るろうに剣心(実写映画)

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&font(#6495ED){登録日}:2014/08/03 (日)21:15:10 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- るろうに剣心(実写映画)とは、2012年8月25日に公開された映画である。 本項目ではシリーズ一作目について記載する。 主演は佐藤健で、監督は「ハゲタカ」や「龍馬伝」で有名になった大友啓史。製作・配給はワーナー・ブラザース映画。 言わずと知れた和月伸宏の傑作「[[るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-]]」を原作とする実写映画である。 本作は原作を基にしたうえで映画オリジナルの展開がなされており、 具体的には原作におけるニセ抜刀斎騒動・黒笠編・観柳邸突入までのストーリーを基にし、再構成されている。 なお、シナリオに関しては作者である和月伸宏氏と、その妻である黒碕薫氏がそれぞれ案を提出している。 そのため映画オリジナルのキャラ(我荒兄弟)や、原作ではこの時期に登場しないキャラ(外印と戌亥)、 また原作では登場したのに登場しないキャラ(蒼紫ら元御庭番衆)などが存在する。 また、劇場版制作が決まった事を機にるろ剣の担当編集だった佐々木氏がもう一度るろ剣を描いてはどうかと和月氏に提案。 (余談だが、原作連載当時、るろ剣を終わらせたいと相談した和月氏に、 &font(#ff0000){「人気があるのに自分の都合で終わらせるのだから、二度とるろ剣は描くな」と指示したのは佐々木氏である}) 黒碕氏の後押しや作者自身ももう一度描いてみたいという思いがあった事から、キネマ版と第零幕、黒碕氏によるノベライズの銀幕草紙変の制作が決定した。 ちなみにキネマ版と銀幕草紙変はそれぞれ上記の和月氏と黒碕氏が提出したシナリオの没案が元になっている。 2014年8月1日に続編となる「京都大火編」が公開、同年9月13日に「伝説の最期編」が公開。 [[志々雄真実]]を初めとする[[十本刀]]や、今作で出番がなかった[[蒼紫>四乃森蒼紫]]などが登場する。 【あらすじ】 明治になって10年――東京では”人斬り抜刀斎”を名乗り、手当たり次第に人を斬る男が現れる。 無謀にも一人でその男に立ち向かう神谷薫を助けた見知らぬ男。彼こそが、幕末に名を馳せた反幕府軍の暗殺者”人斬り抜刀斎”その人だった。 いまは緋村剣心と名を変え、斬れない刀=逆刃刀を手に、人を助けるための流浪の旅を続けていたが、薫が亡き父から引き継いだ道場に居候することになる。 ニセ者の正体は鵜堂刃衛、実業家・武田観柳の用心棒だ。観柳は女医の高荷恵に作らせたアヘンで得た莫大な金で武器を買い、世界を支配しようと企てていた。 元新選組で今は警官となった斎藤一が観柳の陰謀をかぎつけるが、金で買った絶大な権力には手を出せない。 邪悪な計画の手始めに、神谷道場一帯を手に入れようとした観柳は、罪もない人々の命を奪おうとする。 苦しむ人々を見た剣心は、戦いを決意。だが、観柳の護衛は250人、剣心の味方に名乗りでたのは、喧嘩屋の相楽左之助だけ。 果たして剣心は斬れない刀で、大切な人たちを守り抜くことができるのか――? 【登場人物】 ◯[[緋村剣心]] 演:佐藤健 「&italic(){拙者は過去を捨てた身…! もう人は斬らぬ!}」 伝説の暗殺者、「人斬り抜刀斎」その人。現在は緋村剣心と名乗り、不殺の誓いである「逆刃刀」を用い、人助けのために剣をふるう。 見どころは演じる佐藤健によるほぼ生身のスタイリッシュアクション。 流石に超ジャンプや命綱程度のワイヤーは使われているが、&bold(){それ以外は殆ど生身のアクション。} 道場での壁を使ってのバク宙&木刀キャッチや、観柳邸での斜め走りも実際に&bold(){スタントなしで}やっているというのだから凄まじい。 因みに佐藤健は「龍馬伝」で岡田以蔵を演じている。人斬り役に縁がある男である。 ◯[[神谷薫]] 演:武井咲 「&italic(){私が出会ったのは、剣心っていう流浪人よ?}」 本作のヒロイン。神谷活心流道場師範代。 一応剣の稽古は父親亡き後も欠かさず続けているためそれなりだが、相手がどいつもこいつも人間外ばかりなので活かせていない。 ヒロイン役なのでアクションシーンは特に無し。武井咲は日本アカデミー賞で「愛と誠」、「今日、恋をはじめます」と合わせて新人俳優賞を受賞した。 ◯[[相楽 左之助]] 演:青木崇高 「&italic(){タダでぶっ飛ばしてやるよ!!}」 「悪一文字」を背負う喧嘩屋。色んな腕自慢をぶちのめしてきたため、東東京では抜刀斎の名よりも有名だそうな。 原作でいつも咥えてる魚の骨の代わりに、生卵を飲む。 基本的な設定は原作と大差なし。剣心との出会いが違うということと、斬馬刀がへし折られず観柳邸でも活躍したところが違う点か。 戌亥との殴り合いは本作随一のコメディーシーン(いい意味で)。 なお、&font(#ff0000){本筋には関わらないので登場が完全カットされる案も検討されていた。} 作者曰く「人気キャラかつ賑やかしも出来る左之助を外す手はないだろう」という事で無事実写版に登場できたとか。 ◯高荷恵 演:蒼井優 「&italic(){許せない…! 