ダイ・ハード(映画)

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ダイ・ハード(映画) - (2020/08/04 (火) 10:03:24) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/10/10(日) 19:12:34
更新日:2024/04/13 Sat 14:28:51
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『ダイ・ハード』(Die Hard)は、1988年のアメリカ映画。
監督は『プレデター』でも知られるジョン・マクティアナン。


○あらすじ
クリスマス。夕刻のロサンゼルス空港に降り立ったジョン・マクレーンを出迎えたのは、妻であるホリーではなく黒人運転手のアーガイルだった。

リムジンの中でマクレーンは、自分がニューヨーク市警察の刑事であること、ホリーは西海岸へ進出した日系企業に職を得て子供たちと共に引っ越したこと、成功した妻が竣工中の超高層ビルで開かれるクリスマスパーティーに夫を招待したことを語る。

到着したナカトミ・ビルで、久々に会うホリーと喧嘩をし、落ち込むマクレーン。
一方、別のフロアでは10数名の男達がビルに侵入し、警備網を容易く破りビルを占拠、シャッターを下ろし電話線を切断する。
パーティー会場に乱入した男達のリーダーはハンス・グルーバーと名乗り、全社員を人質に取ったと宣言する。
幸運にも強盗グループから逃れたマクレーンは、外部との連絡を遮断され応援も望めない中で、携帯していた拳銃1丁と刑事として鍛えた頭脳を武器に死闘を繰り広げる。


○特徴
これまでのアクション映画は(1988時)筋肉モリモリのマッチョマンの変態が敵をスマートに圧倒していくといったストーリーが一般的だったが、
どちらかと言えばごく普通の外見の男が愚痴を言いながら、怪我しまくりボロボロになってもテロリストに立ち向かうといった当時としては変わった展開であると共に、ビルという狭い場所でのテロリスト死闘も上手く描かれている
本作の大ヒットにより、それまではTVで活躍していたブルース・ウィリスは映画に進出すると共に、スタローンやシュワルツェネッガーとは別タイプのアクション俳優として活躍するようになる。
特に見事なのが、ピンチと逆転に関する伏線が序盤で張られており、作中で無理なく全て回収されている点。
その為、中には本作を「伏線回収のお手本」と呼ぶ人も居るほど。


○登場人物

  • ジョン・マクレーン
(ブルース・ウィリス)
ニューヨーク市警の刑事。階級は警部補。
妻のホリーに誘われてナカトミビルにやってくる。
長年追いかけている犯人がおり、それを捕まえるまでは家族のいるロサンゼルスに引っ越すことは出来ないらしい。(ただし、アーガイルに見透かされていたようにホリーについていかない為の方便ともとれ、実際にダイ・ハードの1年後の設定となるダイ・ハード2では普通に引っ越してきていた)。
左利き。自動拳銃ベレッタM92を使用している。
“ただの警官”の筈だったのだが、テロリストに挑む中で才能を覚醒させた傷だらけのワンマンアーミーで、プロの筈のハンスからも“化け物”呼ばわれされる場面も。
ボロボロにはなるが、訓練や技能の差をタフネスと機転で乗りきってしまうチートで、特にキレた時には鼻歌混じりに相手を殺すことも躊躇わなくなる危険な男である。
尚、優秀な刑事だからかアクション映画の主人公としては、かなり頭脳が回るタイプで、今作でも僅かな疑問から用意周到なハンス達の計画を台無しにしている。
実は、ネット等ではマクレーン=野沢那智のイメージを推す声が根強いが、野沢の吹き替えはTV版専用なため、ソフト版では見れなかった。
しかし、近年になって往年のTV吹き替えに注目した『吹き替えの帝王』レーベルから野沢版も収録したDVDが発売された。
因みに、それ以前の『4』にてファンの声に応えて野沢の吹き替えも収録されていた。
尚、ソフト版でのマクレーンの吹き替えは以前より樋浦勉が専任しており、野沢マクレーンは野沢の演技が面白いだけで、マクレーン(というかブルース・ウィリス)その物の声は樋浦の方があってるとして、樋浦版は樋浦版でレンタル&購入派からは人気があった。
周囲のキャストの吹き替えも含めて、野沢版と樋浦版が本作の吹き替えの王道だろう。
最後の「イピカイエ、クソったれ!」は4のガブリエルにも使っている

