B.B.ライダー

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&font(#6495ED){登録日}:2015/02/02 (月) 23:52:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#008000){「あの、B.B.ライダーって知ってますか?」} &font(#ff0000){「しらねぇよ!」×8}} ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) #center(){&font(#008000){「誰も知らないじゃないかーーーー!!」} &font(#008000){「老若男女問わず”しらねぇよ”で返された俺の気持ちがわかるか!?」}} B.B.ライダーはTACK(現ゴリッチュ)が制作した&bold(){自称}短編ギャグRPGの[[フリーゲーム]]である。 **ストーリー 大都市アークスの令嬢ロウリィ・ゴースは世界征服を企む悪の組織に対抗する為、世界の平和を守る為に、 1200年前に単身で魔族を討ち滅ぼした英雄「ジークフリード」を召還するが、 しかしそこに現れたのは召還の際に記憶を失った全裸の青年であった。 **概要 上記のストーリーよりお分かりいただけるようにOPすぐに&bold(){全裸}の男が登場するようなギャグRPGである。 とにかくギャグが挟まれており、作中のほとんどの人物がボケとツッコミを使い分け、 プレイヤーを笑わせにかかる。 そのボケはギャグシーンのみならずシリアスシーンでも挟まれることも多々。 &font(b){何しろシリアスなシーンが終わった途端再生する[[ギャグ補正]]を持ったキャラがいるほどである。} しかし一方で主人公ニトスの過去、ロウリィや一部キャラの置かれた境遇、キーキャラクターであるヴァジュラの正体、 EDでニトスが選ぶ答えなど涙無しには見られない根っこはシリアスな物語である。 EDも決して幸せな終わり方ではない。 しかし爆笑必至のギャグと涙無しでは見られないストーリー、 腹筋と涙腺を同時に破壊するそのお話に魅せられたプレイヤーは多く、 公開から数年が経過した今なお根強いファンを持つゲームである。 ゲームはアニメを意識した構成になっており、全12話。 またOP曲とED曲もあることから気合が伺える。 特にED曲「&bold(){悲刃}」は人気が高く、フリゲ音楽投票では上位をキープし、 JOY SOUNDでカラオケ配信されているほどである。 ED曲は話の節目にゲームを中断すると中断EDが流れるので必見。 ただし未プレイでフルで聴くことはネタバレになるのでおススメしない。 ぜひプレイして実際に聴いてほしい。 ED曲が目立っているがOP曲も名曲である。 余談だがOP曲の作曲者は「千本桜」で知られている黒うさP(しゃな)氏である。 またもう一つ特徴としてとにかく動くことも挙げられる。 自作ドットによるキャラたちが戦闘シーンによるアクロバティックな動きのみならず、 ギャグシーンでも専用のドットがある。 イラストもお世辞にもうまいとは言えないが、多数の顔グラやイベント絵がギャグ、シリアス両方を盛り上げる。 作中一度(むしろ一瞬)しか使われていないイラストなんてザラである。 反面&bold(){戦闘がつまらないという大きな欠点}を抱えている。 ツクール2003で制作をされているがデフォ戦ではなく自作戦闘になっており、 1対1の戦闘で左下に表示された相手の攻撃を予測して回復や防御などカードを使うのだが、 基本的にはただの殴り合いであり、相手の攻撃のエフェクトこそ多彩だが移り映えはせず、 また一度の戦闘で手に入るポイントが1ポイントだけなのでカードはできるだけ温存したいが カード以外の回復手段もないためザコ戦でも使わざるを得ない。 (唯一の回復カードは全回復するが3ポイント、つまりザコを3対倒す必要がある) もちろん攻撃カードなども欲しくなるとその分戦闘をしなければならない。 カードの破壊する攻撃をするボスには軽く殺意が湧くかもしれない。 戦闘のテンポも悪く、こちらの攻撃後相手の攻撃時にいちいち攻撃モーションがあり、 戦闘終了後のジングルも若干長く、何度もあると必然的にテンポの悪さを感じざるを得ない。 かと言って戦闘を避ければ当然回復カードなどは手に入らず、経験値も入らないためメインシナリオを進められない。 この戦闘のだるさで脱落したプレイヤーも少なくない。 スタート時に戦闘の難易度を選択できるがHARDは1戦闘に1枚回復カードを使うくらいの勢いである。 難しくするメリットは全くないのでNORMALを推奨する。 