アサシン(Zero)

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&font(#6495ED){登録日}:2016/05/15 (日) 02:23:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 18 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(purple){他愛なし}} 『[[Fate/Zero]]』の登場人物。 声優:阿部彬名(アサ子) / 川村拓央(ザイード) / [[豊崎愛生]](ちびアサシン)/野坂尚也、佐々木義人、桑畑裕輔、野間田一勝(ドラマCD版・TVアニメ版共通) 徳本英一郎、高間陽一郎(ドラマCD版のみ) / 図師晃佑、&font(l){回す方のノッブ}[[島﨑信長]]、村上裕哉、松本忍、佐々木啓夫、山本格(TVアニメ版のみ) パラメーター |筋力|耐久|敏捷|魔力|幸運|宝具| |C|D|A|C|E|B| 【クラス別スキル】 ・気配遮断:A+ 完全に気配を断ち、発見することは不可能に近い。ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 ・蔵知の司書:C 多重人格による記憶の分散処理。LUC判定に成功すると過去に知覚した知識、情報を、たとえ認識していなかった場合でも明確に記憶に再現できる。 ・専科百般:A+ 多重人格の恣意的な切り替えによる専門スキルの使い分け。 戦術、学術、隠密術、暗殺術、詐術、話術、その他総数32種類に及ぶ専業スキルについてBクラス以上の習熟度を発揮できる。 [[第四次聖杯戦争>聖杯戦争(Fate)]]において召喚された[[アサシン>アサシンクラス(Fate)]]の[[サーヴァント>サーヴァント(Fate)]]。真名は[[ハサン・サッバーハ>真アサシン(Fate)]]。 [[初代>“山の翁”(Fate)]]から続いて19人いるハサンの一人であり、その19代目で&b(){百の貌のハサン}の二つ名を持つ。 第四次聖杯戦争において[[言峰綺礼]]のサーヴァントとして召喚され、彼の指示のもと暗躍する。 これまた酷い活躍で、アサシンが脱落したと思わせるためにアーチャーに人格の1人を殺されたり、[[キャスター>キャスター(Zero)]]の偵察のために行った先でうかつに手を出したばかりにライダーに殺されたり、 [[ライダー>ライダー(Zero)]]・[[アーチャー>黄金のサーヴァント]]・[[セイバー>セイバー(Fate)]]の飲み会に突撃したらライダーの[[固有結界]]で蹂躙されたり、といいところがない。 アニメでは遠坂邸のスタイリッシュな罠突破描写がカッコイイ。 *【[[宝具>宝具(Fate)]]】 ◇&b(){『&ruby(ザバーニーヤ){妄想幻像}』} #center(){&font(purple){我ら群にして個、個にして群。百の貌持つ千変万化の影が群。いざ}} 四次ハサンは多重人格(百の貌(かお)のハサンという異名もそこに由来する)であり、状況や任務に応じて最適な人格を表に出して臨機応変に対応したり、 人格を身体から分裂させることで、自分以外のハサンを現界させることができる。 約80人程の人格を持つが、現在進行形で増殖している節も。 言うまでもないが、分裂能力は宝具へと昇華したことで獲得した後付け。 また、彼らの精神性に由来しているため、歴代のサバーニーヤとは違って肉体改造の産物ではないという特徴がある。 [[同期のあの少女>アサシン(Fake)]]がコピーできなかったのも、この点が大きい。 例えば、子供の人格と女性の人格を分裂させると、本体とは別に子供のハサン、女性のハサンが現界するのだ。 これにより、何体もに分裂して効率よく情報収集を行えたり、1体しか存在しないと思わせて不意打ちしたり等ができる。 だが、分身を投影するとかではなく文字通り身体が分裂するため、何体にも分裂するとその分戦闘力も減少するデメリットが存在する。 また暗殺者のクラスの例に洩れず、基本的な戦闘力はサーヴァントの中では低級。 例え80体全てのハサンが同時に掛かったとしても一人のサーヴァントにも及ばないとされている。 それでも分裂したハサン一人一人が並みのマスターではかなわない程の戦闘力を持つ。 (ただし、[[ケイネス>ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]クラスの魔術師なら対抗でき、気配遮断を見抜かれたら最終決戦時の切嗣や言峰なら太刀打ち可能な事が言及されている) 「Zero」の作中で何度もハサンが死んでいるのにその後何食わぬ顔で再登場するのは、分裂した人格が死んでいるからである。 ただし「気配遮断」だけは衰退しないので、この性質を最大限利用すれば非常に優秀な&b(){「諜報組織」}と化す。 更に言うと「マスターの天敵」であるアサシンの特性とは究極に相性が良いため、 ある程度の犠牲を前提とすれば大挙して殺しにかかることで、サーヴァントの守護を突破して相手側のマスターを容易に仕留めることも可能。 また、人格のいずれかに上位の「本体」と呼べるものがあり、そこから下位の「分身」を生み出しているわけではなく、全てのアサシンは同格の存在である。 FGOでは、 ・&bold(){会話等の何らかの手段で伝達しなければ、分裂体が持っている情報を共有はできないこと} ・&bold(){分裂は精神力を消耗する為、常時分裂し続ける事は出来ない} といった欠点が加わった。 第五次のハサンとは異なって戦闘向きの宝具とは言えないが、情報収集に関しては非常に有用な宝具と言える。 本編では本領発揮といかなかったが、四次のアサシンは本当は反則ギリギリの能力で、策謀に長けるマスターと組めば優勝候補であると作者である虚淵に解説されている。 数十人にも及ぶ人数とそれぞれが持つ専門知識と技術がこの評価に繋がっていると思われる。 但し、彼らも一つの人格を持つ人間、欲深い者や迂闊な判断を行う軽率な者も混ざっているので注意も必要。 それぞれの人格の得手不得手や特技を適材適所に配置するだけの知恵やコミュニケーション能力を持つマスターでなければ彼らの真価を引き出すのは難しいだろう。 また稀に[[衛宮切嗣]]がマスターであったならば聖杯戦争は3日で終了していた、などと冗談交じりで言われることがあるがこれは&b(){公式設定ではない}ので注意。 