  • ホリー・マクレーン
(ボニー・ベデリア)
ジョンの妻。
ナカトミ商事の中心的役割を担っている。脅迫に屈せずに敢然と立ち向かう。
キャリアウーマンで、旧態的で短気なジョンとは愛し合っているがいがみ合いが耐えず、ナカトミに誘われた時にも言い合いの末にジョン一人がニューヨークに残ることになった。
日本企業では既婚者は受けないという理由から、会社では旧姓の“ジェネロ”を名乗っていたが、そのせいで仲直りのために呼んだジョンと事件の直前に再び喧嘩となっていたが、ジョンの反撃が始まってからはカールの様子からジョンの生存を確信し*1、責任者という立場で自分なりにテロリストに立ち向かう。

  • ジョセフ・ヨシノブ・タカギ
(ジェームズ・シゲタ)
ナカトミ商事社長兼ナカトミ投資グループ副会長。
1937年京都生まれで5児の父。
テロには屈しない偉い社長だが……

  • ハリー・エリス
(ハート・ボックナー)
ナカトミ商事社員。コカイン常習者。
夫がいると知りながら食事に誘うなど、ホリーに気がある。
自信過剰なためかハンスと交渉という無謀な真似をする

  • アル・パウエル巡査部長
(レジナルド・ベルジョンソン)
ロス市警の警察官。
偶然ナカトミプラザの付近に居たために、ビルの偵察を頼まれた。
当初は、ただの惚けた巡回警官かと思われたが、ジョンから死体のプレゼントを貰い、更にテロリスト達からの銃弾をパトカーに受けたことでジョンの通報が真実だと本部に知らせる。
その後も現場に残り、無能で楽天家な副署長率いる本部に替わり、ジョンの話し相手となると共にサポート役として重宝されるようになり、相棒とまで信頼を寄せられる中で元の警察官としての生き甲斐を取り戻していく。
過去に子供を撃ってしまったトラウマで人が撃てないらしい。
余談だが、パウエルが店で大量に買い込んでいるのは米国のお菓子の定番トゥインキーなのだが、日本では全く知名度が無かった為か吹き替えではドーナツとされている。

  • ハンス・グルーバー
(アラン・リックマン)
強盗グループのリーダー。テロリストを名乗るが、紳士的な態度を見せる。
しかし、紳士的に見えて本性は利己的で残酷でセコいだけの外道。
ナカトミ商事を占拠するが、マクレーンにたくさん妨害される。
ハァァァァンス!!
兄がいる。
中の人は後のスネイプ先生。
余談だが、クライマックスにて、とてもいい驚き顔を見せているが、実は監督に嘘のタイミングを教えられて待機していた所を急に落とされたことによるマジのビビり顔で、監督の目論見通りにいい表情は撮影できたが、当のリックマンは暫く人間不信に陥ったという。


  • カール
(アレクサンダー・ゴドノフ)
テロリストの1人。
マジゾンビ。


  • アーガイル
マクレーンをナカトミプラザまで運んだリムジンの運転手。
普段はタクシーの運転手らしく、言葉使いや態度が畏まったものでないことと、口と頭が回りすぎることを反対にジョンに気に入られる。
ホリーと上手くいかなかった場合を見越してビルの地下駐車場でマクレーンを待つが、事件のせいで出られなくなる。
当初は事態に気づいていなかったが、よりによってニュースで目と鼻の先でテロ事件が発生していると知って動揺していたものの、運んできたジョンが当事者としてテロリストと戦っていると知ると大喝采をすると共に後には大胆な行動に出る。
パウエルと並ぶ今作でのジョンの相棒である。


マクレーン「どぉして俺ばっかり追記、編集しなけりゃなんねえんだ!?」



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