真ゲッターロボ

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真ゲッターロボ」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2009/06/16(火) 23:13:34
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます

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&link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧
&tags()
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真ゲッターロボは、[[石川賢]]原作のロボット漫画作品群『[[ゲッターロボ・サーガ]]』に登場する、&bold(){三体のゲットマシンが合体して完成する[[巨大ロボット>巨大人型ロボット(兵器)]]}&bold(){&color(RED){「ゲッターロボ」}}の一体。

その旧来のデザインを近代的に洗練させ、なおかつダイナミックなケレン味を加えた秀逸なデザインと、劇中で見せた単なる&bold(){「強いロボット」}という記号を超えた存在。
&bold(){&color(LIMEGREEN){圧倒的な強さと存在感}}から、初代に負けず劣らずの人気・知名度を誇るシリーズを代表するゲッターのひとつである。


ちなみに項目を読めば化け物じみた性能を垣間見ると思うが、&bold(){これでも最強のゲッターロボというわけではない}。
[[何を言っているのかわからねーと思うが>あ…ありのまま今起こった事を話すぜ!]]、[[スケールの規模がぶっ飛んでる>ゲッターエンペラー]]から仕方ない。

まあでも安心してくれ、&bold(){依然としてまだ全然成長期だから}。


#openclose(show=●目次){
#contents()
}

*概要
初登場は漫画版[[『ゲッターロボ號』>ゲッターロボ號(漫画版)]]だが、同時期に発売したゲーム『[[第4次スーパーロボット大戦]]』で&bold(){&color(RED){機体のみのゲスト参戦}}((パイロットとなるのはTVアニメ版のゲッターチーム。「新スーパーロボット大戦」のようにキャラデザインが漫画風なのにCVはTVアニメ版、という変化球の参戦も。))という形で登場して以降、漫画やゲーム、OVA作品と言った多様なメディアで登場するようになった。
これらの作品はそれぞれ開発経緯やメカデザイン、武装や能力と言った細かい設定が異なるが、この項目では初登場の漫画版について説明する。


以下、ちらほらとネタバレを含みます。









*初登場時
漫画版では&bold(){&color(BLUE){「ゲッターロボ號」}}にて初登場。
その前日談である&bold(){&color(RED){「真ゲッターロボ」}}でも主役ロボとして活躍する。

ゲッター線研究の第一人者(…というかこの方以外に務まる人がいない)[[早乙女博士]]が作り上げた&bold(){&color(BLACK){『本当の』}}&bold(){&color(RED){ゲッターロボ。}}((なお、真ゲッターロボという呼称が決まったのは後続の作品群からで、当時は固有の名称もなく、単に「ゲッター」とだけ呼ばれていた。))
開発系統としては、戦闘用ゲッターロボの祖である[[ゲッターロボG>ゲッターロボG(機体)]]の[[後継機]]で、通算して三代目に当たる((これはあくまで実際に稼働にこぎつける段階に至った機体の中ではという意味で、裏では山のような失敗作や実戦に出せず仕舞いの試作型も存在する。それらの残骸は研究所の地下廃棄施設にびっしりと立ち並び、さながら「ゲッターの墓場」とでもいうべき様相を呈している。))。旧とGのいいとこ取りなデザインと性能を持つ。
真ゲッターは宇宙から降り注ぐ&bold(){&color(LIMEGREEN){謎の光体「ゲッター線」}}を無限に増幅させ、己のエネルギーに変えることができる新型のゲッター炉を持つ。
しかしそもそも自然に降り注ぐ[[ゲッター線]]が微量である為、超強化された真ゲッターの炉心を点火・起動させるに足るレベルまでエネルギーを満たすには時間がかかりすぎる。天然のゲッター線だけでチャージしてては3年かかるという有様だった。
そこで、現役を退いたゲッタードラゴンをエネルギー炉として改造した増幅装置としてゲッター線を供給することで何とか稼働させる事に成功。
しかし&color(#F54738){ゲッタードラゴンが暴発する寸前}まで増幅させても&bold(){50%に到達するのがやっと}というとんでもないエネルギーゲインを誇る。

……余談だが、この処置で機体全体がゲッター炉と化したゲッターロボGもこちらはこちらで進化と変異を加速させ、後に真ゲッターとは違うタイプの怪物と化す。


*能力・戦闘力
その力は旧来のゲッターロボとは比較にならぬ程強大で、初代[[ゲッターロボ>ゲッターロボ(機体)]]と[[ゲッターロボG>ゲッターロボG(機体)]]の2体掛かりで圧倒され倒せなかった敵を、&bold(){&color(RED){出力5分の1の状態で圧倒する程。}}
復活したブライ大帝がこのとき真ゲッターと戦っていたが、この異常なパワーを見て、&bold(){&color(INDIGO){『核』以上の悲劇になる}}と危惧していた。

また、大量のゲッター線をその身に宿しているためか、現状の科学的な常識には到底当てはまらない奇怪な現象を度々起こす。
搭乗者の身にも&bold(){&color(RED){遥か未来の[[ゲッターエンペラー]]の姿を夢に見せたり}}、&bold(){&color(RED){魂だけ未来の世界に飛ばしたり}}といった途方もない出来事が起こっている。
しかも、そもそもゲッターは心身両面で&bold(){&color(RED){普通の人間は乗れない}}というのが常識ではあるが、真ゲッターロボは&bold(){その度合いが特にきつい。}
ゲッター線の導きに応じられない弱者は搭乗者であろうと容赦なく淘汰され、&bold(){[[精神が退行して廃人になったり>ゼロシステム(新機動戦記ガンダムW)]]}、&bold(){&color(RED){ただ乗ってただけで死んだりする。}}
運良く乗れても状況次第で&bold(){&color(LIMEGREEN){機体に取り込まれて生だとか死だとかが関係ない境地に逝ってしまう。}}(逆にそうしないと超機動の慣性で死ぬ)
&bold(){ゲッターエネルギーの特性を限界まで高めた結果、戦闘力は究極だがその未知の側面までもが全開になってしまい、}
&bold(){近くにいるものを生物・無生物問わず侵食し超常現象をまき散らすようになった怪物、それが真ゲッターロボなのだ。}