人の命を何だと…!!}」 美人な女医さん。麿眉。 会津出身で、医者の中では知らない人は居ないとさえ言われる高名な医者の家、高荷家の人間だが、 家族を探しに上京した際観柳にそそのかされアヘン密売の片棒を担がされる。 基本的な設定は原作準拠。出会い方が違うぐらいだと思われる。非戦闘員なのでアクションシーンは勿論なし。 ◯明神弥彦 演:田中偉登 「&italic(){東京士族・明神弥彦! 弱い物イジメする奴は許さん!!}」 神谷活心流道場に居候している少年。原作での居候になるまでの経緯は割愛されており、今作では最初から道場に出入りしている。 観柳邸から逃げ出した恵を偶然発見し、道場に連れて来る。原作とは異なり観柳邸には乗り込まず出番は少ない。 井戸水の毒で道場に運ばれた燕を心配するシーンがある。 続編では演じる子役が代わっている。(田中偉登→大八木凱斗) ◯[[斎藤一>斉藤一(るろうに剣心)]] 演:江口洋介 「&italic(){剣に生き、剣に死ぬ…! それ以外俺達に道はない…!!}」 元新撰組三番隊組長。現在は警視庁警部補の藤田五郎。今作では山県有朋の腹心という設定になっている。 実力は剣心と並び作中最強クラスなのだが、今作は出番少なめ。 少ない出番ながら「己に向いた刃は、やがてお前を苦しめることになるぞ」という映画オリジナルの名言を残してくれた(キネマ版でも同様の台詞を使っている)。 しかし最後の牙突シーンは放送事故のレベル。 ◯山県有朋 演:奥田瑛二 「&italic(){恐怖と、暴力の支配した時代は終わったのである!!}」 長州派維新志士で剣心の同志。現在は明治政府の陸軍卿。オープニングでの演説がインパクトのある人。 10年間剣心を探し続け、新型阿片「蜘蛛の巣」の撲滅を剣心と斎藤に依頼する。そして剣心に陸軍の要職に就くように勧誘したが丁重に断られた。 ◯浦村署長 演 :斉藤洋介 「&italic(){これは我々への挑戦か…!!}」 剣心達が住む町の警察署長。出番は少なめだが要所要所で登場している。 警察署を襲撃し、大虐殺をやらかした刃衛(偽抜刀斎)に怒りを露わにしていた。 ◯[[鵜堂刃衛]] 演:吉川晃司 「&italic(){始まるぞ…! 目を醒ませ抜刀斎…!}」 本作のラスボスで偽抜刀斎。抜刀斎時代の剣心の刀を使っている。 観柳に用心棒として雇われているが、金のために人を斬っているのではなく、人を斬るのがメインで金はそのついでというタイプの狂人。 原作とは主に性格面で異なっており、タバコも吸わなければ特徴的な「うふふ」という笑いもない。 しかし演じた吉川晃司の鬼気迫る演技と、原作での刃衛が使う技「背車刀」の再現度が非常に高く、大変高い評価を得たキャラである。 なお、作者案では&font(#ff0000){完全版2巻の再筆における手の甲を抜き身の刀で貫いて武器にしている}事になったが「痛々しい」というスタッフの判断で没になった。 そりゃそうだ。 この作者案はキネマ版の方で流用された。 ◯武田観柳 演:香川照之 「&italic(){人間とは弱いものだ…。口では理想を語りたがるが、所詮三つのものの前では獣となる…! 自分の為。金の為。…そして快楽の為…!!}」 本作の黒幕で実業家。刃衛ら実力者達を金で雇い、アヘンの密売で儲けた金で武器を買い、政府に変わって世を支配しようと画策する狂人。 基本的な設定は原作準拠だが、そんなことよりも香川照之の熱演が本当にハマっており、 特にガトリングガンをぶっ放すシーンは観柳のキモさ加減がうまいこと引き出せていた(褒め言葉)。 「か・た・な・を・置・け。」→「ぜんぶ脱げ!」のシーンは&bold(){完全なアドリブ} (ちなみに脱げと言われた剣心が本当に脱ごうとするのもアドリブである。 香川曰く、「観柳だったらこいつら脱がしたいだろうと思った」「健君が下から脱ごうとしたのが、(「脱げ」の意図を)分かってる」とか)。 あまりにハマり過ぎて、キネマ版の観柳に多大な影響を与えてしまうほど。 ◯[[外印>外印(るろうに剣心)]] 演:綾野剛 「&italic(){…喰っていけないからだよ。お前らの作った生温い平和な世の中ではな…!}」 観柳に雇われた実力者。 髑髏の面を被り、鋼線を使ったワイヤートラップや二丁拳銃、最も得意とする短刀をつかった近接戦闘を行うが、段々と実戦の勘を取り戻してきた剣心の前に敗れる。 原作とは大きく設定が異なるキャラ。設定としては原作の蒼紫と般若と外印を足して三で割ったようなキャラ。 仮面の下の素顔は整った偉丈夫だが、&bold(){顔の左半分に大きな火傷の痕}があり、 この顔のせいで表の仕事に就けなくなった為、野に下り観柳に雇われたという経緯を持つ。 だがそれでも観柳のやり方には反感を持っていたのか、恵の居場所を知りながらも黙認していたり、毒物テロのヒントを与えたりする武人としての一面もある。 (実はさり気なく剣心達にとって命の恩人でもある) 剣心との戦闘シーンは撮影中アドレナリンが出まくって、撮影後もなかなか寝付けなかったそうな。 ◯戌亥番神 演:須藤元気 「&italic(){オレは菜食主義者だ…。可哀想に}」 観柳に雇われた実力者。修道服を身に纏った敬虔なキリスト教徒であり菜食主義者。 空手を初めとする様々な格闘術を修めた武人。技術で遥かに左之助を上回っており圧倒するが、最終的には左之助の人外じみた体力と馬鹿力の前に倒される。 