バットマン アーカム・アサイラム(ゲーム)

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バットマン アーカム・アサイラム(ゲーム) - (2014/03/08 (土) 16:41:56) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/10/14(日) 18:20:27
更新日:2024/04/29 Mon 21:26:53
所要時間:約 6 分で読めます




WELCOME TO THE MADHOUSE!





BATMAN:ARKHAM ASYLUM(バットマン アーカム アサイラム)とは、DCコミックのヒーロー「バットマン」を題材にしたゲーム作品。
Rocksteady Studios開発。PS3とXbox360、PC版が発売されている。

バットマンが精神病院アーカム・アサイラムを舞台に、お馴染みの敵ジョーカーをはじめとしたヴィラン達と戦うアクションゲーム。
シリーズの代表的なヴィラン達が登場するだけでなく、ファンをニヤリとさせる多くの小ネタも随所に仕込まれている。
初めてバットマンシリーズに触れるユーザーの為に、キャラクターたちの資料も豊富に用意されている。
また、アイテム収集やオンラインランキングでスコアを競うチャレンジモードなどのやりこみ要素も。

脚本家や一部のメインキャラクターの声優はアニメシリーズを務めたキャストを起用している。
アーカムアサイラムに漂うどこかおどろおどろしい雰囲気や意表をつく映像演出、バットマンには欠かせない探偵的要素なども魅力。
特に受刑者達の収容されている区画の恐ろしさはトラウマものである。

戦闘は主に格闘戦(コンバット)と隠密戦(プレデター)に分かれており、完成度の高い独自の戦闘システムや数多くのガジェット(道具)によってバットマンらしさを存分に演出できる。
しかし主にパワー系のヴィランとのバトルがほとんど同じ戦いになっているのが欠点となってしまっている。

ゲームオーバー時には本編に登場する各ヴィランが様々なコメントを残してくれるのも特徴。
それぞれのヴィランの個性が表現されており、見所の一つともなっている。



キャラゲーとしても純粋なゲームとしても中々の完成度を誇り、『世界一評価されたヒーローゲーム』としてギネスにも認定された。
その後全ての要素を正当進化させてさらなる評価を得た続編『BATMAN:ARKHAM CITY』が発売された。





【ストーリー】
ある夜、宿敵ジョーカーを捕らえたバットマンは、精神病院「アーカム・アサイラム」に彼を移送する。
しかしジョーカーは既に計画を整えており、アサイラムで待ち構えていたハーレー・クインとの共謀によって彼は脱走。
さらに予てブラックゲート刑務所から移送されていた凶暴な囚人達やかつてバットマンに敗れ収容されていたヴィラン達を解き放ち、瞬く間にアサイラム全体を掌握してしまう。

この事態にバットマンは立ち上がり、首謀者ジョーカーを再び捕らえるため並み居る敵に立ち向かって行く。





【キャラクター】
バットマン(ブルース・ウェイン)
「逃がさんぞ ジョーカー」
本シリーズの主人公である闇の騎士。
優れた身体能力と様々なガジェットを用いて犯罪者たちに立ち向かう。
銃器に対して紙装甲なのはご愛嬌。
ゲームの進行度に合わせてスーツが破損していくが、実はよく見ると髭も少しずつ生えてきている。


ジェームズ・ゴードン
ゴッサム市警の本部長であり、バットマンの良き理解者。
今作では度々危険な目に遭い、いわゆるピーチ姫的ポジションとなっている。


オラクル(バーバラ・ゴードン)
ゴードン本部長の娘であり、元バットガール。
ジョーカーにより下半身不随にされてからはオラクルとして通信でバットマンをサポートしている。
今作でも様々な場所でバットマンに協力する。





【ヴィラン】
ジョーカー
「さあ パーティーを始めようぜ!」
道化師の姿をしたバットマンの宿敵。
唯の人間でありながら常軌を逸する犯罪を起こし、幾度に渡りバットマンを苦しめる。
PS3版の特典「ジョーカー・チャレンジ」ではプレイアブルキャラクターとして、得意の笑気ガスや電流手袋など様々なジョークアイテムを使用できる。


ハーレー・クイン(ハーリーン・クインゼル)
「ハァーイBマン!ハーレーよ」
アーカム・アサイラムの精神科医でありながらジョーカーに魅入られ、狂気に堕ちた女性。
看護服をイメージしたニューコスチュームに身を包み、ジョーカーの右腕としてバットマンを妨害する。
各所で拾えるテープから、彼女がジョーカーの手に落ちてゆく様子が確認できる。

メイクとアイガードのせいかあんまり可愛くないが、次回作では美人。
おっぱい要員。


スケアクロウ(ジョナサン・クレイン)
「闇に喰われろ…永遠に!」
案山子の様な姿の犯罪者。
心理学教授であったが、恐怖という感情に執着し犯罪者に。
彼の幻覚攻撃による不気味な演出はやけに力が入っており、本作の見所の一つ。
バットマンが突然咳き込んだとき、それは彼の術中に嵌る前兆である。


ベイン
「壊してやる バットマン!」
かつてバットマンの背骨を折り、引退に追い込んだヴィラン。
劇薬「ベノム」によって強靭な肉体を得ている。
ゲームオーバー画面にて彼が再びバットマンの背骨を折る演出が入る。


キラー・クロック(ウェイロン・ジョーンズ)
「チクタクチクタク…クロックの飯の時間だ!」
特異な皮膚病により体表がワニの肌のようになった犯罪者。
凶暴で手がつけられないため電流の流れる特殊な首輪をつけられ、アサイラムの下水施設「キラー・クロックの巣」に幽閉されている。
彼との戦いは初見では寿命の縮むような恐怖感を与えられる。

アサイラムの看守アーロン・キャッシュの左腕を喰らった張本人。
アーロン看守との関係はおそらくピーター・パンのフック船長とワニがモチーフ。


ポイズン・アイビー(パメラ・リリアン・アイズリー)
「死んで土に返るのね ダーリン」
肉体が植物化している女性の犯罪者。
植物を自在に操り、その影響をアーカム全土に拡大させてゆく。
一見非力に見えるが、思わぬ強敵と化しバットマンを苦しめる。


リドラー(エドワード・ニグマ)
「そうだ リドラーだ お前より優れた頭脳を持つ男」
リドル(なぞなぞ)に執着する知能犯。
バットマンの通信機をジャックしてなぞなぞをけしかけ、知恵比べを挑んでくる。
彼の仕掛けたトロフィーやリドルを発見することで様々な要素を開放できる。


ミスター・ザズー(ビクター・ザズー)
「何度言えばわかる?離れてないとブタの丸焼きだぞ」
無差別に殺人を犯し、その人数分自分の体に傷をつける殺人鬼。
すぐに人質をとったり速攻でバットマンに昏倒させられたりと、扱いは完全に小物。

彼の本領は次回作で発揮される。


クレイフェイス(バジル・カルロ)
体を粘土状にし自由に姿を変える犯罪者。
自分の姿をバットマンの知人に変えて惑わそうとしてくる。

ほとんどオブジェクト的な登場だが、次回作で思わぬ形で再会する。






ちなみにバットマンの乗り物でお馴染みのバットモービルもOPでかっこよく登場する。
しかし次に見たときには囚人達にボコボコにされているという散々な扱いである。












バイオリンのように弦をプツリ たっぷりおやすみ バットマン



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