上記の策謀に長けるマスターと組めばという設定と切嗣自身がセイバーよりアサシンを使役する方が自分は向いていると考えていたことが合わさったのだと思われる。 **【それぞれの個体】 ・&b(){基底のザイード} 保有スキル:直感 D CV:川村拓央 長身痩躯の男性の人格。 結界の盲点を苦もなく回避して十重二十重と結界が施された遠坂邸の半分にまで侵入する技量を持つが、他人格からは&b(){「取り立てて得手のない人格」}と呼ばれている。 綺礼によって[[遠坂時臣]]暗殺を命じられるが、それはアサシンが脱落したと見せかけるための策であり、その結果[[アーチャー>黄金のサーヴァント]]によって倒される。 この一連の出来事はアーチャーサイドと共謀した策であり、知らされていなかったのは他人格含めて彼一人という哀れなものだった。 「お願い!アインツベルン相談室」の記念すべき1人目の相談者。 上司や職場への不満を愚痴るが、[[師匠>アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]と[[弟子>藤村大河]]の説得により自身の非を認め、第四の王「暗殺王」になるために[[ブラック企業]]へ出向した……が、その道中で「影」に呑まれて昇天した。 アニメ版で遠坂邸に侵入する際の調子に乗ったセリフ「他愛なし」は身内である他のアサシンたちにすら(花札でだが)ネタにされる。 さらには遠坂邸へ侵入する際、警報結界を回避するためのスタイリッシュなアクションから「ダンスやってるハサン」等と更なるネタにされている。 カプさばでは高確率で召喚され、遠距離からナイフを投げてくる。また武器として両刃の槍を装備。 弱いが召喚しまくれば雑兵としてはそこそこ優秀。 『[[Grand Order>Fate/Grand Order]]』でのイベント「Fate/Accel Zero Order」では「基底のザイード」という二つ名を持っている事が判明。 「基底のザイード」という二つ名や「取り立てて得手のない人格」という他人格の評価からの勝手な推測だが、百の貌のハサンの本来の人格は彼なのかもしれない。 余談だが、[[氷室の天地>氷室の天地 Fate/school life]]の作者磨伸映一郎のアンソロジー中では&b(){『豊臣秀吉のモノマネが得意』} な人格であった。 当然アンソロジーなので公式ではないのだが、何故か[[虚淵>虚淵玄]]と[[きのこ>奈須きのこ]]に言及されるというおかしな事態に。&font(l){それでいいのか原作者s} ・&b(){アサ子(アサこ)} CV:阿部彬名 ベリーダンス風の衣装を着たお姉さんの人格。 原作では然程目立つ訳ではないのだが、女性の方が華があるせいか、文庫版の扉絵になったりグッズで使われたりと、集団の代表格として扱われる事も多く、 『Grand Order』でもそれに倣って彼女がメインとなっている。 最初はフードを被っているが霊基再臨の段階が進むと→原作の髑髏仮面→素顔とグラフィックが変わっていく。 素顔はコナンの犯人の影に厚めの唇を足した感じ。なかなかの美人さんである。 慎重且つ生真面目な硬い性格の苦労人ポジション……と思いきや、&bold(){割と短気で負けず嫌いの意地っ張り}という性格であることが露呈。 主人公を&font(purple){「&ruby(バーカ){愚者}!!愚者!!」}と罵倒する残念系美女としての株が上がってしまった。 そんな性格から、呪腕のハサンが度々彼女の言動をフォローする場面が見られた。 アニメ版では『[[王の軍勢]]』の前に戦意喪失したのか棒立ちになりイスカンダルに首から上を斬られて消滅。 コミカライズでは『王の軍勢』の兵士を何名か仕留めてイスカンダルに挑むも、逆に首を撥ねられて退場してしまった。 『[[とびたて!超時空トラぶる花札大作戦]]』ではチュートリアルの解説キャラとして登場。 花札が得意だと語った。 プレイヤーキャラとしては選べないが、代わりにある陣営のエンディングにて彼らの代わりに登場し、さり気無くサービス一枚絵に紛れ込んでいる。 カプさばでは時々召喚されるとナイフを投げながら後転する。 よって前述の人よりは死ににくいだろう。 ・&b(){ちびアサシン} CV:豊崎愛生 黒尽くめや仮面ではなく、普通の褐色ロリ。 記憶と会話能力を持たない幼女の人格で生前のハサンが拷問を受ける際に表層化させていたらしい。 アサシンがキャスターの工房でライダーと戦った場面で、ダメージを受けたことでこの人格が分離してしまい、 ちびアサシンを見つけた[[ウェイバー>ウェイバー・ベルベット]]がキャスターに拉致されていた子供と勘違いして保護。 ライダーはその素性に薄々気付きながらもウェイバーの意思を尊重して口出しせず、マッケンジー宅に居候が一人増えることに。 しかし、最後はその存在に気付いた綺礼によりちびアサシンはウェイバーたちの敵に回ってしまい、迷いながらもウェイバーはそれを退けて一つ成長する…、 という哀しい離別劇がプロットに存在したが、 &b(){ただでさえ[[主人公>衛宮切嗣]]が主人公っぽくないのにそんなにウェイバーたちにページを割いたらますます主人公が誰だかわからなくなる}という判断で決定稿では没に。 まあ結局、決定稿もウェイバーが主人公みたいなものだったが………。 『とびたて!超時空トラぶる花札大作戦』ではアサ子と共にチュートリアルの解説を担当。 言葉を話せないという設定を無視して普通に会話している。 カプさばにて低確率で召喚され、かわいらしくマナを回収してくれる。なお確率の問題もあってか百の貌のハサンからランダムに出る人格としては最強のスペックとなっている。 ・&b(){でかアサシン} ハサンの中ではかなりの巨躯を誇る個体。 アニメ版では『王の軍勢』に対して腕を振り回して投げ槍を防ぐなど抵抗を試みるが、一刀のもとに両断され消滅した。 カプさばにて一定の確率で召喚される。 ハサンの中では能力が高いので連続召喚できればアサ子同様ラッキーだろう。 ・&b(){迅速のマクール} 保有スキル:自己改造 D 『Grand Order』のイベント「Fate/Accel Zero Order」で登場した個体。 基底のザイードより一回り小柄な存在。 ローブで全体を覆い隠し、曲刀を装備している。 ・&b(){怪腕のゴズール} 保有スキル:怪力 D 『Grand Order』のイベント「Fate/Accel Zero Order」で登場した個体。 でかアサシンのような巨体が特徴。でかアサシンと同一個体の可能性もあるが、詳細は不明。 