物質創造能力

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物質創造能力」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2019/07/21 Sun 23:49:40
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ここでは、全くの0から瞬く間に物質を生み出してしまう能力者を紹介する。

*概要
虚空からどんなものでも取り出すことができるというチートクラスの能力。
ここでは、「特定の物質をいくらでも作り出して操れる」系の能力者は除き、ある程度自由に自分の望む物を生み出せる能力者を取り上げる。
ただ、流石に何でもかんでも自由自在とはいかず、いくらかの制約があることが多い。
代表的な制約としては以下のようなものがある。

-作り出す対象の制限
特に「生物は作れない」という制約は多め。逆に「ゴールド・エクスペリエンス」のように「生物しか作れない」というパターンもある。

-作り出す物質の構造を把握していないと作れない
イメージだけではダメで、しっかりと構造まで把握していないと外面だけをコピーした粗悪品になってしまうことがある。
逆に「見た目は完璧だが機能まではコピーできない」のような制約がかかることも。

-材料が必要
全くの虚空から作り出せるわけではなく、何かしらの材料をその辺から集めないといけないパターン。
ただこの辺を真面目に考えていくと、空気やその辺の土には含まれない原子が多すぎるため、「核融合して原子転換」とかしないといけなくなるのだが。


「絵に描いたものをなんでも実物にする能力者」については「[[描いた絵を実物にする能力]]」を参照。

*代表的な物質創造能力者たち
-魔法少女たち
「無から有を生み出す[[魔法]]」というのは、ハイファンタジー系作品だと高度で難易度の高い呪文とされていることが多い。
例えば『ゲド戦記』では、「魔法で食べ物を作ることはできるけど腹には一切溜まらないから意味ないよ」と明言されている。
しかし、特に昭和期の魔法少女ものではその辺あんまり気にせずに魔法で何でもかんでもホイホイ生み出している。
杖を一振りして「テクマクマヤコン」でも「マハリクマハリタ」でも好きな呪文を唱えれば一発で好きなものがいくらでも出てくるという超便利呪文。
ただ、魔法は万能でも「魔法使いのルール」として使用が制限されていることは割と多い。

平成期に入ると流石に魔法少女ものでもそこまで無法な魔法はあんまり登場しなくなっている。

-キューティーハニー(キューティーハニーシリーズ)
「空中元素固定装置」なる装置が体内に組み込まれており、どんなものでも空気から作り出せるアンドロイド。
ちなみに変身時に服が飛び散るのはコレで着替えるための必然。&bold(){決して純真な青少年をドギマギさせるためではなく必然性があるのだよ}。
空気中に存在する酸素・水素・炭素辺りはともかく、鉄などの元素をどうやって集めているのかは謎。&bold(){[[空想科学読本]]では真面目に検証したらバイク一台作るために東アジアが滅びる}ことが判明した。

-[[Dr.マンハッタン]](ウオッチメン)
アラン・ムーア原作で1987年に描かれたリアル志向の異色のアメコミ作品『ウオッチメン』に於ける、世界で唯一の超人にして、神に近い万能の存在。
元は原子物理学者であり、自身が分子レベルで分解された後に霊的な段階からの意思の力により、自身を再構成すると共に原子と分子を自由自在に分解、再構成する能力を得た。
また、知覚段階に於いて量子力学的な分子レベルの同時存在する平行世界を認識していることから、漠然とした未来予知が可能で、同時に自分自身を可能性が収束した世界では過ぎ去った過去に置いている。

