鉄鍋のジャン!

登録日:2011/11/22 Tue 12:55:27
更新日:2025/04/23 Wed 20:03:23
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──料理は勝負だ!──



1995年から2000年まで週刊少年チャンピオンに掲載されていた、西条真二の中華料理バトル漫画。料理関連の監修はおやまけいこ。全27巻。
また、後に続編『鉄鍋のジャン!R』も連載された。こちらは全10巻。正直、どっちも打ち切り臭が……
更に掲載誌をドラゴンエイジに移した続編として『鉄鍋のジャン!!2nd』が2017年2月から2019年12月まで連載。
こちらの監修は今井亮、ムラヨシマサヨキ。全7巻。やっぱりこれも打ち切り臭が……
スピンオフ作品『鉄鍋のジャン!五行クンの楽しい香港生活』も2020年11月から2022年3月までヤングドラゴンエイジで連載。またしてもこれも打ち切り臭が……
ちなみにパラレルな世界麻雀やってる『鉄牌のジャン!』『鉄牌のジャン!VR』なんて物もあるが、ここでは取り扱わない。スピンオフの方がよっぽど綺麗に終わってるとかどういう事なの……

料理大会などで料理人同士が戦う、というのは他の料理漫画でもよくある光景だが、“主人公の方がよほどタチが悪い”うえに“メインの敵キャラが料理を審査する評論家”という珍しい作品。

なお、敵役である審査員の大谷などの意向で、テーマが「不老長寿」「オージービーフ」「未来」など妙に曖昧もしくは解釈しづらい内容が多いため、如何に合致しているかの解説フェイズが入る。

~目次~

~あらすじ~

『中華の覇王』と呼ばれた秋山階一郎の孫にして、階一郎から中華料理のあらゆる技法、“秋山の魔法”を伝授された少年、秋山(ジャン)
自死した祖父の遺言に従い、祖父の盟友である五番町睦十の経営する『五番町飯店』にやってきたジャンは【料理は勝負】という信条のもと、様々な料理人達と料理対決を繰り広げる……


~登場人物~

秋山醤

【料理は勝負
主人公。坊主刈りの頭に鋭い目つき、牙のように目立つ犬歯とある意味特徴だらけのキャラ。
物心付く前から祖父と二人暮らしで料理修行に明け暮れていたため、ほぼ常に喧嘩腰だったりと対人関係のスキルは最低レベル(ただし、祖父の虐待レベルの修行に加え、本人の自殺で受けたショックによる影響の可能性も十分ある)。

勝つためには手段を選ばない所があり、大会で初めて作ったのが“幻覚作用のあるキノコスープ*1というなんとも言えない代物だっため、態度も相まって業界内では完全に嫌われている。
つまり、マガジン中華料理漫画にいたら間違いなくにされるタイプ。

とはいえ、完成品は相手を驚かせる物が多いものの、基礎的な技法や知識を確実に踏まえて経験に裏打ちされた料理を得意とするなど、料理に対しては非常に真摯。
実際、負かした相手をほぼ毎回罵倒しているが、相手の作った料理自体は皮肉混じりながらも意外と褒めることが多い。
また、悪鬼外道な態度や行動も勝負で勝つことを最優先しているからであり、料理勝負さえ絡まなければそこまで性悪にはならない。
五番町飯店での勤務態度も霧子はじめトラブルこそ起こすがむしろ真面目な方。

続編の『R』でも相変わらず【料理は勝負】を貫いているが、さりげなく相手を幸福に導く「心の料理」も習得している。

『2nd』ではキリコと結婚し息子を設けるが終盤まで登場しなかった。
部下であるロペス・アギーレの回想ではどこかで料理長をしているらしい。
子供の名前も「秋山醤(Jr.)」で少々ややこしいことになっている。
ちなみに、ジャンJr.には結構親バカであるらしい。


五番町霧子

【料理は
五番町睦十の孫娘。正反対の信条を掲げるジャンとの相性は最悪で、何かにつけて衝突しているライバルであり、あと多分ヒロイン。

ジャン同様基本を重視するタイプの料理人だが、最大の違いは食べる相手が喜ぶ物を作ること……なのだが、その実態はジャンと同等かそれ以上の傲慢な性格。
自分の「料理は心」の価値観が他人も同じ(それか同じでなくてはいけない)と思い込んでいる危険な節があり、悪い言い方をしてしまうと「押し付けがましい」のである。
そして微妙にコミュ障な気もある。まあ彼女も彼女で祖父があれだし調理場中心の狭いコミュニティで過ごしているわけだが。

