WANDS

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WANDS」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2013/09/16(月) 21:00:56
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます

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&bold(){WANDS}(ワンズ)とは1991~2000年まで活動していたロックバンド。
ZARD、[[B'z]]、大黒摩季らとともに90年代初頭のビーイングブームを支えた。

&sizex(5){<沿革>}
1991年、上杉昇・柴崎浩・大島康祐の3人(第1期)でデビューシングル「&font(#ffb74c){寂しさは秋の色}」をリリース。

翌年7月、大島が脱退。キーボードに木村真也が加入(第2期)。
同10月、&bold(){中山美穂&WANDS}名義で「&font(#f09199){世界中の誰よりきっと}」発売。
これにより知名度が上昇し、既に発売されていた3rdシングル「&font(#ff0000){もっと強く抱きしめたなら}」がミリオンセールスを記録。

1993年にはシングル「&font(#994c00){時の扉}」「&font(#008000){愛を語るより口づけをかわそう}」、
アルバム「&font(#ff7800){時の扉}」「&font(#008cff){Little Bit…}」の4作品がミリオンヒットし、人気を確立した。

以降も立て続けにシングル、アルバムをヒットさせたのだが、
1996年、上杉と柴崎が音楽性の違いを理由に脱退。

残った木村は、ボーカルに和久二郎、ギターに杉元一生を迎えWANDSを再始動させる(第3期)。

1999年までにシングル4枚、アルバム1枚をリリースするが売り上げは振るわず、

2000年、予定されていたライブを待たず&bold(){&color(Blue){解体}}。

以降はビーイング側の企画でメンバー非公認のベスト盤がリリースされたり、
90年代のヒット曲を集めたコンピレーションアルバムに楽曲が収録されたりしている。

その後、2019年11月に突如第5期WANDSとして再結成を発表。
3代目ボーカルとして上原大史を迎え、上杉と共にWANDSを去った初代ギタリスト柴崎のメンバー復帰、解体まで在籍し続けたキーボディスト木村の三人編成にて約20年ぶりに再始動。
ちなみに何故第4期を飛ばして第5期を冠しているかについては、再結成は当初柴崎同様初代キーボディストの大島のメンバー復帰を予定していたが、大島が楽曲製作に専念する事を理由に以前同様木村がメンバーに加入する事になった経緯を持つ為である。

2020年1月、再始動第1弾シングル「真っ赤なLip」
同年5月には第2弾シングル「抱き寄せ 高まる 君の体温と共に」を発表。
同年10月には第5期としては初のオリジナルアルバム「BURN THE SECRET」を発表。

2021年4月、木村真也が病気療養の為に活動休止
それに伴い、WANDSとしての活動は上原と柴崎の2人体制で継続する事となった。


&sizex(5){<メンバー>}
・上杉昇
神奈川県出身。
1期・2期ボーカル。作詞・作曲も行った。
現在はソロに加え、バンド「猫騙」を結成し活動中。
&font(#0000ff){&u(){&font(#ffffff){(容姿は変わり果ててしまったが…。)}}}

・柴崎浩
東京都出身。
1期・2期・4期・5期のギター担当。現在は[[abingdon boys school]]などでも活動中。
2期の終盤からシングル曲以外はほぼ全て彼の作曲による物となっており、復帰後の第5期でもメインコンポーザーとして作曲を担当している

・大島康祐(現・大島こうすけ)
福岡県出身。
1期・4期キーボード担当。現在は作曲家・編曲家・音楽プロデューサーとして活動。
1期のリーダーであり、バンド名も彼(とプロデューサー)が付けた。
正式メンバーではなくなった2期・5期でも「時の扉」、「恋せよ乙女」などの楽曲提供、3期は「Brand New Love」のラップパートを担当という形でWANDSの活動に度々参加している。

・木村真也
青森県出身。
2期・3期・5期のキーボード担当。現在は作曲家・編曲家としても活動。
眼鏡がトレードマークだが、実は伊達眼鏡である
3期ではサングラスにしていたが、再始動後の5期では2期と同じく伊達眼鏡を装着している
2021年4月から病気療養の為WANDSの活動から離脱となったが、あくまで活動休止であって脱退ではない

・和久二郎
東京都出身。
3期のボーカルを担当。元ジャニーズJrの経歴を持つ。
現在は「松元治郎」名義でソロ活動。

・杉元一生
富山県出身。
3期ギター。現在「安保"Suginho"一生」名義で作曲活動などを行っている。

・上原大史
4期・5期のボーカル担当。
Being系列レーベルに所属するとあるバンドのボーカル担当との関係が噂されるなど、謎の経歴の持ち主。


&sizex(5){<バンド名の由来>}
タロットカードの「幸福の杖(WAND)」より。情熱・理想に向かって進むという意味が込められていた。
後に上杉が自分の英文表記を「Wesugi」に変え、「Wesugi AND Shibasaki」の略称の意味を追加した。
なお第3期になっても「Waku AND Sugimoto」でちゃんとWANDSになっている。
再結成した第5期でもこの法則は守られており「Wehara AND Shibasaki」となっている


