サニー・サイド・アップ/Sunny Side Up(MtG)

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サニー・サイド・アップ/Sunny Side Up(MtG)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/07/09(月) 19:02:51
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&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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&font(#0000ff){代価がどんなに高くても、どうしても知識が欲しいのかい。} 

#right(){&font(#0000ff){――― ガラス吹き工の親方ウォトニク}}


サニー・サイド・アップ/Sunny Side Upとはマジック・ザ・ギャザリングに置けるコンボデッキの一つ。
時のらせんブロック参入後、当時のエクステンデット環境にて構築された。
デッキ名は片面の目玉焼きの意。その由来どおり、「卵」と名の付くアーティファクトを用いる。
また、SunnyとSunriseでキーパーツである「第二の日の出」とも掛けているのかもしれない。

先に言っておくが、紛れも無い[[ソリティア]]デッキであり、その一人遊びっぷりは「パズルゲーム」と言っても差し支え無いレベル。
しかし各カードを歯車のように緻密に組み合わせた無駄の無さ、美しさは[[プロスブルーム>プロスブルーム/ProsBloom(MtG)]]に勝るとも劣らない。

ある当時の強豪プレイヤー曰く、「現在のマジックシーンにおいてもっともプレイが難しく、もっとも美しいデッキ」、また[[さまようもの]]でお馴染みの浅原晃氏は「一人回しデッキとしては最高峰で1日くらいは簡単に潰れます」と評している。

 
<主要パーツ>
■&font(#808080){Second Sunrise / 第二の日の出 (1)(白)(白)}
インスタント
各プレイヤーは、このターン戦場から自分の墓地に置かれたアーティファクト、クリーチャー、エンチャント、土地カードをすべて戦場に戻す。

■&font(#808080){Skycloud Egg / スカイクラウドの卵 (1)}
アーティファクト
(2),(T),スカイクラウドの卵を生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに(白)(青)を加える。カードを1枚引く。

■&font(#808080){Lotus Bloom / 睡蓮の花}
アーティファクト
待機3 ― (0)
(T),睡蓮の花を生け贄に捧げる:あなたのマナ・プールに好きな色1色のマナ3点を加える。

■&font(#808080){Conjurer's Bauble / 妖術師のガラクタ (1)}
アーティファクト
(T),妖術師のガラクタを生け贄に捧げる:あなたの墓地にある最大1枚までのカードを対象とする。それをあなたのライブラリーの一番下に置く。カードを1枚引く。

 
上記のほか、生贄に捧げることでマナを生み出したり、同時にドローできる軽量アーティファクトを山のように搭載する。
 
<デッキの動き>
1.生贄に捧げることでドローしたりマナを生み出せる軽量パーマネントを大量展開し、それらの能力を起動。
2.第二の日の出を唱えて、それらをアンタップ状態で戦場に回収。
3.戻ってきたドローパーツとマナパーツを再度起動、増えたマナでドローした中からドローパーツとマナパーツを更に次々と展開。
4.サーチ呪文で日の出を回収して2に戻り、これをライブラリーが引ききれるくらいまで繰り返す。
5.デッキ枚数が0になった状態で妖術師のガラクタで日の出をデッキに戻すことで、無限にこの手順を繰り返せるようになる(=無限マナ・無限ストーム)
6.あとはお好みX火力でもストーム呪文でも呪文爆弾でも好きな手段でトドメを刺す。

 
<デッキの欠点>
デッキを回す動きがシビアであり、手順を誤ったりドロー運が悪いとすぐさまコンボがストップしてしまう。また、ソリティアとしての工程が複雑で非常に長い時間がかかってしまい、20分以上かけて延々と一人回しを行った挙句、コンボがストップしてしまったりしたら相手も自分もやる気デストラクションである。
さらに、相手からの対策では第二の日の出の追放、マナコストの増加、起動型能力対策、墓地対策など、無数に対策が存在する。

 
<現在>
デッキ名の由来である「卵」アーティファクトがレガシー以下の環境でしか使用できない為、現在はそれらのエターナル環境でしか純正の構築はできない。

モダン環境では「有毒の蘇生/Noxious Revival」、「秋の際/Edge of Autumn」、「他所のフラスコ/Elsewhere Flask」などの代用パーツを用いた新生サニーサイドアップが研究されている。
ナチュラルにデッキが空になるため、「研究室の偏執狂/Laboratory Maniac」と組み合わせることで特殊勝利を狙った型も。
 


追記・修正は目玉焼きを焼きながらお願いします。


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