Asgore(UNDERTALE)

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Asgore(UNDERTALE)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2017/07/27 Tue 15:22:48
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 7 分で読めます

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Asgore(アズゴア)とはインディーズゲーム「[[UNDERTALE]]」における登場人物の一人である。

*概要
地下世界に結界によって閉じ込められているモンスターを統べる王で、フルネームは「Asgore Dreemurr(アズゴア・ドリーマー)」
「人間の魂を7個集めることで結界を破壊して人間を滅ぼし、モンスター達が再び地上世界で暮らせるようにする」という政策を立てており、
最初の地点である遺跡で主人公を導いてくれる[[トリエル>Toriel(UNDERTALE)]]が地上に帰りたがるのを拒むのはこれが原因。
主人公が地下世界に落ちてくるまでに6つの魂を手にしており、残る1つを手にする為に主人公の障壁として立ちふさがる。

これだけ聞くとRPGの典型的な悪い魔王に見えてしまうが、行く先々で聞くモンスターからの評判は
・すごいお人好し
・間抜けで優柔不断
・ネーミングセンスも悪い
・だけど素晴らしい王様
と、どこか抜けていながらも優しく良き王であることが伺えるものばかりである。

ルートによって展開こそ異なるが、共通して最後まで登場することはなく首都「ニューホーム」の玉座の間で対面することとなる。


#center(){&font(red){※以下ルート毎のネタバレ}}

#region(過去に起こった出来事)
かつて彼はトリエルと夫婦であり、息子であるアズリエルと、最初に地下世界に落ちてきた人間を義子として引き取って暮らしていた。
だが、ある日人間が病によって死んでしまい、その人間の「地上の花が見たい」という願いを叶えるため、
人間の魂を吸収してバリアを潜り抜けた息子もまた、(彼の息子を人間を殺したモンスターと勘違いした)人間たちに殺されてしまう。

一度に二人の子供を失った悲しみから、現在の「人間の魂を集めて結界を破壊し、地上を征服する。」という政策をうち立て、それに失望した妻は彼のもとを去ってしまう。
#endregion

#region(Nルート)

#center{
A strange light fills the room.
(ふしぎな ひかりが あたりに みちる)
Twilight is shining through the barrier.
(バリアごしに うすあかりが みえる)
It seems your journey is finally over.
(たびは ついに おわりを むかえる…)
You’re filled with &font(b, red){DETERMINATION.}
(&font(b, red){ケツイ} がみなぎった)

&font(#bf9000){「Human... It was nice to meet you.」}
&font(#bf9000){(ニンゲンよ きみと であえて よかった)}

&font(b, #bf9000){「Goodbye.」}
&font(b, #bf9000){(さらばだ)}

&sizex(5){*ASGORE attack!}
&sizex(5){(*アズゴアが おそってきた!)}
}

中立のNルートでは、ニューホームの道中で過去に起こった出来事をモンスターが語った後に、玉座の間で対面、バリアの前で決戦となる。
モンスター達が語っていた人物像通りの優しい人物。
人間を殺すという政策をうちたてた後でもその性格は変えられなかったようで、主人公にも紳士的に対応し、
戦いの直前に「まだやり残したことがあるなら、それをしてから来るといい」と主人公の準備が整っているか気遣ってくれる。

戦いが始まるとお互いに情をかけたりしないようにするためか、取り出した深紅の槍で和解に使用する&font(b, red){見逃すコマンドを破壊し}自身も常に顔を伏せたまま戦う。
主な攻撃は炎魔法と、槍を振り回す攻撃。
槍を振り回す攻撃は、目が光った順番でオレンジ(動いてないと当たる)・水色(止まってないと当たる)の攻撃となる。
また、ここまでしても非情になりきれないのか主人公のHPが2以上の時はとどめを刺せず必ず1残ってしまう。

敗北後、彼は「皆を失望させないための政策」という王の責務と「誰も傷つけたくない」という優しさ故の願いとの二律相反の間で苦しんでいたことを語り、
主人公に止めを刺してこの地下世界を去る事を勧める。

