死喰い人(デス・イーター)

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死喰い人(デス・イーター)はハリー・ポッターシリーズに登場する魔法使いの集団及び個人を指す。


[[ヴォルデモート卿>名前を言ってはいけないあの人]]に忠誠を誓った闇の魔法使いたちを指す呼称であり、
純血主義を標榜し、反対勢力やマグル生まれの魔法使い及びマグルへの破壊活動を行うテロリスト集団である。

メンバーは概ね純血若しくは半純血の魔法使いで構成されており、その大半がホグワーツ魔法魔術学校のスリザリン寮出身である。

メンバーの詳細については[[死喰い人(メンバー一覧)]]を参照。


ルシウス・マルフォイのような純血主義思想を持つ差別主義者や、ベラトリックス・レストレンジのような闇の帝王のカリスマに惹かれる者、
ピーター・ペティグリューのような恐怖心から従う者が集まっている。
 
ヴォルデモートの寵愛を受けようと必死になっているが、ヴォルデモート本人からは敵と同様に情け容赦なく扱われており、
彼の機嫌が悪ければ八つ当たりで殺されることも(運が良ければ拷問で済む)。

第一次・第二次を通してヴォルデモートの全盛時代には許されざる呪文を始めとする闇の魔術を多様し、魔法界を恐怖に陥れる。

死喰い人になることは優れた闇の魔法使いになったことを意味するとされ、魔法界では主君に次ぐ恐怖の対象とされている…はずなのだが、
作中ではほとんどいいところがない。

特に魔法省神秘部の戦いにおいては12人も集まって自分たちの半分の人数しかいない14、5歳の子どもの制圧にやたら手こずり、
そのせいで不死鳥の騎士団やダンブルドアが加勢に来てしまい、ご主人様に救出されたベラトリックス以外は全員逮捕という情けない結果に。

正直なところ、呼称から想起される「闇の魔術を極めた魔人」等という類のものでは無く、
常人は敢えて破らない禁忌を節操なく犯す、ヴォルデモートという強者につくコバンザメが殆ど。
本当に有能と言えるのはダンブルドアさえ物語終盤まで騙し通し、闇の帝王復活の下準備を完遂したクラウチ・ジュニアやセブルス・スネイプ、
ベラトリックス・レストレンジくらいのものだろう。

血統ばかり気にして能力で選ばないからこんなことに……ん?誰か来たみたいだな。

でもまあいいや。

おそらく、優秀なヤツらの多くは最初にヴォルデモート陣営と騎士団や闇祓いが戦った時に戦死したんだろう。たぶん。
またルシウスも学生時代は優秀であったようなので、長い間実戦から遠ざかっていた関係もあるのかもしれない。OBと現役ならそりゃ現役のほうが普通強い。


死喰い人の歴史はヴォルデモートがホグワーツ在学中に献身的な「友人」を取り巻きにしたことから始まる。

ヴォルデモート自身は彼らに友情を感じたことはただの一度もなかったが、
トム・リドルの下には保護を求める弱い者や、おこぼれに与ろうとする野心家、彼の強いカリスマに惹かれた乱暴者などが集まった。

他の生徒に対して悪行を重ね陰湿な事件を起こしていたが、ヴォルデモートに厳重に管理されていたため一度も明るみに出ることはなかった。

彼らの中の数人がホグワーツ卒業後に最初の死喰い人となっている。
 
死喰い人に一度なったら最後、死ぬまでヴォルデモートに服従することになり、逃げ出した者には死が待っている。

元死喰い人のイゴール・カルカロフは多くの仲間を魔法省に売ったことから復讐を恐れて逃亡したが、約一年後に死体となって発見された。

カルカロフのように仲間を売る死喰い人が出ても一網打尽にされないように、死喰い人全員を把握しているのはヴォルデモートのみとなっている。
 
死喰い人を語る上では闇の印の話題も外せないだろう。

形は口から蛇が舌のように這い出ている緑色の髑髏のマーク。

「モースモードル」という呪文を唱えると、空に巨大な闇の印が打ち上がる。

死喰い人が破壊活動を行う際に上空に打ち上げるため、イギリス魔法界ではヴォルデモートの名前と並んで恐怖の対象とされている。

闇の印はメンバーの左腕の内側にも刻まれており、それが互いを見分ける手段となっている。

ヴォルデモートがメンバーの誰かの印に触れると他のメンバーの印が発熱する仕組みとなっており、それが召集の合図となっている。

闇の印はヴォルデモート卿から直接触れられるとかなりの痛みを伴うらしく、
四巻の炎のゴブレットでヴォルデモートが復活した直後にワームテールが印に触れられた際には叫び声をあげていた。
 
