バフラヴァーン(黒白のアヴェスター)

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バフラヴァーン(黒白のアヴェスター)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2020/05/29 Fri 23:10:00
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 5 分で読めます

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#center(){
&bold(){&color(#85003b,red){本気を出せよ。この程度で俺を殺せると思っているのか}}

&bold(){&color(#85003b,red){俺は最初から本気だぞ。更なる上を見せてくれ}}

&bold(){&color(#85003b,red){いいぞ、おまえは素晴らしい よくそこまで練り上げた。おまえのような者がいるからこそ、この遊びは面白い}}


&size(30){&bold(){&color(#85003b,red){さあ、やろうか。俺とおまえのどちらが強い?}}}}





『[[黒白のアヴェスター]]』の登場人物。


*プロフィール
種族:不明
性別:男性
身長:228cm
体重:200kg
二つ名:&ruby(ぼうきゅうひこう){暴窮飛蝗}
魔王序列:三位
所在地:不明


戒律1:『&ruby(ハザフ・ルマ){殲くし滅ぼす無尽の暴窮}』
戒律2:『&ruby(マルヤ・アエーシュマ){終わりなき群生する暴窮}』


*概要
善なる&ruby(アシャワン){義者}と敵対する悪なる&ruby(ドルグワント){不義者}の頂点に君臨する絶対悪、『七大魔王』の一角。
善の殿堂『&ruby(ワフマン・ヤシュト){聖王領}』による序列は三位。与えられた異名は&bold(){『暴窮飛蝗』}。
司る悪性は『暴性』。


二メートルを超えた筋骨隆々の体躯の、緋色の瞳に灼炎のごとき烈しい髪を持つ大男。
出会う者全てを倒して、星を幾つも滅ぼす天災を巻き起こしているため序列三位と認定された。


*人物像
&bold(){&color(#85003b,red){「この世のすべてと戦い、倒し、最後に残った者が最強である」}}という子供じみた狂気の野望を掲げて宇宙を渡り歩き、[[破壊と殺戮を繰り返して自分以外の全てを絶滅させんとする>第六天波旬]]傍迷惑極まりない&bold(){&color(red){宇宙最悪の&ruby(バカ){脳筋}。}}

その思想の前には老若男女も不義者も義者も関係ない。
出会い、目が合い、俺とおまえはここにいると、謳いあげたからには不倶戴天。
&bold(){&color(#85003b,red){「この世に己以外の生命など認めない」}}という思考回路により、バフラヴァーンとの相互認識を行なってしまえば最後、例え&bold(){無力な赤子や草木、昆虫}であろうとバフラヴァーンの全力の一撃によって滅殺される。
勇者ワルフラーンといった例外を除けば、バフラヴァーンが魔王に列せられてからの七大魔王の交代は&bold(){バフラヴァーンに殺害されてしまったケースが約9割を占める}らしい。 


超が付くほどの度し難い戦闘狂だが同時に「最強」を目指す戦闘者にして求道者としての顔を持つ。
脳筋なのは間違っていないが、同時に自身の戒律には忠実かつ真摯であり、自身の知覚圏外にいる者に対しては手出しするようなことは一切しない。
中々戦う相手がいない場合や戦おうと思っていた相手を横取りされた場合は拗ねたり寂しがる子供っぽい一面もある。
また見方によっては臆病とも取れる配下2人の付かず離れずの修行内容についても&bold(){&color(#85003b,red){「彼らの再戦における必勝を期した決意表明」}}と考え許容。
彼ら2人を対等なライバルと捉えた上で放任し、さながらチャンピオンの如く泰然と構えて2人が再び挑んでくる瞬間を楽しみに待つ度量の深さも垣間見せる。


