VTEC(ホンダ)

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VTEC(ホンダ)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/03/26(月) 18:46:39
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
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&color(red){V}ariable valve
&color(red){T}iming&lift
&color(red){E}lectronic
&color(red){C}ontrol system


VTEC(ブイテック)とは本田技研が焼き鳥の&color(green){ねぎま}からインスピレーションを受けて開発したエンジンのバルブタイミング・リフト機構。
 
車両のエンジンの性能は大きく分けると、低回転時と高回転時の2つがある。
レーシングマシンに用いられるエンジンは高回転時にパワーが発揮されるが、低回転時にはパワー不足で燃費も悪い。
一方、乗用車のエンジンは低回転時からパワーが出て燃費もいいが、高回転時にはパワー不足。
つまりエンジンの性能を&font(#ff7800){10}とするなら…。

◇乗用車の場合
低回転:&color(Blue){8} 高回転:&color(red){2}

◇レーシングマシンの場合
低回転:&color(red){2} 高回転:&color(Blue){8}

このように乗用車のエンジンだろうが、レーシングマシンのエンジンだろうが&font(#ff7800){低回転+高回転=10}となる。
 
低回転時の性能と高回転時の性能の両立、即ち&font(#ff7800){低回転+高回転=10}の壁を越えることはエンジンが世の中に出てから約100年間、不可能とされていた。



&color(red){}ホンダ「乗用車のエンジンとレーシングマシンのエンジンを合体させればよくね?」

と試行錯誤の末に二つのエンジンの良い所だけを合体させたのがVTECである。
低回転時からパワーが出て、高回転時でもパワーが出る。
つまり…。

低回転:&color(Blue){7} 高回転:&color(Blue){7}

&font(#ff7800){低回転+高回転=14}
こんな感じにしてしまったのである。


&color(red){POWER OF DREAM}


&color(green){ねぎま}のちからってスゲー。
 
仕組みを簡単に説明すると…エンジンの回転数によって低回転用と高回転用のカムシャフトを切り替えることで、吸排気バルブの開閉量と開閉のタイミングを切り替えるエンジンである。
二輪車のHYPER VTECは二輪独自の発展型だがコンセプトは同じ。

エンジンが一定の回転数を超えるとVTECが高回転に切り替わり、甲高いエンジン音と共に一気に吹け上がる。
このVTECで特筆すべきは、その性能に加えて「VTECサウンド」と呼ばれる官能的なエンジン音だろう。高回転域に達した際に独特な音を奏でるが一方で「安っぽい音」「ノイズ」と言われることもある。
 
主なVTEC搭載エンジン

B16A
B16B
B18C
F20C
H22A

主なVTEC搭載車

インテグラ(二代目〜)
シビック(四代目〜)
CRX(二代目、三代目)
プレリュード(四代目〜)
アコード(五代目〜)
S2000
[[NSX]]

バイク
[[CB400 SUPER FOUR]]

ちなみに上記のシビックとインテグラ、CRXは学生自動競技で車両規定の関係上非常に有利であるため多く使用されており、大会の際にはパドック内が&color(red){VTEC搭載車の集会}と化すこともザラである。
 



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