唯一神(Y・H・V・H)

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唯一神(Y・H・V・H)」を以下のとおり復元します。
&font(#6495ED){登録日}:2012/02/16 Thu 09:16:24
&font(#6495ED){更新日}:&update(format=Y/m/d D H:i:s) &new3(time=24,show=NEW!,color=red)
&font(#6495ED){所要時間}:約 9 分で読めます

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&tags()
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#center(){&bold(){&font(#bf9000){わたしはあなたの父の神である。}}}
#center(){&bold(){&font(#bf9000){アブラハムの神、イサクの神、ヤコブの神である。}}}

#center(){&bold(){&font(#bf9000){お前が神を恐れる者であることがわかった。お前の子孫を天の星のように、海辺の砂のように増やそう。}}}
#center(){&bold(){&font(#bf9000){地上の諸国民はすべて、あなたの子孫によって祝福を得る。}}}


#center(){&bold(){&sizex(6){Y・H・V・H}}}


 「一神教の裡面は一魔教なり、多神教の裡面は即ち多鬼教なり」
 (一神教の裏面は一魔教である、多神教の裏面はつまり多鬼教である)
 北村透谷『他界に対する観念』(1892)

「Y・H・V・H」或いは、YHWH,JHVH,JHWH,IHVH,YaHVeH,YaHWeH…etc.は[[ユダヤ教]]、[[キリスト教]]、[[イスラム>イスラム教]]にて信仰される[[神]]。
&bold(){&ruby(α){最初}}にして、&bold(){&ruby(Ω){最後}}の者。

*【概要】
他の宗教や神話が、最高神とその眷属となる神々により構成された多神教を基本としているのに対し、
これらはY・H・V・Hのみを唯一至高にして全能の神として崇める事から一神教と呼ばれる。
歴史的には紀元前1280年頃、シナイ山にてモーセに「十戒」を授ける場面で登場しているが、ヘブライ民族の神として、古代より彼らを導いてきたとされている。

この神の名に関しては、現在の表記、発音では「Y・H・V・H」が最も一般的なようだが、上記のように
時代や言語による別の表記も存在している。
細かいことを言うとヘブライ語は右から左なのでHVHYとする方がオリジナルに近くなる。

#contents()


*【御名】
一般的に我が国の聖書では「主」「神」と訳されている。
これは「神の名を妄りに口にしてはならない」と云う共通した信仰によるもので、
この神を示す&bold(){「Y・H・V・H」}はギリシャ語で&bold(){「&ruby(テトラグラマトン){神聖四文字}」}と呼ばれ、&bold(){アドナイ}と訳された。
上記の「主」「神」は、その訳である
&font(b){god/God}とは本来、この神のみを指す言葉である。
godは古ゲルマンから由来する呼び名であり、元来は神と呼べるものに広く使われていたようだったが、後に男性固有名詞となった。
特に、最初を大文字の「God」とした場合にはY・H・V・Hのことである。
ラテン語の&font(b){deus/Deus}とは同一の語源、用法であり、日本でも伝来当初のカトリックでは、神をこれに倣い&font(b){デウス(天主)}として紹介していた。
当初は全知全能の神の属性を顕すのに日本では&font(b){「[[大日>大日如来]]」}と訳すのが相応しいと考えられていたが、カトリックを[[仏教]]の一派と勘違いされたことから、既に日本で知られている語で訳すのを止めたからである。

イスラームでは&font(b){Allāh(アッラー、アラー、アッラーフ)}と呼ぶが、これも意味は「主」「神」である。
つまり、日本でよく使われる「アッラーの神」と云う表記は間違いである。

「Y・H・V・H」の子音四文字にアドナイの母音を当てた「YaHVeH」「YaHWeH」から、古代のラビ((ユダヤの律法師))は
「ヤハウェ」「ヤーウェ」等と発音していたとされており、この呼び名は現在では一般的に「神」の名として広まっている((同じ読みから「エホバ(イェホバ)」の訳が使用されていた時期もあったが、現在は上記の例から誤訳とされる。))。

また、本質的には「在る者」としか「名乗っていない」ので、そう考えるべきとの意見もある。

この他、エジプト、ギリシャ、カナンを含む地域で通用した&bold(){「エル(主)」「エロヒム(神々)」「エルシャダイ(生命の王、全能の神)」「ツァバト(万軍の王)」「アグラ(真実の王)」}と呼び顕される場合もあり、中世の神秘学でも広く使用されている。
他にも「Y・H・V・H」を「ヨーット・ヘー・ヴァウ・ヘー(地水火風)」と訳す場合もあり、やはり神秘学にて使用されていた。
「カバラ」では原初の人間「アダム・カドモン」と呼び、その肉体その物が宇宙を構成しているともされる。

これら、神の呼び名について大本山のカトリック・ローマ教会では、
&font(#ff0000){「好き勝手に神の名前を口にすんじゃねえ主で十分だろデコ助共がぁ!(意訳)」}と公式に注意を促しているが、
基本的に罰当たりな日本人辺りにはどこ吹く風である。

キリスト教の「三位一体」ではYHVHを&bold(){「父」}とし、キリストがその&bold(){「子」}。そして神の霊である&bold(){「聖霊」}を加えて三つの位格で一人の神としている。
神が三人いる訳ではなくあくまで「神はお一人」であって、しかも一人の神が三つの形態に都度移行するのでもなくそれぞれ別個に活動するが同一の存在であるという。
なんのこっちゃと思うかも知れないが、これは「論理ではなく信仰として受け入れるもの」として当のキリスト教徒自身よくわかってないので安心してほしい。
イエスを神として認めたいが、一神教であることも守りたいということでこうなってしまったようだ。

ユダヤ・キリスト・イスラム教において、絶対者かつ救世主かつ真の善である。ただしユダヤ教では比較的、絶対者としての面が強い。
一神教以外にとっては、唯一神の属性はこれらに限らない。


*【性格】
本来的には古代宗教に於ける天空神の一人或いはその属性を借りた存在と見なされている。
エジプトの[[アメン>ラー/アメン・ラー(神名)]]、ギリシャの[[ゼウス]]、カナンの[[バアル>バアル/ベル(神名)]]らと同じ性格を持つ気象を司り、
豊穣と災害を齎す神であると考えるのが妥当であるし、事実それらの神話を取り込まれて伝えられてもいるようだ。
ユダヤ教では生け贄を求める「妬む神(jealous God)」であり、他の神の信仰を禁じ、恩恵を与える替わりに生命の代価を求めたとする伝承が残る。

ユダヤ教は他宗教と習合しつつも、他宗教を徹底的に攻撃・弾圧し、絶対者かつ救済者としての神の信仰を作り上げながら、布教していった。
これがキリスト教成立以降の、「唯一完全なる善性」としての唯一神観念にも繋がったようである。

イスラムでも「神は世界の創造主にして究極の善であり、世界の終末までを司る存在として悪魔(イブリース)の反抗をも見通していた」と語られている。
ムスリムのサイイド・クトゥブによれば、イスラムとは「アッラーにのみ隷属させ…アッラーの支配権と権威を承認させ、生活のあらゆる局面で聖法に服従させる」ことである。

実際には世界に完全なる善も完全なる悪も存在せず、本来の一神教徒は弾圧される存在であった。
一神教が「貧者の宗教」「砂漠の宗教」と言われる由縁である。

故に、神秘学から派生した「グノーシス(真理)主義」においては「神は偽りの創造主であり、不完全な世界を創り不幸をばら撒いた存在である」と捉えられたりもしており、アルコーン、ヤルダバウト、デミウルゴスと呼ばれる存在が「Y・H・V・H」と同一視される((迷いから生じた異形の子で、真の世界に至れないが故に自分を崇めさせる世界を創造した。))。


さらなる余談となるが、日本に秦氏が持ち込んだとされる渡来神にして、源氏の氏神たる「[[八幡神]]」は「ヤハタ」と読み解ける事から、「Y・H・V・H」の事を指す……と、オカルト界隈では主張される。
「八幡神」は尊名「八幡大菩薩」も持つ神仏習合神(神道と仏教の融合した神)の一例だが、元は日本神話・仏教ともに無関係である。
祭られる社寺の多さに影響されてか否か、かつてはミシャグジ同様に正体不明の神格として知られていた。

とはいえ現代の歴史学・文献学で八幡神は、中国・朝鮮が起原だと示されている。
試しにこうしたキーワードをGoogle Scholarで検索すれば、本場の研究において「八幡神」=「Y・H・V・H」という主張が説や論として認められず、度外視されていることが分かる。