『Grand Order』で百の貌のハサンの絆レベルを最大にしたときに貰える専用礼装(通称絆礼装)に於いて、88人分の人格に与えられた二つ名が紹介されているが、 上述の基底、迅速、怪腕以外の人格がどのような姿や性格であるかは未だ不明で、アサ子などがどの二つ名に該当するかも明かされていない。 上記の名ありの人格以外の人格の二つ名はそれぞれ、 集積、縫合、鳶影、音無、収貨、舌鋒、巻風、速尾、詐称、静寂、裁断、祈願、油針、祭煙、剣鬼、夜陰、地学、変梃、追補、遠見、業火、霹靂、蛇香、幾学、妖美、露塗、医食、 貫指、馬攻、射影、臨写、戒飭、風弓、説諭、汚泥、混成、筒闇、割譲、衣紋、星辰、美食、輪技、薬師、悪徳、月光、虫飼、解錠、忘却、無彩、計則、毒見、耕材、鉄縄、仮死、 考古、摂理、抜骨、拝礼、軽脚、二忍、日輪、査定、衛生、千里、木偶、残響、伝歌、長刃、潜行、造形、継承、粧粉、奇芸、隣人、船舶、滅記、削離、草淋、研磨、診心、狭域、 黄反、雨呑、白亜 とされており、他にも彼らの知らない人格も存在し、現在も増え続けている模様。((公式アンソロジーによると「ダンスが得意なハサン」以外にも「スイカの早食いが得意なハサン」、「特技はメガネっ娘のハサン」とかもいるらしい。)) サーヴァントたちの生前の姿を描いた『[[Fate/Zero]]』のアニメ版1期EDでは、百の貌のハサンの生前の姿が確認できる。 モチーフはおそらく絵画『Artistic rendering of Hassan-e Sabbah』。 ハサンのトレードマークである髑髏の仮面を手に持ち、中東風の白い衣装を着てラクダに乗っている髭を生やした男性。 アングル的に顔は確認できないが、意外にも穏やかな雰囲気の人物だった。 ちなみに一見言峰によく仕えているように見えるが、実はその内言峰と時臣を出し抜き、彼らを裏切って聖杯を手に入れようとしていた模様。 とはいえ裏切りを是にしている訳ではないようで、コレは主である言峰が聖杯獲得に執着しておらず、時臣を勝たせる為に行動していたのが原因。 アサシンとしても叶えたい願いの為に召喚に応じたにも関わらず使い潰すことを前提に自分たちを使役している2人に対して、忠義を尽くす義理はないので至極真っ当な判断である。 ちなみに聖杯への願いは&b(){人格の統合。} &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){…と当初は願っていたものの、「Fate/Zero黒」においてアサ子が言峰からの「各マスターの徹底的な調査」なる不可解な指令を受け、そして遠坂家の家事や家人の観察業務を遂行する中で、&br()それぞれのアサシンたちに生前は表出することのなかった微妙な性癖やイタい属性があることに気付き、&br()最終的に&b(){「ないわー マジないわー 気付けて超助かったわー」}の一言と共に当初の願いを完全に撤回する事となる。&br()そのせいか、FGOでは「いずれは百の貌改め、千の貌とでも名乗りましょうか」なんて発言したりと、自分が多重人格であることに相当前向きになっていた。}} その後FGOにおいて好きなものを聞かれた際、それを望みと解釈した上で &font(#800080){「いつか静寂の中で眠りたいものです。脳裏に響く数多の声を全て沈めた上で」} と[[主人公>主人公(Fate/Grand Order)]]に答えを返し、後にその願いが叶ったかのような描写がなされている(後述)。 余談だが四次聖杯戦争で[[衛宮切嗣]]が本当に欲しかったクラスは暗殺者、または魔術師のサーヴァントである。 暗殺者である切嗣にとって、隠密行動・諜報活動に長ける上、反英雄であり行動方針に騎士道だのの綺麗事を挟まないアサシンクラスや、 陣地作成によって罠作りや優位な状況を作ることに長けるキャスターは相性が良い。 色々と勿体無い組み合わせであったとも言えるが、上述の通り百の貌を使いこなすには知恵だけでなくコミュニケーション能力も必須と思われるため、 サーヴァントとのコミュニケーションを最初から度外視していた切嗣では、 下手をすればその内(それこそ当の百の貌たちに不安がられるレベルで)御し切れなくなっていた危険性も十分有り得る。 **◇[[Fate/Grand Order]] #center(){&font(purple){我ら影の群れを従えた以上は勝利も必至。}} #center(){&font(purple){ご安心召されよ、マスター}} 『Fate/Accel Zero Order』のイベント開始と同時に、呪腕のハサンに続く2人目のハサンとしてガチャに追加。 真名は『百の貌のハサン』(2017年1月18日のアップデートにて『百貌のハサン』に変更となった)で、レアリティは☆3(R)。当然アサシンクラス。 ステータスは『Zero』と変わらず、宝具も『妄想心像』だが、分裂した人格たちで総攻撃を加えるものになっている。 またスキルも新たに「戦闘撤退」が追加された。 イベントにも登場したが、第四次聖杯戦争の顛末を全て知るウェ…諸葛亮孔明によりことごとく襲撃が察知され、 &font(purple){「何故!?」}と驚いては倒される損な役回りに。アサ子に至っては&b(){&font(purple){「グワッチャ!?」}}という謎の悲鳴を上げていた。 さすがの百の貌のハサンも、宝具を利用しての奇襲ではなく正面切っての戦いでは分が悪かった。クラス上の相性も悪いしね! なお、『Zero』でも誰が主人格なのか明かされていなかったが、『Grand Order』ではアサ子が実質的に主人格扱いされている。 召喚直後は仮面にフードで性別すら分かりづらいが、霊基再臨を重ねると艶やかな青髪が表れ、 ウロブチに「この顔であることを知っていれば出番増やした」と言わしめた素顔も晒してくれる。 何気にゲーム内で正式に素顔を見せてくれたのは今回が初である。 最終再臨するととても色っぽい寝姿が見られる。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){マイルームで「好きなもの」を聞かれたときに「静かな場所で眠りたい」とあるが、まさかの伏線となっている。}} アサ子さんの腹筋prpr… スキルは、 「蔵知の司書」(NP取得率+スター発生率アップ) 「専科百般」(バスター、クイック、アーツの威力上昇と回避状態をそれぞれ確率で付与) 「戦闘撤退」(HP回復+自身の強化状態解除(デメリット)) の3つ。運任せであるが上手くいけば自分をかなり強化する「専科百般」とNP回復とスター集めの効率を上げる「蔵知の司書」は強力。 