彼女に限った話ではないが、回を重ねるごとにが膨らんでいる。成長期にも限度があるだろ……。

『R』では弥一から地位を譲られたのか、いつの間にか五番町飯店オーナーに就任している。
ジャンとの関係は大幅に改善しており、男女の関係を通り越してむしろ熟年夫婦のような雰囲気を出している。
彼に応急処置を施す際の「もっと食べたいか」「食べてやってもよいぞ」「わかった」あたりの会話はその筆頭だろう。
何よりしかめっ面一辺倒だった表情が非常に柔らかくなり、お互いに笑顔で会話するシーンすら存在する。 無印ではこんな描写一度たりともなかったのに
「おいキリコ!次はおまえもやれ」「OK!」といった会話もあり、ジャンの相棒・パートナーのような一面も見せている。
お前ら中国で絶対何かあっただろ……。
ジャンの祖母に鍛えられた事で、「他人を許容する真の意味での心の料理」を習得できたのかもしれない。

『2nd』ではジャンと結婚しているようだが性格がジャン大好きを公言する重度のヤンデレへと豹変しており、息子のジャンJr.には心の料理と言いつつも実際はジャンの祖父である階一郎と同様のスパルタ教育を施している。一体何があったのか…
ただし、最初の回想では少なくとも暴力などは振るわず、笑顔のままミスをしたら延々とスパルタメニューを追加していくという静かでいて冷たい方式。ちなみに、やっていたのはジャンもやらされた刀削麺。

ちなみに、スピンオフにて父親の容姿もモットーもジャンとそっくりだったことが判明した。そのため、彼女自身が覚えているかは不明だがファザコン容疑がかかっている。


秋山(五番町)醤(Jr.)

秋山醤と五番町霧子の一人息子にして『2nd』の主人公。
五番町飯店の跡取りを公言しているが、トラブルばかり起こすので同僚達に頭を抱えられている。
親父と顔が瓜二つだがそれには不本意らしい。
対人(対外)関係はかの有名な「もしかしてこれ料理?」を筆頭に親父譲りだが、五番町飯店の身内相手なら親父よりも大分柔らかい。
母親と同じく「料理は心」がモットーなのだが、実際にやっている事は親父と同じく「料理は勝負」であり、勝負以外での料理はトコトン手を抜いてしまう欠点がある。


小此木タカオ

五番町飯店見習い。脳天気なお調子者でジャンの数少ない、というか唯一の友人である。
料理の腕は自他共に認めるほどいまいちだが、発想には光る物があるタイプ。というか15、6で達人芸披露する他の連中がおかしい。
ジャン共々、中々完成度の高い女装を披露したことも。
『R』では技術も伴い、一端以上の料理人に。
『2nd』では五番町飯店を離れているようだが楊のいる神戸に住んでおり、異常に明るいキャラクターになっていた。


セレーヌ楊

【料理はコテコテ
父が香港出身、母がフランス人、本人は生まれてこの方神戸で関西弁を喋る、とややこしい少女。
ポリシーも一見意味不明だが、「一切妥協することなく味・香り・美を徹底的に極める」とは本人の弁。
勝負事にも妥協しない勝負人気質の性格で、作中でジャンが作った甘いスープ戦法を「相手の弱点を上手いこと突いた」と掛け値なしに賞賛するレベル。

中華料理の大会で決勝を争ったジャンとキリコを気に入り、見聞を広めるのも兼ねて神戸の実家『シードラゴン』から五番町飯店にやってくる。睦十は面接したのに忘れてたけど。
父譲りの新しい中華、ヌーベル・シノワを得意とし、上品かつ斬新な中華料理を作る。……のだが終盤は解説役。
最後の黄蘭青との対決においては審査員全員に対し「味見」と言いながら皿山盛りのトウモロコシ製の味噌をふるまった。
『R』では神戸に帰ったから仕方ないとは言え、とうとう完全に解説役になり、しかも出番も少ない。

『2nd』は本人の出番は今のところないが、彼女と小此木との間に出来たであろう息子のマリオが登場している。
実は逆算すると、『R』の時点で既にマリオは誕生している計算になる。
『R』で東京に来てたのも、(ワザと)失敗を重ねてる小此木を見かねて、彼を神戸に連れて帰る為だったのかもしれない。


