アレルギー

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アレルギー」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2011/05/09(月) 17:53:10
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 6 分で読めます

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現代の医学は日々進歩をとげている。病気による死亡率はどんどん低下しており、将来的には臓器すら0から作り出すことすら出来ると言われている。
しかし、その医学が進歩した中でも発症率が下がるどころか増加している病気がある。その1つが&font(#ff0000){アレルギー(アレルギー反応)}だ。

そもそもアレルギー反応とはどんな反応なのだろうか?それを簡単に説明する。(あくまでわかりやすく説明するだけなので、ちょっと違ったりしたらごめんなさい)

人間には&font(#ff0000){免疫}というものがある。
例えばおたふく風邪にかかったとして、治った直後にまたおたふく風邪にかかってしまったら意味がない。
なので、体は免疫と呼ばれる防衛機構を生成し、同じ抗体に対する抵抗力を手に入れる。
普通なら免疫は正常に働くのだがアレルギーをもつ人の場合、特定の物質(アレルゲン)の時のみ抗体が好ましくない方向に働いてしまう場合がある。
 
これが鼻づまりや皮膚炎の元となるのだ。
つまり、&font(#ff0000){免疫の過剰反応}が原因である。…多分。


では完全に治ることはあるのか?
ぶっちゃけほぼ完璧に症状を抑えることは可能だが、完全に治すことは&font(#ff0000){殆どない}。
ステロイドで治したとしても、それは対処療法なので-を0に戻すだけで+にするわけではない。
ある程度+にもっていくのに最も良いのは&font(#ff0000){生活リズム・食生活の改善}がベストだと言われている。
特に、単純なことだが部屋を綺麗にする・早寝早起きをする等は目に見えて効果が出る場合が多いのでオススメ。ただし、食物アレルギー等の人にはあまりないかも。
また、当たり前だがストレスはないほうがいいので、適度に発散するといい。

なお、輸血の際に異なる血液型の赤血球に対する拒絶反応やツベルクリン反応も免疫の働きによるものである。
 


&font(#008000){【主なアレルギー性疾患】}
・アレルギー性皮膚炎
アレルギー性疾患の中でも最メジャーの1つ。所謂「アトピー」
思春期に発生するパターンが多く、埃やダニに反応する場合が多い。
非常に痒い。また、掻き慣れた人は神経が麻痺している場合がある。
気になる人は皮膚炎ではない人に少し掻かせてもらおう。恐らくかなり痛がられるだろう。
しっかり風呂に入り、ストレスを溜めないことが重要。
そして乾燥が肌荒れの原因にもなるので保湿もしっかりする事。これはニキビ対策にもなる。


・アレルギー性鼻炎
同じく最メジャーの1つ。こちらも埃やダニに反応する場合が多い。
鼻づまりで基本鼻呼吸が出来ない。鼻水・くしゃみも多発し、受験の時になろうものならストレスがストップ高となること間違いなし。

・花粉症
メジャー度で言ったらこれがトップだろうか。花粉に対するアレルギー反応。
一昔前はあまりなる人は多くなかったが、最近はかなり増えた。
鼻炎と結膜炎が来るので、酷い時はかなりきつい。
 

・アレルギー性結膜炎
目の結膜で起きるアレルギー反応。
目が異常に痒くなる。しかし、ここで擦ってはいけない。目は真っ赤になってしまうし、視力は落ちるしいいこと0だからだ。
ここは水で綺麗に洗い流すのを勧める。
まあ実際はそう上手くいかないのだが。

・アレルギー性喘息
名前はそこまで有名ではないが、凶悪さではダントツのアレルギー性疾患。
原因はあまりわかってはいないが、埃・ダニ・ストレス・季節の変わり目・運動など様々な要因によって発症する。
症状は喘息と同じように呼吸が苦しくなり、大量の咳、粘着性の高い痰が出やすくなる。悪化すると呼吸そのものが殆ど出来なくなったりも。
規模には個人差があり、30分程度で済む人もいれば、1、2日かかっても治らない人もいる。
前者ならまだ問題はないが、後者の場合は冗談抜きで病院を勧める。亡くなった人もいるので注意。
 

・食物アレルギー
近年かなり増加傾向のあるアレルギー。
&font(#ff0000){牛乳・卵・大豆・小麦・蕎麦・米・果物・ピーナッツ・菓子・アルコール・魚介類}等、多種多様なラインナップとなっている。
この中でもきついのは牛乳・[[卵>卵(たまご)]]・[[大豆]]・小麦。
これらのどれか1つでもある人は厳しい食生活を送ったのではなかろうか?
特に幼少期はかなり厳しかったと思われる。
歳を重ねる内に多少改善したという話も良く聞く。
酷いと死に至る場合もある。
近年は学校給食で個人のアレルギーに対応した除去食が出されることも。
認知度は高くなっているものの、未だに理解のない大人が無理やりアレルゲンを食べさせたり本人が不注意で食べてしまう事故もある。
一応アレルゲンとなる食べ物を少しずつ食べて慣らす治療もあるが、専門家の指導なしにやるのは大変危険なので素人判断はやめよう。