&sizex(5){<主な楽曲>}
※  ◇…第1期、◆…第2期、☆…第3期、★…第5期

◇もっと強く抱きしめたなら
自身初のミリオンヒットシングルで代名詞的楽曲。
WANDSといえばこの曲という意見が多いだろう。

◆時の扉
上記に続いてのミリオンセラー。頭に残りやすいポップな一曲。

◆愛を語るより口づけをかわそう
さらに上記に続いてのミリオン達成シングル。

◆世界が終るまでは…
言わずと知れた「[[SLAM DUNK>SLAM DUNK(スラムダンク)]]」第2期エンディングテーマ。
&del(){皮肉な事に世界が終る前にWANDSが終ってしまった…}

◆Secret Night 〜It's My Treat〜
デビュー曲の楽曲提供を担当した栗林誠一郎の楽曲It's My Treatのカバー曲。歌詞はオリジナルは全編英語詩だったが日本語パートを上杉が改めて作詞を行った。
プロデューサーの推奨と上杉がこの曲を気に入った事で満を辞して製作されたものの、前作の「世界が終るまでは…」までとは明らかに路線を変えてきた為、当時のファンから文字通り賛否が分かれてセールスがガタ落ちしてしまった。
ちなみに発売当時CDTVのOPとしてタイアップされていたが、それから25年を経て第5期のセルフカバーver.が再びCDTVに(今回はEDとしてだが)タイアップされるというサプライズが発生した。

☆錆びついたマシンガンで今を撃ち抜こう
「ドラゴンボールGT」第4期エンディングテーマ。
物寂しさ漂うミディアムナンバー。

☆[[明日もし君が壊れても]]
東映版「[[遊☆戯☆王>遊戯王(東映版)]]」エンディングテーマ。
WANDS全体でみても完成度と人気の高いパワーバラード。
再結成後の第5期メンバーによるセルフカバーが行われた際、短くも濃厚なWANDSの歴史において第3期にのみ在籍していなかった柴崎は「この時期の曲もWANDSの曲」と断言しており
この時期の曲をやりたがらないと思っていると深読みをしないで欲しいと語っている。

☆[[FREEZE>「今日、ナニカノハズミデ生きている」]]
解体前のラストシングルのB面で、PS用ソフト「Cybernetic EMPIRE」イメージソング。
疾走感溢れる&font(#ff0000){埋もれてしまった}一曲。

★真っ赤なLip
再結成第1弾シングルであり、名探偵コナンのOPテーマ
第1期、4期のメンバーである大島提供のダンサブルナンバー。
前述のコナンOPでは伝説のパラパラダンス再びと言わんばかりにコナンが踊りを披露している。

★抱き寄せ 高まる 君の体温と共に
再結成第2段シングル
柴崎作曲による王道のWANDSサウンドかつ、Being節全開の長文タイトル
25年ぶりにオリコントップ3入りという快挙を成し遂げ、令和の日本にWANDSが復活した事を大々的に世に知らしめた。



&sizex(5){<アルバム>}
※  ◇…第1期、◆…第2期、☆…第3期、★…第5期

◇WANDS
第1期唯一のアルバムにしてWANDSの1stアルバム(収録曲数は6曲なので本来はミニアルバムだが、公式サイトの表記に倣う)
提供曲であるデビュー曲の「寂しさは秋の色」を除き、残りは全曲リーダーであった大島作曲(1曲だけ柴崎と共作)という構成。
当時既に人気絶頂のB'zのデジタルロック路線(B'zが現在のハードロック路線に切り替わるのは90年代半ばからで、当時はまだデジタルロック路線だった)を踏襲した作風と言える
しかし、悪く言えばB'zの二番煎じ的な扱いだった為かセールスは伸び悩む事となる。もっともオマージュ対象のB'zもデビュー当初からは売れてはいなかったが

◆時の扉
2ndアルバム。大島脱退、木村加入後の第2期初アルバムにして初のフルアルバム。
ミリオンセールスを記録した3曲のヒットシングルに加え、上杉がDEENに作詞提供した「このまま君だけを奪い去りたい」をセルフカバーして収録するという豪華な内容。
また、メインコンポーザーであった大島脱退に伴い上杉と柴崎の作曲した曲も増え、外部からの楽曲提供となるシングル曲以外では前作のデジタルロック路線から早くも脱却の兆しを見せる内容となっている。
シングルヒットの波に乗りミリオンセールスを記録。