こちらも原作とは大きく設定が異なる。 原作のように暴れたいだけのバカではないし、無敵鉄甲も使わない。ぶっちゃけ名前が同じの別キャラと考えた方がいい。立ち位置的には御庭番衆の式尉に近い。 ◯我荒兄弟 演:平山祐介(兄)、深水元基(弟) 「&italic(){心配な~いって~。阿片のことを話せば、自分も罪に問われんだから}」 「&italic(){バッカだなアニキ。オンナってのはな、捨て身になると何をしでかすかわからんぞ?}」 観柳に雇われた実力者。元は野武士の野党集団の首魁だったらしい。神谷道場の地上げのために乗り込むが、剣心に部下ともども為す術なくボコボコにされる。 一応観柳に好待遇で雇われているのでそこそこの実力者のはずだが、剣心の実力を示す噛ませ犬となった。 その後は雇い主の観柳にも見捨てられ、刃衛に警官ともども斬殺される。 映画のオリジナルキャラ。一応元になったキャラは原作の比留間兄弟と思われる。 なお、キネマ版には登場しないが、銀幕草紙変には登場している。ただし兄弟ではなくなり、一人に統合された。 このあたりもアニメ版で弟に統合された比留間兄弟ににている。 【評価】 アニメ・漫画の[[実写化]]はハズレが多いというのが今までの風潮であり、今作も「るろうに剣心」という大ヒット作の実写化という割には期待がされていなかった。 しかし蓋を開けてみればストーリーや配役には一部賛否両論があるが、 安易なCGやワイヤーに頼らない極めて完成度の高いアクションシーンは大変高い評価を得、下馬評を見事に跳ね除け大ヒットした。 また最終興行収入は30.1億円。日本公開と同時に世界64ヶ国2地域で配給・上映決定し、日本以外でのアジア全土最終興行収入が日本映画初の1億円を超え、 特にシンガポール、フィリピン、台湾では爆発的なヒットを遂げ、欧州やロシア、アメリカでも高い評価を得ている。 第一回ジャパンアクションアワードで、ベストスタント賞(神谷道場襲撃・剣心VS刃衛ラストシーン)、ベストアクション男優(佐藤健)、 ベストアクション作品賞を受賞するなど映画作品としても高く評価されている。 続編では、最凶の敵である志々雄真実や今作で出番を見送られた蒼紫らが登場し、クオリティの高いアクションシーンも健在である。 余談だが2013年の日テレの金曜ロードショーで放送された時は&bold(){主要のシーンがカットされまくり}で大不評を食らった。 その反省を踏まえ一年後の2014年での放送ではカットされたシーンは僅かとなっている。 2015年には金曜ロードショーで、10月23日から11月6日の3週間にかけて「3週連続!るろうに剣心祭り」として一作目から三作目が放送された。 追記・修正よろしくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,8) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 昨日、実写を初めて見たが、宗次郎や和尚とかどうなったの? -- 名無しさん (2015-11-07 17:23:11) - 宗次郎→剣心の執拗な小足狙いにイライラして突っ込んでKOされる。和尚→サノとローション相撲の果てにくすぐりからの金的のコンボでKO -- 名無しさん (2015-11-07 17:51:56) - ↑×1ごめんなさい。言葉が足りなかったです。その二人と方治は船から脱出とかしたのかどうかってことなんだけど、確か描写はなかったよね? -- 名無しさん (2015-11-07 18:17:18) - ↑描写がなく、制作側が言及していない以上、「わからない」以上でも以下でもない。想像しろ。まあ原作の設定からして普通に脱出してそうだけど。 -- 名無しさん (2015-11-13 10:48:13) - ここまでのクオリティになったのは監督が余計な自己満足オリジナルシーンを入れなかったことや役者がスタントマンに頼らず体張ってたからだろうね。チャンバラシーンでけが人が続出し佐藤も全身痣だらけになってたらしい。翁の人も70代とは思えないアクション。こういう覚悟のある体育系役者がもっと増えれば実写化は成功すると思う -- 名無しさん (2015-11-13 10:59:26) - ↑×2由美さんのひざ枕がなかった為、発狂したまま終わった宗次郎。悲しい過去を背負ってたのにまさかの金的で終了した安慈和尚。方治も助けて脱出出来たんだろうか…? -- 名無しさん (2015-11-13 12:50:42) - コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-11-14 13:47:26) - 香川照之の演技は良かったがタバコくわえてしゃべると何言ってるかわからないわ -- 名無しさん (2015-11-16 10:43:20) - 志々雄様のハチャメチャな強さに感動&爆笑した。原作とアニメの数段上を行ってると思う。 -- 名無しさん (2015-12-16 21:22:43) - 宗次郎はともかく方治は左之にぶん殴られてピヨらされてたから逃げられずに海の藻屑になった(byパククネorルガール)と思う。生かしといても需要ないし原作&アニメでも死んだから -- 名無しさん (2015-12-16 21:32:17) - 人誅編はやらんのかなあ…… -- 名無しさん (2015-12-16 21:33:59) - 外印と戌亥は般若と式尉だと素で思ってた。 -- 名無しさん (2015-12-16 21:57:40) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2014/08/03 Sun 21:15:10 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){ &sizex(7){&color(coral){&bold(){かならず、帰る。}}} } るろうに剣心(実写映画)とは、2012年8月25日に公開された映画である。 本項目ではシリーズ一作目について記載する。 *【概要】 主演は佐藤健で、監督は「ハゲタカ」や「龍馬伝」で有名になった大友啓史。製作・配給はワーナー・ブラザース映画。 アクション監督は、アクションスターのドニー・イェンらとともに多くの香港映画を手掛けてきた谷垣健治。 主題歌はシリーズ通してONE OK ROCKが担当。 言わずと知れた和月伸宏の傑作「[[るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-]]」を原作とする実写映画である。 本作は原作を基にしたうえで映画オリジナルの展開がなされており、 具体的には原作におけるニセ抜刀斎騒動・黒笠編・観柳邸突入までのストーリーを基にし、再構成されている。 なお、シナリオに関しては作者である和月伸宏氏と、その妻である黒碕薫氏がそれぞれ案を提出している。 そのため映画オリジナルのキャラ(我荒兄弟)や、原作ではこの時期に登場しないキャラ(外印と戌亥)、 また原作では登場したのに登場しないキャラ(蒼紫ら元御庭番衆)などが存在する。 また、劇場版制作が決まった事を機にるろ剣の担当編集だった佐々木氏がもう一度るろ剣を描いてはどうかと和月氏に提案。 (余談だが、原作連載当時、るろ剣を終わらせたいと相談した和月氏に、 &font(#ff0000){「人気があるのに自分の都合で終わらせるのだから、二度とるろ剣は描くな」と指示したのは佐々木氏である}) 黒碕氏の後押しや作者自身ももう一度描いてみたいという思いがあった事から、[[キネマ版>るろうに剣心-キネマ版-]]と第零幕、黒碕氏によるノベライズの銀幕草紙変の制作が決定した。 ちなみにキネマ版と銀幕草紙変はそれぞれ上記の和月氏と黒碕氏が提出したシナリオの没案が元になっている。 2014年8月1日に続編となる「京都大火編」が公開、同年9月13日に「伝説の最期編」が公開。原作京都編を題材とした前後編構成の作品となった。 [[志々雄真実]]を初めとする[[十本刀]]や、今作で出番がなかった[[蒼紫>四乃森蒼紫]]などが登場する。 2021年4月23日には人誅編を題材とした「最終章 The Final」が公開、同年6月4日には追憶編を題材とした「最終章 The Beginning」が公開された。((本来は2020年夏季に公開予定だったが、新型コロナウイルス流行の影響に伴い、公開延期となった。)) *【あらすじ】 明治になって10年――東京では”人斬り抜刀斎”を名乗り、手当たり次第に人を斬る男が現れる。 無謀にも一人でその男に立ち向かう神谷薫を助けた見知らぬ男。彼こそが、幕末に名を馳せた反幕府軍の暗殺者”人斬り抜刀斎”その人だった。 いまは緋村剣心と名を変え、斬れない刀=逆刃刀を手に、人を助けるための流浪の旅を続けていたが、薫が亡き父から引き継いだ道場に居候することになる。 ニセ者の正体は鵜堂刃衛、実業家・武田観柳の用心棒だ。観柳は女医の高荷恵に作らせたアヘンで得た莫大な金で武器を買い、世界を支配しようと企てていた。 元新選組で今は警官となった斎藤一が観柳の陰謀をかぎつけるが、金で買った絶大な権力には手を出せない。 邪悪な計画の手始めに、神谷道場一帯を手に入れようとした観柳は、罪もない人々の命を奪おうとする。 苦しむ人々を見た剣心は、戦いを決意。だが、観柳の護衛は250人、剣心の味方に名乗りでたのは、喧嘩屋の相楽左之助だけ。 果たして剣心は斬れない刀で、大切な人たちを守り抜くことができるのか――? *【登場人物】 ◯[[緋村剣心]] 演:佐藤健 「&italic(){拙者は過去を捨てた身…! もう人は斬らぬ!}」 伝説の暗殺者、「人斬り抜刀斎」その人。現在は緋村剣心と名乗り、不殺の誓いである「逆刃刀」を用い、人助けのために剣をふるう。 見どころは&bold(){演じる佐藤健氏によるほぼ生身のスタイリッシュアクション。} 流石に大ジャンプを繰り出すシーン等はワイヤーアクションによるものだが、&bold(){それ以外は殆ど生身である。} 道場での壁を使ってのバク宙&木刀キャッチや、後のシリーズでおなじみとなる観柳邸での&bold(){ドリフト走り}も実際に&bold(){スタントなしで}やっているというのだから凄まじい。 因みに佐藤健氏は「龍馬伝」で岡田以蔵を演じている。人斬り役に縁がある男である。 ◯[[神谷薫]] 演:武井咲 「&italic(){私が出会ったのは、剣心っていう流浪人よ?}」 本作のヒロイン。亡き父親の跡を継ぐ神谷活心流道場師範代。 剣の腕はそれなりに立つはずなのだが、原作やアニメ版と違い、これといったアクションシーンは特に無い。相手がどいつもこいつも人外ばかりだから仕方ない。 が、続編の「京都大火編」では戦力としても参加するようになった。 