負けん気も非常に強く、彼の前では&bold(){「戦う相手がいない」という暇や退屈といった概念}すらも等しく「挑み乗り越えるべき相手」でしかない。

#center(){&bold(){&color(#85003b,red){無駄だと?ならば俺は、&ruby(ソレ){無駄}に勝たねばならん}}

&bold(){&color(#85003b,red){&ruby(ソレ){退屈}に勝つ。何が相手でも俺は負けん}}}

という無茶苦茶にして荒唐無稽極まりない宣言が彼の狂気と破綻ぶりを表していると言っても過言ではない。

ここまで書くと一周回って気持ちのいい&s(){バカ}快男児のようにすら思えるが、そこはやはり不義者の頂点に君臨する&bold(){「魔王」}の1柱。
強敵と判断した相手には義者であろうと最大限の敬意を払い、強敵の記憶は胸に留める真摯な一面を持つ一方で、あくまで殺した相手の存在は自分の勲章(=踏み台) の一つとしか考えていない。
&bold(){&color(#85003b,red){「振り返らず、立ち止まらず、前だけを見据えていくのが自分の道」}}と考える前向きでポジティブながらも残酷な男。
おまけに戦いが激化し興が乗ってくると&bold(){&color(#85003b,red){「俺が満足するまでまだ死ぬな!俺が満足するまで限界を越えて奮い立ってそれから死ね!(意訳)」}}という身勝手極まりない主張を相手に押し付けてくる。
結局彼にとって他人は等しく[[自分の自尊心を満足させ、自分の強さを彩る為の引き立て役>大欲界天狗道(神咒神威神楽)]]でしかなく、そう考えるのも&bold(){&color(#85003b,red){「俺の方が強いから」}}というあまりにも薄っぺらい単純な理屈によるもの。


単純バカの戦闘狂である一方、&bold(){「自身こそが最強である」}という自負を掲げているにもかかわらず&bold(){「他者に戦いを挑んで強さを競おうとする」}というどこかチグハグな言動を繰り返しているが…
#openclose(show=真実とオリジン){
  
  
#center(){&bold(){&color(#85003b,red){俺が夢見た楽園は、億万の俺が殺し合う絶域だ! 生も死も残らずそこに、尊く眩しく輝いている!}}}

#center(){&size(25){&bold(){&color(#85003b,red){マグサリオンマグサリオン――どうしておまえはマグサリオンだ。気に入らんぞ有り得んだろう、俺と戦るなら俺に成れえェッ!}}}}


本人も無自覚な矛盾した言動の裏にある本性とは、
他者との競い合いを求めているわけでもなければ世界の頂点に君臨し続けたいわけでもなく、ただ&bold(){「殺し合うのが好きなだけ」}の戦闘狂。

そもそもバフラヴァーンは生まれる以前の段階、&bold(){&color(red){即ち精子の段階で自意識を確立しており}}、その中で数億という自分と同じ数億の自分(精子)を蹴散らして只1つの受精卵となるべく競い合い殺し合った&bold(){極限の戦いの経験}を&bold(){&color(red){本能的に有していた。}}

自分以外の精子を皆殺しにし、自我を得ると同時に母親の腹を食い破ってこの世に生を受けたバフラヴァーンであるが当然ながらその事実は忘却(なお、不義者の父親は生れ落ちてすぐにブチ殺している。パネェ。)。
しかしその熾烈な争いと自分同士での戦いの末に頂点を極めた喜びだけはバフラヴァーンの心に焼き付いてしまった。
これこそがバフラヴァーンが抱えた歪みと『&ruby(マルヤ・アエーシュマ){終わりなき群生する暴窮}』を生み出すに至った願望の真実。
彼の中ではこの自分同士での殺し合いこそが至高の戦いと位置付けられているが、
一方で 生まれる前に一度頂点の座を取ったことと自我を得て知った『最強』という概念を経由し、バフラヴァーンは芯に拭い難い歪みを抱えてしまった。


そしてそんな彼の真実の願いは&bold(){「勝ち負けを度外視して壮絶無比な戦いをしたい」}。
そして&bold(){&color(#85003b,red){「宇宙の全てを皆殺しにした後『自分同士で殺し合った原初の戦い』を未来永劫味わい続けて楽しみたい」}}というあまりにもはた迷惑な願望こそがハブラヴァーンの求めるもの。
故にバフラヴァーンにとって自分以外の他人は一切価値のない存在であり、根源的に徹頭徹尾自分しか見えていない。