小此木マリオ

『2nd』で登場する小此木タカオとセレーヌ楊の息子。物腰は比較的柔らかだが、非常に容赦のない物言いが特徴。
【料理はジョワイユ(楽しさ)】がモットーで型にとらわれない斬新でユニークな料理を作る。
ジャンJr.とは友人というよりはライバルであり、時折ピリピリした空気になる。


黄蘭青

【料理は半歩先
常に笑みを浮かべ、親父ギャグを連発する掴み所のない青年。材料だけで相手の料理を把握し、その先を行く料理を作るというとんでもない技量を誇る。
世界の中華料理界を裏で牛耳る陸一族の当主、百蘭王を襲名する予定だが、本人の目標はさらに大きく“世界の黄蘭青”。
今作最強クラスの料理人で終盤のライバルなのだが、微妙なライバル連中が登場する『R』には登場せず。
『2nd』ではのっけから陸家の技がモチーフの秋山式ギョーザ包み改が出てきた。
黄も最後に登場するが、実はとんでもない爆弾を抱えていたことが発覚する。 


その他の料理人

こちらの項目で。
「陸一族」はこちら


大谷日堂

“神の舌”の異名を持つ料理評論家。
舌は確かだが、金次第でどんな料理もほめちぎり、逆にどんな料理も粗や欠点を見抜いてボロクソに貶す。
ジャンとキリコに恥をかかされて以来ジャンを目の敵にしており、刺客の料理人を送り込む、全国中華料理人大会を開く、その大会の審査員として嫌がらせを行うなどして度々立ちはだかる異色のライバルキャラ。
が、ジャンの料理を無意識に完食していたり、低得点をつけようとして自分の舌と葛藤したりとどうも憎めない。
『R』では自身の名を冠した『大谷杯』でジャンを敗北させようと暗躍するが……

前述通り、変なテーマを出す常習犯。「最悪、誰もまともな料理ができなければそれは自分に屈服したということ」と解釈しているので、改める気ゼロ。
デザートとかエビ料理とか、中華では多様性に乏しいテーマも出す。
なお、『2nd』では大谷姓を持つ新キャラが5人登場しているが、もれなく性格が悪い


五番町弥一

キリコの叔父で五番町飯店総料理長。ジャンに反発する周囲を諫めたり突飛な料理を評価するなど、彼の数少ない理解者。
また、料理に関する知識も豊富であり、度々技法や食材について解説してくれる読者の味方。
(ポジション的に披露することはなかったが)料理人としての腕前はジャンも認めるほどだが、指導者としては大したことをしてないんじゃないかと思えるほど。*2
確かにお店は料理教室ではないが、それにしたって従業員たちは知識も腕もイマイチっぽい*3し、パワハラも諫めずスルーしている*4ようだし、立場的にもう少し是正すべきだろう。
睦十から(従業員たちがろくな春巻を提供しなかったため)「お前の教育がなっとらんからじゃ! 甘やかしてるんじゃないか!?」と叱責されて即座に詫びているがその後も改善している感はないし。
恐らく彼も昔気質な、特に何も言わず「目で見て覚えなさい」なスタイルだったのだろう。それでいて月一で品評会を開いて新メニューを考えろというのもいささか酷である。*5
キリコが「人に聞いちゃダメ・頼るのは甘え」的な考えになったのも、多分に影響しているかもしれない。
『2nd』でも相変わらず総料理長として第一線で活躍中。
髪を剃った上に顔の彫りが加齢で更に深くなり、ますます睦十と似てきた。


李考英

五番町飯店で働く中国人料理人。弥一の右腕的存在であり、弥一同様ジャンに理解を示す。
また、わりと基本的なことを含めて他の従業員が口にした疑問にも優しく答えてくれる。……長くないぞこの店
総料理長の弥一に次ぐ司厨長を勤め、新作の品評会でも睦十、弥一と共に審査する側だったことから腕は相当のものと思われる。


湯水あんん

『2nd』に登場する五番町飯店の見習い料理人兼、経理担当。
湯水スグルと刈衣花梨の娘で双子の姉に湯水るぅいがいる。どっちもすごい名前だな!?
姉がいつもニコニコしてるのに対してあんんは気が強そうな顔立ちをしている。ちょっとキリコっぽい。
ジャンJr.のカノジョを公言して尻に敷いている。
カレカノの関係と言うよりはビジネスパートナー。