近代以降の比較神話学では、むしろY・H・V・Hは他の神話の創造神や、世界最古の唯一神であるエジプトの神「アトン(アテン)」との共通点が研究されている。


*【聖霊】
キリスト教の三位一体における一位格。白い鳩や燃え盛る火炎として表現される。

純粋に宗教性が強い概念だからか、キリスト教を元ネタとする創作などでもまずお目にかかるケースが皆無なため、「父なる神」「子なるキリスト」は分かっても「聖霊」とは何だ?という日本人がほとんどであると思われる。

よく勘違いされるが&bold(){天使のことではない。「精霊」でもない。}
&font(l){尤も、天使の存在を信仰の中に受け入れてしまった現代では“天使と認めざるを得ない”なんて意見もある。}

その正体とは、人間とりわけキリスト教徒に取り憑くことのできる「神の霊」で、憑いた人間を神がかりのようにして善行をさせたり、知らない異国の言葉を話せるようにしたりすることができる。
キリスト教界隈ではもちろん「憑く」などとは言わずに「聖霊が降(くだ)る」とか言う。

この概念を説明するには、まず悪霊(あくれい)について語る必要がある。
新約聖書冒頭の福音書を読むと、旧約では一切存在しなかった「悪霊に取り憑かれて困っている人」というのが大量に出てくる。そして、イエスが悪霊を祓って憑依された人の中から追い出すという奇跡が同じ数だけ書かれる。
このように、新約聖書が書かれた時代には「変なお化けが人間に憑いて頭をおかしくさせる」という信仰・迷信があった。

一方で、悪さをする霊がいるなら同じ取り憑くにしても人間を導いたり力付けてくれる「善い霊」もいるのではないか?と考えるのは自然なことである。
これが聖霊というわけだ。この民間信仰は一部の正統派ユダヤ教に取り入れられ、善い霊は唯一神と同じ存在であると解釈されるようになった。
キリスト教で三位一体に入れられているのは、この流れを汲んでいるのである。

なお、現在のキリスト教神学において悪霊は悪魔と同義語とされている。
なら対概念である聖霊は天使ではないのか?と思われるかも知れないが、後述するようにこの時代はまだ天使の「設定」が固まっておらず、おそらくは悪魔と相対するのは神そのものと考えられていた。
悪魔憑きは聞いても「天使憑き」の話は滅多に無いのはそういう理由である。


**【天使】
ヘブライ語の「マラーク(使者)」から転じた「神の影の善なる部分」。

神と人間の橋渡し役として神からの啓示を間接的に下したり、神に代わって人間を助けたりする。カトリックでは守護天使を初めとしてさまざまな信仰がある。ユダヤの神秘主義でも重要視され、イスラームでも神と人間に仕える存在として伝えられる。

キリスト教では[[ミカエル>ミカエル(天使)]]が、ユダヤでは[[メタトロン>メタトロン(天使)]]が、イスラームではジブリールが特に重要な天使として、神の代行も果たす。

天使の成立には、古代イスラエルの友好国であったペルシャのゾロアスター教の影響が非常に強く働いたと考えられている。
一神教と言えば他宗教の排撃・弾圧というイメージが強いが、ユダヤ教を信仰するユダヤ人のイスラエル国は所詮地域の一中小勢力でしかなく、むしろ周囲の大国の宗教の影響を受ける場合が多かった。

それでも正統派のユダヤ教神官や預言者などが宗教の純粋性を保とうとして民間信仰への批判を繰り返していたケースが旧約聖書内でも頻出するが、結局「異教」の影響を排除しきれなかった例も多い。天使はその代表格のような存在である。

実際に、「モーセ五書」のような聖書の古い部分には天使は一切出てこない。
例えば「創世記」のソドムにいるロトの元に来た神の使いは、キリスト教などでは天使ということになっているが、原文を読むと神の啓示を受け取っただけの単なる人間の男性とも解釈できるようになっている。
ヘブライ語の「マラーク」ギリシャ語の「アンゲロス(Angelの語源)」はともに「使者・メッセンジャー」という意味しかないことに注意。
これが拡大解釈されて「【御使い】という名前の霊的な種族である」と見なされたのはだいぶ時代が下ってからの話である。

そんな新しい概念であるから、新約聖書の時代には普通に信じないユダヤ人も多かった。実際に福音書では「天使も死後の世界も存在しない」とイエス・キリストに論争をしかける者がいたことが記載されている。

しかし天使の存在を信じるキリスト教の勃興とそれを受け継ぐイスラームの登場、そしてユダヤ教は神殿の崩壊とイスラエル滅亡により守旧派が消滅するなどして、天使を否定する主要な一神教は無くなった。
こうして「全知全能の神でなんでも一人でできるはずなのに、なぜか仕事を手伝わせる存在を必要として作り出した」という教義的に疑問が残る結果となって現在に至る。

天使は多神教に於ける「最高神以外の神々」に相当する存在だが、ユダヤ教・キリスト教・イスラームのような主要な一神教においては信仰対象ではない場合がほとんどである。

ただし、ローマ・カトリックにおいては一部の天使は人間の聖人と同じ扱いで例えば「聖ミカエル」などと呼ばれており、崇拝ではなく「崇敬」ならOKということになっている。
人間に比較的近い存在である聖人や天使に祈れば、人間に同情した彼らが側にいる唯一神と直接交渉してくれて願いが届きやすいのだそうだ。
あくまで願いを叶えるのは神だから、天使や聖人を信仰しているわけじゃない!これが崇敬と崇拝の違いだ!とのことである。

一方でプロテスタント教会では「そんなものはカトリックの欺瞞である」とし、一般信徒はともかく牧師などが天使崇敬などと語れば即異端認定されると思われる。


**【[[悪魔]]】
一神教において、神の世界を実現させる上で欠かせない存在でありながら、最も教義から外れた、矛盾した存在である。悪霊、偶像とも。
「神の裏」「神の影の悪なる部分」であり、何故「唯一完全なる善である神」が悪魔を作ったのかは、宗教界隈で未だに議論が尽きない。

もっとも、宗教学(science of religion)上では答えが明確になっている。
つまり、天使と同様、一神教が他から借用した存在である。

一神教は、自分が説明できない問題や失敗を「悪魔(偶像)」のせいにしてきた。また、他宗教を劣った存在として印象づけるため、他宗教を「悪魔(偶像)崇拝」と表現してきた。
現在でも、一神教が抱える問題・失敗や他宗教の神は、一神教にとっては等しく「悪魔」なのである。

#blockquote(){多神教は悪魔をそれほど必要としてはいない。(中略)神々は、利害に応じて善人にも悪人にもなりうる曖昧な存在であるから、それだけで悪の存在を説明するに足りるのである。&br()一神教はこれとは正反対で、&bold(){悪魔なしでは立ち行かない}。&br()唯一神である限り、その&bold(){神がすべての源}とならざるをえない。つまりは、善のみならず悪の源泉にもなってしまう。&br()この大問題を回避する方法は一つしかない。すなわち、&bold(){悪の存在を説明できる逃げ口上}を、なんとか見つける以外にない。&br()この逃げ口上がまさしく&bold(){悪魔}であって、これ以外に解決法は見当たらない。&br()ただし、全能者の創造した世界を、なぜより劣った存在が混乱せしめうるのかを、まだ説明する必要は残されているが。&br()神にとって悪魔の存在は、もはや必要不可欠なものにならざるをえない。&br()逆説的なことに、&bold(){サタンのみが神を救いうる}のである。&br()サタンのおかげで、現世における理不尽な肉体的・精神的苦痛を説明することが可能になるからだ。&br()ジョルジュ・ミノワ(著)、平野隆文(訳)『文庫クセジュ876:悪魔の文化史』}

ちなみに、徹底した弾圧で痛め付けられたユダヤ/キリスト教、砂漠で厳しい生活を送るイスラムでは、明確な終末論と神の世界に救いを求めたが、
ユダヤ教の中でも伝統的な古代宗教に近い派閥では元来は地獄も天国も無く、悪魔への考えも大らかであったようだ。

中世では悪魔の王たる[[サタン>サタン(悪魔)]]は神に倒される運命を背負った存在だが、グノーシスや黒ミサでは矛盾した
信仰の解答として、サタンの正体たる[[ルシファー>ルシファー(悪魔)]]を神の最高の被造物としてイエス・キリストと同一視する。


*【主な登場作品】
**◆ゲーム『女神転生』シリーズ


恐らくY・H・V・Hがそのままの名称で登場する唯一無二のゲーム。
実際にゲームに登場する機会は少ないが、FCの『女神転生Ⅱ』以降の同シリーズが&bold(){「唯一神の支配する世界への旧き神々の反抗」}を共通したテーマにしているがゆえ、その眷属たるヘブライ系の天使共々「悪役」扱いである。
LAW陣営の支配者にして象徴的存在であり、「旧き神々」を率いるルシファー閣下とCHAOS陣営にとっては不倶戴天の敵。
配下に自身の分霊である「神霊」と呼ばれる悪魔を持つ。

