重火力兵装(BORDER BREAK)

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重火力兵装(BORDER BREAK) - (2016/06/24 (金) 17:55:01) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2010/03/06 (土) 17:11:21
更新日:2021/04/10 Sat 16:22:59
所要時間:約 7 分で読めます




ここではBORDER BREAKの重火力兵装について記述する。


重火力兵装


破壊力を重視した兵装。時間帯火力が高い武装で固められている。

じっくりラインを押し上げたり、前線での集団戦に向いているが、武装重量の重いものが非常に多く、重量超過ペナルティを受けやすい。
機体構成にもよるが相対的に機動力が低くなりがちで、強襲兵装の得意とするプラント・敵コアへの奇襲などの機動力を生かした戦い方は苦手。

また、一種のマップ兵器である榴弾砲やエアバスターなどの遠距離砲撃武器も搭載されている。


一見すると「男のロマン」が詰まった熱い兵装ではあるが……。
時代が進むにつれて他兵装でもリカバー出来る武器が増え、Ver.4.5時代に至っては「お荷物」呼ばわりされることが増えた。
火力インフレが進むにつれ、強襲兵装に扱いやすく・軽く・高火力な武装が多々追加されたことで、両兵装の差が縮まってきたのが一番の原因。
こうなると重火力は「機動力のない強襲」に過ぎない。高速な機体パーツが多々支給され、高速化するゲームスピードに追い付けなくなっていったのだ。

砲撃武器が通らないマップも増え、扱うにはクセの強い武器も多い。爆発物はお手軽に敵を撃破出来るが、味方への誤射・誤爆というリスクが付きまとう。
プラントへの奇襲や浸透戦術が得意な狙撃兵装とは違い、「ドンパチしかできない」重火力はウリと呼べるものが少ない。
支援兵装はともかく、重火の仕事は強襲や狙撃でもやれないことはないが、逆はまず無理。

つまるところ、迅速な進行を実現する機動力や対応力に欠けている重火力兵装は、いささか極論ではあるが、
敵ブラストとの戦闘ではなく、敵コアへの攻撃(そしてそれを目指す敵をいかに処理するか)が最重要視されるゲームシステム自体とあまり噛みあっていないのである。




……と、ネガティブな点ばかりを上げてきたが、ここからは「如何に重火力兵装を生かすか」という視点で語ろう。

「一撃殺、ないしは触ったら体力の半分以上を削る瞬間火力をそれなりの射程で飛ばせる」
「近~中距離で敵機を溶かせる武器が揃っている」
重火力兵装はこの2点に関しては他の兵装よりも頭一つ分秀でている。ついでに近接戦の頼れる味方・バリアユニットという装備もある。

「その場で踏ん張って戦線を押し上げる、または維持する」ことこそが重火力兵装の本懐である(稼働初期からの熟練ボーダーが引退し、これを理解していないボーダーが増加傾向にあるのも重火力への風当たりを強くしてしまっているのだが)。
味方の再出撃地点となるプラントの防衛や維持など、防御戦や集団戦での火力支援に全力を尽くそう。
敵地に近いプラントが維持できれば、それだけ強襲兵装は敵のコアに到達しやすくなり、味方のコアを守りやすくなる。
陥落寸前のプラントでバリアやロケットをチラつかせ、一機でも多くの敵ブラストを道連れにし、一秒でも多くの時間を稼ごう。

ボダブレではキル/デス数(撃破数/被撃破数)が勝敗に強く関わることは無いが、ブラストが撃破されれば微量ながらもしっかりコアゲージは減る
コア攻撃が通り難いマップや、濃厚な索敵網が敷かれた膠着状態では、この撃破数が明確な差となって勝敗を決する要因に成り得ることが多い。
ドンパチを最優先に考えるのは愚の骨頂だが、疎かにはできないのだ。がむしゃらに特攻して無駄死を繰り返す強襲もまた、お荷物になってしまうのである。
そしてこう言った純粋な撃破能力が物を言う状況になった場合、支援兵装と並んで重火力の枚数が強みになる状況も有り得る。
時に広大なMAPでは時間切れ勝ちを狙わなければならない状況も発生する為、そのような場合にこそ有効となる重火力兵装は「なるべく敵を引き付け」「なるべく死なず」「なるべく撃破を取る」能力に問われる。
(この兵装の中にはしばしば敵機を一発で「大破」状態に追い込む火力ダメージを誇る武器も存在し、敵機を大破で撃破した場合支援兵装でも復帰は出来ない為、キルを確定させることが出来る)
狙撃兵装のようにプレイヤーが最初から求められる技術的な敷居が低い分、求められる本質は非常に高く、奥深い兵装であると言える。

