イギリスのセックス裁判

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イギリスのセックス裁判 - (2019/11/10 (日) 16:40:55) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/03/16(金) 14:52:02
更新日:2023/07/23 Sun 17:58:42
所要時間:約 5 分で読めます




イギリスのセックス裁判とは、2008~2009年にイギリスはロンドンのとある夫婦(細かく言うと妻)が夜の営みの声がうるさすぎるとして起訴され、有罪判決を受けた事実である。



【概要】

この被告人女性(当時47歳)は以前から夫とのとのセックスがうるさすぎると約25件もの苦情を受けていた。
以下、騒音に苦しむ街の人々の声



大家さん「まるで殺人事件のような2人の苦しげなうめき声にテレビの音量を大きくしてみたりしたけど…」
隣人の奥さん「性的な行為の音を聞いたわ。とてもうるさかったの。まるでとても痛いかのような、うなりやうめき、叫び声だったわ。
因みに女性だけじゃなく2人とも声が出ていたわ」

通りすがりの子連れママ「昼間からいやらしい声がこの家から聞こえてくるの。子供に悪影響よ」



 ̄ ̄ ̄\  /
   | /
   |オーイエスカマンカマンスーハースーハー!
 田 |   オォイェイ!
   | \
   |  \
   |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄


  |       \
  |    ギシギシ
  | ('A`)  アンアン/
 / ̄ノ( ヘヘ ̄ ̄



ギ、ギ、ギギギシギシギシ
\ アンアアアアンアンアン /
 ♪ ('A`) ♪
 _ ノ )>_キュッキュ♪
/◎。/◎。/|
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|


このような声を受け、地方議会の環境健康部では調査を決定。
夫妻の住む部屋の隣に機械を取り付け、音量を測定した。


その結果、
防音壁など役に立たないくらいの叫び声や何かを叩く音が何度も何度も記録された為、夫婦は正式に雑音減少の指導通知が警察から通達されてしまう。

この時の環境健康委員のお言葉
「非常にヒステリックでやかましい」


しかし、夫婦の愛はこのような障害で収まることはなかった。


2人がこの通達を無視し以後も騒音レベルでギシアンした為、結局有罪を受けることになる。

因みに彼らには調査にかかった費用等を含めた515ポンド(当時で約7万5千円)の罰金が科せられたうえ、

以後も法で定められた以上の大声や騒音を出せば罰金ね!という判決を喰らう。おまけに法廷で証拠として地元議会が記録した「喘ぎ声」が約10分間流されたという

しかし当の妻(47歳)この判決に猛反発。
法廷で判事にこう言った。

「故意にやったわけじゃない。誰も、何も傷つけたいなどと思っていないのよ」

「なるべく声を上げないように息を殺し、枕に顔を押し付けたりもした。隣人の眠りを邪魔しないように昼間にヤったりもしたわ」



そういう問題ではない。



この騒音のおかげである人は2年間ろくに眠れなかったと言い、ある人はあまりの騒音のせいで引越しせざるをえなかったそうだ。





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