他にも金属アレルギー・ダニアレルギー・薬物アレルギー・紫外線アレルギー等、様々な種類のアレルギーが存在するので、
もしアレルギー反応が出たら治療と同時に、自分が何に対してアレルギーをもつのか病院で調べて貰うことをオススメする。



&font(#008000){【注意】}
アレルギーを語る上で欠かせないことがある。それは



#center(){&font(#ff0000){詐 欺 が 多 い}}


ことだ。
正直アレルギーと言われてもパッとわかる人はあまりいない。
そんな人がネットで治療法を調べて『病院では治らないと言われませんでしたか?』とかの宣伝文句にあっさり引っ掛かり、買ってしまうのだ。


ここで私の経験談を話そう。

つい先日家の母親が俺に物凄い笑顔で話しかけてきた。
母「○○。これであんたのアレルギー治るよ!」
俺「は?」
母「インターネットで調べたら治るって!」
俺「何でいきなり」
母「もうすぐあんたが誕生日だからね。たまには親としてのウンタラカンタラ」
俺「はあ、んでいくら?」
母「13800円」
俺「はあ!?たっか!」
母「あれほどきつかったアレルギーが治るなら安いものでしょ?」
俺「(その金があれば神採りにスパロボも買えるのに)」


#center(){&font(#0000ff){〜数日後〜}}


母「○○、届いたよ!」
俺「さてどんなもんかね」
カザゴソ…
母「………」
俺「………何これ」
あったのは
・80ページくらいの本
・いかにもお手製
・著者なし
・半ページしか書かれてないので、実質40ページ
・内容は食べ物に気を使う、早寝早起きをする等基本的なこと
・食べ物のハードルが異常に高く&font(#ff0000){(肉は一切食べたら駄目、水は○○の水、全ての野菜は無農薬で、刺激物は駄目、米もあまり食べないようにetc}.)、&br()全部試したら殆ど食べるものがない
・最後に『これら全てを試して効果が無いときのみ保証いたします。試して無い場合は試してからご連絡下さい』
・連絡先なし

どう見ても詐欺じゃん!…親にサイトを聞いてみたところ職場のパソコンで注文、どこのサイトかもわからない。とのこと。

今回は家がアホ過ぎただけだが、他の者も引っ掛からないように気をつけて。まずは病院に行ってみよう。
 

余談だがドラマ「[[時効警察]]」で食物アレルギーを利用した殺人があった。
簡単に言うと、夫がピーナッツアレルギー→妻が夫の浮気相手に(相手は男性)ピーナッツオイルたっぷりの料理を食べさせる
→浮気相手と夫がキス→夫、アナフィラキシーショックで死亡、と言った具合。



もしかしたら細かいアレルギーの解釈が違うかもしれないので追記、修正よろしく

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- 10年程前に見た番組に 一部の乳酸菌がアレルギーを抑制するのでは…?と研究していたけど今どうなっているのだろう  -- 名無しさん  (2014-01-14 16:15:38)
- バナナ!?バナ!?バナナ!? 健康にいいよとか、栄養豊富だとかなんだかんだでチョコにも乳製品にもしたり顔で入りやがって……バナナアレルギーからすれば、毒入れられてるのに等しいんだよ……  -- 名無しさん  (2014-01-14 16:38:07)
- 世界仰天ニュースではけっこう取り扱われているな。ピーナッツ探知の訓練受けた犬とか水アレルギーとか今でも覚えてる  -- 名無しさん  (2014-01-14 16:47:32)
- 身体が勝手に危険だと防護体制に入るんだから、もう好き嫌いの次元ではない  -- 名無しさん  (2014-02-07 17:20:30)
- 体験談が酷すぎる…母親ェ…  -- 名無しさん  (2014-02-07 18:23:37)
- アトピーでいじめられた記憶がある。「お前は醜い」とか小学校で言われた。  -- 名無しさん  (2014-02-07 18:34:43)
- 料理をする人間はこれをしっかり理解しておかないと食中毒と同等かそれ以上に危険である。  -- 名無しさん  (2014-05-07 13:52:15)
- 植物性のアレルギーは該当する果物や野菜だけでなく同じ科の植物でも発症する可能性があるから要注意  -- 名無しさん  (2014-06-16 15:39:45)
- 小2のころアレルギーなのにキウイ食わされて死にかけたわ  -- 名無しさん  (2014-06-16 16:38:10)
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