武井咲女史は日本アカデミー賞で「愛と誠」、「今日、恋をはじめます」と合わせて新人俳優賞を受賞した。 なお、実写版で薫を演じた武井咲女史とアニメ版で薫を演じた藤谷美紀女史は同じ事務所に所属しており、共に全日本国民的美少女コンテスト出身であり、出身地も同じ[[名古屋市]]である。 ◯[[相楽左之助]] 演:青木崇高 「&italic(){タダでぶっ飛ばしてやるよ!!}」 「悪一文字」を背負う喧嘩屋。牛鍋屋で武田観柳が金に物を言わせて剣心を誘い込もうとしている現場に偶然居合わせ、その報酬の高さに興味を持って首を突っ込んできた。 これまで数々の腕自慢をぶちのめし、東東京(ひがしとうきょう)では抜刀斎の名よりも有名だと豪語する。 基本的なキャラ設定などは原作と大差ないが、原作でトレードマークだった魚の骨を咥える描写がなく、生卵を飲んだりしている。 また、剣心との出会いの経緯が原作と異なっているためか過去エピソードも語られず、そのため喧嘩屋の廃業も明言していない。 斬馬刀もそのまま残り、観柳邸では『斬左』の通り名らしく&bold(){斬馬刀を振り回して戦う}という今までありそうでなかった珍しい左之助が見られる。 戌亥との殴り合いは本作随一のコメディーシーン(いい意味で)。 実際に本編を観れば分かるが、実は根幹のストーリーには特に深く関わっておらず、そのため&font(#ff0000){登場が完全カットされる案も検討されていた。} が、「人気キャラかつ賑やかしも出来る左之助を外す手はないだろう」と作者が考えたことから無事に実写版に登場できたとか。 ◯[[高荷恵]] 演:蒼井優 「&italic(){許せない…! 人の命を何だと…!!}」 美人な女医さん。麿眉。 会津出身で、医者の中では知らない人は居ないとさえ言われる高名な医者の家、高荷家の人間だが、 家族を探しに上京した際観柳にそそのかされアヘン密売の片棒を担がされる。 基本的な設定は原作準拠。出会い方が違うぐらいだと思われる。非戦闘員なのでアクションシーンは勿論なし。 ◯[[明神弥彦]] 演:田中偉登 「&italic(){東京士族・明神弥彦! 弱い物イジメする奴は許さん!!}」 神谷活心流道場に居候している少年。こちらも左之助同様、仲間になるまでの経緯は割愛されており、今作では最初から道場に出入りしている。 観柳邸から逃げ出した恵を偶然発見し、道場に連れて来る。薫と同じくアクション的な魅せ場はなく、観柳邸にも同行しないため出番は少ない。 井戸水の毒で道場に運ばれた燕を心配するシーンがある。 『京都大火編』『伝説の最期編』では薫と共に戦力として加わるが、演じる子役が大八木凱斗氏へとバトンタッチされている。 『最終章 The Final』では新たに大西利空氏が演じた。 ◯[[斎藤一>斎藤一(るろうに剣心)]] 演:江口洋介 「&italic(){剣に生き、剣に死ぬ…! それ以外俺達に道はない…!!}」 元新撰組三番隊組長。現在は警視庁警部補で藤田五郎と名乗っている。今作では山県有朋の腹心という設定。 剣心と違い既に社会と折り合いを付けながら生きており、社会人の先輩として彼に批判的な立場を取るような場面が多い。 原作同様、その実力は剣心と並ぶ作中最強クラスだが、アクションシーンはやや少なく、本格的に刀を振るうのは続編になってから。 少ない出番ながら「&bold(){己に向いた刃は、やがてお前を苦しめることになるぞ}」という映画オリジナルの名言を残してくれた(キネマ版でも同様の台詞を使っている)。 キャラ設定などは原作と差異が多いが、ファンからの評価は概ね良好。 が、観柳邸で繰り出された&bold(){妙に宙吊り感満載な牙突}は他のアクションシーンとの落差もあってしばしばネタにされる(のちの『伝説の最期篇』では改善されてカッコよくなった)。 ◯山県有朋 演:奥田瑛二 「&italic(){恐怖と、暴力の支配した時代は終わったのである!!}」 長州派維新志士で剣心の同志。現在は明治政府の陸軍卿。オープニングでの演説がインパクトのある人。 10年間剣心を探し続け、新型阿片「蜘蛛の巣」の撲滅を剣心と斎藤に依頼する。 そして剣心に陸軍の要職に就くように勧誘したが丁重に断られた。 ◯浦村署長 演 :斉藤洋介 「&italic(){これは我々に対する挑戦か…!}」 剣心達が住む町の警察署長。出番は少なめだが要所要所で登場している。 警察署を襲撃し、大虐殺をやらかした刃衛(偽抜刀斎)に怒りを露わにしていた。 『最終章 The Final』ではキャストが変更されており、新たに鶴見辰吾氏が演じた。なお、前任者の斉藤氏は同作の公開前の2020年に死去している。 ◯[[鵜堂刃衛]] 演:吉川晃司 「&italic(){始まるぞ…! 目を醒ませ抜刀斎…!}」 本作のラスボスで、偽抜刀斎として事件を起こした張本人。彼が持っている刀は、抜刀斎時代の剣心が使っていた物である。 観柳に用心棒として雇われているが、仕事として人を斬っているのではなく、人を斬るのがメインで金はそのついでという根っからの戦闘狂。 原作とは主に性格面で異なっており、タバコも吸わなければ特徴的な「うふふ」という笑いもない。 しかし、吉川晃司氏による鬼気迫る演技と、原作での刃衛が使う技「背車刀」の再現度が非常に高く、大変高い評価を得たキャラである。 