なお最初に「自称」と記載したが、このゲームクリアまでに&bold(){軽く15時間}くらいかかる。 この作者にはよくあることだが、プレイの際は注意してほしい。 **キャラクター #center(){&font(#008000){さ、触っていいんですか?ハァハァ}} ■ニトス・ジークフリード 主人公。27歳。おっさん。 1200年前に魔族を単身で滅ぼした英雄ジークフリードとしてロウリィに召喚された。 …しかし実態はスケベなおっぱい星人であり、挙句ロリコンの疑いがある。 さらにショタでホモも疑われる。 召喚の期間2か月以内にB.B.ライダー(後述)に変身してシルバ達を倒すことが(ロウリィの)目標である。 召喚時の影響で記憶を失っており、自分の名前さえもわかっていない状態で シルバと配下の十字八剣を相手にすることを強いられるが、その実力は高い。 最初は嫌々戦っていたが、いつしか自分からアークスやロウリィを守るため戦っていく。 #center(){&font(#008000){ハッ!世の中金だ!人民なんぞクソ食らえ!}} ■ロウリィ・ゴース たぶんヒロイン。12歳のロリ。しまぱん。 大都市アークスのゴース家のお嬢様。 ロボットを開発できるくらいに頭はよく、ザコくらいなら片づけられるくらい結構すごい。 至ってわがままでありニトスやカロスはよく被害に遭うが、 穴の深さを測る際に石代わりに落とされた挙句クッションにされる、高い塔から頭から落ちるなど ヒロインとして怪しい扱いを受けることも。 シルバを倒そうとニトスを召喚するがその真意は… #center(){&font(#008000){なんでロ抜くの?ねえなんで?}} ■カロス ゴース家の使用人。25歳。 このゲームのギャグ担当。 ゴース家でもかなり経歴が長いのだが、1か月のメイドにメンチをきられてビビるくらいに慕われていない。 ロウリィからは凄まじいまでの扱いを受けており、事あるごとに減給はされるし腕の骨くらいなら普通に外される。 しかし本人も徐々に目覚め始め中盤あたりでは給料アップされたら悲しんだりあっという間に傷が再生したりするようになり、 挙句Mに目覚めたりと本人も至ってきもい。顔グラもきもい。 上述したギャグ補正があるキャラとはコイツのことである。 きもいが第2回人気投票でも2位と非常に人気が高い。 むしろそのきもさこそがカロスの人気である。 #center(){&font(#008000){る?}} ■ルゥ ロウリィが開発したロボット。 しかし開発者が開発者だからかかなりの毒舌。 多機能を備えているがニトスの助けにはほぼならない。 むしろ撮影機能で脅されることもしばしば。 そんな彼女にも大事な機能があり、ヒーローもののお約束として後半で大きな助けになる。 #center(){&font(#008000){うちの師匠は変態だー!}} ■オラクル 男っぽい口調をしているが女の子。 十字八剣を相手に果敢に戦うが3秒でやられるザコ。 ニトスを情けない変態だと思っているがある時教えるのはうまいんじゃないかと思い弟子入り。 以来「破門」という言葉に弱くなる。 作中屈指の名シーンの持ち主である。 #center(){&font(#008000){ふ、二人っきり…だな…}} ■ガレリアン ニトスの戦友。ニトスより先に召喚されてきた。 かつては軍医だったが現代では医学が通用しないので当時鍛えた腕前で治安部隊チーム・スチールドラゴンの隊長を務めている。 1200年前のニトスを知っているため戦うことをやめさせようとするが、ニトスの想いを汲み以降サポートに回る。 ただその際にホモ疑惑が浮上し、作中のキャラからはホモとして認知されている。 本人は否定をしているが徐々に本当にホモのような発言が散見していく。通称ホモリアン。 彼を召喚した者の真意とは… #center(){&font(#008000){世の中は厳しいです!}} ■ベルフラウ チーム・スチールドラゴン副隊長。幼く見えるが23歳。 非常に貧乏であり行き倒れていたり土左衛門になっていたりと貧乏ネタには事欠かない。 弟3人妹2人、おっさんが5人がいるらしい。 貧乏な兄弟がいながら働きたくないダメダメっぷりをガレリアンに見られ半ば強引に連れてこられたという経歴。 &bold(){その後兄弟がどうなったかは不明。} ■シルバ おじいちゃんみたいな名前をしたロウリィが倒すべき敵。 配下に十字八剣を抱えている。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){まぁ誰がシルバかはすぐわかるだろう}} #center(){&font(#008000){なんでやねん!}} ■ウェルチ 十字八剣の一人。地方言語を使う女。 ゴース家の元使用人だが刺激を求めシルバの下に下る。 