チョココロネ

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チョココロネ - (2021/09/22 (水) 18:00:39) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/03/13(火) 13:33:18
更新日:2024/01/21 Sun 23:08:09
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「頭ってどっち?太い方と細い方」





日本で開発された菓子パンの一つ『コロネ』の一種。
パン生地を巻き貝状にして焼いた後、内部にチョコクリームを詰めて作られる。
クリームごと焼くクリームパンなどとは異なりクリーム本来のみずみずしい食感を楽しめる。
ものによってはパンの穴にチョコ菓子がくっつけられたタイプも。

欧米発祥のクリームパンはクリームを生地の中に直接練り込むタイプが多く見られるが、チョココロネはクリームとパンを一体化していない意識が見られる。
これは和菓子における饅頭などに通じる構造ではないかとする考察もあり、西洋風な外見に反して日本的な思想が強く出ているパンとも言われる。

因みに『コロネ』の語源はイタリア語で角笛やホルンを意味する『corno』から。

◆歴史

上述したようにチョココロネは日本で開発されたパンであることは間違いないのだが、明確な開発経緯や開発者の存在は現在まで確定していなかったりする。
チョコレートが日本に伝来してきたのは明治末期であるが、この時点で神戸において開発に至ったという見方がある。しかし、現在までチョココロネやそれの前身となるようなパンについて言及している有力な歴史的資料は発掘されていないということが実情。
1930~1940年代のパン関連の資料に「チョコレートスネール」や「コルネット」という名前で言及されていたことは判明しており、恐らく昭和の戦争前後の時期に一気に普及したとする説が有力である。

◆色んな食べ方

  • 太い方から
チョコクリームが垂れないよう、穴を上に向けた結果。そのまま大口でかぶりつくのも良し、ちまちま攻めるも良し。

  • 細い方から
太い方から食べるよりは食べやすいが、チョコクリームが垂れやすいのが難点。最近は垂れないようにされたものもある。
太い方だろうが細い方だろうが端から食べていくとパンがほどけることがあるので注意。

  • 細い方をちぎってチョコクリームを付け食べる
正式というか上品な食べ方らしい。漫画『らき☆すた』でも紹介された。

  • 横から
少数派とされる食べ方。この食べ方だと一口食べた後にパンの中のチョコの量が見えやすいという特徴はある。

◆頭はどっち?

愛好家の間でたまに議論の対象となる。きのこたけのこ戦争並に意見が別れて……いるかもしれないしいないかもしれない。

  • 太い方
  • 細い方



極稀ではあるが「横から見て膨んだ方が上、平らな方が下」という意見もある。



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  • 因みに
らき☆すたではしょっちゅうチョコが垂れているが、実際はチョコが溶けてない限り、めったにおきないとのこと。(アニメらき☆すた1巻より)

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