クセの強い武装の仕組みをしっかりと理解し、技術と立ち回りと判断能力を磨くことが勝敗に繋がる。
大火力に惹かれた新人ボーダーは、重火力に乗りたいという気持ちを抑え、まずは強襲兵装で練習しよう。
このゲームは強襲を中心にバランス調整が行われているため、強襲を使い込めば「ここで榴弾の援護があれば……」「敵の爆発物超イテェ!」とか「榴弾はやめろ!誤射で先に進めない!」「敵が抜けたが……ダメだあの位置の重火力は間に合わない!」といった「重火力が生きる・死ぬ場面」が判ってくる。

また、あえてコア攻撃専門にチューニングした軽量重火力機を駆る、極一部の極まったプレイヤーもいる。
これも「そこそこ積めて速度が出る足パーツ」や「軽くてそこそこ使える火器」が登場したが故。ゲーム稼働当初からは考えられない事態である。
上手くハマれば敵コアゲージを真っ白に染め上げることもある(無論、そこの至る道のりは険しいが)。


常に最前線のプラントを目指し、味方の盾となって敵を潰し、凸屋の足場作りをする「上手い重火力」は本当に味方から感謝される。
支援兵装が重点的に蘇生を繰り返し、膨大な弾数のガトリングガンが弾切れになるまで戦闘を継続した、という事例もあるのだ。
活躍できると、自然と友軍はNICE!チャットを飛ばし、支援も優先的に構ってくれるようになる。そういう状況になると本当に楽しい。
敵にも注目されて最優先排除目標にされることもあるが、そうなれば味方の強襲がフリーになって万々歳。君もレッツ・ドンパチ!
でも重火力が増えすぎるとチーム力がガタ落ち、敵強襲に振り回されてしまうので1~3機位に留めるのがベター。状況判断は大事です。


昨今の仕様変更、更に最新のVer.5.0『X』では脚部パーツの加速性能が調整され、機動力不足に改善が見られる。遊撃兵装と共にこれからの趨勢に期待したい。
ちなみにVer.3.0からの特殊モード「ユニオンバトル」では継続的、瞬間的な火力が活きるその性質から大活躍できる。


武装


主武器

一部の武器は、一定時間撃ち続けると「オーバーヒート(OH)」が発生、一定時間射撃が不可能に。


●ウィーゼル機関銃系列
軽機関銃。非常に扱いやすい系統だが、連射時の銃口ブレが大きく、射撃精度は強襲のサブマシンガンに劣る。
火力も重火力兵装の中では低め。武器性能を生かすには機体性能を一部犠牲にせねばならず、かといってそれだけの見返りがあるかどうか……ということで人気は低め。
初期装備の「ウィーゼル機関銃」は非常に優秀。まずはこれで重火力の基礎を学ぼう。

●ガトリングガン系列
重火の代名詞。威力・弾速共に強力で、当て続ければまさに「溶かせる」。
その代償に、なまっちょろい腕部反動吸収性能では絶対にカバーしきれない独特の反動と、攻撃開始までの空転時間というハンデを抱える。常に空転をさせておく「アイドリング」技術などの管理能力が重要。
系統2段階目の「GAXエレファント」は買ったが最後、いつまでも使えるロングセラー武器。稼働開始から最新Verまで多くの重火乗りに愛されている。
系統5段階目の二連回転砲身がイカス「GAXファフニール」は短い空転時間の割に非常に火力が高く、新スタンダードとして君臨している。

●機関砲系列
簡潔に言うなら「連射速度を大幅に落とし、単発火力を上げたガトリングガン」。ガトリングの空転時間が無く、ウィーゼル系と同様の即応性に加え、火力と射程で勝負出来る。一射ごとにスライドするバレルが非常に格好良い。
連射速度の遅い分秒間火力に優れており、独特の発射サイクルに合わせてAIMをしないと精度が落ちる。
系統初期の「単式機関砲」と2段階目の「単式機関砲・改」はボタン押しっぱなしのフルオート連射をするよりもこまめにクリックで切る連射で狙うことにより、驚くほど命中精度、連射時間が向上する(オーバーヒートはボタンを押している時間に比例して発生する為、熱の管理も楽になる)
上位モデルの双門シリーズは連射性能が気持ち程度に向上するが、種類によって大きく性質が変わる個性派揃い。
3段階目となる「双門機関砲」は強い反動、弱いオーバーヒート耐性と射撃精度を犠牲に、近距離で相手を否応なしにブチ殺す瞬間火力を内包したじゃじゃ馬。
4段階目の「双門機関砲・怒竜」は威力をマイルドにし高い射撃精度とオーバーヒート耐性を両立したハイバランス型。
5段階目の「双門機関砲・轟鉄」はあっと言う間にイッちゃう早漏オーバーヒートする耐熱性能を犠牲に、短時間の超火力を獲得した。ファフニールと並ぶ最終武器候補として人気を得ている他、最近流行りのチップシステム、「高速冷却」や「実弾速射」との相性が良い一品。
系統共通の弱点としてクッソ重たい点が挙げられるので、重量に関しては他パーツと良く相談しよう。