しかしニトスに敗れてからおめおめと帰ることはできないとゴース家に戻りなんだかんだで改めてゴース家で働いている。 悪人ではないのだがとにかく&font(#afdfe4){個性がない。個性がないこと以外に個性がない。} &font(#afdfe4){ツッコミ役だがツッコミもキレがあるとは言いがたい。} &font(#afdfe4){作中でも徐々に}&font(#f5f5f5){モブと同レベルで扱われている。} &font(#f5f5f5){一応存在感はそれなりにあるが個性はそれほどない。} #center(){&font(#008000){次は負けん… ツッコミ…}} ■ロンド 十字八剣の一人。寡黙な男。 潜入捜査は得意としないがシルバの命を受けゴース家に単身潜入する。 …のだが&font(#ff0000){メイド}として潜入したため&font(#ff0000){&bold()常にメイド服。} 非常にガタイがいいのだがカロスからはいい女として「姐さん」と慕われている。 ゴース家で仕事をしているうちに徐々にほだされ、ツッコミの練習をしたりする天然ボケキャラになっていく。 実力は作中でもトップクラスであり、シルバと並ぶのではないかとファンからは推測されている。 本人はシルバの方が遥かに強いとしているが。 シルバとロンドがどのように出会ったかおまけゲームで作成する話があったが立ち消えており、惜しまれている。 #center(){&font(#008000){ワレトタタカエ! コンジキノオトコォォォォ!}} ■ケインツェル 十字八剣の一人。細目の男。 OP開始時にロウリィを追っており、作中でニトスが最初に闘う十字八剣である。 その正体は滅びたはずの魔族。リフレクトという特殊な技を使う。 作中2度戦うが基本的には噛ませ。 OPの時は強そう。 #center(){&font(#008000){おぶぅっ!}} ■ツヴァイ(笑) 十字八剣の一人(笑)。飄々とした男(笑)。 調子に乗ってニトスを挑発した挙句ボコボコにされおめおめと本部に帰ってさらにボコボコにされる羽目になる典型的な噛ませ。 #center(){&font(#008000){◆オラトリオぶさいく.xyz}} ■オラトリオ 十字八剣の一人。オヤジ臭。 ニトスと少なからず因縁があるらしいが… キャラに制限のない1回目の人気投票で(笑)やぎくーんなどの一発ネタキャラなどにも票が入っている中 &bold(){&font(#ff0000){0票という快挙を成し遂げ専用ページが作られた。}} #center(){&font(#008000){フフ、マウントぽじしょーん♪}} ■ハイブリッド 十字八剣の一人。妖艶な女性。 シルバにかなり近しい位置にいるらしく、メッセンジャーとしてメンバーに任務を伝えたりする。 信頼で繋がれていない十字八剣の中でも得体が知れなく、オラトリオなどは訝しがっている。 作中でも随一の&bold(){エロキャラ}。節々の発言がエロイ。オラクルを舐めたりする。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){しかし過去と迎える結末は作中でもかなり悲惨。救いを求めるファンの声は多かった。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){おまけゲーでハイブリッドの救済も予定されていたのだが、つくづく立ち消えたことが惜しまれる。}} #center(){&font(#008000){だが私はあの男に会わなければならぬ…}} ■サムライヘンジ 十字八剣の一人。紫髪の男。 十字八剣の新入り。 ニトスの過去に関わるようだが… #center(){&font(#008000){我が名は、黒き風のヴァジュラ…}} ■黒き風のヴァジュラ ニトスが召喚された時代にいる、滅びたはずの魔族を生み出すとされる存在。 何をしても死なない。 その正体を知った時ニトスは… #center(){&font(#008000){家くれよ}} ■ゲンさん ホームレス。それ以上でも何でもない。 某大百科では何故か&font(#ff0000){上から3番目に紹介されている}が重要な役割は&bold(){一切ない。} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){12話で死ぬ。}} **用語 ■BB(ブラックボーン) ロウリィの持つペンダント。 ニトスに次ぐ切り札であり、中には膨大な魔力が込められている。 生半可な人間が使えば死ぬが、ニトスなら大丈夫だろうとロウリィは睨み、ニトスは絶大な力を得る。 BBには紋様が刻まれており、使用すると紋様は使用者に刻まれる。 使うときには「ブレイドアルター」と言う。 