#region(デジタルデビル物語 女神転生ⅡでのY・H・V・H)

最終戦争とその時に発射された新型爆弾から生まれた次元の裂け目から出た悪魔たちによって荒廃した地上と民について憂いを感じており、救世主(主人公一行)を導いて地上及び魔界から主要悪魔を一掃しようと目論む。

そして全ての目的を達成した主人公達の前に現れて労いの言葉をかけた後に&bold(){仲魔達を消し去った後で}千年王国へ導いてくれる。

#center(){
&bold(){&font(#bf9000){われ ゆうきゅうのときをこえまたれり}}
&bold(){&font(#bf9000){われこそ ばんぶつのしんりたる}}
&bold(){&font(#bf9000){そうぞうしゅである}}

&bold(){&font(#bf9000){われは あんこくに うまれしものを つかい}}
&bold(){&font(#bf9000){なんじらより えらび そして ほろぼした}}

&bold(){&font(#bf9000){おおくの あくいのなかにて たたかいぬいたる}}
&bold(){&font(#bf9000){ワタシ?????よ}}
&bold(){&font(#bf9000){なんじらは えらばれた}}

&bold(){&font(#bf9000){さあ まいろう}}
&bold(){&font(#bf9000){おおくのたみより えらびしものとともに}}
&bold(){&font(#bf9000){われがつくるえいえんのしふくのせかい}}
&bold(){&font(#bf9000){せんねんおうこくへ}}
}


主人公達の行動次第でルシファーから自身の意にそわない者達を悪魔に貶めて魔界へ追放した元凶だと諭され、神性を取り戻した悪魔たちに率いられた主人公一行に討伐されるルートがある。
#center(){
&bold(){&font(#bf9000){むすこらよ ついに きてしまったのか}}
&bold(){&font(#bf9000){アクマに そそのかされた いききつは}}
&bold(){&font(#bf9000){よくわかっている}}

&bold(){&font(#bf9000){それも しかたのないこと}}

&bold(){&font(#bf9000){むすこらよ なんじらに さいごの}}
&bold(){&font(#bf9000){きかいを あたえよう}}

&bold(){&font(#bf9000){その のろわれし ものたちと てをきり}}
&bold(){&font(#bf9000){わが しもべとして さかえるか}}

&bold(){&font(#bf9000){さもなくば ここで わが いかづちに}}
&bold(){&font(#bf9000){うたれ じごくに おちるか}}

&bold(){&font(#bf9000){わたしは そのせんたくに したがおう}}
したがう
たたかう
}

このシリーズでは自らの意志で最終戦争まで引き起こし、地上を荒廃させたにもかかわらず地上の人間を完全に見捨てておらず、間接的とはいえ人類の救済行為を行っており、主人公に対しても選択権を与えて意志の尊重をする等一概に悪とは言い難い存在として描かれている。
実際、貶められたとされる悪魔達の中には地上を支配して人間を苦しめていた者も存在していたので&bold(){ルシファーの言い分が真実だったとしても地上を荒らされた人間にとってははた迷惑以外の何物でもなく}あまり納得のいかない内容だったので当時のプレイヤーの中には「もしかしてバッドルート通ってるんじゃないのか?」と勘繰った者もいるかもしれない((当時のFCのRPGでは容量の都合もあってエンディングは一つ、それ以外はゲームオーバーと言うゲームが多かった。))。
従うのなら&bold(){やはり仲魔(当然ルシファー達も)を消し去った後で}千年王国ルートへのエンディングへ向かう事となる。
#center(){
⇒したがう
たたかう

&bold(){&font(#bf9000){のろわれ じごくにおちよ アクマたち!}}
&bold(){&font(#bf9000){せかいの おわりの ときまで あんこくの}}
&bold(){&font(#bf9000){ほのおの ばんにんたれ!}}

ルシファーたちは
ほのおとなって きえた
}


それでも戦う事を選択すると…
#center(){
したがう
⇒たたかう

&bold(){&font(#bf9000){のろわれよ ワタシ?????}}
&bold(){&font(#bf9000){そして ショウジョ!!}}

&bold(){&font(#bf9000){じごくにて}}
&bold(){&font(#bf9000){せかいの おわりの ときまで}}
&bold(){&font(#bf9000){えいえんの ごうかに やかれるのだ!}}

}

そして死闘の果てに打ち倒すと…

#center(){

&bold(){&font(#bf9000){なんということだ}}
&bold(){&font(#bf9000){みずからつくりし つちくれに}}
&bold(){&font(#bf9000){ほろぼされるとは}}

&bold(){&font(#bf9000){しかし これでよかったのかもしれぬ}}
&bold(){&font(#bf9000){これが なんじのせんたくなら・・・}}

&bold(){&font(#bf9000){さいごに いっておこう}}
&bold(){&font(#bf9000){わたしは むげんのうちゅうをとうかつする}}
&bold(){&font(#bf9000){いしきたいの ごくいちぶでしかない}}

&bold(){&font(#bf9000){このうちゅうには よりきょうだいな}}
&bold(){&font(#bf9000){いしきの しゅうごうたいがいる}}

&bold(){&font(#bf9000){いいか これでおわったわけではない}}
&bold(){&font(#bf9000){なんじらは よりくるしいみちを}}
&bold(){&font(#bf9000){えらんでしまったのだ・・・}}
}

今作のY・H・V・Hは敗北の際にはそれを認めて主人公の行動に肯定の意志さえ見せた上で、自らの存在とより強大な存在の事と主人公達の辿る展開の苦しさを警告した上で果てる。

主人公を終始敵視し、選択肢に肯定するとゲームオーバーになる罠を貼り最後には呪いの言葉をつぶやいて果てる当時のRPGのラスボスは勿論、他のメガテンシリーズでも類を見ないスタンスとなっている。


実際、Y・H・V・H討伐ルートでもゲーム上では地上から悪魔は一掃されて「これからは人類が自らの手で未来を築き上げていくんだ」的内容で希望に満ちた終わり方である。
…と言いたいところではあるがこのルートの場合、&bold(){ルシファーやバアル等は魔界へ帰ったとは言え健在である}のでY・H・V・Hやサタンと言う抑えが無くなった事で自身が新たな唯一神になって人類を支配するという野望が芽生えないとは言い切れず((実際前作ではルシファーは魔王として人間界の支配を試みていたので主人公一行に倒された。))、よく考えると&bold(){かなり後味が悪い終わり方ではある((その為に一部の攻略本ではバッドエンド扱いでこのルートが記載されていた))。}


#endregion

#region(真女神転生Ⅰ・ⅡでのY・H・V・H)

#center(){&bold(){&font(#bf9000){数え切れぬほどの 命を}}}

#center(){&bold(){&font(#bf9000){もて遊びたる 呪われし者どもよ…}}}

#center(){&bold(){&font(#bf9000){我が名を 称えよ}}}

#center(){&bold(){&font(#bf9000){我が 栄光に満ちた ならぶ者無き}}}

#center(){&bold(){&font(#bf9000){名を 称えよ}}}

#right(){真・女神転生Ⅱ カオス・ニュートラルルートより抜粋}

『[[真・女神転生]]』には直接登場も介入もしない。
しかし、ラストダンジョン「カテドラル」はY・H・V・Hを降臨させる神殿としての側面を持ち、『真・女神転生』では地上にて自身より信仰の強まったルシファーを魔界に堕とし、世界統一のために数多の神を打ち倒したと語られる。

しかし続編の『[[真・女神転生Ⅱ]]』では、LAW陣営が人類を支配する世界「千年王国」を地上に建国する事を目論み、&bold(){悪魔や過去に過ちを繰り返した現人類がいる限り目的達成は不可能}と判断し、一部の優れた人間等の生命のみエデンに避難させた上でサタンにメギド・アークを使用させ、地球上に残された生命を全て一掃しようと企んでいたという事が明かされた。

その為に滅ぼすべき地上を統治しようとカテドラルやセンターによる支配を試み、人造救世主生成計画「メシア・プロジェクト」を推し進めて自身の意志に背いたミカエル・ラファエル・ウリエルの三天使にも見切りをつけており、独り疑問を抱いていたガブリエルにのみ、自身の配下であるサタンを補佐するよう告げている。……四大天使不遇の時代はここから始まった気がしないでもない。

だが、ルシファーやアレフ、そして従えていた筈のサタンにさえも反発され戦いを挑まれる事となる。
最終的に[[アレフ>アレフ(真・女神転生Ⅱ)]]に敗れるも、人類を導き、人が頼り、縋るべき超越存在がいないために未来が混沌するという「罪」を犯したと告げて消滅した。

