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超星艦隊セイザーX - (2023/05/17 (水) 10:21:56) の最新版との変更点
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&font(#6495ED){登録日}:2011/05/11 Wed 02:36:58
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます
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#center(){「&font(#ff7800){過去}」と「&font(#ff0000){現在}」と「&font(#0000ff){未来}」を繋ぐ
壮大な物語が幕を開ける!}
#openclose(show=●目次){
#contents()
}
*【概要】
『超星艦隊セイザーX』とは、2005年10月から2006年6月にかけてテレビ東京系にて放送された東宝制作の特撮ドラマ。
超星神シリーズ第3弾にして最終作。
*【ストーリー】
#center(){&font(#0000ff){始まりは現代}}
西暦2005年、集める事でどんな願いを叶える事も出来る宝「コスモカプセル」を宇宙海賊が手に入れた事から始まった。
#center(){&font(#ff0000){500年後の未来}}
宇宙は宇宙海賊に支配され、海賊達の子孫〈ネオデスカル〉による暗黒の時代となっていた。
悪道を繰り返すネオデスカルにシャーク隊長率いる反乱軍は抵抗するも絶大な力を持つ海賊の前には無力であった。
絶望的な戦いの中、反乱軍は逆転を賭け一つの作戦を決断する。
それは、500年前の地球へとタイムスリップし宇宙海賊のコスモカプセル入手を阻止するという物だった。
#center(){&font(#ff7800){再び現代}}
2005年。
主人公・安藤拓人はF1レーサーになる夢を叶えるため、日夜アルバイトに勤しんでいた。
そんなある日、地球に襲来した宇宙海賊を目撃。
祖父から宇宙海賊の事を聞かされていた拓人は宇宙海賊を追跡する。
追跡の末、拓人は未来からやってきた反乱軍の戦士〈セイザーX〉と遭遇。
祖父がかつて交わした約束から拓人はセイザーXの一員として戦う使命を課せられるのだった。
宇宙の未来を賭けたコスモカプセルの争奪戦が始まる。
*【内容】
超星神シリーズの例に漏れず、本作は1クール毎にシリーズ化されている。
・&font(#ff7800){第1部}
セイザーXと宇宙海賊がコスモカプセルを巡って激突!
・&font(#ff0000){第2部}
ネオデスカルの刺客が現代に侵入していた!
セイザーXに絶体絶命の危機が訪れる。
・&font(#0000ff){第3部}
ネオデスカル本隊が来訪。
最終決戦が近づく。
*【解説】
今作は前2作より1クール短い全38話となっているが、これは打ち切りではなく、シリーズ第4弾となるはずだった『超星騎士ライフセイザー』の放送を見越してのものだった。
前2作は操縦するロボットの名称をタイトルにしていたが、本作は操縦するロボットの「[[流星神]]」をタイトルにしていない。
特撮パートでは重厚感溢れる月面での戦いなど、テレビ特撮の限界に挑んだ表現づくりがなされた。何気にシリーズでは唯一の月面セットを使った特撮を見ることができたりする。
男性3人のみのチーム(『[[太陽戦隊サンバルカン]])』、一人の現代人と未来人の仲間『[[未来戦隊タイムレンジャー]]』、敵が宇宙海賊(『[[星獣戦隊ギンガマン]]』)など[[スーパー戦隊シリーズ]]のオマージュもある。
放送フォーマットも一部改革され、前作まではキャラクター紹介だった次回予告後のミニコーナーが『今日の一言』に変更。これは視聴者に教訓を身につける一言を送るという内容になっている。
3クールとなった影響により、当初予定されていた最強ロボの案が流れたため、第2クール中盤から目立ったパワーアップが行われなかった。
そのためか終盤ではコアブレイバー3体の連携やパトラの登場など商業的な影響が少なさそうな展開を熱気を込めてプッシュする放送予告が多かった。
しかし、売上不振という現実の壁には敵わず、本作を以て超星神シリーズは終了は幕を下ろし、前述の『超星騎士ライフセイザー』も幻に終わってしまった。
*【設定】
メインとなるヒーローは前作同様の3人。
しかし、前作では関係者を極限まで絞った事や数々の設定変更などによりドラマが膨らみにくかったのを反省してか、それぞれの戦士に個性的なサポート要員を設定しており、それらを含めて〈セイザーX〉というチームを構成する。
また、セイザーXと宇宙海賊の戦士には&font(#ff0000){炎}、&font(#008000){風}、&font(#ffdc00){雷}、&font(#0000ff){水}の属性が設定されている。
属性には相互関係があり戦闘における重要な要素となっている。
&font(#ff0000){炎}←&font(#0000ff){水}
↓ ↑
&font(#ffdc00){雷}→&font(#008000){風}
&font(#800080){各属性は矢印を指している相手に強い}
またシリーズでは唯一、女性戦士がいない((一応、デザイン初期の段階では白鳥モチーフの女性戦士のラフスケッチも描かれていたが、最終的には採用されなかった。))。
**【シリーズ間の繋がり】
シリーズの一体感を持たせる一貫として、『[[超星神グランセイザー]]』に登場したギグファイターやガダル星人、『[[幻星神ジャスティライザー]]』に登場したメカ巨獣メガリオンが本編に出演したが、劇場版以外で明確に繋がっていると思われる描写が無い。
また、第1話に登場した雷海賊ライデッグはラフ段階ではインパクター・ルシアに似ていたため、同じインパクター星人として出す案もあったが、造形段階でうまく伝わらなかったため没になった。
*【作風】
超古代文明が発端だった前2作と反対に未来を題材にしたSFチックな世界観と非常にシリアスな背景を持つ。
#center(){&font(#ff0000){が}}
本編の内容は信じられないほどコメディチックである。
敵である宇宙海賊の3将軍は非常に憎めないキャラをしており、セイザーX側も戦いの知識が疎い拓人の存在柄、いまいち締まらない。
戦闘時はシリアスで徹底されていた前2作と違う最大のポイントである。
また、ドラマにおいても話のスケールがデカい割には殆どが安藤家の茶の間で行われており、異様にシュール。
重要な場面ではシリアスさを出しながらも基本的にストーリーはコメディチックに展開され、時々の家族や仲間に対する人情ドラマや未来に関する謎が魅力。
シリーズ構成は『YAT安心!宇宙旅行』を手掛けた林民夫が担当。
シリーズのメインデザイナーである西川伸司氏は同作の原案者でもあり、林氏との意外な再会に驚いたという。
監督陣は平成モスラ3部作の米田興弘や、後に『[[ウルトラマンタイガ]]』を手掛ける市野龍一ら4名がメガホンを取った。
*【主な登場人物】
&bold(){●安藤拓人/&font(#ff7800){ライオセイザー}}
演:高橋良輔
主人公。
ドジでおっちょこちょいだが、熱い正義感の持ち主。
イギリスに行くためにアルバイトをしている。
回毎に仕事が変わる吉永サリーみたいな奴。
●[[セイザーX>セイザーX(登場キャラクター)]]
別項にて記載。
&bold(){●安藤宗次郎}
演:宗方勝巳、高橋良輔(18歳時)
世界的に有名な天才メカニック。
拓人にとっては大好きなお祖父ちゃんであり、それ故に自分を一人前だと認めさせたい存在。
若者だった時代に事故でやってきたシャークと遭遇し、親友となった。
一度はシャークと共に全てのコスモカプセルを集めるも、どうしても未来に帰らなくてはいけなくなったシャークのためにコスモカプセルを使用。
2005年に再びコスモカプセルを集めに来るセイザーXをサポートする事を約束した。
&bold(){●安藤俊作}
演:田中優樹
拓人の父。イギリスでF1のメカニックをしている。宗二郎に怒られて育ったため自分は子供を怒らないようにしている。
&bold(){●安藤春子}
演:森川由加里
拓人の母。セイザーXの居候を快く受け入れた。
&bold(){●安藤由衣}
演:枚田菜々子
拓人の妹。兄の事をバカにしているが努力は認めている。
*【敵組織】
**宇宙海賊デスカル
第1部の敵。コスモカプセルを手に入れるためにやってきた宇宙人の軍団。
宇宙恐獣という巨大生物を戦力に持つ。
簡単にコスモカプセルを手に入れられるはずが、セイザーXに邪魔され多数の配下を失い、3体いた恐獣も全滅させられ、挙げ句に母船を失う散々な目に会う。
&bold(){●バーダー船長}
宇宙海賊のトップ。
戦艦バルガレオンの中から3将軍に指示を出す。
実はロボットでありバルガレオンに落ちた落雷が原因で機能停止した。
●[[3将軍>3将軍(セイザーX)]]
幹部にして&bold(){&font(#ff0000){愛すべきバカ}}。
詳しくは別項にて。
**ネオデスカル
未来の宇宙を支配する宇宙海賊の子孫達。
彼らが繰り出す恐獣は手ごわく、流星神は何度も危機に陥った。
●&bold(){グローザ}
演:石川美津穂
第1部終盤から暗躍していたネオデスカルの刺客。
&font(#808080){偉大なるガレイド様}を抑える役目を負う鉄の女。
冷徹な頭脳と生身でもセイザーXと渡り合うほどの強さを持つ。何気に&font(#808080){偉大なるガレイド様}に料理をふるまう役目も。
実は雷将軍サンダーラの子孫であり、彼女がブレア―ドと結ばれなくなった事で未来が改変。
この世に生まれない事になる=&bold(){歴史から存在そのものが消滅する}という、ある意味死より悲惨な末路を辿った。
●&color(red,silver){&bold(){ガレイド}}
声:二又一成
第2部から登場したネオデスカル幹部。またの名を「&font(#808080){偉大なるガレイド様}」。
3将軍の子孫で、非常に短気かつ、おだてに弱い自信家。
ブレアード達の事が気に入らないがグローザの「子孫ですから」で良く止められる。
間抜けそうに見えるが、そこは第2部メインの敵。これまでの宇宙海賊の比ではない高い戦闘能力を持つ。
何度戦ってもセイザーXを仕留めきれず、さらにはサンダーラにノーマークだった事が仇となり、結果グローザを含むネオデスカル構成員が多数消滅するという大失態を犯す。