「戦闘撤退」もデメリット付きだけあって回復量はかなり多め。『Zero』の最期から失敗しそうな気がするがこちらは確定で発動する。 性能としてはハサン先生の上位互換…と言うわけではなく、実質的には完全な別物。 典型的なアサシンであるが、ハサン先生に比べると攻撃力が低めなのがややネック。なのでスター獲得量を活かしてサポート役にするといいだろう。 宝具には即死効果こそはないが、★3アサシンとしてはかなりのダメージを叩き込める事もあり、爽快感も抜群。 「専科百般」のアーツ強化と「蔵知の司書」を組み合わせて発動する事で大幅にNPを回収する事が出来るので連発も視野に入る。 宝具の属性が同じ、スター獲得率が高いなどの理由から、同時実装された[[エミヤ(アサシン)>衛宮切嗣]]や、[[両儀式]](アサシン)と相性がいい。勿論本家のハサン先生と組ませてやるのも面白いだろう。 [[玉藻の前>キャスター(EXTRA)]]や[[ジャンヌ>ルーラー(Fate)]]と組ませて耐久パーティーに組み込むこともできなくはない。 マイルームやバトル画面でしゃべっているのは基本的にアサ子だけだが、戦闘では分裂した他の人格も攻撃する。 絆度を上げていくとアサ子だけでなく、ほかの人格も主人公を自らの主と認め、忠実な部下として振舞ってくれるが、 その過程で主人公は&b(){「全ての人格の個性を理解して戦闘指揮をする」}という離れ業を行っていることが発覚する。 &font(l){個性がないとか言われていたザイードさんどうしてるんだろ} メインストーリー第6章では[[呪腕>真アサシン(Fate)]]や[[静謐>静謐のハサン]]、そしてその他の歴代ハサンとともに召喚され、紆余曲折を経てなんと主人公パーティの一員に加わる。 主人公と最初に遭遇したハサンで、交戦後に素顔を見られて「綺麗なお姉さん」と呼ばれて赤面するチョロ……かわいいところや、 呪腕の仲立ちで仲間となった後は毒づきつつ無茶振りに応えるなど活躍する。 メインストーリー第1章の最終章では&bold(){なけなしの勇気を振り絞って}時間神殿ソロモンの戦いに参戦。 ヒーコラヒーコラ悲鳴を上げながら覗覚星アモンの戦いに同じく参戦した他のハサン達と共に挑んだ。 **◇[[プリズマ☆イリヤ>Fate/kaleid liner PRISMA ILLYA プリズマ☆イリヤ]] 10話に登場。50体ほどまとめて出てきて襲い掛かり、数を上手く使った戦法でそれなりに粘ったが、結局全部[[イリヤ>イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(プリズマ☆イリヤ)]]の魔力砲に吹き飛ばされて消えさってしまった。 本編以外でもかなりの不遇っぷりである。まあ、出番自体ない[[彼>アサシン(Fate)]]に比べればマシだと思うが。 他の[[クラスカード>クラスカード(Fate)]]は[[第五次聖杯戦争>Fate/stay night]]で召喚された英霊なのだが、何故かアサシンのクラスカードだけは[[第四次聖杯戦争>Fate/Zero]]の百の貌のハサンが召喚された。 このクラスカードだけが第四次のアサシンである理由は、原作者コメントによると、&color(red){「右手で敵の心臓WASHI☆掴みにして引きずり出すイリヤとか見たいですか?」} とのこと。 うん。確かに見たくない。 後にイリヤがアサシンのカードを&ruby(インストール){夢幻召喚}した際にはフードをかぶったなかなかに露出度の高い姿になった。 隠密行動には向いているが、やはり戦闘力は高くないようで[[クロ>クロエ・フォン・アインツベルン]]は戦闘に入った時に&b(){「そのカード弱いし」}とイリヤにチェンジするよう求めていた。 色々と酷評されているが、イリヤのピンチを何度も救っており、アサシンのカードが登場すると逆境からの逆転ターンが始まると…地味に凄く活躍中。 #center(){&font(purple){アサシンに追記・修正なし!こんなひどい話に誰がしたー!}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,14) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 反対意見もなかったようなので、コメント欄のリセットを行いました。 -- 名無しさん (2017-08-11 12:37:00) - 幕間でちびアサシンが登場。かわいい。あとダンスやってるハサンネタが公式で・・・ -- 名無しさん (2017-10-06 15:04:26) - クラスカード:ハサン・サッバーハは全ハサンが内包されてて使用者に見合ったハサンが割り振られるらしいけど、まだハサンを使ってない登場人物が使ったらどうなるんだろうか -- 名無しさん (2017-10-19 17:58:13) - >「右手で敵の心臓WASHI☆掴みにして引きずり出すイリヤとか見たいですか?」普通に見たいが。 -- 名無しさん (2017-10-19 18:32:29) - ↑やだよぅ -- 名無しさん (2017-10-19 19:06:58) - ↑AUO相手ならむしろ -- 名無しさん (2017-10-30 16:15:57) #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2016/05/15 (日) 02:23:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 18 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- #center(){&font(purple){他愛なし}} 『[[Fate/Zero]]』の登場人物。 声優:阿部彬名(アサ子) / 川村拓央(ザイード) / [[豊崎愛生]](ちびアサシン)/野坂尚也、佐々木義人、桑畑裕輔、野間田一勝(ドラマCD版・TVアニメ版共通) 徳本英一郎、高間陽一郎(ドラマCD版のみ) / 図師晃佑、&font(l){回す方のノッブ}[[島﨑信長]]、村上裕哉、松本忍、佐々木啓夫、山本格(TVアニメ版のみ) パラメーター |筋力|耐久|敏捷|魔力|幸運|宝具| |C|D|A|C|E|B| 【クラス別スキル】 ・気配遮断:A+ 完全に気配を断ち、発見することは不可能に近い。ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。 