のはらリン

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のはらリン - (2018/12/27 (木) 08:27:27) の編集履歴(バックアップ)


登録日:2012/09/06(木) 02:27:58
更新日:2024/04/15 Mon 17:56:32
所要時間:約 4 分で読めます





漫画『NARUTO』の登場人物。

◆もくじ

◆プロフィール

誕生日:11月15日
星座:さそり座
血液型:A型
年齢:13歳
好きな食べ物:苺
嫌いな食べ物:佃煮
得意な術:医療忍術
好きな言葉:友愛
趣味:貝殻集め
CV:寺田はるひ

◆概要

木ノ葉隠れの里に所属するくノ一。
後に四代目火影に就任する波風ミナトが率いるミナト班に所属しており、チームメイトははたけカカシうちはオビト
チームの紅一点であり、他のメンバーをサポートする医療忍者。
普段は「やめなよォう」などと少々間延びした話し方をする。
だが、か弱い印象とは裏腹に忍としての意志は強い。

本編では既に故人のため出番は少ないが、カカシやオビトといった作中の主要登場人物と関係があるせいか死後もその影響は大きい。
カカシは彼女を殺害したことで万華鏡写輪眼に開眼しており、オビトがうちはマダラとして「月の眼計画」に加担するきっかけとなったのが、彼女の死であった。

◆人物

優しい性格で、よくカカシとオビトが喧嘩した際に2人を宥めたり、班員の怪我を医療忍術で治療したりしていた。
オビトの無茶を諌めたり火影になるという夢を熱心に応援するなど、彼の精神的な支えとして大きい存在だった。

オビトに好意を寄せられていたが本人はカカシに好意を抱いており、チーム内で三角関係となっている。
カカシが上忍に昇格した際にはプレゼントとしてお守りを縫い付けた「個人用特別医療パック」を贈っている。

また、彼女は忍一族の出身ではなく両親が忍だったわけでもない民間から忍となった作中では稀有な存在であり、戦場で傷つく忍を救うために医療忍者を目指したという経緯が後に明らかとなった。

気が強く男勝りな女性の多い作中において数少ない癒し系キャラクターとされており、
心優しく献身的で仲間思いな人格と、その美少女っぷりがあいまってファンからは女神、大聖母、天使などと呼ばれているという。

◆能力

作中でも登場シーンが少なく、直接の戦闘シーンもないため戦闘能力は不明。
チーム唯一の医療忍者であるため積極的に前線に出るべきではないため当然と言える。
さらわれるシーンが多いが、これはリン自身の守備能力の低さもあるが、それ以上に医療忍者を守るのは隊の鉄則であり、カカシやオビトの未熟さ故。
むしろ当時13歳という年齢で医療忍術を会得していたことや、仲間の死を目の前にして的確に写輪眼を移植する胆力など年齢に比して優秀。
これは当時は戦争が頻発していたため、戦場慣れしていたことも影響しているのだろう。

◆作中の活躍

はたけカカシの少年時代を描いた「カカシ外伝~戦場のボーイズライフ~」にて、カカシと同じ班の医療忍者として登場。
第三次忍界大戦時、カカシが上忍になったことと木の葉の戦力不足が理由で担当上忍である波風ミナトとは別行動をとり、カカシを隊長とした三人一組(スリーマンセル)で敵である岩隠れの補給線を絶つ任務にあたるが、奇襲を受けさらわれてしまう。

このときカカシはリンを見捨てて任務の遂行を優先するが、オビトの仲間を想う気持ちに押され、二人でリンの救出に向かう。

神無毘橋の戦いでは、岩隠れの忍者に攫われ洞窟内で幻術で尋問を受けていたが、カカシとオビトの手によって助けられた。
しかし脱出の際に敵の忍術によってカカシをかばったオビトが岩の下敷きになってしまい、瀕死の重傷を負ってしまう。
自身の死を悟ったオビトの「自身の写輪眼を上忍昇格のプレゼントとしてカカシに与えたい」という願いを聞き入れ、彼の左目をカカシに移植した。

「神無毘橋の戦い」の後は、オビトを闇堕ちさせて自身の駒にする為に動いていたマダラの策略によって霧隠れの忍に攫われるが、オビトと「リンを守る」と約束したカカシに助けられる。
しかし、これは霧隠れの策略であり、この時すでにリンは三尾の人柱力とされており、心臓に操り人形となる呪印札を植え付けられて、木の葉についたとき体内の三尾を暴走させる予定であった。
それを知っていたリンはカカシに自分を殺すように促すが、カカシはオビトとの約束を守るため、そして仲間を守るためリンを殺さずに済む方法を探すと言うが、追ってきた(ふりをしていた)霧隠れの忍にカカシが放った千鳥に自ら飛び込み亡くなった。

実は生きていたオビトはこの光景を一部始終目撃しており、大好きだったリンの死とそれを強いる忍の世界に絶望し、後に戦争を引き起こすきっかけとなってしまった。



















以下ネタバレ








第四次忍界大戦の終盤、うちはマダラに反旗を翻してカカシたちと共闘する道を選び、死闘の果てに力尽きて浄土へと向かうオビトの前に、生前の姿で登場。
どうやら第三次忍界大戦で死去した後、浄土には行かずにオビトをずっと現世と浄土の狭間で見守り続けていたようで、
自分の過ちを後悔するオビトにその心情を慮る優しい言葉をかけ、一緒に浄土に行こうと手を差し伸べたが、
まだ現世で奮闘するカカシに最期の力添えをしようとするオビトの意思を聞き、その変わらない優しさと仲の良さに笑顔を浮かべ、「ここで待ってる」とオビトを見送った。

その後は登場していないが、ナルトたちと共に無事平和を取り戻したカカシに別れを告げて去ったオビトと共に浄土に向かったと思われる。




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