首領からの最後通告を突きつけられ、未来暴艦ガレオキングを用いて最終作戦に乗り出すもアクアルの横槍によって失敗に終わり、自暴自棄になって彼女を殺そうとするが最期は首領によって制裁された。
●&color(purple,silver){&bold(){ジャッカル}}
演:小島邦裕
第2部から登場。シャーク隊長を追い未来からやってきたネオデスカルの一員。
シャーク隊長と互角に戦える装備を自身で作り執拗に狙った。
人間型の宇宙人だが「&font(#808080){装着!}」の掛け声で名前の如くジャッカルが意匠のアーマーを装着、二振りの剣・&color(purple,silver){&bold(){ファングソー}}でシャークに襲い掛かる。
このアーマーには全ての属性のデータが入っておりあらゆる攻撃に対応出来る。
元々はシャーク隊長の相棒であり、共にネオデスカルで活躍していた。
ジャッカルが隊長の命を狙うのは隊長が自分に相談も無くネオデスカルを脱退し反乱軍に加入したためである。
&font(#800080){とんだツンデレだぜ……}
第2部終盤。
飽くまでもシャーク隊長を狙い続けた結果、シャークリーガーの攻撃を受け瀕死の重傷を負う。
傷は深く、ブレアードにドリルアングラーの操縦を任せた後に永眠した。
今作のライバルキャラだがロギアやデモンナイトと違い共闘が一切無く、登場期間も短い。
モチーフは[[ジェットジャガー]]ではないかといわれていたが、頭部デザインを手掛けた品田冬樹氏は全く意識しておらず、
人間の口のディテールがあるセイザーXの対比になるように[[狼>オオカミ]]の骨のような口にしたところ、偶然似てしまったというだけである。
●&color(black,goldenrod){&bold(){ネオデスカル}}
声:津田英三
ネオデスカル首領。
超巨大戦艦ネオデアークに乗って現代の地球にやって来た。
状況によっては部下を平気で切り捨てる冷酷な性格。
彼の目的は全宇宙を闇でひとつにすることで戦いの歴史を終わらせ、真の平和を築くこと。
そのために闇の浸食装置ダークアルマーをセイザーXに気づかれないように建造していた。
サイクリードの直系の子孫。
#openclose(show=最終決戦では…){
●&color(red,black){&bold(){ブラックライオ}}
本作の真のラスボス。
暗黒恐獣ダークゲランと一体化したため一度は消滅したネオデスカルがコスモカプセル『ライオン1』を取り込んで変化した姿。
ライオセイザーの「ライオブレイカー」の色違いとなる「ブラックライオブレイカー」で戦う。
ダークゲランの内部に侵入したセイザーXとブレアードによってライオン1を奪い返され、ライオファイヤーを受けて消滅したが、この姿も仮初めにすぎないためネオデスカルの意識は健在であったが…
黄色いライオセイザーを黒くした姿だが、スーツはリペイントではなく新規造形。
}
●&bold(){バレーダ}
演:佐藤麻紗
ネオデスカルの片腕である&s(){棒読み}セクシー女幹部。
●&color(darkviolet,dimgray){&bold(){暗黒恐獣ダークゲラン}}
本作のラスボス怪獣。
ネオデアークから射出された恐獣バレルから出現した最強最後の恐獣。
月面のダークアルマーが発生させた闇を地球に到達させる役目を持ち、その体は闇で覆われている。
最強の恐獣なだけあってその力は凄まじく、シャークリーガーのソードプレッシャーを[[腹部の口で捕食>ベムスター]]する事で必殺技のハイドロールスラッシュを完封し、そのまま闇で浸食して機能停止に追い込んだ。
さらに敵の攻撃をブラックホールを発生させることで封じるなど無敵の防御力も誇る。
しかしドリルアングラーのドリル攻撃で弱り始めたところをウインドイーグルとマグナビートの同時攻撃に耐えきれず遂に倒された。
#openclose(show=しかし…){
残された残骸にネオデスカルが融合したことで&bold(){流星神の数倍の大きさにまで再生・巨大化}した。
それにより1度止まっていた闇が再び地球に向けて動き出す最悪の事態に発展した。
元々強かった戦闘力はさらに上昇し、巨大な口と両腕の鎌でグレートライオ以外の流星神とドリルアングラーを機能停止に追い込んだ。
体内と外からの同時攻撃でなら倒せるかもしれないと踏んだアドたちの乗り込んだコアブレイバーに腹部の口から侵入されてしまい、最期は体内からのセイザーXとブレアードの必殺技、そして外からのグレートライオのハウリング・クラッシュによる同時攻撃を食らい、ネオデスカルの意識諸共完全に倒され、同時に闇も全て消滅した。
#center(){&bold(){&color(red,black){世界を、世界を一つにィィィィィィィ!!!}}}
}
*【主なメカ】
●[[流星神]]
別項を参照。
●&color(red,gray){&bold(){ドリルアングラー}}
ジャッカル専用のアンコウ型宇宙船。
シャークリーガーに対抗して作られロボット形態に変形可能。
ドリル以外の目立った武装を持たず、ロボットモードでは格闘戦がメイン。
必殺技はドリルで特攻する荒技「ドリルブローション」
ジャッカルの死後はブレアードが操縦を引継ぎ、最終決戦まで流星神をサポートした。
●&color(yellow,silver){&bold(){未来暴艦ガレオキング}}
グローザの遺した超過密圧縮装置によって戦艦ガレオローグがサイズダウンし、変形したロボット恐獣。
窮地に立たされたガレイドが装置を手に&bold(){マニュアルを読みながら}操縦する。
3体揃った流星神とも互角に渡り合える戦闘力を発揮したが、ガレイドがアクアルに不意打ちを食らったことでガレオローグに戻ったところを3体の流星神の同時攻撃で撃墜された。
**○[[コスモカプセル]]
宇宙に伝わる伝説の宝。集めるとどんな願いも叶えられる。
*【劇場版】
&big(){&bold(){『劇場版 超星艦隊セイザーX 戦え!星の戦士たち』}}
2005年12月17日公開
同時上映は『[[劇場版 甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道]]』。
[[前年>ゴジラ FINAL WARS]]に一時終了したゴジラシリーズに変わる正月映画として制作された。
監督は『[[ゴジラVSビオランテ]]』で[[川北紘一]]特技監督とコンビを組んだ大森一樹が担当。
ボスキートの関連種ニューボスキートを相手に、グランセイザー、ジャスティライザーの力を借りたセイザーXが戦いを挑んだ。
シリーズ総計18人のヒーローが出演したが、グランセイザー側は役者の関係で変身後のみ。
ジャスティライザーは喪失した変身能力を終盤で取り戻す最終回の設定を踏まえている。
*【主題歌】
◆OP&bold(){「超星艦隊セイザーX」}
作詞:山田ひろし / 作曲:浅田直 / 編曲:矢野立美 / 歌:高橋洋樹
最終回ではエンドロールでも使用された。
◆ED&bold(){「ジャンプだ! 僕らのセイザーX!!」}
作詞:山田ひろし / 作曲:小杉保夫 / 編曲:矢野立美 / 歌:高橋洋樹
前作までのタイアップソングとは打って変わってダンスを全面的に推した映像が見所。
主題歌を歌ったのはアニメ版『[[ドラゴンボール>ドラゴンボール(DRAGON BALL)]]』のOPテーマ『魔訶不思議アドベンチャー!』で有名な高橋洋樹。
*【余談】
- 超星神シリーズでは唯一カラオケ(JOYSOUND)に専用の映像が搭載されている。OPやアイキャッチ、そして最終決戦のシーンなどを元に編集されており、担当者の作品愛が感じられる出来である。セイザーXファンがカラオケに行った際は是非主題歌を歌ってみてほしい。しかし2015年頃に当時の新しい機種がリリースした時期に映像が[[他の特撮の前期OP>魔弾戦記リュウケンドー]]共々削除されてしまっており、現在は視聴困難な状況である。
-本作の放送終了後、土曜9時台前半は再びアニメの放送枠となった(後番組は『[[おとぎ銃士赤ずきん]]』)が、2016年4月より『[[新ウルトラマン列伝>ウルトラマン列伝]]』が本枠に移動して以降は毎年[[新作ウルトラマン>ニュージェネレーションヒーローズ]]が放送されるようになった。
今日の一言
「素敵な項目を作るときは、追記・修正をきちんとしようね!」
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#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
#vote3(time=600,2)
}
#include(テンプレ3)
#openclose(show=▷ コメント欄){
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- EDのダンスが好きだった。あとは最後のコントのような道徳のお勉強。 -- 名無しさん (2013-10-04 22:30:06)
- セイザーエックスジャンプだー♪うちゅうの果てまでー♪ -- 名無しさん (2013-10-16 15:26:07)
- 話は良かったんだがスーツデザインが趣味じゃなかった。特にライオセイザーとか凄い悪役ヅラだし… -- 名無しさん (2014-03-03 12:13:17)
- ロボはシリーズ中最も格好良かった希ガス。 -- 名無しさん (2014-03-03 12:15:43)
- 超星艦隊これくしょん~艦これ~ -- 名無しさん (2014-04-02 21:17:54)
- 灼熱の火を放て!エェェェェェェェックス!! -- 名無しさん (2014-08-07 12:56:27)
- ↑4スーツよか玩具の出来がずさん。とくにソフビ -- 名無しさん (2014-08-07 13:07:22)
- 前2作はメインヒロイン以外の女性キャラが物語のキーパーソン的存在になってたのが個人的に不満だったので、本作ではレミーがちゃんとキーパーソンとしての役割も与えられていて良かった。(代償として変身ヒロインではなくなっちゃったけど) -- 名無しさん (2015-01-23 21:33:48)
- 実況スレが面白かった記憶 -- 名無しさん (2016-07-05 08:24:22)
- 宇宙と時間を股にかける壮大なお話なのに、視聴するとなぜか白米の印象ばかりが残る… -- 名無しさん (2016-12-26 13:06:03)
- 超星神シリーズじゃなくても、構わんので求む!新作東宝特撮テレビドラマシリーズ! -- 名無しさん (2019-01-02 17:44:17)
