&font(#6495ED){登録日}:2013/07/01(日) 15:36:30 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 2 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- グローランサーⅢ ドラマチックを駆け抜けろ グローランサーⅢとは、アトラスから 販売されたノンストップドラマチックRPGの第三弾で、グローランサーシリーズの第二作にあたる。対応機種はPS2。 2と同時製作だったので前作から数ヶ月で発売された。 ◇概要 舞台はこれまでの2作品から1000年前に遡り、1及び2の舞台となる世界が生まれた原因である太陽の異変とフェザリアンと人間による時空融合計画と、それが完遂された後の世界を巡る戦いとドラマが展開されている。 システム面は1の方式に近いが、ダンジョンMAPのランダム生成機能(入るたびにMAPが変化する)、シリーズ唯一のワールドマップ(ワールドマップ上では歩数エンカウント)など新要素が取り入れられている。 シナリオも一本道に戻ったのでボリューム不足を指摘された2に比べてボリュームが増えた。だがⅠやⅣに比べるとボリューム不足感が否めない。 しかし2に比べて敵が強く、終盤は敵の火力が急激に上がるので難易度は高め。気がつけば状態異常が原因で雑魚相手にフルボッコ、という事態もある。 また選択肢によって主人公の性格が変動し、優しい性格なら仲間や住民を見捨てたり貶めたりする選択肢が選べなかったり、アホの子なら本来正しい選択肢を選べなかったりと、キャラ攻略に影響が出る。 ◇あらすじ Ⅰ及びⅡから1000年前。世界は滅亡の危機に晒されていた。太陽に異変が起こりまともに日は差さず、農作物も満足に育たず、残された僅かな肥沃な大地と食料を求めて争いが絶えない状態だった。 そんな中、優れた科学力を持つ有翼人"フェザリアン"は「危機を脱するためには新天地に移住するしかない」と時空融合計画を実行に移す事を決定。 その少し前、肥沃な大地が幾らか残っているキシロニア連邦の一角で、崖下で主人公スレインが倒れているのを連邦議長の娘アネットが発見し、物語は動き出す。 ◇戦闘システム システムそのものは2のものとほぼ同じで、リングウェポンシステムも引き続き採用。ダンジョン内はシンボルエンカウントだが、基本的に暗い場合が多いので予期せずエンカウントする事も多い。 また狭い場所が多いので足の遅いキャラや遠距離型のキャラを隊列の前の方に配置していると渋滞が起きてしまうので隊列にも注意が必要。 ◇パーティーメンバー スレイン・ウィルダー CV:浪川大輔 本作の主人公。崖下で倒れているところをアネットに助けられた記憶喪失の少年。性格は選択肢で変化するが、基本的に感情が希薄目なクールな性格。 闇の妖精であるラミィを視認する事も話す事も出来、その素性には謎が多い。 当初は時空融合計画に参加して新天地へ行く事を決めていたが、何者かの襲撃を受けて移住を投げ出して応戦へ向かう仲間達を目にし、自分も移住を投げ出して滅びゆく世界に残って計画成功の為に戦う、「グローランサー(光の救世主)」の由来となった人物であり初代グローランサーでもある。 リング=ウェポンは大剣で、能力値はキャラメイクで変動するがなんでもソツなくこなす万能型。 ラミィ CV:堀井由衣 闇の妖精でスレインの代弁者。魔女っ子帽子とコウモリのような翼が特徴で、風によく飛ばされそうになる。 おっとりとした性格で、ラミィを視認する事も話す事も出来るスレインの周りが居心地がいいと旅についてくる。 因みに普通の人にはラミィの姿は見えないし声も聞こえない。見えるのは未練があってこの世に残る魂(所謂地縛霊の類)や精霊にまつわる者だけ。 アネット・バーンズ CV:かないみか キシロニア連邦議長の愛娘。記憶喪失で行く宛もないスレインを介護したり自宅に住まわせたりと世話好き。 亡くなった母親にあこがれており、身につけた薬学の知識も長い髪も母親の影響。性格は荒廃した世界であっても明るく前向きで、周囲からの人望もある。 重装備を着こなすパワーファイターで、魔法はあまり使えない。リング=ウェポンは身の丈より長いロングレイピア。 モニカ・アレン CV:南央美 フェザリアンと人間の混血児。人間の父は行方不明、母も既に亡くなっており、大陸内陸部にある父の故郷のポーニア村で1人で暮らしている。性格は歳(12歳)の割に冷めた印象があり、フェザリアン譲りの合理的な考え方をする。 ミシェールの友人で、彼女と接する時やパーティーメンバーと打ち解けた後は子供らしい一面を見せる。 フェザリアンの祖父と暮らしていたが、時空融合計画に際して祖父が移住した為1人暮らしになった。 翼はあるが発達していない為飛ぶことは出来ず、幼少期に翼が小さい事を馬鹿にされて崖から海に突き落とされた事が原因で水に対してトラウマがある。内陸のポーニア村に住んでいるのもそれが原因。 リング=ウェポンは投げナイフで威力は低いが硬直時間は短いので手数で勝負する。混血児故にフェザリアンには使えない魔法も使えるがMPは低い。 ヒューイ・フォスター CV:川田紳司 関西弁で喋る青年。性格は陽気かつ飄々としているが何かを隠している節がある。 