なお、作者案では&font(#ff0000){完全版2巻の再筆における手の甲を抜き身の刀で貫いて武器にしている}事になったが「痛々しい」というスタッフの判断で没になった。そりゃそうだ(この作者案はキネマ版の方で流用された)。 演じた吉川晃司氏は若い頃から圧倒的な身体能力で知られていたロックシンガーであり、今なお衰えを感じさせない体のキレを存分に見せつけたが、やはり加齢からか撮影はかなりキツかったらしい。 ◯[[武田観柳]] 演:香川照之 「&italic(){人間とは弱いものだ…。口では理想を語りたがるが、所詮三つのものの前では獣となる…! 自分の為。金の為。…そして快楽の為…!!}」 本作の黒幕で実業家。アヘンの密売で私服を肥やし、刃衛ら実力者達を金で雇い、武器を買い、行く行くは政府に変わって世を支配しようと画策する狂人。 基本的な設定は原作準拠だが、そんなことよりも香川照之氏の熱演が本当にハマっており、猛烈な小物臭が見事に表現されている。 特にガトリングガンをぶっ放すシーンは観柳のキモさ加減がうまいこと引き出せていた(褒め言葉)。 「か・た・な・を・置・け。」→「ぜんぶ脱げ!」のシーンは&bold(){完全なアドリブ。} (ちなみに脱げと言われた剣心が本当に脱ごうとするのもアドリブである。 香川曰く、「観柳だったらこいつら脱がしたいだろうと思った」「健君が下から脱ごうとしたのが、(「脱げ」の意図を)分かってる」とか)。 あまりにハマり過ぎて、キネマ版の観柳に多大な影響を与えてしまったほど。 ◯[[外印>外印(るろうに剣心)]] 演:[[綾野剛]] 「&italic(){…喰っていけないからだよ。お前らの作った生温い平和な世の中ではな…!}」 観柳に雇われた実力者のひとり。 髑髏の面を被り、鋼線を使ったワイヤートラップや二丁拳銃、最も得意とする短刀をつかった近接戦闘で剣心を苦しめるが、段々と実戦の勘を取り戻してきた剣心の前に敗れる。 原作とは大きく設定が異なるキャラ。設定的には原作の般若に近く、そこに蒼紫と外印を足して三で割ったようなキャラ。 仮面の下の素顔は整った偉丈夫だが、&bold(){顔の左半分に大きな火傷の痕}があり、 この顔のせいで表の仕事に就けなくなった為、野に下り観柳に雇われたという経緯を持つ。 だがそれでも観柳のやり方には反感を持っていたのか、恵の居場所を知りながらも黙認していたり、毒物テロのヒントを与えたりする武人としての一面もある。 (実はさり気なく剣心達にとって命の恩人でもある) 演じた綾野剛氏曰く、剣心との戦闘シーンは撮影中アドレナリンが出まくって、撮影後もなかなか寝付けなかったそうな。 ◯[[戌亥番神]] 演:須藤元気 「&italic(){オレは菜食主義者だ…。可哀想に}」 観柳に雇われた実力者のひとり。修道服を身に纏った敬虔なキリスト教徒であり菜食主義者。 空手を初めとする様々な格闘術を修めた武人で、「拳には拳!喧嘩屋の出番だな」という理屈で左之助が相手役を引き受けた。 技術的には遥かに左之助を上回っており、当初は圧倒するが、いつしか左之助の人外じみた体力と馬鹿力によって形勢を逆転され、遂に倒れる。 こちらも原作とは大きく設定が異なる。 原作のように暴れたいだけのバカではないし、無敵鉄甲も使わない。名前が同じの別キャラと考えた方がいい。っていうか、立ち位置的には御庭番衆の式尉に近い。 ◯我荒兄弟 演:平山祐介(兄)、深水元基(弟) 「&italic(){心配な~いって~。阿片のことを話せば、自分も罪に問われんだから}」 「&italic(){バッカだなアニキ。オンナってのはな、捨て身になると何をしでかすかわからんぞ?}」 観柳に雇われた実力者。元は野武士の野党集団の首魁だったらしい。 神谷道場の地上げのために乗り込むが、剣心に部下ともども為す術なくボコボコにされる。 一応観柳に好待遇で雇われているのでそこそこの実力者のはずだが、剣心の実力を示す噛ませ犬となった。 その後は雇い主の観柳にも見捨てられ、刃衛に警官ともども斬殺される。 映画のオリジナルキャラ。一応ベースになったキャラは原作の[[比留間兄弟]]と思われる。 なお、キネマ版には登場しないが、銀幕草紙変には登場している。ただし兄弟ではなくなり、一人に統合された。 このあたりもアニメ版で弟に統合された比留間兄弟ににている。 ◯[[清里明良]] 演 :窪田正孝 「&italic(){俺には…大事な人がいる…!今ここで死ぬわけにはいかないんだぁ!!}」 剣心の回想シーンにて登場。抜刀斎時代の剣心と交戦し、頬に縦傷をつけるも斬殺される。 実力は歴然だったものの、何度斬り伏せられてもゾンビの如く立ち上がる姿は(役者の熱演も相まって)当時の血も涙もない剣心をして気圧されていた。 最終章2部作でも第1作の出演シーンを流用する形で登場しており、特に『The Beginning』では回想扱いではなく、映画本編の1シーンとして組み込まれている。 *【評価】 アニメ・漫画の[[実写化]]はハズレが多いというのが今までの風潮であり、 特に少年漫画原作の実写化は2009年公開の「[[DRAGONBALL EVOLUTION]]」の傷を引きずっていたこともあり更に風当りが強かった。 今作も「るろうに剣心」という大ヒット作の実写化ではあったが、上述の影響に加え、 ポスター広告の「&bold(){優しいヤツほど気を付けろ}」とのフレーズで早速ファンの頭(と腹)を抱えさせ、 いまいち見せ場のわからない断片的なシーンしかないPVで不安を煽られた結果、 「&bold(){(悪い意味で)いつも通りの実写化}」「&bold(){見えてる地雷}」とまでこき下ろされた。 