止めを刺すか、見逃すかを選ぶことは可能だがどちらにしてもこの機会をうかがっていた[[フラウィ>Flowey(UNDERTALE)]]によって止めを刺されてしまう。

戦闘テーマは開始前のイントロ部分である「Bergentrückung」から始まり「ASGORE」へと続く。
上記の二律相反の間で苦しんでいる彼を現すようなテーマであり人気も高い。
また、曲のフレーズにトリエルのテーマである「Heartache(=心痛,悲嘆)」とゲームオーバー時の「Determination」が組み込まれており、
彼の抱える決意と悲しみに加えて、どちらかが倒れるまで(=ゲームオーバーになるまで)終わらない展開を表しているのかもしれない。
#endregion

#region(TPルート)

#center{
A strange light fills the room.
(ふしぎな ひかりが あたりに みちる)
Twilight is shining through the barrier.
(バリアごしに うすあかりが みえる)
It seems your journey is finally over.
(たびは ついに おわりを むかえる…)
You’re filled with &font(b, red){DETERMINATION.}
(&font(b, red){ケツイ}が みなぎった)

&font(#bf9000){「Human... It was nice to meet you.」}
&font(#bf9000){(ニンゲンよ きみと であえて よかった)}

&font(b, #bf9000){「Goodbye.」}   
&font(b, #bf9000){(さらばだ)} &sizex(5){&font(b, red){●=}}

&font(#bf9000){「!?」} \ドーン/

&bold(){「What a terrible creature. torturing such a poor,innocent youth…」}
&bold(){(なさけないわね… つみもないこどもを いじめるなんて…)}
}

不殺を貫くTPルートでは、戦いが始まる前に&bold(){あのクソ花の攻撃を妨害したときと同じ方法で}トリエルが止めに入る。
そして、&bold(){「魂が1つあればバリアを潜り抜けて人間を殺すことは可能なのにそうしなかったのは、他ならぬアズゴア自身の我が儘に他ならない」}と彼の政策を厳しく非難する。

が、彼はその通りだと認めたまではいいのだが、&bold(){「友達からで良いからよりを戻してくれないか」}とせまる。&bold(){この王、未練タラタラである。}
当然トリエルには&bold(){「ダメよ」と拒絶され涙目に}、さらにそのあとに駆け付けた[[サンズ>Sans(UNDERTALE)]]と&bold(){ジョークも交えた親しげな挨拶をしているのを目の前で見せられてしまう。}
&font(l){やめて!王様のライフはもうゼロよ!}

最終戦では、トリエルと同時にLost Souls(まよえるタマシイ)として出現する、この二人の使ってくる攻撃がよく似ていることが分かる。
#center{
&font(#bf9000){「Forgive me for this.(どうか ゆるして くれ)」}&font(#6fa8dc){「This is for your own good.(これは あなたの ためなの)」}
*あなたはまよえるタマシイに、&font(#bf9000){皆を救うことを} / &font(#6fa8dc){救う為にはいかなければいけないことを} 伝えます。彼 / 彼女の中で何かが深く揺れる。
 
&font(#bf9000){「This is my duty.(これが わたしの やくめ なのだ)」}&font(#6fa8dc){「No one will leave again.(もうだれも そとへは いかせない)」}
*あなたはまよえるタマシイに、&font(#bf9000){何があっても傷つけないことを} / &font(#6fa8dc){戦いたくないことを} 伝えます。 彼 / 彼女 にとってそれはとても馴染み深い。

*突然、二人の思い出がよみがえる!
&font(#bf9000, b){「You are our future!(きみは われわれの みらいを になうものだ!)」}&font(#6fa8dc, b){「Your fate is up to you now!(あなたの みらいは じぶんで きめるのよ!)」}
}
#endregion

#region(Gルート)
虐殺を貫くGルートでは、フラウィと思われる黄色い花から主人公が来ていることを警告されていたが、
もはや変わり果てた主人公を人間ではなくモンスターとしか認識できず「君はどんなモンスターなのかな?」と尋ねる。
しかし、過剰に上がったLOVEによってプレイヤーの手の内を離れつつある主人公は話も聞かずに戦闘を開始し、コマンドも入力する間もなく攻撃を行い殺害してしまう。
#endregion





追記・修正を準備はできたかい? 