この無自覚の歪みを自覚してしまったバフラヴァーンは間違いなく恐るべき存在へと昇華されるのだが同時に&bold(){思考のネジの外れ具合も加速。}
&bold(){自分と拮抗するような相手は全て自分でなければ気が済まない}という理不尽なエゴイズムの塊と化し、
&bold(){&color(#85003b,red){「お前は俺に成るんだよ!俺が成れといったらなるんだよ!理屈?知るか!(要約)」}}という破綻し切った願望を押し付け強要する&bold(){ウルトラバカ}に変貌する。
}


*経歴
1800年前に生まれた時から現在までその信念をもとに殺戮を続け、1000年以上もの長きにわたり魔王の地位についている怪物。
だが不敗の戦績を持つバフラヴァーンにも決着がつかなかったり殺しきれなかった戦いはあり、七百年前に行われたクワルナフとの戦いは長期戦を面倒くさがった彼がバフラヴァーンを瞬間移動で吹き飛ばし強制的に終了させられ、数百年前の[[ザリチェード>ザリチェード(黒白のアヴェスター)]]と[[タルヴィード>タルヴィード(黒白のアヴェスター)]]との戦いは両者を破りながら殺害に至らなかった。


*戦闘能力
戦闘経験は魔王の中でも抜きん出ており、誕生したその時から一瞬たりとも休まず戦闘力が増し続けている。 
規格外の我力の使い手で単純な物理的な攻撃力、つまり&bold(){殴っただけで相手を原子レベルにまで分解し、拳を固めれば星すら潰す握力が込められる。}
バフラヴァーンの内部には中性子星を超えるエネルギーが渦巻いており、聖王領を始めとする人類が居住可能な星に比べ表面重力は数千億倍という環境下でも耐えられる。 
超新星の星霊スプンタ・マンユの余波で恒星が生涯で生むエネルギー量を上回り、数万光年先にある星すら壊滅させて、瞬間的にブラックホールすら踏み砕く全力の突進を受けても原型を保ち、一撃でその身に恒星級の質量を有しているスプンタ・マンユを倒している。

しかし真の恐ろしさは&bold(){「現状において全生物の頂点」}と言わしめる意志力から生まれる&bold(){常軌を逸した成長速度。}
敗色濃厚な戦況は覚醒を促す起爆剤にしかならず、自身の戒律の効果も合わさり持久戦は悪手中の悪手。
[[少し前までは有利になり得えた戦法ですら僅かな短時間の間に克服し、それを上回る強さを得て天井知らずに強くなる>光の奴隷(シルヴァリオシリーズ)]]。
攻略手段で有効なのは成長・進化される前に一撃で確実に仕留めることだが、至難を極めることは言うまでもない。

神座という大きな歴史の流れとしては、&bold(){生まれるのが早過ぎた男。}
バフラヴァーンの思念の強さは実質的に神格クラス、つまり後世における[[流出・太極>流出/太極(神座万象シリーズ)]]の域に達しているが、彼の渇望が[[求道>求道(神座万象シリーズ)]]であったことが不味かった。
単一宇宙である第一神座では歩く単一宇宙である求道神が生まれる土壌がそもそも存在しない。
もしも[[第四神座>未知の結末を見る(Dies irae)]]以降に生まれていれば、確実に求道神になれていた逸材である。



保有戒律は2種類。
『殲くし滅ぼす無尽の暴窮』だけでも凶悪な代物なのだが、この戒律は&bold(){遵守して当然の大前提}であり、バフラヴァーンにとっては2つ目の戒律こそが本領となる。


**戒律1:『&ruby(ハザフ・ルマ){殲くし滅ぼす無尽の暴窮}』
◎出会った者とは誰であろうと全力で戦わねばならない。
→体力の消耗がない永久機関になる。

バフラヴァーンを筆頭に暴窮飛蝗に所属する者たちが共有する戒律。そのオリジナル。
二千年近い年月に渡り活動してきたため、その内容は聖王領にも把握されている。

互いを認識した相手とは&bold(){虫や草花に至るまで例外なく、全力で戦わなければならない}という重い縛りに対して、戦闘に必ず付きまとうスタミナ切れが起きなくなる=&bold(){常時全力を発揮できる}という恩恵を得られる。
そのため飛蝗を相手に戦う場合、持久戦は下策中の下策となる。
この縛りは必ず相手を殺す必要はなく、現にザリチェードとタルヴィードはバフラヴァーンと一度戦い生き延びている。
加えて同時に認識している相手が複数いるなら中断して標的を変えることも可能。


