ガロット(拷問器具)

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ガロット(拷問器具) - (2013/10/22 (火) 08:09:48) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/02/19(金) 13:53:54
更新日:2023/09/06 Wed 18:23:20
所要時間:約 2 分で読めます




【がろっと】

主にスペインで使われていたという絞首用の拷問器具。

鉄製、もしくは木製の身体検査で座高を測る椅子のような形をしており首の部分に丸い絞首用の金具と手足を固定するための枷等が取り付けられている。

犠牲者はこの椅子に座らせられ首を金具で固定される。
金具の後ろにはネジがあり、このネジを回すと金具が締め付けられ犠牲者は窒息してしまう。
ネジの締め具合で苦しみを自由にコントロール出来るため非常に効果の高い拷問器具だったらしい。
締め付けを最大にすれば犠牲者の首の骨を砕いたり窒息死させる事も出来たという。

またその状態から火責めや親指潰し器等による拷問を加える事も多かった。


ちなみにこのガロットには「スペイン式」と「カタルーニャ式」があり上記の物は「スペイン式」に当たる。

「カタルーニャ式」のガロットは基本的に「スペイン式」と同じだがネジを回す事により金具が締め付けられるのではなく首の後ろから鉄の楔がせり出てくる点が大きく異なる。
この楔が脛椎を圧迫しやがては破壊してしまうという。
また楔に押されて気管が前の金具にも圧迫される事にもなるため窒息の効果も期待出来る。
現在でもアメリカで実際に使用されているという。

これによる処刑を描いた映画にダニエル・ブリュール主演の『サルバドールの朝』がある。あらすじだけでも軽く鬱になるが、これが実話なのだからやりきれない。



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