強がらなくていい…

私だって心の準備ができていない。
#include(テンプレ2)
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}
#include(テンプレ3)

#openclose(show=▷ コメント欄){
#areaedit()
- 王様…(´;ω;`)  -- 名無しさん  (2017-07-27 21:39:53)
- どうあがいても不幸  -- 名無しさん  (2017-07-28 20:54:59)
- 冷徹に振る舞おうとしても優しさが滲み出てしまうあたり、玄田哲章が演じたらむちゃくちゃ似合いそう。  -- 名無しさん  (2017-07-31 20:18:40)
- 主人公の手にかけられるまであの花が手を出せなかった実力の持ち主  -- 名無しさん  (2017-07-31 22:38:59)
- 声が玄田哲章じゃ寧ろ[[問答無用で殺しにかかってきそう>T-800/T-850(ターミネーター)]]なんですがそれは大丈夫なんですかね…?  -- 名無しさん  (2017-08-01 06:52:44)
- 冷酷になり切れない優しい王様、幸せになってほしい  -- 名無しさん  (2017-08-22 23:29:11)
- アンダインの台詞からして、地下に落ちてきた人間は誰も手にかけてないんだろうね。それでも魂を利用することを詫びて棺に納めてたと  -- 名無しさん  (2017-08-23 00:03:34)
- TPルートに行くためには一度Nルートをクリアする必要があるが、そのNルートだとどちらにしろ王様は死ぬことになる。 誰も死ななくていいとは何だったのか・・・。  -- 名無しさん  (2017-12-30 19:57:58)
- トリエルからは(主人公にとって)危険視され、他モンスターから評判を聞いた時も人間には無慈悲タイプなのかと思いきや…あまりにも優しそうな顔立ちとそれに違わぬ反応を見た時は色々察したな  -- 名無しさん  (2018-01-24 16:00:43)
- ↑↑だからこそ誰も死なないPルートに行くんだ  -- 名無しさん  (2018-08-21 17:41:05)
- ↑しかしPルートでも最初は花に殺されてるよね・・・  -- 名無しさん  (2019-03-03 09:36:32)
- ↑その上、一度でもGルート行けば生存ルートが潰えるというね(他の登場人物はGルート後も全員生存可能)マジで救いが無い  -- 名無しさん  (2019-03-04 21:26:44)
- フラフラしてるっていうから道中で一度会いたかった・・・そしてSAVEのコマンドでそのことを言いたかった  -- 名無しさん  (2019-03-04 21:43:57)
- 好きだわパッパ  -- 名無しさん  (2019-11-16 23:24:20)
- Gルートで止めを刺したのはクソ花ですがね  -- 名無しさん  (2020-05-09 23:29:10)
- 槍の色は赤、赤が意味するはDetrmination、「タマシイを集めて民を救う」ケツイが籠もった槍。だけどその赤い槍は、その色のまま一度も主人公に振れなかった…そう考えると色々考えてしまうな  -- 名無しさん  (2020-10-30 15:20:40)
- トリエルのパイで弱体可能、さらに誰も殺してないと会話でも弱体化が可能。  -- 名無しさん  (2021-06-19 14:33:27)
- 慈悲深く(Pルート)なり切れず、非情(Gルート)にもなり切れない優しさと王としての重責の板挟み、まともに戦えるのがNルート(どっちつかず)だけというのが彼というキャラクターを物語ってる気がする。  -- 名無しさん  (2021-08-19 22:36:15)
- 長年生きてあまりに多く傷ついてなおそのままで居続けるのがトリィ共々余りにも愛おしい  -- 名無しさん  (2021-08-29 21:48:52)
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