笑いを愛し、平和には笑いが必要不可欠と考えており、ラミィにコテコテの漫才を伝授することになる。ラミィを主人公同様見る事も話す事も出来る。 リング=ウェポンは長剣で、一撃は弱いが硬直時間も短いのでモニカ以上に手数に優れる上に魔法もバランスよく扱える。またテレポートを唯一習得出来る。 橘弥生 CV:高橋美紀 巫女装束姿の女性。基本的に敬語で会話したり、止めの一撃を放つ度に一礼するなど礼儀正しく慎ましやかな性格だが、スレインの性格が女好きだと好感度が上がる。 月のお社から脱走した精霊使いのシモーヌという女を探して東の大陸から舞台となるキルシュラーンド大陸へやってきた月の精霊使いで、記憶や感情操作の能力がある。 回復と補助魔法を中心に習得し、MPも桁違い。リング=ウェポンは弓矢で射程距離を上げれば端から端まで届く程超射程で、威力も桁違いだが硬直時間はぶっちぎりで最長で足も遅い。 ビクトル・ロイド CV:鈴置洋孝 元魔術師だが、フェザリアン顔負けの科学知識を身につけて魔導学者になった人物。その知識量はフェザリアン主導の時空融合計画で中心人物に抜擢される程。 だが研究が出来ればハッピーなマッドサイエンティスト一歩手前の性格で、危険を顧みず強引に突っ走ることもある。昔ある人物の依頼であるモノを作ってしまったそうだが… リング=ウェポンは大砲に似た銃器で一撃は大きく弥生ほどではないが遠距離まで届く。魔法も得意だがMPは弥生ほど高くない。 ◇サブキャラクター ミシェール・リードブルク CV:清水香里 生まれつき免疫不全の少女。外のウィルスを遮断する為に密閉滅菌された部屋から出られず、外の世界に憧れている。趣味は絵を描くこと。母親は失踪し、父親は病死している。 因みにこの部屋はフェザリアン製作のためモニカがメンテナンスを担当し、当初から同じ村に住んでいたこともあり友人同士。オルフェウスの実の妹 シオン CV:子安武人 時空融合計画完遂直前に時空制御塔を襲撃した青年。何度も倒しても何度もスレイン達の前に現れ、目的は不鮮明だが物語が進むと彼の真意が見えてくる。 小説版では彼のオリジナルエピソードが収録されている。 バーバラ CV:吉田小南美 巨大なショルダーアーマーが印象的な宮廷魔術師。事ある毎にスレイン達の前に立ちふさがるが、シオンと同様にその目的は不明瞭。 ヴィンセント・クロイツァー CV:森川智之 シェルフェングリフ帝国の誇る三将軍の1人。二刀流の達人で、予備を含めた4本の剣を背に差している。国内外問わず名が知られており、部下思いで正義感も強いが融通が効かない堅物でもある。 オルフェウス・リードブルク CV:吉野裕行 ミシェールの実兄でヴィンセントの部下。両親が失踪及び病死した後ミシェールの面倒を見ており、多忙の中非番の度に村へ足を運んでいる。自身も病弱で全力で戦えない事を悔やんでいる。 軍規に厳しいが自分より他人を優先して考え、自己犠牲の節もある。 ある条件を満たすと前作2でエンディングを迎えた仲間を呼び出す事が出来、パーティーに組み込むことが出来る。読み込まれるのは最新のセーブデータで、ステータスや装備しているリング=ウェポンと精霊石を引き継いで呼び出される。 全員に連続攻撃やら転移の翼やらアルヴィースの記憶を持たせてくると俺TUEEEEになる。しかも周回でしっかり引き継がれるのである意味では無限増殖。ただし2に比べて敵が大分強いので気を抜くと死ぬ(2はLv30代でクリア出来るが呼びだす頃には敵も味方もインフレが進んでいる)。 地味にライエル専用の防具入手イベントが用意されている。 ウェインは無条件で呼び出せるがマクシミリアンは条件がある。更にライエルとウォーマー、アリエータとセレブが二者択一なので1周で全メンバーを呼び出す事は出来ないので最低2周はする必要がある(休暇イベント前のデータを残せばマラソンでどうにか出来る)。 呼び出された時の全員のリアクションは必見。特にゼノスはラズベリーパイを作ってた最中だったらしい。つまり呼び出された時1の休暇イベントで見せた、メテオ級の破壊力を誇るあの格好だったという事に… 余談だが、1でメディス村で購入可能な回復アイテムの中で最も回復量の多い秘伝の傷薬というアイテムがこの世界から存在してる(購入も可能で回復量も高い)。秘伝の傷薬という名称に納得。 追記・修正お願いします ---- &link_up(△)&aname(メニュー,option=nolink){メニュー} &link_edit(text=項目変更)&link_copy(text=項目コピー)&link_diff(text=項目変更点)&link_backup()&link_upload(text=アップロードページ) ---- #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,1) } #center(){&link_toppage(-アニヲタWiki-)} - いい項目…なんだけど、ケネスやクライヴ、アグレシヴァル関係の人とかは…? -- 名無しさん (2014-02-19 21:37:16) - 弥生さんはバリバリ和風過ぎて開発で相当揉めたんだそうな -- 名無しさん (2014-02-19 21:45:14) #comment