【保有スキル】 ・蔵知の司書:C 多重人格による記憶の分散処理。LUC判定に成功すると過去に知覚した知識、情報を、たとえ認識していなかった場合でも明確に記憶に再現できる。 ・専科百般:A+ 多重人格の恣意的な切り替えによる専門スキルの使い分け。 戦術、学術、隠密術、暗殺術、詐術、話術、その他総数32種類に及ぶ専業スキルについてBクラス以上の習熟度を発揮できる。 ・戦闘撤退:B 詳細不明。FGOにて追加されたスキル。 *【概要】 [[第四次聖杯戦争>聖杯戦争(Fate)]]において召喚された[[アサシンクラス>アサシンクラス(Fate)]]の[[サーヴァント>サーヴァント(Fate)]]。真名は[[ハサン・サッバーハ>真アサシン(Fate)]]。 [[初代>“山の翁”(Fate)]]から続いて19人いるハサンの一人であり、その19代目で&b(){百の貌のハサン}の二つ名を持つ。 第四次聖杯戦争において[[言峰綺礼]]のサーヴァントとして召喚され、彼の指示のもと暗躍する。 これまた酷い活躍で、アサシンが脱落したと思わせるために[[アーチャー>ギルガメッシュ(Fate)]]に人格の1人を殺されたり、 [[衛宮切嗣]]に一歩先を行かれて自身の生存を炙り出されたり、[[キャスター>キャスター(Zero)]]の偵察のために行った先でうかつに手を出したばかりにライダーに殺されたり、 [[ライダー>ライダー(Zero)]]・アーチャー・[[セイバー>セイバー(Fate)]]の飲み会に突撃したらライダーの[[固有結界]]で蹂躙されたり、といいところがない。 アニメでは遠坂邸のスタイリッシュな罠突破描写がカッコイイ。 *【[[宝具>宝具(Fate)]]】 ◇&b(){『&ruby(ザバーニーヤ){妄想幻像}』} #center(){&font(purple,b){いざ。}} #center(){&font(purple,b){我ら群にして個、個にして群。百の貌持つ千変万化の影が群。いざ――}} #center(){&font(purple,b,20){『&ruby(ザバーニーヤ){妄想幻像}』!!}} 百の貌のハサンという異名が示す通り、このハサンは多重人格であり、状況や任務に応じて最適な人格を表に出して臨機応変に対応していた。 約80人の人格を持つが、現在進行形で増殖している節も。 彼らの精神性に由来しているため、歴代のサバーニーヤとは違って肉体改造の産物ではないという特徴がある。 [[同期のあの少女>アサシン(Fake)]]がコピーできなかったのも、この点が大きい。 サーヴァントになってからは、人格毎に分かれて実体を持つことも可能になった。 但しサーヴァント1騎分の霊的ポテンシャルを分割しているので、それぞれの性能はサーヴァントとして最低限になっている。 例えば、子供の人格と女性の人格を分裂させると、本体とは別に子供のハサン、女性のハサンが現界する。 これにより、何体もに分裂して効率よく広範囲の情報収集を行うことや、1体しか存在しないと思わせて不意打ちしたり等ができる。 だが、分身を投影するとかではなく文字通り身体が分裂するため、何体にも分裂するとその分戦闘力も減少するデメリットが存在する。 また暗殺者のクラスの例に洩れず、基本的な戦闘力はサーヴァントの中では低級。 例え80体全てのハサンが同時に掛かったとしても1人のサーヴァントにも及ばないとされている。 それでも分裂したハサン1人1人が並みのマスターではかなわない程の戦闘力を持つ。 ただし、[[ケイネス>ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]には手出しができず、最終決戦時の切嗣や言峰にも「気配遮断」を破られたら打倒される恐れがあると語られている。 『Fate/Zero』の作中で何度もハサンが死んでいるのにその後何食わぬ顔で再登場するのは、分裂した人格が死んでいるから。 つまりは&bold(){残機を80体ほど抱えている}と書いてもあながち間違っていない。 なお分裂した分だけ戦闘力は減少するが「気配遮断」だけは衰退しないので、この性質を最大限利用すれば非常に優秀な&b(){「諜報組織」}と化す。 更に言うと「マスターの天敵」であるアサシンの特性とは究極に相性が良いため、ある程度の犠牲を前提とすれば大挙して殺しにかかることで、サーヴァントの守護を突破して相手側のマスターを容易に仕留めることも可能。 また、人格のいずれかに上位の「本体」と呼べるものがあり、そこから下位の「分身」を生み出しているわけではなく、全てのアサシンは同格の存在である。 『Fate/Grand Order』では、 ・&bold(){会話等の何らかの手段で伝達しなければ、分裂体が持っている情報を共有はできないこと} ・&bold(){分裂は精神力を消耗する為、常時分裂し続ける事は出来ない} といった欠点が加わった。 『Fate/Grand Order』で百の貌のハサンの絆レベルを最大にしたときに貰える専用礼装(通称絆礼装)に於いて、88人分の人格に与えられた二つ名が紹介されているが、 上述の基底、迅速、怪腕以外の人格がどのような姿や性格であるかは未だ不明で、アサ子などがどの二つ名に該当するかも明かされていない。 後述する名ありの人格以外の人格の二つ名はそれぞれ、 集積、縫合、鳶影、音無、収貨、舌鋒、巻風、速尾、詐称、静寂、裁断、祈願、油針、祭煙、剣鬼、夜陰、地学、変梃、追補、遠見、業火、霹靂、蛇香、幾学、妖美、露塗、医食、 貫指、馬攻、射影、臨写、戒飭、風弓、説諭、汚泥、混成、筒闇、割譲、衣紋、星辰、美食、輪技、薬師、悪徳、月光、虫飼、解錠、忘却、無彩、計則、毒見、耕材、鉄縄、仮死、 考古、摂理、抜骨、拝礼、軽脚、二忍、日輪、査定、衛生、千里、木偶、残響、伝歌、長刃、潜行、造形、継承、粧粉、奇芸、隣人、船舶、滅記、削離、草淋、研磨、診心、狭域、 黄反、雨呑、白亜 とされており、他にも彼らの知らない人格も存在し、現在も増え続けている模様。((公式アンソロジーによると「ダンスが得意なハサン」以外にも「スイカの早食いが得意なハサン」、「特技はメガネっ娘のハサン」とかもいるらしい。)) 第五次のハサンと異なって直接の殺傷力は無いが、情報収集に関しては非常に有用な宝具と言える。 本編では本領発揮といかなかったが、『Fate/complete material IV』で作者の虚淵は第四次のアサシンは本当は反則ギリギリの能力で、勝ち上がる気があって策謀に長けるマスターに恵まれればかなり有望な優勝候補と解説している。 但し、彼らも一つの人格を持つ人間、功を焦って命令を無視したり、そもそも不意打ちに失敗する者も混ざっているので注意も必要。 それぞれの人格の得手不得手を把握し、適材適所に配置するなど計画的運用抜きに彼らの真価を引き出すのは難しい。 **【それぞれの個体】 ・&b(){基底のザイード} 保有スキル:直感 D CV:川村拓央 長身痩躯の男性の人格。 結界の盲点を苦もなく回避して十重二十重と結界が施された遠坂邸の半分にまで侵入する技量を持つが、アサ子からは&b(){「取り立てて得手のない人格」}と呼ばれている。 綺礼によって[[遠坂時臣]]暗殺を命じられるが、それはアサシンが脱落したと見せかけるための策であり、アーチャーによって倒される。 この一連の出来事はアーチャーサイドと共謀した策であり、知らされていなかったのは他人格含めて彼一人という哀れなものだった。 「お願い!アインツベルン相談室」の記念すべき1人目の相談者。 上司や職場への不満を愚痴るが、[[師匠>アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]と[[弟子>藤村大河]]の説得により自身の非を認め、第四の王「暗殺王」になるために[[ブラック企業]]へ出向した……が、その道中で「[[影>この世全ての悪(Fate)]]」に呑まれて昇天した。 アニメ版で遠坂邸に侵入する際の調子に乗ったセリフ「他愛なし」は身内である他のアサシンたちにすら(花札でだが)ネタにされる。 さらには遠坂邸へ侵入する際、警報結界を回避するためのスタイリッシュなアクションから「ダンスやってるハサン」等と更なるネタにされている。 『カプセルさーばんと』では高確率で召喚され、遠距離からナイフを投げてくる。また武器として両刃の槍を装備。弱いが召喚しまくれば雑兵としてはそこそこ優秀。 『[[Fate/Grand Order]]』のイベント「Fate/Accel Zero Order」では「基底のザイード」という二つ名を持っている事が判明。 「基底のザイード」という二つ名や「取り立てて得手のない人格」という他人格の評価からの勝手な推測だが、百の貌のハサンの本来の人格は彼なのかもしれない。 余談だが、『[[氷室の天地>氷室の天地 Fate/school life]]』の作者磨伸映一郎のアンソロジー中では&b(){「豊臣秀吉のモノマネが得意」} な人格であった。 当然アンソロジーなので公式ではないのだが、何故か[[虚淵>虚淵玄]]と[[きのこ>奈須きのこ]]に言及されるというおかしな事態に。&font(l){それでいいのか原作者s} ・&b(){アサ子(アサこ)} CV:阿部彬名 ベリーダンス風の衣装を着たお姉さんの人格。ムキムキの筋肉が特徴的。 原作では然程目立つ訳ではないのだが、女性の方が華があるせいか、文庫版の扉絵になったりグッズで使われたりと、集団の代表格として扱われる事も多い。 本来は歴代のハサン同様、顔は無いのだが、キャラデザを担当した[[武内崇]]がロマンで素顔のラフを描き起こし、 虚淵に「もっと早くに見ていたら間違いなくアサシンの出番が倍増していたね!」とコメントされている。%%なぜベストを尽くさないのか%% 慎重且つ生真面目な硬い性格の苦労人ポジション……と思いきやFGOのメインシナリオにて&bold(){割と短気で負けず嫌いの意地っ張り}という性格であることが露呈。 主人公を&font(purple){「&ruby(バーカ){愚者}!!愚者!!」}と罵倒する残念系美女としての株が上がってしまった。 そんな性格から、呪腕のハサンが度々彼女の言動をフォローする場面が見られた。 アニメ版では『[[王の軍勢]]』の前に戦意喪失したのか棒立ちになりイスカンダルに首から上を斬られて消滅。 漫画版では『王の軍勢』の兵士を何名か仕留めてイスカンダルに挑むも、逆に首を撥ねられて退場してしまった。 『[[とびたて!超時空トラぶる花札大作戦]]』ではチュートリアルの解説キャラとして登場。花札が得意だと語った。 プレイヤーキャラとしては選べないが、代わりにある陣営のエンディングにて彼らの代わりに登場し、さり気無くサービス一枚絵に紛れ込んでいる。 『カプセルさーばんと』では時々召喚されるとナイフを投げながら後転する。よってザイードよりは死ににくいだろう。 ・&b(){ちびアサシン} CV:豊崎愛生 黒尽くめや仮面ではなく、普通の褐色ロリ。 記憶と会話能力を持たない幼女の人格で生前のハサンが拷問を受ける際に表層化させていたらしい。 %%アニメのEDから生前は男性だったらしいこと、生前の肉体は当然分裂していなかったことを考えると……ファンからネタにされることもしばしば%% アサシンがキャスターの工房でライダーと戦った場面で、ダメージを受けたことでこの人格が分離してしまい、 ちびアサシンを見つけた[[ウェイバー>ウェイバー・ベルベット]]がキャスターに拉致されていた子供と勘違いして保護。 ライダーはその素性に薄々気付きながらもウェイバーの意思を尊重して口出しせず、マッケンジー宅に居候が一人増えることに。 しかし、最後はその存在に気付いた綺礼によりちびアサシンはウェイバーたちの敵に回ってしまい、迷いながらもウェイバーはそれを退けて一つ成長する。 ……という挿話がプロットに存在したが、&b(){「これでは一体誰がZeroの[[主人公>衛宮切嗣]]なのやら益々分からねー!」}という判断で決定稿では没に。 『とびたて!超時空トラぶる花札大作戦』ではアサ子と共にチュートリアルの解説を担当。言葉を話せないという設定を無視して普通に会話している。 『Fate/Grand Order』の幕間の物語でもやはり普通に喋っていた。上述の設定も残ってはいる様なのだが。 『カプセルさーばんと』では低確率で召喚され、かわいらしくマナを回収してくれる。なお確率の問題もあってか百の貌のハサンからランダムに出る人格としては最強のスペックとなっている。 ・&b(){でかアサシン} ハサンの中ではかなりの巨躯を誇る個体。 アニメ版では『王の軍勢』に対して腕を振り回して投げ槍を防ぐなど抵抗を試みるが、一刀のもとに両断され消滅した。 『カプセルさーばんと』にて一定の確率で召喚される。ハサンの中では能力が高いので連続召喚できればアサ子同様ラッキーだろう。 ・&b(){迅速のマクール} 保有スキル:自己改造 D 『Fate/Grand Order』のイベント「Fate/Accel Zero Order」で登場した個体。 基底のザイードより一回り小柄な存在。 ローブで全体を覆い隠し、曲刀を装備している。 ・&b(){怪腕のゴズール} 保有スキル:怪力 D 『Fate/Grand Order』のイベント「Fate/Accel Zero Order」で登場した個体。 でかアサシンのような巨体が特徴。でかアサシンと同一個体の可能性もあるが、詳細は不明。 *【人物】 &bold(){重篤な解離性同一性障害}を患った極端な[[多重人格]]者。 そのためベースとなった人格がどのような性格だったのかは未だ不明である。 アニメ版『Fate/Zero』の1期EDではサーヴァントたちの生前の姿が描かれ、百の貌のハサンも後ろ姿ながら映し出される。 モチーフはおそらく絵画『Artistic rendering of Hassan-e Sabbah』。 ハサンのトレードマークである髑髏の仮面を手に持ち、中東風の白い衣装を着てラクダに乗っている髭を生やした男性。 アングル的に顔は確認できないが、意外にも穏やかな雰囲気の人物だった。 ちなみに一見言峰によく仕えているように見えるが、実はその内言峰と時臣を出し抜き、彼らを裏切って聖杯を手に入れようとしていた模様。 とはいえ裏切りを是にしている訳ではないようで、コレは主である言峰が聖杯獲得に執着しておらず、時臣を勝たせる為に行動していたのが原因。 アサシンとしても叶えたい願いの為に召喚に応じたにもかかわらず使い潰すことを前提に自分たちを使役している2人に対して、忠義を尽くす義理はないので至極真っ当な判断である。 『Fate/Zero』の終盤でやる気を出した言峰なら相性が良かった可能性もあるが……既に退場済みであった。実に惜しい。 聖杯への願いは「&b(){統合された完璧な人格}」。 『Fate/Grand Order』では霊基再臨する度に人格が増えている様だが、 最終的には「いずれは百の貌改め、千の貌とでも名乗りましょうか」なんて発言したりと、 自分が多重人格であることに相当前向きになっていた。 マイルームで好きなものを聞かれた際は、それを望みと解釈した上で &font(#800080){「いつか静寂の中で眠りたいものです。脳裏に響く数多の声を全て沈めた上で」} と[[主人公>主人公(Fate/Grand Order)]]に答えを返し、後にその願いが叶ったかのような描写がなされている(後述)。 *【外部作品】 **◇[[Fate/Grand Order]] #center(){&font(purple){我ら影の群れを従えた以上は勝利も必至。}} #center(){&font(purple){ご安心召されよ、マスター}} イベント「Fate/Accel Zero Order」の開始と同時に、呪腕のハサンに続く2人目のハサンとしてガチャに追加。 真名は『百の貌のハサン』(2017年1月18日のアップデートにて『百貌のハサン』に変更となった)で、レアリティは☆3(R)。当然アサシンクラス。 ステータスは『Fate/Zero』と変わらないが、スキルに「戦闘撤退」が追加された。 宝具も原作同様に『&ruby(ザバーニーヤ){妄想幻像}』であり、分裂した人格たちで総攻撃を加えるものになっている。 イベントにも登場したが、第四次聖杯戦争の顛末を全て知るウェ……諸葛亮孔明によりことごとく襲撃が察知され、 &font(purple){「何故!?」}と驚いては倒される損な役回りに。アサ子に至っては&b(){&font(purple){「グワッチャ!?」}}という謎の悲鳴を上げていた。 最後には『Fate/Zero』同様、正面から総員特攻を強いられて退場。キャスターに次いで不憫なサーヴァントだった。 メインストーリー第6章では[[呪腕>真アサシン(Fate)]]や[[静謐>静謐のハサン]]、そしてその他の歴代ハサンとともに召喚され、紆余曲折を経てなんと主人公パーティの一員に加わる。 主人公と最初に遭遇したハサンで、交戦後に素顔を見られて「綺麗なお姉さん」と呼ばれて赤面するチョロ……かわいいところや、 呪腕の仲立ちで仲間となった後は毒づきつつ無茶振りに応えるなど活躍する。 メインストーリー第1章の最終章では&bold(){なけなしの勇気を振り絞って}時間神殿ソロモンの戦いに参戦。 ヒーコラヒーコラ悲鳴を上げながら覗覚星アモンの戦いに同じく参戦した他のハサン達と共に挑んだ。 『Fate/Zero』で前面に押し出されていたからか、同作でもアサ子がメインとなっている。 最初はフードを被っているが霊基再臨の段階が進むと→原作の髑髏仮面→素顔とグラフィックが変わっていく。他の人格も姿を見せる様になるが、如何せん背景に埋没気味。 アサ子の素顔はコナンの犯人の影に艶やかな青髪と厚めの唇を足した感じ。なかなかの美人さんである。 何気にゲーム内で正式に素顔を見せてくれたのは今回が初。同作でのイラストを担当するタスクオーナも素顔は無い筈ではと聞いたが、ロマンということで実装された。 最終再臨するととても色っぽい寝姿が見られる。 &font(#0000ff,u){&font(#ffffff){マイルームで「好きなもの」を聞かれたときに「静かな場所で眠りたい」とあるが、まさかの伏線となっている。}} アサ子さんの腹筋prpr… マイルームやバトル画面でしゃべっているのは基本的にアサ子だけだが、戦闘では分裂した他の人格も攻撃する。 絆レベルを上げていくとアサ子だけでなく、ほかの人格も主人公を自らの主と認め、忠実な部下として振舞ってくれる。 曰く主人公は各人格の特性を的確に理解して差配しているそうな。&font(l){得手がないとか言われていたザイードさんどうしてるんだろ} スキルは、 「蔵知の司書」……NP取得率+スター発生率アップ 「専科百般」……バスター、クイック、アーツの威力上昇と回避状態をそれぞれ確率で付与 「戦闘撤退」……HP回復+自身の強化状態解除(デメリット) の3つ。運任せであるが上手くいけば自分をかなり強化する「専科百般」とNP回復とスター集めの効率を上げる「蔵知の司書」は強力。 「戦闘撤退」もデメリット付きだけあって回復量はかなり多め。『Fate/Zero』の最期から失敗しそうな気がするがこちらは確定で発動する。 名前こそ第五次聖杯戦争の[[ハサン・サッバーハ>真アサシン(Fate)]]と同じだが、別人なので性能も別物。 典型的なアサシンであるが、ハサン先生に比べると攻撃力が低めなのがややネック。なのでスター獲得量を活かしてサポート役にするといいだろう。 宝具には即死効果こそはないが、★3アサシンとしてはかなりのダメージを叩き込める事もあり、爽快感も抜群。 