- ライフセイザー、やってたらやっぱ女性戦士入れましょうかってことになってたんだろうなあ… -- 名無しさん (2023-03-28 19:26:22)
- ゼンカイ脳やドンブラ中毒のさきがけみたいな作品 -- 名無しさん (2023-04-12 17:53:36)
- ↑6ジャスティライザーは、寧ろ澪さんの方がメインヒロインだった気がする…ユカはメインヒロインっていうより主人公の一人って描写な感じだったし… -- 名無しさん (2023-05-17 10:21:56)
#comment
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&font(#6495ED){登録日}:2011/05/11 Wed 02:36:58
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#center(){&sizex(5){&bold(){壮大な物語が幕を開ける!}}}
『超星艦隊セイザーX』とは、2005年10月から2006年6月にかけてテレビ東京系にて放送された東宝制作の特撮ドラマ。
コナミがスポンサーを務めた『超星神シリーズ』第3弾。
#openclose(show=●目次){
#contents()
}
*【概要】
本作は前2作より1クール短い全38話となっているが、これは打ち切りではなく、シリーズ第4弾として企画されていた『超星騎士ライフセイザー(仮)』の7月放送を見越してのものであり、テレビ東京に無理を言って編成を変えて貰った結果だという。
また、放送開始日がお正月から3か月前というタイミングではマーチャンダイジングとしては不利であるという判断から、採算を合わせる為に放送時期を早くする必要があったという背景も後年になって明かされている。
前2作は操縦するロボットの名称をタイトルに冠していたが、本作は操縦するロボットの「[[流星神]]」をタイトルに冠していない。
統括プロデューサーの釜秀樹氏はこれについて、新規の客層を取り込むためにタイトルからもテイストを変えていく意識があり、強い言葉でフックを作りたいという狙いで『超星艦隊』と付けたと証言している。
そしてヒーロー名の『セイザーX』は特技監督の[[川北紘一]]の鶴の一声により命名され、釜氏の希望に一致したことにより採用された。
こうして始まった本作は残念ながら超星神シリーズの最終作となってしまったものの、図らずも有終の美を飾るに相応しい作品に仕上がっている。
**●スタッフ
プロデューサーは前述の釜氏(東宝)に加え、 山川典夫氏(テレビ東京)、渡辺和哉氏(読売広告社)、船田晃氏(ゼネラル・エンタテイメント、以下GE)の4名が前作『[[幻星神ジャスティライザー]]』から続投し、釜氏が企画面の統括を担当。
シリーズ構成は『YAT安心!宇宙旅行』を手掛けた林民夫がGEからの指名で起用された。
シリーズのメインデザイナーである西川伸司氏は同作の原案者でもあり、林氏との意外な再会に驚いたという。
設定の齟齬やエピソード間の矛盾の防止策として、サブライターの担当回においても林氏の了承の下、GEがプロットを監修するという体制がとられていた。
監督陣は平成モスラ3部作の米田興弘や、後に『[[ウルトラマンタイガ]]』を手掛ける市野龍一、演出家としてはシリーズ唯一の皆勤賞となった池田敏春((その後2010年に亡くなった為、本作がテレビドラマにおける遺作となった。))と[[スーパー戦隊シリーズ]]にも参加経験がある舞原賢三の4名がメガホンを取った。
その他のスタッフも川北特技監督やアクション監督の松井哲也、本編撮影担当の菊池亘カメラマンなどは概ね前作から続投しているが、前作まで助監督を務めていた近藤孔明氏((『てれびくん』と『テレビマガジン』の付録DVDの演出は担当している。))はプロデューサーの方針により、スケジュール担当というクレジットに変わっている。これはロケハンなどの準備やキャストの所属事務所と調整して掛け持ちを回避するのが主な仕事であり、一般ドラマでよく使われるシステムである。
劇伴音楽は後に『[[侍戦隊シンケンジャー]]』や『[[快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー]]』、『[[仮面ライダーガッチャード]]』などを手掛ける高木洋が担当。
ロックテイストだった前2作から一転して、オーケストラを主体とした楽曲編成でストーリーを大いに盛り上げた。
*【ストーリー】
#center(){&font(#0000ff){始まりは現代}}
西暦2005年、集める事でどんな願いを叶える事も出来る宝「コスモカプセル」を宇宙海賊が手に入れた事から始まった。
#center(){&font(#ff0000){500年後の未来}}
宇宙は宇宙海賊に支配され、海賊達の子孫〈ネオデスカル〉による暗黒の時代となっていた。
悪道を繰り返すネオデスカルにシャーク隊長率いる反乱軍は抵抗するも絶大な力を持つ海賊の前には無力であった。
絶望的な戦いの中、反乱軍は逆転を賭け一つの作戦を決断する。
それは、500年前の地球へとタイムスリップし宇宙海賊のコスモカプセル入手を阻止するという物だった。
#center(){&font(#ff7800){再び現代}}
2005年。
主人公・安藤拓人はF1レーサーになる夢を叶えるため、日夜アルバイトに勤しんでいた。
そんなある日、地球に襲来した宇宙海賊を目撃。
祖父から宇宙海賊の事を聞かされていた拓人は宇宙海賊を追跡する。
追跡の末、拓人は未来からやってきた反乱軍の戦士〈セイザーX〉と遭遇。
祖父がかつて交わした約束から拓人はセイザーXの一員として戦う使命を課せられるのだった。
宇宙の未来を賭けたコスモカプセルの争奪戦が始まる。
**●内容
超星神シリーズの例に漏れず、本作は1クール毎にシリーズ化されている。
・&font(#ff7800){第1部}
セイザーXと宇宙海賊がコスモカプセルを巡って激突!
・&font(#ff0000){第2部}
ネオデスカルの刺客が現代に侵入していた!
セイザーXに絶体絶命の危機が訪れる。
・&font(#0000ff){第3部}
ネオデスカル本隊が来訪。
最終決戦が近づく。
**●シリーズ間の繋がり
シリーズの一体感を持たせる一貫として、『[[超星神グランセイザー]]』に登場したギグファイターやガダル星人、『[[幻星神ジャスティライザー]]』に登場したメカ巨獣メガリオンが本編に出演している。
その他前作に登場した移動パン屋「ムッシュグレンベーカリー」が「ムッシュライオベーカリー」と名前を変えて再登場するなどといった小ネタも存在するが、劇場版以外で明確に繋がりを示している台詞が無く、前作まで戦士たちをサポートしていた国防省もテレビ本編ではカメオ出演のみにとどまっている。
また、第1話に登場した雷海賊ライデッグはラフ段階ではインパクター・ルシアに似ていたため、同じインパクター星人として出す案もあったが、造形段階でうまく伝わらなかったため没になった。
*【解説】
**企画・設定の見直し
前作『ジャスティライザー』は王道のヒーロー作品を目指したものの、プロデューサー陣の混在する意見を統合した結果多くの設定変更に見舞われ、その煽りを受けてか内容もやや乱雑気味となりスタッフにとっても忸怩たる思いが残る結果に終わってしまった。
その反省を踏まえ、本作では4人のプロデューサーが意見を一致させて設定の基本線を組む形で企画が進められた。
まず、この企画の初期段階で進められたのは放送フォーマットの見直しであった。
具体的には先述した3クール放送への変更に加え、エンディングでのダンスの導入と前作まではキャラクター紹介だった次回予告後のミニコーナーを子供向け道徳コント『今日の一言』に変更した点が挙げられる。
この2つは他社の競合番組への対抗策かつ番組の個性として印象付ける意図でプロデューサーサイドから考案されたものとなっている。
それと並行して作品のコンセプトについての議論が行われ、最終的に『ヒーローたちのタイムパラドックスによる出会いと別れ』を描く前提で時間モノへと決まる。
釜氏の考えによれば、従来子供たちの苦手とされる"時間"というコンセプトそのものをテーマにはせずに[[ドラマを動かすための装置>マクガフィン]]として扱えば問題ないとのことで、その方向性の下プロットが作られていく事となる。
シリーズ構成に抜擢された林氏は2004年12月に全体プロット『大まかな話の流れ』を作成している。
そちらではアドに該当するキャラがアリエスという女性隊員((デザイン初期の段階では彼女の変身後と思われる白鳥モチーフの女性戦士のラフスケッチも描かれていたが、最終的には採用されなかった。))である点や一部のキャラの名前が異なる点などが完成作品との相違点であり、やがて年明けにかけてプロットの更新が繰り返されていった。
最も振れ幅が大きかったのはジャッカルの原型たるハンターと雷将軍サンダーラの扱いである。両者とも性格が完成作品と大きく異なり、最終的に死亡する予定だったが、サンダーラはゲスト的なポジションに変更され、2005年5月ごろには完成作品の形に行き着いている。
結果的に変更点が多く見られていた『ジャスティライザー』に比べると初期のプロットからの差異は最小限に抑えられているのが分かるだろう。
そしてオーディションやPV撮影を経て2005年6月7日に本編がクランクイン、8月ごろに劇場版の撮影に伴い1ヶ月の中断を挟みつつ2006年2月2日付けでクランクアップを迎えた。
**作風・評価
メインとなるヒーローは前作同様の3人。
それぞれの戦士に個性的なサポート要員を設定しており、それらを含めて〈セイザーX〉というチームを構成する。
更に中盤からはリーダーであるシャークセイザー/シャーク隊長も加わり、公式のムック本などではレミー以外の副官を入れた7人((艦長の4人とゴルドとアイン・ツバイン。実際にこの7人が一斉に並んだスチールも撮影されている。))が変身ヒーロー扱いとなっている。
戦闘シーンでは[[属性相性]]を明確に導入したり、重要アイテムであるコスモカプセルの獲得状況を各話終了時に掲示するなど、上記の『今日の一言』やエンディングダンスも合わせて本来のメイン視聴者である子供たちに向けた演出が随所に目立つようになった。
そして肝心の本編の内容というと、&bold(){&font(#ff0000){信じられないほどコメディチックである。}}
超古代文明が発端だった前2作と反対に未来を題材にしたSFチックな世界観で、未来に帰れない一方通行のタイムトラベルなど作風の根幹そのものは非常にシリアスな背景を持つ。