-[[仮面ライダークウガ>仮面ライダークウガ(キャラクター)]]([[仮面ライダークウガ]])
仮面ライダーが現代的視点でリアリティーを増して描かれるようになった平成1号ライダーで、ライダー中でも特にSF的要素を基に設定が練られている仮面ライダー。
能力の基本が分子レベルでの物質操作能力で、本作では敵も味方も超古代に由来する技術については、凡て物質操作能力の応用により超能力が発揮されているという設定で、クウガも専用装備は別の物質をモーフィングパワーによって分解、再構成して生み出している。
ラスボスである[[ン・ダグバ・ゼバ]]と、[[最終形態となっなクウガ>アルティメットフォーム(仮面ライダークウガ)]]の操る超自然発火能力も、敵の肉体自体を分解、分子レベルからプラズマ化させる現象を差す。
また、小説版では量子揺らぎを利用してテレパシーを使う敵も出現しており、TV版での不可解な描写の幾つかに解答を与えている。


-コルトピ(HUNTER×HUNTER)
念能力「神の左手悪魔の右手(ギャラリーフェイク)」で、左手で触った物体をどんなものでもコピーして複製できる。
ただし1日経つと解除される他、生物は「死体」としてしかコピーできない。
通常「強力な特性を持った特定の物体を具現化する」という具現化系念能力の原則から外れ、「その辺にあるありきたりなものしか作り出せないがどんなものでも作り出せる」という汎用性に特化した念能力。
また具現化した物体に「円」の特性もあるのでレーダーとしても使えるなど意外と汎用性は高い。

-キスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレード(物語シリーズ)
「怪異の王」にして「鉄血にして熱血にして冷血の吸血鬼」と呼ばれる最強の吸血鬼。
「異様な身体能力」「不死性」「瞬間移動」「肉体の最適化」などの能力に加えて「イメージしたものを何でも作り出せる」物質創造能力も持っている。
「その気になれば10日で世界を滅ぼせる」という言に偽りなしのチート吸血鬼。
ただし、作中ではほぼ全編通して弱体化状態の「忍野忍」で登場しているため、まともに使っている場面はほとんどない。

-垣根帝督(とある魔術の禁書目録)
「未元物質(ダークマター)」の能力を持つ学園都市第二位。
当初は「この世の物理法則から外れた異世界の物質を操る」というだけの能力(それでも超強力)だったが、
復活に伴い「未元物質を使って体の臓器を始めどんなものでも作り出せる能力」に成長。''実質不死身''にまで進化してしまった。

-姫木千冬(異能バトルは日常系のなかで)
異能&font(l){「酢豚(パイナップル)」}「創世(ワールドクリエイト)」で、どんなものでも作り出せる。
ギャグ系ライトノベルということもあるが、&bold(){マジで制約らしい制約は一切なくイメージすればなんでも作れる}。それこそ物体から食べ物、果ては空間まで自由自在。
しかも作った物は任意で消せる。
ただし、能力の制約ではなく約束として「命を持った物は作らない」と決めている。

-櫻田奏(城下町のダンデライオン)
「物質生成(ヘヴンズゲート)」という特殊能力で、&bold(){現実から空想、果ては未来の物質}までどんなものでも作れる。
ただし、リスクとして&bold(){作った物体の価値に等しい金額が貯金から引かれる}というあまり類を見ない代償がある。
しかも、明確に能力発動の意思を発しなくても「欲しい」と思った瞬間に能力が発動するため、欲望がコントロールできないと破滅一直線という珍しいタイプの能力。

-八百万百(僕のヒーローアカデミア)
個性は「創造」。あらゆる物質を自分の脂質から作り出して体表から生み出すことができる。生命は無理。
射程距離が「自分の肌」と非常に短いのが難点だが、生命でなければ作れる物体に制限はなく本人の知力の高さもあって驚異的な汎用性を誇る能力となっている。
ただし、「あらかじめ作りたい物体の構造を分子構造に至るまで詳細に把握しておく」ことが不可欠なため、あらかじめ学習していないものまでは作れない。
また、焦ったり動揺したりすると能力がうまく発動しなくなってしまう。

-SCP-038(SCP Foundation)
木の幹に触れたものをなんでも複製してしまう謎の木。
いくらかの制約があり、「200ポンドを超えると途中で複製が止まる」「生命も複製されるが、寿命が極端に短くなる」「一部の特殊なSCPは完全な複製にはならない」などがある。


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