ただし欠点が複数あり、まず&bold(){自分を認識していない相手には一切の殺傷が不可能になる。}
厳密に言えば、攻撃できないのではなく攻撃した場合は破戒となるため、我力によって非攻撃対象に影響を及ぼさないよう配慮する必要がある。
これは&bold(){&color(#85003b,red){『不意打ちで勝っては自分が相手より本当に強かったのかわからなくなる』}}という信念に由来しており、どんな弱者が相手であれ尋常に勝負することで自身の強さを証明する必要があるため。
作中では聖王スィリオスが自身の戒律で聖王領の義者たちを強制的に眠らせることで飛蝗の殺戮を回避している。

これに付随して、&bold(){『自分を意図的に意識から外している相手』にも攻撃できない。}
[[カイホスルー>カイホスルー(黒白のアヴェスター)]]はナダレや[[フレデリカ>フレデリカ(黒白のアヴェスター)]]相手に暴れているバフラヴァーンを『意味のない背景』と意識的に認識の視界から外すことで無意味な戦闘を回避している。


**戒律2:『&ruby(マルヤ・アエーシュマ){終わりなき群生する暴窮}』

#center(){&bold(){&color(#85003b,red){「どうした、おまえはそんなものか!」}}
&bold(){&color(#85003b,red){「違うだろう、俺の想像を超えてみろ!」}}
&bold(){&color(#85003b,red){「その上でなお打ち砕く!」}}
&bold(){&color(#85003b,red){「さらに強くなる俺に尽せ!」}}
&bold(){&color(#85003b,red){「俺が」「俺が」「俺が」「俺こそが――」}}

&bold(){&color(#85003b,red){「「「「最強の座を掴むと知れェッ!」」」」}}}

◎孤独を恐れず戦い続ける
→己と寸分たがわぬ分身を生み出す

&bold(){&color(#85003b,red){「俺は最後に残った俺とも戦う。断じて孤独など恐れはしない」}}というバフラヴァーンが産まれた瞬間に抱いた原初の祈りから生まれた真の戒律。
宇宙最強の存在として一人になったとき、そこにあるのは無限の退屈ではないのか。ならば最強とは、非常に虚無的で無意味な概念ではないのか。
「頂点を目指す者」にとって必ず付きまとう命題と、自身の原初の祈りに対する自分なりの答えである&bold(){&color(#85003b,red){『自分自身と戦い続け、超え続ける』}}の体現。


その効果は&bold(){&color(red){同じ強度・性質・力量・成長速度を持った分身「群生相」を無数に具現化する能力。}}
端的に言えば分身の術。
群生相は&bold(){思考回路と性格も含めて一切の差異がない}正真正銘の本物であり、結果起こるのは&bold(){&color(red){無数に増えたバフラヴァーン同士によるバトルロイヤル。}}
結果相手は宇宙最強の座を求めて自分同士で殺し合うバフラヴァーン達の全力の殺し合いの真っ只中に巻き込まれ、増殖したバフラヴァーン達に袋叩きにされてしまう傍迷惑極まりない荒唐無稽な戒律である。

ただし発動条件も厳しく、その条件は非常に伯仲した実力の持ち主か、近い性質の者と戦う場合。即ち&bold(){「自身と同種の存在と戦った時」}に発動する。具体的には
>&bold(){実力や精神面で“自分に近い”と認めた敵と戦う状況になったとバフラヴァーンが認識}
>↓
>&bold(){「宇宙にバフラヴァーンしかいない状況」というシミュレーションの条件が成立}
>↓
>&bold(){&color(red){自動で戒律が発動。}バフラヴァーンの自己増殖開始}
という理屈である。
クワルナフやナダレと戦ったときですら分身体が完全に視認できるほどの具現化には至っていないが、劇中ではマグサリオンとの激闘の中で発生。
合計4体のバフラヴァーンが顕現するに至ったが、あくまで4体が具現化しただけであり群生相の数に&bold(){&color(red){限度はない。}}
マグサリオンとの問答で自分の本来の願いを思い出したバフラヴァーンは、千を遥かに越え、百万もの膨大な数の分身を生み出すまでに至っている。