ウェルチ曰く、シルバも同じ形のペンダントを所持しているらしい。 魔族の源である魔力の込められたペンダント。 多用すれば… ■B.B.ライダー ヒーローもののお約束。 ニトスが十字八剣と戦う際に、正体を知られるわけにはいかないとロウリィが変装をさせた姿。 ヘアバンドの形になっており「俺は強い」と思うと変身し、「俺は弱い」と思うと解除する。 格好はピチピチのスーツにセンスのない仮面とダサい。 名前の由来もBBにかけてと単純でダサい。 しかし中盤~後半にかけては、この姿が誰よりも何よりもカッコよく思えるはず。 ■魔族 1200年前まで人間達を虐殺していた脅威。 しかし英雄ジークフリードが単身殲滅し、現代にはほとんどいない。 一部の例外とヴァジュラを除いては。 ■ファントムソラス 如何なる魔族でも殺すことができる退魔の剣。 それは例えヴァジュラでも例外ではない。 #center(){ &font(#994c00){「おっさん、誰…?」} &font(#808080){「俺か…?」} &font(#808080){「俺はな。」} &font(#808080){「英雄を夢見てた…」} &font(#808080){「ただのおっさんだよ…」} } 追記・修正は減給に悦楽を見出した方がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 戦闘かったるいっていうけどあのラストだけは戦闘在りきだしなー、難しいところ -- 名無しさん (2015-02-03 00:28:34) - 懐かしー -- 名無しさん (2015-02-03 00:30:14) - 隠しボスとかいたね。公開停止された前作の主人公。 -- 名無しさん (2015-02-03 23:42:41) - アンパンマン似で存在を消されたパン屋の店長とか懐かしすぎる -- 名無しさん (2015-02-04 10:06:10) - ゲームで初めて涙を滲ませてしまった作品なんだよなぁ…… -- 名無しさん (2015-02-04 10:51:30) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2015/02/02 (月) 23:52:37 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 10 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(#008000){「あの、B.B.ライダーって知ってますか?」} &font(#ff0000){「しらねぇよ!」×8}} ---- &link_up(△)メニュー &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー) &link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #include(テンプレ3) #center(){&font(#008000){「誰も知らないじゃないかーーーー!!」} &font(#008000){「老若男女問わず”しらねぇよ”で返された俺の気持ちがわかるか!?」}} B.B.ライダーはTACK(現ゴリッチュ)が制作した&bold(){自称}短編ギャグRPGの[[フリーゲーム]]である。 **ストーリー 大都市アークスの令嬢ロウリィ・ゴースは世界征服を企む悪の組織に対抗する為、世界の平和を守る為に、 1200年前に単身で魔族を討ち滅ぼした英雄「ジークフリード」を召還するが、 しかしそこに現れたのは召還の際に記憶を失った全裸の青年であった。 **概要 上記のストーリーよりお分かりいただけるようにOPすぐに&bold(){全裸}の男が登場するようなギャグRPGである。 とにかくギャグが挟まれており、作中のほとんどの人物がボケとツッコミを使い分け、 プレイヤーを笑わせにかかる。 そのボケはギャグシーンのみならずシリアスシーンでも挟まれることも多々。 &font(b){何しろシリアスなシーンが終わった途端再生する[[ギャグ補正]]を持ったキャラがいるほどである。} しかし一方で主人公ニトスの過去、ロウリィや一部キャラの置かれた境遇、キーキャラクターであるヴァジュラの正体、 EDでニトスが選ぶ答えなど涙無しには見られない根っこはシリアスな物語である。 EDも決して幸せな終わり方ではない。 しかし爆笑必至のギャグと涙無しでは見られないストーリー、 腹筋と涙腺を同時に破壊するそのお話に魅せられたプレイヤーは多く、 公開から数年が経過した今なお根強いファンを持つゲームである。 ゲームはアニメを意識した構成になっており、全12話。 