闇の印を刻印されることは死喰い人にとって最高の名誉であり、印を与えられるにはヴォルデモート本人に認められなければならない。

そのため、狼人間のフェンリール・グレイバックなどのように死喰い人のローブを纏うことは許されるが、闇の印は与えられていないという者も存在する。

ハーマイオニー・グレンジャーはこの闇の印の仕組みに着想を得て、
ダンブルドア軍団の秘密の連絡手段に「変幻自在の術」をかけた偽のガリオン金貨を考案した。



余談だが、作者によればマグル生まれのメンバーも少数ながらいるらしい。

また、純血であるように装っているがスネイプを筆頭に大半のメンバーが半純血である。

まあ、ご主人様も半純血だから恥じることはない。



追記・修正は闇の帝王に忠誠を誓った方がお願いします。

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- 「死の秘宝」時点の戦力は &br()・存命中のメンバー(恐らく全員) &br()・イギリス中の吸魂鬼・アラゴグの子孫の巨大蜘蛛達 &br()・グレイバック等狼人間 &br()・グロウプ以外の巨人族達 &br()・亡者の軍隊(レギュラス含む) &br()・シックネス等服従の呪文による傀儡 &br()・マルシベール他、人拐い(映画版) &br()等。携帯で書いたから読み難かったらスマソ  -- 名無しさん  (2013-07-20 21:27:11)
- しかしいくら血統重視とは言えヘタレが大杉やしないか…? 敵対勢力迫害の巧さとかが評価されてるんだろうか…  -- 名無しさん  (2013-08-11 17:07:07)
- ヴォルデモートが一回倒れた時にヤバそうな奴は一緒に討たれたんじゃないかな  -- 名無しさん  (2013-08-11 17:11:33)
- というかそもそも年下の子供にやられたというがその年下の子供が結構強かったていうことかもしれないし。一般的な魔術師は何かホグワーツで習う簡単なことが出来ないとか言われててそこをウィーズリー製品で補うって設定があったきがする。  -- 名無しさん  (2013-08-30 22:45:29)
- まぁこいつら純血主義じゃなくてただ魔法使える俺たちすげぇとよっているだけの連中だろ。魔法としかすがるものしかないというコンプレックスの裏返しだろ  -- 名無しさん  (2013-08-30 22:58:38)
- 映画版じゃ炎の(ryの「ちょっと危ないカルト教団」程度の描写から誰が想像出来ただろうか、死の(ryの人獣混成の魑魅魍魎軍団を。  -- 名無しさん  (2013-09-11 18:22:33)
- 2↑ マグル世界のレイシストと比べても妙にリアルだよね  -- 名無しさん  (2013-09-14 07:29:59)
- ↑×4 幹部含めた敵の2倍の人数で出動して、DAとかいう防衛術同好会でちょっと鍛えただけの中学生くらいの子供も倒せないような連中じゃなぁ・・・そこいらで小遣い稼ぎしてるヤクザ連中のほうがよっぽど脅威だわ。  -- 名無しさん  (2013-11-17 00:38:40)
- ルシウスは子供産まれて完全に守りに入った感がある。てかマルフォイ家は結果的にホント上手く立ち回ったよなぁ…まさに蛇だ。  -- 名無しさん  (2013-11-17 00:50:38)
- 忠誠心と根性を併せ持った連中は一度目の失墜時に最後まで抵抗しただろうからなあ  -- 名無しさん  (2013-11-27 14:36:25)
- というか、日和ってない奴はアズカバン行きか戦死してるし  -- 名無しさん  (2013-12-11 21:45:09)
- そもそも大して強くないとは言われるし、実際その通りだが、この大したことの無い連中にほぼ全権を掌握される魔法界って一体何なの?  -- 名無しさん  (2014-01-05 10:41:42)
- ↑両陣営とも真実薬という便利な代物があるのに裏切り者を一切見抜けない無能集団ですし  -- 名無しさん  (2014-01-15 01:09:06)
- ワームテールが裏切った件について、闇の印がついていないか調べるか、ダンブルドアの開心術か、真実薬使えば裏切り者見抜けたじゃん!って思う。  -- 名無しさん  (2014-01-15 22:54:52)
- ↑闇の印がうんぬんかんぬん以前にワームテールはシリウスに木端微塵にされて肉体の欠片も残ってない設定とかだったような。だから裏切り者とか情報とかは引き出せない前提な気がする。つぅか真実薬はスネイプレベルの奴がいないと簡単に作れる代物でも無いような・・・それとデスイーターはヴォルが裏切り者対策でヴォル以外は組織の全容を知らないはず  -- 名無しさん  (2014-01-15 23:25:41)