なおこの戒律はバフラヴァーン自身も全く認識していない無意識の戒律であり、&bold(){微塵も使いこなしていない。}
バフラヴァーンは分身したことに全く気がついていないどころか、
バフラヴァーン達は同じ群生相の存在すら知覚していないので、彼自身はあくまでも己一人で戦っているとしか思っていない。
原因は、
&bold(){&color(#85003b,red){「攻めの手数がなぜか増えるし不可解なダメージを受ける。しかし楽しい。今自分は、間違いなく夢への道を邁進しているので考えるのは後だ。いいや、考える必要などない。己の道に疑問を抱くのは弱者の迷いで、俺には関係ないのだから」}}
としか認知していないため。
また&bold(){極度の興奮と昂揚}が群生相を生むトリガーなので、戒律発動中のバフラヴァーンは一種のトランス状態となるのも分身を知覚できていない理由の1つ。
分身と本体に違いがまったくないため、自分が増えたという事実を感覚的に理解できず、未だ夢半ばにあるバフラヴァーンは、宇宙殲滅を果たすまで真実に気付けない。

それ故に『殲くし滅ぼす無尽の暴窮』の破戒にはならず、2つの戒律は全力で併用可能。
&bold(){&color(red){全てに於いてあまりにトンチキすぎる戒律}}だった為クワルナフやナダレでさえ、この戒律を正確に把握することはできなかった。


*&bold(){&color(#85003b,red){&ruby(ぼうきゅうひこう){暴窮飛蝗}アエーシュマ}}
バフラヴァーンが率いる勢力……というか&bold(){勢力と呼ぶことすら憚られる}超少数精鋭集団。
その数、首魁のバフラヴァーンを含めて&bold(){たった3名。}本拠地と呼べる領域すら存在しない。
昔は多くの構成員がいたようだが、方針上共食いが常態化しているため一種の蠱毒に等しく、現在の構成員達は&bold(){&color(red){特級魔将2人のみ}}という質の極限を体現している。

内情はバフラヴァーンとの戦闘から生存するも血迷ったのかその生き様と目的に共感し、同じく「宇宙最強」の座を目指し絶滅の荒野を行く戦闘狂の集団。
分かりやすく言えば&bold(){「タチの悪すぎる脳筋の集まり」}。

&bold(){全員が戒律『&ruby(ハザフ・ルマ){殲くし滅ぼす無尽の暴窮}』を共通して定めている}のが最大の特徴。
それ故に組織の基本方針は&bold(){&color(red,black){「『天上天下に我こそ最強』を実証するため、目が合った者を例外なく皆殺しにする」}}こと以外存在しない。
その性質から出逢ってしまえば身内であっても平然と殺しあいを始めることになる為仲間意識もなければ実際仲間と呼ぶような関係にもない。
その一方で同じ意思と目標を共有しているため、一心同体と言って差し支えない奇妙な信頼を有している歪な関係を作っている。
関係を例えるならば「競争相手」と呼ぶのが最も適切。


現在の構成員2人の最終目標は&bold(){「バフラヴァーンの打倒と全生物抹殺による最強の証明」}。
バフラヴァーン以外の構成員達はその過程として、バフラヴァーンの戒律の対象とならないギリギリのラインまで彼を追い続けつつ、バフラヴァーンの力量を観察しながら星を狩ることで修練という名の大規模殺戮を重ね、宇宙を虱潰しに進撃している。


ファンからの愛称は&bold(){「惑星破壊サークル」}。



*余談
正田卿曰く&bold(){『「俺は宇宙最強の男!」とかほざくウルトラ馬鹿』『重い過去?ないよ 謎?ないよ』『信念はあるけど切なくないしむしろ馬鹿』『他と明らかにノリが違うゴーイングマイウェイ』}。
公式に行われた人気投票では、その強さと荒唐無稽な馬鹿さによって票を集め、作中の魔王の序列と同じく堂々の&bold(){第三位}となった。&s(){相変わらずトンチキな野郎ばかり上位に行く世界である}