しかし敵である宇宙海賊の3将軍は非常に憎めないキャラをしており、セイザーX側も戦いの知識が疎い拓人の存在柄、いまいち締まらない。
戦闘シーンにおいてもコミカルな掛け合いが強調されるなど、戦闘時はシリアスで徹底されていた前2作と違う最大のポイントである。
また、ドラマにおいても話のスケールがデカい割には殆どが安藤家の茶の間で行われており、異様にシュール。
&bold(){着ぐるみの怪人が食卓を囲んだり、庭の洗濯物を干したりするシーンを平然と流す}ところがこの番組の恐ろしいところだと評されることも。
『今日の一言』もそんな本編の内容に比例するかのようにノリがエスカレートしていき、当時の雑誌によれば特に一部高年齢層からウケていた模様。
話の方も極端にギスギスした雰囲気にならないように、重要な場面ではシリアスさを出しながらも基本的にストーリーはコメディチックに展開され、要所要所で挟まれる家族や仲間に対する苦悩や人情ドラマ、未来に関する謎や複雑なストーリーが本作の魅力となっており、
スタッフやファンの間では秀逸な脚本を書き上げた林氏や演劇調の演出を得意とする市野監督ら文芸スタッフ陣の辣腕を評価する声も多い。
こうした作風になった背景として船田氏は、意図しないところで反響((具体的な例は挙げられていないが、恐らくデモンナイトのテロップや『3つのチカラ』辺りのネタと思われる。))を呼んでしまった『ジャスティライザー』の反省を活かして、より計算されたストーリーラインや演出を子供たちに見て欲しいという狙いがあったと語っている。
一方で本作の根幹は『タイムパラドックスによる出会いと別れ』であり、その過程でキャラクター(ジャッカルやグローザが最たる例か)の壮絶な最期なども容赦なく描写されていたり、メンバーの故郷が消滅の危機に陥る展開も見られるなど、時間モノ故の悲壮感を醸し出している。
そしてそうした試練を乗り超えてそれぞれの未来へと歩みだすクライマックスへと繋がっていく最終章は今なお評価が高い。
また、3クールとなった影響により、当初予定されていた最強ロボの案が流れるなどといった弊害は少なからずあったものの、逆に無駄のないスピーディーなシリーズ構成も相まって前作まで指摘されていた中盤の中弛みなどもないまま最終回まで完走しきったのは大きく、寧ろメリットの方が多く働いていたといえる。
**特技・アクション
等身大のアクションシーンにおいては、戦隊シリーズにも参加していた菊池カメラマンがメインで撮影を担当した事もあってかよりカメラワークのキレがよく、見やすくなったという意見が多く見られている。
本作のキャラは戦闘シーンでも台詞が用意されている為、市野監督はアクション監督と打ち合わせを必ずした上で撮影に励んでいたと証言している。
特撮パートでは市街地戦はもちろんのこと、シリーズ唯一の月面セットを用いた巨大戦が特筆点として挙げられる。
ワイヤーアクションを駆使して月面の重力を表現をしたり、火薬の点火に合わせて派手にミニチュアを破壊したり、本作においても迫力ある川北特撮は健在である。
従来使用していたスタジオの閉鎖に伴い、以前よりも狭い第5ステージ((かつては『[[ウルトラマンタロウ>ウルトラマンタロウ(作品)]]』の撮影にも使用された事もある、こちらも由緒正しいスタジオとなっている。))に移動になったものの、第25話での三つ巴戦などはそれを感じさせない奥行きを感じられ、ファンの中でも特に評価が高い。
**シリーズの終焉
こうして新機軸を盛り込ませ、映画化もされるなど盛り上がりを見せていた超星神シリーズだったが、&bold(){本作の完結を持って終了することになった。}
理由は玩具の売上不振という現実の壁であった。
元々、1年目の時点で『黒字一歩手前』だった売上成績を2年目で伸ばさなければならないところを落としてしまい、3年目の本作で多少持ち直したものの、スポンサーの決断を覆す程の商業的な結果は得られなかったというのが真相である。
この結果を受けて、釜氏は&bold(){『プロジェクトとして最後まで厳しい状態だったが、(中略)川北さんをはじめ東宝の皆さんから色々なことを教わりました。』}、船田氏は&bold(){『個人的には、東宝が作るヒーローものはこの方向性でいいかもと思ったので、続かなかったのが残念ですね。』}とそれぞれの胸中を明かしている。
前述の『超星騎士ライフセイザー(仮)』の企画も立ち消え、『セイザーX』クランクアップを以て超星神シリーズの撮影は終了し、2006年6月24日の最終回放送を最後に2年9か月、企画立ち上げから約4年に渡る東宝の新たな挑戦は終わりを迎えたのだった。
本シリーズの終了後、東宝は特撮ヒーロー番組の制作から事実上退いた状態(2024年時点)となっているため、結果的に本作は超星神シリーズのみならず&bold(){東宝特撮ヒーローの集大成}という見方もされるようになってきている。
*【登場人物】
**超星艦隊セイザーX
ネオデスカルに支配された宇宙の歴史を変えるため、500年後の未来からやってきた反乱軍の戦士たち。
4隻の戦艦とそれを運用するクルーで成り立っている。
現代の地球人・安藤拓人を新たなクルーとして迎え、宇宙海賊のコスモカプセル入手を防ぐために戦う。
前作までは番組タイトル=変身ヒーローのみを指していたが、本作では変身能力の有無を問わず、超星艦隊に所属するメンバー全員をひっくるめて『セイザーX』という扱いである点が異なる。
***艦長
セイザーアーマーを装着し、戦艦及びそれらが変形した流星神を操縦する役割を持つ、セイザーXの戦士たち。
狭義の意味で言えばセイザーXとは彼らのことを指す。
●&color(orange){&bold(){安藤拓人}} / &color(red,orange){&bold(){ライオセイザー}}
演:高橋良輔、川瀬裕斗(幼少期)
スーツアクター:新上博巳
本作の主人公。1987年8月16日生まれで獅子座O型。
高校を卒業したばかりの18歳の地球人青年で、幼い頃から祖父・宗二郎にストレージリングをお守りとして渡されていた。
年老いた祖父に代わりセイザーXとして戦う事になってしまったが、臆することなくレミーからナックルクロスを受け取り、ライオセイザーの装着員となった。
事実上のライオキャリアー艦長。
戦いながらもF1レーサーになる夢を叶えるため、日夜アルバイトに励んでいる。
毎回のようにバイトがころころ変わるため、東宝公式サイトにて「今週の拓人のバイト」として『今日の一言』と並ぶミニコーナー扱いで紹介されていた。((第2部以降はバイトシーンが描かれなくなったこともあり、第32話を除いて事実上の廃止となった。))
周りへの反発からか突っぱねている所があるが根が素直なので拗ねてるようにしか見えない。
母・春子からは[[「たっくん」>乾巧]]と呼ばれ、レミーからも真似されるようになる。
セイザーXの面々とは価値観の違いもあって衝突することもあったが、次第に戦いを通じて理解しあえるようになり、精神的に大きく成長していく。
ブレアードからはライバル視されていたが、彼と3日間共に過ごしたのを機に奇妙な友情を築いていった。
地底から現れた雷将軍サンダーラに『運命の人』として一目惚れされるが、この出会いが未来の歴史を大きく変える事になり、拓人自身の恋愛観にも影響を与える出来事となった。
#openclose(show=最終回ネタバレ){
最終決戦にて仲間達と共にブラックライオを倒した後、地球人の代表としてコスモカプセルに願いを唱える大役を担った。
歴史改変後はコスモカプセル・ライオン1の所有者となり、仲間達と別れた数か月後に父・俊作の待つイギリスへと旅立った。
}
ライオセイザーは拓人がライオンモチーフのセイザーアーマーを装着した火属性の戦士。
パワーとスピードのバランスに優れており、「&bold(){&font(#ffb74c){ライオブレイカー}}」を駆使した二刀流を得意とする。
野獣の闘争本能で敵に立ち向かう。
演じた高橋氏は[[同名のアニメ監督>高橋良輔(アニメ監督)]]とは[[同姓同名]]の別人であり、後に声優としても活躍している。
特撮関連では『[[SSSS.GRIDMAN]]』にて[[グリッドマン]]の仲間・[[サムライ・キャリバー]]、『[[ウルトラマントリガー NEW GENERATION TIGA]]』にて[[俊敏策士ヒュドラム]]を演じており、円谷作品での出演が目立っている。
●&color(red){&bold(){アド}} / &color(red,ghostwhite){&bold(){イーグルセイザー}}
演:進藤学
スーツアクター:田井和彦
アドルイーグル艦長。
ワシ座星系・ビオード星出身の18歳。
ビオード星は全宇宙のリーダー的存在であり、その代表であるアドは未来で多くの仲間を失っていることもあり、セイザーXの仲間達のことを大切に思っている。
ビオード星には家族制が撤廃されている為、生まれた瞬間から天涯孤独であることから、家族の愛を知る機会が今までなかった。
かなり真面目な性格をしており、自分の使命に忠実。
地球人に対しては宇宙海賊になすすべなく蹂躙された事や、その尻拭いをさせられていると感じていたこともあり、いい印象を持っていなかったが、元々私情を挟まない主義であることも相まって次第に地球を守ることを最優先と考えるようになった。
その頑固さから当初は拓人との相性は悪かったが、彼の家族絡みでの交流を経て心を開くようになり、苦手だった白米もお椀いっぱいに注ぐほど好きになった。
『アド』は通称であり、第13話にて明かされた本名は&color(red){&bold(){『アドルナリー・ミンマーノ・サンノリディク・オプクナールエンダ…(以下不詳)』}} と、&bold(){[[あまりにも長すぎる>暴走戦隊ゾクレンジャー]]為}拓人から途中で遮られてしまい、結局フルネームは最後まで不明なまま終わった。
実はビオード星ははるか昔に他の星の侵略を受けて移住先を探していたところ、ブレアード達3将軍の先祖が暮らしていた超古代の地球を制圧して移り住んだ((この時に地底に避難したのがサンダーラの先祖である雷一族だった。))、つまり&bold(){現代の地球人はビオード星人の祖先だったのだ。}
この事実は未来の全宇宙で知れ渡っていたが、アドを含む未来のビオード星人は自尊心の強さからこの事実を知るものはほとんどいなかった。
シャーク隊長から真相((一応、『何が発端になったかは分からない。』とフォローを入れた上で、コスモカプセルを集め負の連鎖を断ち切るよう促してもいた。))を聞かされ、一時期情緒不安定に陥ってしまうが、拓人の危機に除名を覚悟で戦線に復帰、葛藤を残しつつも子供たちにすてきな未来を作ってほしいという新たな夢を掲げるようになった。