- ↑シリウスの裁判の話じゃねーの?  -- 名無しさん  (2014-01-15 23:30:57)
- ↑そうなのか?あかんな、どうにも細かく覚えていない・・・  -- 名無しさん  (2014-01-15 23:33:35)
- ポッター夫妻が殺される前にヴォルデモートに情報流していた裏切り者を見つける手段もあったんじゃないか?ということ。その例が闇の印ないか調べるとか、ダンブルドアに開心術してもらうとかいうことね。騎士団側には超疑り深いムーディもいたんだし、どうして裏切り者見抜けなかったのか不思議。  -- 名無しさん  (2014-01-16 20:03:59)
- そもそもシリウスに限らず真実薬なりタイムターナーなり使えば刑事事件の全容なんてあっさり解明できるんだから、あんな魔法省大臣がわざわざ顔を出すような仰々しい裁判いらんだろと。  -- 名無しさん  (2014-01-18 09:50:14)
- 首領が手下に恐怖政治しすぎたり、仲間同士を知り合いにさせなかったりしているので、忠誠心や一致団結感が薄いのが敗因の一つという印象。首領がやられると総崩れするあたり、騎士団やダンブルドア軍団との明暗が分かれた。  -- 名無しさん  (2014-02-01 16:52:35)
- ベラ様と偽ムーディが突出してるくらいで他がなっさけなくて困る  -- 名無しさん  (2014-02-21 21:08:58)
- 作中描写見る限りパパフォイも結構強そうなんだけどね。いかんせん家族愛>>>>>忠誠心だったから  -- 名無しさん  (2014-05-04 00:15:55)
- ルシウスはやっぱり罪逃れすぎだと思うんだよね。5巻までの悪行の印象が悪すぎて、最後に家族愛見せたからって無罪にしていいのかと思った  -- 名無しさん  (2014-05-05 23:00:52)
- ↑隠居とか罰金刑くらいはくらってほしいな  -- 名無しさん  (2014-05-26 00:32:45)
- 他の生徒に対して悪行を重ね、陰湿な事件を起こしていたが、ヴォルデモートに厳重に管理されていたため、一度も明るみに出ることはなかった。って明るみにだして少年院なりアズカバンなり然るべきところに入れなくてよかったのか。光側も闇側も何がしたいかさっぱり分からん。  -- 名無しさん  (2014-08-20 15:22:35)
- 設定と実力が釣り合ってない   例のあの人がお辞儀をしないレベル  -- 名無しさん  (2014-08-20 16:45:52)
- ↑↑ダンブルドアと読み間違えてた。ヴォルデモートが管理していたのならそりゃあ明るみにでないにきまってるw  -- 名無しさん  (2014-08-20 17:28:53)
- アブタ・ケタブラを撃てる時点でルシウスの魔力は相当なもの。五巻でもベラ様の魔法を無理矢理ねじ曲げるという荒業をできるくらいにはできる人……のはずなんだが、戦績を見るにフォイと同じく適当にマグル虐めをしていたいだけという小物だからな。  -- 名無しさん  (2014-09-02 00:01:47)
- 強いか弱いか以前に、ボスが半純潔であるくせに「純潔至上主義(笑)」を掲げている時点で、滑稽な集団だよな。  -- 名無しさん  (2015-02-08 18:44:00)
- デス・イーターの中でも変な純血種思想に取りつかれなければ将来明るかったろうに・・・と思えるメンバーってクラウチ、レギュラス、スネイプくらいしかいないんだよね  -- 名無しさん  (2015-03-08 01:12:55)
- なんかの設定で「魔法界には本当の純血一族は既に存在しない」ってあったな。基本的に親戚ばっかりで皆どこかでマグルの血混じってるのを勘当で誤魔化してるだけとか  -- 名無しさん  (2015-04-08 03:37:57)
- そもそもベリタセラムは魔法省が使用や所持を制限したり 幸運薬を調合できるナメクジ爺が高度な魔法薬として紹介したり 魔法薬学の天才である蝙蝠親父にすら調合に手間が掛かると言わしめた代物だから そうそうフォイフォイ使えるものじゃない  -- 名無しさん  (2015-04-08 07:56:33)
- ゴットをイーターしたい  -- 名無しさん  (2015-04-08 08:44:40)
- ↑2 アンブリッジが同好会燻り出しなんかに使いまくってる時点でなぁ  -- 名無しさん  (2015-05-17 14:10:01)