●炸薬砲系列
着弾時に爆発を起こし、範囲攻撃が可能な機関砲。物陰に隠れた敵をあぶりだしやすく、高台からの撃ち降ろしで真価を発揮する。
至近距離戦では自爆の危険があるので注意。
そのお手軽さから、実装から長きに渡って「芋御用達」と化し、下方修正が行われている。

●ヴルカン系列一覧
荷電ニュードを打ち出すビーム機関銃。オーバーヒートが発生せず、気軽に使える。何より軽い。
しかし火力は低く、ニュード系武器特有の射撃精度も最悪という難点がある。軽量化目的以外で使うべきではないだろう。間違っても中~重量級のメイン武器にしてはいけない。
そんな中でも「ヴルカン・ジャラー」は射撃精度問題が改善され、軽量重火力機の主兵装としてナンバーワンの人気を得ている。

●LAC系列
ニュード機関砲。単発火力がさらに上がったが、ヴルカンよりはマシとは言えニュード系なので弾の散りが目立つ。連射速度も低下しているのでより慎重な照準が求められる。こまめな指きりクリックでの発射推奨。オーバーヒートはない。
そしてあまりに重い。実装から長らく文鎮扱いをされてきたが、バージョンアップごとに強化され、現在は全国大戦でも通用する武器に成長した。
射撃精度の単発系で中距離戦に徹するか、連射力の高い双門系で暴れるか、選ぶのはあなた次第。

●LEC系列
チャージによる威力向上が可能なグローム。最大チャージでぶっ放すと炸薬砲よろしく爆風が広がる。高速充填チップは必須。
反面それ以外の性能はパッとしない。特に劣悪な射撃精度がガン。
重火力では珍しく、完全セミオート式の発砲形式も扱いづらさを助長している。

●サーバル可変機関銃系統
通常の機関銃であるAモードと、狙撃兵装よろしくスコープを除くBモードをスイッチ(切り替え)できる機関銃。
全体的に重いが、近接戦と後方支援能力を両立できる。重火力では珍しく射撃精度も高め。低めの火力とどう付き合うかがカギになる。

●SLG系統
通常のニュード機関砲であるAモードと、超短射程の高速連射が可能なBモードをスイッチできるニュード機関砲。
Bモードは秒間火力10000越えの訳わからん火力(ブラストが1~1.6秒程度で死ぬ)を発揮するが、射程が異常に短い。なんとジャンプしないとコアに当たらないほど。
Aモードも「ヴルカン・ジャラーでおk」と言われるくらい、射撃精度と火力が両立できていないのだが……。
そのピーキー加減と、決して通常戦闘も不可能ではないリカバリー力に惹かれ、この系統を手に取るボーダーも多い。
強化騎兵を簡単に溶かせ、攻撃ポイントを熟慮すればコア攻撃も可能なので、ユニオンバトルでは「SLC-ラディウス」が大人気。

●VFTマシンカノン系統
通常の機関砲であるAモードと、チャージ完了後に高速連射を行うBモードをスイッチできる機関砲。
Bモードはマガジンの4割~6割を一瞬で吐き出すが、撃ちきるまで中断できず、撃ち終わると長い冷却時間が発生してしまう。
Aモードの性能も悪くないため、死角からの闇討ち主体の武器として愛用するボーダーも多い。



副武器

●サワードロケット系統
「サワード・ロケット」を起点とするロケットランチャー。
高威力だが弾速が遅く、正面からの直撃は狙いにくい。死角からの不意打ち、高所からの撃ち降ろし、爆風Hitからの主武器による追撃といった戦術が求められる。
咄嗟に撃ったら自爆するのは誰もが通る道。バリアユニットと組み合わせて近接武器として使うボーダーも。
絶大な瞬間火力と総火力を両立した三点バーストタイプの「サワード・バラージ」は、重火力でコア攻撃を狙うクレイジーなボーダーに人気。
N-DEF実装で弱体化したとはいえ、極大単発威力の「サワード・コング」は重火力の象徴として愛されている。

