ハヤト・コバヤシ

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&font(#6495ED){登録日}:2012/03/19(月) 21:14:45
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ハヤト・コバヤシは[[機動戦士ガンダム]]、[[機動戦士Ζガンダム]]、[[機動戦士ガンダムΖΖ]]の登場人物。

【声】
鈴木清信
[[檜山修之]]([[劇場版Ζガンダム>機動戦士Ζガンダム A New Translation]])



*〇【人物】
[[一年戦争]]時のホワイトベースクルー。
その名の通り、日本人(育ちはサイド7)。

サイド7で暮らしていた頃、[[連邦軍>地球連邦(宇宙世紀)]]の施設が建設される事に伴い、立ち退きを強要された過去があり、父の[[テム・レイ]]が軍関係者である[[アムロ・レイ]]を嫌っていた。
[[幼なじみ]]の[[フラウ・ボゥ]]に好意を抱いていて、フラウがアムロに惹かれていた事にも気づいており、その事でアムロに対して嫉妬心を抱いていた。
しかしいざとなれば意外な根性を見せる事もある、良くも悪くも「普通の少年」と言えるだろう。
なお、[[カイ>カイ・シデン]]とは第1話以前から知り合いだったのか、それとも速攻打ち解けたのか「カイは大型特殊免許を持っている」という情報をなぜか知っていた。

特技は柔道で、リュウ([[劇場版>劇場版 機動戦士ガンダム]]ではアムロにも)に背負い投げを決めた事がある。
[[ORIGIN>機動戦士ガンダム THE ORIGIN]]では、カツ達に絡んで来た[[ジオン>ジオン公国軍]]の軍人(三人)を一人で撃退した。
またZガンダム時期には「ジュードー・コバヤシ」という[[偽名]]を名乗っていたらしい。

アムロに比べるとパイロット能力は低い物の、負傷して後退した際にホワイトベースの戦力が11%減少した事から、その成長がうかがえる。


体型は非常に小柄で、ノーマルスーツは子供用の物を着用していた。
体格故に、デフォルメフィギュア「ちまこれガンダム」ではリュウの頭に乗った姿が商品化されている。

[[グリプス戦役]]期には、ふくよかな体型になっている。
身長は[[カミーユ>カミーユ・ビダン]]と並ぶと比較的違和感は無い物の、アムロや[[クワトロ>クワトロ・バジーナ]]と並ぶと身長差が生じる。

[[ガンダムMk-Ⅱ]]で無断出撃したカツに対して鉄拳で修正を加える等、精神的にも大きく成長している。


サイド7で母親と避難する描写があったが、母親はそれ以降登場していない。
フラウ達が[[日本>日本国]]に移住した際、彼女達はハヤトの父親の実家に住んでいた。

ホワイトベースのクルー故に「一年戦争の英雄」として有名で、フラウとの結婚式には多くの報道陣が訪れた(ハヤト自身は厳かな式にしたかったらしい)。
因みに、[[ノア>ブライト・ノア]]夫妻の時も同様だった。

エゥーゴの地上支援組織のち地上部隊のカラバの立ち上げに関わったり、ベン・ウッダーにミライ親子(ついでにアムロも)が[[人質]]にされた際「アウドムラを明け渡すと見せ掛けて、その隙にMk-Ⅱに水中のMSを殲滅させる」という作戦を立てる等、組織マネジメント・指揮官・戦術家としては非常に優秀。


*〇活躍

【機動戦士ガンダム】
当時15歳。

サイド7に暮らしていたが、ジオン軍の進攻に伴いホワイトベースに避難した。
その後、[[ガンタンク]]のパイロット(砲手)を任される。

中盤、ガンタンクのメインパイロットだった[[リュウ・ホセイ]]がコアファイターでマゼラトップに特攻して戦死。
劇場版ではこの際、「リュウを止めなかったから」という事でアムロに殴られ、取っ組み合いになった([[ORIGIN>機動戦士ガンダム THE ORIGIN]]では号泣したから殴られた)
リュウの死後、ガンタンクは一人用に改造され、ガンタンクのメインパイロットになる。

劇場版では、ガンタンクがジャブローで降ろされた事に伴い、宇宙に上がってからは[[ガンキャノン]]109のパイロットを勤める。

ソロモン攻略戦で、コックピットに至近攻撃を受けた事で負傷して戦線を離脱。
その際、看護を担当したフラウに対して、自身が抱いていた劣等感を全て打ち明ける。
その後は、フラウと親密になる。

[[ア・バオア・クー>ア・バオア・クー(機動戦士ガンダム)]]攻略戦では、白兵戦に参加。
その後、ホワイトベースの撃沈に伴い、ランチで全乗組員と脱出。一年戦争を生き残る。