伍行姫

『2nd』に登場する五番町飯店香港支店に勤める伍行壊の娘。合法ロリ枠。
見た目はゴスロリ風の小中学生くらいの少女だが21歳。姉御系の口調でジャンJr.からは五行姐さんと呼ばれている。
裏食医である父親譲りのかなりきわどい事をするらしく、ジャンJr.曰く「気に入らない人間にはすぐを盛る」。
表舞台を嫌う父親には内緒で料理大会に出場する。
母親は恐らく『五行クンの楽しい香港生活』に登場した相永燁(あいえいか)だと思われる。(外見がそっくり)
実は逆算すると無印時点で既に誕生している。


五番町飯店の料理人達

五番町飯店の厨房を任された面々。……なのだが一回りほど歳下のジャンやキリコ、楊に技量で負けたり料理の知識が残念だったりと微妙な皆さん。
望月くらいしか目立たないが、一応全員のフルネームと役職が設定されている。
+ 長いので折り畳み
基本的には名有りのモブキャラたち。カッコ内は年齢。作劇上の都合、みんな厨房にいるようなのでシフトとかどうなってるのか不明。
  • 柏原工次(35)
天然パーマっぽい髪型の男性。年長者。この中では比較的マシな腕と料理知識の持ち主なのだろうが、小此木に対して平気で殴る「昔の教え方」をしている。睦十から窘められてるのに……。
  • 瀬我圭太朗(29)
糸目、角刈りの男性。『瀬我』という苗字は存在しないので、もしかしたら『瀬賀』としたかったのかも。
  • 望月貢(22)
人としても料理人としてもかなりダメな人。なんで雇ってるんだろう……。
以上は鍋担当の三名。

  • 江藤泰行(31)
垂れ眉、細顔の男性。
  • 太田幹夫(18)
眼鏡で丸顎の男性。何気に年齢はジャンたちに次いで若い。
こちらは下ごしらえが主な仕事の切り物担当の二名。

  • 岩田ひろみ(26)
天パ、いかつい顔、厚めの唇、と顔に特徴があるのでこの中にいても目立つ男性。
  • 谷勇人(24)
角刈り、丸顎の男性。
こちらは焼き物担当の二名。

  • 史生平吉(33)
丸眼鏡に丸刈りの男性。これで「しお」と読むそうだが、彼も存在しない苗字。
  • 小林良行(19)
糸目の男性。髪が黒ベタではないので染めてるのかも。
こちらは蒸し物担当の二名。

  • 星成奏(31)
糸目、七三分けの男性。
  • 原沢丈二(20)
眼鏡、短髪の男性。
こちらは調理場内の雑務を取り仕切る二名。


秋山階一郎

【料理は魔法
ジャンの祖父。かつては“中華の覇王”として睦十と並び中華料理界では知らぬ者のない存在だったが、隠居して久しいためキリコら若い料理人にはあまり知られていない。
幼くして両親と死別したジャンに徹底した料理の英才教育を施した。
……が、息子夫婦(息子さんの名前は『爆』)との死別や、長年患っていた癌で余命がなく、かなり焦っていたようで、背中一面に傷痕が残るほど杖で打ち据えるなど、そのやり方は色々間違ってる感が強かった。
元々口より手を出してしまうタイプのスパルタ教育で知られており、ジャン以前から弟子は全く居つかなかったという*6
後に登場した妻も「子育ての才能はなかったみたい」とぼやいていたほど。
本編開始直前、かねてから患っていた癌により味覚を失い、自分が最早生ける屍と化してしまった事を確信。
ジャンに大金を預けて睦十の下へ向かうよう手紙を遺し、何十年ぶりかにライバルへ電話をしてジャンを託すかのような遺言を残して家諸共焼身自殺。骨も残さず灰となったはずだった
なお、ジャンは焼け落ちる家(の中にいる階一郎)に向かって号泣と共に「負け犬」と罵声を飛ばしており、ジャンが彼を『ジジイ』呼ばわりする原因にもなっている*7
ただ、それでも尊敬され続けており、彼の料理に対する情熱と真摯な態度はちゃんとジャンに受け継がれている。