- 日本の作品ならルシウスが中盤で死んでクラウチジュニアが最終巻まで強敵として立ちふさがる展開になったと思う。つーかルックス性格能力過去どれをとってもカッコ良いキャラだったのに登場巻で死亡とか勿体なかった  -- 名無しさん  (2015-05-31 10:00:07)
- ↑2 天才級の魔法薬専門家がいてしかも真実薬をある程度貯蔵していてこそだからな  -- 名無しさん  (2015-05-31 10:26:22)
- ↑そうはいっても、スラグじいさんが高等な薬として紹介したってことは少なくともある程度は魔法界でも知れ渡るくらいの範囲で流通してるわけで、スネイプ以外にも作れる人はいるはず。それなのに死喰い人の裁判みたいな魔法界を揺るがす重要な一件で使わないのはやっぱりおかしいわけで  -- 名無しさん  (2015-06-03 23:49:52)
- ↑効果が便利すぎる道具を何の制限もなしにしていたらそら矛盾も出てくる、まぁ、魔力が一定以上の人間には効果が芳しくないとかそんな設定があったとでも思おう  -- 名無しさん  (2015-06-17 10:35:57)
- 真実薬は作者の気の迷いってことにしておこう。当時あの人の右腕とまで言われたシリウスに使わないのは後付け以外に整合化出来ない。シリウス自身それの使用を望んだろうし  -- 名無しさん  (2015-06-17 10:51:18)
- ↑真実薬は飲んだふりをする等して防ぐことができる(クラウチジュニアはノックアウト状態だったから飲ませられた)から裁判では使えない。チャンスがあればシリウスは裁判で真実薬を飲むことを希望しただろうけど、それでシリウスが真実を話してもクラウチシニアは絶対信用しなかっただろうって作者が公式HPで話してたぞ。  -- 名無しさん  (2015-06-17 11:10:06)
- ↑何だそのガバガバな言い逃れ…  -- 名無しさん  (2015-06-17 11:54:27)
- ↑4スネイプが「これを飲んだら闇の帝王ですら真実しかいえなくなる」とか言ってたからその線もかなり弱い ↑2シナリオの矛盾を気にしてフォローしたつもりなんだろうが、「作中キャラがアホだから使ってなかった」って言ってるも同然だな  -- 名無しさん  (2015-06-17 12:23:33)
- 真実薬は、不意打ちで飲ませないと杖を使わない無言呪文で簡単に対策できる脆弱性があったと補完してる。「対策せずに飲み込めば」闇の帝王でさえ真実しかしゃべれなくなるって感じで  -- 名無しさん  (2015-07-01 16:41:08)
- ↑身柄を拘束してやりたい放題できる状態なら不意打ちでも何でもできるだろうに。それこそ石化やら失神やらで強引に飲ませるとか。ていうかそんな強引な後付けするくらいなら本編でフォローしとけよと。  -- 名無しさん  (2015-07-04 14:08:56)
- ↑3ハリーを脅かすためにスネイプが話盛ったんじゃない?  -- 名無しさん  (2015-09-15 14:43:22)
- 真実薬を作ってもそれが本当に効果がある者なのか使わないとわからないから使いにくいとか?  -- 名無しさん  (2015-09-16 20:17:04)
- ドロホフは有能だよな?  -- 名無しさん  (2015-11-14 23:00:07)
- 真実薬を作れてもそいつが味方なのかどうかすらわからないから使えないとかそういう状態だったんじゃない?死喰い人連中が使わないのはわからないけど・・・  -- 名無しさん  (2016-03-25 02:27:37)
- 例えばだけど、現実に真実薬があったとして、それをカルト教団の裁判の時に幹部の人間に飲ませた結果「あの事件について私は何も知りませんでした」って証言しても信じる人間は殆どいないと思う。  -- 名無しさん  (2016-06-24 23:20:53)
- 後から後から貶められていく可哀想な高等魔法薬  -- 名無しさん  (2016-07-05 23:27:59)
- ↑2作中のルシウスやカルカロフみたいな幹部が「私は操られてただけなんです~。金は払うし死喰い人の情報売るから勘弁してください~」とか言っただけで無罪になるどころか政府の高官やら学校の校長になれてたのに、「真実薬を飲ませたからって信用できん!」がまかり通るほうがよっぽど不自然だと思う  -- 名無しさん  (2016-10-02 15:28:15)
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