このシリーズでは「Ⅱ」終盤までY・H・V・H自身の意志は本編で語られず、メギド・アークが放たれたLawルートがY・H・V・Hの望んだ結果だったことを考慮すると「Ⅰ」のICBM発射の時点で既に地上とそこで生きる者達の大半に見切りを付けていて&bold(){「選ばれた者以外はどうせ皆滅ぼすから地上等もうどうなってもいい」}と言うスタンスだったのかもしれない((実際、ICBM発射阻止ルートを辿った系列の作品では直接的関与が見られない。))。

#endregion

#region(真・女神転生NINEでのY・H・V・H)
ラスボスとしてグノーシス主義にて同一視されるヤルダバオートが登場。歪な形で存在し続ける人類を抹消しに現れた。
同作は『真・女神転生』の後半の時期から派生するパラレルワールドであるが、このヤルダバオートとY・H・V・Hとの関係は不明。

#endregion

#region(真・女神転生 STRANGE JOURNEYでのY・H・V・H)
はっきりとその姿を見せることはないが、
#openclose(show=2週目以降にそれと思しき存在が姿を見せる。){
その存在は機動班クルーの姿を取っており、話しかけると&bold(){「秘密の扉の先にあるお宝を探さないか」と気さくに誘ってくる}。
この時の最後の一言から人間でないことを察した人はいても、まさか唯一神だと思う人間はいないだろう。
彼と同行してエリアボスとは逆の位置にいるアリラトを倒すと、力を一部だけ取り返して代理人たる「メタトロン」の姿を取れるようになる。

曰く、どうやらシュバルツバースの発生を抑えていたのは彼であり、信仰心の低下によって力が減少し、シュバルツバースの発生を許してしまったらしい。
挙句ほとんどの神性を奪われてしまったとのこと。
この件について、神の存在を信じる選択をした際のボス悪魔のリアクションと概ね一致するため、おそらく唯一神であるとみることができる。
シュバルツバースの発生は完全に人間の自業自得なのだが、それについて文句を言うこともなく、他シリーズのような傲慢さは一切見られない。
&bold(){誰だ、お前。}

今作のロウスタンスのように悪魔ぶっ殺すな姿勢でもなくマンセマットの行動にも言及しないなど、割と中立に近い立場だったりする。自分以外に興味がないだけかもしれないが。
その後、奥底に封じられた邪神に貶められた創造神としての力「デミウルゴス」を取り戻せるのだが、このデミウルゴスは本編で最強を誇る敵となっている((ディープの追加ダンジョンを含めると別))。
よくこんなのを封じられたな。
撃破するとデミウルゴスの合体が解禁されるのだが、自身がロウスタンスであればその場で協力を申し出てくる。
そう、&bold(){仮にも唯一神が仲魔に加わる}という非常に珍しい展開が発生するのである。
}

#endregion


これらの作品以外では表立って登場せず、長らく音信不通だったが、
『真・女神転生Ⅳ』を経て、『真・女神転生Ⅳ FINAL』にて再びラスボスとして姿を見せた。

#region(真・女神転生Ⅳ・FINALでのY・H・V・H)
#center(){

&bold(){&font(#bf9000){遂に我が前まで来てしまったか 悪魔共に唆されし人の子よ…}}

&bold(){&font(#bf9000){我はYHVH…}}

&bold(){&font(#bf9000){有らんとして在る者なり}}

&bold(){&font(#bf9000){無限の創り主にして宇宙の法と秩序そのものである}}
}

CV:麦人
「有らんとして在る者」。『真Ⅳ』シリーズにおける全ての騒動の元凶である。

宇宙の外に存在する自身の領域&bold(){&font(#bf9000){「YHVHの宇宙」}}から人間を観測する、無限の創り主にして宇宙の法と秩序そのものとされる存在。 
『真Ⅳ』の世界におけるYHVHは、人間に肉の体を与えることで人間の持つ「観測の力」を自身に都合の良いように捻じ曲げ、絶対神としての位階を確立した存在であるとされ、
その過程で唯一教以外の敵対していた神々を軒並み悪魔扱いし貶めたために多神教の神々から蛇蝎のように忌み嫌われている。
しかし真に驚くべきは、そのスタンス。

#center(){&big(){&font(#ff0000){&bold(){Neutral}}}}

そう、&bold(){Neutralなのである。}
配下の天使たちはバリバリのLawなのに、こいつは「地上の主役は人間」という立ち位置にいる。マンセマットはやはりおいしい役だった。

天使らが語る「安寧」という誘惑の対極として、わざと&bold(){反逆者ルシファーを生み出して}「自由」という誘惑を用意し、悩みの中で他人と寄り添う道を歩ませている。
&bold(){神が最初から意識していたのは人間だけ}であり、悪魔も天使も単なる駒に過ぎないのである。いや、もはや駒っていうか噛ませ犬。
天使の掲げる安寧の楽園も、それを目指す過程が重要なのであって、秩序に従って黙々と生きる世界は別に望んでいない。
天使の分裂を放置し、メルカバーを屠った事も咎めないなど、天使については多分心底どうでもいいと思っている。
そして、ルシファーが&font(#ff0000){「神よ、なぜ応えてくれないのです我々を認めてくれないのです!」}と神の存在を求めもがく姿を、当の神は&bold(){&font(#bf9000){「よし、その調子だ。がんばれ!」}}とか言って見ていたのである。双方不憫すぎる。

それでも、&bold(){&font(#bf9000){「自身が絶対の上位者であり、唯一信仰される存在である」「人間は自身の存在にのみ盲従すべし」}}という傲慢な執着心は健在。
おかげで、『真Ⅱ』同様サタンに反逆を喰らった。

一見超越者として振る舞い、あたかも人間を大切に思っているような言動や素振りを見せていたが、自身の下した審判から生き延びた旧人類は、たとえ自分を謙虚に信仰する者でも等しく虐殺の対象と見なすなど、その本質は非常に身勝手。
ワルターやフリンからはその本性を&bold(){「人間を羨み、恐れている」}と断ぜられた。


『真Ⅳ』では自分のみを信じる都合のいい国を作るために画策。
作中時間で25年前に世界中で悪魔が突如出現し、世界が混乱した挙句戦争に発展することになる。
この戦争は世界各国が同時に核攻撃を行い、マサカド公によって守られた東京以外は滅亡することになった。

しかし&bold(){&font(#ff0000){これこそがYHVHの真の狙い。}}
核攻撃を煽って地上を一掃し、天使を使い「方舟」によって人間を選別。
選別した一部の人間を利用し、&bold(){あらゆる文明の利器から隔絶された、唯一神のみを信仰する天使の支配する国家「東のミカド国」}を建国させている。
ちなみに、その戦争は「神の御業戦争」と呼ばれているが、これはミサイルの同時発射を天使が画策したからと噂されたための名称。
また過去に世界と人類の滅亡を四度に渡ってもたらしており(ホワイトメン)、また可能性の世界の一つ「砂漠の東京」では魔王プルートを遣わして地上に治療不能の猛毒を撒き散らし生き残った人類の皆殺しを画策した。

DLCクエスト「日の老いたる者」では、眷属とも言える悪魔&bold(){「神霊エンシェントデイ」}が登場。
エンシェント・デイは自身の審判から生き延びた旧人類を&bold(){&font(#bf9000){『宇宙の摂理に反する悪しき命』}}と一方的に断じ、「地上の浄化」を名目に生き残った「砂漠の東京」に住まう人類を皆殺しにしようとした。
砂漠と化した東京において未だに神を信仰する「キヨハル」も、エンシェントデイから神の真意を聞いたときは失望し信仰を諦めてしまった。


また自らが四大天使を遣わせ建国させた東のミカド国の住民に対しても、東京からミカド国に民を「選別」する際に&bold(){大天使が近くにいない状態で一定以上の文明に触れると、その人間が悪魔に変化する遺伝子をDNAに予め仕込み、&font(#ff0000){例え東のミカド国の人間がいずれ自身の意に反した思想や行動を起こした場合、その者が悪魔化するよう予防策を施していた。}}
おまけに悪魔化を発症すれば悪魔化は周囲に感染し、感染の兆候のないものさえ巻き込んで悪魔化してしまう可能性がある。
そのため一度悪魔化が爆発的に広まれば、後は悪魔化した全人間を皆殺しにするしかない。
つまり『真Ⅳ』におけるミカド国での悪魔化騒動の元凶でもあったのである。

これを人間に例えてみよう。
自分に楯突くムカつく奴を殺してそいつの双子を奪い、一方を自分ともう一方の双子を憎むように育つ環境に放置&もう一方は自分を無条件で慕うように洗脳し、
双子同士が小競り合いを起こすことで自分の懐に金が舞い込む仕組みを作り、挙句にその間にいる搾取対象が逆らったら洗脳で一部勢力を暴走させたり武力を行使したりで叩き潰す。
どこに出しても悍ましい、&bold(){果てしない外道である。}

