&font(#6495ED){登録日}:2016/05/13 Fri 20:59:51 &font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red) &font(#6495ED){所要時間}:約 4 分で読めます ---- &link_anchor(メニュー){▽}タグ一覧 &tags() ---- アイロンビーズとは直径5ミリほどのプラスチック製ビーズを並べて形を作り、アイロンで熱して固着させる玩具である。 製品名は「[[パーラービーズ>http://www.diablock.co.jp/perlerbeads/]]」など。 &bold(){1.}円形や六角形、三角形など様々な形のプレートに様々な色のビーズを置いていき、 &bold(){2.}その上から熱したアイロンをキッチンペーパー越しに当てることでビーズ表面が溶け、 &bold(){3.}冷ましてからそっと取り外すと作品が出来上がる。 ビーズの固定にはアイロンが必要になるものの、その手軽さとカラフルな色合いから主に幼女先輩とそのママ層からの根強い人気を誇るおもちゃである。 複数個のパーツを組み合わせて立体の作品も作れるので楽しみ方は幅広い。 #center(){ &color(hotpink){~よいこのみなさんへ~} &color(hotpink){ビーズはとてもちいさいので、のみこまないようにきをつけようね。} &color(hotpink){アイロンはとてもあつくなるので、ちいさなおこさまは、ほごしゃのかたといっしょにあそんでくださいね☆} } 本題に入ろう。 このアイロンビーズ、[[ドット絵]]との相性が&bold(){抜群}なのだ。 上記のようにわずか数ステップで[[マリオ]]や[[ピカチュウ]]、[[ロックマン>DRN.001 ロックマン]]、[[匠>http://www49.atwiki.jp/aniwotawiki/pages/28712.html]]、[[みんな大好きな>アリシア(LIVE A LIVE)]][[大正義ヒロイン>ヨヨ(バハムートラグーン)]]など往年のゲームキャラが簡単に作れてしまうのである。 以下にドット絵からアイロンビーズ作品を制作する際の解説を記載する。 &bold(){1.元絵を探す。} ゲーム上で動くキャラクターのグラフィックは「スプライト(sprite)」と呼ばれるので適当なワードを添えてググってみよう。なお著作権上はゲフンゲフン 大型のボードを使用すれば大きなドット絵も作れるが厚さが5ミリほどしかないので、 大型の作品になるほど強度が落ち、細いところからベキッと折れてしまうことも。 アイロンビーズ作家は同じ図案で複数個作ったものを重ねて接着することで強度を出しているようだ。 また、販売されているビーズはビビッドな色合いがほとんどで、元のドット絵を微妙な色合いを完全に再現しきれないことがままある。 そんなときはペイントソフトで色を置き換えた図案を別途作成する必要がある。ドット絵に特化した「Edge」というソフトがおすすめ。 &bold(){2.材料を用意する。} [[100円ショップ]]や手芸店では直径6センチほどの小さなプレートと複数色のビーズが入ったセットが売られているが、 ガッツリ作りたいなら個別で買い揃えたほうが最終的にお得。 ●ビーズ 筒入りは11000ビーズが入って2000円前後(アイロンペーパー付き)。色分けする手間はかかるがコスパは一番いい。 作りたいものに合わせて袋入りの単色のビーズを購入するのも可。 しかしながらゲームのドット絵を再現すると黒いビーズを大量に消費するため、店舗によっては「黒はひとり2袋まで」と購入上限があることも。 透明やラメ入りなどカラーバリエーションは豊かだが、茶色やグレー系の微妙なニュアンスを持った[[色]]は少な目。 色別にビーズを入れておくケースがあると大変はかどる。 ●アイロン 熱を均一に伝えるためにスチーム穴の開いていないものが望ましい。 アイロン台がなくてもバスタオルで古新聞をくるんだものでなんとか代用できる。 ●プレート 四角形のプレートを用意する。 プレートの表面には小さな突起が並んでおり、そこにビーズの穴をはめるようになっている。 Lサイズのプレートは29×29なので32×32のドット絵を1枚で作ろうとすると少しサイズが足りなくなるので注意。 2枚入りのものを買えばプレートを組み合わせることでサイズ調整が可能になる。 ちなみに透明なボードより白いボードのほうが少し安い。透明なものは印刷した図案を下に置いて映せるので好みで使い分けよう。 ここで留意したいのはもっとも普及しているビーズの直径が5ミリのため、出来上がる作品の直径は(ドット数÷2)センチになること。 もっとも最近は直径2ミリほどのさらに小さいビーズが販売されておりその限りではない。 &bold(){3.プレートにビーズをひたすら置いていく。} 目が慣れないうちは16×16サイズでも結構時間がかかる。 まずは主線となる色(たいていは黒)から先にビーズを置いていこう。 完成したと思ったらひっくり返して水の泡……なんてことはよくある。&color(red){あきらめんなよ!} この作業中にアイロンの電源を入れ中温に熱しておくのが望ましい。 &bold(){4.アイロンをかける} …前にドット抜けがないか今一度確認しよう。カメラで撮影すると肉眼よりも客観的に出来栄えを見られる。 準備ができたらプレートの上にアイロンペーパー(オーブンシートで代用可)を乗せ、熱したアイロンをかけていく。 この作業の質が作品のクオリティを左右するといっても過言ではない奥深い工程である。 言うまでもないことだが、ペーパーのつるつるした面とビーズの表面が接するように重ねないと意味がない。 一気に溶かそうとせず、時々アイロンを浮かせてビーズ同士がくっついているか確認しながら作業を進めよう。 アイロンのかけ方が浅いとビーズがバラバラになってしまい、かけすぎるとビーズがつぶれてしまい見た目が悪くなる。 あまり長時間かけすぎるとプレートが熱で変形してしまうので注意。 一通りビーズがくっついたことを確認したら上に重しを載せて冷めるまで放置、 プレートから外して裏からも軽くアイロンをかければ完成。 こうして出来た作品はたくさん作って壁に飾るもよし、金具をつけてキーホルダーにするもよし。 手を動かしてドット絵を模写することで自分で打ってみるときの参考にもなるので、 ドット絵をこよなく愛するWiki籠りにはぜひチャレンジしてみてほしい。 ドット絵が現実世界で形に残る喜びは何物にも代えがたい。 ア○○ビーズと読み間違えた冥殿は窓際行って……追記修正しろ #include(テンプレ2) #right(){この項目が面白かったなら……\ポチッと/ #vote3(time=600,2) } #include(テンプレ3) #openclose(show=▷ コメント欄){ #areaedit() - カントー地方のジムバッジを作ったことがある。 -- 名無しさん (2016-05-13 21:19:51) #comment #areaedit(end) }