このため、当初は力が必要であるからこれを用いるもやむなしと覚悟した[[一文字號]]も苦楽を共にした仲間を次々と異常な形で壊した真ゲッターを疑った。
一方、かつてのメインパイロットであった[[流竜馬]]は、最初はかつての惨劇や自分が垣間見た未来を危惧するあまりゲッターに乗ることを中々承諾しなかった。
しかしゲッターに乗るに連れその認識を改め、どこかそれまでの竜馬とは違う、静かに達観し、仏陀が悟りの境地を開いていくが如き変容を見せる。
これから起こる事柄を受容するような言動を取るようになり、やがて號もその流れに静かに合流していく…。
…と、竜馬も號も元は単純明快な熱い好漢だっただけに、その異常な早さで様変わりして順応していく様は異様ともとれる。
まるで彼らが&bold(){&color(LIMEGREEN){ゲッター線に洗脳されて常人の理解が及ばぬ境地にイってしまった}}ような不気味な感覚に襲われる者も。
更に問題なことに本領発揮するにつれて、&bold(){&color(GREEN){パイロットは機体と同化しもはや生体パーツと化してしまう。}}((この段階まで来ると完全にゲッター線とシンクロしており、同化した事への忌避感もなく受け入れる。真シャインスパークが使えるようになるのもこの辺りから。))


*封印、そして復活
ちなみに前日談&bold(){&color(RED){「真ゲッターロボ」}}ではまだそこまでの域に至っていなかった。
あくまでもゲッターロボGに置き換わる新しいゲッターロボという位置づけで、変形もそれまで通りの分離合体。
事故で骨折中の弁慶に代わる予備パイロットが乗っても心神喪失状態になったりしない、ただの強化新型…だったのだが、


ゲッタードラゴンのメルトダウン、[[早乙女研究所]]の崩壊などの事件の後、崩壊した早乙女研究所の奥深くに封印されることになる。((おそらく、上記のような経験を経てゲッター線に危険を感じ始めた竜馬の提案と考えられるが、結果的に15年かけてゲッター線を溜め込んで上記のような状態になったのでよかったのか悪かったのか…。))

しかし、その15年後。漫画「ゲッターロボ號」にて、迫りくる脅威に対抗する最後の手段として、その封印を解かれる。
最初こそ15年前の当初通りの性能((竜馬が操縦に違和感を訴えるなど異変の予兆はあった))だったが、乗り手の順応性が高まるに連れ後々化け物じみた性能((飛んできた核ミサイルを腹で受け止め、そのまま吸収したり、日本からシベリアまでの距離を数秒で移動する。などなど))を発揮するようになる。

この頃には&bold(){&color(LIMEGREEN){パイロットの感情をもエネルギーにする}}事で、そのパワーを建造時のスペック以上に上げ、しかも&bold(){その上限がない。}
そのため、&bold(){精神力・気力が高ければ高いほど無類の強さを発揮し、無尽蔵に無限の力を引き出す事ができ、比例してパイロットもゲッターと同化する。}
もうすでに人間が乗り込んで操縦できるようなレベルでないにも関わらず、號たちが自由自在にゲッターを駆れるのはこのため。
特に肉体を鍛えていない、子供の[[&bold(){&color(SEAGREEN){メシア・タイール}}>メシア・タイール]]((彼も温厚で聡明な少年なのだが、その言動の悟りっぷりは電波感MAXで見ようによってはシリーズでも特にぶっとんだ精神性の持ち主である。))が平然とゲットマシンに乗り込んでいたあたり、この境地に至るとフィジカルよりメンタルが重要なのだと思われる。
とはいえ、メンタルは問題ないがフィジカル面で大怪我を負い爆弾を抱えている人間などはやはり無理らしい。
過去の負傷によりゲッターの操縦が厳しい隼人にとっては致命傷になりかねない為、竜馬が隼人を置いてきぼりにした理由の一つになっている。
一方、ゲッターを心で動かせば動かすほど乗り手はゲッターと同化が進む。物理的にもそれが進行し、乗り手3人はメカニズム的にも真ゲッターの「根」が張っていった。

同化が進むと共に[[ゲッターチェンジ>可変機]]の方法も建造時のそれと変化。
オープンゲット→再合体の通常の手順を踏まずとも、合体した状態からそのまま別の形態へ&bold(){&color(LIMEGREEN){モーフィング変形}}する。
&bold(){真ゲッター1の胴体から真ゲッター2の上半身が「生えて」きてドリルアーム}
という光景は衝撃。この頃になるとあらゆるエネルギーも物質も自分として受け入れる「器」を持つようになっており、
フルパワーの真ゲッターはラストの台詞や描写から察するに
&bold(){&color(LIMEGREEN){宇宙にあって宇宙の中で創られたものは、全て真ゲッターを媒体として一つの空間に戻すことが出来る。}}
…もはや神の領域に踏み込んでいるといえよう。

つまり&bold(){&color(LIMEGREEN){宇宙の中で戦う限り真ゲッターはありとあらゆる物を吸収して無効化できる。}}

核もごらんの通り

&bold(){&color(RED){ウォォ、ゲッターが敵を食っちまってる~~っ!}}

最後は[[恐竜帝国]]の最終兵器、デビラ・ムウ等を丸ごと吸収して巨大化し、生命の種を広めるために火星へと飛び立っていった。
(この時、火星のテラフォーミングを一瞬でやってのけてる)
&bold(){&color(LIMEGREEN){誇張抜きで絵に描いたようなデウス・エクス・マキナといえる。}}

その後は行方不明だが、おそらくは研究所地下に沈み繭を作ったゲッターロボGが進化するのを待っているというのがファンの見解。
Gが二度の進化を遂げた姿である&bold(){&color(RED){ゲッター聖ドラゴン}}が火星に現れた後に、両機が融合して、[[ゲッターエンペラー]]への進化に至ると思われる。


*OVAにおける真ゲッター
・[[真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日]]
・[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]