またOP曲とED曲もあることから気合がうかがえる。 特にED曲「&bold(){悲刃}」は人気が高く、フリゲ音楽投票では上位をキープし、 JOY SOUNDでカラオケ配信されているほどである。 ED曲は話の節目にゲームを中断すると中断EDが流れるので必見。 ただし未プレイでフルで聴くことはネタバレになるのでおススメしない。 ぜひプレイして実際に聴いてほしい。 ED曲が目立っているがOP曲も名曲である。 余談だがOP曲の作曲者は「千本桜」で知られている黒うさP(しゃな)氏である。 またもう一つ特徴としてとにかく動くことも挙げられる。 自作ドットによるキャラたちが戦闘シーンによるアクロバティックな動きのみならず、 ギャグシーンでも専用のドットがある。 イラストもお世辞にもうまいとは言えないが、多数の顔グラやイベント絵がギャグ、シリアス両方を盛り上げる。 作中一度(むしろ一瞬)しか使われていないイラストなんてザラである。 反面&bold(){戦闘がつまらないという大きな欠点}を抱えている。 ツクール2003で制作をされているがデフォ戦ではなく自作戦闘になっており、 1対1の戦闘で左下に表示された相手の攻撃を予測して回復や防御などカードを使うのだが、 基本的にはただの殴り合いであり、相手の攻撃のエフェクトこそ多彩だが移り映えはせず、 また一度の戦闘で手に入るポイントが1ポイントだけなのでカードはできるだけ温存したいが カード以外の回復手段もないためザコ戦でも使わざるを得ない。 (唯一の回復カードは全回復するが3ポイント、つまりザコを3対倒す必要がある) もちろん攻撃カードなども欲しくなるとその分戦闘をしなければならない。 カードの破壊する攻撃をするボスには軽く殺意が湧くかもしれない。 戦闘のテンポも悪く、こちらの攻撃後相手の攻撃時にいちいち攻撃モーションがあり、 戦闘終了後のジングルも若干長く、何度もあると必然的にテンポの悪さを感じざるを得ない。 かと言って戦闘を避ければ当然回復カードなどは手に入らず、経験値も入らないためメインシナリオを進められない。 この戦闘のだるさで脱落したプレイヤーも少なくない。 スタート時に戦闘の難易度を選択できるがHARDは1戦闘に1枚回復カードを使うくらいの勢いである。 難しくするメリットは全くないのでNORMALを推奨する。 なお最初に「自称」と記載したが、このゲームクリアまでに&bold(){軽く15時間}くらいかかる。 この作者にはよくあることだが、プレイの際は注意してほしい。 **キャラクター #center(){&font(#008000){さ、触っていいんですか?ハァハァ}} ■ニトス・ジークフリード 主人公。27歳。おっさん。 1200年前に魔族を単身で滅ぼした英雄ジークフリードとしてロウリィに召喚された。 …しかし実態はスケベなおっぱい星人であり、挙句ロリコンの疑いがある。 さらにショタでホモも疑われる。 召喚の期間2か月以内にB.B.ライダー(後述)に変身してシルバ達を倒すことが(ロウリィの)目標である。 召喚時の影響で記憶を失っており、自分の名前さえもわかっていない状態で シルバと配下の十字八剣を相手にすることを強いられるが、その実力は高い。 最初は嫌々戦っていたが、いつしか自分からアークスやロウリィを守るため戦っていく。 #center(){&font(#008000){ハッ!世の中金だ!人民なんぞクソ食らえ!}} ■ロウリィ・ゴース たぶんヒロイン。12歳のロリ。しまぱん。 大都市アークスのゴース家のお嬢様。 ロボットを開発できるくらいに頭はよく、ザコくらいなら片づけられるくらい結構すごい。 至ってわがままでありニトスやカロスはよく被害に遭うが、 穴の深さを測る際に石代わりに落とされた挙句クッションにされる、高い塔から頭から落ちるなど ヒロインとして怪しい扱いを受けることも。 シルバを倒そうとニトスを召喚するがその真意は… #center(){&font(#008000){なんでロ抜くの?ねえなんで?}} ■カロス ゴース家の使用人。25歳。 このゲームのギャグ担当。 ゴース家でもかなり経歴が長いのだが、1か月のメイドにメンチをきられてビビるくらいに慕われていない。 ロウリィからは凄まじいまでの扱いを受けており、事あるごとに減給はされるし腕の骨くらいなら普通に外される。 しかし本人も徐々に目覚め始め中盤あたりでは給料アップされたら悲しんだりあっという間に傷が再生したりするようになり、 挙句Mに目覚めたりと本人も至ってきもい。顔グラもきもい。 上述したギャグ補正があるキャラとはコイツのことである。 きもいが第2回人気投票でも2位と非常に人気が高い。 むしろそのきもさこそがカロスの人気である。 