ただし、『Ⅳ』の時点では少なくとも具体的な指示を出しておらず、果たしてどこまでが彼の意思でどこまでが天使や分霊たちの独断だったかは判然としない((そもそも天使が作る世界を達成されて困るのは彼である))。
自身の意思に対する解釈で対立するマンセマットと四天使を放置したり四天使の計画を阻んだことを咎めないなどやたら無関心である。
とはいえ、実質何もやってないのに救ってやっているという超上から目線なスタンスは普通にムカつくが。


続く続編『[[真・女神転生Ⅳ FINAL]]』の最終決戦にてラスボスとして遂に降臨。
当初は『真Ⅱ』に出た時のような金色の頭だけの姿で、言動もアブラハム宗教における慈悲深く苛烈な唯一神を思わせる超然的な言動を取り、ただ相対して戦うだけでは打ち倒しえない絶対の神として猛威を振るった。
しかし主人公たち人間が持つ「観測の力」によって、&bold(){&font(#bf9000){「救い」「免罪」「博愛」「公明」「自由」「清廉」「慈悲」}}という&bold(){YHVHを支える神性}を全否定され、揚げ句に悪魔として観測された事で悪魔に零落した末に弱体化。


#center(){&bold(){&font(#541c75){我がこのような姿に貶められるとは…}}
&bold(){&font(#541c75){人の子如きが…我は汝らを赦さぬ}}

&bold(){&font(#541c75){…大人しく我が与えた肉の身体と}}
&bold(){&font(#541c75){その範囲の答えに盲従すれば良いものを…}}

&bold(){&font(#541c75){涜聖せしめた汝らの罪は死よりも重く}}
&bold(){&font(#541c75){その罰は永久の苦痛を強いることだろう}}

&bold(){&font(#541c75){…オオオオオオオオオオ!!}}}


荘厳とも言えた姿から一転。
&bold(){&font(#541c75){二本角の悪魔、ヤモリ、山羊、牡牛、蝗、蛇、青白い炎に焼かれ苦悶する人間の上半身を生やした醜悪な七つの頭部、蛇の身体、2対の悪魔の翼を有する醜悪極まるキメラのような邪神}}を彷彿とさせる悪魔の姿に変貌。
同時に人間を見下す傲慢極まる本性も露わとして己を否定し醜く貶めた主人公一行に襲い掛かった。
なおこの形態の際に生えてくる生物の頭は、&bold(){かつて自分の宗教が「不浄な生き物」と認定してきた生物群}であり周り巡った因果応報と言えなくもない。
しかし最後は死闘の末に「神殺し」たる主人公によってトドメを刺され敗北。
『真Ⅱ』の時と同様、人が頼り、縋るための「YHVH」という絶対者と、自身が齎す法と秩序が消える事を「罪」と断じながら消滅した。


今までのシリーズ同様、このYHVHも&bold(){「大いなる理」と呼ばれる「より強大な宇宙の意思」}によって生み出された存在なのだが、
どうも「大いなる理」からも見捨てられている節があり、別段倒す必要の無い絆ルートにおいても、ある存在が主人公にYHVHの討伐を要請してくる。

ところで、作中彼がやっていた事は
・博愛的な平等を見せながら、実は自分は絶対有利な位置をキープ
・アメとムチをコントロールして全自動搾取システムを構築
・相手に与えた唯一の慈悲を利用され、やった事をそっくり自分に返される
……これ、どこぞの地下にいる班長と同じじゃないのか?
どこの世界も、盤石を期した支配体制とその末路は似たようなものなのかもしれない。

なお、唯一神が人間が観測した事象を支配におけるメカニズムなどは詳しく明かされていない。
これについてはこのように考えることができる。
人の目に映らない唯一神が存在するというロジックは、神の子が聞いたとされる「言葉」を基軸とする。つまり、その存在は言葉を依り代としていると言える。
神が言葉を発することで、それを受け取った天使という実行力が活動を成して神意を示すのである。故に、受け取り方が違えばその活動も変化する。
また、人が事象を観測するにあたって確実に行うことがある。
それは「命名」である。命名とは言葉を割り当てるということであり、すなわち言葉を権能とする唯一神の支配下に組み込まれる、という形となる。
これを示す根拠として、作中で唯一神の名前を呼ぼうとしてもよく分からないボイスとなっていることが挙げられる。
これは、唯一神が人間によって観測されておらず、唯一神自身を示す言葉が割り当てられていないからと考えることができる。唯一神やYHVHなどは「表現」であり、存在を定義する名前ではないのである。
最終決戦においては、唯一神が自身の加護だと主張することを仲間たちが再観測したことで、唯一神の存在が「自分勝手な指示を部下に命じて行わせてきた外道」として定義され、それに応じた醜悪な存在へと変換された、と考えられる。

#endregion

余談だが原典での唯一神が宇宙を生み出した創造主であるのに対して、女神転生のY・H・V・Hは「宇宙の意思が我を生み出す」と発言しているので、彼も被造物((メタ的に言えば宇宙の意志=メガテンシリーズを開発する作者及び企業の意志であり、被造物とは唯一神として設定されたゲームキャラと言う意味である。))であることから、両者は別物という見方も出来なくない。


***神霊
YHVH直属の眷属或いは分身というべき悪魔たち。
登場回数は非常に少ないが出てくる場合基本ボスとして現れる。

・&bold(){ツァバト}
#center(){&bold(){&font(#bf9000){新しい世界を 悪意と暴力で満たし破壊しないよう 神をうやまい従う}}
&bold(){&font(#bf9000){より優れた人間を選び出したはず}}
&bold(){&font(#bf9000){破壊と殺生を ただくり返し}}
&bold(){&font(#bf9000){邪教の技により悪魔を合体させ続ける}}
&bold(){&font(#bf9000){罪深き者は 方舟には乗せん!}}}

初出は「真・女神転生Ⅱ」。
無数の頭部がリングのように並んで回転している光球というデザイン。
悪魔合体を繰り返し力を付ける主人公を敵視しており、何故主人公が方舟に乗り込めたのか疑問視している。
物語の最終ダンジョンである、サタンに選ばれた人間が乗る方舟において主人公の前に立ちふさがる劇中最初の神霊。


・&bold(){シャダイ}
#center(){&bold(){&font(#bf9000){神のつくった生命を ねじまげること}}
&bold(){&font(#bf9000){思い上がりも はなはだしい}}
&bold(){&font(#bf9000){生命最高の王 シャダイ が許さん!}}}

初出は「真・女神転生Ⅱ」。
見た目は王冠を被った一つ目が付いたボール。
存在自体が神の定める生命の法に逆らう主人公の存在を&bold(){&font(#bf9000){「悪魔の子」}}と呼び嫌悪と共に見下し蔑んでいる。
また自らを&bold(){&font(#bf9000){「生命最高の王」}}と豪語するなど傲慢な性格を持つ。
方舟において、YHVHの分霊として主人公の前に立ちふさがる。


・&bold(){エロヒム}
#center(){&bold(){&font(#bf9000){悪魔の子は 悪魔の声を聞き}}
&bold(){&font(#bf9000){悪魔の群れを引き連れ}}
&bold(){&font(#bf9000){悪魔の刃を 手に 我に刃向かうか}}
&bold(){&font(#bf9000){消えよ!}}}

初出は「真・女神転生Ⅱ」。
見た目は燃える太陽のような球体。
上記2体よりも主人公への敵意が強く、出逢ってすぐの段階で主人公を抹殺しようと襲い掛かる。
方舟において主人公の前に立ちふさがる劇中最後の神霊。


・&bold(){&ruby(エンシェントデイ){日の老いたる者}}
#center(){&bold(){&font(#bf9000){我が使命は この地上を浄化し 次の人類を地上へ導くこと}}
&bold(){&font(#bf9000){そのため 汝ら旧き人類を この地上より一掃するものなり}}
&bold(){&font(#bf9000){全ては神の定め 滅びを受け入れよ}}}

初出は「真・女神転生Ⅳ」のDLC。
ビジュアルは下部にある球体型オブジェクトに無数の機械の天使が無数に接続された名状しがたいロボット。
IFの世界ともいうべき「砂漠の東京」に出現。
自身を&bold(){&font(#bf9000){「神の一部であり、神の代行者」}}と豪語して旧人類を&bold(){&font(#bf9000){「低き次元に生きる者」}}として露骨に見下している。
神の審判から生き残ること自体を大罪と考える苛烈な性格で、YHVHを敬う信徒すらもエンシェントデイにとっては等しく抹殺対象でしかない。
存在そのものが別次元にあるためか通常では主人公ですらその存在を知覚できない存在である。