上の説明は基本的に[[漫画版『號』>ゲッターロボ號(漫画版)]]準拠の設定であり、実はOVAにおける真ゲッターはそこまで化け物でもなかったりする。
普通に人が乗り降りできるし精神崩壊したりもしないし、勝手に動いたり核や敵やパイロットを生体パーツにして取り込んだりしない。
…&bold(){どれも人間が乗る機体として至極真っ当なこと}なのだが、改めて真ゲッターがどれだけヤバい機体なのかを思い知らされる。
それでも[[旧ゲッター>ゲッターロボ(機体)]]や[[ゲッターロボG>ゲッターロボG(機体)]]とは比較にならない強さを誇るが、あくまでも性能面での上位互換。
これは原作漫画版で『號』の前日譚である&bold(){&color(RED){「真ゲッターロボ」}}の設定を準拠した、覚醒前…いわば&bold(){『まだ眠っている状態』}に近い。
&bold(){…眠っているだけで劇中の性能で暴れまわる時点でやっぱりどうかしている。}
『チェンゲ』で覚醒したのは最後の最後、ファイナルゲッタートマホークで&b(){木星の衛星ごと}[[木星を飲み込んだ惑星サイズのコーウェン&スティンガー>コーウェン君&スティンガー君]]を両断した辺り。
ちなみに「ストナーサンシャイン」を初めて撃った際も覚醒っぽい演出に見えるが、後述のように&bold(){ボタン一つでポンポン撃てる兵器}である。
寝起きで木星をぶった切って、腕が無くなったから真ドラゴンと繋いで亜空間ごと敵を皆殺しにして別の時空に飛んで行ったのが『チェンゲ』の真ゲッター。
『ネオゲ』では更に熟睡状態なのか、真ゲッターの特徴でもある『瞳』すらない状態。それでも恐竜帝国を圧倒して見せている。
ただし復活してオーパーツの巨大要塞と融合した帝王ゴールには簡単に蹂躙されるなど、かなり弱い印象を受ける。ストナーサンシャインも撃たない。
だが撃墜寸前になって覚醒、寝てる間にボコボコにされた事で怒ったのか&bold(){&color(LIMEGREEN){速攻でパイロットを強制取り込み、ダメージ全回復。}}
後述の『神ゲッターロボ』になってラスボスを&bold(){武器でも何でもない素手の貫き手一発だけで瞬殺した}のが『ネオゲ』の真ゲッター。
&bold(){眠っていても人間が乗れる機体としては最強戦力、&color(#F54738){覚醒しちゃうと全てが終わる}}ので、物語の都合上眠っていて頂いているといったところか。



*各形態の説明

**&bold(){&color(RED){真ゲッター1}}
全長:55m
重量:290t(ネオゲでは220t)
出力:∞
飛行速度:亜光速(慣性・重力無効)

上から真イーグル号、真ジャガー号、真ベアー号の順番で[[合体]]した姿。真ゲッターロボの基本形態である。
OVA「世界最後の日」では、当初「真型ゲッター・シュナイダーV-1」という名前だったが監督交代によりなかったことにされている。
&bold(){&color(RED){初代ゲッター1}}を現在風に洗練させたようなデザインで、&bold(){&color(RED){真っ赤なボディ}}と尖った耳(角?)、&bold(){&color(INDIGO){巨大なウイング}}が特徴。
ゲッター1系統らしく特に空中での戦闘を得意とするが、地上戦も普通にこなせる。身の丈を越すトマホークをひっさげて戦場を飛翔する姿は&bold(){&color(RED){完全に[[&bold(){&color(RED){悪魔}}>悪魔]]。}}
パッと見は初代ゲッターの特徴が色濃いが、武装はゲッターG色が濃いなど、両機の血統を程よく受け継いでいる。
目に&bold(){「瞳」}があるのが特徴だが、感情を高めた號が一体化した際は、レンズ上のマスク部分の奥に人間のような鼻や口があるように描かれたコマもある。
その悪魔的なデザインが災いして、[[&bold(){本当に悪役として登場した事もある}>スーパーロボット大戦(小説)]]。デザインがデザインだけに違和感がまるでないのはどうなんだろうか。

ストナーサンシャインを始めとする、超強力な武装を有し、パワーはトップクラス。おまけにその気になれば亜光速で動けるのでスピードも申し分ない。
しかも慣性を無視して急制動が可能。ただしパイロットにG負担は掛かるので、融合してないと場合によっては死ぬ。
実は超光速まで出せるが、それをするとパイロットの意識が上述のように未来に行ってしまうので危険。(事実、あの竜馬でさえ一瞬死んでた)
…ぶっちゃけこいつだけいれば他の形態いらなくね?って感じもするし、実際『號』だとこいつだけ登場したようなものだが、&u(){実はそうもいかない}。
そもそも『號』での活躍は&bold(){&color(LIMEGREEN){ゲッターと同化状態}}でのものであり、そこまで行くと搭乗者は&u(){降りる事さえ不可能になる。}
&bold(){搭乗者を生体パーツにしない前提での運用}、という意味ではちゃんと分けないといけない。
(逆説的に言えばゲッター側から見ればパイロットは生体パーツとなってようやく本領発揮ということになる)

メインパイロットは[[流竜馬]]、[[一文字號]]、號(チェンゲ)。
漫画版ではいわゆる「[[ゲッターチーム]]」が綺麗に乗りこむ機会に乏しく、乗れる奴がとりあえず3人乗るといった状況に合わせての描写が目立つ。

***主な武装
****ゲッタートマホーク
基本的には機体全長を越す大きさの長柄・両刃の[[斧]]。
ゲッター線の出力によって形状は変化し、出力が一定以下だと片刃・短柄となり、高出力だと長柄・両刃となる。
肩から射出した後に刃が展開することで取り出すが、どう考えても機体に収まるサイズではないというのは今更だろう…。
そもそも出力で形状が変化したり無尽蔵に生み出せることを考えれば、恐らくこれもゲッター線で即時生成しているのだろう。
ここまでいくと、もはやトマホークってサイズじゃない!どっちかと言うと[[ハルバードやバルディッシュ>ポールウェポン]]である((余計なツッコミかもしれないが、同じ形の刃が両方についた斧は「ラブリュス」といい、古代ギリシャの文明圏を中心に実在する。ゲッタートマホークの形状に一番近いのは実はこれ。))。
でも&color(RED){トマホーク。}&bold(){&color(RED){トマホークったらトマホーク!}}
とはいうものの、やっぱりハルバードなせいか、[[トマホークブーメラン>ブーメラン]]はゲーム出演時しか披露していない。