しかし伊達に古参の使用人な訳ではなく、ロウリィの心を最も分かっているのは彼であり、シリアスな場面では互いの本物の信頼関係が垣間見える。 #center(){&font(#008000){る?}} ■ルゥ ロウリィが開発したロボット。 しかし開発者が開発者だからかかなりの毒舌。 多機能を備えているがニトスの助けにはほぼならない。 むしろ撮影機能で脅されることもしばしば。 そんな彼女にも大事な機能があり、ヒーローもののお約束として後半で大きな助けになる。 #center(){&font(#008000){うちの師匠は変態だー!}} ■オラクル 男っぽい口調をしているが女の子。 十字八剣を相手に果敢に戦うが3秒でやられるザコ。 ニトスを情けない変態だと思っているがある時教えるのはうまいんじゃないかと思い弟子入り。 以来「破門」という言葉に弱くなる。 作中屈指の名シーンの持ち主である。 #center(){&font(#008000){ふ、二人っきり…だな…}} ■ガレリアン ニトスの戦友。ニトスより先に召喚されてきた。ファーストネームはエリオット。 かつては軍医だったが現代では医学が通用しないので当時鍛えた腕前で治安部隊チーム・スチームドラゴンの隊長を務めている。 隊長になった経緯はスチームドラゴンの本部に&bold(){単身殴り込み、力ずくでのし上がった}というもの。 さすがのニトスからも「悪魔なんか?」とツッコまれている。 1200年前のニトスを知っているため戦うことをやめさせようとするが、ニトスの想いを汲み以降サポートに回る。 ただその際にホモ疑惑が浮上し、作中のキャラからはホモとして認知されている。 本人は否定をしているが徐々に本当にホモのような発言が散見していく。通称ホモリアン。 彼を召喚した者の真意とは… #center(){&font(#008000){世の中は厳しいです!}} ■ベルフラウ チーム・スチームドラゴン副隊長。幼く見えるが23歳。 非常に貧乏であり行き倒れていたり土左衛門になっていたりと貧乏ネタには事欠かない。 弟3人妹2人、おっさんが5人がいるらしい。 貧乏な兄弟がいながら働きたくないダメダメっぷりをガレリアンに見られ半ば強引に連れてこられたという経歴。 &bold(){その後兄弟がどうなったかは不明。} 「ギャグキャラがみんな再生すると思うなであります!」とカロスに向かって言ってるが、こっちの生命力もたいがいである。 ■シルバ おじいちゃんみたいな名前をしたロウリィが倒すべき敵。 配下に十字八剣を抱えている。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){まぁ誰がシルバかはすぐわかるだろう}} #openclose(show=―――仲間はいらん。){ #center(){&font(#008000){俺は俺の英詩をかかげるだけだ}} ■ダブルガンズ・オブ・シルバ(銀の二挺拳銃) 十字八剣の長にして200年の時を生きる魔人。本名マルコ。 “ある男”の遺品である、僅かに魔力が残ったブラックボーンによって生き続けている。 「自分の為に生きる」という英雄観を抱き、配下である十字八剣の面々も仲間とは思っていない。 黒き風のヴァジュラの秘密なども知っており、ロウリィの両親を殺害したのもロウリィの“力”を引き出す為と思われる。 使用武器はその名の通り拳銃だが、身に纏う「闘気」を攻撃や防御に使う。 彼と同等以上の実力が無ければ闘気を見切る事はできず、屋敷に攻め入った時も見えていたのは&bold(){ロンドだけ}であった。 ギャグ側に寄る事がほぼ無いシリアス一辺倒のキャラ。 } #center(){&font(#008000){なんでやねん!}} ■ウェルチ 十字八剣の一人。地方言語を使う女。 ゴース家の元使用人だが刺激を求めシルバの下に下る。 しかしニトスに敗れてからおめおめと帰ることはできないとゴース家に戻りなんだかんだで改めてゴース家で働いている。 悪人ではないのだがとにかく&font(#afdfe4){個性がない。個性がないこと以外に個性がない。} &font(#afdfe4){ツッコミ役だがツッコミもキレがあるとは言いがたい。} &font(#afdfe4){作中でも徐々に}&font(#f5f5f5){モブと同レベルで扱われている。} &font(#f5f5f5){一応存在感はそれなりにあるが個性はそれほどない。} #center(){&font(#008000){次は負けん… ツッコミ…}} ■ロンド 十字八剣の一人。寡黙な男。 潜入捜査は得意としないがシルバの命を受けゴース家に単身潜入する。 …のだが&font(#ff0000){メイド}として潜入したため&font(#ff0000){&bold()常にメイド服。