◆Little Bit…
3rdアルバム。(1st同様ミニアルバムサイズの内容だが公式サイトの表記に倣う)
前作「時の扉」のヒットの半年後に発表され、収録されたヒットシングル2曲の効果でこちらもミリオンセールスを記録。
本作収録曲の「恋せよ乙女」はアルバムバージョンを製作する予定だったが、柴崎が腱鞘炎を患った為に製作延期し、後にベストアルバムに収録する事になったり
前作同様上杉がZYYGに作詞提供した「君が欲しくてたまらない」をセルフカバーして収録予定だったが見送りになり、結局発表出来ずにいる内にWANDSが解体し、後にメーカー主導のベストアルバムにお蔵出しという形で収録されるなど
半年という製作期間故のゴタゴタが窺える作品である

◆PIECE OF MY SOUL
4thアルバム。上杉と柴崎が同時に在籍した2期最後のアルバム。
シングル曲以外は全てメンバー3人の作曲した曲であり、当時の上杉のロックへの傾倒がそのまま現れたハードな作風となっている。
それでも大ヒットシングルとなった「世界が終るまでは…」を収録している事もあり、ミリオンセールスを記録。

◆BURN THE BRIDGE
未発表となった幻の5thアルバム。
前作以降も上杉はロック路線を続けていくつもりでロック路線を更に深めたシングル2作「Same Side」と「WORST CRIME」を発表し、この2作を収録したアルバムの製作を開始していたが、
プロデューサーから提示された次のシングル曲として予定された外部からの提供曲(おそらく上記の「錆びついたマシンガン〜」と思われる)が以前のメロディアスな王道のWANDS路線に戻らされる物であった為、上杉は脱退を決意。
柴崎も上杉に同調し脱退する事となり、本作の製作は中止。残る木村はWANDS存続の為に新メンバー2人を迎えて活動再開の準備をする事となる

☆AWAKE
5thアルバム。第3期唯一のアルバム。
第2期のアルバム「時の扉」を正当進化させた様なメロディアスなロック路線の作風。
収録シングルは4曲全て作詞も作曲も外部からの提供曲であったが、それ以外のアルバム曲は全て作詞をメンバーが行い
作曲も一曲を除き全て木村と杉元によって製作された。
第3期始動から2年をかけて製作されたおかげで作品としての完成度は高いものの、第3期活動開始時に上杉不在である事をかくしていた事の悪印象が尾を引いたのかセールスは伸びず、第3期は本作を遺作として解体を迎える事となる。

★BURN THE SECRET
6thアルバム。第5期初のアルバム。
復活後のシングル2曲と過去の楽曲のセルフカバー4曲(1期、2期前半、2期後半、3期)と新曲で構成されており
柴崎によりリアレンジを施された過去の楽曲と新曲が混在する楽曲達を3代目ボーカル上原が歌い上げるという、WANDSのこれまでとこれからを描くベストアルバム的な作風となっている



世界が終る前に満開の花が似合いの追記・修正をお願いします。

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- 第三期ってほぼWANDSじゃないよな…。声にてるからってひでぇ話だ  -- 名無しさん  (2013-09-17 01:33:37)
- 楽曲は第三期のが一番好きだったりする。AWAKEが名曲多いだけに、WANDSじゃない形で売り出して欲しかった。  -- 名無しさん  (2013-09-18 16:51:04)
- 和久さん  -- 名無しさん  (2013-09-18 22:09:43)
- ↑ミス。和久さんのソロ活動を杉元さんがプロデュースしたり、木村さんが楽曲提供したりでなんだかんだで三期メンバーの付き合いは続いてるんだよな。  -- 名無しさん  (2013-09-18 22:12:00)
- 上杉脱退以降の上杉の迷走がネタにされまくってるのを見ると切ないわ  -- 名無しさん  (2013-09-18 22:17:58)
- 上杉はそれまでと方向性が極端に逆かつ斜め上を行ったからな…al.ni.coとソロ初期までは好きだった。  -- 名無しさん  (2013-11-22 19:56:08)
- 「明日もし君が壊れても」は神曲。  -- 名無しさん  (2014-02-11 09:31:45)
- WANDS復活してほしい  -- 名無しさん  (2017-06-30 13:55:36)
- Keep My Rock'n Roadが好きだったなぁ  -- 名無しさん  (2019-02-07 17:01:15)
- 上杉さんの声は爽やかさの中にもパワフルさとシャウトが入ってて、ビーイングの男性ボーカルでイメージするような感じで、和久さんは爽やかというより切ない感じの声で高音のイメージ、上原さんは2人を足した感じのやや上杉さん寄りって感じかなぁ…それにしても、柴崎さんと木村さんが50過ぎてるような見た目してないのが…  -- 名無しさん  (2020-09-19 16:34:31)
- 上原大史のお友達のバンドも売れそうだし、今後の活躍を期待  -- 名無しさん  (2020-10-31 13:35:24)
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