…その所為か後のOVAで&bold(){&color(RED){「トマホーク・ランサー」}}なる名称が付いたりしているという武器。
なおランサーはトマホークブーメランの代わりだと思われ、劇中では無数の小型トマホークを雨のように降り注がせていた。
もっとも真ドラゴン第二形態のホーミングゲッタービームにすべて打ち消されたが…。
OVAでは[[鎌>大鎌/サイズ]](ゲッターサイト)、[[槍]](ゲッターランサー)にもなった。
さらには[[真ドラゴン]]からエネルギーを集中させて放つ究極のゲッタートマホーク&bold(){&color(LIMEGREEN){「ファイナルゲッタートマホーク」}}も存在する。
その凄さたるや、&b(){木星の衛星ごと}[[木星を飲み込んだ惑星サイズのコーウェン&スティンガー>コーウェン君&スティンガー君]]を両断してしまうほど。&bold(){物理法則もあったもんじゃねぇな}
尤も、隼人と竜馬が「機体が持つかどうか」「死なば諸共よ!」とやり取りするほど真ゲッターと真ドラゴンに負担をかける武器でもある。
実際、振り回した後は真ゲッターの両腕も諸共崩壊し、真ドラゴンは炉心が不調になった諸刃の剣ならぬ諸刃の斧である。
&font(l){それほどの攻撃なのにスパロボでは妙に扱いが悪い。ストナーサンシャインと同威力ならいい方で、悪いと何故か燃費が安いがストナーサンシャインより威力も低い}((もっとも機体がダメージを負って両腕が無くなるという事もないので、パワーを抑えているのだろう。))
更には『[[ゲッターロボ大決戦!]]』のアンソロジーコミックでは、ゲッターエンペラーから射出されたエネルギーのトマホークで両断する&bold(){&color(LIMEGREEN){「エンペラートマホーク」}}も披露した。

****ゲッターウイング
[[飛行時に展開される>飛行能力]]、[[コウモリ]]の羽のような[[黒い翼>ガンダムデスサイズ/デスサイズヘル]]。これで飛来する様は完全に悪魔。
ゲッター線の出力によって形状が変化する部位の一つで、[[マント]]状になったりした事もあった。
&bold(){&color(INDIGO){ゲッターバトルウイング}}として[[敵を切り裂くことも可能>羽/翼(武器)]]。敵に捕まった時や機体の周囲を無差別斬撃するのに使われる。

****ゲッタービーム
真ゲッター1の腹部から[[ドワォ]]っと発射される&bold(){&color(MAGENTA){必殺ビーム。}}ただし哀しいかな、やや影が薄い。
それでも腹から[[ビーム>ビーム/レーザー]]という構造は初代と同じだが威力は段違いで、&bold(){&color(RED){3分の2以下の出力で山が消し飛ぶ程。}}
OVAではゲッターロボG同様に額からも撃てるが、こちらはビームの色が異なり威力も控えめ。
腹部の大出力の物が&bold(){&color(MAGENTA){ピンク色}}なのに対し、額からのビームは出力を絞って放たれ、色は&bold(){&color(LIMEGREEN){緑。}}
ちなみに実は漫画版『號』ではパンチした腕からも放ってたりした。

****ゲッターレザー
初代ゲッターから復活した両腕の側面から生えた鋭利な刃。
原作では未使用だが、主に突撃や肉弾戦に使われる。
OVAでは機体の数倍に伸長させた上で巨体のインベーダーを易々と輪切りにした。

****ゲッターブラストキャノン
原作版で装備していたレーザー銃。真ゲッターが抱えるほどの大口径ビームライフル。
ゲッターとは別に開発された純然たる携行火器の類。
だがゲームでの演出では&bold(){腕の一部を有機的に変形させて銃を作り出す}というビジュアルになっていた。
威力のほどは不明だが、原作版名義のスパロボ参戦時には射撃兵装として常備している。
最近はOVA名義での参戦が多くなったため、出番がない。

****ストナーサンシャイン
第一級[[ドワォ]]兵器にして真ゲッターを象徴する代名詞とも言える武器。
エネルギーを両手に集めて&bold(){&color(LIMEGREEN){光球}}を作りだし、それを相手にぶつける真ゲッターロボの[[必殺武器>必殺技]]。
くらった相手は&bold(){&color(LIMEGREEN){ゲッターエネルギーの大爆発に飲まれて、かけらも残らず消滅する。}}((正確にはゲッター線に吸収されているらしい。))
感情を高めることによって威力が増すが&bold(){&color(RED){実はボタン一つでポンポン撃てる}}というトンデモ兵器である。
また感情自体がエネルギーになっているのか、周囲のゲッター線を集めているのか、機体のエネルギー残量とは別に放つ事が可能。
だからと言って&bold(){最大出力ゲッタービームを撃って1時間は再度ゲッタービームが撃てないなんて状況でさも当然のように2連発した}のはどうなんだろうか。
OVA版初出の&bold(){&color(RED){「世界最後の日」}}では真ドラゴンの体内で偽ゲッタードラゴンを消滅させ、内部のインベーダーを殲滅した((肝心のコーウェン&スティンガーには逃げられたが、彼らをしても逃走の一手しかなかったという事でもある。))。
ただし単純に強力な分、敵の強さの指針にも使われやすく、旧ゲッター1のゲッタービームのように「効かない!?」という演出にも用いられる。
実際、&bold(){&color(RED){「世界最後の日」}}ではこの後2連発もしたのに効かないだけならまだしも、&bold(){あっさり弾かれて自分が喰らって流れ星になる}ハメになった。((そしてその自分ですらなんだかんだで何事もなく帰ってきた))
&bold(){&color(BLUE){「真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ」}}では設定上のみの武器である((小説版や『スーパーロボット大戦R』では使用できる))など、どうにも映像作品では本領を見せられない兵器である。
&bold(){[[シャインスパークに向けて撃ったら負けた>スーパーロボット大戦(小説)]]}事すらあった((ちなみにこの作品でも当然の様に連発している。もうやだこの必殺技。))が、あれは本来のパイロットが乗っておらず感情バフ0なので当然といえば当然。((あと、本来マジンガーZとダイアナンAに撃つはずが背後から迫ってきたドラゴンにシャインスパークを撃たれて慌てて迎撃したため手元で爆発したのが大きいと思われる。))
とはいえ、&bold(){ストナーサンシャイン初黒星の相手があろうことが先代機の必殺技だった}のはなんとも言えないものがある。
こんな感じで意外と黒星が多かったりと不遇な扱いだが、それでも真ゲッターの代表的必殺技であることには間違いはない。
近年は後述の「真シャインスパーク」に最強技の立場を奪われがちだが、あれは本来真ドラゴンがいて初めて撃てる技である。
尚、両手でエネルギーを集めてから放つという技ゆえ、腕が無くなってしまうと使用不可能になる。&font(l){チェンゲなので使えても多分効かなった気もする}

しかし長い屈辱の時を経て、アニメ版アークの6話にて號の乗る黒い真ゲッターが映像作品では久々に使用。
圧倒的な大群で迫るインセクター群に対してStormをバックに発射し、背後のストーカーごと消し飛ばして大勝利を飾った。
なおこのとき、黒いオーラに覆われていた謎のロボがストナーサンシャインのエネルギーで徐々に姿を現し、誰も見たことのないブラックゲッターに似た真ゲッターという驚愕の正体を現すシーンはファンを驚かせた。


**&bold(){&color(SILVER){真ゲッター2}}
全長:55m
重量:290t(ネオゲでは220t)
出力:∞
速度:亜光速(慣性・重力無効)
上から真ジャガー号、真ベアー号、真イーグル号の順番で合体した姿。主に地上、地中で活躍する。&bold(){でも普通に飛べる。}
OVA「世界最後の日」では、当初「真型ゲッター・スタインバックD-2」(媒体によってはスタンバックD-2とも)という名前だった。
こちらも&bold(){&color(SILVER){初代ゲッター2}}を洗練させたようなデザインをしているが、ドリルの位置は左手から右手に変更されている。
漫画版では明記されなかったが、真ゲッター1がマッハ以上で動けるんだから、[[こいつはそれ以上の速さで動けるはず。>スピードキャラ]]((OVA『世界最後の日』では、走行速度や飛行速度は真ゲッター2が一番速いが、高高度での飛行速度なら真ゲッター1の方が上と差別化されていた。))
ちなみに上述のように真ゲッター1で超光速を出すとパイロットの意識が未来に行ったり死んだりするが、真ゲッター2で近い速度を出しても問題が出ない。
なお、初登場の漫画版「號」では上半身だけしか登場しない上にそれが&bold(){真ゲッター1の腹からでてくる}という半ば演出専用ユニット扱いであった。
そのため、全身のデザインと具体的な武装が設定されたのは『第4次スパロボ』に参戦してからである。
漫画版仕様の真ゲッター2は
&bold(){&color(SILVER){白銀}}を基調に手足には&bold(){&color(RED){赤}}・&bold(){&color(TURQUOISE){青}}・&bold(){&color(TEAL){緑}}といった色彩が用いられているのが特徴。
『ネオゲ』では巨大円盤に突入した時ぐらいしか出番がないので、ほとんど記憶に残ってないだろう。
メインパイロットは[[神隼人]]、メシア・タイール、橘翔、渓(早乙女元気)。

***主な武装
****ゲッタードリル
もはや定番、男のロマンの[[ドリル]]。実は先っぽからコクピットに入れる。
今回はしっかり[[地面にもぐれる。>地中移動]]&bold(){&color(RED){「地獄行きのエレベーターだ~!」}}
OVAやゲームではゲッター2系列の例によってドリルを[[ミサイルのように飛ばし>ロケットパンチ]]、超光速で動くのは当たり前。
ドリルを高速回転して[[竜巻]]出したりプラズマ出したりビーム出したり虹色のドリルの分身飛ばしたりとやりたい放題である。
-具体例
--ドリルアーム:ドリルで突っ込んでそのまま突貫するメイン攻撃。
--ドリルミサイル:ドリル自体を飛ばす。OVAではクリーンヒットした事がない。
--ドリルハリケーン:『世界最後の日』の技で、高速移動で縦横無尽に突貫しまくる。
--ミラージュドリル:初出はスパロボ。七色に輝くドリル状のエネルギーを乱射する。
--プラズマドリル・ハリケーン:『世界最後の日』の技でプラズマを帯びた竜巻状のエネルギーを放つ。
--ドリルテンペスト:スパロボオリジナル。プラズマを帯びない竜巻状のエネルギーを放つ。

****シザーアーム
OVA版におけるゲッターアームで、左腕が[[鉤爪]]状になっている。鋭いが鋭角度を変えられるのか人を抱えたりもできる。
真2はドリルで全部解決するタイプなので特に出番はない。着目されたのはスパロボDDぐらいか。

****真・マッハスペシャル/真・ゲッタービジョン
媒体によって呼び方がまちまちな真ゲッター2の真骨頂である超スピードによるヒット&アウェイの分身攪乱攻撃。
背中のブースターで空中や宇宙でも関係なく使える。真ゲッター1で超光速を出すと死ぬが真ゲッター2で近い速度を出してもパイロットに影響が出ない。
そもそもG負担が掛かっていないようで、この辺がスピード特化のゲッター2の本領発揮と言えるだろう。
スパロボなんかでは例によって回避技として活躍し、下手なリアル系より避ける化け物。

**&bold(){&color(GOLD){真ゲッター3}}
全長:30m
重量:290t(ネオゲでは220t)
出力:∞
速度:不明

上から真ベアー号、真イーグル号、真ジャガー号の順番で合体した姿。
OVA「世界最後の日」での初期名は、「真型ゲッター・リビングストンJ-3」(媒体によってはリングストンJ-3とも)。
下半身は巨大なキャタピラーとなっており、地上と[[水中戦]]がメイン。
&bold(){&color(GOLD){初代ゲッター3}}を洗練させたような重厚かつ渋いデザインで、非常にかっこいい。
水中戦用だからか、武骨ではあるが全体的には曲線で構成されているのが特徴。
色は当初は真ゲッター2同様&bold(){&color(RED){赤}}と&bold(){&color(TURQUOISE){青系の寒色}}を基調にしていたが、OVA「世界最後の日」以降は&bold(){&color(GOLDENROD){黄土色}}で落ち着いた模様。

3形態中で物理的なパワーと実弾による火力に優れている。装甲や防御性能にも優れており非常にタフなのが特徴。
今回もやっぱり出番は少ないが、ポセイドンやゲッター凱に比べれば多い方なので何も問題はない。問題ないったら問題ない。
…&b(){『ゲッターロボ號』には登場していない}のはここだけの話である(なのでこの形態の初出も『第4次スーパーロボット大戦』)。
『ネオゲ』でも一応最終回に登場し、ガリレイ長官の巨大クラゲのメカザウルス・ゲラを撃破している。
メインパイロットは車弁慶、大道剴(ネオゲ)、凱(チェンゲ)、伊賀利三佐、そして&bold(){流竜馬}。&s(){[[ゲッターロボ號]]での凱の声のせいか?}
実は&bold(){真ベアー号こそが漫画版における&color(RED){竜馬の最終搭乗機}}というある意味重要な立ち位置である。まぁ、だからこそ変形しなかったのかもしれないが。

***主な武装
****ゲッターアーム
[[伸縮自在な腕>伸びる腕]]。
初代ゲッター3は腕全体が伸縮していたのに対し、真ゲッター3は手首から先が伸縮。
OVA「世界最後の日」では自身の何倍も巨大な真ドラゴン第二形態を拘束、海中に引きずり込む活躍を見せた。
この腕から放たれる伸縮と馬力を活かした&bold(){「ハンマーパンチ」}が必殺技。

****ゲッターミサイル
真ゲッター3の肩から発射される[[ミサイル]]。
発射孔はばかでかい拳銃のマズルが肩アーマーそのものになったようなデザイン。
遠距離兵器というよりは、敵の戦艦等の中で直接ぶっ放す事が多い。爆心地になるのに無傷で帰ってくる姿は流石の重装甲。
OVA作中ではゲッターホーミングミサイルと呼ばれており、スパロボでもこちらの名称となっている。

****ミサイルストーム
OVA「世界最後の日」より追記された武装で、下半身後部が展開し、そこから到底中に収まりきらないくらいの大量のミサイルを発射する。
 
****大雪山おろし二段返し
正確には[[必殺技>投げ(技)]]だが、大雪山おろしで空中に上げた敵をミサイルストームで追撃する。
ただしこの機体が出てきた時点では漫画では技を開発した武蔵が死亡している。
よって&bold(){&color(RED){「大雪山おろしを使う真ゲッター3」}}というのは弁慶が大雪山おろしを習得するスパロボで追加されて以降定着した仕様…と思われがちだが実は違う。
そもそも上記の通り初登場がゲームなので、&bold(){初登場時から真ゲッター3は大雪山おろしを使えた}というのが正しい。
漫画版といっても『號』では登場さえしていないのだから。
OVA『世界最後の日』でも弁慶が同じコンボ技を見せており、&bold(){「直伝!」}と生前のムサシに教わった事を示していた。
ちなみに当然といえば当然だが、凱はムサシと無関係なので使えない。だがスパロボでは&bold(){「直伝の、そのまた直伝!」}と弁慶に教わった形で使っている。
『ネオゲ』の大道剴はムサシも弁慶も関わらないので流石に使っていない。
ちなみに旧スパロボではムサシ直伝で隼人も竜馬も&bold(){ミチルさんさえも}使えたりする。(ただし完全とは言えないらしい)

****真・大雪山おろし
『[[ゲッターロボ大決戦!]]』にのみ登場する真ゲッター3の奥義。
相手を投げるのではなく殴り飛ばし、上半身を高速回転させて竜巻を起こして敵を飲み込み引き裂く。
&s(){…これもはや『真大雪山おろし』じゃなくて『真ゲッターサイクロン』じゃね?}


**その他の技・派生機体

***真シャインスパーク

近年に於ける真ゲッターロボの最強必殺技。
名称はゲームオリジナルだが、ダイナミックプロによる全面監修による公式技である。
技の内容自体は、原作漫画のゲッター線と同化しての突入を元にした物。
UFOの如き慣性を無視したジグザグ軌道で敵に高速接近し、体当たりを見舞う。
ストナーサンシャインと並ぶ[[ドワォ]]兵器で、位置付けが上下していたが現在では上位に置かれている。
ゲッタードラゴンのようにペダルを踏むタイミングを合わせる必要があるかどうかは不明。
(一部のスパロボではリョウが『ペダルを踏むタイミングを合わせるんだ!』と発言している)

尚、真ゲッター1形態で無ければ放てないのはお約束…だが、&bold(){実は本来は&color(LIMEGREEN){パイロットが同化状態}にない真ゲッターのみで放つ事はできない技。}
OVA『世界最後の日』にてゲッター炉心のパワーが上がらない真ドラゴンに、真ゲッターの炉心を増幅炉にして初めて使えたものである。
その威力は冥王星が米粒に見えるほどの異空間と化した巨大インベーダー(?)を消滅させてしまうほど。
事実、ゲーム『[[ゲッターロボ大決戦!]]』では、ゲッターロボGが進化した[[真ゲッタードラゴン>真ゲッタードラゴン(ゲッターロボ大決戦)]]が使用している。
(このゲームでは真ゲッターロボには真シャインスパークは実装されていない)
OVAでも「真ドラゴンがゲッタードラゴンの最終形態だとしたら…」という推察から使ったもので、本来は真ドラゴン/真ゲッタードラゴンの武器。
そして[[第3次スパロボα>第3次スーパーロボット大戦α~終焉の銀河へ~]]からは演出としてゲッターエンペラーのカットインが入るようになり、東映アニメ版ゲッターチームとの共演が実現した。
この際、&bold(){竜馬達3人の背後に真ゲッター1だけではなく真ゲッター2と真ゲッター3も同時にカットインする}というとんでもない事が起きている。

//ちなみにこの技のカットインで搭乗員全員が映るのだが、ほとんどのパイロットが必死そうな表情を浮かべている中&bold(){&color(RED){竜馬だけ笑っている}}のが特徴的。
//これは『世界最後の日でこの技を使ったシーンが元ネタ。
//↑真ゲッター1が使う真シャインスパークでゲッターチームのカットインがあるのは第3次αだけだが、特に竜馬は笑っていない。おそらくチェンゲの合体攻撃版真シャインスパークとの混同。



***神ゲッターロボ
[[真ゲッターロボ対ネオゲッターロボ]]に登場した真ゲッター強化形態。
名前はTCG[[ダイナミッククルセイド>クルセイドシステムカードゲーム]]などで登場。
搭乗した&bold(){&color(BLUE){一文字號}}・&bold(){&color(RED){橘翔}}・&bold(){&color(GREEN){大道剴}}のゲッターチームが持てる力を出し切り、ゲッターと完全にシンクロしたことで降臨する。
パイロットは一時的ではあるがやはり&bold(){&color(LIMEGREEN){生体パーツとしてゲッターと同化した状態}}と化している。
石川賢が描いた一枚絵&bold(){&color(BLUE){「闘神」}}をモチーフにしており、&bold(){&color(BLUE){全身青一色の装甲}}が特徴。
それまで全く歯が立たなかった巨大化ゴールを圧倒し、[[貫手>貫手(武道)]]一発で致命傷を与える((スパロボシリーズでは「ゲッターファイナルクラッシュ」と名付けられ、腕が巨大化するなど演出が強化されているが、実際は「この程度でゴール如き充分」という向きの強い攻撃である。))ほどの別次元の強さを有していた。
この一撃で倒してしまったので、武装どころか&bold(){&color(RED){全く本気をうかがい知ることができないまま戦闘を終わらせてしまった。}}
これもまた進化の片鱗なのかもしれないが、希望的な観測を述べた隼人に対し、早乙女博士は懐疑的な言葉を返している。
戦闘終了後は元の状態に戻った。%%たぶん戻らんかったらヤバい事になってた%%


***[[真ゲッターロボ タラク]]
アニメ版「ゲッターロボアーク」にて突如現れた&bold(){黒い真ゲッター1}。
原作漫画には存在しない、アニメオリジナルロボでもある。
詳細は該当記事参照。


**余談
このように極めて強力ということで名前が知られているため、ネット上などでは&bold(){&color(RED){「とんでもなく強いもの」}}を表すのに使われることもある。

※使用例
-&sizex(5){&bold(){今まで一年戦争のモビルスーツで戦ってたのにいきなり真ゲッターが出てきた。}}
-&sizex(5){&bold(){ボールで真ゲッターに挑むようなもの。}}
-&sizex(5){&bold(){モップ持った[[マルチ]]と真ゲッターくらいの戦力差。}}

実際のところは完全にポテンシャルを引き出しての戦闘シーンが乏しく、なおかつゲッター(ひいては石川ユニバース)の強さの序列では
&bold(){&color(RED){大甘に見積もってせいぜい中堅どころ}}
なのだが、それとは別に強い印象を残すロボットであるという事実は論を待たないだろう。

そもそも石川ユニバースの強さの序列上位は、&bold(){いるだけで宇宙が消滅したり世界線が消し飛ぶ連中}である事も留意されたし。


ゲッター線はこの項がより良く進化する様、加筆・修正を求めています。

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- 古いロボットを今風にリファインしたら『なにこれwww超COOLじゃんwwwww』系のコンセプトのはしりだな。元祖かは知らないが  -- 名無しさん  (2013-10-17 08:06:40)
- 1996年~1998年くらいに掲載されて出てきてるはずだから今風リファインではないきがする  -- 名無しさん  (2013-10-17 12:16:28)
- そういや復活したブライにとどめ刺したのって弁慶なんだよな、忘れがちだけど。  -- 名無しさん  (2013-10-17 12:46:33)
- スパロボでは確実に弱体化させられる機体。  -- 名無しさん  (2013-12-05 11:03:16)
- 第二次Zではパイロット共々あんま自重してない  -- 名無しさん  (2013-12-05 12:58:29)
- ↑4 当時にして当世風ってことだよ・・・実際10年以上経っても古臭さを感じさせないデザインではある。  -- 名無しさん  (2014-01-02 15:24:10)
- 真・シャインスパークは、スパロボシリーズだと『真・ゲッター1による物理法則を真っ向無視した機動による突撃』だったり、チェンゲ版よろしく『真ドラゴンとエネルギー直結の後、突撃』だったりする。 &br()前者は演出で『敵の中からコンニチハ』したりする。  -- 名無しさん  (2014-01-23 14:56:56)
- ↑4弱体化させないと強すぎですし…  -- 名無しさん  (2014-01-25 11:59:55)
- グレンラガン貶してる奴がいるよね  -- 名無しさん  (2014-01-25 12:19:07)
- EX合金が超カッコイイ  -- 名無しさん  (2014-03-09 23:35:41)
- 真ゲッターは初代ゲッターの雰囲気を残しながらスマートでスタイリッシュなデザインは後継機体として完璧すぎる  -- 名無しさん  (2015-01-17 22:17:05)
- ovaでゲッタートマホーク、ランス、サイトを連続使用してるシーンなかったっけ?  -- 名無しさん  (2015-02-15 16:48:31)
- ↑ ある。むしろ、OVAでというか、サイト使ってる時点でチェンゲしかないw  -- 名無しさん  (2015-02-19 22:19:14)
- 天獄の真ゲッター、なんで最初からトマホーク持ってんのさ。あれは取り出す描写もあってこそなのに  --    (2015-04-20 01:34:44)
- 超兵器の類なのに、石川ワールドではそれ程でもないんだよなぁ。色々オカシイ気がする  -- 名無しさん  (2015-06-10 11:18:56)
- 第4次スパロボやF完結編だとゲッターチームがアニメ版だったのもあって「超スゴいゲッターロボ」くらいでしかなかった(それでも熱血覚醒ストナー連射でネオ・グランゾンすら消し飛ばすが)  -- 名無しさん  (2015-06-10 13:53:41)
- ↑2 ビッグバンがかすり傷な奴が最上位にいる時点で仕方ない  -- 名無しさん  (2015-08-07 12:57:01)
- もはやトマホークですらないサイズのゲッタートマホーク  -- 名無しさん  (2015-11-06 03:06:30)
- 第4次の変形アニメはモーフィングしてたな  -- 名無しさん  (2015-11-08 17:30:53)
- アークが試作機な訳だが何を試したのか分からんほど仕様が違い過ぎるよな  -- 名無しさん  (2015-11-08 18:50:46)
- SD体型とはいえ1〜3全てに変型合体する玩具があったりする……が、他2形態はしっかりしてるのに何故か真ゲッター3だけ腹部の接続が甘く、すぐ外れる。 こんなとこでも3は不遇なのか…  -- 名無しさん  (2016-11-27 15:29:23)
- 最終的な竜馬の搭乗機って真ゲッター3だったのか…チェンゲでは最初の方でゴウが真ベアー号に登場してるから、登場する順番も含めて號と竜馬が対照的なのが面白い  -- 名無しさん  (2017-01-14 22:33:14)
- ↑2 オープンゲットだよ  -- 名無しさん  (2017-10-02 11:40:58)
- 昔は最強のゲッターっぽく見えたけど今では中堅的なイメージ…  -- 名無しさん  (2017-11-02 16:43:17)
- ↑とはいえ人の使えるゲッターでは未だに最強クラスだと思うんだよね、気分によって強さ変わるけど  -- 名無しさん  (2017-11-30 22:50:36)
- やっぱ相方のマジンカイザー共々数あるスーパーロボットで別格の存在だと思う。…それはそれとしてたまにはまた漫画版名義の真ゲッター出してくれないかな…チェンゲ版もアクションはカッコいいんだけど、あれは普通に強いゲッターロボ止まりで物足りない  -- 名無しさん  (2018-03-24 10:59:22)
- 最近マジンカイザーがちょっととんでもないことになったんで、公式にカイザーと互角とされる石川版真ゲッターも相対的に株が上がった…気がする  -- 名無しさん  (2018-04-01 12:35:10)
- ↑2 せめてネオゲッター位の強さじゃないと納得いかないよね。チェンゲは真ドラゴンを描きたかったのはわかるが真ゲッターが弱いというか普通すぎる。  -- 名無しさん  (2018-08-13 02:46:17)
- 恐ろしいことにこいつでも数あるゲッターの中では中堅止まりという。デザインはかっこいいけど  -- 名無しさん  (2018-09-26 22:02:02)
- スパロボTに出る真ゲッタードラゴンはコイツより強いの?  -- 名無しさん  (2019-03-03 20:49:55)
- 真・シャインスパークは元ネタがゲッターロボ號にちゃんとあるんだよなあ  -- 名無しさん  (2019-07-15 01:27:01)
- ていうかあれ単に移動してるだけだろう。その進路上に重なったらなんであれ粉々にされそうではあるが  -- 名無しさん  (2020-04-09 13:25:34)
- INFINITISMとか出るかな?  -- 名無しさん  (2020-08-26 14:36:40)
- サーガ時空だと隼人ですらアーク作るのが限界だったと考えるとあの時期に真ゲッターを作れた早乙女博士の技術力がいかに特異点染みてるか思い知らされるなあ、早乙女博士が真ゲッターを造れたのもゲッター線の導きがあったかもしれないが  -- 名無しさん  (2020-11-10 20:19:44)
- アークも早乙女博士産じゃなかったっけ?記憶違いだったらすまんが  -- 名無しさん  (2020-11-11 02:56:46)
- ↑石川先生曰く、ゲッターロボ一機を完成させるのに、相当数の試作機が製造され、何らかの理由で破棄されゲッターの墓場行きになるらしいけど、アークは(多分飛焔も)その中から生まれたらしい。おそらくウイングゼロみたいに、性能的には(当初想定していた)真より上だったけど、当時の技術レベルが完成に必要なレベルまで達してなくて放棄された一機なんじゃないかな、アークは  -- 名無しさん  (2020-11-28 20:44:29)
- ストナーサンシャインの項で「「世界最後の日」では異常なほど役に立たず~」って書かれてるけど初回は活躍したし滅茶苦茶カッコよかったじゃない。それだけに2回目3回目は悲しいんだけど  -- 名無しさん  (2021-07-06 04:49:15)
- ちょっと漫画版真ゲッター圧倒的過ぎる。  -- 名無しさん  (2021-07-11 15:35:24)
- ↑漫画版の真ゲッターだったらコーウェン&スティンガーも相手にならないだろうな。木星ごと機体に取り込まれてしまう  -- 名無しさん  (2021-07-12 12:05:32)
- ↑2 しかしその初回もコーウェン&スティンガーを取り逃がしてる+早乙女博士が根性見せなければ寄生していたインベーダーも逃がすところだった、と考えると・・・いや自分もあそこは大好きなシーンだけどさ!  -- 名無しさん  (2021-07-12 12:27:58)
- 漫画版に関しては当初ゲッターロボを終わらせるゲッターロボとして出てたからね  -- 名無しさん  (2021-07-21 01:25:13)
- 小説版スパロボは感情パフがかかってないからシャインスパークに負けたっていう主張もわかるが、正直クッソ重いリスクを背負って1発限りのシャインスパークより条件が整えばホイホイ撃てるストナーサンシャインの方が破壊力上ってのもなんかもにょるんだw  -- 名無しさん  (2021-07-21 03:59:33)
- 説明しろジジイ、あれはなんだ!? あの真ゲッターはなんなんだ、説明しろ!  -- 名無しさん  (2021-08-09 12:50:23)
- ↑全てはゲッターと同化すればわかる、あせる事はない。  -- 名無しさん  (2021-08-09 17:01:53)
- 謎のロボットが出現する。(謎のロボットが出現する。)  -- 名無しさん  (2021-08-10 10:08:20)
- 俺の知らないゲッターロボだとぉ!?って感想ばっかだったな、この前のアークはw  -- 名無しさん  (2021-08-10 10:24:40)
- 説明しろジジイ、なんでマルチと比べたんだ、説明しろ!  -- 名無しさん  (2021-08-10 10:32:04)
- 號が地球の危機に真ゲッターをブラックに改造して帰ってきたってことでいいのか?  -- 名無しさん  (2021-08-15 23:28:55)
- ↑號が自力でというよりは、地下のドラゴンがゲッター線に働きかけて真ゲッターを改造して號を乗せたというのが近いんじゃないかな。あと後エピソードを考えると號であって號本人じゃないのかも。  -- 名無しさん  (2021-08-16 09:53:07)
- 敵陣ド真ん中に単騎で放り込んでバーサーカーさせるのが一番、という点ではEXAMに近いものがある  -- 名無しさん  (2021-08-17 05:41:52)
- ↑実際の戦争でも強力すぎる兵器は味方も被害を受ける事例が多いからね。とくに真ゲッターは味方も取り込むから敵陣に放り込むのが理に適った戦術でしょう。  -- 名無しさん  (2021-08-17 18:32:44)
- タラクでパイロットが疲労って当たり前っちゃ当たり前の弱点はあったし、そもそも兵器というにはアレすぎるし暴れてるうちに全てを取り込んで火星に飛んでっちゃいそうなのが・・・  -- 名無しさん  (2021-09-03 09:48:43)
- もしOVAの真ゲッターが原作のだったら突っ立ってるだけで勝てるって言われてて、そのとおりすぎて笑った  -- 名無しさん  (2021-09-09 23:31:33)
- 出たな真ゲッター1(終了)  -- 名無しさん  (2021-09-26 23:33:22)
- ↑早く名前が判明しないと「ゲッター左上」が定着してしまう!  -- 名無しさん  (2021-09-26 23:39:42)
- 原作:とんでもなくヤバイ  スパロボ:熱血ヒーロー  チェンゲ:スパロボ版に次ぐ常識人  真ゲ対ネオゲ:燃費の悪い筋肉バカ  -- 名無しさん  (2021-09-29 01:26:42)
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