} 非常にガタイがいいのだがカロスからはいい女として「姐さん」と慕われている。 ゴース家で仕事をしているうちに徐々にほだされ、ツッコミの練習をしたりする天然ボケキャラになっていく。 実力は作中でもトップクラスであり、シルバと並ぶのではないかとファンからは推測されている。 基本的に他人に興味がないシルバからも一目置かれている程。本人はシルバの方が遥かに強いとしているが。 ニトスが本来の力を取り戻すのはかなり後半なので、仮に対峙していたらどうなっていたか……。 シルバとロンドがどのように出会ったかおまけゲームで作成する話があったが立ち消えており、惜しまれている。 #center(){&font(#008000){ワレトタタカエ! コンジキノオトコォォォォ!}} ■ケインツェル 十字八剣の一人。細目の男。 OP開始時にロウリィを追っており、作中でニトスが最初に闘う十字八剣である。 その正体は滅びたはずの魔族。リフレクトという特殊な技を使う。 作中2度戦うが基本的には噛ませ。 OPの時は強そう。 #center(){&font(#008000){おぶぅっ!}} ■ツヴァイ(笑) 十字八剣の一人(笑)。飄々とした男(笑)。 調子に乗ってニトスを挑発した挙句ボコボコにされおめおめと本部に帰ってさらにボコボコにされる羽目になる典型的な噛ませ。 #center(){&font(#008000){◆オラトリオぶさいく.xyz}} ■オラトリオ 十字八剣の一人。オヤジ臭。 ニトスと少なからず因縁があるらしいが… キャラに制限のない1回目の人気投票で(笑)やぎくーんなどの一発ネタキャラなどにも票が入っている中 &bold(){&font(#ff0000){0票という快挙を成し遂げ専用ページが作られた。}} #openclose(show=その正体は……){ 今尚生き続ける魔族の一人であり、かつて魔族の頂点に立っていた「冥王会」の一員。 ニトスが魔王の子らを守る為にシュマーリ・ゴールドとして冥王会の面々を蹂躙する中、 両目を潰されただけで難を逃れ、1200年間に渡ってニトスの目から逃れていた。 } #center(){&font(#008000){フフ、マウントぽじしょーん♪}} ■ハイブリッド 十字八剣の一人。妖艶な女性。 シルバにかなり近しい位置にいるらしく、メッセンジャーとしてメンバーに任務を伝えたりする。 信頼で繋がれていない十字八剣の中でも得体が知れなく、オラトリオなどは訝しがっている。 作中でも随一の&bold(){エロキャラ}。節々の発言がエロイ。オラクルを舐めたりする。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){しかし過去と迎える結末は作中でもかなり悲惨。救いを求めるファンの声は多かった。}} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){おまけゲーでハイブリッドの救済も予定されていたのだが、つくづく立ち消えたことが惜しまれる。}} #center(){&font(#008000){だが私はあの男に会わなければならぬ…}} ■サムライヘンジ 十字八剣の一人。紫髪の男。 十字八剣の新入り。 ニトスの過去に関わるようだが… #openclose(show=久しいなニトス){ #center(){&font(#008000){相まみえる時を待っていたぞ}} ■サラド ニトスと同じく1200年前から召喚された、&bold(){真なる魔王}。 人間の心と魔族の心、二つの心を持った特異な存在で争いを好まない性格だったが、 “覚醒の儀”と称した多数の魔族との闘争を経て人間の心は消え、魔王となった。 この時消えた人間の心が黒き風のヴァジュラの魔力と融合し誕生したのがハイブリッドである。 真なる魔王に相応しい実力を持ち、シュマーリ・ゴールドを使うこともできる。 マギスンという妹がいた。 } #center(){&font(#008000){我が名は、黒き風のヴァジュラ…}} ■黒き風のヴァジュラ ニトスが召喚された時代にいる、滅びたはずの魔族を生み出すとされる存在。 何をしても死なない。 その正体を知った時ニトスは… #openclose(show=…これは戒めの言葉だ…。これを聞けばお前は必ず…俺と同じ道を辿るだろう…){ ■ニトス・ジークフリード 黒き風のヴァジュラとは、&bold(){アークスでの2ヶ月間の生活の中で強大な魔力を宿し、真なる魔王となったニトス本人}である。 かつて守れなかった少女、マギスンの“人間の心”がヴァジュラの魔力と融合して誕生したのがロウリィであり、 ロウリィが生まれるため、そして人間として生きていける様にするためにマギスンの“魔族の心”BBの魔力を取り込み、ヴァジュラと化した。 