同音異義語

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同音異義語」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/03/22(木) 00:13:55
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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#center(){
「この項目を覗いたが百年目!」



&font(#ff0000){「貴様との再開、実に待ち侘びたぞ!!」}

&font(#ffdc00){「ほう。以外だな――この俺もさ!」}





&font(#008000){&bold(){「い や お か し い だ ろ !!!」}}










&font(#0000ff){&bold(){同 音 異 義 語}}
&font(#0000ff){&bold(){h o m o n y m s}}
}


同音異義語とは、2つ以上意味が異なり、かつ読みの音が同じ語句のことである。

ear(&font(#ff7800){「耳」}と&font(#b8d200){「穂」})のように語源の異なる2語が同音になっているものもあれば、
metal&font(#808080){「金属」}とmettle&font(#afdfe4){「気性」}のように語源を同じくする単語が綴りまで分かれてしまっているものもある。

意味としての違いは天の川銀河を横断してもまだ遠い。
イントネーションまで違うものすら存在する。
早い話がたまたまこうなっているだけ。

以下は関連するアレコレ雑多な四方山。





◆同綴同音異義語
音だけでなく綴りも同じもの。
英語にも“bear”(&font(#994c00){「熊」}と&font(#008cff){「運ぶ」})などのような例がある。

#center(){“A bear bears a lot of beer.”}
#center(){『熊が沢山のビールを運んでいます』}

#aa(){  ∩___∩ ビールくらい
  |ノ   ヽ 奢ってやんよ!
  / ●  ●| =c日≡c日=c日
 |  (_●_)ミ =c日≡c日=c日
 彡、 |∪| 、`\ =c日≡c日=c日
`/ __ヽノ /> ) =c日≡c日=c日
(___)__/(_/ババババババババ!!
}


◆異綴同音異義語
音は同じだが綴りが違うもの。
語彙の多様性に富むことで有名な日本語の極端な場合では、動詞の「たつ」だけでもこんなにある。

#center(){&font(#ffdc00){「立つ」}&font(#ff0000){「絶つ」}&font(#0000ff){「建つ」}&font(#808080){「経つ」}}
#center(){&font(#008000){「断つ」}&font(#994c00){「裁つ」}&font(#ff7800){「発つ」}&font(#f09199){「起つ」}}

おまけに2012年は&font(#b8d200){「辰」}年である。
ただし、名詞の&font(#b8d200){「辰」「竜」「龍」}はいずれも同じく“dragon”を差す。


◆多義語との違い
多義語とは、2つ以上の異なる意味を持つ同一の単語のこと。
各意味に共通の特徴があって初めて同じ単語として認められる。
#center(){
&font(#ffb74c){足・脚}
①動物が歩行に使う下肢部
②形や位置が①に似るもの
③用途が①と同様に移動用
}

共通する特徴が無い場合は同音異義語になってしまう。

#center(){人間は考える&font(#008000){葦}である。}

パスカルさんの至言を使ってもこの通り、&font(#ffb74c){足}と&font(#008000){葦}とでは意味がまるで違う。


◆同音衝突
同音異義語が同じ文脈の中で使用されることで、受け取り手に意味上の混乱が起こってしまう。

「いとはなかかね?」(※糸はある?)
「いとかよー」(※痛いです)
「いとはなかかね?」(※痛くはない?)
「いとはなかとよー」(※糸はありません)

この事態を&font(#008cff){『同音衝突』}という。
これを避けるためにどちらかの単語を一般使用から排除したり、発音を変えたりすることもある。

#center(){[[「私立」と「市立」>天谷吏人]]}

どちらも「しりつ」だったのを&font(#ff0000){「わたくしりつ」}と&font(#0000ff){「いちりつ」}に分けて使っている。


◆掛詞
同音異義語を利用して1つの語句に2つ以上の意味を持たせる、古代日本人が生んだ雅で風流な修辞法。
ぶっちゃけただの駄洒落である。
和歌や俳句を初めとして、主に韻文に用いられる。

#center(){私、&font(#ff7800){待つ}わ。あの&font(#994c00){松}の下で。}

日本語の複雑さややこしさは平安時代から変わらないらしい。
結果、古文を習う現代の中高生を今なお苦しめる悩みの種になっている。


◆昨今で特に間違われている例
近年、日本語の同音異義語の誤用がそこかしこで散見している。
ネット上だけでなく、時には公的な場でも発生しており、最早若者に限った問題でなくなって来つつある。
誤用というより誤字や誤植ってパターンの人の方が多いかもしれないけど。

・&font(#ff0000){「意外」}と&font(#008000){「以外」}
平成生まれの20代、PC使用者に多い。
携帯やPCの文面で打ち込んだ際に見直さないまま送信するからこうなる。
合ってるのは「外」、つまり何らかの範疇でないということだけである。
&font(#ff0000){「意外」}…自分が思っていたことと現実とが食い違い、想定の範囲内でなかったことを示す。思いの外、案外。
&font(#008000){「以外」}…あるものを除く他のもの。その他。エトセトラ。

・&font(#0000ff){「再開」}と&font(#ffb74c){「再会」}
これまた平成生まれに多い間違い。
間違われる理由も意味の違いも既に記したものとほぼ同じ。
イントネーションまで似ているのだから性質が悪い。
しかし3文字にまで渡る「最下位」とは流石に間違うことはない……はず。
&font(#0000ff){「再開」}…一旦中断していた作業や物事を再び始めること。
&font(#ffb74c){「再会」}…別れていた者同士が再び出会うこと。
ここアニヲタwikiにおいては、上記の2つよりも頻発しているかもしれない。










追記・修正は書き込んだ文章に間違いが無いかよく見直し、確認と推敲を抜かりなく行ってからお願いします。

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#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 日本語って難しい…  -- 名無しさん  (2014-03-21 15:11:53)
- 謎かけには役立つよね  -- 名無しさん  (2014-03-21 16:30:05)
- この項目を覗いたが百年目 は合ってる のかな(自信無し)  -- 名無しさん  (2014-03-21 16:34:46)
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