。主に香料で使われてるけど、心臓の漢方薬としても効果がある。ジャンの不老長寿料理は一見ムチャクチャに見えるけどちゃんと理にかなってる。効能は流石に誇張されてるとは思うが。 -- 名無しさん (2014-10-28 16:58:30) - ↑6 五行篇はあのジャンをして「泥仕合」と言わしめるほどの狂気の祭典だったからなあw普段は正道を行くことでブレーキとなるキリコが不在なのも大きい。闇VS闇のつぶし合いだもんw -- 名無しさん (2014-10-28 17:09:49) - ↑不在というよりジャン本人が「料理人じゃない奴(五行)の相手は俺の方が得意」とキリコ止めてるからな。 -- 名無しさん (2014-10-28 18:01:58) - ↑ぶっちゃけキリコだったら確実に惨敗してた。 -- 名無しさん (2014-10-28 18:24:51) - 今からでもアニメ化してほしい あと、食戟のソーマとコラボしてほしい -- 名無しさん (2015-01-22 19:49:46) - 「衝撃の結末」は流石にパラレル扱いだろう・・・ドラマ化求む -- 名無しさん (2015-01-22 20:33:29) - Rは醬が丸くなってるのがちょっとな -- 名無しさん (2015-04-03 22:23:14) - 今度は麻雀にも手を出したらしい -- 名無しさん (2015-04-04 07:52:54) - 先出しした料理が勝つならまだしも、料理先出しを戦略として使った事がある珍しい料理漫画 -- 名無しさん (2015-08-29 10:58:54) - 真逆の信条で生み出された「将太の寿司」とのコラボが見たい。 -- 名無しさん (2015-08-29 11:21:28) - よく考えてみたら望月や大前考太ってジャンを悪者にしない為、悪者にされた犠牲者だな、考太の話なんて、完全に「将太の寿司」への、当てつけ見え見えだし。 -- 名無しさん (2015-08-29 11:25:21) - 一度目の打ち切りは本当のラスボスと戦えず、二度目の打ち切りは倒した再生怪人のような連中が最後の戦いになり、どうにも勢いだけで起承転結が出来ない作品である。だがそれが持ち味なのだ。 -- 名無しさん (2015-10-21 18:21:51) - ↑2、3 履歴見たところ同じ人のようだけど、どっから将太の寿司が出てきたんだ…? -- 名無しさん (2015-11-23 00:22:59) - この漫画は主人公が人間の心を持っていない外道で昔の思想を否定しているのに対し「将太の寿司」は主人公が良い子で昔の思想を正当化している。 -- 名無しさん (2015-11-23 09:45:38) - ついでに言うと大前考太は「短髪で父親思いの優等生の良い子で友達が多く、働いている店に東洋の聖獣の名が入っている」という点が「将太の寿司」の主人公・関口将太と共通している。 -- 名無しさん (2015-11-23 09:51:16) - その「将太の寿司」の悪役は「腕は良いけれど人間の心を持っていない」という点がジャンと共通している。 -- 名無しさん (2015-11-23 09:52:41) - どうでも良いがセレーヌ揚のふるまったのはトウモロコシの味噌な。一応普通の味噌じゃないから…オリジナルの調味料だから… -- 名無しさん (2015-12-02 16:48:21) - アンチがダラダラとクソを垂れ流してますね -- 名無しさん (2015-12-02 16:53:15) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: