CB400スーパーフォア

「CB400スーパーフォア」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

CB400スーパーフォア - (2020/09/27 (日) 22:49:33) の最新版との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

&font(#6495ED){登録日}:2017/09/10 (日) 03:07:24 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- Project BIG-1 ・概要 CB400スーパーフォアとは、ホンダが販売している総排気量399ccのネイキッドタイプのバイクである。 通称「スーフォア」、「CB400SF」、「CB」など。 この項目では、教習車仕様のCB400SF-Kについても解説する。 ・誕生 CB400SFの歴史は古い。 1980年代バイクブームは、80年代末に登場したあるバイクによって思わぬ方向に向かった。 そう、カワサキのゼファーである。ゼファーの登場により、 スポーティーなレーサーレプリカから見た目と性能を両立したネイキッドにライダーたちの興味は移り、ネイキッドブームが起こった。 空前のネイキッドブームに、ホンダはCB-1を開発・発売した。 しかし、良くも悪くも個性的なCB-1は思ったほど売れず、ホンダは新たな車種の開発に着手することとなった。 そこで、CB-1の反省を活かし、1992年にCB400SFは誕生した。 その後、マイナーチェンジや新機能の搭載を繰り返しつつ、現在まで多くのライダーたちに愛されている。 ・バリエーション NC31 近未来的なテイストが強かったCB-1とは異なり、旧車風のデザインを採用。そのデザインは現行型もあまり変わっていない。 CB400super four 1992年4月発売の初期モデル。 しかし、ゼファーが世間に浸透していたため、販売当初は「ゼファーのパクリ」と叩かれていた。 CB400super four version.R 1995年3月発売。初期モデルのマイナーチェンジ。 ビキニカウルが着き、メーターが専用のものになった他、様々なパーツが変更されている。 CB400super four version.S version.Rのマイナーチェンジ。 ビキニカウルが外され、エンジンとホイールの色が変更された他、フロントブレーキが社外品になった。 NC39 NC39からHyper VTECが搭載された。 Hyper VTECとは、可変バルブ機構である。CB400SFは、ピストン1本あたり4バルブの合計16バルブである。 バルブ数が多いと、エンジンに送る燃料と排気効率が高くなり、加速性能が増す反面、燃費が悪くなる。 Hyper VTECは、達した回転数が設定値以下では2バルブ、それ以上では4バルブとなり、中低回転域では低燃費、高回転域では高出力の両立を実現した。 CB400super four Hyper VTEC 1999年2月発売。中型バイク初のHyper VTEC搭載モデル。デザインが大幅に変更された。 Hyper VTECが作動する回転数は6750rpm。 特撮ドラマ「[[仮面ライダー龍騎]]」で[[手塚海之>手塚海之/仮面ライダーライア]]が使用しているのはこれである。 CB400super four Hyper VTEC spec2 2002年1月発売。メーターが変更され、Hyper VTECの作動する回転数が6300rpmに下げられた。 また、かつて大ヒットしたCBX400Fと同じカラーリングが採用された初のモデルである。 CB400super four Hyper VTEC spec3 2003年12月発売。テールランプがLEDになり、シート高が下げられて足つきが良くなった他、Hyper VTECの作動する回転数が6速のみ6750rpmに変更された。 また、高速道路での二人乗り解禁に合わせ、このspec3からハーフカウルモデルの「CB400スーパーボルドール」通称「CB400SB」、「スーボル」、「ボルドール」が登場した。 しかし、排ガス規制の強化によって、このモデルが最後のキャブレター車となった。 「[[ばくおん!!]]」の主人公、佐倉羽音が乗っているのはこのモデルである。 NC42 CB400super four Hyper VTEC Revo 2007年12月発売。キャブレターが排ガス規制をクリア出来なかったため、インジェクションとなり、ABS装備モデルもラインナップに加わった。 このモデルでもボルドールの生産は継続されている。 「特命戦隊ゴーバスターズ」に登場するチダ・ニック(バイクモード)のベース車両はこのモデルである。 2014年3月にマイナーチェンジし、テールカウル等の外装の一部が変更され、ボルドールはヘッドライトがLEDになった。 CB400SF-K 教習車仕様。普通二輪免許を持つ方の過半数はお世話になっただろう。 もともと乗りやすいと評判だったため、教習車として採用された。 ホンダのバイクが優等生と呼ばれるようになったきっかけの一説。 教習車であるため、変速比等が変更され、どの回転数でも出力が均等になるように調節されている。 NC31 一部装備の変更と出力を下げられたものが教習車に用いられていた。(53馬力→38馬力) NC39 NC31と同様に出力を下げられた他、挙動の変化が危険と判断されたためHyper VTECが外された。 「ばくおん!!」のバイ太はこれである。 バイ太)「教習所の中でしか生きられないように去勢されたのよ!」 NC42 外装とその他諸々はNC39と共通だが、一部の警告灯がハンドルバーに追加された。 また、先代とは異なり、Hyper VTECは外されていない。 …バイ太、貴女は泣いていい。 ・余談 前述の通り、仮面ライダーライア/手塚海之が愛車にしているが、手塚海之を演じた高野八誠氏は、 その3年後に映画「[[仮面ライダー THE FIRST]]」に一文字隼人役で出演し、彼が変身する仮面ライダー2号が使用するサイクロン2号のベース車両はCB400SFの姉妹車のCB1300SF(SB説もあり)であった。 また、高野氏は「龍騎」の4年前「[[ウルトラマンガイア]]」に[[藤宮博也>ウルトラマンアグル]]役で出演していたが、藤宮のバイクもCB400SFだった。 かつて、CB400SFにはヤマハ・XJR400やスズキ・イナズマ、カワサキ・ゼファー、カワサキ・ZRX400等の同じ4気筒エンジンのライバル車種がいたが、 2007年の排ガス規制によって生産出来なくなったため、現在の中型バイクで4気筒エンジンを採用しているのはスズキ・GSR400とCB400SFの2種だけである。 2014年以降のCB400SBはCB1300SBにそっくりなため真っ白だと、一瞬見ただけではCB1300P(白バイ)にしか見えない。 おそらくパーツを共通化することで、コストダウンを測ったものだと思われるが、とても紛らわしい。 CB400SFを愛車にしている方々に追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() #comment #areaedit(end) }
&font(#6495ED){登録日}:2017/09/10 (日) 03:07:24 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- Project BIG-1 ・概要 CB400スーパーフォアとは、ホンダが販売している総排気量399ccのネイキッドタイプのバイクである。 通称「スーフォア」、「CB400SF」、「CB」など。 この項目では、教習車仕様のCB400SF-Kについても解説する。 車重、スポーツ性、扱いやすさ等、あらゆる性能が高バランスでまとまった「ザ・バイク」とでも言うべき車種。 マイナーチェンジを繰り返しつつも、大きな変更をすることなく長年にわたって生産され続けている。 このバランスのよさと、ベストセラー&ロングセラーゆえの部品調達の容易さから、数多くの教習所で教習車として採用されている傑作。 ・誕生 CB400SFの歴史は古い。 1980年代バイクブームは、80年代末に登場したあるバイクによって思わぬ方向に向かった。 そう、カワサキのゼファーである。ゼファーの登場により、 スポーティーなレーサーレプリカから見た目と性能を両立したネイキッドにライダーたちの興味は移り、ネイキッドブームが起こった。 空前のネイキッドブームに、ホンダはCB-1を開発・発売した。 しかし、良くも悪くも個性的なCB-1は思ったほど売れず、ホンダは新たな車種の開発に着手することとなった。 そこで、CB-1の反省を活かし、1992年にCB400SFは誕生した。 その後、マイナーチェンジや新機能の搭載を繰り返しつつ、現在まで多くのライダーたちに愛されている。 ・バリエーション NC31 近未来的なテイストが強かったCB-1とは異なり、旧車風のデザインを採用。そのデザインは現行型もあまり変わっていない。 CB400super four 1992年4月発売の初期モデル。 しかし、ゼファーが世間に浸透していたため、販売当初は「ゼファーのパクリ」と叩かれていた。 CB400super four version.R 1995年3月発売。初期モデルのマイナーチェンジ。 ビキニカウルが着き、メーターが専用のものになった他、様々なパーツが変更されている。 CB400super four version.S version.Rのマイナーチェンジ。 ビキニカウルが外され、エンジンとホイールの色が変更された他、フロントブレーキが社外品になった。 NC39 NC39からHyper VTECが搭載された。 Hyper VTECとは、可変バルブ機構である。CB400SFは、ピストン1本あたり4バルブの合計16バルブである。 