#openclose(show=最終回ネタバレ){
歴史改変後はコスモカプセル・イーグル2の所有者となり、改革の為に現代のビオード星へと向かった。
別れ際、拓人に教わった『家族を思いやる気持ち』を現代のビオード星人に伝え、今の地球に負けない素晴らしい星にすることを約束した。
}
イーグルセイザーはアドが鷲モチーフのセイザーアーマーを装着した風属性の戦士。
素早い動きが得意で、舞を踊るかのような華麗な動きで敵を翻弄する。
武器の「&bold(){&font(#ff0000){イーグルブラスター}}」で敵を正確に狙い撃ちする。
演じた進藤氏は後に『[[海賊戦隊ゴーカイジャー]]』にて[[シド・バミック / 特務士官バリゾーグ>宇宙帝国ザンギャック]]、『[[ビルド NEW WORLD 仮面ライダークローズ>仮面ライダービルド]]』にて[[キルバス人間態>キルバス/仮面ライダーキルバス]]を演じている。
●&color(royalblue){&bold(){ケイン}} / &color(red,royalblue){&bold(){ビートルセイザー}}
演:三浦涼介
スーツアクター:白濱孝次
ビートバイザー艦長。
ヘラクレス座星系ラディ星出身の18歳。
フルネームは&color(royalblue){&bold(){『ケイン・ルカーノ』}}であり、第13話にて判明。
ラディ星はアドの故郷のビオード星と同盟を結んでおり、家族を養う為に自ら代表に志願した。
12人兄弟の長男であり、故郷には幼い弟妹や母親(演:桜井ひとみ)がケインの帰りを待っている。
温厚でマイペースな性格で、非常におっとりとしているが「やる時はやる男」を自称するだけあって、戦闘時にはその行動力を遺憾なく発揮する。
安藤家に半ば居候するようになり、メカ好きが高じて宗二郎の手伝いをすることも多々あった。
地球に来てからは観光を趣味としており、適応力は意外と高い。
ラディ星への総攻撃を止めさせるためにグローザに拓人を殺すよう教唆された際は、激しく葛藤しながら最終的にグローザを銃撃し、呆然と立ちつくしてしまう。
幸いトビーからの通信でラディ星が救われた事が告げられ、家族からのメッセージで安堵し、いつもの明るさを取り戻した。
レミーとは考えが合うらしく、友人として気遣う様子も見られた。
#openclose(show=最終回ネタバレ){
歴史改変後はコスモカプセル・ビートル3の所有者となり、アイン、ツバインを連れて家族の待つ未来のラディ星に帰っていった。
別れ際、レミーに&color(royalblue){&bold(){『悲しい時は笑うんだよ。』}}と自分に言い聞かせるようにアドバイスを送った。
}
ビートルセイザーはケインがカブトムシモチーフのセイザーアーマーを装着した雷属性の戦士。
頑丈な装甲を持つパワータイプで、1トン位のものなら軽く持ち上げられる怪力を持っている。
武器の「&bold(){&font(#0000ff){ビートホーク}}」を勢い良く振り下ろして敵の身体を切り裂いてしまう。
演じた三浦氏は後に『[[仮面ライダーディケイド]]』にて[[百瀬/タイガーオルフェノク]]、『[[仮面ライダーOOO]]』にて[[アンク>アンク(仮面ライダーオーズ)]]といった、ケインとは正反対なキャラを演じている。
●&color(steelblue){&bold(){シャーク隊長}} / &color(red,steelblue){&bold(){シャークセイザー}}
演:松永博史
スーツアクター:福田亘
超星艦隊を指揮する司令官で、本名は&color(steelblue){&bold(){「ガイ・バスター」}}。(第26話にて判明。)
シャークリーガー艦長にして反乱軍のリーダー。
増援として2005年へタイムスリップする途中、ジャッカルの奇襲を受けて行方不明になるも第15話で無事到着した。
到着当初は自分の素性を滅多に明かさず、部下たちには素っ気ないと思われ特に拓人からは『あんたは冷たいんだな。』とまで言われる程だった。
だがそれらは感情を上手く表現出来ない不器用な性格から来ており、実際のところは部下思いの頼もしい司令官である。
実は元ネオデスカルの一員で、かつてはワームホールの研究をしていた。
事故で1960年にタイムスリップした時に宗二郎と出会い、地球を愛するようになった彼は未来に帰還した後に反乱軍へと渡った。
相棒であったジャッカルには自分と同じ裏切り者の烙印を押させまいと、彼のコールドスリープ中に何も言わずにネオデスカルを去ったが、これが逆にジャッカルの逆鱗に触れる形となってしまった。
ジャッカルからは執拗に命を狙われるようになるが、最終的に自らの手で彼にトドメを刺す苦い結末に終わった。
第3部からは戦いが終わった後に地球で暮らしていけるよう部下たちに温泉旅館などのアルバイトを命じたりしていた。
基本的に本作では貴重なシリアス一辺倒のキャラだが、過去の回想シーンにて案山子を人間だと勘違いして宗二郎に尋ねる天然ぶりを見せた。
#openclose(show=終盤のネタバレ){
元ネオデスカルの一員という経歴から察せられるように、&bold(){彼もまた水属性の宇宙海賊((アクアルの直系の子孫であるかどうかは劇中では言及されていない。))と人間の子孫}であり、未来の改変は彼の消滅を意味する。
だが、彼自身はその運命に屈することなくあくまでコスモカプセルによる負の連鎖を断ち切る事を最優先とした。
レミーからは実の父親のように慕われており、歴史が改変されたら一緒に消滅するかもとまで思われていたが、
実のところ彼女とは血縁関係はなく、1960年の世界で知り合った幼い彼女の病気を治すためにコスモカプセルを使って未来のルーエ星に預けたというのが真相だった。
それでもレミーの事は我が子のように思っており、彼女が拓人に言われて作った自分宛の手紙が入ったタイムカプセルを回収して肌身離さず持っていた。
そして最終決戦後、コスモカプセルの力により未来の歴史は改変され、コスモカプセルの戦士となったセイザーXたちにすてきな未来を託しつつ、タイムパラドックスによりシャーク隊長は光に包まれ消滅していった。
}
シャークセイザーはシャーク隊長がサメモチーフのセイザーアーマーを装着した水属性の戦士。
他の戦士と異なり、シャーク隊長自身の手によってカスタマイズが施されており、中・長距離戦に適したトータルバランス型のスーツとなっている。
海上や陸上でも優れた戦闘能力を発揮できる。
「&bold(){&font(#4c6cb3){シャークバッシュ}}」による剣技を得意とする。
***副官
戦艦の操縦や戦闘において艦長をアシストする役割を持つ、セイザーXのサポートメンバー。
レミー以外の副官は大事な局面で不在の回もあった。
●&color(blue,red){&bold(){レミー}}
演:松山まみ、彩田真鈴(幼少期)
本作のヒロイン。
アンドロメダ座星系ルーエ星出身の18才。
フルネームは&color(blue,red){&bold(){『レミー・フリーデ』}}で、ケインと同じく第13話にて判明。
ライオキャリアーの副官として拓人を献身的にサポートする。
拓人のことを『たっくん』と呼んでは戦いに必要なスキルをレクチャーしている。
由衣や春子とは仲が良く、次第に"本当の娘"のように安藤家で可愛がられるようになった。
サンダーラに拓人の恋人かと聞かれた際は全力で否定していたが、第30話における海岸での拓人とのやり取りはどう見ても恋人同士にしか見えないのは内緒だ。(ブレアードからも突っ込まれていた。)
諸事情によりセイザーアーマーの装着に耐えられないほど体が弱いため、戦闘ではセイザーパッドで敵の属性を調べたり、エクスガンによる援護射撃などの後方支援に徹していたが、第28話にてシャーク隊長の特訓を受けたことで、自身を人質に取ったアクアルを取り押さえて投げ飛ばす程度の護身術を身につけた。
シャーク隊長の事を実の父親のように慕っており、彼のために必死に戦っている。
幼い頃にシャーク隊長によってルーエ星の施設に預けられており、その時の記憶を根拠に彼が自分の本当の父親なのではないかと疑っていたが…
#openclose(show=明かされるレミーの過去){
第35話にて宗二郎から自身の過去を聞かされるが、結論から言うと、レミーはシャーク隊長の娘ではなかった。
レミーの正体は、&bold(){1960年の世界で暮らしていた地球人であった。}
かつて、シャークが宗二郎と出会った時代。シャークの宇宙船が不時着した地点の近くにあった児童養護施設にいた3歳の少女がレミーであった。
自然とシャークに懐いた彼女であったが不治の病である事が発覚。
彼女の命を助けるため、シャークは一度は集めたコスモカプセルを使用し、彼女とシャークは未来へと向かった。
その後、治療のために医学が発展したルーエ星に預けられ現在に至る。
セイザーアーマーの装着に耐えられなかったのも、病気の後遺症によるものだった。
なお、地球人としての本名は最後まで明かされる事はなかった。
}
#openclose(show=最終回ネタバレ){
歴史改変後はシャーク隊長の形見とも言えるコスモカプセル・シャーク4の所有者となったが、元々過去からやってきた地球人である為か、安藤兄妹を除く他の仲間達と違って別の宇宙へ飛ばされることなく、地球人として生きることになった。
戦いが終わって数か月後も安藤家でバイトをしながら生活しており、イギリスに旅立つ拓人を見送った。
拓人の事は『たっくん』に加え、『拓人』と呼ぶようになっており、彼と&color(blue,red){&bold(){『すてきな未来を作ろうね』}}と誓い合うほど距離は縮まった事が伺える。
}
●&color(forestgreen){&bold(){ゴルド}} / &color(forestgreen,silver){&bold(){セイザーゴルド}}
演:ロバート・ボールドウィン
アドルイーグル副官。
羅針盤座星系スターク星出身。
1日16時間の睡眠が必要で寝ている姿が目立つが、戦闘になると瞬時にアドをサポートする。
起きる時は必ず&color(forestgreen){&bold(){『OK艦長!』}}と合図をする。
外見はゴツく、貫禄に溢れているが、口下手で涙もろく、優しい性格をしている。
妻のパトラの事を誰よりも大切に想っている愛妻家でもある。
Xアーマーを装着せずとも怪力を発揮し、デスメード程度なら軽々と投げ飛ばすことができる。
#openclose(show=最終回ネタバレ){