【機動戦士Ζガンダム】
当時23歳。

一年戦争後も連邦軍に残り、16歳でケネディの戦争博物館(劇場版に基づいた「デイアフタートゥモロー」ではケネディ宇宙博物館)の館長を任される。
閑職も良いところでこのような扱いが後の行動につながる事となる。
とはいえデイアフタートゥモローによると「展示しているガンキャノンのコクピットをわざわざコアブロックシステムにしている」等、館長の仕事自体は[[真面目>まじめ(真面目)]]にやっていたようだ。
またキッカに宛てた手紙によると「定年まで勤め上げた退役将校に与えられるような名誉職を16歳の子供に与えるほどホワイトベースという艦は特別」と述べており、不満はあれど納得はしていた。

終戦後にはフラウと結婚し、カツ、レツ、[[キッカ>キッカ・キタモト]]を引き取った。
デイアフタートゥモローでは、カラバに参加する1年半前に結婚式を挙げている。
また、フラウとの間に娘をもうけている。名前は不明。

カラバに参加する前はカツと口論になる事が多かった。

フラウとの結婚式の際に対面したカイ・シデンの言葉で、エゥーゴの支援組織「カラバ」への参加を決意する(同時にフラウに「子供を作ろう」と持ち掛けた)。
これに伴い、世界各地で[[ティターンズ]]に対する反対運動が増加する。


[[エゥーゴ]]がジャブローで[[ガルダ級>ガルダ級超大型輸送機]]「アウドムラ」を奪取した後、エゥーゴに合流。
その後、アウドムラの艦長に就任し、カラバの指揮を行う。

デイアフタートゥモローでは、カミーユが宇宙に上がった後に地球の[[ジオン残党>ジオン残党軍]]と結託する。
そして、カラバを指揮してジオン残党と共に地上のティターンズ勢力を壊滅させた。

また、劇場版でカットされた&font(#ff0000){ダカール演説をシャアの代わりに行った}(これに関しては[[賛否両論]])。
ちなみにこの時声優が鈴木氏から檜山氏に変更となった。
その為か以降のハヤトも鈴木氏は存命なのに声優が都度変更されている。



【機動戦士ガンダムΖΖ】
引き続きカラバのメンバーとして登場。
地上に降りたアーガマに協力し、ダカールを占拠した[[ネオ・ジオン]]軍に攻撃を仕掛ける。
その際、[[海]]を利用した戦術で相手を翻弄しており、あの[[ハマーン>ハマーン・カーン]]をして「大した手並みだ」と賞賛されている。

第35話でダブリンにコロニー落としをされた際には、市民の避難誘導を指揮。
ドダイ改に乗って戦闘にも参加し、[[ΖΖガンダム]]への合体を邪魔するラカン・ダカランの[[ザクⅢ>ザクⅢ/ザクⅢ改]]へ攻撃を仕掛けて[[合体]]の時間を作る。
しかし、反撃を受けて被弾し、墜落。最期はカツの声を聞きながら機体と運命を共にした。
(次回予告では「ハヤトさんも死んじゃうし…」とジュドーがしっかりネタバレをしているのは語り草)

ちなみに、貴重なガルダ級「アウドムラ」だが、その直後アウドムラのブリッジクルー達もコロニー落下の衝撃によって全滅。
ハヤトらアウドムラのクルー達に救われたダブリンの避難民達は、最終的にアウドムラに乗り移ったアーガマクルーの少年達に救助されることになった。
アウドムラのその後は不明である。


なお、ダブリンでの戦闘の前にはアーガマに乗艦し、死んだカツの部屋を訪れている。
その時の[[ブライト>ブライト・ノア]]との会話から、戦死したことは既に知っていたようだが、フラウ達にはまだ話していないようである。


[[小説版>機動戦士ガンダム(小説版)]]では戦闘機でアムロのシュツルム・ディアスと共にノルウェーの宇宙基地を襲撃してきた[[プルツー]]の[[サイコガンダムMk-Ⅱ]]と交戦。
頭だけになったサイコMk-Ⅱが[[ジュドー>ジュドー・アーシタ]]達の乗るシャトルを破壊しようとしたところを体当たりして止めたが、自身も死亡してしまった。
この時、居合わせたアムロが一年戦争から幾多の戦いを共に潜り抜けた戦友の、あまりに呆気ない死に絶句していた。

それでもハヤトは2人にとってはいつまでも「戦友」であり、自らの名前が使えない状況では彼の名前を拝借する事もあったらしい。


【機動戦士ガンダム ピューリッツァー -アムロ・レイは極光の彼方へ-】
時系列的には[[シャアの反乱>機動戦士ガンダム 逆襲のシャア]]より1年半後なので既に死亡済み。
しかし義理の娘である[[キッカ>キッカ・キタモト]]に宛てた手紙が登場。
そこに書かれていたのは娘への理解を示しながらも「誰かに頼ることをためらってはならない」というアドバイスであった。
この手紙と、フラウの持ってきた「連絡先」により、キッカは「アムロ・レイ」を知るための行動に出るのであった。