バルブ数が多いと、エンジンに送る燃料と排気効率が高くなり、加速性能が増す反面、燃費が悪くなる。 Hyper VTECは、達した回転数が設定値以下では2バルブ、それ以上では4バルブとなり、中低回転域では低燃費、高回転域では高出力の両立を実現した。 CB400super four Hyper VTEC 1999年2月発売。中型バイク初のHyper VTEC搭載モデル。デザインが大幅に変更された。 Hyper VTECが作動する回転数は6750rpm。 特撮ドラマ「[[仮面ライダー龍騎]]」で[[手塚海之>手塚海之/仮面ライダーライア]]が使用しているのはこれである。 CB400super four Hyper VTEC spec2 2002年1月発売。メーターが変更され、Hyper VTECの作動する回転数が6300rpmに下げられた。 また、かつて大ヒットしたCBX400Fと同じカラーリングが採用された初のモデルである。 CB400super four Hyper VTEC spec3 2003年12月発売。テールランプがLEDになり、シート高が下げられて足つきが良くなった他、Hyper VTECの作動する回転数が6速のみ6750rpmに変更された。 また、高速道路での二人乗り解禁に合わせ、このspec3からハーフカウルモデルの「CB400スーパーボルドール」通称「CB400SB」、「スーボル」、「ボルドール」が登場した。 しかし、排ガス規制の強化によって、このモデルが最後のキャブレター車となった。 「[[ばくおん!!]]」の主人公、佐倉羽音が乗っているのはこのモデルである。 NC42 CB400super four Hyper VTEC Revo 2007年12月発売。キャブレターが排ガス規制をクリア出来なかったため、インジェクションとなり、ABS装備モデルもラインナップに加わった。 このモデルでもボルドールの生産は継続されている。 「特命戦隊ゴーバスターズ」に登場するチダ・ニック(バイクモード)のベース車両はこのモデルである。 2014年3月にマイナーチェンジし、テールカウル等の外装の一部が変更され、ボルドールはヘッドライトがLEDになった。 CB400SF-K 教習車仕様。普通二輪免許を持つ方の過半数はお世話になっただろう。 もともと乗りやすいと評判だったため、教習車として採用された。 ホンダのバイクが優等生と呼ばれるようになったきっかけの一説。 教習車であるため、変速比等が変更され、どの回転数でも出力が均等になるように調節されている。 NC31 一部装備の変更と出力を下げられたものが教習車に用いられていた。(53馬力→38馬力) NC39 NC31と同様に出力を下げられた他、挙動の変化が危険と判断されたためHyper VTECが外された。 「ばくおん!!」のバイ太はこれである。 バイ太)「教習所の中でしか生きられないように去勢されたのよ!」 NC42 外装とその他諸々はNC39と共通だが、一部の警告灯がハンドルバーに追加された。 また、先代とは異なり、Hyper VTECは外されていない。 …バイ太、貴女は泣いていい。 ・余談 前述の通り、仮面ライダーライア/手塚海之が愛車にしているが、手塚海之を演じた高野八誠氏は、 その3年後に映画「[[仮面ライダー THE FIRST]]」に一文字隼人役で出演し、彼が変身する仮面ライダー2号が使用するサイクロン2号のベース車両はCB400SFの姉妹車のCB1300SF(SB説もあり)であった。 また、高野氏は「龍騎」の4年前「[[ウルトラマンガイア]]」に[[藤宮博也>ウルトラマンアグル]]役で出演していたが、藤宮のバイクもCB400SFだった。 かつて、CB400SFにはヤマハ・XJR400やスズキ・イナズマ、カワサキ・ゼファー、カワサキ・ZRX400等の同じ4気筒エンジンのライバル車種がいたが、 2007年の排ガス規制によって生産出来なくなったため、現在の中型バイクで4気筒エンジンを採用しているのはスズキ・GSR400とCB400SFの2種だけである。 2014年以降のCB400SBはCB1300SBにそっくりなため真っ白だと、一瞬見ただけではCB1300P(白バイ)にしか見えない。 おそらくパーツを共通化することで、コストダウンを測ったものだと思われるが、とても紛らわしい。 CB400SFを愛車にしている方々に追記・修正をお願いします。 #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,3) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - とうとうこいつも生産終了か -- 名無しさん (2022-05-30 12:54:32) #comment #areaedit(end) }

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: