&font(#6495ED){登録日}:2011/05/10(火) 16:04:42 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- メタルスラッグとは、1996年にSNKが出した、戦争を題材にしたアクションゲーム。 兵士であるプレイヤーを操作して、銃で敵を射殺したり捕虜を救出したりしながら進み(救出して接触するとアイテムをくれる)、奥にいる巨大兵器を破壊する。 緻密なドット絵が特徴で、敵の死に様も芸が細かい。 「1」は割と普通の戦争物だったが、「2」からは色々とブッ飛んだ作品となった。 一応、「1」、「2」、「X(2のアレンジ版)」、「3」の4作が最高傑作とされ、「4」、「5」はイマイチな印象。 「6」には「KOF」(古くは「怒」)からクラークとラルフが、「XX」には同様にレオナが参戦し、話題を呼んだ。 ◇状態異常 「2」以降に取り入れられたシステム。 ミイラ化、デブ化、ゾンビ化、猿化の4種類があり、それぞれの異常を治すアイテムを取れば治る。 デブ化を除いてこれら3種類の状態異常になると、デフォルト武器のハンドガンとボムしか使えなくなる。 ・デブ化→自機の当たり判定変化、移動モーションの速度変化に加え、使える武器の性能が変化する(ハンドガン→連射性能ダウン、ヘビーマシンガン→攻撃判定アップ)。 ・ミイラ化→ジャンプ・移動速度低下、武器の性能ダウン(ボムを投げる時にランダムで・・・)。 ・ゾンビ化→ジャンプ・移動速度低下、しゃがみ不可、手榴弾が高威力の&font(#ff0000){吐血ビーム}に変わる。一部の攻撃に対し無敵。 ・猿化→武器がマシンガンになり手摺りにぶら下がる事が出来るようになる。 基本的にデメリットだが、ゾンビ化は吐血レーザーの見た目や性能から人気だった。 ・主な武器一覧 詳しくは[[こちら>メタルスラッグの武器一覧]]へ &font(#ff0000){【戦士達】} ・マルコ・ロッシ 本名、マルクリウス・デニス・ロッシ。 アメリカ合衆国アイダホ州出身のイタリア系アメリカ人。 正規軍特殊部隊「ペルグリンファルコンズ」(PF隊)隊長。 階級は少佐(初代は少尉)でラーメンが好物。 叩き上げの軍人だが意外とインテリで趣味はハッキング。 遊びで作ったウイルスが軍のコンピューターに侵入し、核を撃ちかけたことは永遠の秘密。 「6」以降ではハンドガンの威力が2倍になる。 ・ターマ・ロビング 本名、ターマイクル・ロビング三世。 欧米風の名前だが北海道出身。 納豆が好物。 マルコの良き相棒。 機械いじり大好き。 「6」以降では乗り物のバルカンの威力と耐久力等がアップし、さらにショットボタン長押しでバルカンの向きを固定することが出来る。 ・エリ・カサモト 名前を日本式に書くと「笠本英里」 人呼んで「メンフィスの爆弾娘」。 ターマに対して、淡い恋心を持つツンデレッ娘。 名前を反対から読むと? 「6」以降では爆弾の所持数と補給数が2倍になり、ボムを上下左右の四方向に投げることが出来る。 身長168cm、体重50kg、スリーサイズは80・57・86。 スレンダー体型気味だが貧乳というわけではない。お尻がちょっと大きめか。 ・フィオ・ジェルミ 本名、フィオリーナ・ジェルミ。 そのおっとりさ、あどけなさとポニーテール&メガネっ子で知名度がとてつもなく高い。 マルコに思いを寄せている。 ニュートラルで放っておくと敷物を広げサンドイッチを食べ始める。 「6」以降では特殊銃の装填数が2倍になる。 身長158cm、体重42kg、スリーサイズはなんと88・58・89! 彼女の身長でこのスタイルは、そこらのモデル顔負け。バリバリのトランジスタグラマーちゃんである。 ・トレバー・スペイシー ハッカー的な意味でマルコに憧れる好青年。 「4」限定登場組。 近接攻撃が回し蹴りになり、移動しながらの近接攻撃が出来ない。 (ただし、回し蹴りで倒すとスコアボーナス有り) ・ナディア・カッセル ダイエット目的で参戦したモデル志望の娘。 近接攻撃でスタンガンを用いるので、戦車にもダメージを与えられるが、得点が100点。 「4」限定登場組の片割れ。 ・ラルフ・ジョーンズ 「[[KOF>KOFシリーズ]]」から参戦。 戦車をナイフで攻撃可能、ナイフモーションが半分、そして戦車を一瞬で破壊できるバルカンパンチが使える。 反面、特殊銃の装填数が半分。 攻撃を受けても一回だけ耐えることが出来る。 ・クラーク・スティル 同じく「KOF」から参戦。 歩兵を含む生物系(一部除く)の敵を一撃で倒せるアルゼンチンバックブリーカーが使える。 その際、スコアボーナスとして1000点が入り、一定時間内に連続で決め続ければ16000点まで上昇し、その上ラッシュブラスターシステムというスコア倍率が16倍にまで上昇するシステムが存在するため、破壊的なスコアを叩き出せる。 そのことからスコアランキング上位はほぼクラークで埋まる。 ・[[レオナ・ハイデルン]] 「XX」のアンロック商法……ではなく、DLコンテンツにより参戦。 ラルフと同じく戦車に直接攻撃が可能。 ミスしても特殊銃を手放さない。 ◇主な乗り物 [[こちら>メタルスラッグの乗り物一覧]]も参照。 ・メタルスラッグ 高性能を誇る万能戦車。 ジャンプやしゃがみもできる。 ・スラグノイド 二足歩行のカニ歩きメカ。 被弾する度にバルカン砲が取れる。 ・キャメルスラッグ ラクダにバルカン砲を取り付けたスラッグ。 耐久力の概念がなく弾が当たるとプレイヤーが死ぬが、メタスラアタックしない限り何度でも使える。 ・スラグフライヤー 空中戦に持って来いの戦闘機。 但しバルカン砲の向きは90度までしか回せない。 ◇敵キャラ達。 [[こちら>メタルスラッグの敵兵士]]も参照。 ・兵士 モーデン軍所属の一般兵士。 通常、盾、バズーカ、ビースツ等様々。 特にビースツ兵はナイフの判定が大きく、回避が難しい。 ・ミイラ 「2」より登場。 通常、コロコロ爆弾、甲虫、犬の四種類がいる。 紫色の攻撃をしてきて、当たるとミイラ化する(ミイラ中に当たると死亡)。 甲虫ミイラの攻撃を喰らうと、ミイラ化せずにアウト。 ・ゾンビ 「3」より登場。 男A、男B、男C、女、医者、モーデン軍兵士の他、強化種のタールマンがいる。 ゲロを飛ばしてきて当たるとゾンビ化する。 ・マーズピープル 見た目は[[タコ・ソ・ノモノ>MOTHER2 ギーグの逆襲]]。 手にした銃で攻撃してくる。 「2」、「3」でモーデン軍と組むが、裏切った結果、モーデン兵と協力した主人公に倒される。 「6」ではついに狩られる側に…… 「7」では再びモーデン軍と手を組んだ。 何気に[[格闘ゲーム>SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS]]への出張歴アリ。しかもマルコ達より多い。 ・中華兵 「6」に登場。 兵と言うよりは宇宙生命体に取り付かれ、操られている一般人。 取り憑かれている間は手榴弾と触手伸ばしで攻撃してくる。 ・ジャポネス兵 「3」に登場。 旧・日本軍の兵士っぽいが、あくまでも名前はジャポネス兵。 こいつらが出て来るルートは難易度が高い為、誰も行きたがらない。 一部の兵は殺害した直後に自爆攻撃をしてくる。 上から特攻機で銃撃してくるなどギリギリアウト。 ・プトレマイック兵 「5」に登場した謎の集団「プトレマイックアーミー」の兵士。忍者っぽい見た目から、忍者兵とも呼ばれている。 …所でコイツらは何がしたかったんだろうね… ・[[ソル・デ・ロカ]] 歴代最凶最悪のボス。 詳しくは項目にて ・アレン・オニール軍曹 別名「屍の階段を登った男」。 「6」と「5」を除く全ての作品に登場する中ボス(一部ボスとして登場したりする)。 戦車並みの耐久力を誇る難敵。 「2」(並びに「X」)では、鯱に食われた…と見せかけて、実はアレンが鯱を狩っていた。 ちなみに「4」のアレンは黒幕が作ったロボット(ただし実力は同等)。 ・モーデン元帥 本名、ドナルド・モーデン(デビルリバース・モーデンとも)。 モーデン軍のボス。「2」「3」「6」で、マーズピープルにヒドイ目に逢わされる等、散々な役回りに。 ヘリから落とされて血が飛散するほど地面に叩きつけられても、生身で宇宙空間を漂流してもピンピンしている超人。っていうか人間?ハー ◇他のキャラクター ・一文字百太郎 気弾を出せる捕虜に見せかけた格闘家。クリアボーナスに+3万点 ちなみに気弾の威力はハンドガンと同じである。 階級は少尉。外伝では「大魔王」と呼ばれる事も。 「ホイッ!」 ・相川留美(「2」以降)、相川まどか(「3」以降) 方向音痴という設定で、大きなリュックを背負って前線に迷い出る姉妹。