若い頃から攻撃的な面構えをしていたが、ジャンとは違ってむしろ陽気で人懐っこい性格をしていた。


五番町睦十

“中華大帝”と称されるキリコの祖父で五番町飯店のオーナー。基本的に店は弥一に任せているものの、老いてなおその腕前は超一流で、服の下ははち切れんほどの筋肉を維持している一話の時点では明らかに小柄なお爺さんだったんだけどね。
見習いの小此木に対しても実演しつつ優しく教え*8、客に対しても直接頭を下げて給仕するなど階一郎とは真逆の料理人。
しかし品評会ではだらしない従業員と育成ができていない弥一には怒鳴り散らしており、さらに楊も気づいたように柔らかな物腰の裏ではギラついた目で若手にも闘志を燃やし続けているという本性は恐ろしいジジイ。
ジャンのことは階一郎の遺言もあったことからか気にはかけてるものの基本的に「山ザル」と呼んでおり、いつまでも頑なに勝負にしか拘らない姿勢には苦言を呈している。
最後はジャン・キリコ・黄が作った渾身の一品を一人で苦もなく再現し、後日三人と戦うはずだった。
が、体は鍛えても心臓が付いていけなかったのか、決戦のための無理が祟り、当日に突然倒れそのまま死亡。親友であり最大のライバルだった階一郎の墓と並んで埋葬された。*9
霧子が最後に気づいてしまったように、最初から最後まで睦十が追いかけ続けていたのは階一郎でしかなく、
料理人としてのアドバイスこそしていたものの霧子やジャンのことは「敵」「ライバル」としては眼中にはなかったのであった*10
……単行本収録の真最終回では墓に落雷を受けて(骨も残っていないはずの)階一郎と共に(何故か世紀末っぽくサイボーグ化して)復活していた。なんなんだおまえら。


桃明輝

階一郎の妻でジャンのばあちゃん。名前は「とう みんき」と読む。
無印の締めとして登場したぐらいなので出番は少ない。やっぱり巨乳かつ背筋も立派なばーさまで悪態をつくジャンにも平気で傘でひっぱたいてる。
ジャンが言うには階一郎が死んだ時も来なかったそうだが、階一郎やジャンとはどんな距離感で接していたのかはわからない。
番外編ではまだ少女ながらも馬賊の頭領を務めており、この時に若い頃の階一郎と睦十、それにキレイなショタっ子だった頃の大谷に出会った。
ちなみに60年前なので階一郎と睦十は15歳(あの容姿で……?)で、彼女はそれよりも年下に見えるが年齢ははっきりしない。
長生きしそうなばあさんだったが『R』の時点で故人となってしまっている。






大変やね キリコちゃんもジャンも
もう少し追記・修正の手間のかからん項目を作っとったらこない忙しい思いせんかったんやで

……別に!
こんなのちょうどいい忙しさだよ!

オレは  あたしは
楽してそこそこ面白い項目を作るくらいなら
大変でもいいからとびっきり面白い項目が作りたいんだ!!

というわけで、追記・修正お願いします。
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最終更新:2025年04月23日 20:03

*1 ただし大会で用意したもののみ。組み合わせで作用を発揮する。

*2 楊をわざわざ招き入れたり、キリコのために綺麗なダチョウ肉を用意したりと何もしてないわけではないが。

*3 なにせ小此木は基本すらわかっていなかった

*4 何なら彼も小此木の頭を殴っている場面がある。

*5 更に言えばメニューはオーナーの睦十が考えたものなので改良の余地が基本的に無く、強いて言うなら一種類しかない春巻ぐらいしかつけ入るところが無い、とハードルが高い。

*6 作中でわかるだけでも蒸しすぎた蒸籠に体を押し付ける、火の通り過ぎた魚に手を突っ込ませて火傷させる、食い合わせの悪いドリアンと酒を実際に飲ませる等。「体で覚えなければ意味がない」という考えだったのもあるが明らかにやりすぎである

*7 それでも回想では「ジイチャン」と呼んでおり、R以降は中国での修行を通じて考えが変化したこともあるのか、「ジジイ」と呼ぶことは少なくなっている

*8 階一郎のような体罰を交えたり「目で盗む」といった「昔のやり方」に関しては苦言を呈している

*9 戦いに備えて長年の経験から作り上げた『睦十X』という独自の調味料を用意していた。「これを使われていたら絶対勝てなかったろう」と言われるほどの魔法の調味料だったようだが、その後の行方は不明。まあ作り方も本人しかわからなそうだが。

*10 当然霧子もジャンもこの事実には打ちのめされ、実質勝ち逃げされてしまった形になってしまった