●MLRS系統
ミサイルランチャー。敵をロックオンして撃てば誘導がかかる……のだが、一発の威力が低い、誘導性も低いと、今ひとつ。なにより重い。
慣れたプレイヤーはロックオン警報を聞いただけで全弾回避することすらある。
対ワフトローダー用と言っていいだろう。全弾命中させ易くダメージも纏まって与えられる。

●シーカーロケット系統
「シーカーロケット」を起点とするセミアクティブホーミング弾。
発射前にBボタンを押すとスコープ視点となり、プレイヤーの視点操作で弾道を変えられる。壁等の障害物を避けるように当てたり、接近してくる敵機の手前にフォーク軌道で落とすなど変則的な攻撃が可能。
サワード系統のように通常のロケットランチャーとして使うことも可能。
弾速に劣るが、爆風半径が相対的に広め。更に凄まじいラグ(2〜3秒後に撃破が起こる事も)のせいで使用者は少ない。弾頭の直撃は難しいが、その広い爆風半径で見た目に反し「削る」ことを得意とする。
ワフトローダーに対してラグが発生しない為、上記のMLRSよりも活用出来るは状況は多い。
単発威力と爆風半径が強化された3段階目の「パワードシーカー」は、何気に重火力副武器中で最大の爆風半径を誇る。
うっかり誤射と自爆でペナルティを受けても泣かないこと。
4段階目の連射型である「マルチシーカー」は新システムの「予備弾数」の恩恵を受けた武器の一つ。凄まじい弾数による爆風でのハメ殺しも可能。
熟練すればこれほど面白い武器もないので、修練あるのみ。

●スプレッドランチャー(SPL)系統
強襲兵装のグレネードランチャー系統の亜種。拡散弾を投射する。面制圧能力に優れる。
癖のある弾道さえ慣れてしまえば、高火力を遠距離に打ち込む即応性の高い武器として運用可能。
「強化型グレネードランチャーを三発同時に叩き込む」頭のおかしい武器「SPL-スピキュール」は最終装備候補として人気。

●プラズマカノン系統
サワード系列の広い爆発範囲と遅い弾速を入れ替えたような、荷電ニュードを用いたビームランチャー。弾速の速さから直撃を狙い易い。
無償配布される「プラズマカノン」は手数を重視した削り武器だが、それ以降は一撃必殺を強く意識したモデルが揃う。
爆風範囲が非常に狭くなったが弾速が大幅に向上し、直撃すれば問答無用でブラストを屑鉄にする「プラズマカノン・ネオ」は、サワード・コングに変わるハイエンド装備として愛用されている。

●チャージカノン系統
ボタンを押し続けることで威力が向上する、チャージ可能なプラズマカノン。
重量に対して装弾数や火力が高いが、非チャージの性能はプラズマカノンに大きく劣るため、まともに使いたいなら高速充填チップは必須。
「チャージカノンC」はその圧倒的な装弾数で一時代を築いたが、下方修正後は下火に。
明らかに対ブラスト戦では過剰火力な「チャージカノン・イオ」はネタと実用を両立したロマン武器として人気。
今日から毎日敵を焼こうぜ。

●インパルスカノン系統
「警察だ!(インパルス板倉)」
チャージすると射程が減少する代わりに、威力と爆発半径が大幅に向上するチャージカノンの亜種。
かなりトリッキーな系統。

●PNC系統
ニュードレーザーキャノン。重火力副武器では唯一爆発を伴わない武装。
直線状の敵機やバリアを貫通するが弾速が遅い。「爆風による範囲攻撃を捨てた」リターンには到底見合っていない為、現在ボーダーらによる検証中。


補助装備


●ECMグレネード系統
  • ECMグレネード
  • 試験型ECMグレネード
  • 新型ECMグレネード
  • 改良型ECMグレネード

●性能
当たると操作画面がTVの砂嵐のような状態になる妨害用のジャミング兵器
(効果は敵のみに与える)
直接的な攻撃力は無いが相手の判断力が鈍ったところにサワードを直撃させるといった用途で使うと新たな脅威となる



●インパクトボム系統
  • インパクトボム
  • インパクトボムS

●性能
爆風に当たった敵を吹き飛ばす、重火力の新しい補助武器。威力は無いが、プラント等での混線時に真価を発揮する。

◆パイク系統
ついに実装された杭打ち機(パイルバンカー)
重火初の近接兵装
アルトアイゼンごっこやベルゼルガごっこが出来る
ただしクソ重い
ver2.7で軽量化を果たした
詳しくはこちらへ↓
近接武器(BORDER_BREAK)


特別兵装


知りたければ、すまないが
特別装備(BORDER_BREAK)
へ行ってくれ。



ツイキ シュウセイノエンゴ オネガイシマス

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