クリアボーナス+3万点 ちなみに緑のリュックの方が相川留美、灰色の方が相川まどか。 ・ウータン 「3」ミッション2に登場するオラウータン(?)気まぐれ全開、攻撃は滅多にしない。 連結ヘリ赤ヘリをウータンの弾で破壊され、15万点をパーにされて激怒したプレイヤーも数知れず。 クリアボーナス+3万点 ・大統領 「3」、「4」に出る捕虜扱いの大統領。国籍はアメリカか? よくボディーガードにおいてけぼりにされる不遇の人(少しすると来るが) クリアボーナス+3万点 ・鈴木早智子 ……誰かって? 初代エンディング(1P側)の終盤、墓の前で祈っていた女性。 ここで名前を知る人は何人いるのだろうか…… 【余談】 スコアの稼ぎ方は捕虜を全員助けてノーミスでクリアかつ乗り物に乗ってクリアが基本パターンとなる。 敵撃破時のスコアは6以外では存在せず撃ち込み点がスコアとなる。 ☆撃ち込み点 攻撃全般1ヒット100点 近接攻撃1ヒット500点 そのために威力の低い武器で攻略することがポイントになる。 武器威力も例をあげてみると、 ヘヴィマシンガンとハンドガンは威力1で近接攻撃のナイフは威力3である。 レーザーは威力0.5。 仮に相手の耐久力2なら、 威力1の攻撃で1削りでナイフで倒すことにより600点入る計算となる。 このように細かい部分からみっちり稼ぐと後半に差が出てくる。 ・残機潰し いわゆる敵が無限湧きする場所で残機を潰して稼ぐ方法。 これはステージクリア時の捕虜ボーナスより残機潰しが高いと行われるが非常に時間がかかる。 6だとラスボスで錬金術が無限にできるためザンテツソードを持ち越す人もいる。 ・高得点アイテム メタスラシリーズ共通で隠し捕虜や取るのに複雑な手順、または難易度の高いアイテムは非常に配点が高い。 有名なのはメタスラ2、Xのランプの魔神。 出現してからしばらく経つと大量のコインに変化する。 ・乗り降り避け 別名「鬼避け」。 乗り物に乗った瞬間と降りた瞬間の少しの間、無敵状態になるのを利用した回避方法。 ボス戦は特に弾幕が厳しいので乗り物を温存しつつ生還するには重要なテク。 ただし無敵状態は少しの間だけな上に、ミスるとメタスラアタックが発動するので慌てすぎに注意。 また場所によっては乗り降りできない所もあるので注意。 「X」の乗り降り無敵は永久無敵を作り出せ、出てしまえばラグネームを完封可能な程(この作品のみ、降りた後の無敵時間が他のシリーズより長かったため)。 ちなみに「6」のラスボス戦では、これを駆使しないと回避出来ない攻撃が存在する。 ・フレイムショットの違い 初代では、ほぼ画面端から端まで届く、あらゆる敵を貫通する擬似レーザーみたいなもの(代わりに威力は低い)。 2以降は、射程は短くなったものの、密着して放てば戦車系を瞬殺可能な程の破壊力を持つ(毎フレームごとに攻撃判定が存在するため)。 デブ時のビッグフレイムショットは、超巨大な火球を放つ。性能は初代と同じ。 (毎フレーム3の攻撃力はデブ時でも変わらず) ・近接攻撃の点の違い 初代は300点。 追記・修正をお願いします ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - ゲームセンターCXのたまゲーによく登場するくらい現在もあちこちのゲーセンやデパートで稼働中。 -- 名無しさん (2014-11-18 16:18:22) - ゾンビ状態の吐血ビームはガンダムvsシリーズの「ゲロビ」の語源になった -- 名無しさん (2015-02-14 14:38:50) - アレンをトマトマンと呼んだのは俺だけじゃないはず -- 名無しさん (2015-02-14 14:44:00) - ゲロビの語源は連ジのビグザムだろ -- 名無しさん (2015-06-30 01:09:48) - PSStoreでダウンロードして訓練受けたが、下手くそだったから階級上がるとクリアポイント低くてよく罵られた -- 名無しさん (2015-06-30 01:50:15) - ゲロビは連ジのビクザムのビームがゲロっぽく見えたからそういうあだ名がついたからでメタスラ関係なかったような気がします。勘違いならすみません -- 名無しさん (2015-06-30 06:40:13) #comment