プルートが消滅したことで神の呪縛を破り、新たな自由を獲得しようとしていた「砂漠の東京」世界の旧人類の生き残りに強襲。
自身の審判から生き延びた彼らの存在を罪と断じて飛来すると、
「地上の浄化」を名目に皆殺しにしようと暴れ回り、地上の大部分を焼き尽くす暴挙に出た。
その残酷さ故に狂気に陥りながらも未だYHVHへの信仰を捨てなかったキヨハルも、エンシェントデイと神の真意を知ったことで絶望し信仰を捨ててしまった。
しかし最後は主人公の手によって討伐されたことで崩壊。

#center(){&bold(){&font(#bf9000){宇宙の摂理は…}}
&bold(){&font(#bf9000){宇宙ノ…摂理…ハ…}}
&bold(){&font(#bf9000){ウちゅう…ノ…セつ…リ…ハ…}}
&bold(){&font(#bf9000){……}}}

最後まで己の使命に拘りながら最終的に機能停止したロボットのように沈黙して消滅した。
しかしエンシェントデイ消滅後、天から威厳に満ちた謎の声が飛来。
&bold(){&font(#bf9000){「例え敗北してもソレはただ形を1つ失ったにすぎず、己の存在も力も法も未だ不滅である(意訳)」}}と宣言し、己が選定した&bold(){「新たな人類」}を方舟に乗せて砂漠と化した東京に降り立たせている。
デザインは特撮作品でお馴染みの篠原保が担当。

また、神霊では無いが『真・女神転生Ⅲ-NOCTURNE』及び、マニアクス以降の通常ルートでのラスボスである&bold(){無尽光カグツチ}も『真・女神転生Ⅱ』までの唯一神のイメージを引き継いだ存在であると明言されている。&font(l){この頃はスタッフに自重する意識があったのだろうか。}
偉そうなことを宣ってくるが、大半のプレイヤーにとっては月齢の代わりか、マニアクス以降は[[閣下>ルシファー(悪魔)]]の前座と云う程度の認識。




**◆小説『神々のいない星で』([[川上稔]])


#center(){&bold(){&font(#bf9000){♪りっふじ――ん♪}}}




&bold(){何と多神教の世界に擬人化されて登場}。主人公にツッコミ入れられた際には「唯一神、結構ー数がいぃるからねえ。弟達とか、仲悪くてねえ」等と解説していた。
1990年の[[立川市]](を模した神界)の高校で長身丸ハゲ学生「四文字・真正」としてゲーム部部長を務めており、いつも間延びした様な口調で話している。
…こんなんだがその力は本物であり、コストを度外視すれば直径1㎞の隕石を落とし、それによる大破壊を即修復出来たりもする。



追記修正は「[[神]]」に全てを捧げてからお願いします。



#center(){{{{{{&bold(){&font(#bf9000){EL}} 
&bold(){&font(#bf9000){ELOHIM}}
&bold(){&font(#bf9000){ELOHO ELOHIM SEBAOTH}}
&bold(){&font(#bf9000){ELION EIECH ADIER}}
&bold(){&font(#bf9000){EIECH ADONAI}}
&bold(){&font(#bf9000){JAH SADAI}}
&bold(){&font(#bf9000){TETRA GRAMMATON SADAI}}
&bold(){&font(#bf9000){AGIOS O THEOS}}
&bold(){&font(#bf9000){ISCHIROS ATHANATON}}
&bold(){&font(#bf9000){AGRA}} 
&bold(){&font(#bf9000){AMEN}}}}}}}}