歴史改変後はコスモカプセル・マンティス11の所有者となり、パトラと共に大学芋屋を開業する為、宇宙のどこかへと夫婦揃って旅立った。
}
セイザーゴルドはセイザーパッドで転送した装甲・Xアーマーを装着したゴルドの戦闘形態。
Xアーマーを覆っているのは頭部と両腕のみであり、ほぼ生身に近いが、左手に付けたトゲ付き鉄球で繰り出されるパンチは戦闘員を軽くノックアウトする威力を誇る。
必殺技は&color(forestgreen,silver){&bold(){『コンパスハリケーン』}}。
演じたロバート氏は京都府生まれ広島県育ちのカナダ人俳優で、2006年5月5日に葛飾区で行われたバトルステージにも登壇した。
また後年、『[[獣電戦隊キョウリュウジャー]]』にてキョウリュウシアン/ラミレス役で出演しているが、こちらはゴルドと違って片言の役であった。
●&color(gray,black){&bold(){ツインセイザー アイン}}
声:保村真
スーツアクター:安藤道泰
ビートバイザー副官を務める双子の兄弟戦士の兄。
双子座星系バッチ星出身。
その正体は赤いガス状生命体で、普段は黒いセイザーアーマーを身に付けている。
お風呂が好きで、入る時はアーマーを脱いでから湯船に浸かる。
普段は敬語だが、感情が高ぶるとため口になり、少々ワイルドな口調になる。(ツバインも同様。)
単体での戦闘力は弱いが、ツバインとの無頼のコンビネーションを発揮する。
#openclose(show=最終回ネタバレ){
歴史改変後はコスモカプセル・スピアフィッシュ8の所有者となり、ツバインと共にケインの故郷である未来のラディ星に向かった。
}
●&color(gray,ghostwhite){&bold(){ツインセイザー ツバイン}}
声:大津田裕美
スーツアクター:石田裕
アインの双子の弟で、同じくビートバイザー副官を務める。
少年のような声をしている。
その正体は青いガス状生命体で、普段は白いセイザーアーマーを身に付けている。
兄に比べるとやや無邪気で子供っぽい性格。
正体が発覚したのは第23話からで、抜け殻になったセイザーアーマーは空気が抜けた状態で放置される。
エクスブレードを駆使したアインとの連携攻撃を得意とする。
#openclose(show=最終回ネタバレ){
歴史改変後はコスモカプセル・オックス9の所有者となり、アインと共にケインの故郷である未来のラディ星に向かった。
}
***その他のクルー
●&color(blue,ghostwhite){&bold(){カプセイザーG2}}
セイザーXのサポートロボット。
人工知能で人間の言葉を理解し、電子音とボディの発光体による光の配列で意思疎通を行う。
内部にはセイザーXの専用武器や確保したコスモカプセルが圧縮収納されており、状況に応じて拓人達に転送する。
その役割柄、敵に狙われる事が多く、第26話ではガレイドの用意した偽のコスモカプセルを収納してしまい、危うくショートしかけた。
ライオキャリアー内では艦の管理を担当。
制作者はレミー。
名前のG2は「ガイ・バスター(シャークの本名)」の二世という意味。
#openclose(show=最終回ネタバレ){
レミーが作り出した為か、歴史改変後も他の装備と異なり消滅することはなかった。
その後はレミーと同じく安藤家で居候している様子。
}
劇中では喋らないが、コナミから発売された玩具版にはおしゃべり機能が内蔵されている。
●&color(gainsboro){&bold(){パトラ}}
演:石坂ちなみ
第27話から登場した、超星艦隊の偵察要員。
ゴルドの奥さんであり、彼と同じく羅針盤座星系スターク星出身。
潜入捜査が得意で、&color(gainsboro){&bold(){『侵入はお手の物よ。}}が口癖。
ネオデアークに密航して現代の地球にやってきた。
かなり明るく脳天気な性格をしているが、アクアルを信じきれない拓人を𠮟責した時など、意外と核心を突くこともあった。
ちなみに料理のレパートリーは大学芋やチキン南蛮などの脂っこい料理のみ。
夫の事は尻に敷きながらも心から愛している。
#openclose(show=最終回ネタバレ){
歴史改変後はコスモカプセル・ウルフ5の所有者となり、ゴルドと共に大学芋屋を開業する為、宇宙のどこかへと夫婦揃って旅立った。
}
●&bold(){トビー}
演:勇太
反乱軍のメンバー。
未来に残り、シャーク隊長の後任として現代のセイザーXへ反乱軍の戦況を教える。
通信は未来からの一方通行なうえ、現代側の声も聞こえないはずなのだが、アドの行動を先読みする妙な特技を持っている。
中盤以降出番が増えたため勘違いされがちだが、実は第1話からシャーク隊長の部下として登場している。
#openclose(show=最終回ネタバレ){
歴史改変直後にセイザーXに最後の通信を送り、未来の地球が光に包まれ歴史が変わった事を伝え、シャーク隊長に感謝を述べたところで通信は途絶えた。
詳細は描かれなかったが、彼もまたすてきな未来を作れた事は想像に難くないだろう。
}
**安藤家
安藤拓人の家族で、全員が序盤からセイザーXを迎え入れる懐の広さの持ち主。
実家には宗二郎が車のメンテナンスを行うガレージや、春子が経営するショップ「Hガレージ」が併設されており、生活費はこれらの利益で賄っている。
安藤家のお茶の間はセイザーXの第二の本拠地とも言うべき場所であり、作戦会議も大抵ここかライオキャリアーの艦内で行われている。
&bold(){●安藤宗二郎}
演:宗方勝巳、高橋良輔(青年期)
世界的に有名な天才メカニック。
若い頃は革新的なメカニズムを多く開発し、日本経済の復興や発展に大いに貢献して来た。
拓人にとっては大好きなお祖父ちゃんであり、それ故に自分を一人前だと認めさせたい存在。
若者だった時代に事故でやってきたシャークと遭遇し、親友となった。
一度はシャークと共に全てのコスモカプセルを集めるも、どうしても未来に帰らなくてはいけなくなったシャークのためにコスモカプセルを使用。
2005年に再びコスモカプセルを集めに来るセイザーXをサポートする事を約束した。
&bold(){●安藤俊作}
演:田中優樹
拓人の父。
イギリスでF1のメカニックをしている。
宗二郎に怒られて育ったため自分は子供を怒らないようにしている。
第11話にて一時的に帰国し、確執があった宗二郎と和解するも、戦いに明け暮れる拓人とは会話もままならないまま再びイギリスに戻ってしまった。((拓人は戦いの後に俊作を見送るチャンスはあったが、レミーの故郷であるルーエ星が消滅の危機に瀕した事を知り、彼女の傍にいることを優先したため、やむなく断念した。))
安藤家の面々では唯一、1話限りのゲストキャラの扱いであり、最終回エンドロールのキャストクレジットにも記載されていない。
&bold(){●安藤春子}
演:森川由加里
拓人の母。
セイザーXの居候を快く受け入れた。
彼女の料理は絶品で、特に納豆ご飯はブレアードの大好物となった。
&bold(){●安藤由衣}
演:枚田菜々子
拓人の妹で14歳の中学生。
兄の事をバカにしているが努力は認めている。
ミーハー気味な一面があり、アドに終始メロメロだった。
第8話ではコスモカプセル・ホエール12をガダル星人((『グランセイザー』に登場した個体と異なり、家族思いの温厚な性格をした善良な宇宙人である。))から譲り受けた。
#openclose(show=最終回ネタバレ){
彼女自身は戦う力を持たない一般人だったが、ガダル星人の時の縁からか歴史改変後はコスモカプセル・ホエール12の所有者となった。
}
*【敵対組織】
**宇宙海賊デスカル
第1部の敵。コスモカプセルを手に入れるためにやってきた宇宙人の軍団。
宇宙恐獣という巨大生物を戦力に持つ。
簡単にコスモカプセルを手に入れられるはずが、セイザーXに邪魔され多数の配下を失い、3体いた恐獣も全滅させられ、挙げ句に母船を失うなど散々な目に会う。
&bold(){●バーダー船長}
宇宙海賊の船長。
宇宙海賊戦艦バルガレオンの中から3将軍に指示を出す。
親を知らないブレアードからは実の親以上の存在として慕われていた。
実はロボットであり、バルガレオンに落ちた落雷が原因で機能停止した。
この時、&bold(){『ブレアード、どうして死んでしまったのだー!?』}という謎の[[断末魔>断末魔の叫び]]を残しているが、特に伏線というわけでもなく本当に謎のまま終わってしまっている。
●&color(goldenrod,red){&bold(){火将軍ブレアード}}
声:伊藤健太郎
●&color(white,deepskyblue){&bold(){水将軍アクアル}}
声:浅川悠
●&color(darkolivegreen,gainsboro){&bold(){風将軍サイクリード}}
声:[[岸尾大輔>岸尾だいすけ]]
宇宙海賊の幹部・[[3将軍>3将軍(セイザーX)]]として君臨する3人の怪人たち。
だがその実態は&bold(){&font(#ff0000){本作屈指の愛すべきバカたち筆頭にして最大の功労者。}}
詳しくは個別項目を参照。
●&color(red,silver){&bold(){ギグファイター}}
『グランセイザー』にも登場した宇宙海賊の[[戦闘員>戦闘員(特撮)]]。
本作ではギグリス星のギギググリという不定形宇宙生物から生み出された人工生物で、各惑星に合わせてカスタマイズを施されて販売されているという[[裏設定]]が東宝公式サイトにて明かされている。
第1部のみの登場。((東宝公式サイトではバルガレオンの爆発に巻き込まれたとされている。))
**ネオデスカル
未来の宇宙を支配する宇宙海賊の子孫達。
彼らが繰り出す恐獣は手ごわく、流星神は何度も危機に陥った。
●&bold(){グローザ}
演:石川美津穂
第1部終盤から暗躍していたネオデスカルの刺客。
&font(#808080){偉大なるガレイド様}を抑える役目を負う鉄の女。
冷徹な頭脳と生身でもセイザーXと渡り合うほどの強さを持つ。何気に&font(#808080){偉大なるガレイド様}に料理をふるまう役目も。
実は雷将軍サンダーラの子孫であり、彼女がブレア―ドと結ばれなくなった事で未来が改変。
この世に生まれない事になる=&bold(){歴史から存在そのものが消滅する}という、ある意味死より悲惨な末路を辿った。
●&color(red,silver){&bold(){ガレイド}}
声:二又一成
第2部から登場したネオデスカル幹部。またの名を「&font(#808080){偉大なるガレイド様}」。