更に同時期には数々の歴代映画記録を更新し「日本よ、これが映画だ。」とのフレーズと共にやってきた&bold(){黒船級}の実写化映画「[[アベンジャーズ>アベンジャーズ(2012年の映画)]]」の公開が重なっていたこともあり、 ほぼ&bold(){期待値ゼロ・・・どころか&color(#F54738){マイナス}}からの発進だった。 しかし蓋を開けてみればストーリーや配役には一部賛否両論があるが、 詰め込み過ぎてやや煩雑ながらも押さえどころはしっかりと押さえたストーリー、 漫画的な特徴とリアリティとをうまく折衷させた演出回り、 [[一部キャラ>武田観柳]]は原作者をして影響を受けたと言わせたほどの役者たちの名演が光り、 中でもリアリティを出すため安易なCGに頼らず、かつ原作の技の動きを違和感なく落とし込んだアクションシーンは極めて完成度が高く、各所で大変高い評価を得た。 &bold(){結果、ファンからの評価も龍翔閃の如く急上昇。散々だった下馬評を見事に跳ね除け大ヒットした。} 特に主演の佐藤健氏並びに香川照之氏などは、&bold(){この作品こそが当たり役と評するファンも多い}程。 また原作ファンは勿論のことこの映画を見て新たに作品のファンになった層も多く、 イベントでは小学生が「学校で剣心のドリフト走りを練習してるんだけどうまくできるコツを教えてください」と 原作においての[[二重の極み]]を彷彿とさせる質問を佐藤健にしたという逸話もあるほど。 最終興行収入は30.1億円。日本公開と同時に世界64ヶ国2地域で配給・上映決定し、日本以外でのアジア全土最終興行収入が日本映画初の1億円を超え、 特にシンガポール、フィリピン、台湾では爆発的なヒットを遂げ、欧州やロシア、アメリカでも高い評価を得ている。 第一回ジャパンアクションアワードで、ベストスタント賞(神谷道場襲撃・剣心VS刃衛ラストシーン)、ベストアクション男優(佐藤健)、 ベストアクション作品賞を受賞するなど映画作品としても高く評価されている。 元々単発作品だったもののこの人気を受け「京都編」を題材にした続編制作が決定。 続編では、最凶の敵である[[志々雄真実]]や今作で出番を見送られた[[四乃森蒼紫]]らが登場し、クオリティの高いアクションシーンも健在である。 その後、「最終章」と銘打たれた更なる続編の公開が決まり、「最終章」と銘打たれて人誅編と追憶編が題材となり、特に人誅編は当作が初の本格的な映像化となる。 現在では「[[DEATH NOTE>DEATH NOTE(漫画)]]」などと並んで&bold(){少年漫画原作の実写化映画の数少ない成功例}として語られている。((「銀魂」の実写化が決まった際、原作者に「るろ剣並みの大作と勘違いして豪華なスタッフが集まった」と引き合いに出される程。余談だが、こちらの実写化も前評判に反して大成功した)) 余談だが2013年の日テレの[[金曜ロードショー]]で放送された時は、放送時間の延長の措置がされずに通常通りの2時間枠での放送となった結果、 &bold(){主要のシーンがカットされまくり}で大不評を食らった。 その反省を踏まえたのか、一年後の2014年での放送では放送時間が拡大され、カットされたシーンは僅かとなっている。 2015年には金曜ロードショーで、10月23日から11月6日の3週間にかけて「3週連続!るろうに剣心祭り」として一作目から三作目が放送された。 2021年でも『最終章 The Final』公開に合わせて放送された。 ただし、2015年・2021年共に最初の大幅カット版の再放送となっている。 追記・修正よろしくお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,17) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 昨日、実写を初めて見たが、宗次郎や和尚とかどうなったの? -- 名無しさん (2015-11-07 17:23:11) - 宗次郎→剣心の執拗な小足狙いにイライラして突っ込んでKOされる。和尚→サノとローション相撲の果てにくすぐりからの金的のコンボでKO -- 名無しさん (2015-11-07 17:51:56) - ↑×1ごめんなさい。言葉が足りなかったです。その二人と方治は船から脱出とかしたのかどうかってことなんだけど、確か描写はなかったよね? -- 名無しさん (2015-11-07 18:17:18) - ↑描写がなく、制作側が言及していない以上、「わからない」以上でも以下でもない。想像しろ。まあ原作の設定からして普通に脱出してそうだけど。 -- 名無しさん (2015-11-13 10:48:13) - ここまでのクオリティになったのは監督が余計な自己満足オリジナルシーンを入れなかったことや役者がスタントマンに頼らず体張ってたからだろうね。チャンバラシーンでけが人が続出し佐藤も全身痣だらけになってたらしい。翁の人も70代とは思えないアクション。こういう覚悟のある体育系役者がもっと増えれば実写化は成功すると思う -- 名無しさん (2015-11-13 10:59:26) - ↑×2由美さんのひざ枕がなかった為、発狂したまま終わった宗次郎。