追記・修正は自分同士の殺し合いを制してからお願いします。

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- 何も考えてないバカのように見えて、割とセンチメンタルな部分があるのが面白い  -- 名無しさん  (2020-05-29 23:44:19)
- このまま殺し続けたら孤独と退屈になることを理解しそれを嫌だなと思ってもいる、その上で出た結論がそれ(退屈)に勝つ、何が相手でも負けん!ていう脳筋理論なのが馬鹿すぎる  -- 名無しさん  (2020-05-29 23:55:44)
- マグサリオンとのタイマン見たいなー  -- 名無しさん  (2020-05-29 23:56:53)
- スプンタマニュ倒した後ザリチェードタルウィードいないのに気づいてちょっと寂しがるところが可愛い  -- 名無しさん  (2020-05-30 13:10:04)
- 雰囲気づくりなのはわかるが赤背景に黒文字は見づらい……  -- 名無しさん  (2020-05-30 20:45:40)
- 覇道じゃない、観測者関係ない、触覚疑惑ない、企みや暗躍ない、義者との強い因縁もない、謎だらけでもないとメタ的な重要度は低そう  -- 名無しさん  (2020-05-30 21:00:32)
- マグサリオンの為の経験値かも知れんし・・・後この3人間違いなく宇宙絶滅をやり遂げた無慙の萌え豚  -- 名無しさん  (2020-05-31 01:00:21)
- 馬鹿  -- 名無しさん  (2020-06-26 22:49:50)
- 不変なる物とは何か答えなさい A,俺の強さだ!  -- 名無しさん  (2020-06-27 10:04:02)
- ついに出会っちゃったか、マグと  -- 名無しさん  (2020-07-24 22:06:42)
- ゴウカザルならぬゴウカゴリラ  -- 名無しさん  (2020-08-07 20:08:39)
- まさか特に劇的な背景がないとはね マグサリオンとのタイマンは本人はあんま思ってないけど実際は不利よね  ほぼ不死身+殺意を攻撃力に無限に変換可能って  -- 名無しさん  (2020-08-10 13:33:15)
- 増 え た  -- 名無しさん  (2020-08-21 20:42:20)
- こいつ程のウルトラバカは見たことねぇよ!!  -- 名無しさん  (2020-08-21 20:55:49)
- 大乱闘バフラヴァーンブラザーズ、1Pバフラヴァーン2Pバフラヴァーン3Pバフラヴァーン4Pバフラヴァーンの乱闘に巻き込まれた5Pはダメカンストで吹っ飛ばされて死ぬ  -- 名無しさん  (2020-08-21 21:26:30)
- 格下なら瞬殺、格上でもせい  -- 名無しさん  (2020-08-21 22:41:28)
- ↑ ミスった。格上でも成長して凌駕する。互角に戦ったかと思えば増える…うん、どう倒せばいいのかな…  -- 名無しさん  (2020-08-21 22:44:06)
- ↑ 理屈としてはヴァルゼライド閣下と同じ(圧倒的格上が成長しきる前に瞬殺or格下が成長される前に不意打ちで瞬殺)なんだけど、公式に第四以降なら求道神到達って明言されてるバフラヴァーン相手にそれができるのはそれこそ当代の神くらいしかいないっていう  -- 名無しさん  (2020-08-22 00:15:16)
- 戦えば戦う程強くなるの究極系よねコイツ ただマグサリオンに倒されるのは(後の展開的に)確定しているという  -- 名無しさん  (2020-08-26 13:20:16)
- まさかの分身 人 数 制 限 無 し  -- 名無しさん  (2020-08-28 19:25:17)
- アルマじゃなくてマルヤですぜ  -- 名無しさん  (2020-08-28 19:54:40)
- 馬鹿なの?馬鹿だったわ  -- 名無しさん  (2020-08-28 20:13:16)
- 真の願いが予想以上にとち狂ってて笑いが止まらないけど同時にド屑な要素も盛り盛りになってて好き。  -- 名無しさん  (2020-09-18 19:41:07)
- やっぱり「決着? 俺が俺となることのどこにそんなものがあるというんだ」って言いきれる波旬こそが最強の唯我なんやなって  -- 名無しさん  (2020-09-18 19:49:37)
