才賀正二

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&font(#6495ED){登録日}:2012/02/11(土) 02:43:35
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#center(){&font(#ff0000){「ぎゅっと握って、手のそれを見ろ。それがこの世でたったひとつ…おまえと大事な人を守る、力強いこぶしなのだ。」}}


[[からくりサーカス]]の登場人物。
[[才賀勝]]の養祖父にあたる人物で勝を守る為にしろがねを派遣する等存在自体は最初期から示唆されている。

物語に直接関わってくるのはサーカス編の最終章から。

登場期間は短いがこの複雑な因縁が絡み合っている物語の中核にいる人物の一人でこの作品の例に漏れず&font(#ff0000){漢}である。




#center(){以下、ネタバレ注意}




彼もまた「しろがね」の一人で百年以上の時を生きており、そしてしろがねの中では唯一白銀と直接深い関わりを持った人物で、[[エレオノール>才賀エレオノール]]の実父である。



#center(){〜少年期、才賀機巧社起業〜}

江戸時代、この頃は成瀬正二朗という名だった正二が幼少期だった頃に失意の中で日本に訪れた白銀と関わりを持つ事になり、世界中の様々な知識、文化を知っていく事になる。
日々を過ごして行く中で2人は強い絆で結ばれ、遂には全ての元となるマリオネット、「あるるかん」の開発まで行い、白銀を再起させるまでに至る。

白銀と別れた後は医者となって活躍するがその中で[[ルシール>ルシール・ベルヌイユ]]によって戦列から強制的に外されたアンジェリーナと出会い一目惚れ、お互いに恋に落ちていく事になる。
この時に彼はルシールが娘の為に持たせたアクア・ウイタエを飲み、しろがねとなる。

その後は2人で様々な所を流浪するがしろがねとしての高度な技術や時代が進んだ事もあって遂に起業、才賀機巧社を設立して確実な利益を上げると共に、各地で闘っているしろがねの為の優秀なマリオネットを開発し、アンジェリーナと共に後方から支援していた。



#center(){〜妊娠、黒賀村の夜〜}

この時期にアンジェリーナを追ってディーン・メーストル(後の[[才賀貞義]])とも出会い、幸せな日々を送る中でアンジェリーナの妊娠が発覚する。
アンジェリーナを黒賀村に先に向かわせた後、自身も追いかけようとするがそこで[[フランシーヌ人形]]と邂逅し、共に黒賀村に向かう事になる。

黒賀村ではエレオノールの誕生という最大の幸せを味わうも突如として急襲してきたオートマータによってアンジェリーナを殺害され、エレオノールが生命の石を受け継いでしろがねになってしまうという悲劇を味わう事になる。

そこでエレオノールを匿う事にするも、フランシーヌ人形やフランシーヌの記憶を受け継いで精神面が持ちそうになかったエレオノールの為に[[ギイ>ギイ・クリストフ・レッシュ]]と計画を立ててエレオノールをしろがねにする事に決意。
大人になったエレオノールと幸せな生活を送る為にエレオノールには会わない事を決める。

そしてディーンが再来日し、正二により献身的なサポートをしていく事になる。



#center(){〜異変、高速道路での決戦〜}

更に年月が経つ中で養子となり、貞義と名を変えていたディーンが徐々に本性を表していき、正二に変装してしろがねの養成所に預けられていたエレオノールに秘密裏に接触して洗脳を開始する。
更に自分の新しい肉体として選抜した勝を養子として迎え、着実に計画を遂行していった。

正二とギイが全てに気づいた時には既に事態は手遅れになっていて、遂に黒賀村で貞義と激突。
黒賀村にゾナハ病を振りまかれた事を知った正二はやられたフリをしてゾナハ病にかかってしまった村人を救う為に血を限界まで抜き取った結果、勝編開始直前まで昏睡状態に陥ってしまう。

そして目覚めた正二はすぐさま策を練って勝へのダウンロードを開始していた貞義を高速道路上で襲撃、硫酸の溜まったトラックの中に貞義を突き落とすことに成功するも自身も落下した為、下半身を失う重傷を負ってしまう。



#center(){〜サーカス編〜}

培養液に浸かることで命を取り留めていた。
ギイと共に自身の資質を覚醒させ始めていた勝をダウンロードが成功し、貞義となってしまったという誤認から殺害しようとするも、勝の様子が一変し、[[白金>白金(からくりサーカス)]]の人生を語りだした為中断。
全てを語り終え、我に帰った勝をギイが殺害しようとするも[[フェイスレス>フェイスレス司令]]に襲撃されて培養液のガラスを破壊されてしまう。

その後、単独でフェイスレス一派を退けた勝にエレオノールを託して石化、粉々になって激動の人生を終える。

その後、あの世でずっと待ち続けていたアンジェリーナと再開し、彼の物語の幕は降りた。



良くも悪くも単純で豪快だが真っ直ぐな優しい人物で壮絶な経験をしてきた白銀やアンジェリーナ、親族から疎まれていた勝に多大な影響を与えた。
「しろがね」の呼び名を付けたのも彼である。

劇中では唯一ゾナハ病にかからずにしろがねになった人物である為他のしろがねと比べると真夜中のサーカスへの恨みは少ないようである。

戦闘方法もしろがねとしては珍しくマリオネットを使用せずに自身の剣術をメインに闘っている。(マリオネットの操作は可能)
黒賀村で単独でオートマータを殲滅したり、アクアウイタエによって正二の剣術を受け継いだ勝の描写を見る限りでは相当な腕の持ち主であった事が伺える。
また、彼の刀は特別性で自身のしろがねの血を剣に纏わせる事でオートマータに大ダメージを与える事が可能だった。
ちなみにこの刀はマリオネットの武器の試作品であり、後にマンバの毒牙の塔で実用化された。




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- 刀=武芸だからゴールデンルールにも引っ掛からないのかね  -- 名無しさん  (2013-09-06 20:59:27)
- 俺が長崎に引っ越すきっかけになった人  -- 名無しさん  (2014-05-04 21:58:03)
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