3将軍の子孫で、非常に短気かつ、おだてに弱い自信家。
ブレアード達の事が気に入らないがグローザの「先祖ですから」で良く止められる。
間抜けそうに見えるが、そこは第2部メインの敵。これまでの宇宙海賊の比ではない高い戦闘能力を持つ。
何度戦ってもセイザーXを仕留めきれず、さらにはサンダーラにノーマークだった事が仇となり、結果グローザを含むネオデスカル構成員が多数消滅するという大失態を犯す。
首領からの最後通告を突きつけられ、未来暴艦ガレオキングを用いて最終作戦に乗り出すもアクアルの横槍によって失敗に終わり、自暴自棄になって彼女を殺そうとするが最期は首領によって制裁された。
●&color(purple,silver){&bold(){ジャッカル}}
演:小島邦裕
スーツアクター:松上順也
第2部から登場。シャーク隊長を追い未来からやってきたネオデスカルの一員。
シャーク隊長と互角に戦える装備を自身で作り執拗に狙った。
人間型の宇宙人だが「&font(#808080){装着!}」の掛け声で名前の如くジャッカルが意匠のアーマーを装着、二振りの剣・&color(purple,silver){&bold(){ファングソー}}でシャークに襲い掛かる。
このアーマーには全ての属性のデータが入っておりあらゆる攻撃に対応出来る。
元々はシャーク隊長の相棒であり、共にネオデスカルで活躍していた。
ジャッカルが隊長の命を狙うのは隊長が自分に相談も無くネオデスカルを脱退し反乱軍に加入したためである。
&font(#800080){とんだツンデレだぜ……}
第2部終盤。
飽くまでもシャーク隊長を狙い続けた結果、シャークリーガーの攻撃を受け瀕死の重傷を負う。
傷は深く、ブレアードにドリルアングラーの操縦を任せた後に永眠した。
今作のライバルキャラだがロギアやデモンナイトと違い主人公とライバル関係ではなく共闘も一切無し、登場期間も短く最終的には死亡するなど異色尽くめのキャラクターとなった。
モチーフは[[ジェットジャガー]]ではないかといわれていたが、頭部デザインを手掛けた品田冬樹氏は全く意識しておらず、
人間の口のディテールがあるセイザーXの対比になるように[[狼>オオカミ]]の骨のような口にしたところ、偶然似てしまったというだけである。
●&color(black,goldenrod){&bold(){ネオデスカル}}
声:津田英三
ネオデスカル首領。
超巨大戦艦ネオデアークに乗って現代の地球にやって来た。
状況によっては部下を平気で切り捨てる冷酷な性格。
武器は杖状のダグカインと手をかざして放つ念力。
彼の目的は全宇宙を闇でひとつにすることで戦いの歴史を終わらせ、真の平和を築くこと。
そのために必要な闇の浸食装置ダークアルマーをセイザーXに気づかれないように建造していた。
サイクリードの直系の子孫。だが催眠装置でいいように操るなど、敬意は皆無に等しい。
#openclose(show=最終決戦では…){
●&color(red,black){&bold(){ブラックライオ}}
本作の真のラスボス。
暗黒恐獣ダークゲランと一体化したことで肉体を失い、闇のエネルギーと化したネオデスカルがコスモカプセル『ライオン1』を取り込んで変化した姿。
ライオセイザーの「ライオブレイカー」の色違いとなる&color(red,black){&bold(){「ブラックライオブレイカー」}}で戦う。
ダークゲランの内部に侵入したセイザーXとブレアードによってライオン1を奪い返され、ライオファイヤーを受けて消滅したが、この姿も仮初めにすぎないためネオデスカルの意識は健在であったが、ダークゲランが体内からのセイザーXとブレアードの必殺技、そして外からのグレートライオのハウリング・クラッシュによる同時攻撃を食らい完全に倒されたことでネオデスカルの意識も完全に消滅した。
#center(){&size(20){&bold(){&color(red,black){世界を、世界を一つにィィィィィィィ!!!}}}}
黄色いライオセイザーを黒くした姿だが、造形担当の品田氏によればスーツはリペイントではなく新しく作ったとのこと。
}
●&bold(){バレーダ}
演:佐藤麻紗
ネオデスカルの片腕である&s(){棒読み}セクシー女幹部。
職務に忠実で、参謀という立場上戦闘にはほとんど参加しないが、その戦闘能力は怪人を大きく上回り、セイザーXを苦戦させた。
ダークアルマーを完成させるなどやる事はやっていたが、彼女もまたネオデスカルにとっては使い勝手のいい駒に過ぎなかったようで、
ダークゲランが倒された事で狼狽していたところをネオデスカルに用済みと見做され、&bold(){ダグカインで身体を貫かれて処刑される}という最期を迎えた。
●&color(yellow,silver){&bold(){未来暴艦ガレオキング}}
グローザの遺した超過密圧縮装置によって戦艦ガレオローグがサイズダウンし、変形したロボット恐獣。
窮地に立たされたガレイドが装置を手に&bold(){マニュアルを読みながら}操縦する。
3体揃った流星神とも互角に渡り合える戦闘力を発揮したが、ガレイドがアクアルに不意打ちを食らったことでガレオローグに戻ったところを3体の流星神の同時攻撃で撃墜された。
●&color(black,silver){&bold(){デスメード}}
ネオデスカルの戦闘員。
ギグファイターより強いはずなのだが、ゴルドの不意打ちで倒れるなどいまいちそうはみえない。
*【セイザーXの装備】
・&bold(){セイザーアーマー}
セイザーXの戦士が身につける特殊強化スーツ。
インナースーツは色以外は共通だが、各アーマーはモチーフとなった動物をストレートに落とし込んだデザインをしている。
ツインセイザーのスーツは旧式という設定のため、マスクがゴーグル型であるなど艦長のものとは大きく構造が異なる。
・&bold(){ナックルクロス/シャークナックル}
艦長の4人が左腕に装着する変身アイテム
右手首にストレージリングを着けている状態で「ナックルクロス!」と叫ぶ事で左拳にナックルクロスが装着、瞬時にインナースーツが着用される。
そのまま「エックス・装着!」の掛け声と両手を交差させる事で各部アーマーを装着し変身は完了する。
ナックルクロスには各メンバーの動物のチップが埋め込まれている。
シャーク隊長はシャークナックルと呼ばれる専用の物を使用する。
・&bold(){ストレージリング}
艦長の4人が右手首に嵌めているリングで、こちらは4人とも共通のデザインをしている。
セイザーアーマーを装着する為のシグナルを放つ装置でもある。
・&bold(){セイザーパッド/コマンドパッド}
メンバー全員が持つ小型端末。
通信機能の他に敵の属性の解析機能を持つ。
シャーク隊長のものは&bold(){コマンドパッド}と呼ばれる。
・&bold(){Xウエポン}
クルー共通の武器で、2形態に変形可能。
剣タイプのエクスブレードは一振りで頑強な物体を切り裂き、銃タイプのエクスガンは強烈な光弾を発射して敵を仕留める。
艦長の4人は専用武器があることから戦闘に使う機会がなく、専らサポートメンバー用の武器として扱われた。
・&bold(){&font(#ffb74c){ライオブレイカー}}
ライオセイザーの専用武器で、凄まじい切れ味を誇る大型剣。
内部に短剣を収納しており、状況に応じて使い分ける。
コスモカプセルをセットする事でライオの火属性を活かした攻撃を仕掛けることができる。
・&bold(){&font(#ff0000){イーグルブラスター}}
イーグルセイザーの専用武器で、風の力を圧縮した弾丸を発射する銃。
一発の威力も大きく強力な特殊銃であり、コスモカプセル使用時は反動防止のために先端のグリップが起き上がる仕組みとなっている。
・&bold(){&font(#0000ff){ビートホーク}}
ビートルセイザーの専用武器で、トマホークにも見える斧。
コスモカプセル使用時は先端の刃が伸び、雷エネルギーを纏った強力な必殺技を発動する。
・&bold(){&font(#4c6cb3){シャークバッシュ}}
シャークセイザーの専用武器である特殊な剣。
刀身から強烈な水流を纏わせ、超高圧の水の力で敵を切り裂く。
コスモカプセルをセットすると柄の部分が刀身の先にスライドし、鮫の歯に似た鋸が出現して必殺技形態に移行する。
*【用語】
・&bold(){属性}
本作の戦闘における重要なファクター。
&font(#ff0000){炎}、&font(#008000){風}、&font(#ffdc00){雷}、&font(#0000ff){水}の4属性に分けられている。
星ごとに属性は異なり、その星に住む生命体もその力を持っている。
属性には相互関係があり、
&font(#ff0000){炎}←&font(#0000ff){水}
↓ ↑
&font(#ffdc00){雷}→&font(#008000){風}
&font(#800080){各属性は矢印を指している相手に強い。}
・&bold(){[[コスモカプセル]]}
宇宙に伝わる伝説の宝。
集めるとどんな願いも叶えられる。
詳細は当該項目を参照。
・&bold(){Xデー}
一般的には近い将来に重大な出来事が起こると予想される日を表す単語として使われる事が多いが、本作においては2006年のとある日に宇宙海賊によってコスモカプセルにより願いが唱えられ、未来の大部隊によって地球は制圧され500年もの間闇に包まれた忌まわしき日を指している。
第27話にてその日が訪れるが、セイザーXによって大部隊の襲来は阻止された。
・&bold(){恐獣}
本作の怪獣、大抵は「恐獣バレル」という樽型のカプセルに収納されている。
本数は少ないものの、何れも強敵揃い。
・&bold(){[[流星神]]}
セイザーXの操縦する宇宙戦艦が変形合体したロボット。
詳細は当該項目を参照。
・&bold(){ダークアルマー}
第3部のキーアイテムである闇の侵食装置。
2500年の地球をこの装置で発生させた闇に包み込むことで死の星に変えてしまった。
月面に作られた発生装置で生み出した闇を地球に設置した誘導装置に到達させる事で現代の地球を闇に包むのがネオデスカルの目的だったが、
第34話にてセイザーXに誘導装置を破壊され、発生装置も第36話にてアドルイーグルの特攻により破壊された。
*【劇場版】
&big(){&bold(){『劇場版 超星艦隊セイザーX 戦え!星の戦士たち』}}
2005年12月17日公開
同時上映は『[[劇場版 甲虫王者ムシキング グレイテストチャンピオンへの道]]』。