「専科百般」のアーツ強化と「蔵知の司書」を組み合わせて発動する事で大幅にNPを回収する事が出来るので連発も視野に入る。 宝具の属性が同じ、スター獲得率が高いなどの理由から、同時実装された[[エミヤ(アサシン)>衛宮切嗣]]や、[[両儀式]](アサシン)と相性がいい。勿論本家のハサン先生と組ませてやるのも面白いだろう。 [[玉藻の前>キャスター(EXTRA)]]やジャンヌと組ませて耐久パーティーに組み込むこともできなくはないが、Arts主体なのでやはり[[アルトリア・キャスター]]との組み合わせが鉄板か。 総じて、&bold(){なかなか高性能な宝具の連射が可能ながらしぶとく場に残り、長期戦にも向いている}という低レアアサシンらしからぬ運用が可能なアタッカー。 強化としては2022年までに宝具強化しか来ていないが、逆説的に言えばそれだけ完成度の高いサーヴァントと言える。 本来の聖杯戦争では反則レベルと噂される万能気味のハサン、活かせるかどうかはマスター次第といったところか。 **◇Fate/Zero 黒 アサ子が言峰からの「各マスターの徹底的な調査」なる不可解な指令を受け、そして遠坂家の家事や家人の観察業務を遂行する中で、 それぞれのアサシンたちに生前は表出することのなかった微妙な性癖やイタい属性があることに気付き、 最終的に&b(){「ないわー マジないわー 気付けて超助かったわー」}の一言と共に人格統合の願いを完全に撤回する事となる。 黒歴史をネタにしたギャグ漫画なら当然の帰結であった。 **◇[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]] 10話に登場。50体ほどまとめて出てきて襲い掛かり、数を上手く使った戦法でそれなりに粘ったが、結局全部[[イリヤ>イリヤスフィール・フォン・アインツベルン(プリズマ☆イリヤ)]]の魔力砲に吹き飛ばされて消えさってしまった。 本編以外でもかなりの不遇っぷりである。まあ、出番自体ない[[彼>アサシン(Fate)]]に比べればマシだと思うが。 他の[[クラスカード>クラスカード(Fate)]]は[[第五次聖杯戦争>Fate/stay night]]で召喚された英霊なのだが、何故かアサシンのクラスカードだけは[[第四次聖杯戦争>Fate/Zero]]の百の貌のハサンが召喚された。 このクラスカードだけが第四次のアサシンである理由は、原作者コメントによると、&color(red){「右手で敵の心臓WASHI☆掴みにして引きずり出すイリヤとか見たいですか?」} とのこと。 うん。確かに見たくない。 &s(){後に「アサシンのカードは使用者によって能力(=どのハサンになるか)が変わる」という設定になったので別に本編が呪腕先生でも矛盾しなかった事になったのは密に、密に} 後にイリヤがアサシンのカードを&ruby(インストール){夢幻召喚}した際にはフードをかぶったなかなかに露出度の高い姿になった。 隠密行動には向いているが、やはり戦闘力は高くないようで[[クロ>クロエ・フォン・アインツベルン]]は戦闘に入った時に&b(){「そのカード弱いし」}とイリヤにチェンジするよう求めていた。 色々と酷評されているが、イリヤのピンチを何度も救っており、アサシンのカードが登場すると逆境からの逆転ターンが始まると…地味に凄く活躍中。 *【余談】 四次聖杯戦争で衛宮切嗣が本当に欲しかったクラスは暗殺者、または魔術師のサーヴァントである。 暗殺者である切嗣にとって、隠密行動・諜報活動に長ける上、反英雄であり行動方針に騎士道だのの綺麗事を挟まないアサシンクラスや、 陣地作成によって罠作りや優位な状況を作ることに長ける[[キャスタークラス>キャスタークラス(Fate)]]は相性が良い。 稀に衛宮切嗣がマスターであったならば聖杯戦争は3日で終了していた、などと冗談交じりで言われることがあるがこれは&b(){公式設定ではない}ので注意。 上記の策謀に長けるマスターと組めばという設定と切嗣自身がセイバーよりアサシンを使役する方が自分は向いていると考えていたことが合わさったのだと思われる。 #center(){&font(purple){アサシンに追記・修正なし!こんなひどい話に誰がしたー!}} #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,20) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - 反対意見もなかったようなので、コメント欄のリセットを行いました。 -- 名無しさん (2017-08-11 12:37:00) - 幕間でちびアサシンが登場。かわいい。あとダンスやってるハサンネタが公式で・・・ -- 名無しさん (2017-10-06 15:04:26) - クラスカード:ハサン・サッバーハは全ハサンが内包されてて使用者に見合ったハサンが割り振られるらしいけど、まだハサンを使ってない登場人物が使ったらどうなるんだろうか -- 名無しさん (2017-10-19 17:58:13) - >「右手で敵の心臓WASHI☆掴みにして引きずり出すイリヤとか見たいですか?」普通に見たいが。 -- 名無しさん (2017-10-19 18:32:29) - ↑やだよぅ -- 名無しさん (2017-10-19 19:06:58) - ↑AUO相手ならむしろ -- 名無しさん (2017-10-30 16:15:57) - アサシンでもダメなら切嗣と相性の良いサーヴァントなんているのか? -- 名無しさん (2019-04-14 06:20:39) - ↑命令はとことん忠実に遂行し、永遠を追求する者同心でもある呪腕。血で血を洗ってスッキリ爽やかだけど主君は絶対に裏切らない長可。この二人なら確実に切嗣とも上手くやれると思う。 -- 名無しさん (2019-06-15 10:40:48) - 策略に長けたマスター(ケリィもしくはファルデウス)なら喉から手が出るほど欲しいサーヴァント -- 名無しさん (2022-02-26 18:47:34) - ↑2 アーチャークラスの席が空いてたらエミヤという相性抜群な鯖は居るんだがな… -- 名無しさん (2024-01-19 20:30:05) - ↑3だった申し訳ない -- 名無しさん (2024-01-19 20:30:48) #comment #areaedit(end) }

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