- これ覇道になったか? バフラヴァーンもあともう一押し覚醒するなこれ  -- 名無しさん  (2020-09-18 21:31:00)
- つかついに1000体突破か  -- 名無しさん  (2020-09-18 21:31:29)
- ロミオとジュリエットで大草原  -- 名無しさん  (2020-09-19 09:28:13)
- オタマジャクシの時点で「俺の方が強い!」やってたとか、もはやバカっぷりなら神格級だわwお前も!お前も!お前も!俺の為に俺に成れ!とか設定が掘り下げられて、新しい事実が判明する度に笑いがこみ上げてくるw  -- 名無しさん  (2020-09-19 12:02:55)
- 大馬鹿達によるロミジュリが展開されるとは思わなかったわw  -- 名無しさん  (2020-09-19 13:41:38)
- フレデリカを超えてマグサリオンの萌え豚筆頭に躍り出た男  -- 名無しさん  (2020-09-19 16:50:31)
- ロミオとロミオとか精子バトルとか詳細知らいないと頭が???状態になるの草しか生えない  -- 名無しさん  (2020-09-19 20:50:39)
- 俺の方が強い……とかどうでも良かったわサンキューマグサリオン  -- 名無しさん  (2020-09-20 23:15:03)
- あぁどうしてお前はマグサリオンなの?転墜して!俺になれぇッ!!  -- 名無しさん  (2020-09-25 21:12:45)
- 次回から本領発揮か なんかヤバい覚醒遂げてそう  -- 名無しさん  (2020-09-25 22:19:13)
- 己のカラテをネオパンテオンに示すことがレゾンデートルだと――ベスト3スゴイワルイキングは声高らかにシャウトした。 そして…ナムアミダブツ!イナゴニンジャの『最強を目指すしかない』『私より強い人に会いに行きます』『闘いは前後行為以上のコミュニケーション』などと狂気のショドーがされたウイングドカメアーマーがゲリキ粒子によって歪み始める! 「聞こえるか?エェーッ!?俺がカイシャクすると言うまで勝手に爆発四散するなッコラー!俺がオタッシャさせようとしているのにハイクを詠むなオラー!実際決めるのは俺だ。俺のカラテのほうが強いからだ。おまえの過去も今もこれからもオレダメッアンドズレー!」  「イヤーッッ!」KABOOM!「グワーッ!」ブ、ブッダ!?上級イナゴスラングを吼えながらネギトロのダルマと化したドルグワントスレイヤーをオモチめいて叩き付けた!この期に及んで爆発四散しないとは信じられぬ!  -- 名無しさん  (2020-09-30 10:41:19)
- ドーモ、バフラヴァーンです。遊んでいけ  -- 名無しさん  (2020-09-30 23:14:18)
- 満足しながら燃えつきやがったぜ  -- 名無しさん  (2020-10-02 19:29:57)
- 燃え尽きるどころかこの先少なくとも第七までの十万年(水銀の回帰は除く)前後に渡って偏在し続けるんだよなぁ……  -- 名無しさん  (2020-10-02 19:34:13)
- なんかメッチャ重要な存在になってるやーん!? これもしかして歴代神座も見守っていくんだろうか?  -- 名無しさん  (2020-10-02 20:02:11)
- マグが夜空を見上げれば、いい笑顔をしてうなずくウルトラ馬鹿が…  -- 名無しさん  (2020-10-03 10:08:53)
- そしてその度に益々不機嫌になるマグサリオンと  -- 名無しさん  (2020-10-03 14:58:18)
- 3バカ揃って本当に幸せな退場しやがって。  -- 名無しさん  (2020-10-13 14:52:55)
- 無限に増えるウルトラトンチキとは  -- 名無しさん  (2020-12-27 21:37:31)
- 最終的に第二天の子孫繁栄の概念と化して草しか生えない。いやまあ能力的には合ってるけど…  -- 名無しさん  (2021-07-21 17:04:54)
- 神座界のカイドウ(バカな所とかが特に)  -- 名無しさん  (2021-07-22 21:36:40)
- 悲しい過去が無いのではなく体験出来なかったって聞くとセンチメンタル増すキャラ。神座じゃ波旬と並ぶくらい特に人間臭いかも  -- 名無しさん  (2021-08-06 09:11:55)
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