ナナシノゲエム

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ナナシノゲエム」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/02/19(日) 02:10:42
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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2008年夏に[[スクウェア・エニックス]]から発売されたホラーゲーム。ハードはDS。

iすら出ていなかった当時、DSの画質・音質・容量はホラーには向いていないと思われていたが、今作は独自の操作方法の導入や立体音響の精細化により一定の地位を獲得した。
…のだが、ボリュームの少なさがネックとなってしまっている(何周もやって慣れたプレイヤーなら1〜2時間でクリア出来てしまうほど。ただしホラーが苦手な人は1ヶ月かかってもクリアできない。)
 

◆システム
前述の通り、操作方法が独特。
3D画面ではDSを縦向きにして持ち、2D画面ではDSを横向きにして持つ。
縦向きの時には、左手で十字ボタンを、右手でタッチペンを操作する。
……左利き? 残念ながら対応しておりません。

画面中央部をタッチするか上キーを入力すれば前進し、下キーを入力すれば後退する。
画面端をスライドするか左右キーを入力すればその方向を向く。
上キーと画面中央同時押しで走る…のではなく早歩き。
十字キーは上を押しっぱなしにして、タッチパネルで方向を調整するのが基本スタイル。
2D画面の操作はFC時代のドラクエと同じ。

開発者曰く「感覚的操作を目指した」とのことだが、慣れるまでは結構やりづらい。慣れたらサクサク進むが、移動速度の遅さは我慢するしかない。しかしこの要素も、「死」から逃げる際の恐怖感アップには大いにつながっている。
 

◆ストーリー
そのゲームをプレイすると、一週間以内に必ず死ぬ。

そんな曰くつきのゲームをオダカ先輩が始めて、はや一週間。
大学に顔を見せない先輩を心配した先輩の彼女のリコは、主人公に先輩宅に行くよう頼む。
そこで主人公が目にしたのは、変わり果てたオダカの姿だった…!

死、後悔、ゲエム、悲劇、愛、Load to …

主人公はゲエムの謎を解き明かせるのか?





以下、ネタバレ含む
 









◆キャラクター
・主人公
デフォルトネーム無し。男女選択可。鋼の心臓から剛毛が生えてるくらいの度胸の持ち主。
わざわざ夜になってから廃病院やら廃ホテルやらに行く。昼間の大学の授業は命より大事なのだろう。
男の場合はリコに好意を抱かれてオダカから嫉妬され、女の場合はオダカに好意を抱かれてリコから嫉妬されるモテ男/女。
そして物凄く足が遅い。あとよくパシられる。


・長沢理子
オダカの彼女。ヤンデ…レ?
本編の六日前、すなわちオダカがゲームを始めた翌日にゲームを始めている。オダカの死にショックを受ける中…


・尾高文人
リコの彼氏。ゲームをクリアするために怪しい聖水を買ったり家の窓を全部ガムテープで止めたりする危ない人。
結局ゲームは最初の街からも出られなかったけどね!
でもお金持ちのお坊っちゃま。親からの愛情はあまり注がれていなかった様子。序盤から死体で発見される。
 

・[[大山法基>大山法基(ナナシノゲエム)]]
領域横断理論を持論とする教授。タチの悪いオカルトマニアでもある。終盤まで主人公のパートナーを務める。
…と言えば聞こえは良いが、生徒である主人公を(女でももちろん)危険な場所へ一人で向かわせて自分はバックアップするだけ…というとんでもない鬼畜である。
そして意味の無い考察を延々と語るのだが、これがまたウザい。しかし中にはストーリーの根幹に関わることもあるので、一度はしっかり読むべし。
また主人公があちこちを探索中によくメールをくれるのだが、着信音にビビらされた挙げ句しょうもない内容だとDSを叩き付けたくなる。
ゲームに関わってはいないようだが実は……?


・生田潮
物語のキーパーソンその1。深い愛情を持っていながら、その注ぎ方が下手な男。不器用。


・湯谷紳
生田の会社の社長。ある意味において生田の被害者。しかし自業自得。
ケチャップタモリ。


・生田あさひ
潮の娘。この物語のキーパーソンその2。ヤンデレ。美人。
 

◆ゲエム
どこからともなく配信されてくる、呪いのゲーム。見た目はレトロなRPGなのだが、現実とリンクしたり突然バグったり…
この謎を解き明かし、生き残るのが主目的。


◆ステージについて
教授のパシリとなって…ではなく教授の有難い助言の下、七日間で7つの場所を探索するのだが、最初の2つはチュートリアル同然。アトイツカ「慈急綜合病院」からが本番である。この初っ端からトラウマになった人多数。

ネタバレになるため詳細は書けないが、&font(#ff0000){このゲームに「死」を祓う手段は存在しない。}逃げるしか生き残る手段は無いのだ。
 

#center(){&font(#ff0000){この項目を見て一週間以内にツイキ・シュウセイしなかった者は…}}

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#openclose(show=▷ コメント欄){
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- 戦うって選択肢が用意されてないホラゲは恐いわ  -- 名無しさん  (2013-11-11 03:20:44)
- せっかくだし、"生田の会社"の面子を例の順番で並べてみては?  -- 名無しさん  (2013-11-11 06:09:02)
- ルイーズ 野間:サウンドコンポーザー 沢村久志:グラフィッカー 柳楽典光:プログラマー だっけ   -- 名無しさん  (2014-02-06 15:13:54)
- ストーリーは面白かったけれども、いかんせん一本道で一回プレイしたら飽きてしまうのが惜しいところだったなぁ。あと、ネットワークを通して呪いを拡散するっていうデジタルとスピリチュアルの要素を融合させた設定はなかなか興味深いと思った  -- 名無しさん  (2014-07-31 21:40:43)
- クリア出来ないと死ぬ(クリア出来るとは言ってない)  -- 名無しさん  (2016-01-06 23:59:53)
- 「リング」実体験版みたいなゲームだからコンセプトはとてもいいよね。続編が割と上手い繋げかたしてるのに煮え切らないエンディングしか用意できてないのは悪印象だなあ。リアル云々はいいからハッピーエンドは選択の1つにすべき。  -- 名無しさん  (2016-03-14 05:00:38)
- VRに向いてる、左右の目で違う映像を流すとかもできるだろうし  -- 名無しさん  (2016-07-12 18:02:43)
- 目はトゥルー行った方が返って犬死にするのが嫌だ。引き換えに救えたとかですらなく、ただ余計に苦しめ、犠牲者を増やしただけって。ED分岐無しであれならまだ仕方ないで飲み込めたんだけど、ノーマルは一応解決というか終息にはなってるだけに余計に  -- 名無しさん  (2017-10-12 15:17:27)
- ↑ヨコオタロウ製みたいなオチだな、そういやスクエニだわ  -- 名無しさん  (2017-10-13 00:03:34)
- このゲームの雰囲気は狙って出せるものじゃない 目のあのエンドはありきたりな人類滅亡エンドじゃなくて独特の絶望感と言いようのない快感を味あわせてくれた 多分このゲームを初めてクリアした時の感覚は多分もうこの先味わえないと思う  -- 名無しさん  (2018-08-01 06:12:07)
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