結果的にニトスも人間の心と魔族の心を持つことになり、ヴァジュラになる際に死んだ“人間としてのニトス”がヴァジュラの魔力と融合した姿が&bold(){オラクル}である。 そして人間としてのニトスが死ぬ際、その様を見ていたのが幼い頃のシルバであり、処刑場に遺されたわずかに魔力が残ったBBを使い、魔人と化した。 } #center(){&font(#008000){トロ、く、ない、で、す…}} ■カルラ 物語の中盤から登場する女性。吃音の気がある。 常に右目が前髪で隠れていることと、&bold(){おっぱいが大きい}ことが特徴。 あと料理の腕が微妙。 #center(){&font(#008000){家くれよ}} ■ゲンさん ホームレス。それ以上でも何でもない。 某大百科では何故か&font(#ff0000){上から3番目に紹介されている}が重要な役割は&bold(){一切ない。} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){12話で死ぬ。}} **用語 ■BB(ブラックボーン) ロウリィの持つペンダント。 ニトスに次ぐ切り札であり、中には膨大な魔力が込められている。 生半可な人間が使えば死ぬが、ニトスなら大丈夫だろうとロウリィは睨み、ニトスは絶大な力を得る。 BBには紋様が刻まれており、使用すると紋様は使用者に刻まれる。 使うときには「ブレイドアルター」と言う。 ウェルチ曰く、シルバも同じ形のペンダントを所持しているらしい。 魔族の源である魔力の込められたペンダント。 多用すれば… ■B.B.ライダー ヒーローもののお約束。 ニトスが十字八剣と戦う際に、正体を知られるわけにはいかないとロウリィが変装をさせた姿。 ヘアバンドの形になっており「俺は強い」と思うと変身し、「俺は弱い」と思うと解除する。 格好はピチピチのスーツにセンスのない仮面とダサい。 名前の由来もBBにかけてと単純でダサい。 しかし中盤~後半にかけては、この姿が誰よりも何よりもカッコよく思えるはず。 ■魔族 1200年前まで人間達を虐殺していた脅威。 しかし英雄ジークフリードが単身殲滅し、現代にはほとんどいない。 一部の例外とヴァジュラを除いては。 ■ファントムソラス 如何なる魔族でも殺すことができる退魔の剣。 それは例えヴァジュラでも例外ではない。 ■シュマーリ・ゴールド “黒き金色”、“輝けぬ金色”と称される金色の一閃。 全てを切り裂くと言われる必殺の一撃であるが、人間や普通の魔族では扱えない、 真なる魔王のみが振るうことができるとされている。 #center(){ &font(#994c00){「おっさん、誰…?」} &font(#808080){「俺か…?」} &font(#808080){「俺はな。」} &font(#808080){「英雄を夢見てた…」} &font(#808080){「ただのおっさんだよ…」} } 追記・修正は減給に悦楽を見出した方がお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,15) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 戦闘かったるいっていうけどあのラストだけは戦闘在りきだしなー、難しいところ -- 名無しさん (2015-02-03 00:28:34) - 懐かしー -- 名無しさん (2015-02-03 00:30:14) - 隠しボスとかいたね。公開停止された前作の主人公。 -- 名無しさん (2015-02-03 23:42:41) - アンパンマン似で存在を消されたパン屋の店長とか懐かしすぎる -- 名無しさん (2015-02-04 10:06:10) - ゲームで初めて涙を滲ませてしまった作品なんだよなぁ…… -- 名無しさん (2015-02-04 10:51:30) - デザインコンセプト的にフリーゲームの中ではメディアミックスがしやすい部類だと思うんだけどなあ -- 名無しさん (2018-09-16 03:29:56) - 光の剣閃だっけ、 -- 名無しさん (2020-02-25 02:05:15) - ニトスが使えたのはウロボロス的な暗喩だったんかな。あまり覚えてないが -- 名無しさん (2020-02-25 02:06:05) - 懐かしすぎる... -- 名無しさん (2020-02-25 02:23:22) #comment #areaedit(end) }

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