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- 秦氏=原始キリスト教というより、たまたま持ち込んだ信仰体系にキリスト思想が混じってて それと日本各地の土着信仰や仏教と混ぜ合わせて神道にした感じ &br()…秦氏恐るべし!  -- 松永さん  (2013-06-09 10:24:17)
- 聖書読むととてもこいつを拝む気にはなれない  -- 名無しさん  (2013-11-21 00:00:06)
- ↑拝む気にならないでは無い。……拝むんだよ(意訳)。  -- 名無しさん  (2013-11-21 00:55:10)
- と言うよりはなんで悪など創った?と旧約聖書を読むたびに悩んでしまう  -- 名無しさん  (2013-11-21 09:54:47)
- 自分とフィーリングが会わない者はとことん「悪」どこまで身勝手なんだ!!!!  -- 名無しさん  (2013-12-11 22:05:12)
- ↑「神」だから(意訳)。  -- 名無しさん  (2013-12-12 00:54:51)
- この神さんよりアンリマユの方がずっと信仰するに足る。あっちは自分の不完全性を認めてるし自分がやった悪事もきちんと悪いと認めている。  -- 名無しさん  (2014-07-04 00:35:49)
- そもそも、ユダヤ時代は「善悪を含む神」だったものを、キリスト教で無理に善性のみにしちゃっただけだし。  -- 名無しさん  (2014-07-04 00:39:49)
- ↑やっぱ十二使徒ってバカだわ(確信)  -- 名無しさん  (2014-07-04 05:55:15)
- 完全な世界には不完全さが欠けている。故に完全な世界は不完全であり、不完全な世界は完全なのである。  -- 名無しさん  (2014-07-04 15:27:43)
- 粕玉「これはこれは陛下。ご機嫌麗しゅう…  -- 名無しさん  (2014-07-04 16:31:44)
- やっぱり宇宙人なんだろ?  -- 名無しさん  (2014-07-05 15:21:58)
- 鰤のユーハバッハの由来もこれだよね?  -- 名無しさん  (2014-07-05 15:49:25)
- 列王記のサタンに唆されて人口調査したダビデにヤハウェが罰を与える→ちょっとやりすぎたな→祭儀行ったら災い終息させるよって流れは、頭おかしいとしか思えん。気分で信賞必罰を曲げる暗君とメンタリズムが一緒。  -- 名無しさん  (2014-08-20 21:38:54)
- 結局我侭なNTのガキと一緒気に入らなければ消し去る(殺す)ことも辞さない。  -- 名無しさん  (2014-08-20 21:54:39)
- どちらかというと人間が神に成り代わろうとしたから悪が出来た。神はそれを人間ではなく、罪のせいであると人間の悪を赦してるから寛容。そもそも死んだ後もユダヤやキリストの神は面倒見るから安心って考えがある。死んだ後のことを考えないから悪が生じる。  -- 名無しさん  (2014-08-26 00:01:25)
- アンメイゾ…イマデウスゥゥゥゥゥウウ!!  -- 名無しさん  (2014-08-26 00:04:14)
- ↑2 唯一神は自分を「嫉妬深い神」(jealous God)と説明しているじゃん。善も悪も人も神も一切を救う地蔵は寛容だとよく言われているけど、それに比べて悪の有無を判定したり戒律を強制する唯一神は厳格な傾向が強い。  -- 名無しさん  (2014-09-08 19:01:39)
- アナトール・フランスの「天使の反逆」の中で神を“万物の創造主を騙る傲岸で無知な存在”、“原罪と人類の殺し合いを助長する悪習を広めた邪神”としてこき下ろした描写は、悪いけどその通りだと思う。  -- 名無しさん  (2014-09-08 20:14:59)
- 甘粕大尉が湧きすぎ。  -- 名無しさん  (2014-09-23 12:02:57)
- いばりんぼ!  -- 名無しさん  (2014-09-23 12:46:34)
- 全く偉大と思えない事ばかりしているよな。強大な力を持っているだけの小物。  -- 名無しさん  (2014-10-06 20:46:42)
- まあよくこんなの信仰してるなと思う時はある  -- 名無しさん  (2014-10-06 20:54:08)
- 誰かがいてほしいと願った たくさんの人がそれに倣った なら神は必要だろう   -- 名無しさん  (2014-10-06 20:56:24)
- マジンボーンというアニメがあるが「始まりの魔神」がこれにあたるんだろうな。ネポス・アンゲリスが天使に該当。  -- 名無しさん  (2014-10-06 23:01:24)
- 多宗教でありある意味無信心の日本人だからこそ「こんなの」扱いできるという存在   -- 名無しさん  (2014-11-01 22:07:35)
- 「我が名を称えよ」と問われたら、私は醤油をぶっかけよう  -- 名無しさん  (2014-11-01 22:10:45)
- ↑なぜ醤油w  -- 名無しさん  (2014-11-01 22:26:19)
- 日本の創作から見たらありがたい存在ではあるね。だって、ヤハウェの設定とその信奉者がやってきたことをちょいと戯画化してやれば悪辣無比な邪教がすぐにできるものw  -- 名無しさん  (2014-11-27 00:02:15)
- 安易に呼んじゃいけねぇとか言ってるから名前が本当の名が失伝すんだよ……それとも敬虔なカトリックは名が分からないぐらい高貴な存在とでも考えてるんかね?  -- 名無しさん  (2014-11-28 02:23:00)
- ↑失伝自体を狙っていたという可能性も考えられるんじゃないか?教義を創ったのは人間だ。それを創る過程で他の宗教を蹂躙し、その所業を正当化するに当たって何らかの取り決めがあったとするならば、その教義に縋る信者達に真実を伝えないのは当然だ(邪推)  -- 名無しさん  (2014-11-28 03:01:54)
- ぼくにだって宗教勧誘を聞きかじりのにわか知識で論破する妄想することくらいあるさ   -- 名無しさん  (2014-11-28 03:13:24)
- 自分程度が投げる質問なんて遥か以前から討論繰り返されておおよそ全部の質問回答のチャートもできてるだろうしね 現在まで連綿と続く世界宗教舐めすぎだわ  -- 名無しさん  (2014-11-28 03:20:16)
- ↑2 日本人がザビエル論破したみたいな誤解もたまにあるしな。わざわざ説きにくるような人間に口で勝てるわけがない。  -- 名無しさん  (2014-11-28 16:29:11)
- まあ、布教しに行った先で「あんたらの語る神(ヤハウェ)は年老いて家にこもる病人みたいだ。俺たちのところの神は雨でも降ればそこら中を走り回るよ」ってやり込められた例もあるけどな(ジョーゼフ・キャンベルの著作より)  -- 名無しさん  (2014-11-29 16:12:33)
- ゼウスやバアルと呼ばれたモノから人間性(親しみやすさ)を排除した結果がこれだよ!!  -- 名無しさん  (2014-12-01 11:47:24)
- なぜか醤油シリーズの常連  -- 名無しさん  (2014-12-01 11:55:45)
- やっぱ緋想天を作ったサタさんは偉大だったんや!  -- 名無しさん  (2014-12-15 17:00:00)
- BLEACHのユーハさんも主な登場作品に加えたらどうだろう  -- 名無しさん  (2014-12-15 19:04:16)
- ↑あの方は名前をパクっただけらしい。↑2どうして世界に悪があるのか、悪があること自体が間違っているのだ。ならば清めよう。原罪浄化せん。  -- 名無しさん  (2014-12-19 18:05:15)
- ↑イーラ フロル ヴィレウス エスト! セクゥェレ ナートゥーラーム!!  -- 水銀の蛇  (2014-12-22 23:21:10)
- ↑詠唱間違ってら、ブレウィスだな  -- 名無しさん  (2014-12-22 23:29:19)
- ↑8 ”昔どこかのジャングルに住んでいる原住民が宣教師に向かって、「あんたの神さまはまるで年とって体が弱ってるみたいに、家のなかにこもりっきりだね。わしらの神さまは雨さえ降れば林のなかにも、野にも山にもいるけどな」と言ったという。”(『神話の力』76ページ)って話だね  -- 名無しさん  (2015-02-07 23:38:05)
- ↑ そう、それだわ。 神話学の権威がキリスト教の推し進めた価値観の平坦化に苦言を呈してたのは衝撃的だった。  -- 名無しさん  (2015-02-08 21:35:46)
- ↑ そりゃ、神話学は学問だからね。神の力や教えを説くのが神話・宗教で、それを論理的・科学的に研究するのが神話学。学問からすると、一神教(のキリスト教)が滅ぼした文化や伝承は多い。  -- 名無しさん  (2015-02-10 18:03:13)
- シヴァ「じゃけん、天罰喰らわせましょうねー」  -- 名無しさん  (2015-02-10 18:19:11)
- ホーク「オラオラオラオラオラァ!」  -- 名無しさん  (2015-02-10 19:33:57)
- どっかで見た「人間は自分の力の及ばない出来事を良いことも悪いことも色々な神様の仕業にしてきたんだから、『世界に神はただ一人』だなんて伝えたらそりゃ面倒なことにもなる。」ってのを見て納得した記憶がある。  -- 名無しさん  (2015-02-16 22:23:14)
- 新羅からこっちにやってきた神、って記述があるんだよな八幡さま  -- 名無しさん  (2015-07-26 01:08:39)
- ↑4 YHVH「俺は全知全能だから効かねえんだよ(震え声)」  -- 名無しさん  (2015-08-13 14:58:42)
- まぁ聖☆お兄さんでようやく親しみが湧いた感は否めない  --    (2015-11-19 12:28:51)
- この米欄見ると日本でキリスト教が根付かなかった理由がよくわかりますね?  -- 名無しさん  (2015-11-19 12:51:08)
- 後世の信者たちが自分たちに都合のいいようにねじ曲げた可能性は決して否定できない。原初の時点でどのような神だったのかは、もはや誰も知らない  -- 名無しさん  (2015-11-20 02:06:42)
- 仏陀の教えだって直弟子に伝えた時点でもう変質してるだろうし仕方ないよ。ニュータイプじゃないんだから  -- 名無しさん  (2015-11-20 02:16:08)
- 世界の問題の原因はだいたいコイツのせい  -- 名無しさん  (2015-11-20 20:19:24)
- 第9次のクルセイダー起こさなきゃ・・・(司教感)  -- 名無しさん  (2015-11-20 20:37:53)
- グノーシスだと他には「ヤルダバオト」とも呼ばれているんだな…  -- 名無しさん  (2015-11-20 21:48:36)
- 割と理不尽というか嫌がらせの塊なお方  -- 名無しさん  (2016-02-01 12:55:40)
- こいつを殺す過程で悪魔にまで貶めるゲームが発売されました  -- 名無しさん  (2016-03-18 05:52:17)
- ヨブの信仰心を試すためにサタンにすらゴーサインを出す  -- 名無しさん  (2016-03-30 21:15:47)
- 最近のメガテンではルシファーもYHVHに敵対者として役割を与えられた咬ませ犬って感じみたい  -- 名無しさん  (2016-03-31 00:09:58)
- 最近のっていうか、Ⅳのな。1・2は同質なのを自覚してのガチの反逆者。3~SJはより大きな存在と戦ってて、ⅣのはYHVHのマッチポンプの為に造られた天使みたいなかんじ。  -- 名無しさん  (2016-03-31 00:22:13)