悲しい過去を背負ってたのにまさかの金的で終了した安慈和尚。方治も助けて脱出出来たんだろうか…? -- 名無しさん (2015-11-13 12:50:42) - コメント欄が長くなってきたのでリセットしました -- 名無しさん (2015-11-14 13:47:26) - 香川照之の演技は良かったがタバコくわえてしゃべると何言ってるかわからないわ -- 名無しさん (2015-11-16 10:43:20) - 志々雄様のハチャメチャな強さに感動&爆笑した。原作とアニメの数段上を行ってると思う。 -- 名無しさん (2015-12-16 21:22:43) - 宗次郎はともかく方治は左之にぶん殴られてピヨらされてたから逃げられずに海の藻屑になった(byパククネorルガール)と思う。生かしといても需要ないし原作&アニメでも死んだから -- 名無しさん (2015-12-16 21:32:17) - 人誅編はやらんのかなあ…… -- 名無しさん (2015-12-16 21:33:59) - 外印と戌亥は般若と式尉だと素で思ってた。 -- 名無しさん (2015-12-16 21:57:40) - ↑だよな。そう思うよな。 -- 名無しさん (2016-01-06 16:53:47) - VS刃衛と翁Vs蒼紫は何回も見てしまうなぁ、特に翁の動きが老人とは思えないほどダイナミックで好きだ -- 名無しさん (2016-03-04 21:02:06) - 無敵鉄甲(フライパン) -- 名無しさん (2016-03-10 19:23:43) - ワーナー配給の実写映画になってみて、るろ剣の悪役キャラってつくづくアメコミのヴィランだな…と実感したわ 志々雄なんてああいう能力のミュータントで充分通じる -- 名無しさん (2016-03-10 19:45:51) - 香川照之と藤原竜也がこの上ないほどの超ハマり役だった、香川さんはアドリブ効かせて武田観柳というキャラを独自に確立させたのに対して、藤原竜也はまさにファンが思い描く志々雄真実そのものだった、もう終盤からは志々雄以外の何者にも見えなかったわ -- 名無しさん (2017-06-24 01:34:28) - 左之助カットされそうになったのか……カットされていたらブーイングの荒らしだっただろうな…… -- 名無しさん (2017-06-24 02:30:27) - 今どきこのご時世に、若い役者さんが飛んで跳ねて転げ回って、命がけの大殺陣で原作再現をやってるんだもん。そら観るわ。 -- 名無しさん (2018-08-20 00:48:24) - 最終章として6年ぶりに人誅編・追憶編の実写化決定…!! -- 名無しさん (2019-04-12 10:13:55) - あの騒動を経ての製作決定、しかも剣心役続投してくれる佐藤健には作者も原作ファンも足向けて寝られないなあ…。 -- 名無しさん (2019-07-12 15:07:16) - 追憶編が先になるんだろうな。いきなり人誅編やっても原作知らない人は置いてきぼりくらうだろうし -- 名無しさん (2019-08-26 10:45:45) - 観柳敗北のシーンは実写の方が好きだな、剣心の「お前が今必死で乞うているものが金では買えないものだ」って台詞も良い。 -- 名無しさん (2020-03-13 22:22:28) - ↑2まさかの人誅編前編、追憶編後編で「最後にわかる構成」…スタッフ本気出しすぎ… -- 名無しさん (2020-03-20 15:48:24) - 追憶編が最後という事はバッドエンドに近い終わり方になるのだろうか… -- 名無しさん (2020-03-20 20:17:54) - ↑原作同様、剣心が立ち直ってから縁との決戦で、全て終わったことを報告に墓参りってあたりの流れが自然じゃないかな -- 名無しさん (2020-06-02 22:41:10) - 蒼紫要素が般若に混じってるなと思ってたがベース外印だったんだお前……どちらにしろ先生の「イケメンが仮面被るか???」のアンサーになってる辺り本当にあれこれ本気で再構成されてるなぁ -- 名無しさん (2021-05-26 14:03:15) - 最終章はThe FinalもThe Beginningも薫と巴のヒロイン視点でみるとすげー恋愛映画してる。 -- 名無しさん (2021-11-26 17:28:07) - 今更だけど電王とスカルの対決なのか -- 名無しさん (2021-12-04 17:38:23) - 邦画で一番気合が入っていて一番原作への愛を感じる名作だよ。大友監督をはじめすべてのスタッフさん、佐藤健さん達役者さん達は本当に完璧な仕事をしてくれた。不祥事もあったけど香川さんも伊勢谷さんも放映当時の演技は凄くよかったし、俺は今も変わらず評価しているよ。 -- 名無しさん (2023-07-28 10:21:39) - 原作の年齢設定だと剣心が左之助よりも10歳くらい年上なんだが、この実写映画版だと左之助のほうが剣心よりも年上っぽく見える不思議。しかもそれでもストーリー的に特に違和感ないし。 -- 名無しさん (2023-07-28 10:28:21) #comment #areaedit(end) }

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