*〇[[ゲーム]]での活躍
【[[スーパーロボット大戦シリーズ]]】
基本的にはZの姿で登場するため、アムロやブライトほどは出ないが、[[カイ>カイ・シデン]]や[[セイラ>セイラ・マス]]よりは出番がある。


【ギレンの野望シリーズ】
最初は戦闘力は低め・・・とはいっても[[ジーンやデニム>ジーン/デニム/スレンダー(機動戦士ガンダム)]]といった最低クラスのネームドがだいぶん育った時の強さはあり、最終的には全部十台前半ぐらいにはなる。
そして、後年カラバに参加し指導者クラスになったことから指揮や魅力がぐんぐん上がるが、一年戦争バージョンにしろエゥーゴバージョンにしろ階級が低すぎるのがネック。せめてカラバの指導者になった手腕を吟味してエゥーゴバージョンでは少佐になってくれればよかったのだが・・・。

【Gジェネレーションシリーズ】
ストーリー制のナンバリングのうち、NEOとDSでは大人バージョンで登場する。

乗機はアウドムラで地上にいる間の自軍の援軍的ポジにいることが多い。


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- スパロボOEではケロロ軍曹にガンタンクの整理などを手伝ってもらってるらしい  -- 名無しさん  (2013-09-11 15:18:53)
- やっぱり新訳Ζ~逆シャアの流れでも戦死しちゃうのかな  -- 名無しさん  (2014-05-01 10:40:29)
- ハヤトはブライト艦長を手本にしてるのがよく分かる。  -- 名無しさん  (2014-05-01 11:12:52)
- ラカンが憎かった、セイラさんと再会したハヤトさんを見たかったのに。  -- 名無しさん  (2014-06-08 21:27:33)
- ハヤトの乗ったガンタンクの戦力は11%らしい。高いのか低いのか分からん。  -- 名無しさん  (2014-10-08 20:23:14)
- リアルロボット戦線では、初代設定でタンクに乗って登場するが、ルート次第では格納庫でタンクもろとも爆死、そしてアムロが現実逃避して脱走する。  -- 名無しさん  (2015-04-17 01:01:11)
- ↑×2 なんかで「戦力というのは2割失えば壊滅と同義」と聞いたことがあるから、11%というのはかなり高いんじゃないかな?失えば単純計算で半壊相当ってことになるし  -- 名無しさん  (2015-04-17 01:27:07)
- スパロボでは3次で初登場、でも必ず途中で離脱する。カツと顔を合わせるとアレだからか?でもフラウはその後もオペレーターとして何食わぬ顔で出ているが。  -- 名無しさん  (2015-04-17 12:41:09)
- 小説版逆シャアではアムロが偽名でハヤト・コバヤシと名乗る  -- 名無しさん  (2015-04-17 13:34:13)
- 本来はそもそもZの時点で死ぬ予定だったんだとか。あと最序盤のアムロに対する態度は嫌ってたと言うほどじゃないんじゃない?親が軍関係者で面倒事持ち込んだから良い感情は持ってなかったのは事実だけど  -- 名無しさん  (2015-05-30 22:14:05)
- 劇場版では、檜山ボイスでかっこよくなりすぎ。  -- 名無しさん  (2017-03-26 11:17:55)
- スパロボMXとⅤでは多分生き残ってそう  -- 名無しさん  (2017-11-19 08:04:31)
- なにげに組織マネジメント能力はWBクルーの中でも一番高かったりする。ブライトは与えられた戦力の運営能力は高いものの、Z時代のハヤトのような根回ししての戦力調達はムリ  -- 名無しさん  (2020-05-12 18:04:55)
- ザビ家への復讐という目的があったにせよジオンに加担していたシャアより、伝説になったWB隊(体制側)のクルーが正面切って体制側を批判する方が好感触な人もいるんじゃないだろうか  -- 名無しさん  (2021-06-15 19:02:03)
- 続編のZになってからが活躍してるのが面白い。初代だとどんどん影が薄くなっていく  -- 名無しさん  (2021-07-08 12:13:28)
- ZZで出てきた時は喜んだが、あっさり死んで唖然としたのは覚えてる  -- 名無しさん  (2021-11-29 10:22:09)
- スパロボではαシリーズ以降は裏方として出番が多かったりガンタンクが強かったりとカイより目立つ。特にOEはゲームバランスの関係でNEOのゲッター3よろしく大活躍できる。  -- 名無しさん  (2022-10-12 19:10:47)
- タンクに乗る柔道家、パイロットから司令官に転向、最初の三人組で一番先に死亡、巴武蔵と似たような経歴やってる  -- 名無しさん  (2023-08-15 20:47:42)
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