- いくら無料のフリーゲームとはいえ6日の突貫工事で作ったものの7日目のデバッグをサボって休んだためにバグまみれ状態で世にだしたあげくにパッチすら配布しないという不誠実極まりない対応は如何なものかと…。  -- 名無しさん  (2016-03-31 04:43:45)
- 4Fの多神教勢は「ルシファー?悪魔王とかぬかしているけど所詮あいつYHVHの尻尾だろ?」って感じだったな  -- 名無しさん  (2016-03-31 10:48:50)
- というか君らが言ってるのは旧約の神なのか新訳の神なのかどっちよ?言っちゃなんだが旧約と新訳で神の性格は大分違うぞ  -- 名無しさん  (2016-04-15 22:21:04)
- 神など不要。根絶すべき  -- 名無しさん  (2016-05-23 21:37:35)
- ↑2旧約=自分の選んだ民族に保護の対価として信仰と試練とついでに手足として他の民族や信仰への攻撃を強要する俺様キャラ。新約=基本的に何も言わない、何もしない。模範的なことは息子のイエスが見せてんだから守るように……言っている気がする、たぶん。きっと。みたいな感じだったかな。  -- 名無しさん  (2016-05-23 21:48:44)
- X-MENでラーとかクリシュナとかYahwehとか呼ばれていたミュータントが登場するみたい  -- 名無しさん  (2016-08-04 11:24:01)
- 自分に似せて人を作ったということは外見的にはチビデブハゲ、内面的にはアニヲタ基地外引きこもり等々の要素も持っておられるのだろうか  -- 名無しさん  (2016-09-08 11:25:04)
- 旧約と新約で神の性格が分かれるって事で思いついたんだけど、旧約のYHVHがデミウルゴスとか呼ばれるもの、新約のYHVHがプロパテールと別々の存在になってるのだろうか?  -- 名無しさん  (2016-09-12 23:47:43)
- ↑2  -- 名無しさん  (2016-10-06 17:36:17)
- ↑2サウスパークで仏教徒だって明言してるのを見て変質が理解できたわ(迫真)。世界を創れる程度じゃ輪廻から外れられないが、真に仏になれたならそれからも解放されるからね。  -- 名無しさん  (2016-10-06 18:45:04)
- ↑4嫉妬深くて生贄を求める神らしいからなぁ・・・陰険って所は引きヲタ野郎っぽいな  -- 名無しさん  (2016-10-11 02:43:21)
- なんで唯一神なのに子供がいるんだ?  -- 名無しさん  (2016-10-11 05:42:53)
- ↑そもそも「神々」とか呼び掛けられてる存在だし。  -- 名無しさん  (2016-10-11 10:30:16)
- 真ⅣFの海外版とか出るけど反応が超怖い  -- 名無しさん  (2016-10-22 09:15:38)
- 三位一体・・・つまり、こうだ?神様はゲッターロボ  -- 名無しさん  (2016-10-22 09:46:17)
- 神に姿があるから偽物……とは言っても発売前に騒がれたクリシュナよりヤバいからなぁ。殺し方とか  -- 名無しさん  (2016-10-22 10:18:02)
- 「天使の反逆」という100年ぐらい前の小説で、やってること尽くが批判・貶されてるあたりが面白い  -- 名無しさん  (2016-11-17 19:06:19)
- 大学にあった本で、シヴァとヤハウェとサタンとルシファーが同一みたいなことが書かれていたが、合ってるの?もしそうなら  -- 名無しさん  (2016-12-02 20:11:45)
- ↑追記 最強の神々によるユニットみたいな?親戚みたいな感じだよな。  -- 名無しさん  (2016-12-02 20:13:11)
- ↑バアル、インドラ、ゼウス、トール、アメン・ラー辺りは先ず同じ神様だろうから発想の元ネタの可能性は高いかも。シヴァと四文字も天空神だし。  -- 名無しさん  (2017-01-04 09:47:33)
- ↑暴風神ルドラ→ルドラがアグニから司祭の神性を引き継ぐ→インドラの戦士階級の性格を吸収&その他複数の非アーリア系神格と合流→シヴァ神の成立だから、天空神とか的外れも甚だしいぞ。あと、インド神話において名前の構成語根的にゼウスと同神格なのはディアウスな。  -- 名無しさん  (2017-01-12 15:55:02)
- Y・H・V とH・V・Hで顔文字2つ合体した感じに見えてきた  -- 名無しさん  (2017-01-12 16:35:22)
- 存在x  -- 名無しさん  (2017-01-12 17:24:35)
- 第二形態は人類悪  -- 名無しさん  (2017-01-15 03:05:04)
- パラダイスロストをやりたくなってきた  -- 名無しさん  (2017-01-24 18:50:46)
- 日本の創作だとだいたい悪役にされる哀れな御方 まあ原典でもはた迷惑なのは変わらないが  -- 名無しさん  (2017-06-08 08:02:59)
- 名前を言ってはいけない四文字の存在、と言うとなんか卑猥に思うのは気のせいか。  -- 名無しさん  (2017-10-20 16:47:15)
- 周囲が一神教に染まってないだけでも日本に生まれたことを喜びたい  -- 名無しさん  (2017-10-20 17:23:19)
- 三位一体、というのは三つが一つになるというのではなく三つの顔をもつけど、それらは同じ物と言う意味。マクロスで言うVFシリーズは三つの姿に変形するけど同じもの。或いはウルトラマンや仮面ライダーがモードチェンジするけど本質は同じものだよ、と言うのが近いか。  -- 名無しさん  (2017-10-22 21:47:12)
- 仮面ライダーアギトのラスボスもコレ。被造物が自分の手を離れて成長するのが許せない毒親で、飼い犬に手を噛まれたレベルのことで人類に愛想尽かしちゃうある意味萌えキャラ  -- 名無しさん  (2017-10-22 22:04:39)
- ↑×8 うお、ほんとだw (Y・H・)V H(・V・)H こうすると、もっと顔文字っぽい?  -- 名無しさん  (2017-10-30 11:17:27)
- ある意味後付設定の被害者で通してやったこと羅列すると矛盾の塊で信者の用語が厚いキャラ…なのかもしれない  -- 名無しさん  (2017-11-01 12:20:22)
- Ⅳ FINALの四文字はアルコーン(ヤルダバウト、デミウルゴス)を特に意識してるっぽいね。  -- 名無しさん  (2017-11-15 14:30:11)
- こんなに、四文字様を敵役にしまくって、アトラスのスタッフ様に、現実の四文字様の天罰が下らないことを祈ります;  -- 名無しさん  (2018-01-07 09:35:27)
- ↑ 天罰って軽々しく言うけど、聖書のこいつほど外に弱くて身内にだけえばり散らす内弁慶な神様はいないぞ。何があっても信者が最初に犠牲になるからな  -- 名無しさん  (2018-02-12 19:33:47)
- mdtr.s  -- 名無しさん  (2018-05-04 18:06:39)
- mdtr.s  -- 名無しさん  (2018-05-04 18:07:01)
- もしかするとコイツも普遍的無意識生命体の内の一体では無いかと真2の討伐時のセリフより推測。またコイツ、ニャル、フィレモン、イザナミらは『大いなる宇宙の意志』が人の思いから具現化したものと仮定する。真4YHVH、ヤルダバオトはバグみたいな  -- 名無しさん  (2018-05-04 18:14:45)
- 別にヤルダバオトはバグじゃないだろ。「人間が望むからその通りにする」というペルソナボスのルールを守っている。  -- 名無しさん  (2018-05-04 19:32:20)
- ぶっちゃけそのあり方自体多神教の神と同じよ。善も悪も備え、恩恵を与えもすれば祟りもする。日本の神やてご機嫌とらなきゃ基本祟るし。  -- 名無しさん  (2018-05-25 21:00:12)
- ↑3 観測の力(主観)を客観視して共用するツールである「言葉」の神が真ⅣFのYHVHで、最終決戦時の背景にある無数の顔は人類の観測の数(同時に生じる言葉)って設定。観測の力(人間の主観)に最も近い普遍の存在だから、人間の観測できる領域を支配・宇宙の摂理足り得ている。バグどころか現宇宙はこの法則の下に運行しているから、クリシュナ・ダグザは新宇宙という新たな摂理の世界を拓こうとした。  -- 名無しさん  (2018-06-24 11:29:30)
- 出エジプト記のこいつは本当に分からない。わたしがパロの心をかたくなにするから(迫真)  -- 名無しさん  (2018-07-02 11:12:14)
- 創世記のこいつは「アダムとエバが知恵の実食べちゃった…生命の実も食ったら俺やばくね!? とりあえず追放して番人設置しよ」とビビりまくりで威厳のかけらもない。全知全能の神ェ…  -- 名無しさん  (2018-10-02 15:31:01)
- 真の全知全能ってのは万どころか億、兆、里ですら素粒子以下の小ささだからな。自我持ち、知的生命体と遜色無い事してる奴なんて精々、万知万能止まりよ。これはどんな神にも言える  -- 名無しさん  (2018-10-14 23:39:48)
- 結局、偏在してるような物が何かをしようとしたら収束して個別に存在してるものと同程度の世界に降りざるを得ないってことだろう。結局、本質があーだこーだと言っても認識される程度の所まで降りたらその程度ってことなんだろう。  -- 名無しさん  (2018-11-03 21:50:39)
- 局地的な大洪水起こしているし時点で全知全能じゃないだろ…  -- 名無しさん  (2019-03-08 14:25:50)
- YHVH→聖なるかな→沈黙の王よorデミウルゴスの怒りよ 相手は8割持ってかれる…違うわこれAlter windだ  -- 名無しさん  (2019-03-23 06:34:29)
- 創世記によると知恵の実を食べたアダムとイブが命の実まで食べて自分達のようになった大変だ、という理由で追放したと言っているので単に知恵の実と命の実を食べて超越した力を得た元人間。と、言うことになるのか。  -- 名無しさん  (2019-08-28 15:49:25)
- 元々はウガリット神話の末席の神。それが主神であるエルを乗っ取って創造神になり替わった神。  -- 名無しさん  (2019-10-11 00:04:08)
- 真女神転生IIのYHVHがまた不気味なのよね。味方の攻撃アニメーションに応じて動いて、行動選択中はアニメーション止まる  -- 名無しさん  (2020-01-17 22:02:33)
- 個人的には女神転生IIのYHVHがトラウマ  -- 名無しさん  (2020-02-17 14:40:49)
- ↑暗闇の中から微妙な表情での禿げ頭だからな…当時のちびっ子はビビっただろうね。  -- 名無しさん  (2020-02-17 19:13:11)
- ↑2 猛攻受けてる時の口パクパクはなんか可愛く見える  -- 名無しさん  (2021-09-13 13:57:05)
- ニホンガーってこんなところにも湧くんだな  -- 名無しさん  (2021-11-01 22:50:06)
- ↑日本産のゲームの影響で昔みたいに教会に盲目的に従わない、怖がらない若者が増えてるのもニホンガーかいな?一神教が馴染まん民族性の国のゲームだしなぁと俺なんかは誇らしいとすら思ってしまったんだが。  -- 名無しさん  (2021-11-02 04:24:03)
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