[[前年>ゴジラ FINAL WARS]]に一時終了した[[ゴジラシリーズ]]に変わる正月映画として制作された。
監督は『[[ゴジラVSビオランテ]]』で川北特技監督とコンビを組んだ大森一樹が担当。
ボスキートの関連種ニューボスキートを相手に、グランセイザー、ジャスティライザーの力を借りたセイザーXが戦いを挑んだ。
シリーズ総計18人のヒーローが出演したが、グランセイザー側は役者の関係で変身後のみ。
ジャスティライザーは喪失した変身能力を終盤で取り戻す最終回の設定を踏まえている。
その他前年に引き続き轟天号が登場し、活躍シーンでは『[[海底軍艦]]』のBGMが使用されるなど往年の東宝特撮ファンにはたまらないファンサービスも。
ちなみに上映に先んじて8月からプロレスのハッスルとのタイアップも行われ、その返礼として高田モンスター軍がチョイ役で出演している。
*【主題歌】
◆OP&bold(){「超星艦隊セイザーX」}
作詞:山田ひろし / 作曲:浅田直 / 編曲:矢野立美 / 歌:高橋洋樹
劇中では第27話にて挿入歌として流れ、最終回ではエンドロールでも使用された。
◆ED&bold(){「ジャンプだ! 僕らのセイザーX!!」}
作詞:山田ひろし / 作曲:小杉保夫 / 編曲:矢野立美 / 歌:高橋洋樹
前述の通り、ダンスが本格的に取り入れられており、子供たちとセイザーXが一緒に映った写真も掲載されている。
主題歌を歌ったのはアニメ版『[[ドラゴンボール>ドラゴンボール(DRAGON BALL)]]』のOPテーマ『魔訶不思議アドベンチャー!』で有名な高橋洋樹。
*【エピソード】
|話数|サブタイトル|登場怪人・怪獣|脚本|監督|備考|h
|第1話|拓人は燃えているか!|雷海賊ライデッグ&br()火将軍ブレアード|林民夫|米田興弘||
|第2話|燃えろ!グレートライオ|宇宙恐獣レイザース&br()風将軍サイクリード|~|~|グレートライオ登場|
|第3話|白い旋風!ウインドイーグル|水将軍アクアル&br()水海賊アグラーグ&br()宇宙恐獣ウィンミラー|~|市野龍一|ウインドイーグル登場|
|第4話|青い稲妻!マグナビート|宇宙恐獣バードレス|~|~|マグナビート登場|
|第5話|探検!シャーク4を探せ|3将軍|河田秀二|米田興弘||
|第6話|ぼくたちのヒーロー|風海賊レゼッカー&br()合成恐獣ビグスタッグ|~|~||
|第7話|追憶・1960|水将軍アクアル|林民夫|市野龍一||
|第8話|由衣の休日|風将軍サイクリード&br()風海賊サンドストーム&br()ガダル星人|古怒田健志|池田敏春||
|第9話|史上最悪の3日間|火将軍ブレアード|林民夫|市野龍一||
|第10話|船長の正体|バーダー船長&br()合成恐獣グラプター|古怒田健志|池田敏春||
|第11話|父、帰る|火海賊バンケーン&br()3将軍&br()グローザ|林民夫|米田興弘||
|第12話|決戦は空の彼方で|巨大ブレアード&br()宇宙海賊戦艦バルガレオン|~|~||
|第13話|聖なる夜に|CENTER:なし|関根智彦&br()今井聡|~|総集編|
|第14話|未来からの敵、ネオデスカル|未来恐獣デスバー|林民夫|市野龍一|第2部開幕|
|第15話|危機一髪!シャークセイザー登場|ガレイド&br()ドルピック|~|~|シャークセイザー登場|
|第16話|超流!シャークリーガー|未来恐獣デスバー&br()火将軍ブレアード|河田秀二|~|シャークリーガー登場|
|第17話|追跡者、名はジャッカル|ジャッカル&br()ピアース|~|~||
|第18話|激震!ドリルアングラー|未来恐獣ネオデスバー&br()ドリルアングラー|林民夫|舞原賢三||
|第19話|装着アド!未来に向かって|水将軍アクアル&br()リーボルト|~|~||
|第20話|ケイン、裏切りの刻!|グローザ&br()ゼオリア|~|~||
|第21話|勝利へのフリーキック|ジャッカル&br()火将軍ブレアード|宮川洋紀|池田敏春|スペシャルゲスト:木村和司&footnote(フリーキックの名手と称された元サッカー選手にして現サッカー解説者。本人役で出演した。)|
|第22話|脅威の変形!ドリルアングラー|ジャッカル&br()ドリルアングラー&br()アリゴード|稲葉一広|~|ドリルアングラー変形|
|第23話|ミッションX!艦長を救え|ガレイド&br()アリゴード|~|~||
|第24話|第四の将軍|雷将軍サンダーラ|林民夫|米田興弘||
|第25話|変わり始めた歴史|雷将軍サンダーラ&br()雷神ゴード&br()グローザ|~|~||
|第26話|レミーの涙、G2の心|ガレイド&br()ジャッカル|河田秀二|舞原賢三||
|第27話|Xデー・戦いの果て|未来暴艦ガレオキング&br()ガレイド&br()ジャッカル&br()ドリルアングラー|~|~|3大流星神集結|
|第28話|侵入!新たなる戦力?|ダーゴス&br()水将軍アクアル&br()風将軍サイクリード|林民夫|~|第3部開幕&br()パトラ・ブレアード加入|
|第29話|異空間からの脱出|未来恐獣ディロス|~|市野龍一||
|第30話|受け継がれる想い|グルナーダ|瀧田哲郎|~||
|第31話|対決!ブレアードVSサイクリード|合成恐獣レイミラード&br()風将軍サイクリード|~|池田敏春||
|第32話|激闘!トリプル・コアブレイバー|アルティメット&br()メカ巨獣メガリオン|河田秀二|~||
|第33話|信じあう仲間|ネオデスカル&br()バレーダ&br()水将軍アクアル&br()風将軍サイクリード|~|米田興弘||
|第34話|12個集結?コスモカプセル|~|~|~|アクアル・サイクリード加入|
|第35話|明かされるレミーの過去|ディバイダー|林民夫|市野龍一||
|第36話|闇の侵蝕、ダークアルマー|暗黒恐獣ダークゲラン&br()メカ巨獣メガリオン(複数)|~|~||
|第37話|拓人、闇の中へ|暗黒恐獣ダークゲラン&br()ブラックライオ&br()ネオデスカル&br()バレーダ|~|~||
|第38話|友情は時空を越えて…|暗黒恐獣ダークゲラン&br()ブラックライオ|~|~|超星神シリーズ完結|
※参考文献・朝日ソノラマ『宇宙船YEAR BOOK 2007』
*【余談】
- タイトルロゴは川北特技監督により赤と青の2パターンが作られ、最終的に釜氏によって青の方が選ばれた。&br()オープニングタイトル用に大量の水をかける撮影もされたが、川北特技監督の目指したビジュアルが得られなかった事から未使用に終わっている。
-本作の放送終了後、土曜9時台前半は再びアニメの放送枠となった(後番組は『[[おとぎ銃士赤ずきん]]』)が、2016年4月より『[[新ウルトラマン列伝>ウルトラマン列伝]]』が本枠に移動して以降は毎年[[新作ウルトラマン>ニュージェネレーションヒーローズ]]が放送されるようになった。
・本作のキャストやスタッフは特に仲が良く、拓人役の高橋氏や市野監督などは自身のX(旧Twitter)にて関係者で定期的に集まっていることを発信したりしている。
・前作までのDVDは東宝ビデオから発売されていたが、本作のDVDは主題歌・サントラCDと同じくマーベラスエンターテイメントから発売されている。&br()そのためか前作まで充実していた映像特典も第1巻にてノンクレジットのOP・ED映像が収録された程度にとどまっている。
・・劇場版のDVDは前作までと同じく東宝ビデオから発売され、こちらはメイキングやキャスト・スタッフインタビューなどが収録されている。なお、テレビ版・劇場版共に廉価版DVDは今のところ発売されていない。
今日の一言
「素敵な項目を作るときは、追記・修正をきちんとしようね!」
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#right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/
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#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- EDのダンスが好きだった。あとは最後のコントのような道徳のお勉強。 -- 名無しさん (2013-10-04 22:30:06)
- セイザーエックスジャンプだー♪うちゅうの果てまでー♪ -- 名無しさん (2013-10-16 15:26:07)
- 話は良かったんだがスーツデザインが趣味じゃなかった。特にライオセイザーとか凄い悪役ヅラだし… -- 名無しさん (2014-03-03 12:13:17)
- ロボはシリーズ中最も格好良かった希ガス。 -- 名無しさん (2014-03-03 12:15:43)
- 超星艦隊これくしょん~艦これ~ -- 名無しさん (2014-04-02 21:17:54)
- 灼熱の火を放て!エェェェェェェェックス!! -- 名無しさん (2014-08-07 12:56:27)
- ↑4スーツよか玩具の出来がずさん。とくにソフビ -- 名無しさん (2014-08-07 13:07:22)
- 前2作はメインヒロイン以外の女性キャラが物語のキーパーソン的存在になってたのが個人的に不満だったので、本作ではレミーがちゃんとキーパーソンとしての役割も与えられていて良かった。(代償として変身ヒロインではなくなっちゃったけど) -- 名無しさん (2015-01-23 21:33:48)
- 実況スレが面白かった記憶 -- 名無しさん (2016-07-05 08:24:22)
- 宇宙と時間を股にかける壮大なお話なのに、視聴するとなぜか白米の印象ばかりが残る… -- 名無しさん (2016-12-26 13:06:03)
- 超星神シリーズじゃなくても、構わんので求む!新作東宝特撮テレビドラマシリーズ! -- 名無しさん (2019-01-02 17:44:17)
- ライフセイザー、やってたらやっぱ女性戦士入れましょうかってことになってたんだろうなあ… -- 名無しさん (2023-03-28 19:26:22)
- ゼンカイ脳やドンブラ中毒のさきがけみたいな作品 -- 名無しさん (2023-04-12 17:53:36)
- ↑6ジャスティライザーは、寧ろ澪さんの方がメインヒロインだった気がする…ユカはメインヒロインっていうより主人公の一人って描写な感じだったし… -- 名無しさん (2023-05-17 10:21:56)
#comment
#areaedit(end)
}